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  • 特開-聴診器、及び、聴診システム 図1
  • 特開-聴診器、及び、聴診システム 図2
  • 特開-聴診器、及び、聴診システム 図3
  • 特開-聴診器、及び、聴診システム 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023100101
(43)【公開日】2023-07-18
(54)【発明の名称】聴診器、及び、聴診システム
(51)【国際特許分類】
   A61B 7/04 20060101AFI20230710BHJP
【FI】
A61B7/04 R
A61B7/04 M
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022000523
(22)【出願日】2022-01-05
(71)【出願人】
【識別番号】720009479
【氏名又は名称】オンキヨー株式会社
(72)【発明者】
【氏名】中山 由美子
(72)【発明者】
【氏名】吉田 誠
(57)【要約】
【課題】利用者が、聴診音以外の大きな音を聴取することを防止すること。
【解決手段】聴診システム1、101は、聴診音を採取するためのセンサと、聴診対象に接触するチェストピースと、チェストピースの移動を検出するためのジャイロセンサ5と、を備える。さらに、聴診システム1、101は、ジャイロセンサ5により移動が検出された場合に、センサから出力される音の音量を調整するヘッドホンアンプ6をさらに備える。さらに、聴診システム1、101は、ジャイロセンサ5により検出されたチェストピースの移動を記録するレコーダー4をさらに備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
聴診音を採取するための第1センサと、
聴診対象に接触するチェストピースと、
前記チェストピースの移動を検出するための第2センサと、
を備えることを特徴とする聴診器。
【請求項2】
前記第2センサにより移動が検出された場合に、前記第1センサから出力される音の音量を調整する調整部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の聴診器。
【請求項3】
前記調整部は、前記第2センサにより移動が検出された場合に、前記第1センサから出力される音を小さくすることを特徴とする請求項2に記載の聴診器。
【請求項4】
前記調整部は、前記第2センサにより移動が検出された場合に、前記第1センサから出力される音をミュートすることを特徴とする請求項2に記載の聴診器。
【請求項5】
前記第2センサにより検出された前記チェストピースの移動を記録する記録部をさらに備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の聴診器。
【請求項6】
前記記録部は、第2センサにより検出された前記チェストピースの移動を、移動フラグとして記録することを特徴とする請求項5に記載の聴診器。
【請求項7】
前記記録部は、前記第1センサにより採取された聴診音と、前記第2センサに検出された前記チェストピースの移動と、を記録することを特徴とする請求項5又は6に記載の聴診器。
【請求項8】
前記記録部は、前記第1センサにより採取された聴診音と、前記第2センサに検出された前記チェストピースの移動と、を1つのファイルに記録することを特徴とする請求項5~7のいずれか1項に記載の聴診器。
【請求項9】
前記第2センサは、前記チェストピースに設けられていることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の聴診器。
【請求項10】
前記第2センサは、ジャイロセンサであることを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の聴診器。
【請求項11】
聴診音を採取するための第1センサと、
聴診対象に接触するチェストピースと、
前記チェストピースの移動を検出するための第2センサと、
を備えることを特徴とする聴診システム。
【請求項12】
前記第2センサにより移動が検出された場合に、前記第1センサから出力される音の音量を調整する調整部をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の聴診システム。
【請求項13】
前記第2センサにより検出された前記チェストピースの移動を記録する記録部をさらに備えることを特徴とする請求項11又は12に記載の聴診システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、聴診器、及び、聴診システムに関する。
【背景技術】
【0002】
