(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023101458
(43)【公開日】2023-07-21
(54)【発明の名称】光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
D07B 1/04 20060101AFI20230713BHJP
G02B 6/42 20060101ALI20230713BHJP
G02B 6/02 20060101ALI20230713BHJP
G02B 6/44 20060101ALI20230713BHJP
G02B 6/04 20060101ALI20230713BHJP
G02B 6/00 20060101ALN20230713BHJP
【FI】
D07B1/04
G02B6/42
G02B6/02 391
G02B6/44 366
G02B6/44 381
G02B6/44 376
G02B6/02 366
G02B6/04 A
G02B6/04 D
G02B6/00 331
G02B6/00 326
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022169732
(22)【出願日】2022-10-24
(31)【優先権主張番号】202210018722.4
(32)【優先日】2022-01-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】521566542
【氏名又は名称】仏山市傑品玩具実業有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100216471
【弁理士】
【氏名又は名称】瀬戸 麻希
(72)【発明者】
【氏名】黄志
(72)【発明者】
【氏名】曲振江
【テーマコード(参考)】
2H038
2H137
2H201
2H250
3B153
【Fターム(参考)】
2H038AA41
2H038AA57
2H038BA45
2H137AA10
2H137AB06
2H137BA06
2H137BB02
2H137HA02
2H201AX09
2H201BB03
2H201BB13
2H201BB22
2H201BB25
2H201BB33
2H201BB66
2H201KK03
2H201KK06
2H201KK07
2H201KK19
2H201KK23A
2H201KK23C
2H201KK27A
2H201KK34C
2H201MM01
2H250AA21
2H250AB33
2H250AB35
2H250AH31
2H250BA34
2H250CA03
2H250CA14
2H250CA22
3B153AA10
3B153AA26
3B153BB01
3B153CC14
3B153CC19
3B153CC42
3B153CC52
3B153FF21
3B153FF31
(57)【要約】 (修正有)
【課題】光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物は、導光フィラメント1と、外部スリーブ2と、編織縄3とを含み、前記導光フィラメント1と編織縄3とは互いに絡み合って一体となっており、前記導光フィラメント1と編織縄3の外部に外部スリーブ2がさらに嵌設されており、外部にLED光源モジュール5が設けられ、LED光源モジュール5の発光端は導光フィラメント1に対向して配置されている。
【効果】本発明のロープは、LEDフィラメントを含まず、外端発光ランプを通じて導光フィラメントに入射して光伝送の効果を達成するものである。このような製品は安全コストが低く、多種の日常用品に応用しやすく、夜の戸外などの暗い空間に適する。このストリーマ加工による製品は、遠く離れた車両や歩行者に注意を喚起し、安全回避の役割を果たすことができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物であって、
導光フィラメント1と、外部スリーブ2と、編織縄3とを含み、
前記導光フィラメント1と編織縄3とは互いに絡み合って一体となっており、
前記導光フィラメント1と編織縄3の外部に外部スリーブ2がさらに嵌設されており、
外部にLED光源モジュール5が設けられ、
LED光源モジュール5の発光端は導光フィラメント1に対向して配置されている、
