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特開2023-1038583次元情報計測システム及び3次元情報計測方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023103858
(43)【公開日】2023-07-27
(54)【発明の名称】3次元情報計測システム及び3次元情報計測方法
(51)【国際特許分類】
   G01B 11/245 20060101AFI20230720BHJP
【FI】
G01B11/245 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022004630
(22)【出願日】2022-01-14
(71)【出願人】
【識別番号】000005197
【氏名又は名称】株式会社不二越
(74)【代理人】
【識別番号】110002321
【氏名又は名称】弁理士法人永井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】吉田 健人
【テーマコード(参考)】
2F065
【Fターム(参考)】
2F065AA04
2F065AA53
2F065BB05
2F065DD06
2F065DD07
2F065FF01
2F065FF04
2F065FF05
2F065FF09
2F065JJ03
2F065JJ05
2F065JJ08
2F065JJ26
2F065PP25
2F065QQ31
2F065RR02
2F065RR09
(57)【要約】
【課題】計測領域の設定がユーザにとって容易となる3次元情報計測システムを提供する。
【解決手段】3次元情報計測システムは、対象物に対し、同一側であって、対象物を挟んだ実質的に線対称の位置に配置されるとともに対象物を撮像する第1カメラ1及び第2カメラ2と、第1カメラ1による対象物を含む範囲の撮像画像内における第1計測領域を、ユーザ入力に基いて設定する第1カメラ計測領域設定部32と、第1カメラ計測領域設定部32により設定した前記第1計測領域の中心を算出する第1カメラ計測領域中心算出部34と、第2カメラ2による対象物を含む範囲の撮像画像内における第2計測領域を、第1カメラ1の撮像中心と第2カメラ2の撮像中心との位置関係に基づき自動設定する第2カメラ計測領域自動生成部と、第1計測領域と第2計測領域との適合を受けて、対象物の3次元計測を行う3次元計測部と、を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象物を撮像して対象物の3次元計測を行う3次元情報計測システムにおいて、
前記対象物に対し、同一側であって、対象物を挟んだ線対称の位置に配置されるとともに、前記対象物を撮像する第1カメラ及び第2カメラと、
前記第1カメラによる前記対象物を含む範囲の撮像画像内における第1計測領域をユーザ入力に基いて設定する第1カメラ計測領域設定部と、
前記第1カメラ計測領域設定部により設定された前記第1計測領域の中心を算出する第1カメラ計測領域中心算出部と、
前記第2カメラによる前記対象物を含む範囲の撮像画像内における第2計測領域を、前記第1カメラの撮像中心と前記第2カメラの撮像中心との位置関係に基づき自動設定する第2カメラ計測領域設定部と、
前記第1計測領域と前記第2計測領域との適合を受けて、前記対象物の3次元の計測対象基準位置を算出する計測対象基準位置算出部と、
を含むことを特徴とする3次元情報計測システム。
【請求項2】
前記第1カメラ計測領域中心算出部による前記第1計測領域の中心に基づき第1の特徴量を得る第1カメラ特徴量算出部と、
前記第2カメラ計測領域中心算出部による前記第2計測領域の中心に基づき第2の特徴量を得る第2カメラ特徴量算出部と、
をさらに含み、
前記第1の特徴量と、第2の特徴量とを比較して前記第2計測領域の自動設定の適否を判断し、前記第2計測領域の自動設定が不適切な場合には、前記第2計測領域をユーザ入力に基いて修正して設定する第2計測領域修正部を含むことを特徴とする請求項1記載の3次元情報計測システム。
【請求項3】
対象物を撮像して対象物の3次元計測を行う3次元情報計測方法において、
前記対象物に対し、同一側であって、前記対象物を挟んだ実質的に線対称の位置に第1カメラ及び第2カメラを配置し、
前記第1カメラによる前記対象物を含む範囲の撮像画像内における第1計測領域を、ユーザ入力に基いて設定する第1カメラ設定ステップと、
前記第1カメラ計測領域設定部により設定された前記第1計測領域の中心を算出する第1カメラ計測領域中心算出ステップと、
前記第2カメラによる前記対象物を含む範囲の撮像画像内における、第2計測領域を、前記第1カメラの撮像中心と前記第2カメラの撮像中心との位置関係に基づき自動設定する第2カメラ計測領域設定ステップと、
