(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023102143
(43)【公開日】2023-07-24
(54)【発明の名称】配管切替え方法
(51)【国際特許分類】
F16L 1/028 20060101AFI20230714BHJP
E21D 9/06 20060101ALI20230714BHJP
E21D 11/10 20060101ALI20230714BHJP
【FI】
F16L1/028 M
E21D9/06 301Z
E21D11/10 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022002541
(22)【出願日】2022-01-11
(71)【出願人】
【識別番号】000000549
【氏名又は名称】株式会社大林組
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【弁護士】
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100154003
【弁理士】
【氏名又は名称】片岡 憲一郎
(72)【発明者】
【氏名】河野 いづみ
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 和哉
【テーマコード(参考)】
2D054
2D155
【Fターム(参考)】
2D054AA06
2D054AC01
2D054BA03
2D054EA07
2D155BA01
2D155BB01
2D155DA00
2D155EB10
2D155KA00
2D155KC01
2D155KC06
(57)【要約】
【課題】道路を通行止めにすることなく既存の配管を新たな配管に切替え可能な配管切替え方法を提供することである。
【解決手段】地中に埋設された既存の配管1aを新たな配管1cに切り替える配管切替え方法であって、センサ15を備えた掘削機10により、既存の配管1aの位置をセンサ15で検知しながら地中を掘削して既存の配管1aの横に横坑20を形成する工程と、横坑20の内部に新たな配管1cを設置する工程と、既存の配管1aを管路3から切り離し、新たな配管1cを管路3に接続する工程と、を有することを特徴とする配管切替え方法。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
地中に埋設された既存の配管を新たな配管に切り替える配管切替え方法であって、
センサを備えた掘削機により、前記既存の配管の位置を前記センサで検知しながら地中を掘削して前記既存の配管の横に横坑を形成する工程と、
前記横坑の内部に前記新たな配管を設置する工程と、
前記既存の配管を管路から切り離し、前記新たな配管を前記管路に接続する工程と、を有することを特徴とする配管切替え方法。
【請求項2】
前記掘削機として、平らな側面を備えて掘削方向に垂直な断面がD字形状となる外形を有し、複数の接触型の前記センサが前記側面に上下方向に並べて設けられた構成のものを用いる、請求項1に記載の配管切替え方法。
【請求項3】
前記掘削機に、3Dプリント式のシールド打設機を設け、
前記シールド打設機により、前記横坑の内周面にシールドを形成しながら掘削を進める、請求項1または2に記載の配管切替え方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地中に設けられた既存の配管を新たな配管に切り替える配管切替え方法に関する。
【背景技術】
【0002】
地中には、例えば水道管、ガス管、重油等の燃料を輸送するパイプライン、光ファイバー等の通信線を収納する管などの種々の配管が埋設されている。
【0003】
従来、老朽化した既存の配管の新たな配管への切り替えは、道路を開削する開削工事により、老朽化した配管を新たな配管に取り替えることにより行っていた(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、開削工事は、道路の大部分を通行止めにして行う必要があるので、工事中は道路を使用することができなくなる、という問題点があった。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、道路を通行止めにすることなく既存の配管を新たな配管に切替え可能な配管切替え方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の配管切替え方法は、地中に埋設された既存の配管を新たな配管に切り替える配管切替え方法であって、センサを備えた掘削機により、前記既存の配管の位置を前記センサで検知しながら地中を掘削して前記既存の配管の横に横坑を形成する工程と、前記横坑の内部に前記新たな配管を設置する工程と、前記既存の配管を管路から切り離し、前記新たな配管を前記管路に接続する工程と、を有することを特徴とする。
【0008】
