(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022097339
(43)【公開日】2022-06-30
(54)【発明の名称】挙手してハザードランプを点滅させ謝意を表明する方法
(51)【国際特許分類】
H05B 47/10 20200101AFI20220623BHJP
B60Q 1/50 20060101ALI20220623BHJP
【FI】
H05B47/10
B60Q1/50 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020220034
(22)【出願日】2020-12-20
(71)【出願人】
【識別番号】300039052
【氏名又は名称】岩元 文一
(72)【発明者】
【氏名】岩元 文一
【テーマコード(参考)】
3K273
3K339
【Fターム(参考)】
3K273PA07
3K273QA36
3K273TA15
3K273TA41
3K273TA49
3K339AA24
3K339AA25
3K339AA39
3K339BA12
3K339BA13
3K339BA18
3K339BA22
3K339BA26
3K339BA30
3K339CA12
3K339CA21
3K339EA09
3K339GB01
3K339GB21
3K339HA21
3K339JA04
3K339JA18
3K339JA21
3K339KA11
3K339KA39
3K339MC77
(57)【要約】
【課題】車の進路を譲って貰ったドライバーに手を挙げると同時にハザードランプも点滅して謝意表明する方法を提供する
【解決手段】従来のハザードランプスイッチ回路を主回路と見立て、該回路と並列に組み込んだサンキューハザードランプ点滅スイッチ回路を設け、該スイッチ(6)を運転席の天井部近傍に設置し、手を挙げて該スイッチを操作するようにすれば挙手と同時にハザードランプが点滅して謝意を表明できる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車に既に装備されているハザードランプスイッチ回路を主回路と見立て、該主回路と並列に構成する謝意表明用ハザードランプ(以下サンキューランプと呼称)スイッチ(6)と遅延タイマーとのサンキューランプスイッチ回路において、該サンキューランプスイッチをドライバーが走行中に安定した運転姿勢で手を挙げて操作できる運転席天井部近傍に設置することを特徴とした挙手してハザードランプを点滅させ謝意を表明する方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両走行中に合流地点等で割り込みをさせて頂いたお礼の表現としてハザードランプを点滅させる従来の慣習に加え、手を挙げ謝意表明する車両運転時の謝意方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より公道を走行する自動車には非常時に点滅表示するハザードランプの設置と点滅すべき場面等が道路交通法で定められている。該ハザードランプを点滅さすには、基本的には車両を停止させ該車両のダッシュボードに配置されたオルタネイトタイプのハザードランプスイッチを押すと前後左右4か所のウインカーが一斉に点滅し再度該スイッチを押せば消灯する。 しかしながら、このハザードランプの使い方が、道路交通法の規定以外にもいくつかの場面でドライバーの間に浸透している。
【0003】
例えば、交通量の多い道路で車線変更したい時に割り込ませてもらう時や、脇道から優先道路に進入したい時に進路を譲ってもらった時等に該ドライバーに「ありがとう」の気持ちを表すために進路進入走行時にハザードランプを1~3回点滅させる「サンキューハザード」と呼ばれる合図方法が多くのドライバーに認知されている。
【0004】
または、駐車場等では、車を止めるスペースを見つけた際に該スペースに駐車する意思表示として停車及び後退時にハザードランプを点灯させる合図方法があり、この合図は「リバースハザード」と呼ばれており、ショッピングモール等の駐車場で使われ後続車との追突や接触事故防止に役立っている。
【0005】
更には、高速道路走行時等に自然渋滞や事故渋滞等に遭遇した時は、その車列の最後尾に近づいた時に自運転車両の減速もしくは停車することの意思表示と後続車へ注意を促す為ハザードランプを点滅させる時がある。
【0006】
また、一般的な傾向として、渋滞している道路での運転はドライバーが感じるストレスが高いといえる。その為か追い越しや割込み時の些細なトラブルから大きな事故や事件まで発展したニュースが度々報道される等社会問題となり、近年、あおり運転については法律上も厳罰化され妨害運転罪として新たに規定されるに至っている。
【0007】