聴診器の中には、マイク等のセンサにより電子的に心音等の音を採取し、採取した音を増幅し、増幅した音を医師等に聴取させる、いわゆる電子聴診器と呼ばれるものがある(例えば、特許文献1参照。)。電子聴診器に関する文献として、聴診器が利用される際の音量調節について記載された特許文献2(生体音収集装置)がある。特許文献2に記載された発明は、聴診器のイヤーピースに加速度センサを埋め込み、イヤーピースを装着した利用者の頭部の移動を検出し、音量を調節する発明である。なお、特許文献2に記載の発明は、手動で操作を行わなくても音量調節を可能とすることを目的としており、特許文献2に記載の発明の目的は、後述する、本願発明の目的(擦れ音(摩擦音)の低減)と異なる。また、特許文献2に記載の発明は、上述のとおり、利用者の頭部の移動を検出対象としており、移動が検出される対象も、本願発明とは異なる。
【0003】
利用者は、聴診器を利用するとき、適切な位置に聴診器(チェストピース)をあてられているかを確認するために、聴診音を聴きながら、聴診器を移動させる必要がある。このとき、聴診器と衣服との擦れ音が発生してしまうが、擦れ音として、心音と比較して大きい音が発生する。このため、利用者が、心音の音量レベルにあわせて聴診音を聴いていると、聴診器を移動させたときの聴診器と衣服との擦れ音等により、大きい音が発生し、利用者の耳を傷める、利用者に不快感を与える等の問題が発生する。
【0004】
また、上記のような聴診器と衣服との擦れ音とが発生する状況で、聴診音が録音されると、心音と、聴診器と衣服との擦れ音とが、連続して録音されることとなる。このため、利用者は、すべての聴診音の中から心音を判断するために、心音か、心音以外か、を判断する必要があり、時間を要する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004-242849号公報
【特許文献2】特開2014-117572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、利用者が聴診器を使用するときに、聴診器と衣服との擦れ音が発生するため、利用者が、聴診音以外の大きな音を聴取してしまうという問題等がある。
【0007】
本発明の目的は、利用者が、聴診音以外の大きな音を聴取することを防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の発明の聴診器は、聴診音を採取するための第1センサと、聴診対象に接触するチェストピースと、前記チェストピースの移動を検出するための第2センサと、を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明では、第2センサは、チェストピースの移動を検出する。これにより、第2センサにより検出されたチェストピースの移動に基づいて、第1センサから出力される音を調整したり、第1センサから出力される音から、聴診音のみの箇所を判断したりすることができるため、利用者が、聴診音以外の大きな音を聴取することを防止することができる。
【0010】
第2の発明の聴診器は、第1の発明の聴診器において、前記第2センサにより移動が検出された場合に、前記第1センサから出力される音の音量を調整する調整部をさらに備えることを特徴とする。
【0011】
本発明では、調整部は、第2センサにより移動が検出された場合に、第1センサから出力される音を調整する。従って、第1センサから出力される音を小さく(ミュート含む)すれば、利用者は、聴診音以外の大きな音を聴取することを防止することができる。
【0012】
第3の発明の聴診器は、第2の発明の聴診器において、前記調整部は、前記第2センサにより移動が検出された場合に、前記第1センサから出力される音を小さくすることを特徴とする。
【0013】
第4の発明の聴診器は、第2の発明の聴診器において、前記調整部は、前記第2センサにより移動が検出された場合に、前記第1センサから出力される音をミュートすることを特徴とする。
【0014】
第5の発明の聴診器は、第1~第4のいずれかの発明の聴診器において、前記第2センサにより検出された前記チェストピースの移動を記録する記録部をさらに備えることを特徴とする。
【0015】
本発明では、記録部は、第2センサにより検出されたチェストピースの移動を記録する。このため、記録されたチェストピースの移動に基づいて、利用者は、ノイズを含む聴診音の中から、移動時のノイズが付加されていない聴診音(心音等)を容易に判断することができる。
【0016】
第6の発明の聴診器は、第5の発明の聴診器において、前記記録部は、第2センサにより検出された前記チェストピースの移動を、移動フラグとして記録することを特徴とする。
【0017】
第7の発明の聴診器は、第5又は第6の発明の聴診器において、前記記録部は、前記第1センサにより採取された聴診音と、前記第2センサに検出された前記チェストピースの移動と、を記録することを特徴とする。
【0018】
第8の発明の聴診器は、第5~第7のいずれかの発明の聴診器において、前記記録部は、前記第1センサにより採取された聴診音と、前記第2センサに検出された前記チェストピースの移動と、を1つのファイルに記録することを特徴とする。
【0019】
第9の発明の聴診器は、第1~第8のいずれかの発明の聴診器において、前記第2センサは、前記チェストピースに設けられていることを特徴とする。
【0020】
