(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023010075
(43)【公開日】2023-01-20
(54)【発明の名称】車両モニター表示方法および車両モニター表示装置
(51)【国際特許分類】
H04N 7/18 20060101AFI20230113BHJP
B60R 1/00 20220101ALI20230113BHJP
【FI】
H04N7/18 J
B60R1/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021113891
(22)【出願日】2021-07-09
(71)【出願人】
【識別番号】396002079
【氏名又は名称】株式会社日本ヴューテック
(74)【代理人】
【識別番号】100093115
【弁理士】
【氏名又は名称】佐渡 昇
(72)【発明者】
【氏名】松波 登
【テーマコード(参考)】
5C054
【Fターム(参考)】
5C054CA04
5C054CC02
5C054EA01
5C054EA05
5C054FC15
5C054FE18
5C054FE26
5C054FF03
5C054HA30
(57)【要約】
【課題】低速走行時において分割表示されるモニタ画面を見やすくする車両モニター表示方法および車両モニター表示装置を提供する。
【解決手段】車両11の運転室に設けられたモニタMに、車両の走行速度Vが予め設定された所定速度V1未満のときは、モニタ画面を左右に2分割して、一方の画面MLに自車両11および自車両11の周囲映像を映すとともに、他方の画面MRに自車両11の後方映像を映し、自車両11の走行速度が予め設定された所定速度V1以上のときは、モニタ画面を1画面として自車両11の後方映像を映す表示方法であり、車両11の走行速度Vが予め設定された所定速度V1未満のときに、一方の画面MLに映し出される自車両11の周囲映像の流れ方向Rを下方向にするとともに、他方の画面MRに映し出される自車両11の後方映像の流れ方向Rも下方向にして映す。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両(11)の運転室に設けられたモニタ(M)に、
車両の走行速度(V)が予め設定された所定速度(V1)未満のときは、モニタ画面を左右に2分割して、一方の画面(ML)に自車両(11)および自車両(11)の周囲映像を映すとともに、他方の画面(MR)に自車両(11)の後方映像を映し、
自車両(11)の走行速度が前記予め設定された所定速度(V1)以上のときは、モニタ画面を1画面として自車両(11)の後方映像を映す表示方法であって、
車両(11)の走行速度(V)が前記予め設定された所定速度(V1)未満のときに、前記一方の画面(ML)に映し出される自車両(11)の周囲映像の流れ方向(R)を下方向にするとともに、他方の画面(MR)に映し出される自車両(11)の後方映像の流れ方向(R)も下方向にして映すことを特徴とする車両モニター表示方法。
【請求項2】
車両(11)に搭載される複数のカメラ(C1~C4)と、
車両(11)の運転室に設けられるモニタ(M)と、
車両(11)の走行速度(V)を検出する速度検出手段(31)と、
前記速度検出手段(31)からの走行速度(V)および前記複数のカメラ(C1~C4)からの複数の撮影画像に基づき、
前記車両(11)の走行速度(V)が予め設定された所定速度(V1)未満のときは、モニタ画面(M)を左右に2分割して、一方の画面(ML)に自車両(11)および自車両(11)の周囲映像を映すとともに、他方の画面(MR)に自車両(11)の後方映像を映し、
前記車両(11)の走行速度(V)が前記予め設定された所定速度(V1)以上のときは、モニタ画面(M)を1画面として自車両(11)の後方映像を映す制御手段(40)とを備えた装置であって、
前記制御手段(40)は、車両(11)の走行速度(V)が前記予め設定された所定速度(V1)未満のときに、前記一方の画面(ML)に映し出される自車両(11)の周囲映像の流れ方向(R)を下方向にするとともに、他方の画面(MR)に映し出される自車両(11)の後方映像の流れ方向(R)も下方向にして映すことを特徴とする車両モニター表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両モニター表示方法および車両モニター表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、乗用車においては、安全運転の為、車両の前後左右4方向にカメラを取り付け、各カメラの映像を補正し、あたかも自車両の上から全方向を見るような俯瞰映像を車内モニタに表示する方式が採用され始めている。
【0003】
例えば、
図5において、モニタMの左画面MLが俯瞰映像であり、10が自車両である。
なお、
図5において、右画面MRは、自車両の前方を映している映像であり、21は自車両10の前方を走行している他車両を示している。
【0004】
現在、トラックにおいても、低速走行時(街中や車庫内走行又は作業中の走行)において、自車両全方向の俯瞰映像を運転中に確認したり、その映像を記録する要望が増えている。