この様な事情に照らし合わせてみると、サンキューハザードやリバースハザードをはじめとするハザードランプによる後続車に対する点滅信号は、事故の未然防止やドライバー相互間のトラブル防止といった観点から交通安全や交通マナー向上に一役買っていると考えられ、道路交通法上の規定に抵触するか否かは別問題としてハザードランプを本来の使用目的とは異なる使い方が広く行き渡っている。
【0008】
しかし、国産車におけるハザードランプスイッチ取り付け位置の関係上、走行中に該スイッチを操作するには進行方向から一瞬目を離し該スイッチを操作する必要がある。更にハザードランプスイッチの取り付位置が車種により異なる上に該スイッチが運転席から遠いところに取り付けてある車種では小柄なドライバーにおいては前かがみになって操作しないといけない状態であることから、走行中の該スイッチ操作は危険が伴う。
【0009】
そこで、その危険を回避する手段の技術として、既設のダッシュボードにある該ハザードランプスイッチを使用せず、別途サンキューランプスイッチと称する専用のスイッチをハンドル付近やウインカーレバー等に設けて手元で操作するとか、特殊カメラで手の動きを認識して、サンキューランプスイッチを起動させハザードランプを点滅させる方法や、リヤウインドーに謝意表示文字や人の顔のイラストや手のひらイラスト等のアイコンを表示したり動かしたりして謝意を表明する先行技術もある。
【0010】
このようにサンキューハザードランプ等で謝意表明する為の様々な先行技術が考えられている(特許文献参照)とりわけ、特許文献1に開示された技術では、通常のハザードランプ回路と並列に特殊回路を設け、その操作スイッチをハンドルに設置することで動作切り替えができるように工夫されている。が、いずれにおいても天井部近傍にスイッチ類の設置は無く、ドライバー自身による身体的動作表現である挙手を伴うものも無かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】特許第5679497号
【特許文献2】特開2005-239003号
【特許文献3】特開2011-201352号
【特許文献4】特願2018-22888号
【特許文献5】実用新案登録第3224312号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
わき道から交通量の多い幹線道路等に合流する時、一般的なドライバーの行動として、幹線道路に進入する意思表示として先ずウインカーを出し進入のタイミングを見計らう。
【0013】
その内にこの行動に気付いてくれたドライバーが「どうぞ」的な合図を送ってくれた時に安全を確認しながらアクセル踏みハンドルを操作し走行車線の流れに乗ろうと前後左右の車の動きに神経を集中させ、流れに乗れた瞬間を見計らってハザードランプスイッチを押し、該ランプの点滅回数を数えつつルームミラーで割り込ませてくれた後続車両等の動向を目視しながら、該車線の流れに合わせるようにスピードを上ながらハザードスイッチを切るという一連の動作が必要となる。
【0014】
しかし、この一連の動作を数秒の間に行う必要があるが、この消灯までの操作に手こずってハザードランプ点滅回数が4回5回又はそれ以上に回数が増えてしまってはサンキューランプとして使用したつもりであっても、後続車両を含む周辺車両としては何の合図か一瞬不安となり、緊張してしまうランプ点滅でしかない。このようによかれと思って発した謝意ランプが逆の結果を招くことになる恐れもある。
【0015】
以上の様にハザードスイッチの操作によるサンキューランプは、走行中の操作であり、短時間に複雑な操作を重ねる必要がある為安全面に問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0016】
そこで、上記の課題を解決するために、日本国内の一般的な自動車の場合であれば、サンキューランプスイッチを運転席頭上近傍に取り付け、ドライバーが運転姿勢を崩さず、進行方向から目を離さず前を向いて右手でハンドルを操作しながら、普通に手を挙げ頭上の該スイッチを一回操作するだけでサンキューランプが点滅開始し、遅延タイマーで設定時間後にウインカーリレーが終了しハザードランプ点滅も終了する様にした。
【0017】
このことで運転中、従来の様にハザードランプスイッチの入り切り操作に気を取られることが無い事と、ドライバー自身が手を挙げる動作で相手方に謝意を伝える事が出きる。
【発明の効果】
【0018】
本発明による効果を箇条書きに列挙する。
(運転席上部に設置することの効果)
走行中に従来のハザードランプスイッチ操作のために身体を屈めたり、頭を動かしたりしないので運転姿勢が崩れず、余裕をもって運転出来ると共に目線も動かずにサンキュースイッチを入れる事が出来て走行運転時の安全性が向上する。
【0019】
(後続車ドライバーに対して挙手によるジェスチャー効果)
手を挙げている姿を後方車両のドライバーが目視すれば、謝意を表明しながら親近感を持ってサンキューランプを点滅していると判断するこのことで、後続車に対するコミュニケーションアップツールとして活用でき、あおり運転予防と運転マナーの向上を促進する。