第10の発明の聴診器は、第1~第9のいずれかの発明の聴診器において、前記第2センサは、ジャイロセンサであることを特徴とする。
【0021】
第11の発明の聴診システムは、聴診音を採取するための第1センサと、聴診対象に接触するチェストピースと、前記チェストピースの移動を検出するための第2センサと、を備えることを特徴とする。
【0022】
第12の発明の聴診システムは、第11の発明の聴診システムにおいて、前記第2センサにより移動が検出された場合に、前記第1センサから出力される音の音量を調整する調整部をさらに備えることを特徴とする。
【0023】
第13の発明の聴診システムは、第11又は第12の発明の聴診システムにおいて、前記第2センサにより検出された前記チェストピースの移動を記録する記録部をさらに備えることを特徴とする。
【0024】
本発明によれば、利用者が、聴診音以外の大きな音を聴取することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明の第1実施形態に係る聴診システムを示すブロック図である。
図2】チェストピースの移動時と非移動時との状態を示すグラフである。
図3】チェストピースに搭載されたジャイロセンサの出力を示すグラフである。
図4】本発明の第2実施形態に係る聴診システムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る聴診システムは、患者の心音等の聴診音を採取する。
【0027】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る聴診システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、聴診システム1は、聴診器2、センサアンプ3、レコーダー4、ジャイロセンサ5、ヘッドホンアンプ6、ヘッドホン7等を備える。
【0028】
聴診器2は、聴診対象に接触するチェストピースを備える。チェストピースには、聴診音を採取するためのセンサ(第1センサ)が設けられている。センサは、例えば、ピエゾ素子等から構成されるピエゾセンサである。センサアンプ3は、センサにより採取された聴診音を増幅するためのものである。レコーダー4は、センサアンプ3により増幅された聴診音を録音(記録)するためのものである。レコーダー4によって録音された聴診音は、音声ファイルとして出力される。
【0029】
ジャイロセンサ5(第2センサ)は、チェストピースの移動を検出するためのものである。ジャイロセンサ5は、チェストピースに設けられている。なお、本実施形態では、チェストピースの移動を検出するセンサとして、ジャイロセンサを例示したが、これに限らず、例えば、加速度センサ等の慣性センサと呼ばれるセンサであってもよい。ヘッドホンアンプ6は、センサアンプ3によって増幅された聴診音を増幅するためのものである。ヘッドホン7は、ヘッドホンアンプ6によって増幅された聴診音を出力する。なお、本実施形態では、利用者が、ヘッドホンによって聴診音を聴取することを前提としているため、ヘッドホン7に、ヘッドホンアンプ6によって増幅された聴診音が出力される。これに限らず、スピーカーから聴診音が出力されてもよく、この場合、聴診音を増幅するアンプは、ヘッドホンアンプに限られない。
【0030】
上述したように、ジャイロセンサ5は、チェストピースの移動を検出するためのものである。ジャイロセンサ5による、チェストピースが移動しているか(移動)、移動していないか(非移動)、の情報は、レコーダー4とヘッドホンアンプ6とに出力される。チェストピースの移動、非移動の情報において、チェストピースの移動時には、移動フラグが立てられる。レコーダー4は、移動フラグを記録し、移動フラグ記録ファイルを生成する。
【0031】
ヘッドホンアンプ6は、移動フラグが立てられているとき、すなわち、チェストピースの移動が検出されているとき、センサによって採取され、センサアンプ3によって増幅された聴診音の音量を調整する。具体的には、ヘッドホンアンプ6は、聴診音の音量を小さくするか、又は、ミュートする。ヘッドホンアンプ6によって音量が調整された聴診音は、ヘッドホン7に出力される。
【0032】
なお、本実施形態では、ヘッドホンアンプ6が、聴診音の音量を調整する調整部として機能する。これに限らず、聴診音の音量を調整部は、例えば、ボリュームIC等であってもよい。また、聴診音の音量調整は、聴診音の録音時に、録音データに行われてもよい。
【0033】
図2は、チェストピースの移動時と非移動時との状態を示すグラフである。図示するように、チェストピースの移動時には、振幅が大きくなっており、衣服との擦れ音等が採取されている。非移動時は、心音が採取されている。
【0034】