本発明の配管切替え方法は、上記構成において、前記掘削機として、平らな側面を備えて掘削方向に垂直な断面がD字形状となる外形を有し、複数の接触型の前記センサが前記側面に上下方向に並べて設けられた構成のものを用いるのが好ましい。
【0009】
本発明の配管切替え方法は、上記構成において、前記掘削機に、3Dプリント式のシールド打設機を設け、前記シールド打設機により、前記横坑の内周面にシールドを形成しながら掘削を進めるのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、道路を通行止めにすることなく既存の配管を新たな配管に切替え可能な配管切替え方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】地中に埋設された既存の配管を示す図である。
【
図2】立坑に掘削機を配置した状態を示す図である。
【
図3】掘削機により地中を掘削して横坑を形成している状態を示す図である。
【
図5】本発明の一実施形態の配管切替え方法に用いられる掘削機の側面図である。
【
図8】(a)は横坑の内周面にシールドを形成している状態を示す図であり、(b)はジャッキにより掘削機を前進させている状態を示す図である。
【
図10】横坑に新たな配管を設置した状態を示す図である。
【
図11】横坑に設置した新たな配管を管路に接続した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態を詳細に例示説明する。
【0013】
本発明の一実施形態に係る配管切替え方法は、地中に埋設された既存の配管が老朽化した場合に、当該既存の配管を新たな配管に切り替えるものである。本実施形態では、地中に埋設されている既存の水道管を新たな水道管に切り替える場合を示す。
【0014】
図1に示すように、水道管1は、道路2の下方の地中に埋設された複数の配管1aが接続部1bにより互いに接続された構成を有しており、地中を水平方向に向けて延びて全体として水が流れる管路3を構成している。
【0015】
本実施形態に係る配管切替え方法では、まず、
図2に示すように、切替えの対象となる既存の配管1aの接続部1bに接続される両端部分に隣接するとともに道路2に開口する立坑4を形成し、一方の立坑4の内部に、切替えの対象となる既存の配管1aの一端に隣接させて掘削機10を配置する。
【0016】
なお、立坑4を設けず、掘削機10が、地上から斜めに掘削を行って既存の配管1aの一端に隣接する位置にまで移動するようにしてもよい。
【0017】
次に、
図3、
図4に示すように、掘削機10により地中を掘削して、切替えの対象となる既存の配管1aの横に横坑20を形成する。
【0018】
ここで、本実施形態の配管切替え方法に用いられる掘削機10は、所謂シールド掘削機である。掘削機10は、地上に設けられた運転室から遠隔操作されて無人で動作する無人機となっており、横坑20の内部に坑夫が入ることなく横坑20を形成することができる。
【0019】
図5、
図6及び
図7に示すように、掘削機10は、筒状のケース体11を備えている。ケース体11は、新たに設置する配管の1.5~2倍の直径を有するのが好ましい。例えば、水道管1の直径が2m程度の場合には、ケース体11の直径は3~4m程度とされる。
【0020】
ケース体11の外形は、円筒状であるのが好ましいが、本実施形態では、ケース体11は、その一方の側方のみに鉛直方向に平行な平らな側面11aを備えており、掘削方向に垂直な断面がD字形状となる外形を有している。
【0021】
詳細は図示しないが、掘削機10には、掘削機10に電力を供給する高圧ケーブル、掘削機10に水等を供給する配管類、制御用のケーブル等が接続されている。掘削機10は、新たに設置する配管の1.5~2倍の直径の小型のものであるので、配管類として鋼管ではなくホースを用いることができる。これにより、横坑20の内部での配管類の延長作業を不要として、全ての作業を横坑20の外部から遠隔で行うことができる。掘削機10は、掘削した土砂を横坑20の外部に搬送するベルトコンベアー等の搬送装置を備えた構成とすることもできる。
【0022】
掘削機10は、ケース体11の前面に掘削用のカッター12を備えている。掘削機10は、カッター12により地中の土砂等を掘削しながら前進することで地中に横坑20を形成することができる。本実施形態では、カッター12は、ケース体11の前面にケース体11の外周に沿って並べて配置されるとともに周方向に回転する複数の刃12a(
図5、
図6においては便宜上、1つの刃にのみ符号を付してある。)を備えた構成となっているが、地中を掘削可能なものであれば、例えば刃12aが垂直方向に回転するものなど、種々の構成のものであってよい。
【0023】
掘削機10は、ケース体11の後面に、3Dプリント式のシールド打設機13を備えた構成とすることができる。シールド打設機13は、ケース体11の軸線を中心として回転するとともに径方向外側を向く先端から3Dプリント用のマテリアルを吐出するノズル13aを備えている。シールド打設機13は、回転するノズル13aの先端から横坑20の内周面に向けて3Dプリント用のマテリアルを吐出することで、横坑20の内周面に当該内周面に沿った円筒状のシールド30を形成することができる。シールド打設機13に用いる3Dプリント用のマテリアルとしては、例えば3Dプリント用の特殊セメント等の、モルタル材料系のマテリアルを用いることができる。
