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特開2023-104562説明資料選択装置、説明資料選択装置の制御方法及び説明資料選択装置の制御プログラム
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  • 特開-説明資料選択装置、説明資料選択装置の制御方法及び説明資料選択装置の制御プログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023104562
(43)【公開日】2023-07-28
(54)【発明の名称】説明資料選択装置、説明資料選択装置の制御方法及び説明資料選択装置の制御プログラム
(51)【国際特許分類】
   G16H 70/40 20180101AFI20230721BHJP
   G06Q 30/0203 20230101ALI20230721BHJP
【FI】
G16H70/40
G06Q30/02 312
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022005626
(22)【出願日】2022-01-18
(71)【出願人】
【識別番号】500051650
【氏名又は名称】株式会社ケアネット
(74)【代理人】
【識別番号】100097102
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 敬夫
(74)【代理人】
【識別番号】100098796
【弁理士】
【氏名又は名称】新井 全
(74)【代理人】
【識別番号】100121647
【弁理士】
【氏名又は名称】野口 和孝
(74)【代理人】
【識別番号】100187377
【弁理士】
【氏名又は名称】芳野 理之
(72)【発明者】
【氏名】川添 茂樹
【テーマコード(参考)】
5L049
5L099
【Fターム(参考)】
5L049BB05
5L099AA25
(57)【要約】
【課題】医師等の説明対象者向けに、より適切な説明資料を選択することができる説明資料選択装置等を提供すること。
【解決手段】説明対象者(W)の対象物(T)に関するアンケート情報102に対するアンケート回答情報104に基づいて、説明対象者のアンケート回答基準の傾向情報であるアンケート基準傾向情報112を記憶し、データベース113に基づき、対象物に関する説明対象者のデータベース基準の傾向情報を生成し114、152、アンケート基準傾向情報とデータベース基準傾向情報とに基づいて、説明資料を選択する説明資料選択装置10。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
説明対象者に対象物を説明する説明資料を選択する説明資料選択装置であって、
前記説明対象者の前記対象物に関するアンケート情報に対するアンケート回答情報に基づいて生成される前記説明対象者のアンケート回答基準の傾向情報であるアンケート基準傾向情報を記憶するアンケート基準傾向情報記憶部と、
前記説明対象者に関する各種情報を記録するデータベースに基づき、前記対象物に関する前記説明対象者のデータベース基準の傾向情報であるデータベース基準傾向情報を生成するデータベース基準傾向情報生成部と、
前記アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報とに基づいて、前記説明資料を選択することを特徴とする説明資料選択装置。
【請求項2】
前記アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報が相違するか否かを判断し、相違する場合、双方に対応する前記説明資料を選択する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の説明資料選択装置。
【請求項3】
前記アンケート情報は、前記対象物に関する第1のアンケート情報及び第2のアンケート情報を含み、
前記第2のアンケート情報は、前記第1のアンケート情報に対する前記アンケート回答情報である第1のアンケート回答情報に基づき選択される番組情報を視聴した前記説明対象者の端末に対して送信され、前記第2のアンケート情報の回答が前記アンケート回答情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の説明資料選択装置。
【請求項4】
前記データベース基準傾向情報は、前記説明対象者の行動における特性分類である複数の説明対象者行動特性タイプのいずれに属するかで特定される構成となっており、
前記説明対象者行動特性タイプは、前記説明対象者の基礎的傾向情報である特定説明対象者基礎傾向情報に基づき定められることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の説明資料選択装置。
【請求項5】
説明対象者に対象物を説明する説明資料を選択する説明資料選択装置の制御方法であって、