ことを特徴とする光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物。
【請求項2】
前記導光フィラメント1は3本あり、
編織縄3は4本あり、
前記導光フィラメント1と編織縄3とは螺旋状構造により互いに巻設されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物。
【請求項3】
前記外部スリーブ2は可撓性透明pvc材質、シリコーン又はTPE 材料であり、
前記外部スリーブ2の外部に耐摩耗層が設けられており、
前記耐摩耗層は透明ゴムである、
ことを特徴とする請求項1に記載の光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物。
【請求項4】
前記編織縄3は、高強度繊維糸と反射糸とが交差して編組されてなり、
高強度繊維糸は、一種類の色または複数の異なる色の染色繊維糸を螺旋巻きして編成され
たものを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物。
【請求項5】
前記外部スリーブ2の内腔にはさらにいくつかの引張抵抗ワイヤ4が設けられ、
引張抵抗ワイヤ4は高強度PEワイヤまたは鋼ワイヤである、
ことを特徴とする請求項1に記載の光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物。
【請求項6】
前記導光フィラメント1は高分子光ファイバであり、
前記高分子光ファイバは芯材とシース材とを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物。
【請求項7】
前記芯材は高純度の高透光性のポリメチルメタクリレート又はポリスチレン繊維であり、
シース材はフルオロポリマー又はシリコーンポリマーである、
ことを特徴とする請求項6に記載の光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物。
【請求項8】
光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物の製造方法であって、
S1、導光フィラメントの調製
高純度の高透光性のポリメチルメタクリレートまたはポリスチレンから繊維を得て、
シリコーンポリマーで外層被覆された高分子光ファイバを作成するステップと、
S2、編織縄3の調製
撚糸機により高強度繊維糸と反射糸を撚り合わせて交差編成し、
編組後の高強度繊維糸と反射糸とは、熱硬化接着剤を塗布ことにより接着固定され、
編み目ロープ3を調製するステップと、
S3、撚り線材
若干本の導光フィラメント1と編織縄3とを互いに間隔を空けて密に一束に並べ、
上撚り機により撚り合わせて、
螺旋状の巻線を作るステップと、
S4、外被ゴム
螺旋状巻線の外面を押出成形機に通過させ、
弾性材料を押出成形してゴム保護層を形成し、
外部スリーブ2を製造するステップと、
S5、光透過検出
LED光源により導光フィラメント1を整列し、
ロープの後端部分が発光しているかどうかを検査するステップと、
S6、裁断、包装、合格した透光製品を設計寸法に従って裁断し、包装して出荷するステ
ップと、
を含む方法。
【請求項9】
ステップS3の撚り線材には、高強度PEフィラメントまたは鋼ワイヤがいくつか混在し
て設けられた引張抵抗ワイヤ4も混在しており、配列して撚り線機により撚り合わせる、
ことを特徴とする請求項8に記載の光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物の製造
方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は発光照明技術分野に関し、特に光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物及
びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
伝統的なロープでは発光できず、一般的には化学成分を加えた夜光粉剤や反射材は暗い場
所でしか使用できません。また、暗い場所で使用するためにLEDフィラメントを埋め込
んだ編組ロープ製品もあります。この製品の最大の問題は、ロープ自体に通電する必要が
あり、内部にLEDランプチップがあることであり、使用中に引っ掛りやすくなり、ラン
プの一部が破損して使用効果が失われることです。
