(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023010505
(43)【公開日】2023-01-20
(54)【発明の名称】魚重量測定装置、プログラム及び魚重量の情報処理方法
(51)【国際特許分類】
G01G 19/60 20060101AFI20230113BHJP
【FI】
G01G19/60
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021155840
(22)【出願日】2021-09-24
(62)【分割の表示】P 2021113182の分割
【原出願日】2021-07-07
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年9月16日にグローブライド株式会社にメールで公開,令和2年11月5日に株式会社がまかつにメールで公開,令和2年11月30日に株式会社モーリスにて公開,令和3年1月14日にマルキユー株式会社にて公開
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.THUNDERBOLT
(71)【出願人】
【識別番号】519305638
【氏名又は名称】株式会社つぐに
(74)【代理人】
【識別番号】100218970
【弁理士】
【氏名又は名称】大杉 肇
(72)【発明者】
【氏名】江成 公隆
(57)【要約】
【課題】自身が釣り上げた魚の重量情報を記録できるとともに、釣り場情報に基づいて魚釣りを楽しむことができる、魚重量測定装置を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、魚重量測定装置が提供される。この魚重量測定装置は、保持部と、重量測定部と、制御部とを備える。保持部は、魚を保持可能に構成される。重量測定部は、保持部によって保持された魚の重量を測定可能に構成される。制御部は、送信部と、受信部と、視覚情報生成部とを有する。送信部は、測定された魚の重量情報である第1重量情報と、第1重量情報を測定した位置を示す位置情報とをサーバ装置に送信する。受信部は、サーバ装置に記録されている魚の重量情報である第2重量情報と、位置情報に基づいた釣り場情報とをサーバ装置から受信する。視覚情報生成部は、第1重量情報、第2重量情報及び釣り場情報を視認可能な視覚情報を生成する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
魚重量測定装置であって、
保持部と、重量測定部と、制御部とを備え、
前記保持部は、魚を保持可能に構成され、
前記重量測定部は、前記保持部によって保持された魚の重量を測定可能に構成され、
前記制御部は、送信部と、受信部と、視覚情報生成部とを有し、
前記送信部は、測定された魚の重量情報である第1重量情報と、前記第1重量情報を測定した位置を示す位置情報とをサーバ装置に送信し、
前記受信部は、前記サーバ装置に記録されている魚の重量情報である第2重量情報と、前記位置情報に基づいた釣り場情報とを前記サーバ装置から受信し、
前記視覚情報生成部は、前記第1重量情報、前記第2重量情報及び前記釣り場情報を視認可能な視覚情報を生成する、
魚重量測定装置。
【請求項2】
請求項1に記載の魚重量測定装置において、
撮像部を備え、
前記撮像部は、前記重量測定部によって測定された魚を撮像可能に構成される、
魚重量測定装置。
【請求項3】
請求項2に記載の魚重量測定装置において、
前記制御部は、特定部を有し、
前記特定部は、魚の画像情報と、魚の種類との関係を示す参照情報を利用し、撮像された魚の画像情報に基づいて、撮像された魚の種類を特定する、
魚重量測定装置。
【請求項4】
請求項3に記載の魚重量測定装置において、
前記参照情報は、魚の画像情報と、魚の種類との関係を予め学習させた学習済みモデルである、
魚重量測定装置。
【請求項5】
請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の魚重量測定装置において、
生体センサを備え、
前記生体センサは、前記保持部によって保持された物の物理量を測定可能に構成され、
前記物理量は、温度、心拍数、鼓動、血圧、姿勢の少なくとも1つを含み、
前記制御部は、判別部を有し、
前記判別部は、前記生体センサによって測定された物理量に基づいて、前記物が生物か無機物かを判別する、
魚重量測定装置。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の魚重量測定装置において、
前記第2重量情報は、他者が測定した魚の重量情報を含む、
魚重量測定装置。
【請求項7】
請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の魚重量測定装置において、
前記制御部は、スコアリング部を有し、
前記スコアリング部は、釣りに関するパラメータに基づいて、測定された魚をスコアリングする、
魚重量測定装置。
【請求項8】
請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の魚重量測定装置において、
前記釣り場情報は、釣り場の水温情報を含む、
魚重量測定装置。
【請求項9】
請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の魚重量測定装置において、
前記釣り場情報は、釣り場の潮流情報を含む、
魚重量測定装置。
【請求項10】
請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の魚重量測定装置において、
前記釣り場情報は、釣り場の気圧情報を含む、
魚重量測定装置。
【請求項11】
プログラムであって、
請求項1~請求項10のいずれか1項に記載の魚重量測定装置の制御部としてコンピュータを機能させる、
プログラム。
【請求項12】
コンピュータが実行する魚重量の情報処理方法であって、
送信工程と、受信工程と、視覚情報生成工程とを備え、
前記送信工程では、測定された魚の重量情報である第1重量情報と、前記第1重量情報を測定した位置を示す位置情報とをサーバ装置に送信し、
前記受信工程では、前記サーバ装置に記録されている魚の重量情報である第2重量情報と、前記位置情報に基づいた釣り場情報とを前記サーバ装置から受信し、
前記視覚情報生成工程では、前記第1重量情報、前記第2重量情報及び前記釣り場情報を視認可能な視覚情報を生成する、
情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚重量測定装置、プログラム及び魚重量の情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
釣った魚の重量を測定し、測定した魚の重量情報をスマートフォンに記録する、魚重量計が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された魚重量計では、自身が釣り上げた魚の重量情報を記録できるだけに留まり、釣り場情報に基づいて魚釣りを楽しむことができなかった。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、自身が釣り上げた魚の重量情報を記録できるとともに、釣り場情報に基づいて魚釣りを楽しむことができる、魚重量測定装置を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、魚重量測定装置が提供される。この魚重量測定装置は、保持部と、重量測定部と、制御部とを備える。保持部は、魚を保持可能に構成される。重量測定部は、保持部によって保持された魚の重量を測定可能に構成される。制御部は、送信部と、受信部と、視覚情報生成部とを有する。送信部は、測定された魚の重量情報である第1重量情報と、第1重量情報を測定した位置を示す位置情報とをサーバ装置に送信する。受信部は、サーバ装置に記録されている魚の重量情報である第2重量情報と、位置情報に基づいた釣り場情報とをサーバ装置から受信する。視覚情報生成部は、第1重量情報、第2重量情報及び釣り場情報を視認可能な視覚情報を生成する。
