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特開2023-102228誰でも楽に簡単立ち上がり軽減アシスト
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  • 特開-誰でも楽に簡単立ち上がり軽減アシスト 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023102228
(43)【公開日】2023-07-24
(54)【発明の名称】誰でも楽に簡単立ち上がり軽減アシスト
(51)【国際特許分類】
   A61G 5/14 20060101AFI20230714BHJP
【FI】
A61G5/14 711
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022011307
(22)【出願日】2022-01-11
(71)【出願人】
【識別番号】505053420
【氏名又は名称】西村 諭
(72)【発明者】
【氏名】西村 諭
(57)【要約】
【課題】現在の介護現場での移乗方法は依然として介助者の力のみに頼ることが多く、必然的に介助者は腰等を痛めてしまい、自身の生活にも支障をきたしてしまう方が多く、腰痛等による不調で離職を余儀なくされる職員も多く見受けられる。使用方法が簡便なため、被介助者自身も容易にアシスト装置を使うことができる。被介助者は残存機能をいかし自分でできることを続けられることにより自信が付き、生きる意欲、自立につながる。
【解決手段】本発明は、図面のようにアシストペダル及びアシストレバー装置を活用することにより人力を安全に軽減する。
【選択図】図1 図2 図3 図4 図5 図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車椅子等にアシストペダル及びアシストレバーを付属させ使用することによって介助者の身体の負担を軽減させ被介助者は自身の残存能力をいかし立ち上がる事もできる。
【請求項2】
アシストペダル及びアシストレバーを使い座面及び背もたれを起こし上げる、立ち上がりアシスト補助具である。
【請求項3】
アシストペダル及びアシストレバーは不使用時には他の動作等の邪魔にならないように折りたたみ式にすることも可能である。
【請求項4】
このアシスト機能は、車椅子のみならずトイレ便座、医療介護入浴シャワー椅子、ベッド、シルバーカー等にも用いることによって社会福祉的に役立ち、各々の人の負担を軽減すると共に不安を取り除く。又、各々の残存能力をいかすことにより自分でできることが増え自信にもつながる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は筋力等が低下して日々の動作に介助が必要な被介助者の介助において、移乗時の双方の負担を軽減するための補助装置に関するものである。現在の介護現場等での移乗方法は、依然として介助者の力のみに頼ることが多く、必然的に介助者は腰等を痛めてしまい、自身の生活にも支障をきたし離職を余儀なくされる職員も多い。また、家庭内での移乗介助等では介助者が高齢者のことも多く非常に困難をきたし、かなりの負担を強いられる。この機能を使用することで、介助者の心身の負担を減らすことができる。又被介助者の残存機能をいかし、自分でできることを続けられることによって自立へのステップとなり生きる意欲や自信にもつながる。
【背景技術】
【0002】
本発明は、誰でも簡単に使い方を理解し、軽減アシストを使うことによって、介助者は体を酷使することなく安心して介助ができるようになり、被介助者は自身でできることが少しでも増えることで自信が持てるようになり、それぞれに希望や安心を与えることができる装置である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【・・・・】
【特許文献1】
【特許文献2】
【非特許文献
【・・・・】
【非特許文献1】
【非特許文献2】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、車椅子等から、介助者が被介助者を移乗させる際に、アシストレバー、アシストペダル等を使うことによって介助者の負担を軽減させるものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、介助者が、被介助者を移乗の際にアシストペダル等を使うことにより、手足腰等の負担を軽減する。(図5)被介助者が車椅子から自らの力で立ち上がる際に、片方の手で手すりにつかまりもう一方の手でアシストレバーを操作することによって自らの残存能力をいかし過度な負担を軽減させ立ち上がることができる。(図6
【発明の効果】
【0005】
本発明は、介助者の身体の負担を軽減すると共に、被介助者は残存能力をいかした介護移乗をおこなうことができる。
【符号の説明】
【0006】
1 車椅子本体
2 アシストレバー
3 アシストペダル
4 座面シート
5 背もたれ
6 アシストレバー不使用時収納
7 手すり
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】一般的な車椅子を側面から見た図面である。
図2】側面から見た、2アシストレバー、3アシストペダル、4座面シート、5背もたれ、6アシストレバー不使用時収納の図面であり、立ち上がり軽減アシスト装置が作用して座面が起きた状態を表している。
図3】立ち上がり軽減アシスト装置を装着した車椅子を前方から見た図である。
図4】車椅子本体から内側骨格部分含むアシストレバー、アシストペダル、座面シート、背もたれ周りの一部骨格等を一式取り外した図である。
図5】介助者が、車椅子のアシストペダルを踏みながら被介助者をかかえ移乗作業中の姿図である。
図6】被介助者が片方の手で手すりにつかまり、もう一方の手でアシストレバーを操作し立ち上がる姿図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて記述する。
図2は本発明の実施例の簡単立ち上がり軽減アシスト装置を車椅子に取り付けたものを横から見た全体図であり、同じく正面から見たものが図3である。具体的な実施例として、図5図6のように介助者、または車椅子等に乗っている被介助者がアシストレバー、またはアシストペダルを操作することで座面が上がり、楽な力で腰が上がり立ち上がりの負担を軽減できる。
【実施例0009】
実施例としては、車椅子に装着した例を図5図6に示したものである。その他、このアシスト機能は、車椅子のみならずトイレ便座、医療介護入浴シャワー椅子、ベッド、シルバーカー等にも用いることができる。
【産業上の利用可能性】
【0010】
本発明に係る簡単立ち上がり軽減アシストの装置は、今までの力任せの移乗介助で体に掛かかっていた負担を軽減することができる。
又、被介助者が立ち上がる時が特に不安定であるが、アシスト機能を使うことで腰が安定して容易に持ち上がる。
介助者だけでなく被介助者の心身の負担をも軽減できるという効果をもたらす。
【受託番号】
図1
図2
図3
図4
図5
図6