【0003】
光ファイバは屈折率の異なる2層のガラスからなる。内層は光内芯であり、直径は数ミク
ロン~数十ミクロンであり、外層の直径は0.1~0.2mmである。一般的に内芯ガラ
スの屈折率は外層ガラスより1%大きい。光の屈折と全反射の原理に基づいて、光が内芯
と外層の界面に射出する角度が全反射を発生する臨界角より大きい場合、光は界面に透過
できず、すべて反射する。現在、光ファイバをロープ織物に応用して発光ロープを製造す
るなどの方向には、まだ一定の発展空間がある。
【0004】
上記の問題点と併せて、発光でき、かつ自由に曲げられて発光効果に影響を与えないロー
プ織物及びその製造方法が必要であり、上記の問題を解決することができる。
【発明の概要】
【0005】
本発明は光フィラメントを内包して巻く螺旋構造のロープ織物及びその生産方法を提供し
、既存のロープ織物に対して技術改造を行うことにより、自由に曲げられ、且つ全体の発
光効果の良いロープ織物が不足しているという問題を解決した。
【0006】
上述の技術問題を解決するために、本発明は具体的に以下の技術方案を採用する:
光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物は、
導光フィラメント1と、外部スリーブ2と、編織縄3とを含み、
前記導光フィラメント1と編織縄3とは互いに絡み合って一体となっており、
前記導光フィラメント1と編織縄3の外部に外部スリーブ2がさらに嵌設されており、
外部にLED光源モジュール5が設けられ、
LED光源モジュール5の発光端は導光フィラメント1に対向して配置されている。
好ましくは、前記導光フィラメント1は3本あり、
編織縄3は4本あり、
前記導光フィラメント1と編織縄3とは螺旋状構造により互いに巻設されている。
好ましくは、前記外部スリーブ2は可撓性透明pvc材質、シリコーン又はTPE 材料であ
り、
前記外部スリーブ2の外部に耐摩耗層が設けられており、
前記耐摩耗層は透明ゴムである。
好ましくは、前記編織縄3は、高強度繊維糸と反射糸とが交差して編組されてなり、
高強度繊維糸は、一種類の色または複数の異なる色の染色繊維糸を螺旋巻きして編成され
たものを含む。
好ましくは、前記外部スリーブ2の内腔にはさらにいくつかの引張抵抗ワイヤ4が設けら
れ、
引張抵抗ワイヤ4は高強度PEワイヤまたは鋼ワイヤである。
好ましくは、前記導光フィラメント1は高分子光ファイバであり、
前記高分子光ファイバは芯材とシース材とを含む。
好ましくは、前記芯材は高純度の高透光性のポリメチルメタクリレート又はポリスチレン
繊維であり、
シース材はフルオロポリマー又はシリコーンポリマーである。
光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物の製造方法は、
S1、導光フィラメントの調製
高純度の高透光性のポリメチルメタクリレートまたはポリスチレンから繊維を得て、
シリコーンポリマーで外層被覆された高分子光ファイバを作成するステップと、
S2、編織縄3の調製
撚糸機により高強度繊維糸と反射糸を撚り合わせて交差編成し、
編組後の高強度繊維糸と反射糸とは、熱硬化接着剤を塗布ことにより接着固定され、
編み目ロープ3を調製するステップと、
S3、撚り線材
若干本の導光フィラメント1と編織縄3とを互いに間隔を空けて密に一束に並べ、
上撚り機により撚り合わせて、
螺旋状の巻線を作るステップと、
S4、外被ゴム
螺旋状巻線の外面を押出成形機に通過させ、
弾性材料を押出成形してゴム保護層を形成し、
外部スリーブ2を製造するステップと、
S5、光透過検出
LED光源により導光フィラメント1を整列し、
ロープの後端部分が発光しているかどうかを検査するステップと、
S6、裁断、包装、合格した透光製品を設計寸法に従って裁断し、包装して出荷するステ
ップと、
を含む。
好ましくは、ステップS3の撚り線材には、高強度PEフィラメントまたは鋼ワイヤがい
くつか混在して設けられた引張抵抗ワイヤ4も混在しており、配列して撚り線機により撚
り合わせる。
【0007】
先行技術と比較して、本発明は次の有益な効果があります。
1)本発明で作られたロープは、それ自体はLEDフィラメントを含まず、それは外端発
光ランプを通じて導光フィラメントに入射して光伝送の効果を達成するものである。この
ような設計製品は安全コストが低く、多種の日常用品に応用しやすく、夜の戸外などの暗
