IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 岡嶋 俊二の特許一覧

<>
  • 特開-荷崩れ防止シート 図1
  • 特開-荷崩れ防止シート 図2
  • 特開-荷崩れ防止シート 図3
  • 特開-荷崩れ防止シート 図4
  • 特開-荷崩れ防止シート 図5
  • 特開-荷崩れ防止シート 図6
  • 特開-荷崩れ防止シート 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023104827
(43)【公開日】2023-07-28
(54)【発明の名称】荷崩れ防止シート
(51)【国際特許分類】
   E04H 15/08 20060101AFI20230721BHJP
   B60P 7/02 20060101ALI20230721BHJP
【FI】
E04H15/08
B60P7/02
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022016741
(22)【出願日】2022-01-18
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-06-22
(71)【出願人】
【識別番号】592067982
【氏名又は名称】岡嶋 俊二
(72)【発明者】
【氏名】岡嶋 俊二
(72)【発明者】
【氏名】岡嶋 圭子
【テーマコード(参考)】
2E141
【Fターム(参考)】
2E141AA01
2E141BB01
2E141CC01
2E141EE07
2E141EE26
2E141GG18
(57)【要約】
【課題】 積載荷物の角等で荷物を覆い固定をしていたシートが破れやすく又破れることで荷崩れが発生する可能性が有った。
【解決手段】 シートで荷物を覆いそのシートを固定する方法を備えた四角形状のシートを外側シートとする、更に外側シートの荷物と接する面には外側シートの大きさと同等か又は小さい同じ四角形状の内部保護シートを備え、外側シートと内部保護シートはそれぞれの四辺が平行になる様に重ね、外側シートでは四隅よりは対角線上の中心寄りの所定の4位置と又内部保護シートは外側シートに対して内部保護シートの中心部分を弛ませた状態で四隅よりも対角線上の中心寄りの所定の4位置をそれぞれの位置で互いに合わせた部分を縫製固定する、又は内部保護シートを外側シートより少し小さい同じ四角形状のシートにして、それぞれの位置で互いに継ぎ手を介して縫製固定する構造で製作する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、積載荷物を覆うシートが破れ難くい荷崩れ防止シート(以下、考案のシートと記す)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来シート等を使用して輸送中に荷崩れを防止する方法として、積層した荷物の天面部分を覆い下方向にシート等を被せシートの端を固定する、又は被せたシートの上から紐状の物でシートと積載荷物を一緒に頑丈に固定をして輸送途中に積層した積載荷物が崩れない様に工夫をしていた。
【0003】
又、輸送をする時に発生する振動や傾き更に移動中に荷物とシートに加わる力や重さ風などの影響により、積層された積載荷物の天面角部と被せたシートとが摩擦されシートが破れる事で荷物が崩れてしまう問題が有り、このシートの破れを防止する為に今までいろいろな方法が用いられてきた。
【0004】
例えば、被せる一枚のシートを複数層で構成してシート自体の強度を上げたシート(例えば、特許文献1)が有り、又被せるシート全体を二重構造として破れにくくしたシート(例えば、特許文献2)が有る、又荷物側の角部とシートの摩擦部分に緩和材を挟みシートを保護する方法も用いられていた。
【0005】
