(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023103903
(43)【公開日】2023-07-27
(54)【発明の名称】滑動補助シート
(51)【国際特許分類】
B32B 27/12 20060101AFI20230720BHJP
B65G 7/02 20060101ALI20230720BHJP
【FI】
B32B27/12
B65G7/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022004699
(22)【出願日】2022-01-14
(71)【出願人】
【識別番号】000138244
【氏名又は名称】株式会社モルテン
(74)【代理人】
【識別番号】110002871
【氏名又は名称】弁理士法人坂本国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】梶原 隆司
(72)【発明者】
【氏名】大西 洋
(72)【発明者】
【氏名】河野 博
(72)【発明者】
【氏名】澤 和也
【テーマコード(参考)】
4F100
【Fターム(参考)】
4F100AK17A
4F100AK25C
4F100AK41B
4F100AK46B
4F100AK51C
4F100AK52A
4F100BA03
4F100BA07
4F100DG00B
4F100DG12B
4F100DG13B
4F100GB90
4F100JK02B
4F100JK12C
4F100JK13C
4F100JK16A
4F100JK16C
4F100YY00B
(57)【要約】
【課題】重量物を載せて容易に移動することができる滑動補助シートを提供する。
【解決手段】本発明は、繊維を含む層11と、繊維を含む層11の一方の面に設けられた低摩擦層12と、繊維を含む層11の他方の面に設けられた高摩擦層13と、を備える滑動補助シートである。繊維を含む層11は、編物又は織物から構成されることが好ましく、低摩擦層12は、ポリアミド及びポリエステルの少なくとも一方を含有することが好ましく、高摩擦層13は、シリコーンオイル及びフッ素樹脂の少なくとも一方を含有することが好ましい。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
繊維を含む層と、
前記繊維を含む層の一方の面に設けられた低摩擦層と、
前記繊維を含む層の他方の面に設けられた高摩擦層と、を備える滑動補助シート。
【請求項2】
前記繊維を含む層が、編物又は織物から構成される請求項1記載の滑動補助シート。
【請求項3】
前記繊維を含む層における繊維が、ポリアミド及びポリエステルの少なくとも一方を含有する請求項1又は2記載の滑動補助シート。
【請求項4】
前記繊維を含む層の引張強度が、50N/cm以上200N/cm以下である請求項1から3いずれか1項記載の滑動補助シート。
【請求項5】
前記低摩擦層が、シリコーンオイル及びフッ素樹脂の少なくとも一方を含有する請求項1から4いずれか1項記載の滑動補助シート。
【請求項6】
前記高摩擦層が、ウレタン樹脂及びアクリル樹脂の少なくとも一方を含有する請求項1から5いずれか1項記載の滑動補助シート。
【請求項7】
前記高摩擦層の、前記ウレタン樹脂及び前記アクリル樹脂のショア硬度Aが、50A以上95A以下である請求項6記載の滑動補助シート。
【請求項8】
前記繊維を含む層の厚さが、0.03mm以上5mm以下である請求項1から7いずれか1項記載の滑動補助シート。
【請求項9】
前記低摩擦層及び前記高摩擦層の厚さが、いずれも5μm以上である請求項1から8いずれか1項記載の滑動補助シート。
【請求項10】
前記滑動補助シートの厚さが、30μm以上である請求項1から9いずれか1項記載の滑動補助シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、滑動補助シートに関する。
【背景技術】
【0002】
引っ越し、オフィスのレイアウト変更等の際、家具、冷蔵庫、プリンター等の重量物を移動させる必要がある。しかしながら、これらは重いうえに大きいため、持ち上げて運ぶには、多くの人手を要とする。これらをそのまま床の上を移動させると、床を傷つけてしまう。
【0003】
そこで、このような重量物を、容易に移動するために、重量物の下に敷いて、重量物とともに滑らせて移動させる手段として、特許文献1には、複数の層から構成され、一方の最外層(A)は、他方の最外層(B)より低い静摩擦係数および動摩擦係数を有する低摩擦複合シートが提案されている。
特許文献2には、摩擦抵抗の大きい上面部材と、摩擦抵抗の小さい下面部材よりなるとともに、全体が長尺板状に形成され、上面部材に複数の突起が形成された滑動具が提案されている。
特許文献3には、シート状部材とその一方の面に摩擦材を付して構成された重量物の移動用補助具が提案されている。
