(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023102225
(43)【公開日】2023-07-24
(54)【発明の名称】セグメント別通知管理装置、セグメント別通知管理プログラム、及びセグメント別通知管理方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/015 20230101AFI20230714BHJP
G06Q 30/0251 20230101ALI20230714BHJP
G06Q 30/0204 20230101ALI20230714BHJP
【FI】
G06Q30/02 470
G06Q30/02 398
G06Q30/02 314
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022002664
(22)【出願日】2022-01-11
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-02-16
(71)【出願人】
【識別番号】515223813
【氏名又は名称】株式会社イデア・レコード
(74)【代理人】
【識別番号】100167483
【弁理士】
【氏名又は名称】林 裕己
(72)【発明者】
【氏名】柏田 康雄
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB05
5L049BB08
(57)【要約】 (修正有)
【課題】店舗へのアプローチの異なる顧客に対して一定の条件でセグメント化して通知するセグメント別通知管理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】装置は、ユーザ情報と、ユーザの店舗の利用に関する履歴情報から条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出する条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートと通知方法とを含むテンプレート情報と、セグメント情報とテンプレート情報とタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、通知スケジュール情報とを格納する記憶部を含み、通知の予定日時が到来した通知情報がある場合、通知情報に対応するセグメント抽出条件情報から条件に合致するセグメント情報を抽出し、ユーザ情報と通知情報とテンプレート情報からそのセグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、連絡先情報に基づいてそのセグメントのユーザに、設定された通知方法でメッセージを通知する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、設定した条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部と、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出する抽出部と、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する通知部と、
を備えることを特徴とするセグメント別通知管理装置。
【請求項2】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、インターネットを介して予約、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報、及び決済情報に関する履歴情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のセグメント別通知管理装置。
【請求項3】
前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載のセグメント別通知管理装置。
【請求項4】
前記通知部は、予め設定された前記通知方法の優先順位に基づいて、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1項に記載のセグメント別通知管理装置。
【請求項5】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、設定した条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する
処理を実行させるセグメント別通知管理プログラム。
【請求項6】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、設定した条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する
処理を実行するセグメント別通知管理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セグメント別通知管理装置、セグメント別通知管理プログラム、及びセグメント別通知管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
通信技術の発展に伴い、インターネットに接続し、例えばWebサイトを介して店舗やイベント会場等の席の予約を行う予約システムが知られている。この場合、ユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレット端末等のユーザ端末を用いてWebサイトを管理するWebサーバ装置にアクセスし、予約に必要な情報を入力することによって、店舗に対する予約を行うことができる。
【0003】
ところで、従来、来店した顧客情報に基づいて、顧客に次回の来店を促すための案内ハガキを送付したり、電子メールを送付している。このような通知に関する技術として、例えば、次の技術が挙げられる。
【0004】
第1の技術として、電子メールとは異なる形式のメッセージ送信手段でメッセージを送信可能なメッセージ送信システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)当該メッセージ送信システムは、電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を顧客の識別情報と対応付けて受け付ける登録受付部と、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成部と、顧客管理システムに登録されていない生成メールアドレスである未登録メールアドレスを顧客情報記憶部から取得する未登録メールアドレス取得部と、未登録メールアドレス取得部によって取得された未登録メールアドレスを識別情報と対応付けて顧客管理システムに登録する登録部と、登録された生成メールアドレス宛に送信された電子メールを受信する電子メール受信部と、受信された電子メールを、登録受付部が示すメッセージ送信手段により送信するメッセージ送信部とを備える。
【0005】
また、第2の技術として、顧客の資産の運用状況を監視し、その監視結果を監視者に通知することができる資産運用状況監視システムが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。当該資産運用状況監視システムのアンケート作成・回収手段は、証券会社の運用者の端末から、顧客の資産運用方針を把握するためのアンケート結果を受信する。委託者分類手段は、アンケート結果から顧客をセグメント化し、顧客資産の運用においてアラートを通知すべき乖離条件を求め、乖離条件DBへ書き込む。アラート判定手段は、証券売買システムから取引内容の通知を受けると、現在の資産の運用状況が乖離条件を満たすか否かを判定する。乖離条件を満たす場合、運用結果通知手段は、運用者の端末あるいは顧客の端末へアラートを通知する。
【0006】
