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特開2023-102262仮想対面テーブル装置{Virtual face-to-face table device}
<図1a>
  • 特開-仮想対面テーブル装置{Virtual  face-to-face  table  device} 図1a
  • 特開-仮想対面テーブル装置{Virtual  face-to-face  table  device} 図1b
  • 特開-仮想対面テーブル装置{Virtual  face-to-face  table  device} 図2a
  • 特開-仮想対面テーブル装置{Virtual  face-to-face  table  device} 図2b
  • 特開-仮想対面テーブル装置{Virtual  face-to-face  table  device} 図3a
  • 特開-仮想対面テーブル装置{Virtual  face-to-face  table  device} 図3b
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023102262
(43)【公開日】2023-07-24
(54)【発明の名称】仮想対面テーブル装置{Virtual face-to-face table device}
(51)【国際特許分類】
   G02B 30/56 20200101AFI20230714BHJP
   H04N 7/14 20060101ALI20230714BHJP
【FI】
G02B30/56
H04N7/14
H04N7/14 120
H04N7/14 140
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022184918
(22)【出願日】2022-11-18
(31)【優先権主張番号】10-2022-0004264
(32)【優先日】2022-01-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】515036545
【氏名又は名称】ヘ-ヨン・チョイ
(74)【代理人】
【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治
(74)【代理人】
【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順
(74)【代理人】
【識別番号】100221729
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 圭介
(72)【発明者】
【氏名】ヘ-ヨン・チョイ
【テーマコード(参考)】
2H199
5C164
【Fターム(参考)】
2H199BA32
2H199BA49
2H199BB18
2H199BB52
5C164FA09
5C164GA08
5C164UB81S
5C164VA05P
5C164VA07P
(57)【要約】      (修正有)
【課題】遠距離にいる対話者をまるでテーブルの前で実際に対面するように、実際のような相手方の大きさをテーブル渡った向こう側に空間感と現実感のあるように表現し、実時間対話を持たせて対面効果を得ることができるテーブル装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、テーブル構造と大きさ以内で相手方の映像を実際と同じ大きさに現出し、空間立体感を現出し、実際のように相手方と視線が一致する構造で映像システムを構成し、別途の映像反転装置なしに相互対面映像の上、下、左、右が一致するように構成し、実時間で対話をすることができる装置を具現し、テーブルの高さ以内で構成してテーブルのように使用することができる仮想対面テーブル装置である。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
仮想対面テーブル装置において、
使用者11の前方にテーブル2が備えられるケース1;と、
前記ケース1の下部後部に備えられ、相手方12の映像が表示される映像モニター5;と、
前記映像モニター5の前端に全反射し、上向き90°で反射するように四角45°で備えられる第1の反射鏡6;と、
使用者11の方向に90°で反射されるように前記第1の反射鏡6の上部に四角45°で備えられる半透過反射鏡3;と、
前記半透過反射鏡3の裏面に、前記使用者11の目高さと同じ位置に備えられるカメラ7;で構成されることにより、
前記映像モニター5の映像と前記カメラ7の撮影映像の上、下、左、右が同一の正立像となり、
前記映像モニター5と前記第1の反射鏡6と前記半透過反射鏡3と前記カメラ7との位置が同一の光軸A線上に備えられることにより、
前記映像モニター5に表現される相手方12の視線と前記使用者11の視線とが一致することを特徴とする、仮想対面テーブル装置。
【請求項2】
前記使用者(11)の背面に黒色背景、クリーン背景、ホワイトボード、映像ディスプレイのいずれかがさらに備えられることを特徴とする、請求項1に記載の仮想対面テーブル装置。