【0005】
例えば、
図6において、モニタMの左画面MLが俯瞰映像であり、11が自車両(トラック)である。
また、
図6において、右画面MRは、自車両11の後方を映している映像であり、22は自車両11の後方を走行している他車両を示している。
【0006】
図5,
図6において、矢印FはモニタM内における自車両の進行方向を示しており、矢印Rは、自車両の周囲映像のモニタM内における流れの方向を示している。
【0007】
図5において、モニタMの左画面MLの俯瞰映像においては、自車両10の周囲映像は矢印Rで示すようにモニタ上方から下方へと流れる。
また、低速走行時のモニタM(
図6)の左画面MLの俯瞰映像においても、自車両の周囲映像は矢印Rで示すようにモニタ上方から下方へと流れる。
【0008】
一方、
図7は、通常(低速以外)の走行時において、モニタMの全画面に自車両(13)の後方を映し出している映像を示している。いわゆるバックアイカメラによる映像である。
図7において、13は自車両の後部、23は後続車両、24は対向車、Gはガードレール、Lは道路、Cはセンターラインである。
【0009】
図7に示すように、バックアイカメラによる自車両の後方映像は矢印Rで示すようにモニタ下方から上方へと流れる。
バックアイカメラによるモニタ映像は、ルームミラーに映し出される映像と同じように見えるようにするために、バックアイカメラにより撮影された映像を、モニタシステムが備える制御手段としてのコントロールボックスに内蔵された画像処理プログラムにて左右を反転させて映し出している。
【0010】
そして、現在、バックアイカメラによるモニタ映像は、
図7に示したような映像が正しいとされている。なぜならば、上記のように、バックアイカメラによるモニタ映像は、ルームミラーに映し出される映像と同じように見えるようにすることが望ましいとされているためである。
【0011】
また、現在、自車両の車速に応じて、自動的に、モニタ画面を2画面または1画面に切り換えるということが行われている。
例えば、低速(時速0km~20km)走行時には、
図6に示すような左右2画面表示とし、通常速度(時速20km以上)走行時には、
図7に示すような、バックアイカメラによる1画面表示とすることが行われている。
【0012】
そして、現在、上述したように、バックアイカメラによるモニタ映像は
図7に示したように、後方映像が矢印Rで示すようにモニタ下方から上方へと流れる状態が正しいとされているから、
図6に示すように、低速走行時において左右2画面表示を行う際の後方映像(MR)も、矢印Rで示すようにモニタ下方から上方へと流れる状態となっている。
【0013】
このため、低速走行時(
図6)においては、俯瞰映像を表示する左画面MLにおける周囲映像の流れ方向(上から下)Rと、後方映像を表示する右画面MRにおける周囲映像の流れ方向(下から上)Rとが逆になっている。このため、ドライバーが違和感を覚えモニタ画面を見にくくなっているという問題が生じている。
【0014】
なお、例えば特許文献1には、モニタ画面を左右に分割表示する技術が開示されているが、上述したような課題については記載されていない。
【0015】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0016】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
本発明が解決しようとする課題は、低速走行時において分割表示されるモニタ画面を見やすくする車両モニター表示方法および車両モニター表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記課題を解決するために本発明の車両モニター表示方法は、
車両の運転室に設けられたモニタに、
車両の走行速度が予め設定された所定速度未満のときは、モニタ画面を左右に2分割して、一方の画面に自車両および自車両の周囲映像を映すとともに、他方の画面に自車両の後方映像を映し、
車両の走行速度が前記予め設定された所定速度以上のときは、モニタ画面を1画面として自車両の後方映像を映す表示方法であって、
車両の走行速度が前記予め設定された所定速度未満のときに、前記一方の画面に映し出される自車両の周囲映像の流れ方向を下方向にするとともに、他方の画面に映し出される自車両の後方映像の流れ方向も下方向にして映すことを特徴とする。
【0019】
この車両モニター表示方法によれば、
車両の走行速度が前記予め設定された所定速度未満のときに、前記一方の画面に映し出される自車両の周囲映像の流れ方向と、他方の画面に映し出される自車両の後方映像の流れ方向とが、いずれも下方向となるので、ドライバーが従来感じていた違和感が解消され、モニタ画面を見やすくなるという効果が得られる。
【0020】
また、上記課題を解決するために本発明の車両モニター表示装置は、
車両に搭載される複数のカメラと、
車両の運転室に設けられるモニタと、
車両の走行速度を検出する速度検出手段と、
前記速度検出手段からの走行速度および前記複数のカメラからの複数の撮影画像に基づき、
