(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022096716
(43)【公開日】2022-06-30
(54)【発明の名称】不揮発性半導体記憶装置
(51)【国際特許分類】
H01L 27/11582 20170101AFI20220623BHJP
H01L 27/11575 20170101ALI20220623BHJP
H01L 21/336 20060101ALI20220623BHJP
H01L 21/768 20060101ALI20220623BHJP
【FI】
H01L27/11582
H01L27/11575
H01L29/78 371
H01L21/90 J
H01L21/90 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020209831
(22)【出願日】2020-12-18
(71)【出願人】
【識別番号】318010018
【氏名又は名称】キオクシア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】特許業務法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】福岡 加奈江
(72)【発明者】
【氏名】蜂須賀 彩羽
【テーマコード(参考)】
5F033
5F083
5F101
【Fターム(参考)】
5F033KK19
5F033NN01
5F033QQ09
5F033QQ13
5F033QQ25
5F033QQ31
5F033QQ48
5F033RR04
5F033RR06
5F033VV16
5F083EP18
5F083EP22
5F083EP33
5F083EP34
5F083EP76
5F083GA10
5F083JA39
5F083LA21
5F083MA06
5F083MA16
5F083PR03
5F083PR06
5F101BA45
5F101BB02
5F101BD16
5F101BD22
5F101BD30
5F101BD34
5F101BH14
(57)【要約】
【課題】 コンタクトを的確に形成することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、複数の第1の導電層21aが第1の方向に互いに離間して積層され、階段状の第1の端部E1を有する第1の積層部分20aと、第1の積層部分の上層側に設けられ、複数の第2の導電層21bが第1の方向に互いに離間して積層され、階段状の第2の端部E2を有する第2の積層部分20bとを含む積層体20と、それぞれが積層体内を第1の方向に延伸する半導体層を含む複数のピラー構造と、第1の端部の少なくとも一部を覆う第1のストッパー絶縁層41と、第2の端部を覆うカバー部分51aと、カバー部分から延伸する延伸部分51bとを含む第2のストッパー絶縁層51と、第2のストッパー絶縁層の延伸部分を貫通し、対応する第1の導電層に接続された第1のコンタクト60dとを備える。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の第1の導電層が第1の方向に互いに離間して積層され、階段状の第1の端部を有する第1の積層部分と、前記第1の積層部分の上層側に設けられ、複数の第2の導電層が前記第1の方向に互いに離間して積層され、階段状の第2の端部を有する第2の積層部分と、を含む積層体と、
それぞれが前記積層体内を前記第1の方向に延伸する半導体層を含む複数のピラー構造と、
前記第1の端部の少なくとも一部を覆う第1のストッパー絶縁層と、
前記第2の端部を覆うカバー部分と、前記カバー部分から延伸する延伸部分とを含む第2のストッパー絶縁層と、
前記第2のストッパー絶縁層の前記延伸部分を貫通し、対応する前記第1の導電層に接続された第1のコンタクトと、
を備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
【請求項2】
前記第1のコンタクトは、前記第1のストッパー絶縁層を貫通せずに前記対応する第1の導電層に接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1のコンタクトは、前記第1のストッパー絶縁層を貫通して前記対応する第1の導電層に接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第2のストッパー絶縁層を覆い、前記第2のストッパー絶縁層の材料とは異なる材料で形成された層間絶縁層をさらに備え、
前記第1のコンタクトは、前記層間絶縁層を貫通している
ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第2のストッパー絶縁層を貫通せずに、前記第1のストッパー絶縁層を貫通して対応する前記第1の導電層に接続された第2のコンタクトをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、不揮発性半導体記憶装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複数のメモリセルが垂直方向に積層された3次元型の不揮発性メモリでは、積層数が増加するにしたがって、メモリセルから延伸する配線に接続されるコンタクトを的確に形成することが難しくなってくる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンタクトを的確に形成することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、複数の第1の導電層が第1の方向に互いに離間して積層され、階段状の第1の端部を有する第1の積層部分と、前記第1の積層部分の上層側に設けられ、複数の第2の導電層が前記第1の方向に互いに離間して積層され、階段状の第2の端部を有する第2の積層部分と、を含む積層体と、それぞれが前記積層体内を前記第1の方向に延伸する半導体層を含む複数のピラー構造と、前記第1の端部の少なくとも一部を覆う第1のストッパー絶縁層と、前記第2の端部を覆うカバー部分と、前記カバー部分から延伸する延伸部分とを含む第2のストッパー絶縁層と、前記第2のストッパー絶縁層の前記延伸部分を貫通し、対応する前記第1の導電層に接続された第1のコンタクトと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体的な配置構成を模式的に示した図である。
【
図2】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリ領域の構成を模式的に示した断面図である。
【
図3】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の階段領域の構成を模式的に示した断面図である。
【
図4】第1の実施形態に係り、メモリ領域に含まれるピラー構造の配置の一例を模式的に示した平面図である。
【
図5A】第1の実施形態に係り、メモリセル部の詳細な構成を模式的に示した断面図である。
【
図5B】第1の実施形態に係り、メモリセル部の詳細な構成を模式的に示した断面図である。
【
図6A】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6B】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6C】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6D】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6E】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6F】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6G】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6H】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6I】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6J】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6K】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6L】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6M】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図6N】第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図7A】第1の実施形態に係り、コンタクトホールの形成方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図7B】第1の実施形態に係り、コンタクトホールの形成方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図7C】第1の実施形態に係り、コンタクトホールの形成方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図8】第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の階段領域の構成を模式的に示した断面図である。
【
図9A】第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図9B】第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図9C】第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図9D】第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図10A】第2の実施形態に係り、コンタクトホールの形成方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図10B】第2の実施形態に係り、コンタクトホールの形成方法の一部を模式的に示した断面図である。