説明対象者の前記対象物に関するアンケート情報に対するアンケート回答情報に基づいて生成される前記説明対象者のアンケート回答基準の傾向情報であるアンケート基準傾向情報をアンケート基準傾向情報記憶部に記憶し、
データベース基準傾向情報生成部が、前記説明対象者に関する各種情報を記録するデータベースに基づき、前記対象物に関する前記説明対象者のデータベース基準の傾向情報であるデータベース基準傾向情報を生成し、
前記アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報とに基づいて、前記説明資料を選択することを特徴とする説明資料選択装置の制御方法。
【請求項6】
説明対象者に対象物を説明する説明資料を選択する説明資料選択装置に、説明対象者の前記対象物に関するアンケート情報に対するアンケート回答情報に基づいて生成される前記説明対象者のアンケート回答基準の傾向情報であるアンケート基準傾向情報をアンケート基準傾向情報記憶部に記憶する機能、
データベース基準傾向情報生成部が、前記説明対象者に関する各種情報を記録するデータベースに基づき、前記対象物に関する前記説明対象者のデータベース基準の傾向情報であるデータベース基準傾向情報を生成する機能、
前記アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報とに基づいて、前記説明資料を選択する機能、を実現させることを特徴とする説明資料選択装置の制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医師等の説明対象者に最適な説明資料を提供する説明資料選択装置、説明資料選択装置の制御方法及び説明資料選択装置の制御プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、医師等の属性情報に基づき、医師端末等にアンケートを送信し、その回答に基づき、各医師向けのコンテンツ(番組)を送信する装置等は提案されている(例えば、特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4444551号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、医師等が入力等したアンケートの回答内容は、その時の判断で行われたものであり、医師の勘違いや入力間違い等があり得る。
また、医師等に薬剤等の説明対象物を説明するスライド等の説明資料は、かかるアンケートの結果等から、その内容を定めているので、アンケートの回答が間違っていると、説明に際し、適切なスライド等の説明資料を選択することができないいう問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、医師等の説明対象者向けに、より適切な説明資料を選択することができる説明資料選択装置、説明資料選択装置の制御方法及び説明資料選択装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的は、本発明にあっては、説明対象者に対象物を説明する説明資料を選択する説明資料選択装置であって、前記説明対象者の前記対象物に関するアンケート情報に対するアンケート回答情報に基づいて生成される前記説明対象者のアンケート回答基準の傾向情報であるアンケート基準傾向情報を記憶するアンケート基準傾向情報記憶部と、前記説明対象者に関する各種情報を記録するデータベースに基づき、前記対象物に関する前記説明対象者のデータベース基準の傾向情報であるデータベース基準傾向情報を生成するデータベース基準傾向情報生成部と、前記アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報とに基づいて、前記説明資料を選択することを特徴とする説明資料選択装置により達成される。
【0007】
前記構成によれば、アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報とに基づいて、説明資料を選択する構成 となっている。
このように、本発明は、説明対象者に対するアンケート基準傾向情報のみならず、説明対象者のデータベース基準傾向情報に基づいて選択するので、当該説明対象者にとって、より適切な説明資料を選択することができる。
【0008】
好ましくは、前記説明資料選択装置の前記アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報が相違するか否かを判断し、相違する場合、双方に対応する前記説明資料を選択する構成となっていることを特徴とする。
【0009】
前記構成によれば、アンケート基準傾向情報とデータベース基準傾向情報の双方が相違する場合は、敢えていずれか一方に特定せず、双方に該当する説明資料を選択することで、説明者等に有意義な選択肢を提供することができる。
【0010】
好ましくは、前記説明資料選択装置の前記アンケート情報は、前記対象物に関する第1のアンケート情報及び第2のアンケート情報を含み、前記第2のアンケート情報は、前記第1のアンケート情報に対する前記アンケート回答情報である第1のアンケート回答情報に基づき選択される番組情報を視聴した前記説明対象者の端末に対して送信され、前記第2のアンケート情報の回答が前記アンケート回答情報であることを特徴とする。