また、第3の技術として、各顧客の嗜好にあった新譜案内を迅速に電子メールで発送できるカラオケ接客支援装置が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。当該カラオケ接客支援装置は、カラオケ装置におけるカラオケデータベースの目次情報にアクセスする手段と、多数の顧客の個人情報と各顧客がカラオケ装置にリクエストした楽曲の履歴を顧客別に整理した顧客データベースを作成管理する手段と、前記カラオケデータベースに新譜楽曲が追加登録されたのを受けて、その新譜楽曲の目次情報と前記顧客データベースにおける顧客別のリクエスト楽曲履歴とを対比することで前記新譜楽曲を好みそうな顧客を選出する顧客選出手段と、この手段により選出した顧客のメールアドレスを前記顧客データベースから取得するとともに、前記新譜楽曲が入荷したことを知らせる電子メールを作成して前記メールアドレス宛に発送する手段とを備えた新譜案内メール送付機能とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特許第6780177号
【特許文献2】特開2004-178287号公報
【特許文献3】特開2003-066977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
顧客には、オンラインで予約する者や、予約をせずに来店する者、またはテイクアウトする者、フードデリバリーサービスを使用する者がいる。そのような顧客の情報はそれぞれ、オンライン予約システム、来店管理システム、テイクアウト管理システム、フードデリバリーサービスシステム等の顧客の店舗へのアクセス方法に対応したシステムで管理されている。そして、店舗へのアプローチの異なる顧客への連絡手段も、アプローチ方法に応じて異なる。例えば、システムへ連絡先として登録している情報は、電子メールアドレスである場合もあるし、携帯電話の番号である場合もある。また、スマートフォンにおけるアプリを介して顧客情報を登録している場合もある。
【0009】
しかしながら、そのように異なるシステムにて管理されている顧客をまとめて一つの集団とし、その集団から対象となるユーザをセグメントし、通信方法に応じてセグメント毎に通知する技術はなかった。
【0010】
そこで、本発明は、店舗へのアプローチの異なる顧客に対して、一定の条件でセグメント化して通知することを可能にする技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の一実施形態におけるセグメント別通知管理装置は、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、設定した条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部と、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出する抽出部と、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
【0012】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、インターネットを介して予約、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報、及び決済情報に関する履歴情報を含むことを特徴とする。
【0013】
前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含むことを特徴とする。
【0014】
本発明の一実施形態におけるセグメント別通知管理プログラムは、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、設定した条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する処理を実行させる。
【0015】
本発明の一実施形態におけるセグメント別通知管理方法において、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、設定した条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する処理を実行する。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、店舗へのアプローチの異なる顧客に対して、一定の条件でセグメント化して通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の実施形態におけるセグメント別通知管理装置の概要を説明する図である。
【
図2】本実施形態における飲食店管理システムの全体構成の一例を示す図である。
【
図3】本実施形態における飲食店管理サーバの機能ブロック図である。
【
図4】本実施形態における飲食店管理サーバにより管理されているセグメント管理DB、テンプレート管理DB、通知管理DB、通知スケジュール管理DB、検索項目・DB名管理DBのデータ構造の一例を示す図である。
【
図5】本実施形態におけるセグメント一覧画面の一例を示す図である。
【
図6】本実施形態におけるセグメント登録・編集画面の一例を示す図である。
【
図7】本実施形態におけるテンプレート一覧画面の一例を示す図である。
【
図8】本実施形態におけるテンプレート登録・編集画面の一例を示す図である。
【
図9】本実施形態における通知一覧画面の一例を示す図である。
【
図10】本実施形態における通知登録・編集画面の一例を示す図である。
【
図11】本実施形態における通知予定実績一覧画面の一例を示す図である。
【
図12】本実施形態における全体のフローを示す図である。
【
図13】本実施形態における通知処理のフローを示す図である。
【
図14】本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、本発明の実施形態におけるセグメント別通知管理装置の概要を説明する図である。セグメント別通知管理装置1は、記憶部2、抽出部3、通知部4を含む。セグメント別通知管理装置1の一例として、後述する飲食店管理サーバ13が挙げられる。
【0019】
記憶部2は、ユーザ情報(例えば、後述するユーザ管理DB42)と、セグメント抽出条件情報(例えば、後述するセグメント管理DB47)と、テンプレート情報(例えば、後述するテンプレート管理DB48)と、通知情報(例えば、後述する通知管理DB49)と、通知スケジュール情報(例えば、後述する通知スケジュール管理DB50)とを格納する。ユーザ情報は、ユーザの連絡先を含む情報である。セグメント抽出条件情報は、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、設定した条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための条件を含む情報である。テンプレート情報は、メッセージのテンプレートに関する情報とメッセージを通知する通知方法とを含む情報である。通知情報は、セグメント情報とテンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた情報である。通知スケジュール情報は、通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む情報である。記憶部2の一例として、記憶部41が挙げられる。
【0020】
抽出部3は、通知スケジュール情報に基づいて通知の予定日時が到来した通知情報がある場合、通知情報に対応するセグメント抽出条件情報から条件に合致するセグメント情報を対象セグメントとして抽出する。抽出部3の一例として、後述する通知部35が挙げられる。
【0021】
通知部4は、ユーザ情報と通知情報とテンプレート情報から対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した連絡先情報に基づいて、対象セグメントのユーザに、通知方法でメッセージを通知する。通知部4の一例として、後述する通知部35が挙げられる。
【0022】