特許文献4には、支持した重量物を滑動可能にする重量滑動具であって、滑動具本体の上に、低反発で柔軟な発泡樹脂製または発泡ゴム製の防滑シートが固定されたものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9-201892号公報
【特許文献2】実開昭60-819906号公報
【特許文献3】特開2004-67312号公報
【特許文献4】実用新案登録第311531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献に開示された物(以下、まとめて滑動補助シートと記載する)等においては、合成樹脂で構成されるもの、又は硬質の部材を用いるものであることから、降り畳むことができず、収納にも場所を要するものである。また、硬質の部材を用いた場合には、載せる対象物によっては形状に制限がある。このようなことから、滑動補助シートの構成や性能において、更なる向上の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、重量物を載せて容易に移動することができる滑動補助シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、繊維を含む層と、繊維を含む層の一方の面に設けられた低摩擦層と、繊維を含む層の他方の面に設けられた高摩擦層と、を備える滑動補助シートである。
【0007】
繊維を含む層は、編物又は織物から構成されることが好ましい。
【0008】
繊維を含む層における繊維は、ポリアミド及びポリエステルの少なくとも一方を含有することが好ましい。
【0009】
繊維を含む層の引張強度は、50N/cm以上200N/cm以下であることが好ましい。
【0010】
低摩擦層は、シリコーンオイル及びフッ素樹脂の少なくとも一方を含有することが好ましい。
【0011】
高摩擦層は、ウレタン樹脂及びアクリル樹脂の少なくとも一方を含有することが好ましい。
【0012】
高摩擦層の、ウレタン樹脂及びアクリル樹脂のショア硬度Aは、50A以上95A以下であることが好ましい。
【0013】
繊維を含む層の厚さは、0.03mm以上5mm以下であることが好ましい。
【0014】
低摩擦層及び高摩擦層の厚さは、いずれも5μm以上であることが好ましい。
【0015】
滑動補助シートの厚さは、30μm以上であることが好ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明の滑動補助シートによれば、重量物を載せて容易に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の滑動補助シートの一実施形態を示す概略断面図である。
【
図2】本発明の滑動補助シートの使用状態を示す図である。
【
図3】本発明の滑動補助シートに持ち手を備えた上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
[滑動補助シート]
以下、本発明の滑動補助シートの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、一実施形態である滑動補助シート10の断面図を示す。
【0019】
本実施形態の滑動補助シート10は、繊維を含む層11と、繊維を含む層11の一方の面に設けられた低摩擦層12と、繊維を含む層11の他方の面に設けられた高摩擦層13と、を備えるものである。
以下、滑動補助シート10の詳細について説明する。
【0020】
本実施形態の滑動補助シート10は、
図2に示すように、滑動補助シート10の高摩擦層13を、例えば、収納ボックス20の下面に少しずつ挿入して、高摩擦層13の上に収納ボックス20を配置させ、例えば、X方向に滑動補助シート10を引っ張ることにより、収納ボックス20を滑動させることができる。
【0021】
滑動補助シート10の厚さは、30μm以上であることが好ましい。滑動補助シート10の厚さが30μm以上であることにより、重量物を滑動補助シート10の上に載せて引っ張るのに十分な強度を有する。また、滑動補助シート10の厚さは6mm以下であることが好ましい。6mm以下であることにより、強度を有しつつ柔軟性が有り、容易に重量物を引っ張ることができる。
また、このように薄いと、折り畳むことができ、収納に場所を要しないという利点もある。
【0022】
重量物の質量は、下限は特に制限はなく、上限としては100kgとすることができる。
また、重量物を滑動させる床は、木製、樹脂製、カーペット等、種々の床であってよい。
【0023】
(繊維を含む層)
繊維を含む層11は、編物又は織物から構成されることが好ましい。
編物の編み方としては、特に限定されず、平編、緯編み、経編み、丸編み等が挙げられる。ゲージとしては、後述の引張強度が得られる範囲とすることが好ましい。編物は、丸編み機、横編み機、トリコット編み機、ラッシェル編み機、ミラニーズ機、ジャカード機、ホールガーメント機、インターシャ機等の編み機を用いて得ることができる。