【0024】
掘削機10は、ケース体11の後方にセントルを搭載し、セントルによりシールド30の成形を補助する構成としてもよい。
【0025】
掘削機10は、ケース体11の後面に、さらにジャッキ14を備えている。本実施形態では、ケース体11の後面の上半部と下半部とに、それぞれセグメント形状の押圧板14aを備えた3つのジャッキ14が周方向に並べて設けられている。それぞれのジャッキ14はケース体11に対して前後方向に進退移動自在となっている。掘削機10は、横坑20の内周面に形成されたシールド30の前端にジャッキ14を押し付けたときに生じる反力により前進することができる。
【0026】
図8(a)に示すように、掘削機10が前進した後、ジャッキ14を元の位置にまでケース体11の側に引き込み、シールド打設機13のノズル13aを回転させながらシールド30の前端に重ねて3Dプリント用のマテリアル13bを吐出することで、シールド30の前端を延ばすようにシールド30に新たな前端部分を形成することができる。シールド30の新たな前端部分が硬化した後、
図8(b)に示すように、ジャッキ14の押圧板14aをシールド30の前端に押し付けることで、その反力により掘削機10を前進させることができる。この動作を繰り返し行うことで、掘削機10は、地中を掘削して横坑20を形成しつつ、掘削が進むのに合わせて横坑20の内周面にシールド30を順次形成することができる。
【0027】
図5、
図6及び
図7に示すように、掘削機10は、既存の配管1aの位置を検知可能なセンサ15を備えている。本実施形態では、ケース体11の側面11aにセンサ15が設けられている。より具体的には、ケース体11の側面11aの前方側の端部付近と後方側の端部付近とに、それぞれ近接スイッチなどの接触型となる3つの接触型センサ15aが上下方向に間隔を空けて並べて設けられている。
【0028】
図4に示すように、掘削機10は、上下方向の真ん中の接触型センサ15aを既存の配管1aに接触させて配管1aの位置を接触型センサ15aで検知しながら地中を掘削する。すなわち、掘削機10は、接触型センサ15aにより検知される既存の配管1aの位置を基準として進路を決定し、当該進路に沿って地中の既存の配管1aの横を掘削して既存の配管1aの横に横坑20を形成するように構成されている。
【0029】
掘削機10が既存の配管1aに対して下方に位置ずれを生じた場合には、上側の接触型センサ15aが配管1aに接触することで当該位置ずれが認識されて掘削機10の進路が上方に修正される。反対に、掘削機10が既存の配管1aに対して上方に位置ずれを生じた場合には、下側の接触型センサ15aが配管1aに接触することで当該位置ずれが認識されて掘削機10の進路が下方に修正される。
【0030】
掘削機10の進路の修正は、複数のジャッキ14の作動量を個別に調整することで行われる。
【0031】
本実施形態のように、掘削機10の前方側の端部付近と後方側の端部付近とに、それぞれ3つの接触型センサ15aを設けた構成とした場合には、掘削機10の前方側部分と後方側部分とにおいて既存の配管1aの位置を検知することができる。これにより、掘削機10を既存の配管1aに平行な姿勢に保つように制御することが可能となる。
【0032】
掘削機10は、センサ15として、接触型センサ15aに加えて、レーダー、磁気センサ、音響センサ等の非接触型センサ15bを備えた構成とすることもできる。本実施形態では、ケース体11の側面11aには、前方側の真ん中の接触型センサ15aの後方及び後方側の真ん中の接触型センサ15aの前方に隣接する2つの非接触型センサ15bが設けられている。
【0033】
掘削機10を、接触型センサ15aに加えて非接触型センサ15bを備えた構成とすることで、掘削機10の進路が側方にずれて接触型センサ15aが既存の配管1aから側方に離間した場合であっても、非接触型センサ15bにより既存の配管1aの位置を検知し、当該検知情報に基づいて掘削機10の進路を既存の配管1aに沿う方向に向けて修正することができる。
【0034】
図9に示すように、掘削機10が他方の立坑4にまで達すると、一方の立坑4から他方の立坑4にまで達するとともに内周面がシールド30で覆われた横坑20が完成する。
【0035】
このように、本実施形態の配管切替え方法では、掘削機10としてセンサ15を備えたものを用い、既存の配管1aの位置をセンサ15で検知しながら地中を掘削して既存の配管1aの横に横坑20を形成するようにしているので、掘削機10の進行方向の管理に高い技術ないし複雑な制御を用いることなく、既存の配管1aの横に正確に横坑20を形成することができる。
【0036】