【
図10C】第2の実施形態に係り、コンタクトホールの形成方法の一部を模式的に示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
【0008】
(実施形態1)
図1は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体的な配置構成を模式的に示した図である。なお、
図1及び
図1以降の図に示されたX方向、Y方向及びZ方向は互いに交差する方向である。より具体的には、X方向、Y方向及びZ方向は互いに垂直な方向である。
【0009】
図1に示すように、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリ領域100、階段領域200及び周辺回路領域300を含んでおり、これらのメモリ領域100、階段領域200及び周辺回路領域300は、同一の半導体基板上に配置されている。
【0010】
メモリ領域100には、3次元構造を有するNAND型の不揮発性メモリセルアレイが設けられている。具体的には、半導体基板の主面に対して垂直な方向(Z方向、第1の方向)に配列された複数のメモリセル及び複数の選択トランジスタによってNANDストリングが構成されており、複数のNANDストリングがXY平面(Z方向に対して垂直な平面)に平行にアレイ状に配置されている。
【0011】
階段領域200は、メモリ領域100に隣接して設けられている。後述するように、階段領域200の端部には、メモリ領域100に信号を供給するための複数のコンタクトが接続されている。
【0012】
周辺回路領域300には、メモリ領域100に設けられたメモリセルアレイに対する周辺回路が設けられている。
【0013】
図2及び
図3はそれぞれ、メモリ領域100及び階段領域200の構成を模式的に示した断面図であり、XZ平面に対して平行な方向の断面を示している。
【0014】
メモリ領域100及び階段領域200では、半導体基板10上に積層体20が設けられている。この積層体20は、メモリ領域100及び階段領域200間で連続的に設けられている。
【0015】
積層体20は、第1の積層部分20aと、第1の積層部分20aの上層側に設けられた第2の積層部分20bと、第1の積層部分20aと第2の積層部分20bとの間に設けられた中間部分20cとを含んでいる。
【0016】
第1の積層部分20aは、複数の第1の導電層21aがZ方向に互いに離間して積層された構造を有し、第2の積層部分20bは、複数の第2の導電層21bがZ方向に互いに離間して積層された構造を有している。具体的には、第1の積層部分20aは、複数の第1の導電層21aと複数の第1の絶縁層22aとがZ方向に交互に積層された構造を有しており、第2の積層部分20bは、複数の第2の導電層21bと複数の第2の絶縁層22bとがZ方向に交互に積層された構造を有している。なお、以後の説明おいて、第1の導電層21a及び第2の導電層21bを単に導電層21と呼ぶこともあり、第1の絶縁層22a及び第2の絶縁層22bを単に絶縁層22と呼ぶこともある。
【0017】
第1の積層部分20aは、複数のステップによって規定される階段状の第1の端部E1を有し、第2の積層部分20bは、複数のステップによって規定される階段状の第2の端部E2を有している。1つのステップは、Z方向に対して略平行な立ち上がり部と、立ち上がり部の上端からXY平面に対して略平行に延伸するテラス部(テラス面)とによって規定されている。各ステップは、1つの導電層21と1つの絶縁層22とによって構成されている。本明細書では、テラス部(テラス面)が向いた方向を上方向と規定する。
【0018】
導電層21はワード線又は選択ゲート線として機能するものであり、絶縁層22は導電層21間を離間及び絶縁するものである。導電層21はタングステン(W)等の金属材料で形成されており、絶縁層22はシリコン酸化物等の絶縁材料で形成されている。
【0019】
中間部分20cは、下層部分20c1及び上層部分20c2を含み、中間絶縁層で形成されている。具体的には、中間絶縁層はシリコン酸化物で形成されており、中間絶縁層の厚さは第1の絶縁層22aの厚さ及び第2の絶縁層22bの厚さよりも厚い。
【0020】
メモリ領域100には、それぞれが積層体20内をZ方向に延伸する半導体層を含む複数のピラー構造30が設けられている。
【0021】
ピラー構造30は、第1のピラー部分30aと、第2のピラー部分30bと、第1のピラー部分30aと第2のピラー部分30bとの間に介在する中間ピラー部分30cとを含んでいる。第1のピラー部分30aは第1の積層部分20aで囲まれ、第2のピラー部分30bは第2の積層部分20bで囲まれ、中間ピラー部分30cは中間部分20cで囲まれている。
【0022】
