(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022098384
(43)【公開日】2022-07-01
(54)【発明の名称】客の代わりに叫ぶ光る棒
(51)【国際特許分類】
A63H 33/22 20060101AFI20220624BHJP
A63H 37/00 20060101ALI20220624BHJP
A63H 5/00 20060101ALI20220624BHJP
G10K 15/04 20060101ALI20220624BHJP
F21K 2/06 20060101ALI20220624BHJP
F21V 33/00 20060101ALI20220624BHJP
【FI】
A63H33/22 A
A63H37/00
A63H5/00 C
G10K15/04 302F
F21K2/06
F21V33/00 430
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020220032
(22)【出願日】2020-12-21
(71)【出願人】
【識別番号】516361509
【氏名又は名称】龍神 孝幸
(72)【発明者】
【氏名】龍神 孝幸
【テーマコード(参考)】
2C150
3K014
5D208
【Fターム(参考)】
2C150DF03
2C150DF33
2C150DG01
2C150EE07
3K014AA00
3K014RB11
5D208DE03
(57)【要約】
【課題】本発明は、ライブコンサート会場等で観客によってよく使用され、「サイリウム」や「サインライト」などの呼称で親しまれている光る棒に、前もって使用者の声援や合いの手、叫び声などを録音し、観覧時に適宜再生することで、観客本人が感染症対策で声を出すことができなくても声援や応援を演者に届けられるようにした、客の代わりに叫ぶ光る棒に関するものである。
【解決手段】光る棒の握り部分付近にマイクを設置、先端もしくは発行部分根本などにスピーカーを設置し、録音装置は本体に内蔵し、使用者の声を光る棒に録音し、必要に応じて複数種類の事前録音した声を再生し、直接声を出しての応援・声援に代えることができる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光る棒の握り部分付近にマイクを設置、先端もしくは発行部分根本などにスピーカーを設置し、録音再生装置は本体に内蔵し、使用者の声を光る棒に録音し、必要に応じて複数種類の事前録音した声を再生し、直接声を出しての応援・声援に代えることができる。
以上の構成による客の代わりに叫ぶ光る棒。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ライブコンサート会場等で観客によってよく使用され、「サイリウム」や「サインライト」などの呼称で親しまれている光る棒に、前もって使用者の声援や合いの手、叫び声などを録音し、観覧時に適宜再生することで、観客本人が感染症対策で声を出すことができなくても声援や応援を演者に届けられるようにした、客の代わりに叫ぶ光る棒に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、光る棒は、コンサートなどの観客がそれぞれに一本もしくは複数を手に持って振りつつ、演者とともに歌い、声援を送ることで会場の雰囲気を盛り上げるものであった。だが感染症防止の為、声を出すこと自体が禁じられることが多くなり、演者への声での応援が難しくなった。
従来、同様の発明にはケミカルライトがあった(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ライブコンサート会場等では、観客が演者とともに歌い、声援を送りつつ光る棒を振って盛り上げ、会場の一体感を醸成してより高い満足感を得ることができたが、感染症対策の必要性から会場で観客が声援を送る・叫ぶ・歌うことが難しくなり、従来得られたライブコンサート会場等での一体感・満足感が得られなくなった。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
光る棒の握り部分付近にマイクを設置、先端もしくは発光部分根本などにスピーカーを設置し、録音装置は本体に内蔵し、使用者の声を光る棒に録音し、必要に応じて複数種類の事前録音した声を再生し、直接声を出しての応援・声援に代えることができる。
以上の構成による客の代わりに叫ぶ光る棒。
【発明の効果】
【0006】
従来、不可能であった感染症対策下の直接発声による応援に代わり、事前に録音した内容を再生することでライブコンサート会場での応援を可能とする。機械にあらかじめ録音されている画一的な声ではなく、個々の使用者が自分の声を複数種類録音し、適宜各種の録音音声を再生することで、かつてのライブコンサート会場に近い盛り上がりを体感することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)通常の光る棒に録音マイクと音声再生用スピーカーを設置し、録音再生装置は光る棒本体に内蔵する。スピーカーの設置位置は握り部分近くでも、先端でもよい。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、事前に応援の際に発する自分の声を各種録音し、ライブコンサート内容に合わせて録音再生装置を操作して、スピーカーから応援の音声を再生する。
【符号の説明】
【0009】
1 光る棒
2 録音マイク
3 スピーカー
4 録音再生装置