また、本実施形態の配管切替え方法では、掘削機10として、平らな側面11aを備えて掘削方向に垂直な断面がD字形状となる外形を有し、複数の接触型センサ15aが側面11aに上下方向に並べて設けられた構成のものを用いるようにしたので、掘削機10が既存の配管1aに対して上下方向に位置ずれを生じても、当該位置ずれを複数の接触型センサ15aにより検知することを可能として、掘削機10の進行方向の管理をより容易に行い得るようにすることができる。
【0037】
さらに、本実施形態の配管切替え方法では、掘削機10に、3Dプリント式のシールド打設機13を設け、シールド打設機13により、横坑20の内周面にシールド30を形成しながら掘削を進めるようにしたので、横坑20に対応した形状のセグメントを用意し、これをエレクターで組み立てる作業を不要として、より容易かつ安価にシールド30を備えた横坑20を形成することができる。
【0038】
既存の配管1aの横に横坑20が形成されると、次に、
図10に示すように、横坑20の内部に新たな配管1cを設置する。新たな配管1cは、例えば、立坑4を通して横坑20に挿入可能な程度の長さのパイプを複数本接続して構成することができる。
【0039】
図10に示すように、既存の配管1aの横に形成された横坑20に新たな配管1cを設置したならば、次に、
図11に示すように、既存の配管1aと接続部1bとの接続を解除して既存の配管1aを管路3から切り離し、新たな配管1cを接続部1bに接続することで管路3に接続する。これにより、水道管1の管路3を構成していた既存の配管1aを、新たな配管1cに切り替えることができる。このとき、横坑20の横の既存の配管1aは撤去せず、地中に残したままである。
【0040】
以降、上記と同様の工程で、掘削機10による掘削ないし横坑20の形成を、水道管1を構成する次の配管1aに対して順次行うことにより、水道管1を構成する複数本の既存の配管1aを、順次新たな配管1cに切り替えることができる。
【0041】
このように、本実施形態の配管切替え方法では、掘削機10としてセンサ15を備えたものを用い、既存の配管1aの位置をセンサ15で検知しながら地中を掘削して既存の配管1aの横に横坑20を形成した後、横坑20の内部に新たな配管1cを設置し、既存の配管1aを管路3から切り離し、新たな配管1cを管路3に接続するようにしたので、道路2には立坑4のみを設ければよく、道路2を既存の配管1aに沿って開削する従来の開削工事を行う場合のように道路2を通行止めにすることなく、既存の配管1aを新たな配管1cに切り替えることができる。これにより、既存の配管1aを新たな配管1cに切り替える際に、長時間に亘って道路2が通行止めにされることをなくして、社会への負担を低減することができる。
【0042】
また、本実施形態の配管切替え方法では、掘削機10により横坑20を形成している間は、既存の配管1aを用いて水道管1による管路3の機能を維持し、掘削機10により形成された横坑20の内部に新たな配管1cを設置した後、既存の配管1aを地中に残したまま管路3から切り離し、新たな配管1cを管路3に接続することで、新たな配管1cを水道管1の管路3として機能させることができるので、開削工事により、既存の配管1aを取り除いた後、新たな配管1cを設置する場合に比べて、水道管1の管路3が機能しない時間を短縮することができる。これにより、既存の配管1aを新たな配管1cに切り替える際に、長時間に亘って断水されることをなくして、社会への負担を低減することができる。
【0043】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0044】
例えば、前記実施形態では、配管1a、1cを、水道管1を構成するものとしたが、これに限らず、例えば、ガス管、重油等の燃料を輸送するパイプライン、光ファイバー等の通信線を収納する管などの他の配管としてもよい。
【0045】
また、前記実施形態では、掘削機10として、平らな側面11aを備えて掘削方向に垂直な断面がD字形状となる外形を有し、複数の接触型センサ15aが側面11aに上下方向に並べて設けられた構成のものを用いるようにしているが、これに限らず、少なくとも1つのセンサ15を備えていれば、ケース体11が側面11aを備えない円筒状のものなど、種々の構成の掘削機10を用いることができる。
【0046】
さらに、前記実施形態では、掘削機10は、3Dプリント式のシールド打設機13を備えた構成とされているが、これに限らず、シールド打設機13に替えて、外部から供給されるセグメントを組み立ててシールドを形成するエレクターを備えた構成のものとすることもできる。また、掘削機10は、シールド打設機13ないしエレクターを備えない構成とすることもできる。
【符号の説明】
【0047】
1 水道管
1a 配管
1b 接続部
1c 配管
2 道路
3 管路
4 立坑
10 掘削機
11 ケース体
11a 側面
12 カッター
12a 刃
13 シールド打設機
13a ノズル
13b マテリアル
14 ジャッキ
14a 押圧板
15 センサ
15a 接触型センサ
15b 非接触型センサ
20 横坑
30 シールド