ピラー構造30とピラー構造30を囲む複数の導電層21とによってNANDストリングが構成される。NANDストリングは、直列接続された複数のメモリセルと、複数のメモリセルの上層側に設けられ且つ複数のメモリセルに対して直列に接続された上部選択トランジスタ(ドレイン側選択トランジスタ)と、複数のメモリセルの下層側に設けられ且つ複数のメモリセルに対して直列に接続された下部選択トランジスタ(ソース側選択トランジスタ)とを含んでいる。
【0023】
図4は、メモリ領域100に含まれるピラー構造30の配置の一例を模式的に示した平面図である。
図4に示すように、XY平面に対して平行に複数のピラー構造30が配列されており、各ピラー構造30は積層体20で囲まれている。
【0024】
図5A及び
図5Bはそれぞれ、導電層21とピラー構造30とによって構成されるメモリセル部の詳細な構成を模式的に示した断面図である。
図5AはZ方向に対して平行な方向の断面図であり、
図5BはZ方向に対して垂直な方向の断面図である。
【0025】
メモリセル部では、ピラー構造30は、半導体層31、トンネル絶縁層32、電荷蓄積層33、ブロック絶縁層34及びコア絶縁層35を含んでいる。半導体層31、トンネル絶縁層32、電荷蓄積層33及びブロック絶縁層34はいずれも円筒状の形状を有しており、コア絶縁層35は円柱状の形状を有している。より具体的には、半導体層31がコア絶縁層35の側面を囲み、トンネル絶縁層32が半導体層31の側面を囲み、電荷蓄積層33がトンネル絶縁層32の側面を囲み、ブロック絶縁層34が電荷蓄積層33の側面を囲んでいる。例えば、半導体層31はシリコンで形成され、トンネル絶縁層32はシリコン酸化物で形成され、電荷蓄積層33はシリコン窒化物で形成され、ブロック絶縁層34はシリコン酸化物で形成され、コア絶縁層35はシリコン酸化物で形成されている。
【0026】
ピラー構造30を囲む導電層21がゲート電極として機能し、導電層21のゲート電極として機能する部分及びピラー構造30の導電層21で囲まれた部分によってメモリセル構成される。
【0027】
なお、選択トランジスタ部の構成も、
図5A及び
図5Bに示したメモリセル部の構成と同様である。選択トランジスタ部では、トンネル絶縁層32、電荷蓄積層33及びブロック絶縁層34がゲート絶縁層として機能する。
【0028】
図3に示した階段領域200では、すでに述べたように、積層体20の第1の積層部分20a及び第2の積層部分20bはそれぞれ、第1の端部E1及び第2の端部E2を有している。
【0029】
第1の端部E1の一部は、第1のストッパー絶縁層41によって覆われている。言い換えると、第1のストッパー絶縁層41は第1の端部E1の一部に沿って設けられている。第1のストッパー絶縁層41は、後述するコンタクトホールを形成する際のエッチングストッパーとして機能するものであり、シリコン窒化物で形成されている。
【0030】
第1のストッパー絶縁層41の下には、第1の下層絶縁層42が設けられている。すなわち、第1のストッパー絶縁層41と第1の積層部分20aとの間に、第1の下層絶縁層42が設けられている。
図3に示した例では、第1の下層絶縁層42は、第1のストッパー絶縁層41の下に位置する部分から延伸した部分を含んでいる。第1の下層絶縁層42は、第1のストッパー絶縁層41の材料とは異なる材料で形成されている。具体的には、第1の下層絶縁層42はシリコン酸化物で形成されている。
【0031】
第1のストッパー絶縁層41は、第1の層間絶縁層43で覆われている。第1の層間絶縁層43は、第1のストッパー絶縁層41の材料とは異なる材料で形成されている。具体的には、第1の層間絶縁層43はシリコン酸化物で形成されている。
【0032】
第2の積層部分20bの第2の端部E2は、第2のストッパー絶縁層51によって覆われている。言い換えると、第2のストッパー絶縁層51は第2の端部E2に沿って設けられている。この第2のストッパー絶縁層51は、第2の端部E2を覆うカバー部分51aと、カバー部分51aから延伸する延伸部分51bとを含んでいる。すなわち、第2のストッパー絶縁層51は、第1の端部E1の上方へ延伸する延伸部分51bを含んでいる。第2のストッパー絶縁層51は、後述するコンタクトホールを形成する際のエッチングストッパーとして機能するものであり、シリコン窒化物で形成されている。
【0033】
第2のストッパー絶縁層51の下には、第2の下層絶縁層52が設けられている。すなわち、第2のストッパー絶縁層51と第2の積層部分20bとの間に、第2の下層絶縁層52が設けられている。
図3に示した例では、第2の下層絶縁層52は、第2のストッパー絶縁層51の下に位置する部分から延伸した部分も含んでいる。第2の下層絶縁層52は、第2のストッパー絶縁層51の材料とは異なる材料で形成されている。具体的には、第2の下層絶縁層52はシリコン酸化物で形成されている。
【0034】
第2のストッパー絶縁層51は、第2の層間絶縁層53で覆われている。第2の層間絶縁層53は、第2のストッパー絶縁層51の材料とは異なる材料で形成されている。具体的には、第2の層間絶縁層53はシリコン酸化物で形成されている。
【0035】