前記車両の走行速度が予め設定された所定速度未満のときは、モニタ画面を左右に2分割して、一方の画面に自車両および自車両の周囲映像を映すとともに、他方の画面に自車両の後方映像を映し、
前記車両の走行速度が前記予め設定された所定速度以上のときは、モニタ画面を1画面として自車両の後方映像を映す制御手段を備えた装置であって、
前記制御手段は、車両の走行速度が前記予め設定された所定速度未満のときに、前記一方の画面に映し出される自車両の周囲映像の流れ方向を下方向にするとともに、他方の画面に映し出される自車両の後方映像の流れ方向も下方向にして映すことを特徴とする。
【0021】
この車両モニター表示装置によれば、
車両の走行速度が前記予め設定された所定速度未満のときに、前記一方の画面に映し出される自車両の周囲映像の流れ方向と、他方の画面に映し出される自車両の後方映像の流れ方向とが、いずれも下方向となるので、ドライバーが従来感じていた違和感が解消され、モニタ画面を見やすくなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明に係る車両モニター表示方法の説明図。
【
図2】本発明に係る車両モニター表示装置の実施の形態のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明に係る車両モニター表示方法ないし車両モニター表示装置の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同一部分ないし相当する部分には、同一の符号を付してある。
【0024】
この実施の形態の車両モニター表示方法は、
車両の運転室に設けられたモニタMに、
車両の走行速度Vが予め設定された所定速度V1未満のときは、モニタ画面を左右に2分割して、一方の画面MLに自車両および自車両の周囲映像を映すとともに、他方の画面MRに自車両の後方映像を映し、
自車両の走行速度が前記予め設定された所定速度V1以上のときは、モニタ画面を例えば
図7に示すように1画面として自車両11の後方映像を映す表示方法であって、
車両の走行速度Vが前記予め設定された所定速度V1未満のときに、例えば、
図1に示すように、前記一方の画面MLに映し出される自車両11の周囲映像の流れ方向Rを下方向にするとともに、他方の画面MRに映し出される自車両11の後方映像の流れ方向Rも下方向にして映すことを特徴とする。
【0025】
この車両モニター表示方法によれば、
車両の走行速度Vが前記予め設定された所定速度V1未満のときに、前記一方の画面MLに映し出される自車両11の周囲映像の流れ方向Rと、他方の画面MRに映し出される自車両11の後方映像の流れ方向Rとが、いずれも下方向となるので、ドライバーが従来感じていた違和感が解消され、モニタ画面を見やすくなるという効果が得られる。
【0026】
なお、本願において、「後方映像」には、例えば
図7に示されるように、自車両11の映像をほとんど映さず(または全く映さず)に自車両の後方の映像のみを映す場合の映像だけでなく、例えば
図1の右画面MRに示されるように、自車両11の周囲映像を含んで自車両11の後方を映す場合の映像も含まれる。
【0027】
以上のような車両モニター表示方法は例えば以下に説明するような実施の形態の車両モニター表示装置によって実施することができる。
図2~
図4(主として
図2)に示すように、この実施の形態の車両モニター表示装置30は、
車両11(
図1参照)に搭載される複数のカメラC1~C4と、
車両11の運転室に設けられるモニタMと、
車両11の走行速度Vを検出する速度検出手段31と、
前記速度検出手段31からの走行速度Vおよび前記複数のカメラC1~C4からの複数の撮影画像に基づき、
前記車両11の走行速度Vが予め設定された所定速度V1未満のときは、モニタ画面(M)を左右に2分割して、一方の画面MLに自車両11および自車両11の周囲映像を映すとともに、他方の画面MRに自車両11の後方映像を映し(
図1参照)、
前記車両11の走行速度Vが前記予め設定された所定速度V1以上のときは、
図7に示すようにモニタM画面を1画面として自車両11の後方映像を映す制御手段40を備えた装置であって、
前記制御手段40は、車両11の走行速度Vが前記予め設定された所定速度V1未満のときに、
図1に示すように前記一方の画面MLに映し出される自車両11の周囲映像の流れ方向Rを下方向にするとともに、他方の画面MRに映し出される自車両11の後方映像の流れ方向Rも下方向にして映すことを特徴としている。
【0028】
この車両モニター表示装置30によれば、
車両11の走行速度Vが前記予め設定された所定速度V1未満のときに、前記一方の画面MLに映し出される自車両11の周囲映像の流れ方向Rと、他方の画面MRに映し出される自車両11の後方映像の流れ方向Rとが、いずれも下方向となるので、ドライバーが従来感じていた違和感が解消され、モニタ画面(M)を見やすくなるという効果が得られる。
【0029】