また、織物の織り方としては、平織、ななこ織、綾織、朱子織、畝織等が挙げられる。織物は、シャトル織機、レピア織機、エアジェット織機、ウォータージェット織機等の製織機を用いて得ることができる。
【0024】
繊維を含む層11の厚さは、0.03mm以上5mm以下であることが好ましい。繊維を含む層11の厚さが0.03mm以上であることにより、強度を有するため、破断せずに容易に重量物を引っ張ることができる。また、繊維を含む層11の厚さが5mm以下であることにより、柔軟性を有する。
【0025】
-引張強度-
繊維を含む層11の引張強度は、50N/cm以上であることが好ましく、100N/cm以上であることがより好ましい。繊維を含む層11の引張強度が、50N/cm以上であることにより、滑動補助シート10を重量物の下に配置するのに十分な伸縮性がありながら、伸びすぎず、重量物を容易に移動させることができる。
【0026】
-繊維-
繊維を含む層における繊維は、ポリアミド及びポリエステルの少なくとも一方を含有することが好ましい。ポリアミドとしては、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド46等を用いることができる。また、ポリエステルとしては、主鎖に-CO-O-(エステル)結合を有していればよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリ-1,4-シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、ポリエチレン-2,6-ナフタレンジカルボキシレート等が挙げられる。ポリエステルは、ホモポリエステルであってもよく、また、共重合ポリエテルであってもよい。
繊維を含む層11には、上記ポリアミド及びポリエステル以外の合成樹脂からなる繊維、半合成繊維、天然繊維等を含んでもよい。
【0027】
編物又は織物は、上記ポリアミド及びポリエステルの糸から構成されていることが好ましい。糸としては、モノフィラメントでもよく、3000本以下の複数糸条から構成されていてもよい。
糸の太さは、下限は特に制限されないが、上限は、420デニール以下であることが好ましい。糸の太さが420デニール以下であることにより、編物又は織物にした場合、表面に段差が生じることないため、低摩擦層12の滑りやすさを妨げることがない。
【0028】
(低摩擦層)
低摩擦層12は、繊維を含む層11の一方の面に形成され、使用時に、床側に位置する層であり、低摩擦であることにより、収納ボックス20を載せた滑動補助シート10を容易に床の上を滑らせることができる。
低摩擦層12は、シリコーンオイル及びフッ素樹脂の少なくとも一方を含有することが好ましい。低摩擦層12は、熱硬化性樹脂に、シリコーンオイル及びフッ素樹脂の少なくとも一方を含有させた低摩擦層用コーティング組成物を、繊維を含む層11上にコーティングすることにより形成することができる。低摩擦層用コーティング組成物中における、シリコーンオイル又はフッ素樹脂は、低摩擦層12に滑り性を与える物質である。
低摩擦層12の静摩擦係数としては、0.3以下であることが好ましく、0.2以下であることがより好ましく、0.1以下であることがさらに好ましい。
【0029】
低摩擦層用コーティング組成物に用いられる熱可塑性樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;ポリ塩化ビニル;ポリスチレン;ポリ酢酸ビニル;ポリウレタン;ポリウレタンアクリレート;ポリウレタンメタクリレート;ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂;アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂、アクリロニトリル-スチレン樹脂等の合成ゴム類;アクリル樹脂;ポリアミド;ポリアセタール;ポリカーボネート;ポリエステル;環状ポリオレフィン等を挙げることができる。これらの高分子化合物の中から1種以上を選択することができる。
【0030】
低摩擦層用コーティング組成物に用いられるシリコーンオイルは、直鎖状で、動的粘度が100~1000センチストークス程度の、常温で液体のシリコーンオイルを用いることが好ましい。
【0031】
フッ素樹脂としては、例えば、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリクロロ三フッ化エチレン(PCTFE)、フッ化ビニル(PVF)等が挙げられる。
【0032】
低摩擦層用コーティング組成物中、シリコーンオイル及びフッ素樹脂の含有量は、1質量%以上10質量%以下であることが好ましい。
【0033】