このように構成することにより、店舗へのアプローチの異なる顧客に対して、一定の条件でセグメント化して通知することができる。
履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、インターネットを介して予約、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報、及び決済情報に関する履歴情報を含んでもよい。
【0023】
このように構成することにより、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、横断的に、所定の条件に合致するセグメントを抽出することができる。
通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含んでもよい。
【0024】
このように構成することにより、様々な通知方法を用いて、セグメントに含まれるユーザにメッセージを通知することができる。
【0025】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0026】
図2は、本実施形態における飲食店管理システムの全体構成の一例を示す図である。飲食店管理システム11は、Webサーバ12、飲食店管理サーバ13、店舗端末15、
(Points of Sales)レジ16、ユーザ端末17、通信ネットワーク18を含む。Webサーバ12、飲食店管理サーバ13、店舗端末15、POSレジ16、ユーザ端末17は、無線または有線により通信ネットワーク18に接続されている。店舗端末15、POSレジ16は、店舗14に配置されており、LAN(Local Area Network)を介して、通信ネットワーク18に接続されている。
【0027】
Webサーバ12は、例えば、予約サービスを提供する各企業によって管理されている1以上の情報処理装置である。Webサーバ12は、店舗14への予約を受けつけるためのWebサイトを管理し、当該Webサイトを介して各種店舗への予約を受け付けるサービス(以下、Web予約サービスと表記)をユーザに提供する。
【0028】
飲食店管理サーバ13は、予約管理システム、注文管理システム、テイクアウト管理システム、フードデリバリー管理システム、POSシステム等を含む、またはそれらのシステムにアクセス可能なサーバ装置である。予約管理システムは、複数のWebサイトのそれぞれを介して行われる、例えば飲食店等の店舗への予約の一括管理(Web予約管理)を実現するために用いられるサーバ装置である。予約管理システムは、通信ネットワーク18を介して複数のWebサーバ12の予約サイトそれぞれで入力された予約を受け付ける。注文管理システムは、店舗における注文を管理するサーバ装置である。テイクアウト管理システムは、持ち帰り商品の注文を管理するサーバ装置である。フードデリバリー管理システムは、配達用商品の注文を管理するサーバ装置である。POSシステムは、商品の販売や清算等の決済情報や売上等を管理するサーバ装置である。
【0029】
なお、飲食店管理サーバ13はそれぞれ、1台以上の物理的な情報処理装置により構成されるサーバシステムであってもよいし、1台以上の仮想サーバ装置により構成される仮想サーバシステムであってもよい。
【0030】
店舗端末15は、飲食店管理サーバ13に対する店舗側のクライアント端末であり、飲食店管理サーバ13に対して情報を入力したり、飲食店管理サーバ13で管理されている情報を店舗14の従業員等が確認するための画面を表示するための端末である。店舗端末15は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレット端末等であってもよい。
【0031】
POSレジ16は、店舗14において決済処理を行うPOSレジスタ端末である。ユーザ端末17は、例えば、店舗14を利用するユーザが所有または占有等する通信機能を有する情報通信端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。
【0032】
図3は、本実施形態における飲食店管理サーバの機能ブロック図である。飲食店管理サーバ13は、制御部31、記憶部41を含む。制御部31は、本実施形態におけるプログラムを読み出して実行することにより、取得部32、表示制御部33、処理部34、通知部35として機能する。
【0033】
取得部32は、例えば、店舗端末15からの指示情報を取得する。表示制御部33は、店舗端末15からの指示情報に基づいて、店舗端末15に画面を表示させたり、入力内容を表示させる。処理部34は、店舗端末15からの指示情報に基づいて、記憶部41に格納されている各種データベース(DB)から対象となる情報を抽出したり、抽出した情報に基づいて情報を生成したりする。通知部35は、所定のセグメントに情報を通知するための処理を行う。
【0034】
記憶部41は、ユーザ管理DB42、予約管理DB43、注文管理DB44、決済管理DB45、流入媒体DB46、セグメント管理DB47、テンプレート管理DB48、通知管理DB49、通知スケジュール管理DB50、検索項目・DB名管理DB51を格納する。
【0035】
ユーザ管理DB42は、各種媒体を通じて店舗14へアプローチした顧客に関する情報(ユーザ情報)を管理するデータベースである。ユーザ管理DB42は、店舗を識別する情報(店舗ID)、ユーザを識別する情報(ユーザID)、連絡先(電話番号、電子メールアドレス、チャットツール上で相手ユーザを特定する情報等)等のデータ項目を含む。
【0036】
予約管理DB43は、Webサーバ12を介して、または電話により行われた予約に関する情報(予約情報)を管理するデータベースである。予約管理DB43は、店舗ID、ユーザID、予約日時等のデータ項目を含む。
【0037】
注文管理DB44は、店舗14においてなされた注文に関する情報(注文情報)を管理するデータベースである。注文管理DB44は、店舗ID、ユーザID、注文日時等のデータ項目を含む。
【0038】
決済管理DB45は、店舗14にて行われた決済に関する情報(決済情報)を管理するデータベースである。決済管理DB45は、店舗ID、ユーザID、決済日時等のデータ項目を含む。
【0039】
流入媒体DB46は、広告サイト、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、電子メール等、どのようなWebサービスを介して、予約やテイクアウト、フードデリバリーの注文を受け付けたかを管理するデータベースである。流入媒体DB46は、店舗ID、ユーザID、流入元の媒体(流入元のWebサービス名、SNS名等)等のデータ項目を含む。
【0040】
セグメント管理DB47は、設定した検索条件に合致するユーザグループ(セグメント)を抽出するために、その検索条件を管理するデータベースである。テンプレート管理DB48は、通知するために作成したメッセージを管理するデータベースである。通知管理DB49は、どのセグメントに対して、どの通知をどのようなタイミングで通知するかを管理するデータベースである。通知スケジュール管理DB50は、通知管理DB49で設定した情報に基づいて生成される通知スケジュールを管理するデータベースである。検索項目・DB名管理DB51は、
図6のセグメント登録・編集画面71において検索条件として指定した項目がどのDBにて使用されているかを管理するデータベースである。セグメント管理DB47、テンプレート管理DB48、通知管理DB49、通知スケジュール管理DB50、検索項目・DB名管理DB51については、
図4で詳述する。
【0041】
図4は、本実施形態における飲食店管理サーバ13により管理されているセグメント管理DB47、テンプレート管理DB48、通知管理DB49、通知スケジュール管理DB50、検索項目・DB名管理DB51のデータ構造の一例を示す図である。
【0042】