前記第1計測領域と前記第2計測領域との適合を受けて、前記対象物の3次元の計測対象基準位置を算出する計測対象基準位置算出ステップと、
を含むことを特徴とする3次元情報計測方法。
【請求項4】
前記第1カメラ計測領域中心算出部による前記第1計測領域の中心に基づき第1の特徴量を得る第1カメラ特徴量算出ステップと、
前記第2カメラ計測領域中心算出部による前記第2計測領域の中心に基づき第2の特徴量を得る第2カメラ特徴量算出ステップと、
を含み、
前記第1の特徴量と、前記第2の特徴量とを比較して、前記第2計測領域の自動設定の適否を判断し、前記第2計測領域の自動設定が不適切な場合には、前記第2計測領域をユーザ入力に基いて修正して設定する第2計測領域修正ステップを含むことを特徴とする請求項3記載の3次元情報計測方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、3次元情報計測システム及び3次元情報計測方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば産業用ロボットは、対象物(ワーク)について各種作業(例えばピッキング、加工など)を行うにあたり、対象物を的確に認識することが前提となる。よって、対象物を的確に認識するため、従来、対象物の3次元情報を取得する3次元情報計測システムが使用されている。
【0003】
また、一般的に対象物の3次元情報を取得する際は、ステレオカメラが使用される。また、ステレオカメラにより実際の対象物を認識するに先だって、ステレオカメラを構成する各カメラのキャリブレーションが必要となる。
【0004】
しかしながら、従来の3次元情報計測システムにおいては、対象物を含む広範囲の画像を取り込んで、その全体について3次元計測処理することから、画像処理量が過度に膨大となり、経済的なシステム構成とならない。
【0005】
さらに、各カメラごと、対象物を含む狭い計測対象領域を設定する作業が必要なことから、画像処理量を少なくすることが望まれていた。
【0006】
ところが、実稼働に先立って各カメラごとに狭い計測対象領域を手動で設定するには、ユーザにとって多大な手間と負担を要する。
【0007】
そこで、特許文献1には、基準となる対象物を正面視するカメラと、斜め上方から撮影するカメラとを使用し、正面視するカメラの画像により対象物の特徴点を抽出し、計測対象領域を設定する。他方の斜め上方から撮影するカメラの画像とを比較し、3次元座標の計測を行う技術が開示されている。
【0008】
また、特許文献2には、同様な観点から、基準となる対象物を正面視する1台のカメラと、斜め上方から撮影する2台のカメラとを使用し、正面視するカメラの画像により有効領域を設定し、他方の2台のカメラの画像と比較し、有効領域の適否を容易にする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2009-53147号公報
【特許文献2】特開2011-112402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、斜め上方から撮影するカメラによる画像中に、正面視するカメラで得た画像により抽出した対象物の特徴点が含まれない場合があり、結果として、対象物の3次元座標を得ることができないことがある。例えば、対象物が直方体の場合、正面視するカメラで得た画像は矩形の平面図形であるのに対し、斜め上方から撮影するカメラによる画像は矩形の平面図形ではなく、斜視の立体図形となり、両者のマッチングを取ることができず、もって3次元計測を行うことができない場合があるといった問題があった。
【0011】
また、特許文献2に開示された技術においては、3台のカメラを必要とするためにコスト高となる。また、正面視するカメラの画像により設定した有効領域が正しいものでなかった場合、再度、基準となる対象物を正面視する1台のカメラによる画像に基づき有効領域を設定し、その有効領域の適否を再度行う必要があり、ユーザにとって多大な手間を要するものとなるといった問題があった。
【0012】
したがって、本発明の主たる課題は、計測領域の設定がユーザにとって容易となる3次元情報計測システム及び3次元情報計測方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記課題を解決した本発明の態様は以下のとおりである。
<第1の態様>