【請求項3】
前記半透過反射鏡3を全反射する第2の反射鏡6Aに置き換え、前記第2の反射鏡6Aと前記使用者11との間に前記カメラ7が備えられることを特徴とする、請求項1に記載の仮想対面テーブル装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テーブルとカメラ装置と映像モニター装置と反射及び透過装置とが1つのシステムに結合され、別途の映像反転装置の構造なしに遠距離に位置する相手方とまるで対面するように仮想対面ができる仮想対面テーブル装置に関する。
【背景技術】
【0002】
新型コロナウィルス(COVID-19)などで相互間の訪問が統制され、防疫守則上、社会的距離を離隔しなければならず、初めて対面する人でもマスクを使用しなければならないなど、訪問交流及び展示会など対面する機会が著しく減少している。
【0003】
遠距離にいる知人と食事を一緒にする必要がある場合や、取引先と相談を進めるためには対面する必要がある。
医師と患者が非対面で問診をするとき、医師は患者の状態を確認しなければならないので、遠距離を通院しなければならない。
この場合、遠距離を車両で移動しなければならず、相談時間よりも移動時間がさらにかかる。
【0004】
また、面接の際に防疫守則上、マスクを使用しなければならないため、相手方の顔の確認手続が困難であり、対面の面接をするとしてもマスクを着用しなければならない不便さがあった。
【0005】
従来、遠隔画像会議は、主にノートパソコンなど14″内外の小画面を通じて遠隔会議などをしたため、現場感、説得力、親和感はもちろん、事実感が著しく小さかった。
【0006】
大韓民国特許出願第10-2007-0021592号、または大韓民国特許出願第10-2007-0021590号、または大韓民国特許出願第10-2015-012492号、または大韓民国特許出願第10-2019-0036966号のような従来技術は、テーブルに映像装置が結合された構造や相手方と視線を合わせながら対面することができる構造として使用することはできず、実時間対話をすることができる構造でもない。
したがって、現場に行かず遠距離にいる人をまるで現場テーブルで対面するような仮想対面ができる装置が必要になった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】大韓民国特許出願第10-2007-0021592号
【特許文献2】大韓民国特許出願第10-2007-0021590号
【特許文献3】大韓民国特許出願第10-2007-0018426号
【特許文献4】大韓民国特許出願第10-2019-0036966号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、遠距離にいる対話者をまるでテーブルの前で実際に対面するように、実際のような相手方の大きさをテーブル渡った向こう側に空間感と現実感のあるように表現し、実時間対話を持たせて対面効果を得ることができるテーブル装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、テーブル構造と大きさ以内で相手方の映像を実際と同じ大きさに現出し、空間立体感を現出し、実際のように相手方と視線が一致する構造で映像システムを構成し、別途の映像反転装置なしに相互対面映像の上、下、左、右が一致するように構成し、実時間で対話ができる装置を具現するが、テーブル高さ以内で構成してテーブルのように使用することができることを特徴とする。
【0010】
このような特徴を具現するために、本発明は、
ケース前面に構成されるテーブル、前記相手方の映像を実物の大きさに具現するが、ケースの内部後端に備えられる映像モニターを備え、
前記相手方の映像を空間感のあるように具現するために、前記映像モニターの前面に上方向反射角で四角備えられる第1の反射鏡と、
前記第1の反射鏡の上部に使用者の方向に向けた反射角で反射されるために、前記第1の反射鏡と並行四角で備えられる半透過反射鏡と半透過反射鏡の後方に備えられるカメラとマイクとスピーカとで構成する。
【0011】
このような構成を無線インターネットのような映像音響通信装置を含めて構成することにより、映像モニターとカメラの映像は上、下、左、右が同一に正立され、使用者の視線高さとカメラの位置と半透過反射鏡の中心と第1の反射鏡の中心と映像モニターの中心とが1つの光軸線上に備えられ、前記使用者と前記相手方の視線とが一致するようにすることにより、相手方の映像がテーブルに向かい合って座るような対面効果を与えることを特徴とする。
【0012】
使用者の背面に黒色背景、グリーン背景など、クロマキー背景やホワイトボード、映像装置のいずれかがさらに備えられることを特徴として空間感を与え、
また、半透過反射鏡を全反射する第2の反射鏡に置き換え、前記第2の反射鏡と使用者との間にカメラが備えられることを特徴とする。
【0013】
図面に基づいてより明確に説明すると、
テーブル2の後方にテーブル2と連携して映像装置が備えられるケース1と、