【0011】
前記構成によれば、アンケート回答情報は、第1のアンケート回答情報に基づき選択された番組情報の視聴後の第2のアンケート情報に対する説明対象者からのアンケート回答であり、このアンケート回答に基づいてアンケート基準傾向情報(例えば、効果重視等)は生成されるので、アンケート基準傾向情報の精度を向上させることができる。
【0012】
好ましくは、前記説明資料選択装置の前記データベース基準傾向情報は、前記説明対象者の行動における特性分類である複数の説明対象者行動特性タイプのいずれに属するかで特定される構成となっており、前記説明対象者行動特性タイプは、前記説明対象者の基礎的傾向情報である特定説明対象者基礎傾向情報に基づき定められることを特徴とする。
【0013】
前記構成によれば、データベース基準傾向情報は、特定説明対象者基礎傾向情報に基づき、説明対象者行動特性タイプに分類して定められるので、統計的に精度の高い情報とすることができる。
【0014】
上記目的は、本発明にあっては、説明対象者に対象物を説明する説明資料を選択する説明資料選択装置の制御方法であって、説明対象者の前記対象物に関するアンケート情報に対するアンケート回答情報に基づいて生成される前記説明対象者のアンケート回答基準の傾向情報であるアンケート基準傾向情報をアンケート基準傾向情報記憶部に記憶し、データベース基準傾向情報生成部が、前記説明対象者に関する各種情報を記録するデータベースに基づき、前記対象物に関する前記説明対象者のデータベース基準の傾向情報であるデータベース基準傾向情報を生成し、前記アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報とに基づいて、前記説明資料を選択することを特徴とする説明資料選択装置の制御方法により達成される。
【0015】
上記目的は、本発明にあっては、説明対象者に対象物を説明する説明資料を選択する説明資料選択装置に、説明対象者の前記対象物に関するアンケート情報に対するアンケート回答情報に基づいて生成される前記説明対象者のアンケート回答基準の傾向情報であるアンケート基準傾向情報をアンケート基準傾向情報記憶部に記憶する機能、データベース基準傾向情報生成部が、前記説明対象者に関する各種情報を記録するデータベースに基づき、前記対象物に関する前記説明対象者のデータベース基準の傾向情報であるデータベース基準傾向情報を生成する機能、前記アンケート基準傾向情報と前記データベース基準傾向情報とに基づいて、前記説明資料を選択する機能、を実現させることを特徴とする説明資料選択装置の制御プログラムにより達成される。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように、本発明は、医師等の説明対象者向けに、より適切な説明資料を選択することができる説明資料選択装置、説明資料選択装置の制御方法及び説明資料選択装置の制御プログラムを提供できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の説明資料選択装置である例えば、管理サーバ10を有するスライド選択システム1の主な構成を示す概略図である。
図2図1の「管理サーバ10」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図3図2の「第1の各種情報記憶部100」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図4図2の「第2の各種情報記憶部150」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図5】スライド選択システム1の主な動作例を示す概略フローチャートである。
図6】アンケート回答情報の「裏付け情報」等を取得する工程を示す概略フローチャートである。
図7】アンケート回答情報の「裏付け情報」等を取得する工程を示す他の概略フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0019】
図1は、本発明の説明資料選択装置である例えば、管理サーバ10を有するスライド選択システム1の主な構成を示す概略図である。
図1に示すように、同システム1は、説明資料である例えば、MR(Medical Representatives、医薬情報担当者)用医師向けスライド等をK社が、管理する管理サーバ10と、MR等から説明を受ける説明対象者である例えば、医師Wが管理する端末である医師端末200とを有し、これらは、インターネット網2で相互に通信可能な構成となっている。
【0020】
また、「MR用医師向けスライド」は、同MRが所属する例えば、製薬会社Sが販売している対象物である例えば、糖尿病薬Tについての説明資料となっている。
【0021】
図1のスライド選択システム1の管理サーバ10及び医師端末200は等は、コンピュータを有し、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やハードディスク等を有し、バスを介して接続されている。
