IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 石黒 稜人の特許一覧

特開2023-102300レベル4のトラック自動運転車の実現方法(2024年問題の解決方法)
<>
  • 特開-レベル4のトラック自動運転車の実現方法(2024年問題の解決方法) 図1
  • 特開-レベル4のトラック自動運転車の実現方法(2024年問題の解決方法) 図2
  • 特開-レベル4のトラック自動運転車の実現方法(2024年問題の解決方法) 図3
  • 特開-レベル4のトラック自動運転車の実現方法(2024年問題の解決方法) 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023102300
(43)【公開日】2023-07-24
(54)【発明の名称】レベル4のトラック自動運転車の実現方法(2024年問題の解決方法)
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/07 20060101AFI20230714BHJP
【FI】
G08G1/07 Q
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2023091455
(22)【出願日】2023-06-02
(71)【出願人】
【識別番号】522043747
【氏名又は名称】石黒 稜人
(72)【発明者】
【氏名】石黒 稜人
(57)【要約】
【課題】他の自動車には一切手を加えず、既存の技術と少しの工夫で高速自動車国道を自動走行可能な自動運転車を実現したい。
【解決手段】高速自動車国道の入口インターチェンジの出口合流部及びジャンクションの出口合流部に信号機を設置して自動運転車と連携させる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
高速自動車国道の入口インターチェンジ(0008-説明1)の出口合流部(0008-説明2)とその進行方向手前付近(0008-説明3)及びジャンクション(0008-説明4)の出口合流部(0008-説明5)とその進行方向手前付近に1つ以上の信号機を有することを特徴とする交通制御システム。
【請求項2】
高速自動車国道の入口インターチェンジの出口合流部とその進行方向手前付近及びジャンクションの出口合流部とその進行方向手前付近に1つ以上の信号機を有することを特徴とする交通制御システムにおける信号機については、
信号機の情報(0008-説明6)を無線通信(0008-説明7)で車両に送信可能な信号機である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号機による交通制御システムに関する。
【背景技術】
【0002】
美女木ジャンクションの途中には交差点があり、信号がある。しかし、出口には信号は無い。
2024年問題という物流の問題が存在しており、トラックの自動運転技術の開発が急務である。
道路の中央になみなみの線を引くことで、雨天でも安全に道路を道路と認識して運転させるためのなみなみ線の特許がある。(出願番号:特願2022-195491)
前の車にぶつからないよう運転する技術は既にある。(追突防止システムや車両追跡システム)
高速を降りて車線変更をしないで右側の車線にいれば右に、左側の車線にいれば左に、歩車分離式信号の矢印付きであれば自動運転車で安全に曲がる技術は既存の技術で容易に実現可能である。(出願番号:特願2022-195491)
特願2022-195491では自動運転車の実現には全ての自動車に通信装置を装着する必要があるとしているが、実際にはそのような事をすると物凄くお金がかかるため、他の自動車に変更は加えない方法で自動運転を実現する方法が望まれる。
1期ジャパリバスは派手で視認性が良く、自動運転車のイメージがあり、ぶつかっても許される雰囲気が少しある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2022-195491
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
他の自動車には一切手を加えず、既存の技術と少しの工夫で高速自動車国道を自動走行可能な自動運転車を実現したい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従来の技術で、高速自動車国道の何も無い所を雨の日などの視界の悪い日には安全に走れなかった問題は特願2022-195491で解決できた。そのため今回は、他の自動車への変更なしで高速道路の合流を行う方法を提案する。その方法はインターチェンジの合流口等に信号機をセットするシステムを構築することである。高速で走行する車両に割り込んだり、渋滞の中、なんか良い感じに安全に割り込むのは、現在の技術では他の車両との通信装置が無いと実現できない。