又、積載パレットを利用して荷物を移動する時使用するシートには、積載パレットの積載面の広さで荷物の天面部分の最大面積が大まかに決まる事を利用して、荷物の天面部分に出来た4方の角部に被せるシート部分を切り欠き荷物の角と当たらなくしたシート(例えば、特許文献3)が有る。
【0006】
更に、被せるシート自体に格子状にロープ等を固定したシートが有り仮にシートが破損してもロープ等で役目を果たすシート(例えば、実用新案文献1)が有り、又シートを2重構造にしたシート(例えば、実用新案文献2)なども有る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平10-309766
【特許文献2】特開2019-157506
【特許文献3】特開2008-18988
【実用新案文献】
【0008】
【実用新案文献1】
実全昭59-060040
【実用新案文献2】
実全昭62-168946
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
少ない人役で積層状に積載した荷物にシートを被せ固定する時に、段落「0002」記載の方法では、荷物の固定に時間をより多く必要とする課題が有る。
【0010】
輸送手段を利用して移動させる時に、移動することで荷物に対して加わる振動や傾き、更に移動中にシートや荷物に加わる力や重さ風などの影響により積層された積載荷物の天面角部と被せたシートとの摩擦面が破れ荷崩れを発生する課題が有る。
【0011】
一度上記の様にシートが破れ荷崩れを発生すると、積層された荷物同士の間隔や隙間などが増え簡単にずれた荷物を数個押し込めば元に戻る状態ではなくなり、結局積み直しを強いられ余分な作業時間や労力が掛かる問題が有り、更に荷崩れによって落下した荷物の状態にも問題が発生する課題が有る。
【0012】
段落「0010」記載の様な要因で一般的に張ったシートは破れやすく、その破れやすいシートの対策として段落「0004」で記載した様な一枚のシート構造を素材の違うシートを重ね合わせて作った丈夫なシートも有るが、このシート製造には一般的なシートを作るよりコスト高に成る問題が有り更にシート本体が重く一人で高く積み上げて有る荷物にシートを被せる作業をする時などはシートを被せ難い問題も有る。
又、二重構造を有するシートでは内面シートと外面シートが一体に固定されているので、二重構造の利点は有るが荷物の角部がシートに当たる時、内部シートと外部シートが同じ動きをする結果同じ点が摩擦してシートが破れやすい問題が有る。
更に、丈夫なシートや二重構造のシートでは炎天下熱がこもりやすくシートが被さる箇所の荷物の温度や湿度が上昇し荷物に悪影響を加える可能性もある。
又、他に荷物の角部に保護材を取り付ける場合は保護材を取り付ける作業を要し一人でシートを被せながら所定の位置に保護材を固定する作業にかかる労務時間が問題となる。
【0013】
段落「0005」記載のシート構造は積荷の大きさが限定される問題と雨天時などはシートの被さら無い角部の荷物が濡れる問題も有る。
【0014】
段落「0006」記載のシートでは、荷物を固定する部分としてはしっかりと丈夫に固定できるが、荷物のサイズが限定される課題が有り又サイズより長い荷物角部に接するシート部分には強い張力が加わる更に荷物角部に接するシート部分は破れる可能性が高い問題が有る。
又、二重構造を有するシートでは内面シートと外面シートがずれない様に固定されているので、二重構造の利点は有るが荷物の角部がシートに当たる時、内部シートと外部シートが同じ動きをする結果同じ点が摩擦してシートが破れやすい問題や前記記載した様に温度や湿度の問題も有る。
【課題を解決するための手段】
【0015】