【0020】
(前方走行車に対して挙手によるジェスチャー効果)
同時に前方車両のドライバーとしても、後方に割り込んできた車のドライバーが手を挙げていれば、ルームミラーを通して、あたかも自分に手を挙げ合図している様に見え、同時にサンキューランプが点滅することで少なくとも謝意を読み取ることができ、あおられる心配が軽減し交通安全の向上に寄与することが期待される。
【0021】
(挙手に対する心理的効果)
手を上げて挨拶する人の心理状態として、相手に対して心を開いている状態が多いということから、ハザードランプが点滅しているが手を挙げているので、自分に心を開いて合図を送ったのだと相手ドライバーは想像してくれ易い。一方、運転中の会釈してくれるドライバーもあるが、会釈は頭を下げることで視線がズレるから危険な事もあり手を挙げる合図の方が安全ということになる。
【0022】
(タイムスイッチ、遅延タイマーによる効果)
モメンタリスイッチを一回押し、設定した時間経過後にスイッチが切れる遅延タイマーの組み合わせでサンキューランプ点滅から所定回数点滅終了まで完結することにより点滅回数を気にしなくて良い。又設定した回数だけ点滅した後は必ず点滅が終了するためハザードランプ消し忘れや必要以上に点滅しないので誤解されることが少ない。ハザードランプ操作に気を取られる事が無く運転に集中できる。
【0023】
(既存のハザードランプ回路を活用する効果)
現在使用中の車にも本サンキューランプ回路装置を簡単に設置でき、構造が簡単なことで安価に製造できる。しかも既存のハザードランプ回路と並列回路の為、本来のハザードランプ機能には影響がない。
【0024】
このように、挙手する動作で謝意を表現するとともに、点滅や消灯に気を取られることもなく点滅し放しで後続車に対して不安を抱かせることもなく、併せて点滅だけで謝意を表すより挙手を同時にするほうが、謝意を素直に受け止めて頂ける確率が高くなると思われる。また前方のドライバーとしては、今話題の後方からのあおり運転予防等に効果が見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本発明を実施している姿を後続車両から見た様子の概略図
【
図2】本発明を実施している姿を側面から見た様子の概略図
【
図3】ハザードスイッチにサンキューランプスイッチを並列に組み込んだ回路図
【
図4】サンキューランプスイッチを運転席上部のルームミラーに設置した概略図
【
図5】紐引張り型のサンキューランプスイッチを運転席天井部に設置した概略図
【
図6】有線式でハザードランプが点滅開始から終了までのフローチャート図
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
図1は本発明による挙手してハザードランプを点滅させ謝意を表明している一例の様子を後方より見た概略図であり、
図2は同様にその様子を横から見た概略図である。
【0027】
図1において、本説明上必要とする乗用車(1)の主要装置を説明すると、先ず左後ろタイヤの上部に後方左側ウインカー(2RL)、同じく右側タイヤの上部に後方右側ウインカー(2RR)が装備され、右ハンドルの運転席にドライバー(4)が左手(5)を挙げている様子を表していて、その天井部にはルームミラー(3)とサンバイザー(9L)(9R)が左右に有り、ルームミラーの付け根付近にサンキューランプスイッチ(6)を設置した様子を表示してある。
【0028】
尚、後方左右ウインカー(2RL)(2RR)の周りを縦横斜めの8本の短い線で放射状に囲んである作図はランプが光っている様子を表している。尚、本発明の説明に出てこないテールランプ、ストップランプ、バックランプ等の装置図は割愛してある。
【0029】
この
図1から理解できるようにドライバー(4)が左手(5)を挙げルームミラー(3)付近の手の届く位置に設置してあるサンキューランプスイッチ(6)を押した瞬間にウインカー(2RL)(2RR)が点滅している様子を推察できる。
尚、これと同時に
図2に一部表示の前方後方の左側にあるウインカー(2FL)(2RL)もハザードランプとして同時に点滅する。
【0030】
この実施例以外の方法で実施するに当たっては、運転姿勢を崩さず、容易に、無理なく自然に挙手してサンキューランプスイッチ(6)操作が出来て、後続ドライバーから挙手して合図している姿が見えるのであれば、フロントガラス(7)のドライバー天井付近にある照明スイッチ付近又は運転席上部のサンバイザー(9R)付近に取り付けても良い。
【0031】
この実施例で使用するスイッチ(6)はモメンタリ型スイッチで一度スイッチを押せば、設定した時間の遅延タイマーで電源が切れるので切るための操作は不要である。
【0032】
図2は、本発明の実施の様子を横から見た概略図である。ドライバーは、本発明で既設のハザードランプ点滅スイッチに目をやり操作する必要が無い為、安全運転の姿勢を保ったまま進路を譲ってくれたドライバーに手を挙げて謝意を示し同時にサンキューランプが設定回数だけ点滅後に消灯することで、従来のサンキューランプ点灯だけよりも後続車又は周辺車両により強く謝意が伝わることになる。