セグメント管理DB47は、「店舗ID」、「セグメントID」、「セグメント名」、「期間」、「利用タイプ」、「会員タイプ」、「検索対象DB」、「条件」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「セグメントID」には、セグメントを識別する番号(セグメントID)が格納される。「セグメント名」には、セグメントの名称が格納される。項目「期間」には、検索条件として設定した抽出対象となる期間が格納される。項目「利用タイプ」には、店舗を利用した形式(例えば、来店、テイクアウト、その両方等)が格納される。項目「会員タイプ」には、店舗の会員か非会員か、またはその両方か等が格納される。項目「検索対象DB」には、検索する対象となるDB名が格納される。項目「条件」には、検索条件(例えば、SQLのWHERE文)が格納される。
【0043】
テンプレート管理DB48は、「店舗ID」、「テンプレートID」、「テンプレート名」、「通知媒体」、「タイトル」、「本文」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「テンプレートID」には、テンプレートを識別する番号(テンプレートID)が格納される。項目「テンプレート名」には、テンプレートの名称が格納される。項目「通知媒体」には、どのような媒体を用いて通知するか等の通知手段としての媒体名(電子メール、SNS、チャットツール、プッシュ通知等)が格納される。項目「タイトル」には、通知するメッセージのタイトル(件名)が格納される。項目「本文」には、メッセージの本文が格納される。
【0044】
通知管理DB49は、「店舗ID」、「テンプレートID」、「セグメントID」、「通知名」、「繰り返しフラグ」、「繰り返し単位」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗IDが格納される。項目「テンプレートID」には、テンプレートIDが格納される。項目「セグメントID」には、セグメントIDが格納される。項目「通知名」には、作成した通知の名称が格納される。項目「繰り返しフラグ」には、所定の間隔で通知するか否かを設定するフラグ情報が格納される。項目「繰り返し単位」には、通知を繰り返す単位(毎時、毎日、毎週、毎月等)が格納される。
【0045】
通知スケジュール管理DB50は、「店舗ID」、「通知スケジュールID」、「通知名+実行日時」、「通知媒体名」、「タイトル」、「本文」、「送信結果」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗IDが格納される。項目「通知スケジュールID」には、通知管理DB49にて設定された通知タイミングに基づいて展開された各通知スケジュールを識別する情報(通知スケジュールID)が格納される。項目「通知名+実行日時」には、通知名に、実際に通知が実行された日時情報が付加された情報が格納される。項目「通知媒体名」には、通知で用いた媒体名(電子メール、SNS、チャットツール、プッシュ通知等)が格納される。項目「タイトル」には、通知するメッセージのタイトル(件名)が格納される。項目「本文」には、メッセージの本文が格納される。項目「送信結果」には、送信状況のステータス情報(送信成功、送信失敗、送信待機等)が格納される。なお、送信状況のステータス情報のデフォルトは送信待機が設定される。
【0046】
検索項目・DB名管理DB51は、「店舗ID」、「項目名」、「DB名」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗IDが格納される。項目「項目名」には、
図6のセグメント登録・編集画面71において検索条件として指定した項目に対応する項目名が格納される。項目「DB名」には、その「項目名」が用いられているDB名が格納される。
【0047】
図5は、本実施形態におけるセグメント一覧画面の一例を示す図である。
図5は、店舗担当者が、店舗端末15を用いて飲食店管理サーバ13へアクセスした場合に表示されるセグメント一覧画面の一例である。
【0048】
セグメント一覧画面61は、検索ワード入力欄62、検索ボタン63、新規追加ボタン64、セグメント一覧表示欄65を含む。検索ワード入力欄62に検索ワード(例えば、セグメント名)を入力し、検索ボタン63を押下すると、セグメント一覧表示欄65にその検索ワードに合致するセグメント情報66が表示される。新規追加ボタン64を押下すると、
図6のセグメント登録・編集画面71が表示され、セグメント情報66を追加することができる。
【0049】
セグメント一覧表示欄65には、新規追加ボタン64により追加されたセグメント情報66が表示される。各セグメント情報66は、セグメント名、登録日、更新日、対象ユーザ数が表示され、編集ボタン67、削除ボタン68を含む。対象ユーザ数は、そのセグメントにおいて設定した条件に該当するユーザ数を示す。編集ボタン67を押下すると、そのセグメント情報66に関するセグメント登録・編集画面71が表示され、その内容を編集することができる。削除ボタン68を押下すると、そのセグメント情報66を削除することができる。
【0050】
図6は、本実施形態におけるセグメント登録・編集画面の一例を示す図である。セグメント登録・編集画面71は、セグメント名入力欄72、検索期間入力欄73、利用タイプ選択欄74、会員タイプ選択欄75、追加条件設定欄76、条件追加ボタン77、登録ボタン78を含む。
【0051】
セグメント名入力欄72には、セグメント名を入力することができる。検索期間入力欄73には、検索対象となる期間を入力することができる。利用タイプ選択欄74では、検索するユーザの店舗14の利用形態(来店、テイクアウト、またはその両方)を選択することができる。会員タイプ選択欄75では、検索する会員のタイプ(会員、非会員、またはその両方)を選択することができる。
【0052】
追加条件設定欄76には、条件追加ボタン77を押下することにより、任意で検索項目を設定することができる。例えば、条件追加ボタン77を押下することにより、決済金額、店舗利用回数、累積決済金額、平均決済金額、年齢、生年月日、性別、居住地、職業、家族構成、趣味嗜好、サイト流入(どのWebサイトからアプローチがあったか)、サイト流入の経路(自然検索、直接遷移、広告、電子メール)等の検索項目が表示され、その中から任意で検索条件に加える項目を選択することができる。
【0053】
登録ボタン78を押下すると、セグメント登録・編集画面71で入力した内容がセグメント管理DB47に登録される。
【0054】
図7は、本実施形態におけるテンプレート一覧画面の一例を示す図である。
図7は、店舗担当者が、店舗端末15を用いて飲食店管理サーバ13へアクセスした場合に表示されるテンプレート一覧画面の一例である。
【0055】
テンプレート一覧画面81は、検索ワード入力欄82、検索ボタン83、新規追加ボタン84、テンプレート一覧表示欄85を含む。検索ワード入力欄82に検索ワード(例えば、テンプレート名)を入力し、検索ボタン83を押下すると、テンプレート一覧表示欄85にその検索ワードに合致するテンプレート情報86が表示される。新規追加ボタン84を押下すると、
図8のテンプレート登録・編集画面91が表示され、テンプレート情報86を追加することができる。
【0056】
テンプレート一覧表示欄85には、新規追加ボタン84により追加されたテンプレート情報86が表示される。各テンプレート情報86は、セグメント名、媒体名、登録日、更新日、利用中の通知名が表示され、編集ボタン87、削除ボタン88を含む。利用中の通知名には、そのテンプレートを利用している通知名が表示される。編集ボタン87を押下すると、そのテンプレート情報86に関するテンプレート登録・編集画面91が表示され、その内容を編集することができる。削除ボタン88を押下すると、そのテンプレート情報86を削除することができる。
【0057】
図8は、本実施形態におけるテンプレート登録・編集画面の一例を示す図である。テンプレート登録・編集画面91は、テンプレート名入力欄92、媒体選択欄93、タイトル入力欄94、本文入力欄95、登録ボタン96を含む。
【0058】