シートで荷物を覆いそのシートを固定する方法を備えた四角形状のシートを外側シートとする、更に外側シートの荷物と接する面には外側シートの大きさと同等か又は小さい同じ四角形状の内部保護シートを備え、外側シートと内部保護シートはそれぞれの四辺が平行になる様に重ね、外側シートでは四隅よりは対角線上の中心寄りの所定の4位置と又内部保護シートは外側シートに対して内部保護シートの中心部分を弛ませた状態で四隅よりも対角線上の中心寄りの所定の4位置をそれぞれの位置で互いに合わせた部分を縫製固定する、又は内部保護シートを外側シートより少し小さい同じ四角形状のシートにして、それぞれの位置で互いに継ぎ手を介して縫製固定する構造で製作する。
【発明の効果】
【0016】
考案のシートは各パーツを縫合して構成をしている、パーツは外側シート一枚、内部保護シート一枚から構成する又は、外側シート一枚、内部保護シート一枚、継ぎ手4枚から構成する、パーツ事の用途に合わせて素材を変えより丈夫で用途に合った考案のシートに構成出来る効果もある。
【0017】
考案のシートは、外側シートに対して内部保護シートの中心部分が弛み更に内部保護シートの四隅より対角線上の所定の4位置と外側シートの四隅より対角線上の所定の4位置を互いに合わせ、合わせた部分を縫製固定又は継ぎ手を介して縫製固定されている為、外側シートと内部保護シートの動き方が異なる効果が有り、更に内部保護シートには引っ張る力が加わり難い効果が有る。
【0018】
更に内部保護シートは、積載荷物の天面部に凹凸が有っても、内部保護シートが弛ませて有る事で少し余裕が出来凹凸に合わせた形状と成り僅かでは有るが凹部にも重さと摩擦面が出来る事で荷物が押され安定する、又外側シートとは違い引っ張る力が内部保護シートには加わらない、他にも輸送中の振動や加速・減速・曲がるなど行為が要因となり積層した積載荷物から加わる力は内部保護シートに直接伝わるが外側シートには直接は加わらない、又積載荷物の角部と接する内部保護シートには外側シートから押される力しか加わらないので破れ難く、依って内部保護シートは荷物の角部と接しても引っ張られていない為破れにくく外側シートと内部保護シートが擦れ合う箇所は有るがその事で外側シートが破れやすくなる可能性は低い効果が有る、依ってシートが破れる事で発生す荷崩れが起きない効果が有る。
【0019】
この考案のシートは覆われる荷物部分は二重構造になり直射日光等によるシート内側の温度上昇を妨げる効果が有る。
【0020】
前記記載の外側シートと内部保護シートの間には弛ませて有る事から僅かでは有るが隙間が出来る、隙間が出来る事で外側シートと内部保護シートが密着するよりは風通しが良くなり、 走行中や風が当たる時更に風通しが良くなりシートと内部保護シートの二重構造の効果と合わせて積載荷物に影響を加える温度上昇や高加湿状態になり難い効果が有る。
【0021】
考案のシートで積載荷物を覆う時に、内部保護シートの端部分が積載荷物に引っ掛かり折れ込む事も有るが、端部分なので簡単に引き出す事も出来る、又折れ込んだ状態でそのまま使用しても積載荷物の端側で折れ込んでいるので内部保護シートが二重に為り外部シートが損傷を受ける可能性より低くなる。
【0022】
考案のシートは折りたたむ事も、巻く事も出来るのでコンパクトに収納できる効果が有る。
【0023】
又各パーツのシート部分が特段の事情により破損してもパーツとして交換が可能な構造であるので、修理再生利用が出来るなどの効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】請求項1で示す考案の荷崩れ防止シートの外側シートを表側から見て内部保護シートとの互いの固定箇所を示した例図である。
図2】請求項1で示す考案の荷崩れ防止シートの裏側から見て弛んだ内部保護シートの状態を表し外側シートとの互いの固定箇所を示した例図である。
図3】請求項1で示す考案の荷崩れ防止シートを側面から見て内部保護シートの弛んだ状態を表した例図である。
図4】請求項1で示す考案の荷崩れ防止シートの使用例図である。
