(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022096665
(43)【公開日】2022-06-30
(54)【発明の名称】自転車におけるハンドル端部折り曲げ式ワイヤー牽引ブレーキ装置
(51)【国際特許分類】
B60T 7/08 20060101AFI20220623BHJP
B62L 3/02 20060101ALI20220623BHJP
【FI】
B60T7/08 Z
B62L3/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020179243
(22)【出願日】2020-12-11
(71)【出願人】
【識別番号】520418798
【氏名又は名称】北川 功
(72)【発明者】
【氏名】北川 功
【テーマコード(参考)】
3D124
【Fターム(参考)】
3D124AA13
3D124BB01
3D124BB18
3D124CC01
3D124DD29
(57)【要約】 (修正有)
【課題】自転車ハンドルバーのグリップエンドを1部折り曲げる構造にし、ブレーキワイヤーを索引し、強い力を要することなく、ブレーキを瞬時にかける事が出来る、操作が容易で安全なブレーキ装置を提供する。
【解決手段】制動時にグリップ1を折り曲げることによりワイヤー6を引くことができワイヤー6の先端に装着されたブレーキを作動させることができる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自転車の左右ハンドルバーのグリップエンドを1部折り曲げることにより隙間を生じさせ、ブレーキワイヤーを牽引して、ブレーキを作動させることを特徴とする自転車用ブレーキワイヤー索引装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は自転車ハンドルバーのグリップエンドを1部折り曲げる構造にし、ブレーキワイヤーを索引し、強い力を要することなく、ブレーキを瞬時にかける事が出来る、操作が容易で安全なブレーキ装置。
【背景技術】
【0002】
従来の自転車のブレーキ装置において、ハンドルバーの先端に付けられたレバーを握るタイプのブレーキは、操作が容易で安全にブレーキを掛けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の自転車ブレーキレバーを握るタイプのブレーキでは、ブレーキレバーを握る指の握力によってレバーをグリップ側に引きブレーキを作動させる必要がある。その為、指に力が入りにくい小さな子供や、お年寄りはブレーキをかけるのに多大な握力を必要とし、かつ、制動時にハンドルから指を離しブレーキレバーに手をかけその後レバーを引くので、ブレーキが利き始めるまでに時間がかかり、自転車の制動まで空走距離が長くなってしまう。また、生まれついての障害または後天的な事故等により指の欠損等の障害がある人が現在一般的なレバー付きの自転車のブレーキをかけることが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、本考案は自転車の左右ハンドルバーのグリップエンドの1部を折り曲げることにより、ブレーキワイヤーを牽引して、強い力を要することなく、簡単にブレーキを作動させることができる。
【発明の効果】
【0006】
本考案は自転車に従来のブレーキレバーがない為、ブレーキの必要性を感じた走行者が、ブレーキを掛ける時にハンドルから一瞬指を離しブレーキレバーを握る必要がなく、自転車の空走距離が短縮され制動停止するまでの時間が、従来のレーバー付きブレーキ装置よりも格段に短縮することができる。また、生まれついての障害または後天的な事故等により指の欠損、または、腕の一部を欠損した人間でも、マジックテープ等でハンドグリップに腕または義手の先端を固定しハンドル操作を行い、かつ、ブレーキをかけることが出来き、障害がある人が健常者と同じように自転車を使用することができる。また、ブレーキ操作部にカバーをかけることによりブレーキ装置の可動部分を雨から守り、錆を防ぎ装置の消耗を遅らせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本考案のバーハンドルを前から見た図である。
【
図2】本考案のエンドグリップを折り曲げてワイヤーを引きブレーキを作動させた図である。
【
図3】本考案の
図2の拡大したものであり、本考案の原理を示す一番重要な図である。
【
図4】本考案のワイヤーをハンドルバー内に収めた場合の参考図である。
【
図5】本考案のワイヤーをハンドルバー内に収めた場合の断面参考図である。
【
図6】本考案のワイヤーをハンドルバー内に収めた場合の断面部品の参考図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
自転車走行中に制動の必要性を感じた運転者が握っているハンドルバーを折り曲げることにより、自転車の制動を可能にする。
ハンドルバー本体▲2▼とハンドルバーのグリップエンド▲1▼は蝶番▲4▼にてつながり、かつ、ハンドルバー本体▲2▼とハンドルバーのグリップエンド▲1▼の間には、ハンドル本体▲2▼にブレーキワイヤー外周の受け部▲7▼とハンドルバーのグリップエンド▲1▼にはブレーキワイヤーエンド受け部▲8▼が装着され、ブレーキワイヤー▲5▼が連結されている。ハンドルバーのグリップエンド▲1▼を折り曲げることにより、ハンドル本体▲2▼とハンドルバーのグリップエンド▲1▼の間に隙間が生じ、その隙間を作ることによりブレーキワイヤーで引くことが出来る。
ハンドル本体の形状はドロップハンドル、ランドバータイプ他、どのようなタイプにも適応可能である。
通常ブレーキワイヤー本体▲5▼が無ければ折れた状態になる。しかし、本考案のハンドルバーのグリップエンド▲1▼は上部をブレーキ本体のばねが作動するため、ブレーキワイヤー本体▲5▼がブレーキ本体のばねによって引かれ、ハンドルバー本体▲2▼とハンドルバーのグリップエンド▲1▼は常時直線を形成する。
また、万一、ブレーキワイヤー▲5▼に伸びが生じた場合ハンドルバーのグリップエンド▲1▼がワイヤーが伸びた分だけ垂れ下がりワイヤーの伸びを発見することが出来る。
本考案の作動部には突起物も多く、素手で触ることになるが、カバーをつけることもできる。また、本考案の構造物を全てハンドルバー本体▲2▼とハンドルバーのグリップエンド▲1▼の中に収め、シリコンゴム、プラスチック等、様々な材質で、カバーすることにより雨から動作部分を隠すことができ、ワイヤーの錆付きまた指詰め防止に貢献することが出来る。
【符号の説明】
【0009】
▲1▼ ハンドルバーのグリップエンド
▲2▼ ハンドルバー本体
▲3▼ ハンドル中心軸(ステム)
▲4▼ 蝶番
▲5▼ ブレーキワイヤー本体
▲6▼ ブレーキワイヤー芯エンド
▲7▼ ブレーキワイヤー外周の受け部
▲8▼ ブレーキワイヤーエンド受け部
▲9▼ ブレーキワイヤー被覆部
▲10▼ カバー
▲11▼ 変速機等の操作装置
a1 本考案の操作時のグリップエンドの曲がる方向を示す。
b1 ワイヤーの引かれる方向を表す矢印。