テンプレート名入力欄92には、テンプレート名を入力することができる。媒体選択欄93には、テンプレート登録・編集画面91において設定したメッセージを通知するための手段(電子メール、ショートメッセージサービス(SMS)、SNS、プッシュ通知等)を選択することができる。プッシュ通知は、例えば、ユーザ端末17に店舗用アプリケーションプログラムがインストールされている場合に、店舗用アプリケーションプログラムを介して飲食店管理サーバ13からユーザ端末17にメッセージを通知する方法である。
【0059】
タイトル入力欄94には、メッセージの件名を入力することができる。本文入力欄95には、メッセージの本文を入力することができる。登録ボタン96を押下すると、テンプレート登録・編集画面91で入力した内容がテンプレート管理DB48に登録される。
【0060】
図9は、本実施形態における通知一覧画面の一例を示す図である。
図9は、店舗担当者が、店舗端末15を用いて飲食店管理サーバ13へアクセスした場合に表示される通知一覧画面の一例である。
【0061】
通知一覧画面101は、検索ワード入力欄102、検索ボタン103、新規追加ボタン104、通知一覧表示欄105を含む。検索ワード入力欄102に検索ワード(例えば、通知名)を入力し、検索ボタン103を押下すると、通知一覧表示欄105にその検索ワードに合致する通知情報106が表示される。新規追加ボタン104を押下すると、
図10の通知登録・編集画面111が表示され、通知情報106を追加することができる。
【0062】
通知一覧表示欄105には、新規追加ボタン104により追加された通知情報106が表示される。各通知情報106は、通知名、テンプレート名、セグメント名、通知数、登録日、更新日が表示され、編集ボタン107、削除ボタン108を含む。利用中の通知名には、その通知を利用している通知名が表示される。編集ボタン107を押下すると、その通知情報106に関する通知登録・編集画面111が表示され、その内容を編集することができる。削除ボタン108を押下すると、その通知情報106を削除することができる。
【0063】
図10は、本実施形態における通知登録・編集画面の一例を示す図である。通知登録・編集画面111は、通知名入力欄112、テンプレート名選択欄113、セグメント選択欄114、繰り返し選択欄115、繰り返し単位選択欄116、実行時間設定欄117、実行曜日選択欄118、登録ボタン119を含む。
【0064】
通知名入力欄112には、通知名を入力することができる。テンプレート名選択欄113では、テンプレート登録・編集画面91で登録したテンプレート情報を選択することができる。セグメント選択欄114には、セグメント登録・編集画面71で登録したテンプレート情報を選択することができる。
【0065】
繰り返し選択欄115は、通知を繰り返し行うか否かを選択することができる。繰り返し単位選択欄116では、どのような間隔(例えば、毎月、毎週、毎日、毎時間)で通知を行うかを選択することができる。実行時間設定欄117では、通知を実行する時間を設定することができる。実行曜日選択欄118では、通知を実行する曜日を設定することができる。登録ボタン119を押下すると、通知登録・編集画面111で入力した内容が通知管理DB49に登録される。
【0066】
図11は、本実施形態における通知予定実績一覧画面の一例を示す図である。
図11は、店舗担当者が、店舗端末15を用いて飲食店管理サーバ13へアクセスした場合に表示される通知予定実績一覧画面の一例である。
【0067】
通知予定実績一覧画面121は、検索ワード入力欄122、検索ボタン123、媒体選択欄124、送信結果選択欄125、通知予定実績一覧表示欄126を含む。検索ワード入力欄122に検索ワードを入力し、検索ボタン123を押下すると、通知予定実績一覧表示欄126にその検索ワードに合致する通知予定実績情報127が表示される。
【0068】
媒体選択欄124では、媒体(例えば、電子メール、SMS、プッシュ通知、チャットツール等)を選択することができ、いずれかの媒体を選択すると、通知予定実績一覧表示欄126に、その選択した媒体を用いて通知予定のまたは通知済みの通知予定実績情報127が表示される。
【0069】
送信結果選択欄125では、送信結果(成功、失敗、待機)を選択することができ、いずれかの送信結果を選択すると、通知予定実績一覧表示欄126に、その選択した送信結果に対応する通知予定実績情報127が表示される。
【0070】
通知予定実績一覧表示欄126には、通知登録・編集画面111にて登録された通知スケジュールに基づいて生成された具体的な通知予定実績情報127が表示される。各通知予定実績情報127は、通知名(+通知実行日時)、通知名、送信結果(成功、失敗、待機)、対象ユーザ数、送信日が表示され、編集ボタン128、削除ボタン129を含む。編集ボタン128を押下すると、その通知予定実績情報127に関する詳細情報が表示される。削除ボタン129を押下すると、その通知予定実績情報127を削除することができる。
【0071】
図12は、本実施形態における全体のフローを示す図である。まず、店舗担当者は、店舗端末15を操作して、飲食店管理サーバ13にアクセスし、セグメント登録・編集画面71を表示させる。それから店舗担当者は、セグメント登録・編集画面71にて、所定の検索条件に合致するユーザを抽出するための条件(セグメント情報)を設定する(S1)。設定後、登録ボタン78が押下されると、処理部34は、その設定内容をセグメント管理DB47に登録する。ここで、セグメント登録・編集画面71に表示された項目に関して、どの項目がどのDBに含まれているのかが、検索項目・DB名管理DB51にて管理されている。これにより、処理部34は、セグメント管理DB47の「検索対象DB」に、検索対象となるDB名を設定することができる。また、処理部34は、セグメント登録・編集画面71に設定された条件に基づいて、SQLのWEHERE文を生成し、セグメント管理DB47の「条件」にそのWEHERE文を設定する。
【0072】
次に、店舗担当者は、店舗端末15を操作して、テンプレート登録・編集画面91を表示させる。それから店舗担当者は、テンプレート登録・編集画面91にて、入力項目を設定する(S2)。設定後、登録ボタン96が押下されると、処理部34は、その設定内容をテンプレート管理DB48に登録する。
【0073】
次に、店舗担当者は、店舗端末15を操作して、通知登録・編集画面111を表示させる。それから店舗担当者は、通知登録・編集画面111にて、入力項目を設定する(S3)。設定後、登録ボタン119が押下されると、処理部34は、その設定内容を通知管理DB49に登録する。これにより、セグメント情報とテンプレート情報を関連付け、通知方法及び通知のタイミングを設定することができる。
【0074】
それから、処理部34は、通知管理DB49に登録された通知情報を展開して通知の具体的なスケジュール情報(通知予定実績情報)を生成し、通知スケジュール管理DB50に登録する(S4)。
【0075】
そして、通知部35は、通知スケジュール管理DB50の登録内容に基づいて、通知処理を実行する(S5)。
【0076】
図13は、本実施形態における通知処理のフローを示す図である。通知部35は、通知スケジュール管理DB50から通知予定実績情報を読み出し(S11)、通知予定日が到来した通知予定実績情報があるか否かを判定する(S12)。通知予定日が到来した通知予定実績情報がない場合(S12でNO)、処理はS11へ戻る。通知予定日が到来した通知予定実績情報がある場合(S12でYES)、通知部35は、通知管理DB49から、その通知予定実績情報に対応するセグメント情報(対象セグメント情報)を特定する(S13)。
【0077】
通知部35は、セグメント管理DB47から、その対象セグメント情報に含まれる「検索対象DB」と「条件」を取得し、その「検索対象DB」と「条件」を用いて、SQLを生成する。通知部35は、そのSQLを用いて、検索対象となるDBを検索する(S14)。
【0078】
通知部35は、検索の結果、検索条件に合致するユーザ情報を抽出し、ユーザ管理DB42と通知管理DB49とテンプレート管理DB48から対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得する(S15)。
【0079】