図5】請求項2で示す考案の荷崩れ防止シートを側面から見て継ぎ手の状態と内部保護シートの弛んだ状態を表した例図である。
図6】考案の荷崩れ防止シートの応用例の展開例図である。
図7】応用例の使用例図である。
【記号の説明】
【0025】
▲1▼内部保護シート
▲2▼外側シート
▲3▼継ぎ手部分
▲4▼天面覆い部シート
▲5▼垂れ幕状シート
▲6▼通気孔
▲7▼伸縮バンド
▲8▼固定金具
▲9▼固定フック
▲10▼内部保護シートと外側シートの4か所の縫製固定部分又は継ぎ手を介しての固定部分
▲11▼天面覆いシートと垂れ幕状シートの縫製部分と防水加工部分
▲12▼補強目的の縫製箇所
▲13▼積載荷物
▲14▼積載パレット・荷台
【発明を実施するための形態】
【0026】
請求項1の考案のシートは、荷物を覆いそのシートを固定する方法を備えた四角形状のシートを外側シート▲2▼とする、更に外側シート▲2▼の荷物と接する面には外側シート▲2▼の大きさと同等か又は小さい同じ四角形状の内部保護シート▲1▼を備え、外側シート▲2▼と内部保護シート▲1▼はそれぞれの四辺が平行になる様に重ね、外側シート▲2▼では四隅よりは対角線上の中心寄りの所定の4位置▲10▼と又内部保護シート▲1▼は外側シート▲2▼に対して内部保護シート▲1▼の中心部分を弛ませた状態で四隅よりも対角線上の中心寄りの所定の4位置▲10▼をそれぞれの位置で互いに合わせた部分を縫製固定する事で外側シートに対して内部保護シートが弛んだ状態にする。
【0027】
請求項2の考案のシートは、外側シート▲2▼より少し小さい同じ四角形状の内部保護シート▲1▼を備え、外側シート▲2▼と内部保護シート▲1▼はそれぞれの四辺が平行になる様に重ね、外側シート▲2▼では四隅よりは対角線上の中心寄りの所定の4位置▲10▼と内部保護シート▲1▼も四隅よりは対角線上の中心寄りの所定の4位置▲10▼をそれぞれの位置で互いに継ぎ手▲3▼を介して縫製固定する事で外側シートに対して継ぎ手▲3▼の長さ分だけ内部保護シートが弛んだ状態にする。
【0028】
考案のシートの各パーツ部の素材を使用用途に合う又は強いシートを選択する。
【0029】
考案シートのそれぞれのパーツの外周部分はほつれにくく縫合する。
【0030】
各パーツのシート同士を縫合する部分は重なり合わせて強度が増す様に縫合して縫い目部分は防水仕上げする。
【0031】
段落「0024」記載の継ぎ手▲3▼部分は帯状の柔らかくて丈夫な生地等を使用して内部保護シート▲1▼が外側シート▲2▼に対して自由に動ける状態にする。
【0032】
段落「0023」図6表示の考案の荷崩れ防止シートの応用例の展開例図で示す形状は、積載パレット等▲14▼に荷物を積層した時▲13▼に使用する目的の形状で、図6で示す様に外側シート▲2▼を天面覆い部シート▲4▼と垂れ幕状シート▲5▼で構成する、又内部保護シート▲1▼の大きさは内部保護シート▲1▼の中心部分が弛んだ状態を維持しながら天面覆い部シート▲4▼面よりは大きくする、更に天面覆い部シート▲4▼の四辺と内部保護シート▲1▼の四辺はそれぞれが平行になり間隔もそれぞれが同じ間隔になる様に重ねる、内部保護シート▲1▼と天面覆い部シート▲4▼の互いの縫製固定部分▲10▼は、天面覆いシート▲4▼と内部保護シート▲1▼の互いの四隅より共に対角線上の中心寄りの所定の位置で縫製固定する、又垂れ幕状シート▲5▼の天面覆いシート▲4▼側接続中央付近に通気孔▲6▼を設備し、更に垂れ幕状シート▲5▼の反対側両端付近に伸縮バンド▲7▼とフック▲9▼を備えその端中央部には固定金具▲8▼を備えた形状の応用型シートもある。
【0033】
又、外側シート▲2▼及び垂れ幕状のシート▲5▼パーツは、特に固定方法の収縮バンド▲7▼やロープ等による張力が加わる場所なので一枚のシートを折り返して二枚重ねに構成する、
【0034】