第1の積層部分20aの端部E1において、第1の導電層21aにはコンタクト60a~60dが接続されている。また、第2の積層部分20bの端部E2において、第2の導電層21bにはコンタクト60e~60gが接続されている。
【0036】
具体的には、コンタクト(第2のコンタクト)60a及び60bのそれぞれは、第2の層間絶縁層53、第2の下層絶縁層52、積層体20の中間部分(中間絶縁層)20c、第1の層間絶縁層43、第1のストッパー絶縁層41及び第1の下層絶縁層42を貫通して、対応する第1の導電層21aに接続されている。
【0037】
コンタクト(第1のコンタクト)60c及び60dのそれぞれは、第2の層間絶縁層53、第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51b、第2の下層絶縁層52、積層体20の中間部分(中間絶縁層)20c、第1の層間絶縁層43及び第1の下層絶縁層42を貫通して、対応する第1の導電層21aに接続されている。
【0038】
コンタクト(第3のコンタクト)60e、60f及び60gのそれぞれは、第2の層間絶縁層53、第2のストッパー絶縁層51及び第2の下層絶縁層52を貫通して、対応する第2の導電層21bに接続されている。
【0039】
上述したことからわかるように、本実施形態では、第1の導電層21aに接続されるコンタクト60a~60dのうち、コンタクト60a及び60bは、第2のストッパー絶縁層51を貫通せずに且つ第1のストッパー絶縁層41を貫通して対応する第1の導電層21aに接続されている。コンタクト60c及び60dは、第2のストッパー絶縁層51を貫通し且つ第1のストッパー絶縁層41を貫通せずに対応する第1の導電層21aに接続されている。コンタクト60dは、第1の積層部分20aの最上層の第1の導電層21aに接続され、コンタクト60cは、第1の積層部分20aの最上層から2番目の第1の導電層21aに接続されている。
【0040】
また、階段領域200には、積層体20等を貫通する複数のサポート構造70が設けられている。このサポート構造70は、後述するリプレースプロセスにおいてサポート機能を果たすものである。
【0041】
次に、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明する。
【0042】
図6A~
図6Nは、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した断面図である。
【0043】
まず、
図6Aに示すように、半導体基板10上に積層膜81を形成し、積層膜81上にシリコン酸化物層82を形成し、シリコン酸化物層82上にシリコン窒化物層83を形成する。積層膜81は、複数の絶縁層22aと複数の犠牲層23aとがZ方向に交互に積層された構造を有している。絶縁層22aはシリコン酸化物で形成され、犠牲層23aはシリコン窒化物で形成される。続いて、積層膜81、シリコン酸化物層82及びシリコン窒化物層83をパターニングして、階段状の構造を形成する。
【0044】
次に、
図6Bに示すように、
図6Aの工程で得られた構造を覆うように、第1の下層絶縁層42としてシリコン酸化物層を形成し、さらに第1のストッパー絶縁層41としてシリコン窒化物層を形成する。
【0045】
次に、
図6Cに示すように、RIE(reactive ion etching)によって第1のストッパー絶縁層41をパターニングする。
【0046】
次に、
図6Dに示すように、
図6Cの工程で得られた構造を覆うように、第1の層間絶縁層43としてシリコン酸化物層を形成する。
【0047】
次に、
図6Eに示すように、CMP(chemical mechanical polishing)及びエッチバックによって平坦化処理を行う。この平坦化処理によって、シリコン窒化物層83は除去され、第1の層間絶縁層43の厚さ及びシリコン酸化物層82の厚さは減少する。
【0048】
次に、
図6Fに示すように、
図6Eの工程で得られた構造を覆うように、シリコン酸化物層84を形成する。
【0049】
次に、
図6Gに示すように、
図6Fの工程で得られた構造に複数の穴を形成し、これらの穴を所定材料で埋めて複数の所定材料層パターン85を形成する。
【0050】
次に、
図6Hに示すように、
図6Gの工程で得られた構造上に積層膜86を形成する。積層膜86は、複数の絶縁層22bと複数の犠牲層23bとがZ方向に交互に積層された構造を有している。絶縁層22bはシリコン酸化物で形成され、犠牲層23bはシリコン窒化物で形成される。続いて、この積層膜86をパターニングして階段状の構造を形成する。
【0051】
次に、
図6Iに示すように、
図6Hの工程で得られた構造を覆うように、第2の下層絶縁層52としてシリコン酸化物層を形成し、さらに第2のストッパー絶縁層51としてシリコン窒化物層を形成する。
【0052】
次に、
図6Jに示すように、RIEによって第2のストッパー絶縁層51をパターニングする。
【0053】
次に、
図6Kに示すように、
図6Jの工程で得られた構造を覆うように、第2の層間絶縁層53としてシリコン酸化物層を形成する。