通知部35は、取得した連絡先情報を用いて、対象セグメントのユーザに、設定した通知方法でメッセージを送信する(S16)。設定した通知方法が電子メールの場合、通知部35は、対象セグメントのユーザに電子メールにてメッセージを送信する。設定した通知方法がSMSの場合、通知部35は、対象セグメントのユーザにSMSにてメッセージを送信する。設定した通知方法がチャットツールの場合、通知部35は、対象セグメントのユーザにチャットツールにてメッセージを送信する。設定した通知方法がプッシュ通知の場合、通知部35は、対象セグメントのユーザにプッシュ通知にてメッセージを送信する。
【0080】
通知部35は、メッセージの送信が成功した通知予定実績情報の「送信結果」に「送信成功」を設定する。何らかの理由でメッセージの送信が失敗した場合には、通知部35は、通知予定実績情報の「送信結果」に「送信失敗」を設定する。
【0081】
なお、通知方法は、予め設定した優先順位に応じて、通知するようにしてもよい。例えば、通知方法の優先順位が電子メール>SMS>チャットツール>プッシュ通知であるとする。対象セグメントのユーザのユーザ管理DB42には、通知方法に応じた連絡先が1以上登録されている。そして、通知方法で「優先順位」を選択した場合、ユーザ管理DB42に電子メールアドレスが登録されている場合は、電子メールでメッセージが送信される。また、ユーザ管理DB42にユーザの連絡先として、携帯電話の電話番号とチャットツールのユーザIDが登録されている場合は、SMSが優先されるので、その電話番号を用いてSMSでメッセージが送信される。
【0082】
図14は、本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ131は、飲食店管理サーバ13であってもよいし、Webサーバ12であってもよいし、店舗端末15やユーザ端末17であってもよいし、その他の端末であってもよい。コンピュータ131は、CPU132、ROM133、RAM134、記憶装置135、入力I/F136、出力I/F137、通信I/F138、読取装置139、バス140によって構成されている。
【0083】
ここで、CPUは、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス140には、CPU132、ROM133、RAM134、記憶装置135、入力I/F136、出力I/F137、通信I/F138、及び必要に応じて読取装置139が接続されていてもよい。
【0084】
CPU132は、記憶装置135から本実施形態に係るプログラムを読み出し、例えば飲食店管理サーバ13として機能する場合には、取得部32、表示制御部33、処理部34、通知部35として当該プログラムを実行する。ROM133は、読み出し専用のメモリを示す。RAM134は、一時的に記憶するメモリである。
【0085】
記憶装置135は、大容量の情報を記憶する装置である。記憶装置135としては、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリカードなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。例えば飲食店管理サーバ13の記憶部36として機能する場合には、記憶装置135には、本発明の実施形態に係るプログラムや、記憶部36に格納されている各種データが記憶されている。
【0086】
入力I/F136は、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレット、タッチパネル、情報読取装置等の入力装置と接続することが可能である。また、出力I/F137は、ディスプレイ、タッチパネル、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ等の出力装置と接続することが可能である。
【0087】
通信I/F138は、通信ネットワークと接続して他の装置と通信するためのポート等のインターフェースである。通信ネットワークは、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。読取装置139は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。
【0088】
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワークおよび通信I/F138を介して、例えば記憶装置135に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読取装置139にセットされて、CPU132によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD-ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置、半導体メモリカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取装置139によって読み取られる。
【0089】
また、当該プログラムは、スタンドアローン型のコンピュータにインストールされてもよいし、クラウドコンピュータによりインストールされて機能のみをユーザに提供してもよい。
【0090】
本実施形態によれば、店舗へのアプローチの異なる顧客に対して一定の条件でセグメント化して通知することができる。
【0091】
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
【符号の説明】
【0092】
1 セグメント別通知管理装置
2 記憶部
3 抽出部
4 通知部
11 飲食店管理システム
12 Webサーバ
13 飲食店管理サーバ
14 店舗
15 店舗端末
16 POSレジ
17 ユーザ端末
18 通信ネットワーク
31 制御部
32 取得部
33 表示制御部
34 処理部
35 通知部
41 記憶部
42 ユーザ管理DB
43 予約管理DB
44 注文管理DB
45 決済管理DB
46 流入媒体DB
47 セグメント管理DB
48 テンプレート管理DB
49 通知管理DB
50 通知スケジュール管理DB
51 検索項目・DB名管理DB
【手続補正書】
【提出日】2022-04-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報を受け付ける受付部と、
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部と、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出する抽出部と、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する通知部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、
前記セグメント別通知管理装置は、さらに、
前記送信結果に応じて表示形式を選択可能にし、選択された前記送信結果に対応する通知の履歴情報を表示させる表示制御部と、
を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、及び決済情報に関する履歴情報を含み、
前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記通知部は、予め設定された前記通知方法の優先順位に基づいて、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、
複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する
処理を実行させる情報処理プログラム。
【請求項6】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、
複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する
