IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 重井 晴雄の特許一覧

特開2023-1027581機で複数機分の大量発電が出来るブ-スタ-風力発電機
<>
  • 特開-1機で複数機分の大量発電が出来るブ-スタ-風力発電機 図1
  • 特開-1機で複数機分の大量発電が出来るブ-スタ-風力発電機 図2
  • 特開-1機で複数機分の大量発電が出来るブ-スタ-風力発電機 図3
  • 特開-1機で複数機分の大量発電が出来るブ-スタ-風力発電機 図4
  • 特開-1機で複数機分の大量発電が出来るブ-スタ-風力発電機 図5
  • 特開-1機で複数機分の大量発電が出来るブ-スタ-風力発電機 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023102758
(43)【公開日】2023-07-25
(54)【発明の名称】1機で複数機分の大量発電が出来るブ-スタ-風力発電機
(51)【国際特許分類】
   F03D 1/02 20060101AFI20230718BHJP
【FI】
F03D1/02
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022184472
(22)【出願日】2022-10-31
(31)【優先権主張番号】P 2022012381
(32)【優先日】2022-01-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】500249431
【氏名又は名称】重井 晴雄
(72)【発明者】
【氏名】重井 晴雄
【テーマコード(参考)】
3H178
【Fターム(参考)】
3H178AA03
3H178AA40
3H178AA43
3H178BB33
3H178CC01
3H178DD70X
(57)【要約】      (修正有)
【課題】常時にもっと多くの発電が出来る風力発電機を提供する。
【解決手段】風力発電機は風を受け羽根が回転し、軸を回転させ増速機で回転数を増し発電をしていましたが、同じ風量で多くの発電が出来るよう回転軸の多軸化で、羽根も各軸事に軸先端に組み込み、又各軸事に増速機を組み込み各軸がスム-ズに同方向に回転出来るよう、中心の主軸と第2軸、第2軸と第3軸の軸間に軸間2段ベアリングを軸前後等に組み込むことで、各軸が同方向回転し発電できる為、1機で複数機の発電が出来る風力発電機として提供することが出来る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一機の風力発電機が複数基の風力発電機として、大量発電が出来るような機能を備えた風力発電機で、主軸への羽根増設で無く、風を受ける各軸先に取り付けられた羽根が羽根どうしが重なり合う事無く回転するように、ストッパ-を組み込み回るようにし、各軸は主軸を覆う様に第2軸を、そして第2軸を覆うように第3軸をもうけ、各羽根が同方向にスム-ズに回転出来るよう上下軸間に軸間2段ベアリングを軸の前後等に組み込み、ベアリングフレ-ムに可動式ストッパ-で軸とベアリングを固定し、羽根と共に各軸が同方向に回転運動が出来、各軸に組み込まれた増速機で回転数を増し調整し発電機で発電が出来る為、1機の風力発電機で複数機の発電能力を備えた各軸事に発電が出来る構造のブ-スタ-風力発電機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、今までの風力発電機では自然に吹く風により、主軸前方の羽根が回転し軸を回転させ、軸に組み込まれた増速機を使い回転数を増し発電機で電気に変換発電をしていましたが、この新しいブ-スタ-風力発電機は、1機で複数機分の発電が出来るように、今までの主軸の周りを覆うように第2軸を増設多軸化し、その軸事に動力源の羽根を前方向に増設し、更に第3軸へと同じように軸を覆い多軸化し増設された各軸事に、増速機や発電機を組み込むと、1機の風力発電機で複数機分の発電機能を備えることが出来、大量発電が可能となるシステムを組み込んだブ-スタ-風力発電機である。
【背景技術】
【0002】