【0054】
次に、
図6Lに示すように、
図6Kの工程で得られた構造に複数の穴を形成する。具体的には、複数の所定材料層パターン85に達する予備的な複数の穴を形成し、さらに所定材料層を除去することで第2の層間絶縁層53の上面から半導体基板10の上面に達する複数の穴を形成する。さらに、これらの複数の穴をシリコン酸化物で埋めることで、複数のサポート構造70が形成される。
【0055】
次に、
図6Mに示すように、リプレースプロセスを行う。具体的には、まず
図6Lの工程で得られた構造にスリットパターン(不図示)を形成し、スリットパターンを介した選択的なエッチングによって第1の犠牲層23a及び第2の犠牲層23bを除去して、複数の空隙を形成する。このとき、サポート構造70によって第1の絶縁層22a及び第2の絶縁層22bをサポートすることができる。続いて、スリットパターンを介してタングステン(W)等の金属材料で空隙を埋めることで、第1の導電層21a及び第2の導電層21bが形成される。このようにして、第1の積層部分20a、第2の積層部分20b及び中間部分20cを含む積層体20が形成される。この後、スリットパターンは絶縁材料又は絶縁材料と導電材料の積層構造により埋め込まれる。
【0056】
次に、
図6Nに示すように、RIEにより、
図6Mの工程で得られた構造に複数のコンタクトホール61a~61gを形成する。
【0057】
図7A~
図7Cは、コンタクトホール61a~61gの形成方法を模式的に示した断面図である。なお、
図7A~
図7Cでは、コンタクトホール61b及び61cについてのみ図示している。
【0058】
まず、
図7Aに示すように、第1のストッパー絶縁層41の途中及び第2のストッパー絶縁層51の途中までコンタクトホール61b1及び61c1を形成する。
【0059】
続いて、
図7Bに示すように、第1の下層絶縁層42の途中及び第2の下層絶縁層52の途中までコンタクトホール61b2及び61c2を形成する。
【0060】
その後、
図7Cに示すように、第1の導電層21aに到達するようにコンタクトホール61b及び61cを形成する。これにより、
図6Nに示すように、コンタクトホール61a~61gが形成される。
【0061】
図6Nの工程の後、コンタクトホール61a~61gを金属材料で埋めることで、
図3に示すようなコンタクト60a~60gが形成される。
【0062】
以上のように、本実施形態では、第2のストッパー絶縁層51が延伸部分51bを含んでおり、第1の導電層21aに接続されるコンタクト60a~60dのうちコンタクト60c及び60dは、第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51bを貫通して対応する第1の導電層21aに接続されている。このような構成により、本実施形態では、以下に述べるように、コンタクト60a~60gを的確に形成することが可能となる。
【0063】
図3からもわかるように、コンタクト60a~60gの高さには大きな違いがある。そのため、コンタクトホール61a~61gの深さにも大きな違いがある。このような深さの大きく異なるコンタクトホール61a~61gを共通のエッチング工程で形成するために、エッチングストッパーとして機能する第1のストッパー絶縁層41及び第2のストッパー絶縁層51が設けられる。しかしながら、このような第1のストッパー絶縁層41及び第2のストッパー絶縁層51を設けていても、深さの大きく異なるコンタクトホール61a~61gを共通のエッチング工程で形成することは容易ではない。
【0064】
仮に、第2のストッパー絶縁層51が延伸部分51bを有していないとすると、例えば、第1のストッパー絶縁層41を延伸させて、コンタクトホール61c及び61dが第1のストッパー絶縁層41を貫通するような構成が採用され得る。ところが、このような構成を用いた場合、第1のストッパー絶縁層41が薄くなり、エッチングストッパーとしての機能を十分に果たせなくなるおそれがある。
【0065】
具体的には、上述したような構成を採用した場合には、
図6Eの工程でエッチバック処理を行う際に、第1のストッパー絶縁層41の最も上層側に位置する部分(第1の積層部分20aの最上段のステップのテラス上に位置する部分)もエッチングされ、この部分で第1のストッパー絶縁層41の厚さが減少する。そのため、
図6Nの工程でコンタクトホール61a~61gを形成する際に、第1のストッパー絶縁層41が十分にエッチングストッパーとしての機能を果たすことができず、コンタクトホール61dが対応する第1の導電層21aを突き抜け、下層側の第1の導電層21aにまで到達するおそれがある。その結果、コンタクト60dが対応する第1の導電層21aよりも下層側の第1の導電層21aに到達するおそれがある。
【0066】
本実施形態では、第1のストッパー絶縁層41が第1の積層部分20aの最上段のステップまで延伸していないため、