【0022】
図2は、図1の「管理サーバ10」の主な構成を示す概略ブロック図である。
図2に示すように、管理サーバ10は、「制御部11」を有し、制御部11は、図1の医師端末200等と通信するための「通信装置12」、各種情報を表示する「ディスプレイ13」及び各種情報を入力する「各種情報入力部14」を制御する。
また、同制御部11は、図2の示す「第1の各種情報記憶部100」及び「第2の各種情報記憶部150」も制御する。
【0023】
図3及び図4は、それぞれ、図2の「第1の各種情報記憶部100」及び「第2の各種情報記憶部150」の主な構成を示す概略ブロック図であり、これらの内容は後述する。
【0024】
図5乃至図7は、スライド選択システム1の主な動作例を示す概略フローチャートである。
本実施の形態では、製薬会社Sが販売する「糖尿病薬T」について、同社のMRが、その担当医師Wに説明すべき「MR用医師向けスライド」の内容を、製薬会社Sが、管理サーバ10を管理するK社に依頼する場合を例に以下説明する。
【0025】
図1の管理サーバ10は、医師の識別情報等や医師端末200の識別情報等を図3の「医師識別情報記憶部101」に記憶している。
そこで、先ず、図5のステップ(以下「ST」とする。)1へ進む。
ST1では、管理サーバ10の図3の「第1のアンケート処理部(プログラム)102」が動作し、図3の「医師識別情報記憶部101」を参照する。
そして、医師Wの図1の医師端末200に、図3の「第1のアンケート記憶部103」記憶されている「第1のアンケート」を「Q1」から順に「Q3」までを送信し、その回答を「第1のアンケート回答記憶部104」に記憶する。
【0026】
この「第1のアンケート記憶部103」に記憶されている「第1のアンケート」は、「第1のアンケート情報」の一例となっており、具体的は以下のとおりである。
【0027】
先ず、「第1のアンケート」のうち第1の質問である「Q1」の送信及び回答受信の工程を実行する。
「Q1」は「糖尿病の治療患者数(例えば、1年間で、何人の糖尿病患者を担当しますか?)」との質問となる。
【0028】
このQ1の質問に関して、管理サーバ10には、図3に示すように「Q1判断基準情報記憶部105」を有している。
この「Q1判断基準情報記憶部105」には、回答の人数によって「少ない」「普通」「多い」を判断するための基準データが記憶されている。
【0029】
このため、「第1のアンケート処理部102」は、医師端末200から「Q1」のアンケート回答を受信すると「Q1判断基準情報記憶部105」を参照し、「少ない」「普通」「多い」の判断を行い、その結果と共に受信した回答を「第1のアンケート情報」として「第1のアンケート回答記憶部104」に記憶する。
【0030】
次いで、「第1のアンケート」のうち第2の質問である「Q2」の送信及び回答受信の工程を実行する。
「Q2」は「薬剤(例えば、糖尿病薬T(S社)」)の処方経験はありますか)」との質問となる。
【0031】
この「Q2」質問について回答を得ると、第1のアンケートの「Q2-1」の質問を送信する。
「Q2-1」は「薬剤(糖尿病薬T等)の処方回数を教えてください」との質問となる。
【0032】
この{Q2-1}の質問に関して、管理サーバ10には、図3に示すように「Q2-1判断基準情報記憶部106」を有している。
この「Q2-1判断基準情報記憶部106」には、回答の処方回数によって「少ない」「普通」「多い」を判断するための基準データが記憶されている。
【0033】
このため、「第1のアンケート処理部102」は、医師端末200から「Q2」「Q2-1」のアンケート回答を受信すると、図3の「Q2-1判断基準情報記憶部106」を参照し、処方薬剤の名称と、処方回数の「少ない」「普通」「多い」の判断を行った結果である「第1のアンケート回答情報」を図3の「第1のアンケート回答記憶部104」に記憶する。
【0034】
次いで、「第1のアンケート」のうち第3の質問である「Q3」の送信及び回答受信の工程を実行する。
「Q3」は「MRの訪問状況(例えば、S社のMRの1ヶ月間の訪問回数)」の質問となる。
【0035】
このQ3の質問に関して、管理サーバ10には、図3に示すように「Q3判断基準情報記憶部107」を有している。
この「Q3判断基準情報記憶部107」には、訪問回数によって「少ない」「普通」「多い」を判断するための基準データが記憶されている。
【0036】
このため、「第1のアンケート処理部102」は、医師端末200から「Q3」のアンケート回答を受信すると「Q3判断基準情報記憶部107」を参照し、「少ない」「普通」「多い」の判断を行い、その結果と共に受信した回答を「第1のアンケート回答情報」として「第1のアンケート回答記憶部104」に記憶する。
【0037】
以上で、「第1のアンケート」の「Q1~Q3」の回答結果等を全て「第1のアンケート回答記憶部104」に記憶する。
また、本実施の形態の医師Wの具体的なアンケート回答のデータ例は以下のとおりである。