低摩擦層12は、上記低摩擦層用コーティング組成物を、繊維を含む層11の一方の面に塗布及び乾燥させることにより設けることができる。低摩擦層用コーティング剤の塗布は、ドクターブレード法、バーコート法、ディッピング法、エアスプレー法、ローラーブラシ法、ローラーコーター法等の従来のコーティング方法により適宜行うことができる。
また、低摩擦層12は、上記低摩擦層用コーティング組成物から形成された薄膜を、繊維を含む層11の上に接着剤により接着してもよい。接着剤としては、公知のアクリル系、イソシアネート系、ゴム系の接着剤を用いることができる。
また、押出成形機により、繊維を含む層11と低摩擦層用コーティング組成物を同時に押し出して形成してもよい。
【0034】
低摩擦層12の厚さは、1μm以上であることが好ましく、5μm以上であることがより好ましい。上限は、100μm以下であることが好ましい。
【0035】
(高摩擦層)
高摩擦層13は、繊維を含む層11の他方の面に形成され、使用時に、重量物に接する層であり、高摩擦であることにより、収納ボックス20を強固に固定することができる。
高摩擦層13は、防滑性を示す樹脂を含有する高摩擦層用コーティング組成物を、繊維を含む層11上にコーティングすることにより形成することができる。
高摩擦層13の静摩擦係数及び動摩擦係数は、いずれも、0.5以上が好ましく、1.0以上がより好ましい。
【0036】
高摩擦層13を形成する防滑性のある樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー、塩素化ポリエチレン等のオレフィン樹脂、ポリスチレン等のスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル等のビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド、セルロース樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、等の熱可塑性樹脂の他、スチレンブタジエンゴム、ポリイソプレン、天然ゴム、エチレンプロピレンゴム(EPR)、エチレンプロピレンジエン三元共重合体ゴム(EPDM)、ポリノルボルネン、ポリブタジエン、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、エチレン-酢酸ビニルゴム(EVA)、シリコーンゴム、フッ素ゴム、エチレンアクリルゴム、ポリエステルエラストマー、エピクロルヒドリンゴム、多硫化ゴム、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、及びポリスチレン系熱可塑性エラストマー等のゴムないしは熱可塑性エラストマーが挙げられる。なかでも、ウレタン樹脂又はアクリル樹脂が好ましい。
【0037】
高摩擦層13中の防滑性のある樹脂のショア硬度A(JIS K 7215)は、50A以上であることが好ましい。上限は特に制限はないが、95A以下であることが好ましい。ショア硬度Aが50A以上であることによりべたつきが生じにくく、伸びやすいという利点がある。
【0038】
高摩擦層13は、上記高摩擦層用コーティング組成物を、繊維を含む層11の他方の面に塗布し乾燥させることにより設けることができる。または、上記高摩擦層用コーティング組成物から形成された薄膜を、繊維を含む層11の他方の面上に接着剤により接着して形成してもよい。接着剤としては、上記のものを同様に用いることができる。
または、押出成形機により、繊維を含む層11と低摩擦層用コーティング組成物と高摩擦層用コーティング組成物とを同時に押し出して形成してもよい。
なお、コーティング組成物を塗布及び乾燥して低摩擦層12及び高摩擦層13を形成する場合、低摩擦層12と高摩擦層13のうち、どちらを先に繊維を含む層11上に形成してもよい。
【0039】
高摩擦層13の厚さは、1μm以上であることが好ましく、5μm以上であることがより好ましい。上限は、100μm以下であることが好ましい。
【0040】
(その他の構成)
図3に示すように、滑動補助シート10には、持ち手14を短辺10aに設けてもよい。持ち手14があることにより、滑動補助シート10をつかみやすく、重量物を円滑に移動させることができる。
図3では、持ち手14を滑動補助シート10の短辺10aに設けた形態を示したが、長辺10bに設けてもよい。持ち手14は、1つであっても複数であってもよい。
持ち手14は、滑動補助シート10と同じシートで部材を形成し、滑動補助シート10に縫い合わせることで設けることができる。または、滑動補助シート10の端部近傍に貫通孔を形成することで、持ち手を形成してもよい。
【0041】
本発明の滑動補助シートは、低摩擦層があることにより、人の手で容易に重量物を滑動補助シートと共に移動させることができる。また、高摩擦層があることにより、重量物をしっかりと滑動補助シートの上に固定することができ、移動時のズレを防止することができる。
【符号の説明】
【0042】
10 滑動補助シート
11 繊維を含む層
12 低摩擦層
13 高摩擦層
20 収納ボックス