そして、高速を降りた後、ほんの少しでいいので、自動運転して近くの人間の待機する場所まで自動運転することができれば、2024年問題は一瞬で解決する。特願2022-195491のタグを利用した場合、数百m程度の少しの範囲であれば、他の自動車に変更を加えず走ることも従来の技術で可能である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】インターチェンジの出口合流部の範囲
図2】ジャンクションの出口合流部の範囲
図3】出口合流部に信号機を置いた様子
図4】高速自動車国道を降りた後の合流部の様子
【発明を実施するための形態】
【0007】
図3に信号機を入口インターチェンジの出口合流部にセットした様子を示す。2車線の高速自動車国道に合流する場合、通常は最低でも3つの信号機が必要である。なお、図3の場合は一番右側の信号は常に青とする。一番左の信号が赤の場合は真ん中の信号は青となり、真ん中の信号が赤の場合は一番左の信号は青となる。また、遮蔽物を信号に付けるなどして、右側の車線からは真ん中の信号機の光が見えないようにすることで車両の通行をより安全かつスムーズに行うことができる。
通常の信号と比べて、一番左と真ん中の信号機の両方が赤の時間を長くすることで、より安全となる。
また、入口インターチェンジの出口合流部に車が無くなったことを確認し終わったら信号の色を変更するようにするとより安全である。また、高速自動車国道に車両が入ってきた時のみ信号を青にすることでさらにスムーズに車両が交通できる。
将来的に全ての自動車が自動運転車になることを見越してサービスエリアの出口にも信号を設置した方が良い。
高速自動車国道を降りた後の交差点は歩道橋を設置することでより安全に運転することができる。
高速自動車国道を降りた後の合流部は図4のようにすることで安全に合流できる。
自動運転車は自動運転車であることがすぐに分かる見た目とした方が良い。
理由としては無理な割り込みなどを減らすためである。自動運転車は急な割り込みをされた場合、車間距離を確保するために急速に速度を落とす用にプログラムされている可能性がある。そのため1期ジャパリバスのような派手で認知度が高い見た目を推奨する。けも耳等の付いている車両は自動運転車であるというイメージを刷り込むことで事故になる可能性が低くなる。
【符号の説明】
【0008】
(説明1)
インターチェンジとは一般国道と高速自動車国道を繋ぐ場所であり、入口インターチェンジとは一般国道から高速自動車国道へ入る方のインターチェンジである。
(説明2)
本特許での入口インターチェンジの出口合流部とは、図1のハッチング部分である。合流する車同士を分ける壁の先端部から完全に一車線となる部分を入口インターチェンジの出口合流部とする。車の進行方向とは、図1の場合は下から上に向かってであり、進行方向手前とは図1の場合はハッチング部分の下側である。ポールは壁ではない。
(説明3)
本請求項での進行方向手前付近とは進行方向手前200mを指す。200m以内に料金所がある場合は料金所まで(料金所含まず)の範囲を進行方向手前付近とする。
(説明4)
ジャンクションとは複数の高速道路を繋ぐ場所である。本特許内では料金所部分は含まない。
(説明5)
本特許でのジャンクションの出口合流部とは図2のハッチング部分である。合流する車同士を分ける壁の先端部から完全に一車線となる部分をジャンクションの出口合流部とする。
(説明6)
信号機には通常、緑色、青色、赤色、黄色、白色の5種類があり、信号機の情報というと色の情報が通常は考えられる。しかし、あと何秒で変わるかの情報も安全な自動運転をする上で必要である。入口インターチェンジの出口合流部と進行方向手前200mの2箇所に信号機がある場合、200m手前の時点でこのまま進むと赤になることが分かっている場合に、ゆるやかに減速したりが考えられる。
(説明7)
本特許での無線通信とは無線での情報のやり取りである。以下のようなものは無線通信である。
信号機は音楽を流して、音声処理して車両の加減速を調整する。信号機は赤緑青黄白に光が反射して見える物質で物理的に色を表示し、画像処理して車両の加減速を調整する。信号機はLED等で色の表示を行い、画像処理して車両の加減速を調整する。信号機の情報を地中に埋めたタグに書き込み、それを車両は読み取って車両の加減速を調整する。信号機を床に埋め込み、それを画像処理して車両の加減速を調整する。信号機の情報を電波で飛ばして、それを車両は読み取って車両の加減速を調整する。路面電車が無いのに信号機に路面電車用の矢印を付けて、それを自動運転車用として画像処理する。信号機はディスプレイによって手旗信号で表示し、画像処理して車両の加減速を調整する。色の付いた水を重ねることで赤青黄緑白を表現し、画像処理して車両の加減速を調整する。
図1
図2
図3
図4