本発明の第1の態様による3次元計測システムは、対象物を撮像して対象物の3次元計測を行う3次元情報計測システムにおいて、前記対象物に対し、同一側であって、対象物を挟んだ線対称の位置に配置されるとともに、前記対象物を撮像する第1カメラ及び第2カメラと、前記第1カメラによる前記対象物を含む範囲の撮像画像内における第1計測領域をユーザ入力に基いて設定する第1カメラ計測領域設定部と、前記第1カメラ計測領域設定部により設定された前記第1計測領域の中心を算出する第1カメラ計測領域中心算出部と、前記第2カメラによる前記対象物を含む範囲の撮像画像内における第2計測領域を、前記第1カメラの撮像中心と前記第2カメラの撮像中心との位置関係に基づき自動設定する第2カメラ計測領域設定部と、前記第1計測領域と前記第2計測領域との適合を受けて、前記対象物の3次元の計測対象基準位置を算出する計測対象基準位置算出部と、を含む。
【0014】
<第2の態様>
本発明の第2の態様による3次元計測方法は、対象物を撮像して対象物の3次元計測を行う3次元情報計測方法において、前記対象物に対し、同一側であって、前記対象物を挟んだ実質的に線対称の位置に第1カメラ及び第2カメラを配置し、前記第1カメラによる前記対象物を含む範囲の撮像画像内における第1計測領域を、ユーザ入力に基いて設定する第1カメラ設定ステップと、前記第1カメラ計測領域設定部により設定された前記第1計測領域の中心を算出する第1カメラ計測領域中心算出ステップと、前記第2カメラによる前記対象物を含む範囲の撮像画像内における、第2計測領域を、前記第1カメラの撮像中心と前記第2カメラの撮像中心との位置関係に基づき自動設定する第2カメラ計測領域設定ステップと、前記第1計測領域と前記第2計測領域との適合を受けて、前記対象物の3次元の計測対象基準位置を算出する計測対象基準位置算出ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、計測領域の設定がユーザにとって容易となる3次元情報計測システム及び3次元情報計測方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本実施の形態の3次元情報計測システムの構成を概略的に示す図である。
図2図1の3次元情報計測システムの構成の概略を示すブロック図である。
図3】本実施の形態の3次元計測方法の処理を示すフローチャートである。
図4図3における計測領域の設定過程例の概要を示す説明図である。
図5図3における計測領域の修正を含む設定過程例の概要を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0018】
まず、図1によって、本実施の形態における3次元情報計測システム100について簡単に説明すると、3次元情報計測システム100は、ステレオカメラ3と、画像処理装置30とにより主要部が構成されている。ステレオカメラ3は、対象物Wを、第1カメラ1と第2カメラ2とを含むステレオカメラ3により撮像(撮影)して対象物Wの3次元計測情報を得るものである。
【0019】
尚、対象物Wとしての限定はないが、例えばロボットが作業対象とする対象物Wであり、支持台やコンベア上に載置されるものが挙げられる。
【0020】
第1カメラ1と第2カメラ2とは、対象物Wに対し、同一側(例えば図示例においては対象物Wを含む平面に対して上側)であって、対象物Wを挟んだ実質的に線対称の位置に配置される。
この場合における「実質的に線対称の位置」とは、厳密に位置及び角度(対象物に対する光軸角度)が線対称である必要はなく、後述する処理において、特別な補正処理を必要としない程度の同一性が担保されていればよい。
【0021】
第1カメラ1及び第2カメラ2からの画像は、画像処理装置30に取り込まれ、3次元計測が行われる。
【0022】
画像処理装置30は、画像処理部31、第1カメラ計測領域設定部32、キャリブレーション実行部33、第1カメラ計測領域中心算出部34、第1カメラ特徴量算出部35、第2カメラ計測領域中心算出部36、第2カメラ特徴量算出部37、第2カメラ計測領域自動生成部38、第2カメラ計測領域修正部39、及び計測対象基準位置算出部40を含んで主要部が構成されている。
【0023】
以下、画像処理装置30の構成について、図3を用いて説明する。なお、図3に示す処理ステップは、図示順で処理を行うことを必須とするものではなく、並行処理や順序を前後させる場合も含むものである。
【0024】
第1カメラ1及び第2カメラ2により撮像した撮像信号は、画像処理装置30の画像処理部31に取り込まれ、第1カメラ1及び第2カメラ2のキャリブレーション(S10)が、キャリブレーション実行部33にて行われる。
【0025】
すなわち、対象物Wに対して、可能な限り対象物を挟んだ実質的に線対称の位置に(光軸を含めて)配置されるように、キャリブレーションを行う。
【0026】
キャリブレーション実行後に第1カメラ1及び第2カメラ2の中心を求めておく(S11)。
【0027】
次に、第1カメラ1で計測対象物Wを撮影(S12)した、図4の左上部が参照される対象物Wを含む範囲の撮像画像内における第1計測領域A1を、ユーザからの入力に基いて第1カメラ計測領域設定部32により設定する(S13)。