ケース1の内部後端に備えられて仮想に対面する相手方12の映像を実物の大きさで表示される映像モニター5と、
映像モニター5の前面に上向きに反射する反射角で四角備えられる第1の反射鏡6;と、
相手方12の映像が上、下、左、右の正しい正立像で表示されながら空間に実感のあるように表示するために、ケース1の上部に下向きに反射する四角で備えられ、第1の反射鏡6と並行する四角で備えられる半透過反射鏡3と、
半透過反射鏡3の後方に備えられるカメラ7で備えられ、
使用者11と相手方12の視線を合わせるために、前記使用者11の視線高さと前記カメラ7の位置と前記半透過反射鏡3の中心と前記第1の反射鏡6の中心と前記映像モニター5の中心が1つの同一の光軸A線上に備えられる。
また1つの特徴は、使用者11の背面に黒色背景またはグリーン背景のようなクロマキー背景やホワイトボード、映像ディスプレイのいずれかがさらに備えられることを特徴とする。
半透過反射鏡3と前記使用者11との間に前記カメラ7が備えられるように構成する。
【発明の効果】
【0014】
以上において説明したように、本発明によれば、
第1の反射鏡と半透過反射鏡を平行四角で構成し、四角がなす斜辺対底辺が持つ空間内に相手方の画像を表現してまるで実物があるような空間立体感の効果を示し、
映像モニターの大きさを最小20″~60″の間で構成して相手方の映像を実際と同じ大きさで表示し、
使用者の視線高さとカメラと第1の反射鏡と半透過反射鏡の中心と映像モニターの中心を同一の1つの光軸線上に備えることにより、相手方と視線が常に一致するようにし、
半透過反射鏡を全反射反射鏡で構成して映像モニターの明るさを2倍増加させ、
映像モニターの構成を本体ケースの後端に前方向に構成し、その前面に半透過反射鏡を上向き反射するように構成し、その上部に前方向に反射するように構成し、半透過反射鏡の中心軸にカメラを備えることにより、別途の電子的映像反転装置なしにカメラの上、下、左、右と映像モニターの上、下、左、右とが一致する効果があり、
映像モニターの構造をテーブル高さの下部に構成しながら相手方の視線と一致するように構成することにより、食堂、業務相談、仮想面談など様々な場所で対面する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1a】本発明の一実施された斜視図である。
図1b】側面図である。
図2a】本発明の作用の説明図である。
図2b】本発明の構成の説明図である。
図3a】本発明の実施例の説明図である。
図3b】本発明の実施例の説明図である。
【発明を実施するための具体的な内容】
【0016】
以下、本発明の好ましい実施例を添付の図面を参照して説明する。
本発明は、固有の目的を達成するために、以下のように構成される。
図1aと図1bは、本発明に係る構成図を概略的に示す図である。全体下部を構成するケース1、ケース1の前方にテーブル2を備え、ケース1の内部後方に画面が前方向に向けるように映像モニター5を備える。
【0017】
このような映像モニター5の前面に上向きに反射するように全反射する第1の反射鏡6を備え、その上部に第1の反射鏡6と並行四角で半透過反射鏡3を構成する。
【0018】
半透過反射鏡3の後端部にはカメラ7を備え、半透過反射鏡3の左、右には透明素材のプラスチックまたは不透明素材の遮断膜で左、右の仕切り4、4aを構成する。
【0019】
第1の反射鏡6は全反射する反射鏡構造であり、半透過反射鏡3の構造は表面には反射面が構成され、45°四角基準として裏面には透過する機能で構成される。このような反射率と透過率は、50:50を基準として80:20または20:80以内で用途に応じて設定する。
【0020】
このような図1bの構成は、映像モニター5の映像は前方向に備えられている第1の反射鏡6で全反射されて上向きに反射し、上部に備えられた半透過反射鏡3の反射面から使用者の方向に屈折反射されて使用者11に反射される。
【0021】
半透過反射鏡3の裏面に備えられたカメラ7は、半透過反射鏡3を直進透過する使用者11の上半身、すなわちテーブル2の上に現れる上半身を撮影するようになる。
【0022】
図2aと図2bのように、カメラ7に撮影される使用者11の映像は、WIFI(登録商標)のような映像音響通信装置10を通じて相手方12の映像モニター5に表示され、カメラ7に撮影される相手方12の映像は、映像音響通信装置10を通じて使用者11の映像モニター5に表示される。
【0023】
このような映像モニター5の上、下、左、右の画像が正立像として現出され、第1の反射鏡6で上向き反射し、再び半透過反射鏡3の表面で屈折反射するため、使用者11は前記正立像をそのまま観測するようになる。このような映像はカメラ7に送出される使用者11の映像と同一に同時に上、下、左、右が正立像となるようにする。
【0024】
すなわち、このように映像モニター5がケース1の下部後端に備えられ、その前に第1の反射鏡6が上向き反射するように備えられ、再びその上部に前向き反射するように並行四角で備えられる半透過反射鏡3の構造と半透過反射鏡3の直進透過する裏面に備えられるカメラ7の構造は、別途の映像反転装置なしに映像モニター5の映像とカメラ7の映像が上、下、左、右に同一の正立像を送出し、視聴するようにするものである。