「Q1」の糖尿病の患者数は「普通」、「Q2」で糖尿病薬Tの処方経験あり、処方回数は「少ない」、「Q3」のMR訪問状況は「普通」となっている。
【0038】
次いで、図5のST2へ進む。ST2は、上述の「第1のアンケート回答記憶部104」の情報に基づき、医師端末200に提供される「コンテンツ(番組情報の一例)」の決定工程となる。
【0039】
この「コンテンツ」は、図3の「コンテンツ記憶部109」に記憶されているが、そのコンテンツの内容について、説明する。
コンテンツは、例えば、A、B及びCの3種類が記憶されている。
「コンテンツA」は「未処方の医師向け番組(例えば、糖尿病薬Tを未処方の医師向け番組(ビデオ))である。
「コンテンツB」は「自社品少処方の医師向け番組(例えば、糖尿病薬Tの処方が少ない医師向け番組(ビデオ)」である。
「コンテンツC」は「自社品多数処方の医師向け番組(例えば、糖尿病薬Tの処方が多い医師向け番組(より専門的な番組ビデオ))である。
【0040】
そして、図5のST2では、管理サーバ10の図3の「コンテンツ選択処理部(プログラム)108」が動作し、図3の「第1のアンケート回答記憶部104」と図3の「コンテンツ記憶部109」を参照する。
そして、当該医師Wに適した「コンテンツ(A乃至C)」を選択し、図3の「選択済みコンテンツ記憶部110」に記憶する。
【0041】
本実施の形態の例では、「第1のアンケート」の「Q2」の処方薬剤で「糖尿病薬T」の処方経験がない場合は、「コンテンツA」とする。
また、「Q2」で糖尿病薬Tの処方経験があるが、「Q2-1」の「処方回数が「少ない」」場合は、「コンテンツB」とする。
また、「Q2-1」で処方回数が「多い」場合は、「コンテンツC」とする。
【0042】
また、本実施の形態では、医師Wは、「第1のアンケート」で「Q1の糖尿病の患者数は「普通」、Q2でT糖尿病薬の処方経験あり、処方回数は「少ない」、Q3のMR訪問状況は「普通」」と回答したとする。
すると、医師W向けの「コンテンツ」としては「コンテンツB」が選択され、図3の「選択済みコンテンツ記憶部110」に記憶される。
【0043】
次いで、ST3へ進む。ST3では、「選択済みコンテンツ記憶部110」に記憶されている「コンテンツ(例えば、B等)」が、図1の医師端末200へ送信され、医師Wが、同コンテンツを視聴することになる。
【0044】
次いで、ST4へ進む。ST4では、医師端末200で、医師Wの「コンテンツB」の視聴後に、同医師端末200に、第2のアンケート情報である例えば「第2のアンケート」が送信される。
「第2のアンケート」は、管理サーバ10の図3「第2のアンケート記憶部111」に記憶されている。
【0045】
「第2のアンケート」の具体的な内容は、以下のとおりである。
「第2のアンケート」は、例えば、「QQ1」「QQ2」及び「QQ3」の3種類のアンケートを有している。
そのうち、「QQ1」は、「コンテンツAの番組を視聴した医師用アンケート」で、糖尿病薬Tを処方する場合に、「効果重視」「エビデンス重視」「他医師評判重視」のいずれを重視するかを問う内容となっている。
また、「QQ2」は、「コンテンツBの番組を視聴した医師用アンケート」で、糖尿病薬Tを多くの患者に処方する場合に、「効果重視」「エビデンス重視」「他医師評判重視」のいずれを重視するかを問う内容となっている。
また、「QQ3」は、「コンテンツCの番組を視聴した医師用アンケート」で、糖尿病薬Tをより多くの患者に処方する場合に、「効果重視」「エビデンス重視」「他医師評判重視」のいずれを重視するかを問う内容となっている。
【0046】
図5のST3では、管理サーバ10が、図3の「第2のアンケート記憶部111」と「選択済みコンテンツ記憶部110」を参照し、医師端末200に送信された「コンテンツ(例えば、B)」に対応する「第2のアンケート」の「QQ1」乃至「QQ3」のアンケートを医師端末200に送信する。
【0047】
本実施の形態では、医師Wの医師端末200に送信されたのが「コンテンツB」なので、「第2のアンケート」のうち「QQ2」のアンケートが医師Wの医師端末200に送信される。
【0048】
次いで、ST5へ進む。ST5では、医師端末200から「第2のアンケート」の回答を受信し、図3の「第2のアンケート回答記憶部112」に記憶する。
本実施の形態で、医師Wは「QQ2」のアンケートに対し、「効果重視(アンケート基準傾向情報の一例)」と回答した場合、その回答が図3の「第2のアンケート回答記憶部112(アンケート基準傾向情報記憶部の一例)」に記憶される。
【0049】
以上で、医師Wからアンケートの回答情報を取得することができるが、「第2のアンケート」の回答だけでは、例えば、当該医師が本当に「効果」等を「重視」しているかは分からない。
もし、異なる基準を持つ場合、その後に提供する説明資料である例えば「MR用医師向けスライドX」等を提供しても十分な効果を得ることができないおそれがある。
そこで、本実施の形態では、この「第2のアンケート回答」結果の精度を向上させるためアンケート回答情報の「裏付け情報」を取得する構成となっている。