い空間に適する。このストリーマ加工による製品は、遠く離れた車両や歩行者に注意を喚
起し、安全回避の役割を果たすことができる。
2)本発明は光ファイバを導光フィラメントとして採用し、高輝度LED光源を通じて発
光し、光ファイバの特性は十分な応用を得て、光ファイバ導光発光の特性を利用して、各
種の色彩の蛍光ファイバを作ることができて、各種の視覚芸術の展示をして、広く服飾、
箱、おもちゃ、電子製品、ペット用品、スポーツ器材、家庭製品、装飾材料に応用するこ
とができて、また、本発明は編組ロープ内に反射糸をドープし、光照射輝度がより顕著で
、使用効果がより良い。
3)本発明の線材は暗い環境或いは夜に、超明るいLED光ファイバを通じて発光し、光
照射効果を達成し、同時に透明光ファイバが編み上げロープを巻く設計がスタイリッシュ
で、昼も夜も、発光機能をオンとオフする時にロープ体として使用でき、しかも設計が美
的で、使用が便利である。
4)本発明の応用は広く、服飾、箱包、玩具、電子製品、ペット用品、スポーツ器材、家
庭製品、装飾材料に応用できる。
5)本発明は高分子光ファイバを用いて導光フィラメントを作製する特徴は大寸法であり
、大開口数の光ファイバを作製することができ、光源の結合効率が高く、撓み性が良く、
微曲げは導光能力に影響せず、配列、接着が容易で、使いやすく、コストが安い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図3】本発明のドープ引張抵抗ワイヤの断面模式図である。
【0009】
[符号の説明]
導光フィラメント 1
外部スリーブ 2
編織縄 3
引張抵抗ワイヤ 4
LED光源モジュール 5
接続部 6
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の具体的な内容について、図面及び実施例を用いて詳細に説明する。
図1~
図4に示すように、本実施形態は、光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物
及びその製造方法を提供する。
導光フィラメント1と、外部スリーブ2と、編織縄3とを含み、
前記導光フィラメント1と編織縄3とは互いに絡み合う一体となっており、
前記導光フィラメント1と編織縄3の外部に外部スリーブ2がさらに嵌設されており、
外部にLED光源モジュール5が設けられ、
LED光源モジュール5の発光端は、導光フィラメント1に対向して配置されている。
【0011】
さらに、より良い光照射効果を得るためには、
前記導光フィラメント1は3本あり、
編織縄3は4本あり、
そして、前記導光フィラメント1と編織縄3とは螺旋状構造により互いに巻設されている
。
【0012】
さらに、前記外部スリーブ2は可撓性透明pvc材質又はシリコーン、TPE 材料であり、
そして、前記外部スリーブ2の外部に耐摩耗層が設けられている。
【0013】
さらに、前記耐摩耗層は透明ゴムである。耐摩耗層の設置は線材の寿命を大幅に高めるこ
とができる。
【0014】
さらに、前記編織縄3は、高強度繊維糸と反射糸とが交差する編組されてなり、
高強度繊維糸は、色または複数の異なる色の染色繊維糸を螺旋巻きして編成されたものを
含む。
異なる色の編み上げロープ3の豊富なロープ体の造形外観は、より美しい。
【0015】
さらに、線材の引張抵抗性を高めるために、
前記外部スリーブ2の内腔にはさらにいくつかの引張抵抗ワイヤ4が設けられ、
引張抵抗ワイヤ4は、高強度PEワイヤまたは鋼ワイヤである。
【0016】
さらに、前記導光フィラメント1は高分子光ファイバであり、
前記高分子光ファイバは、芯材とシース材とを含む。
前記導光ファイバの断面形状は円形である
【0017】
さらに、前記芯材は、高純度で高透光性のポリメチルメタクリレート又はポリスチレン繊
維であり、
シース材は、フルオロポリマー又はシリコーンポリマーである。
【0018】
光フィラメントを備えた螺旋構造のロープ織物の製造方法は、
S1、導光フィラメントの調製
高純度の高透光性のポリメチルメタクリレートまたはポリスチレンから繊維を得て、
シリコーンポリマーで外層被覆された高分子光ファイバを作成するステップと、
S2、編織縄3の調製
撚糸機により高強度繊維糸と反射糸を撚り合わせて交差編成し、
編組後の高強度繊維糸と反射糸とは、熱硬化接着剤を塗布ことにより接着固定され、
編み目ロープ3を調製するステップと、