図6Eのエッチバック処理の際に、第1のストッパー絶縁層41がエッチングされることはなく、第1のストッパー絶縁層41の厚さが減少することはない。本実施形態では、第2のストッパー絶縁層51が延伸部分51bを有しているため、コンタクトホール61c及び61dに対して、第1のストッパー絶縁層41の代わりに第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51bがエッチングストッパーとして機能する。この延伸部分51bは、
図6Nの工程でコンタクトホール61c及び61dを形成する際に、十分な厚さを有しており、エッチングストッパーとしての機能を十分に果たすことができる。
【0067】
したがって、本実施形態では、上述したような問題を防止することができ、コンタクトを的確に形成することが可能となる。
【0068】
なお、以上では、第1の導電層21aに接続されるコンタクト60a~60dのうちのコンタクト60c及び60dが、第2のストッパー絶縁層51を貫通し且つ第1のストッパー絶縁層41を貫通せずに対応する第1の導電層21aに接続される場合について説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、第1のストッパー絶縁層41及び第2のストッパー絶縁層51のパターンを変更して、第1の導電層21aに接続されるコンタクト60a~60dのうちのコンタクト60dのみが、第2のストッパー絶縁層51を貫通し且つ第1のストッパー絶縁層41を貫通せずに対応する第1の導電層21aに接続されてもよい。また、第1の積層部分20aにおける上層側の第1の導電層21aに接続される3つ以上のコンタクト60が、第2のストッパー絶縁層51を貫通し且つ第1のストッパー絶縁層41を貫通せずに対応する第1の導電層21aに接続されるように構成してもよい。
【0069】
(実施形態2)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
【0070】
図8は、第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の階段領域200の構成を模式的に示した断面図であり、XZ平面に対して平行な方向の断面を示している。
【0071】
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、第2のストッパー絶縁層51は、第2の端部E2を覆うカバー部分51aと、カバー部分51aから延伸する延伸部分51bとを含んでいる。
【0072】
また、本実施形態では、第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51bの下方に第1のストッパー絶縁層41の一部が存在している。すなわち、Z方向から見て、第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51bは第1のストッパー絶縁層41にオーバーラップしている。そのため、本実施形態では、コンタクト60dが、第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51b及び第1のストッパー絶縁層41を貫通して対応する第1の導電層21aに接続されている。すなわち、コンタクト60dは、第1の積層部分20aの最上層の第1の導電層21aに接続されている。
【0073】
また、本実施形態では、第1のストッパー絶縁層41の最も上層側に位置する部分(第1の積層部分20aの最上段のステップのテラス上に位置する部分)で第1のストッパー絶縁層41の厚さが減少している。
【0074】
次に、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を、
図9A~
図9Dを参照して説明する。基本的な製造方法は、上述した第1の実施形態の製造方法と同様であり、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
【0075】
第1の実施形態の
図6A及び
図6Bの工程と同様の工程を行った後、
図9Aに示すように、第1の実施形態の
図6Cの工程と同様の工程によって、第1のストッパー絶縁層41をパターニングする。ただし、本実施形態の第1のストッパー絶縁層41のパターンは、第1の実施形態の第1のストッパー絶縁層41のパターンとは異なっている。
【0076】
次に、
図9Bに示すように、第1の実施形態の
図6Dの工程と同様の工程によって、第1の層間絶縁層43を形成する。
【0077】
次に、
図9Cに示すように、第1の実施形態の
図6Eの工程と同様の工程によって平坦化処理を行う。この平坦化処理によって、シリコン窒化物層83は除去され、第1のストッパー絶縁層41の厚さ、第1の層間絶縁層43の厚さ及びシリコン酸化物層82の厚さは減少する。
【0078】
次に、第1の実施形態の
図6F~
図6Mの工程と同様の工程を行った後、
図9Dに示すように、第1の実施形態の