車両11に搭載される複数のカメラC1~C4は、公知のカメラで構成することができる。この実施の形態では、C1は車両前方を映す前方カメラ、C2は車両後方を映す後方カメラ、C3は車両左側方を映す左側方カメラ、C4は車両右側方を映す右側方カメラである。
【0030】
車両11の運転室に設けられるモニタMは、2画面表示可能な公知の液晶モニターで構成することができる。
【0031】
車両11の走行速度Vを検出する速度検出手段31は、車両に搭載されている公知の速度センサで構成することができる。また、速度検出手段は、GPSアンテナ(
図3参照)から入手される情報および制御手段40で構成することもできる。
【0032】
制御手段40は、ECU(Electronic Control Unit)ボックス(コントロールボックス)で構成することができる。
【0033】
図2に示すように、ECUボックス40は、カメラC1~C4からのアナログビデオデータをデジタルビデオデータに変化する「ビデオエンコーダ」と、この「ビデオエンコーダ」からのデータを上記の条件に基づいて上記の通りに(詳細を
図4を参照して後述するように)画像処理する「SoC」(system on a chip)と、この「SoC」からのデジタルビデオデータをアナログビデオデータに変換してモニタMに出力する「ビデオデコーダ」と、「電源ブロック」と、「eMMC」(embedded MultiMediaCard)と、「DDR」(Double Data Rate)と、を備えている。
【0034】
「SoC」は、前記「ビデオエンコーダ」からのデジタルビデオデータをキャプチャーする「キャプチャーモジュール」と、例えば自車両のシフトレバー位置によるバック信号(車両が後進する信号)と前記速度検出手段31からの速度信号(V)を入力する「外部信号アナライザー」と、「デジタルシグナルプロセスモジュール」と、「ディスプレイモジュール」とを備えており、次の通り作動する。
【0035】
図4は「SoC」の作動を示すフローチャートである。
【0036】
(1)
例えば自車のスタータスイッチがONすると、ステップST1で、この車両モニター表示装置30の電源をONにする。
【0037】
(2)
ステップST2で、バック(車両後進)信号が入力されているか否かを判断する。
【0038】
(3)
上記ステップST2でバック信号が入力されていると判断した場合には、ステップST3で「後方カメラ画像表示モード」を選択し、通常の後進時の画像(図示せず)をモニタMに表示する。なお、この「後方カメラ画像表示モード」はステップST2でバック信号が入力されていないと判断されるまで継続される。
【0039】
(4)
上記ステップST2でバック信号が入力されていないと判断した場合には、ステップST4で、車両11の走行速度Vが予め設定された所定速度V1(例えば時速20Km)未満であるか否かを判断する。
【0040】
(5)
上記ステップST4で、車両11の走行速度Vが予め設定された所定速度V1未満であると判断した場合には、ステップST5で「2画面表示モード」を選択し、例えば
図1に示したように、モニタ画面(M)を左右に2分割して、一方の画面MLに自車両11および自車両11の周囲映像を映すとともに、他方の画面MRに自車両11の後方映像を映す。この際、従来システムで他方の画面MRに映し出していた映像データをコントロールボックス40に内蔵された画像処理プログラムにて上下反転させることで、他方の画面MRに映す自車両11の後方映像の流れ方向Rを下方向にする。すなわち、従来システムでは他方の画面MRに映し出す映像データはコントロールボックス40に内蔵された画像処理プログラムにて左右反転させていただけであるのに対し、この実施の形態では、さらに上下反転させることで他方の画面MRに映す自車両11の後方映像の流れ方向Rを下方向にする。
これにより、
図1に示すように前記一方の画面MLに映し出される自車両11の周囲映像の流れ方向Rを下方向にするとともに、他方の画面MRに映し出される自車両11の後方映像の流れ方向Rも下方向にして映すことができる。
なお、この「2画面表示モード」はステップST2でバック信号が入力されていると判断されるまで、またはステップST4で車両11の走行速度Vが予め設定された所定速度V1未満ではないと判断されるまで継続される。
【0041】
(6)
上記ステップST4で、車両11の走行速度Vが予め設定された所定速度V1未満ではないと判断した場合には、ステップST6で「1画面表示モード」を選択し、例えば
図7に示したように、モニタM画面を1画面として自車両11の後方映像を映す。
なお、この「1画面表示モード」はステップST2でバック信号が入力されていると判断されるまで、またはステップST4で車両11の走行速度Vが予め設定された所定速度V1未満であると判断されるまで継続される。
【0042】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、上記の実施の形態では、予め設定する所定速度V1は、時速20Kmとしたが、この装置の使用条件に応じて適宜設定することができる。
【符号の説明】
【0043】
11: 車両11
31: 速度検出手段31と、
40: 制御手段
C1~C4: カメラ
M: モニタ