【0050】
図6及び図7は、アンケート回答情報の「裏付け情報」等を取得する工程を示す概略フローチャートである。
この工程の説明をする前に、この工程で使用する「医師基礎傾向情報」について、説明する。
管理サーバ10は医師毎の属性情報等であり、医師の「医師基礎傾向情報(データベース基準傾向情報、基礎的傾向情報の一例)」を記憶する「医師基礎傾向情報データベース113(データベースの一例)」を図3に示すように有している。
【0051】
この「医師基礎傾向情報データベース113」では、各医師の医師基礎傾向情報を例えば、7個の基本項目に分けて記憶している。
「医師基礎傾向情報」の7つの基本項目は、以下のa乃至gである。
【0052】
(a)「管理サーバ10のアクセスログ」で、医師が視聴しているコンテンツ等の番組等の種類の情報等である。
(b)「医師の行動・診療タイプ分析データ」で、医師が開業医又は勤務医かの区分と、その行動傾向の情報である。
(c)「医師の所属施設情報」で、医師が所属している施設(特定機能施設又一般的施設)の情報である。
(d)「所属施設における処方実績」で、当該医師(例えば、医師W等)が所属する施設における薬剤の処方実績情報である。
(e)「医師の所属学会」で、医師が所属する学会等の情報である。
(f)「医師の発表論文データ」で、内外での発表論文等の情報である。
(g)「過去のMR作成の医師データ」で、当該医師を担当したMRが作成した当該医師に関するデータ等の情報である。
【0053】
次いで、図6のフローチャートを用いて、アンケート回答情報の「裏付け情報」等を取得する工程を以下、説明する。
先ず、ST11に進む。ST11では、図3の「特定医師基礎傾向情報取得部(プログラム)114」が動作し、「医師基礎傾向情報データベース113」を参照する。
そして、当該医師Wに関する(a)~(g)の各基本項目のデータを収集し、「特定医師基礎傾向情報(データベース基準傾向情報及び特定説明対象者基礎傾向情報の一例)」として、図3の「特定医師基礎傾向情報記憶部115」に記憶する。
【0054】
医師Wの「特定医師基礎傾向情報」は、例えば、以下のとおりとなる。
(a)「管理サーバ10のアクセスログ」の項目では、医師Wは、循環器関連情報の番組にアクセスし、海外エビデンス情報の視聴傾向が高い傾向がある。。
(b)「医師の行動・診療タイプ分析データ」の項目では、医師Wは、病院勤務で、新薬・新エビデンスには、ある程度早めに試す傾向があり、イノベーター(革新家)の治験を受けて行動する傾向等がある。
(c)「医師の所属施設情報」の項目では、医師Wは、特定機能施設に所属し、同施設は、先端治療推進に熱心で、糖尿病専門医の人数が当該県下で最も多い施設である。
(d)「所属施設における処方実績」の項目では、医師Wが所属する施設では、糖尿病新薬の採用が早く処方量も県内で一番多く、DPC(診断群分類)データ上も処置数が多い傾向がある。
(e)「医師の所属学会」の項目では、医師Wは、糖尿病学会、動脈硬化学会等に所属している。
(f)「医師の発表論文データ」の項目では、医師Wは、直近5年間における糖尿病治療薬SGLTー2に関する論文数が国内医師のトップ20となっている。
(g)「過去のMR作成の医師データ」の項目では、医師Wが勤務していた病院内で、医師Wの診療糖尿病患者数は5番目の多さであるが、新薬については非積極的である。
【0055】
以上のデータを医師Wの「特定医師基礎傾向情報」として「特定医師基礎傾向情報記憶部115」に記憶する。
【0056】
次いで、ST12へ進む。ST12では、ST11で取得した医師Wの「特定医師基礎傾向情報」に基づき、医師の行動における特性分類である「医師行動特性タイプ(説明対象者行動特性タイプの一例)」のいずれに該当するかを判断する。
【0057】
以下、「医師行動特性タイプ」について詳述する。
「医師行動特性タイプ」は、「医師の処方重視度ポイント、新薬処方タイミング等の行動特性を分類したもの」であり、図4の「医師行動特性タイプ記憶部151」に記憶されている。
具体的は、以下の4種類の「医師行動特性タイプ」が記憶されている。
(1群)「KOL(Key Opinion leader)志向派タイプ」、このタイプは、新薬を早期採用し、効果を重視し、海外データを重視するタイプである。
(2群)「開業医タイプ」で、このタイプは、新薬については被積極処方で、安全性を重視し、知人医師の情報を重視するタイプである。
(3群)は「病院勤務タイプ」で、(4群)は「研究リード派タイプ」である。
【0058】
図6のST12では、「特定医師傾向情報判断部(プログラム)152」が動作し、医師Wに関する(a)乃至(g)の基本項目データである「特定医師基礎傾向情報(特定医師基礎傾向情報記憶部115に記憶)」を参照する。
そして、同情報に基づき、医師Wが図4の「医師行動特性タイプ記憶部151」の(1群)乃至(4群)の「医師行動特性タイプ」のいずれに該当するかを判断し、該当する「医師行動特性タイプ」を図4の「特定医師行動特性タイプ記憶部153」に記憶する。
【0059】