S3、撚り線材
若干本の導光フィラメント1と編織縄3とを互いに間隔を空けて密に一束に並べ、
上撚り機により撚り合わせて、
螺旋状の巻線を作るステップと、
S4、外被ゴム
螺旋状巻線の外面を押出成形機に通過させ、
弾性材料を押出成形してゴム保護層を形成し、
外部スリーブ2を製造するステップと、
S5、光透過検出
LED光源により導光フィラメント1を整列し、
ロープの後端部分が発光しているかどうかを検査するステップと、
S6、裁断、包装、合格した透光製品を設計寸法に従って裁断し、包装して出荷するステ
ップと、
を含む。
【0019】
さらに、ステップS3の撚り線材には、高強度PEフィラメントまたは鋼ワイヤがいくつ
か混在して設けられた引張抵抗ワイヤ4も混在しており、配列されて撚り線機により撚り
合わせる。
【0020】
外部に設置されたLED光源モジュールには、この接続部6を介してLED光源モジュー
ルのLEDランプとドッキングする接続部6も設けられており、多色発光が必要な場合に
は、各LEDランプはそれぞれカバーを介して1本の導光フィラメントにドッキングし、
3つのLEDランプを順番にオンとオフにしたり、LEDランプの異なる色効果を起動し
たり、3本の導光フィラメントを順番に発光させたり、異なる色効果を発生させたりする
ことにより、使用感を豊かにする。
【0021】
本発明は以下の特徴を有する。
1)本発明で作られたロープは、それ自体はLEDフィラメントを含まず、それは外端発
光ランプを通じて導光フィラメントに入射して光伝送の効果を達成するものである。この
ような設計製品は安全コストが低く、多種の日常用品に応用しやすく、夜の戸外などの暗
い空間に適する。このストリーマ加工による製品は、遠く離れた車両や歩行者に注意を喚
起し、安全回避の役割を果たすことができる。
2)本発明は光ファイバを導光フィラメントとして採用し、高輝度LED光源を通じて発
光し、光ファイバの特性は十分な応用を得て、光ファイバ導光発光の特性を利用して、各
種の色彩の蛍光ファイバを作ることができて、各種の視覚芸術の展示をして、広く服飾、
箱、おもちゃ、電子製品、ペット用品、スポーツ器材、家庭製品、装飾材料に応用するこ
とができて、また、本発明は編組ロープ内に反射糸をドープし、光照射輝度がより顕著で
、使用効果がより良い。
3)本発明の線材は暗い環境或いは夜に、超明るいLED光ファイバを通じて発光し、光
照射効果を達成し、同時に透明光ファイバが編み上げロープを巻く設計がスタイリッシュ
で、昼も夜も、発光機能をオンとオフする時にロープ体として使用でき、しかも設計が美
的で、使用が便利である。
4)本発明の応用は広く、服飾、箱包、玩具、電子製品、ペット用品、スポーツ器材、家
庭製品、装飾材料に応用できる。
5)本発明は高分子光ファイバを用いて導光フィラメントを作製する特徴は大寸法であり
、大開口数の光ファイバを作製することができ、光源の結合効率が高く、撓み性が良く、
微曲げは導光能力に影響せず、配列、接着が容易で、使いやすく、コストが安い。
【0022】
最後に、以上の実施例は本考案を説明するためだけに使用され、限定ではない。好ましい
実施例を参照して本考案を詳細に説明したが、当業者は、本考案の趣旨と範囲を逸脱する
ことなく、本考案を修正または同等に置き換えてもよいことを理解すべきである。いずれ
も本発明の請求項の範囲に含まれるべきである。
本発明で使用された標準部品はすべて市場から購入することができ、異形部品は明細書の
及び図面の記載に基づいて注文することができ、各部品の具体的な接続方式はすべて従来
技術の中で成熟したボルト、リベット、溶接などの通常の手段を採用し、機械、部品と設
備はすべて従来技術の中で通常の型番を採用し、回路接続は従来技術の中で通常の接続方
式を採用し、ここでは詳しく述べない。
本発明の説明において、特に明確な規定と限定がない限り、用語「取付」、「接続」、「
連結」、「固定」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取
り外し可能な接続であってもよく、または一体になっていてもよく、機械的接続でもよい
し、電気的接続でもよい、直接接続してもよいし、中間媒体を介して接続してもよいし、
2つの要素の内部の接続や2つの要素の相互作用関係であってもよい。当業者にとっては
、上記の用語の本発明における具体的な意味を具体的に理解することができる。