【0025】
また、図2bのように、使用者11の視線高さと半透過反射鏡3の中心とカメラ7の位置と第1の反射鏡6の中心と映像モニター5の中心と1つの光軸Aで同一の光軸線上に構成する。
【0026】
このような同一の光軸Aで構成する理由は、カメラ7を見る使用者11の視線と相手方12の映像が提供される相手方12の視線とが一致するようになるので、対面する効果を得ることができるからである。
【0027】
したがって、このような本発明は前面にはテーブル2が備えられ、テーブル2の後面にケース1が備えられ、ケース1の後端に映像モニター5が備えられ、映像モニター5の前面に上向き反射するように上向き四角で全反射する第1の反射鏡6が備えられ、第1の反射鏡6の上部には、使用者11の方向に前向き反射するように前向き四角で半透過反射鏡3が備えられ、使用者11の視線高さと一致する半透過反射鏡3の裏面にカメラ7を備える。
【0028】
このような使用者11と相手方12のそれぞれのカメラ7の映像は、それぞれ、使用者11と相手方12の後背景であるブラック遮断膜13により、図3aのように、それぞれ使用者11と相手方12を除いた残りの部分はクロマキー処理またはブラック画面で処理され、それぞれ使用者11と相手方12の映像のみが送出される。
【0029】
すなわち、図3aのように、使用者11または相手方12の後方には、ブラックまたはグリーン色相などで備えられる遮断膜13を備え、使用者11または相手方12の映像周辺を明度のない色相とする。
【0030】
このような相手方12の周辺はブラック画面で処理して明度が全くなくなるので、外部の前景を透過させることによって、まるで相手方が現場に実際にいるような空間仮想現実の効果を有するようにする。
【0031】
また、必要に応じて遮断膜13をホワイトボードや映像ディスプレイに置き換えて会議や教育に活用することができる。
【0032】
図3aのように、相手方をテーブル渡って実物のように実物の大きさで表示するためには、映像モニター5の大きさを設定しなければならない。
【0033】
通常、テーブルの高さは床から70cm~80cm内外である。人の座高は120cm~140cmである。したがって、テーブルから上に現れる相手方の実物画像の大きさ高さは40cm~70cmとなる。
【0034】
成人の肩幅は35cm~50cmである。したがって、テーブルの向こう側に表示される相手方の上半身の大きさは、横長は35cm以上、縦長はテーブルの標準高さを勘案して80cm未満でなければならない。
【0035】
このような点を勘案すれば、本発明に適用される映像モニター5は画面対角線基準20″~65″に該当し、これは既存のノートパソコン画面12″~14″対比3倍~20倍の画面となる。
【0036】
したがって、本発明は、図1bのように、テーブル2の高さに制限を受けるケース1の内部が有する高さDに設置しなければならないため、本発明に使用される映像モニター5の大きさは画面比16:9基準で65″未満となる。
【0037】
多人用として使用するときは、例えば2人用で構成し、相手方12の映像を含めて4人用で具現するときは、左、右に2台を構成する方式で複数で設置使用することができる。画面比16:9画面を9:16画面比で立てて使用することもできる。この場合には、20″映像モニター5に置き換えて立てて使用することができる。このような映像モニター5はLCD、LEDなどの自体発光による映像装置などが適用されることができる。したがって、本発明に適用される映像モニター5は限定しないが、20″以上65″まで適用することが推奨される。
【0038】
このような対面映像は半透過反射鏡3に現出しながら、まるで空間に実際の映像のように具現される。
【0039】
図1bのように、全反射する第1の反射鏡6が45°四角で構成され、再び半透過反射鏡3が並行45°四角で構成する理由は、半透過反射鏡3と全反射第1の反射鏡6が四角で構成される底辺cだけ空間感の効果が発生して立体感が生成するためである。
【0040】
一般的に、平面の上から平面に具現される映像は立体感を生じない。したがって、図1bのように、半透過反射鏡3の四角と第1の反射鏡6の四角とが並行四角で構成されることにより、映像はその四角がなす底辺B、B1の空間だけ空間立体感が形成されるので、相手方12がまるで前にいるような空間現実感を提供する。
【0041】
また、図2b、図3aのように、テーブル2の向こう側に表示される相手方12の映像は、図1bのように、前向き四角で備えられる半透過反射鏡3の構造と上向き四角で備えられる第1の反射鏡6の構造がなす四角の斜辺だけ底辺B、B1の有する空間だけ空間感を誘発し、相手方12の映像がまるで実物のような立体感を具現するようになる。
【0042】
図2bのようにまた、使用者11の視線と半透過反射鏡3の中心とカメラ7の位置と第1の反射鏡3の中心と映像モニター5の中心を1つの光軸Aに備えることにより、相手方と視線を一致させることにより、テーブルを渡って実際の相手方と対面している効果を得ることができる。