図3は、チェストピースに搭載されたジャイロセンサ5の出力を示すグラフである。移動時として、左右にチェストピースが移動されており、それ以外のときは、非移動時である。主に、チェストピースが適切な位置にあてられているかを利用者が確認するとき、チェストピースを身体に対して平行に移動させる。このため、図3では、チェストピースを左右に移動させたときの出力の記録結果が示されている。図3に示すように、ジャイロセンサ5のX軸、Y軸、Z軸の出力のうち、チェストピースが左右に移動されたときに、X軸の振幅が大きく触れている。従って、ジャイロセンサ5の出力から、チェストピースを身体に平行(左右)に移動させたときとそれ以外のときと、すなわち、チェストピースの移動時と非移動時とを判断可能であることを、図3から確認可能である。
【0035】
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る聴診システム101の構成を示すブロック図である。図4に示すように、聴診システム101は、聴診器2、センサアンプ3、レコーダー4、ジャイロセンサ5、ヘッドホンアンプ6、ヘッドホン7、ミキサーアンプ8、発振器9等を備える。第2実施形態に係る聴診システム101は、第1実施形態に係る聴診システム1と比べて、ミキサーアンプ8、発振器9が追加されている点が、主に異なる。第2実施形態に係る聴診システム101について、第1実施形態に係る聴診システム1と異なる点を主に説明する。
【0036】
発振器9は、チェストピースの移動中、又は、移動していないときのどちらかを示す認識用信号を発する。移動中、又は、移動していないときを示す認識用のうちの1つは、無音であってもよい。ミキサーアンプ8は、センサアンプ3からの聴診音と、移動フラグ信号としての発振器9からの発信信号と、をミキシングする。レコーダー4は、ミキサーアンプ8によりミキシングされた聴診音と移動フラグとを記録し、音声ファイルとして出力する。第1実施形態では、移動フラグは、音声ファイルと別に記録されていたが、第2実施形態では、聴診音と移動フラグ信号とが、ミックスされ、1つの音声ファイルとして記録される。移動フラグは、例えば、図2に示すように、移動開始時に付与される。
【0037】
第2実施形態では、レコーダー4は、ジャイロセンサ5により検出されたチェストピースの移動を記録する記録部として機能する。レコーダー4は、ジャイロセンサ5により検出されたチェストピースの移動を、移動フラグとして記録する。レコーダー4は、センサにより採取された聴診音と、ジャイロセンサ5に検出されたチェストピースの移動と、を記録する。レコーダー4は、センサにより採取された聴診音と、ジャイロセンサ5に検出されたチェストピースの移動と、を1つのファイルに記録する。
【0038】
なお、第2実施形態においても、第1実施形態同様、ヘッドホンアンプ6が、ジャイロセンサ5により移動が検出された場合に、センサから出力される音を調整するようになっていてもよい。
【0039】
以上説明したように、第1及び第2実施形態では、ジャイロセンサ5は、チェストピースの移動を検出する。これにより、ジャイロセンサ5により検出されたチェストピースの移動に基づいて、センサから出力される音を調整したり、センサから出力される音から、聴診音のみの箇所を判断したりすることができるため、利用者が、聴診音以外の大きな音を聴取することを防止することができる。
【0040】
第1実施形態では、ヘッドホンアンプ6は、ジャイロセンサ5により移動が検出された場合に、センサから出力される音を調整する。従って、センサから出力される音を小さく(ミュート含む)すれば、利用者は、聴診音以外の大きな音を聴取することを防止することができる。これにより、聴診音を聴く利用者は、快適に、且つ、録音された聴診音の中から、適切に心音が録音された箇所を聴くことができる。
【0041】
第2実施形態では、レコーダー4は、ジャイロセンサ5により検出されたチェストピースの移動を記録する。このため、記録されたチェストピースの移動に基づいて、利用者は、ノイズを含む聴診音の中から、移動時のノイズが付加されていない聴診音(心音等)を容易に判断することができる。また、レコーダー4は、チェストピースの移動を示す移動フラグを聴診音と同時に記録するため、チェストピースの移動時、非移動時が可視化される。これにより、聴診後に、利用者が聴診音を確認することが容易となる。
【0042】
第1及び第2実施形態では、ジャイロセンサ5を用いて、チェストピースの移動を検出することで、聴診音の音量調整、聴診音の移動フラグの付加が可能となり、移動に伴う服の擦れ音などと、聴診音と、の切り分けが可能となる。
【0043】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
【0044】
上述した実施形態では、聴診器2とは別に、センサアンプ3~発振器9が設けられ、聴診システム1、101とて構成されているが、これに限らず、センサアンプ3~発振器9が、聴診器2と一体に構成されることで、聴診器単体として構成されていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明は、聴診システム、及び、聴診器に好適に採用され得る。
【符号の説明】
【0046】
1、101 聴診システム
2 聴診器
3 センサアンプ
4 レコーダー(記録部)
5 ジャイロセンサ(第2センサ)
6 ヘッドホンアンプ(調整部)
7 ヘッドホン
8 ミキサーアンプ
9 発振器
図1
図2
図3
図4