本実施の形態では、ST12で、図4の「特定医師傾向情報判断部(プログラム)152」が、医師Wは、「医師行動特性タイプ」のうち「1群(KOL志向派タイプ)」に該当すると判断し、その旨が「特定医師行動特性タイプ記憶部153」に記憶される。
【0060】
なお、「特定医師基礎傾向情報取得部(プログラム)114」と「特定医師傾向情報判断部(プログラム)152」がデータベース基準傾向情報生成部の一例である。
【0061】
以上で、医師Wの「医師行動特性タイプ」が「1群(KOL志向派タイプ)」とされ、記憶される。
次いで、ST13へ進む。ST13では、図4の「裏付け処理部(プログラム)154」が動作し、図3の「第2のアンケート回答記憶部112」と「特定医師行動特性タイプ記憶部153」を参照する。
そして、「第2のアンケート回答記憶部112」のアンケート回答である「効果重視」が、「特定医師行動特性タイプ記憶部153」の「医師行動特性タイプ」である「1群(KOL志向派タイプ」に含まれているか否かを判断する。
【0062】
ST14で、「含まれている」と判断されたときは、ST15へ進む。
ST15では、医師Wの「第2のアンケート回答」の裏付けが確認されたと判断し、「第2のアンケート回答」(例えば「効果重視」)の項目を「裏付け済み情報」として、図4の「裏付け情報記憶部155」に記憶する。
【0063】
本実施の形態では、「アンケート回答」の「効果重視」の項目が、「1群(KOL志向派タイプ」の「新薬を早期採用、効果重視、海外データ重視」に含まれているので「含まれている」と判断し、「効果重視」を裏付け済み情報として、図4の「裏付け情報記憶部155」に記憶する。
【0064】
本実施の形態では、ST12で、「特定医師傾向情報判断部(プログラム)152」が動作した結果、医師Wは、「医師行動特性タイプ」のうち「1群(KOL志向派タイプ)」に該当すると判断されたが、本実施の形態と異なり、ST12で、「2群(開業医タイプ)」と判断された場合、その旨、図4の「特定医師行動特性タイプ記憶部153」に記憶される。
【0065】
そして、この場合、ST13で、「裏付け処理部(プログラム)154」が動作し、「第2のアンケート回答記憶部112」と「特定医師行動特性タイプ記憶部153」を参照し、「第2のアンケート回答」の内容が、「医師行動特性タイプ」である「2群(開業医タイプ」に含まれるか否かを判断すると、ST14で「含まれない」こととなり、内容が相違する。
【0066】
すると、ST16へ進む。ST16では、「第2のアンケート回答」の「効果重視」と、「2類(開業医タイプ)」の内容である「新薬の非積極処方、安全性重視、知人医師の情報重視」の双方が図4の「裏付け情報記憶部155」に記憶される。
【0067】
次いで、医師W等向けの「MR用医師スライド」を選択する工程を説明する。
先ず、図1の管理サーバ10は、MRが医師に薬剤を説明する際に使用する「MR用医師向けスライド」を記憶する図4の「MR用医師向けスライド記憶部156」を有している。
【0068】
具体的には、以下のような例えば、3種類の「MR用医師向けスライド」が記憶されている。
(A)「MR用医師向けスライドX」(キーワードは、「薬剤は効果重視」、「新薬の積極処方」、「新規作用機序」等で、スライド内容は、「作用機序動画、効果エビデンスを中心に効果訴求スライド」となっている。)
(B)「MR用医師向けスライドY(キーワードは、「薬剤はエビデンス重視」、「新薬の非積極処方」、「安全性重視」等で、スライド内容は、「Ph3試験 副作用データ 作用機序動画を中心に安全訴求スライド」となっている。)
(c)「MR用医師向けスライドZ」(キーワードは、「薬剤は知人医師情報重視」、「新薬の非積極処方」、「処方例知りたい」で、スライド内容は、基本データ(効果・安全性)治験医師処方経験を中心に処方感訴求スライドとなっている。
【0069】
次いで、裏付け情報が記憶されている場合における「MR用医師スライド」を選択する工程を説明する。
この場合は、ST15からST17へ進む。ST17では、管理サーバ10の図4の「スライド選択処理部(プログラム)157」が動作し、図4の「裏付け情報記憶部155」に記憶されているデータ「効果重視」が、「MR用医師向けスライド記憶部」の各スライドと関連付けられているキーワード(薬剤は効果重視等)に含まれているか否かを判断する。
【0070】
次いで、ST18へ進み、同処理部157は、「含まれている」MR用医師向けスライド、例えば、医師Wの場合は、「MR用医師向けスライドX」を選択し、図4の「推奨スライド記憶部158」に記憶する。
【0071】
一方、裏付け情報が記憶されていない場合は、ST16からST19へ進む。ST19では、図4の「スライド選択処理部(プログラム)157」は、図4の「裏付け情報記憶部155」記憶されているデータ「効果重視」と「新薬は非積極処方、安全性重視、知人医師の情報重視」が「MR用医師向けスライド記憶部」の各スライドと関連付けられているキーワード(薬剤は効果重視等)に含まれているか否かを判断する。
【0072】