処理を実行する情報処理方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
本発明の一実施形態における情報処理装置は、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報を受け付ける受付部と、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部と、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出する抽出部と、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する通知部と、を備えることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、前記セグメント別通知管理装置は、さらに、前記送信結果に応じて表示形式を選択可能にし、選択された前記送信結果に対応する通知の履歴情報を表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、及び決済情報に関する履歴情報を含み、前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含むことを特徴とする。
前記通知部は、予め設定された前記通知方法の優先順位に基づいて、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
本発明の一実施形態における情報処理プログラムは、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信することを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
本発明の一実施形態における情報処理方法において、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信することを特徴とする。
【手続補正書】
【提出日】2022-07-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報を受け付ける受付部と、
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部と、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出する抽出部と、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する通知部と、
を備え、
前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、
前記情報処理装置は、さらに、
前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、及び決済情報に関する履歴情報を含み、
前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記通知部は、予め設定された前記通知方法の優先順位に基づいて、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、
複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する
処理を実行させ、
前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、
さらに、
前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる
処理を実行させる情報処理プログラム。
【請求項5】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、及び決済情報に関する履歴情報を含み、
前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、
複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する
処理を実行し、
前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、
さらに、
前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる
処理を実行する情報処理方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
本発明の一実施形態における情報処理装置は、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報を受け付ける受付部と、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部と、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出する抽出部と、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する通知部と、を備え、前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、前記情報処理装置は、さらに、前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、及び決済情報に関する履歴情報を含み、前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含むことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
前記通知部は、予め設定された前記通知方法の優先順位に基づいて、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
本発明の一実施形態における情報処理プログラムは、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する処理を実行させ、前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、さらに、前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる処理を実行させることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
本発明の一実施形態における情報処理方法において、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する処理を実行させ、前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、さらに、前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる処理を実行させることを特徴とする。
【手続補正書】
【提出日】2022-11-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報を受け付ける受付部と、
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部と、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記検索条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出する抽出部と、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先情報を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する通知部と、
を備え、
前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、
さらに、