考案の荷崩れ防止シートの図6応用例で示す垂れ幕状シート▲5▼に備える通気孔▲6▼周辺や両端付近に備える収縮バンド▲7▼固定部と周辺、更に収縮バンド▲7▼をフック▲9▼で引っ掛け固定する固定金具▲8▼装備部と周辺は特に強度が必要なので補強目的の縫製▲12▼をする。
【0035】
又、垂れ幕状シート▲5▼下部中央付近に取り付ける固定金具▲8▼は、横長の楕円形状にする、横長の楕円形状の横中央線上に収縮バンド▲7▼先端に装備したフック▲9▼が入る大きさの穴を複数個あけ、フック▲9▼を引っ掛ける穴の位置で収縮バンド▲7▼の張力を調整できる様にする、又楕円形状の固定金具▲8▼の重さにより、考案のシートを高く積層された荷物に一人で掛ける作業が容易になる。
【0036】
又高く積層された荷物に考案のシートを被せる時、垂れ幕状シート▲5▼上部中央付近に設備した通気孔▲6▼の位置が積層された荷物▲13▼上部角付近に有れば正確に考案のシートが被せたか簡単に確認できる。
【0037】
考案のシートの外側シート▲2▼と内部保護シート▲1▼の縫製固定箇所▲10▼はシートの面積が大きい時などは、四か所だけの固定では内部保護シート▲1▼が弛みすぎて積載荷物に引き掛かる事も考えられるので場合によっては縫製固定箇所▲10▼を増やす事もある。
【産業上の利用可能性】
【0038】
従来有る養生シートや荷台積載シート更に荷崩れ防止シートと同じ様に利用できる。
【0039】
角の有る荷物を覆っても考案のシートは破れにくいので、色々な荷物に対応する事が出来る可能性が有る。
【0040】
積載荷物がシートや固定する張力等で傷つく事もあったが、考案のシートでは積載荷物に直接力が加わり難いので積載荷物が傷つく可能性が低くなる。
【0041】
考案のシートは荷物を覆う作業や考案のシートの固定作業が容易に出来る事で一人役の仕事と成り尚且つ短時間で出来るので作業効率が良くなる可能性が有る。
【0042】
生鮮野菜等を輸送する時に考案のシートを利用すると、二重構造の利点や通気性が良いので鮮度を保ちやすく出来る可能性が有る。
【0043】
大型トラック等での輸送で積載荷物を種類事に分けて数種類同時に積載をする時、現状では一度の輸送で目的地毎に降ろす荷物の種類や数が異なる事から、トラック等の荷台に直接荷物を手作業で積み込み、積み降ろしをしていたが、考案のシートの応用例は簡単に一部の面を開放する事が出来るので積載パレットに積載した状態で荷物を運ぶ方法が使える様になる事で手積み作業が減り労働環境が良くなる可能性が有る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2022-03-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートで荷物を覆いそのシートを固定する方法を備えた四角形状のシートを外側シートとする、更に外側シートの荷物と接する面には外側シートの大きさと同等か又は少し小さい同じ四角形状の内部保護シートを備え、外側シートと内部保護シートはそれぞれの四辺が平行になる様に重ね、外側シートでは四隅よりは対角線上の中心寄りの所定の4位置と又内部保護シートは外側シートに対して内部保護シートの中心部分を弛ませた状態で四隅よりも対角線上の中心寄りの所定の4位置をそれぞれの位置で互いに合わせた部分を縫製固定する事で外側シートに対して内部保護シートが弛んだ状態が特徴の荷崩れ防止シート。
【請求項2】
請求項1に記載の外側シートと外側シートより少し小さい同じ四角形状の内部保護シートを備え、外側シートと内部保護シートはそれぞれの四辺が平行になる様に重ね、外側シートでは四隅よりは対角線上の中心寄りの所定の4位置と内部保護シートも四隅よりは対角線上の中心寄りの所定の4位置をそれぞれの位置で互いに継ぎ手を介して縫製固定する事で外側シートに対して内部保護シートが弛んだ状態が特徴の荷崩れ防止シート。