【0043】
このような本発明は、図3aのように、左、右の仕切り4、4aに照明装置9を付加して使用することができ、マイク8とスピーカ8aを適正位置に追加して映像通信を行うために、テーブル2やケース1の一部に映像通信装置を追加することができ、ノートパソコンまたはタブレットPCで映像資料または講義資料を映像モニター5に表示して遠隔講義を行うことができる。
【0044】
したがって、このような本発明は、図2a、図2bのように、使用者11の映像と音声は、カメラ7とマイク8を通じてWIFIのような無線インターネットで構成された映像及び映像音響通信装置10、及びソールションを通じて相手12の音声はスピーカ8aに伝達され、相手方12の映像は同じ経路で使用者11に距離、位置に関係なく相手方の映像モニター5に表示するようになる。すなわち、図2bのように、使用者11のカメラ7の映像は遠距離にある相手方の映像モニター5に具現され、遠距離にいる相手方12は相手方のカメラ7により使用者11の映像モニター5に表示されるものである。
【0045】
したがって、このような本発明の構成は、限定されるテーブル2高さD以内でケース1の後端に設置させることにより最大限の画面の大きさが可能であり、20″~65″の大型画面は相手方のテーブルの上部様子は実物の大きさに近く現出することができる。
【0046】
また、映像モニター5の前面に上方向四角で第1の反射鏡6を備え、第1の反射鏡6の四角と並行四角、すなわち全方向四角で備えられる半透過反射鏡3の反射面構造と、半透過反射鏡3の裏面のカメラ7の構成は、映像モニター5とカメラ7の映像の上、下、左、右が同一に正立像を別途の反転装置なしに提供するようになる。
【0047】
このような本発明は、図3bのように、カメラ7をテーブル2の後端に備え、裏面の半透過反射鏡3を全反射する第2の反射径6Aに置き換えて備える。
【0048】
すなわち、全反射する第2の反射鏡6Aの前面にカメラ7が備えられる構造であるため、半透過反射鏡3により明るさが低下したカメラ7と映像モニター5の明るさが全反射されるので、明るさが2倍まで増大する。
【0049】
図3bに示すように、カメラ7は、左、右の移動式またはその位置を移動するようにカメラ7の位置を可変させることができる可変装置7aと結合構成することができる。例えば、複数のパイプで構成され、使用時は使用者11の目の高さまで移動させ、使用しないときは再び元位置に復帰するようにする。この場合、映像モニター5の視野を阻害しない。
【0050】
したがって、このような本発明は、以下のように実施することができる。
WIFIのような無線インターネットなどのような映像音響通信装置10を通じて、本発明を備えた場所では国家間、地域間、遠距離間、建物と建物間、ルームとルーム間の画像通信が可能であり、用途別に多様に使用可能である。
【0051】
したがって、このような本発明は、相手方の実物の大きさが20″~65″の映像モニターに表示され、表示された相手方の映像は半透過反射鏡3と第1の反射鏡6の四角がなす空間内で現実感が増大し、カメラ7と映像モニター5とが1つの光軸Aに構成される構造は、常に相手方12と視線を一致させる。
【0052】
2つの四角反射鏡構造により映像モニター5の映像とカメラ7に撮影される映像の上、下、左、右を一致させて遠距離にいる相手方12をまるでテーブルに向かい合って座ったような仮想対面効果を与えるようになる。
【0053】
したがって、このような本発明は、食堂やカフェで使用する場合、遠距離の他の都市で約束された時間に相手方と約束された時間に同時に食事をしながら遠隔食事をすることができる。
【0054】
例えば、本発明が備えられた食堂で遠距離の他の都市に本発明が備えられた食堂で時間を決めて対面食事をすることができる。
【0055】
病院で医師が家にいる患者または本発明が設置された近くのカフェから病院まで直接来院しなくても、仮想面談を通じて処方を受けることができる。
【0056】
また、遠距離の他都市にある取引先と直接面談による相談をまるで対面したのと同じ効果で相談効果を得ることができ、
会社の入社または入試試験の際に必要過程である面接も、実際の面接と同じ効果が得られるようになる。
【0057】
また、案内デスクに仮想案内員で実物のような効果として活用されることができ、
このような本発明は、左、右に複数個構成するときは多人用として使用することができるので、食堂、カフェ、病院、学校、会社など様々な場所で仮想対面テーブル装置として使用されることができる。
【0058】
また、相談をするときにも、本発明が備えられた近くのカフェで当該事務室フェと対面会議を行うことができるなど、仮想対面が必要な様々な場所で使用されることができる。
【符号の説明】
【0059】
1.ケース 2.テーブル 3.半透過反射鏡 4.左、右の仕切り
5.映像モニター 6.第1の反射鏡 6A.第2の反射鏡 6C.撮影口
7.カメラ 8.マイク 8a.スピーカ 9.照明装置
10.映像音響通信装置 11.使用者 12.相手方 13.遮断膜
図1a
図1b
図2a
図2b
図3a
図3b