【0033】
図3は本発明の主要回路図である。図においてウインカー(2FL)(2RL)(2FR)(2RR)を点滅させる回路を3通りを示してある。先ず1番目にウインカーランプスイッチ(10)回路、2番目にハザードランプスイッチ(11)回路、そして3番目に本発明で使用するサンキューランプスイッチ(6)回路である。尚、ウインカースイッチ回路並びにハザードランプ回路については既知の技術のため説明は割愛する。
【0034】
本発明の主回路となる2番目のハザードランプスイッチ(11)回路に、本発明のサンキューランプスイッチ(6)と遅延タイマー(12)を組み込み並列に繋いでも、主回路のハザードランプそのものの機能はそのまま存続し、加えてサンキューランプの機能を有するサンキュースイッチ回路となる。
【0035】
保安基準でウインカーは1分間に60~120回の回数を一定した間隔で点滅させると決まっていることから遅延タイマー(12)の設定時間をその実施車の点滅間隔を考慮しサンキューランプ点滅回数の設定が出来るので設定点滅回数後は回路が遮断される。
【0036】
ハザードランプは通常、ハザードランプスイッチ(11)が入るとウインカーリレー(13)が始動し通電した電気でウインカー(2FL)(2FR)(2RL)(2RR)が同時に点滅する。
【0037】
図4は本発明のサンキューランプスイッチ(6)の取り付け位置を示した図である。自動車のフロントガラス(7)天井部にあるルームミラー(3)中央の付け根付近にサンキューランプスイッチ(6)を取り付け、該スイッチからウインカーリレーと遅延タイマーへ延びる信号線(8)を配した一例を示す概略図で有る。
【0038】
図のサンキューランプスイッチ(6)には、ハザードランプスイッチを連想する△印のアイコンが表示してあるが実施に当たってもアイコンを付ける事が望ましい。尚、この実施例では、スイッチ(6)をルームミラーの中央部付近に取り付けてあるが、その取り付け位置はルームミラーの上下左右又は裏表いずれに取り付けてもよい。
【0039】
また、車種によっては、前面室内灯スイッチ付近あるいは運転席上部のサンバイザー(9R)付近又はフロントガラス自体の運転席天井部近傍に設置でも良い。この実施例ではルームミラーの根元に固定設置してある。尚、通常の運転操作や同乗者やペット等が通常の動きの中で不用意にスイッチが入らないスイッチ構造であることが望ましい。
【0040】
また、このスイッチの実施例として、モメンタリ型スイッチを使用し、一度スイッチをオンにした後はタイムスイッチが作動し、設定した時間経過後にスイッチが切れ、ハザードランプ回路も切れる。
【0041】
このサンキューランプスイッチの一例では、プッシュスイッチの自動復帰型(モメンタリスイッチ)で押せばONになり放せば復帰する突型ボタンを使用するので、押せばサンキューランプが点滅する。スイッチボタンは接触表面の広いタッチ面が望ましい。
【0042】
図5は、サンキューランプスイッチの実施例2例目である。図にある様に紐を引っ張ってスイッチが入るプルスイッチ、紐スイッチ(14)で実施している。引っ張って作動する紐スイッチもモメンタリ型スイッチとする。この紐スイッチの作動原理については既にいくつもの技術が開示されているのでその技術を応用する。
【0043】
尚、サンキュースイッチはこの他に、図面並びに使用説明は割愛するが、タッチパネルを使用した電子スイッチあるいは人の手の感覚に反応するタッチスイッチあるいはセンサースイッチ等でも良く、いずれにおいても操作するタッチ面の広い事が望ましい。
【0044】
図には表示してないが、遅延タイマー(12)類の設置場所は車内の例えばダッシュボードの上等の室内に設置するか又はエンジンルームの中に設置する場合は電子機器の防水、防塵、耐熱、振動対策を講じる事が望ましい。
【0045】
また、この図は有線で信号送信している実施例であるが、実施に当たっては有線に限るものでなく、無線方式で実施するのが望ましいがその実施例は割愛する。
【0046】
図6は、実施例で示した有線式でサンキューランプが点滅して終了するまでのフローチャートである。まず、サンキューランプスイッチを入れるとウインカーリレーと遅延タイマーが給電始動し、全ウインカーが点滅開始する。その間遅延タイマーが時間を刻みその間ウインカーは点滅を繰り返す。設定した時間経過と共に遅延タイマーが作動し、ウインカーリレー給電が停止され、全ウインカー点滅終了となる。
【符号の説明】
【0047】
1 自動車
2 ウインカー
3 ルームミラー
4 ドライバー
5 左手
6 サンキューランプスイッチ
7 フロントガラス
8 信号線
9 サンバイザー
10ウインカー左右切り替えスイッチ
11ハザードランプスイッチ
12遅延タイマー
13ウインカーリレー
14紐スイッチ