図6Nの工程と同様の工程によってコンタクトホール61a~61gを形成する。ただし、本実施形態の第2のストッパー絶縁層51のパターンは、第1の実施形態の第2のストッパー絶縁層51のパターンとは異なっている。すなわち、第1の端部E1の上方へ延伸する第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51bは、第1の導電層21aに対応して設けられるコンタクトホール61a~61dのうち、コンタクトホール61cとコンタクトホール61dとが形成される各位置の中間で終端し、コンタクトホール61cが形成される位置上までは延伸していない。
【0079】
図10A~
図10Cは、コンタクトホール61a~61gの形成方法を模式的に示した断面図である。なお、
図10A~
図10Cでは、コンタクトホール61c及び61dについてのみ図示している。
【0080】
まず、
図10Aに示すように、第1のストッパー絶縁層41の途中及び第2のストッパー絶縁層51の途中までコンタクトホール61c1及び61d1を形成する。
【0081】
続いて、
図10Bに示すように、第1の下層絶縁層42の途中及び第2の下層絶縁層52の途中までコンタクトホール61c2及び61d2を形成する。
【0082】
その後、
図10Cに示すように、第1の導電層21aに到達するようにコンタクトホール61c及び61dを形成することで、
図9Dに示すように、コンタクトホール61a~61gが形成される。
【0083】
図9Dの工程の後、コンタクトホール61a~61gを金属材料で埋めることで、
図8に示すようなコンタクト60a~60gが形成される。
【0084】
以上のように、本実施形態でも、第2のストッパー絶縁層51が延伸部分51bを含んでいる。そして、第1の導電層21aに接続されるコンタクト60a~60dのうちコンタクト60dは、第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51b及び第1のストッパー絶縁層41を貫通して対応する第1の導電層21aに接続されている。このような構成により、本実施形態でも、以下に述べるように、コンタクト60a~60gを的確に形成することが可能となる。
【0085】
本実施形態では、
図9Cの工程でエッチバック処理を行う際に、第1のストッパー絶縁層41の最も上層側に位置する部分(第1の積層部分20aの最上段のステップのテラス上に位置する部分)もエッチングされ、この部分で第1のストッパー絶縁層41の厚さが減少する。そのため、第1のストッパー絶縁層41のコンタクト60dが貫通する部分の厚さが薄くなっている。
【0086】
仮に、第2のストッパー絶縁層51が延伸部分51bを有していないとすると、コンタクトホール61dを形成する際に、第1のストッパー絶縁層41の厚さが薄くなっている部分のみをエッチングストッパーとして用いることになり、第1のストッパー絶縁層41がエッチングストッパーとしての機能を十分に果たせなくなるおそれがある。
【0087】
本実施形態では、第2のストッパー絶縁層51が延伸部分51bを有しているため、
図9Dの工程でコンタクトホール61a~61gを形成する際に、この延伸部分51bがエッチングストッパーとしての機能を十分に果たすことになる。また、コンタクトホール61dを形成する際には、第2のストッパー絶縁層51の延伸部分51bに加えてさらに第1のストッパー絶縁層41をエッチングするが、第1のストッパー絶縁層41の厚さが薄くなっているため比較的容易にエッチングすることが可能である。
【0088】
したがって、本実施形態でも、コンタクト60a~60gを的確に形成することが可能である。
【0089】
なお、上述した第1及び第2の実施形態では、
図3及び
図8の断面において各ステップは、1つの導電層21と1つの絶縁層22とによって構成されていたが、各ステップに対して2以上の導電層21と2以上の絶縁層22とが設けられていてもよい。この場合には、例えば、1つの導電層21と1つの絶縁層22とによって構成されるステップを
図3及び
図8のY方向に沿って形成すればよい。また、
図1に示した周辺回路領域300は、メモリ領域100及び階段領域200と半導体基板との間で、Z方向から見て、メモリ領域100及び階段領域200にオーバーラップするように配置されてもよい。
【0090】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0091】
10…半導体基板 20…積層体
20a…第1の積層部分 20b…第2の積層部分 20c…中間部分
21a…第1の導電層 21b…第2の導電層
22a…第1の絶縁層 22b…第2の絶縁層
23a、23b…犠牲層
30…ピラー構造 30a…第1のピラー部分 30b…第2のピラー部分
30c…中間ピラー部分
31…半導体層 32…トンネル絶縁層 33…電荷蓄積層
34…ブロック絶縁層 35…コア絶縁層
41…第1のストッパー絶縁層
42…第1の下層絶縁層 43…第1の層間絶縁層
51…第2のストッパー絶縁層 51a…カバー部分 51b…延伸部分
52…第2の下層絶縁層 53…第2の層間絶縁層
60a~60g…コンタクト 61a~61g…コンタクトホール
70…サポート構造
81…積層膜 82…シリコン酸化物層 83…シリコン窒化物層
84…シリコン酸化物層 85…所定材料層パターン 86…積層膜
100…メモリ領域 200…階段領域 300…周辺回路領域