次いで、ST20へ進む。ST20では、同処理部157は、含まれている「MR用医師向けスライド」である「MR用医師向けスライドX」、「MR用医師向けスライドY」及び「MR用医師向けスライドZ」を選択し、「推奨スライド記憶部158」に記憶させると共に、含まれるキーワード数の多い順に、MR用医師向けスライドに番号を付して記憶する。
【0073】
例えば、2つのキーワードを含む「MR用医師スライドY」と「MR用医師スライドZ」を「順位1」、1つのキーワードを含む「MR用医師スライドX]を「順位3」として「推奨スライド記憶部」に記憶する。
【0074】
次いで、ST21へ進む。ST21では、「推奨スライド記憶部158」に記憶されたデータを依頼者である「製薬会社S」に提供し、製薬会社SのMRが医師W向けスライドとして利用する。
したがって、医師W向けの適切なスライドをMRは使用することができる。
このように、本実施の形態では、糖尿病薬Tに関するコンテンツを視聴した医師Wに対して医師Wのアンケート回答情報のみならず、医師Wのデータベースに基づく情報である特定医師基礎傾向情報(a乃至g)に基づいて「MR用医師スライド」を選択するので、MRにとって、より適切なスライドを容易に選択することができる。
【0075】
また、複数の推奨スライドがある場合でも、優先順位(順位1等)が付されているので、MRが優先順位を適切に判断することができる。
【0076】
また、本実施の形態では、MRが利用した推奨スライドを上述の図3の「医師基礎傾向情報データベース113」にフィードバックして、同データベース113の情報精度の向上を図る構成とすることもできる。
【0077】
例えば、MRが「MR用医師向けスライドX」のコンテンツを医師Wに提示した結果、医師Wの反応等が良くないとき、当該医師Wへのアンケート内容等や同データベース113の内容を見直す構成とする。
【0078】
以上説明した実施形態においては、装置として実現される場合を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されず、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体に格納され頒布されてもよい。
【0079】
また、記憶媒体は、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であればよい。記憶媒体の記憶形式は、特には限定されない。
【0080】
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
【0081】
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体には限定されず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0082】
また、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づいて本実施形態における各処理を実行すればよく、1つのパソコン等からなる装置であってもよいし、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等であってもよい。
【0083】
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンには限定されず、情報処理機器に含まれる演算処理装置等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0084】
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
【符号の説明】
【0085】
1・・・スライド選択システム、2・・・インターネット網、10・・・管理サーバ、11・・・制御部、12・・・通信装置、13・・・ディスプレイ、14・・・各種情報入力部、100・・・第1の各種情報記憶部、101・・・医師識別情報記憶部、102・・・第1のアンケート処理部、103・・・第1のアンケート記憶部、104・・・第1のアンケート回答記憶部、105・・・Q1判断基準情報記憶部、106・・・Q2-1判断基準情報記憶部、107・・・Q3判断基準情報記憶部、108・・・コンテンツ選択処理部、109・・・コンテンツ記憶部、110・・・選択済みコンテンツ記憶部、111・・・第2のアンケート記憶部、112・・・第2のアンケート回答記憶部、113・・・医師基礎傾向情報データベース、114・・・特定医師基礎傾向情報取得部、115・・・特定医師基礎傾向情報記憶部、150・・・第2の各種情報記憶部、151・・・医師行動特性タイプ記憶部、152・・・特定医師傾向情報判断部、153・・・特定医師行動特性タイプ記憶部、154・・・裏付け処理部、155・・・裏付け情報記憶部、156・・・MR用医師向けスライド記憶部、157・・・スライド選択処理部、158・・・推奨スライド記憶部、200・・・医師端末、T・・・糖尿病薬、W・・・医師
図1
図2
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図4
図5
図6
図7