現在、風力発電機は自然に吹く風により、羽根を回し発電されていたが、無風状況では発電出来ない為、稼動時に多くの発電が求められていた。これを改善するには1機の風力発電機のブ-スタ-化により大量発電や充送電が可能な風力発電機が望まれていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これまでは次のような欠点があった、これまでは地上や洋上などに設置されていたので、自然の風だのみで羽根を回し発電されていたが、風がやむ無風状態や弱い風になると羽根が回転できず発電することが出来なかったので、風が吹いているとき大容量の発電が出来るよう、風力発電機の主軸の羽根を多くし回転運動を強力にし発電するのでは無く、もっともっと発電が出来るように多軸化し、増設された各軸事に羽根を取り付けその軸事に増速機、発電機と組み込み、各軸事に発電作業をする事で従来の1機の風力発電機が、複数機の風力発電機として多くの発電が出来この課題を解決出来るよう考えられたものである。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
これまでのような、従来の風力発電機の軸を多軸化し、増設された各軸に羽根そしてその増設軸に、増速機、発電機を組み込むことで、固定型風力発電機では、風が吹き羽根が回転運動しているときは大量発電をし充送電が出来、移動型風力発電機では、小型化されているのに複数機分の大量発電が出来充送電が出来るようにと考えられた構造の風力発電機。
【発明の効果】
【0005】
固定型風力発電機や、移動型風力発電機等の軸を多軸化することで、増設された各軸の羽根や増速機、発電機を各軸事に組み込むと、従来の風力発電機の発電容量が、1機の風力発電機で複数機の発電が可能となり、発電エネルギ-量が小型風力発電機の大きさで大型風力発電機の発電能力になり、中型風力発電機でメガ風力発電機の発電能力を備え、大型風力発電機でギガ風力発電機の大量発電能力を備える事で、二酸化炭素削減に寄与する事となり製造コストが削減出来ます、この効果により地球温暖化防止や、カ-ボンニュ-トラルの取り組みに役立つ風力発電機として提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】風力発電機の断面図
図2】主軸羽根、第2軸羽根、第3軸羽根正面図
図3】主軸羽根、第3軸、第2軸断面図
図4】第2軸、主軸断面詳細図
図5】軸間2段ベアリング正面断面図
図6】主軸、第2軸、第3軸、ケ-ス上下断面図
【発明を実施する為の形態】
【0007】
以上、本願発明の実施の形態について説明する、
多軸化風力発電機を使用したとき、風力発電機の羽根が風を受けることで各軸の羽根が重なる状態が無い様に、羽根重複止めストッパを設け回転出来る様にし、まず主軸前方の羽根が風により回転することで主軸が回転し、主軸に組み込まれた増速機の歯車に回転運動力を伝え、変換されたエネルギ-を、歯車の動力伝達軸で発電機に回転エネルギ-として伝えることで発電し、その電気エネルギーをケ-ブルにより送配電し電力使用する。多軸による構造形態は、初めに3軸羽根と3軸をケ-スに組み込まれた、羽根側前方軸受けステ-上部に、ベアリングを組み込まれた上下一体軸受け内側に取り付け、その後方側の増速機ステ-上部に増速機を組み込み、増速機から回転運動を発電機に伝え発電をしケ-ブルにより送配電する。2軸羽根と2軸に関しては、羽根と2軸を3軸内側と2軸の間に、ストッパ-付き軸間2段ベアリングを2カ所以上組み込み上下軸に固定し、3軸後方より後方に出た2軸前方を、増速機ステ-に取り付けられた増速機を2軸に組み込み、後方の軸受けステ-上部に、ベアリングの組み込まれた上下一体軸受け内側に取り付け固定し、増速機からの回転運動を発電機に伝え発電をしケ-ブルにより送配電する。主軸羽根と主軸に関しては、羽根と主軸を2軸内側と主軸の間に、ストッパ-付き軸間2段ベアリングを2カ所以上組み込み上下軸に固定し、2軸より後方に出た主軸前方を、増速機ステ-に取り付けられた増速機を、主軸に組み込み、後方の軸受けステ-上部に、ベアリングの組み込まれた上下一体軸受け内側に取り付け固定し、増速機からの回転運動を発電機に伝え発電をしケ-ブルにより送配電する。この構造形態は羽根と軸を多軸化する事で、各軸個々に発電作業が出来発電し送配電出来る為、1機の風力発電機で複数機分の風力発電機として多くの発電が出来使用する事が出来る。
【符号の説明】
【0008】
1.主軸羽根
2.第2軸羽根
3.第3軸羽根
4.主軸
5.第2軸
6.第3軸
7.主軸増速機
8.第2軸増速機
9.第3軸増速機
10.主軸用発電機
11.第2軸用発電機
12.第3軸用発電機
13.動力伝達軸
14.充配送電器
15.ケ-プル
16.上下一体軸受け
17.主軸羽根ヘッドカバ-
20.ベアリング
21.軸間2段ベアリング
22.上下一体ケ-ス
23.ケ-ス受けフレ-ム
24.軸受けステ-
25.ナット
26.羽根重複止めストッパ-
27.増速機受けステ-
28.発電機受けステ-
29.ベアリングフレ-ム
図1
図2
図3
図4
図5
図6