この場合、第1計測領域A1としては、特徴を含む領域を選択することができる。尚、特徴としては、対象物Wの輪郭のほか、対象物W中の特徴部分(例えば図柄)などが挙げられる。
【0028】
また、図4に示す例は、対象物Wの輪郭を上述した特徴とする例であり、図4において、第1計測領域A1は、対象物Wの輪郭を含む領域として設定した状態を解り易く図示してある。
【0029】
次いで、かかる設定した第1カメラ画像の計測領域A1の中心を、第1カメラ計測領域中心算出部34により算出する(S14)。
【0030】
次いで、算出した計測領域A1の中心に基づき、第1カメラ画像の計測領域A1内の特徴(例えば輪郭)を、第1カメラ特徴量算出部35により、特徴量として算出する(S15)。
【0031】
次いで、第2カメラ2で計測対象物Wを撮影(S16)し、キャリブレーションした第1カメラの中心と第2カメラの中心との位置相関に基づき、第2カメラ計測領域中心算出部36により、第2カメラ画像の計測領域中心を自動で算出(S17)する。
【0032】
次いで、第2カメラ計測領域自動生成部38により、第2カメラ画像の(第2)計測領域A2を、ユーザの入力に基いて設定した第1計測領域A1を線対称で対照することにより、自動生成(S18)する。
【0033】
尚、このS18における自動生成を、図4の「(2)第2カメラ画像の計測領域の自動形成」の欄に示してある。
【0034】
次に、第2カメラ特徴量算出部37により、第2カメラ画像の(第2)計測領域A2内の特徴量(輪郭の量)を算出(S19)する。
【0035】
その後、第2カメラの計測領域設定が正しいか(S20)を確認し、正しい限り(YES)、ルートR1に従って、第2カメラ画像の計測領域A2の設定を保持(S24)し、計測対象の計測基準位置を算出(S25)する。
ここで、「計測対象の計測基準位置」としては、例えばロボットが作業対象とする対象物Wの場合には、その対象物Wの3次元の選択された特定の位置である。
その後は、この「計測対象の計測基準位置」に基づき、例えばロボットが各種の作業を行うものである。
【0036】
以上の一連の処理によれば、第1カメラ1と第2カメラ2とは、対象物Wを挟んだ実質的に線対称の位置に配置され、キャリブレーションも実行済みであるから、第2カメラ画像の(第2)計測領域A2を自動生成したとしても、ユーザの入力に基いて設定した第1計測領域A1に対して線対称の対照位置に表れるはずである。
したがって、かかる態様によれば、第2カメラ画像の(第2)計測領域A2をも手動で設定する場合と比較して、ユーザが設定に要する手間を大幅に低減できる。
【0037】
ここで、例えば長期間の使用により、第1カメラ1又は第2カメラ2の位置がずれる、あるいは相対位置が不整となるなどの理由により、自動生成した第2カメラ画像の(第2)計測領域A2が、図5の「(2)第2カメラ画像の計測領域を表示」の欄に示したように、本来あるべき位置からずれてしまう事態が生じる場合がある(図4の中段右図参照)。
【0038】
この場合には、(S20)において、第2カメラの計測領域設定が正しくなるため、第2カメラ計測領域修正部39により、ルートR2に従って計測領域の修正を行う。
すなわち、図4の中段(「(2)第2カメラ画像の計測領域を表示」の欄)の右図のように、自動生成した第2カメラ画像の計測領域A2が本来あるべき位置からずれてしまった場合には、(S21)において、その第2カメラ画像の計測領域A2が、第2カメラ画像の対象物Wを含むように、ユーザの入力に基いて位置の修正を行う。
【0039】
その後、位置修正した第2カメラ画像の計測領域A2の中心を算出(S22)し、第2カメラ画像の計測領域A2内の特徴量を算出(S23)したうえで、位置修正に基づく第2カメラ画像の計測領域A2の設定を保持(S24)し、計測対象の計測基準位置を算出(S25)する。
このような修正を行うことにより、短時間にて計測領域A2の設定を行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、産業用ロボットに付設して対象物(ワーク)の3次元計測に用いるほか、各種の物品についても適用できる。
【符号の説明】
【0041】
1…第1カメラ、2…第1カメラ、3…ステレオカメラ、30…画像処理装置、31…画像処理部、32…第1カメラ計測領域設定部、33…キャリブレーション実行部、34…第1カメラ計測領域中心算出部、35…第1カメラ特徴量算出部、36…第2カメラ計測領域中心算出部、37…第2カメラ特徴量算出部、38…第2カメラ計測領域自動生成部、39…第2カメラ計測領域修正部、40…計測対象基準位置算出部、100…3次元計測システム。
図1
図2
図3
図4
図5