前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、及び決済情報に関する履歴情報を含み、
前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記通知部は、予め設定された前記通知方法の優先順位に基づいて、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージを通知する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループを示すセグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、
複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記セグメント情報を抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記検索条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先情報を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する
処理を実行させ、
前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、
さらに、
前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる
処理を実行させる情報処理プログラム。
【請求項5】
前記履歴情報は、店舗の席の予約情報、店舗における注文情報、及び決済情報に関する履歴情報を含み、
前記通知方法は、電子メール、ショートメッセージサービス、チャットツール、または店舗用アプリケーションプログラムを介したプッシュ通知を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、
インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループを示すセグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、
複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記セグメント情報を抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、
前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記検索条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、
前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先情報を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する
処理を実行し、
前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、
さらに、
前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる
処理を実行する情報処理方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
本発明の一実施形態における情報処理装置は、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報を受け付ける受付部と、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループをセグメント情報として抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記セグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを格納する記憶部と、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記検索条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出する抽出部と、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先情報を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する通知部と、を備え、前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、さらに、前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
本発明の一実施形態における情報処理プログラムは、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループを示すセグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記セグメント情報を抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記検索条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先情報を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する処理を実行させ、前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、さらに、前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる処理を実行させることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
本発明の一実施形態における情報処理方法において、ユーザの連絡先を含むユーザ情報と、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報とを格納する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、インターネットを介して予約、店内注文、持ち帰り注文または配達注文がされた場合における流入元のWebサイト情報またはWebサービス情報を検索条件として含む検索条件情報と、メッセージのテンプレートに関する情報と前記メッセージを通知する通知方法とを含むテンプレート情報と、前記検索条件情報に含まれる前記検索条件に合致するユーザのグループを示すセグメント情報と前記テンプレート情報と通知のタイミング情報とが関係付けられた通知情報を受け付け、複数の情報処理システムそれぞれで管理されているユーザの店舗の利用に関する履歴情報から、前記セグメント情報を抽出するための前記検索条件を含むセグメント抽出条件情報と、前記通知のタイミング情報に基づいて生成された通知の予定日時を含む通知スケジュール情報とを生成し、前記通知スケジュール情報に基づいて前記通知の予定日時が到来した前記通知情報がある場合、前記通知情報に対応する前記セグメント抽出条件情報から前記検索条件に合致する前記セグメント情報を対象セグメントとして抽出し、前記ユーザ情報と前記通知情報と前記テンプレート情報から前記対象セグメントに含まれるユーザの連絡先情報を取得し、取得した前記連絡先情報に基づいて、前記対象セグメントのユーザに、前記通知方法で前記メッセージの通知を送信する処理を実行させ、前記通知スケジュール情報は、前記通知の送信結果を含み、さらに、前記送信結果からいずれかの送信結果を選択可能であり、かつ前記通知方法からいずれかの通知方法を選択可能であり、選択された前記送信結果及び選択された前記通知方法に応じて、前記選択された送信結果及び前記選択された通知方法に対応する通知の履歴情報を表示させる処理を実行させることを特徴とする。