【0007】
上記の開示によれば、自身が釣り上げた魚の重量情報を記録できるとともに、釣り場情報に基づいて魚釣りを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本実施形態に係る情報処理システム100の構成を表す図である。
【
図2】サーバ装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図3】魚重量測定装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図4】魚重量測定装置300の構成を示す図である。
【
図5】魚重量測定装置300(制御部310)によって実現される機能を示すブロック図である。
【
図6】魚重量測定装置300によって実行される情報処理の流れを示すアクティビティ図である。
【
図7】表示部392で表示される画面例を示す図である。
【
図8】表示部392で表示される画面例を示す図である。
【
図9】表示部392で表示される画面例を示す図である。
【
図10】変形例に係る情報処理システム100の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0011】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0012】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0013】
1.ハードウェア構成
第1節では、本実施形態のハードウェア構成について説明する。
【0014】
1.1 情報処理システム100
図1は、本実施形態に係る情報処理システム100の構成を表す図である。情報処理システム100は、サーバ装置200と、魚重量測定装置300とを備え、これらがネットワークを通じて接続されている。これらの構成要素についてさらに説明する。ここで、情報処理システム100に例示されるシステムとは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。
【0015】
1.2 サーバ装置200
図2は、サーバ装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置200は、制御部210と、記憶部220と、通信部250とを有し、これらの構成要素がサーバ装置200の内部において通信バス260を介して電気的に接続されている。各構成要素についてさらに説明する。
【0016】
制御部210は、サーバ装置200に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部210は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部210は、記憶部220に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、サーバ装置200に係る種々の機能を実現する。すなわち、記憶部220に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェア構成の一例である制御部210によって具体的に実現されることで、制御部210に含まれる各機能部として実現されうる。これらについては、第2節においてさらに詳述する。なお、制御部210は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部210を有するように実施してもよい。またこれらの組み合わせであってもよい。
【0017】
記憶部220は、サーバ装置200の動作に必要な様々な情報を記憶する。記憶部220は、例えば、制御部210によって実行されるサーバ装置200に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。また、これらの組み合わせであってもよい。
【0018】
通信部250は、USB、IEEE1394、Thunderbolt、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、3G/LTE/5G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。すなわち、サーバ装置200は、通信部250を介して、外部装置とネットワークを介して種々の情報を通信する。
【0019】
1.3 魚重量測定装置300
図3は、魚重量測定装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。魚重量測定装置300は、制御部310と、記憶部320と、表示情報生成部330と、入力受付部340と、通信部350とを有し、これらの構成要素が魚重量測定装置300の内部において通信バス360を介して電気的に接続されている。制御部310及び記憶部320の説明は、サーバ装置200における制御部210及び記憶部220と略同様のため省略する。
【0020】
表示情報生成部330は、テキスト、画像(静止画及び動画を含む)を表示するものであり、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスに表示する情報を生成する。
【0021】
入力受付部340は、魚重量測定装置300に種々の情報を入力するものであり、マウス、キーボード、ポインティングデバイス等から入力される信号を受け付ける。ユーザによってなされた操作入力は、命令信号として、通信バス360を介して制御部310に転送される。そして、制御部310は、必要に応じて所定の制御や演算を実行しうる。
【0022】
通信部350は、USB、IEEE1394、Thunderbolt、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、3G/LTE/5G等のモバイル通信でスマートフォンを介さずにサーバ装置200と種々の情報を通信してもよいし、無線LANネットワーク通信、あるいはBluetooth(登録商標)通信でスマートフォンを介してサーバ装置200と種々の情報を通信してもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。
【0023】
図4は、魚重量測定装置300の構成を示す図である。魚重量測定装置300は、魚372を測定できる構成であればよく、例えば、玉置万力タイプ、フィッシュグリップタイプ、ランディングネットタイプ等が挙げられる。本実施形態では、魚重量測定装置300を玉置万力タイプであるものとして説明する。魚重量測定装置300は、保持部370と、重量測定部380と、制御部310と、撮像部390と、生体センサ391と、表示部392とを備える。
【0024】
保持部370は、玉網371を支持可能に構成される。保持部370は、魚重量測定装置300の先端部に配置されている。保持部370は、天然木、カーボン、竹等、軽くて耐久性の高い材料から形成されている。保持部370は、円形の枠、楕円形の枠、多角形の枠として形成され、網部分を含まない。
【0025】
重量測定部380は、魚372の重量を測定可能に構成される。重量測定部380は、魚重量測定装置300の内部に配置されている。重量測定部380は、不図示の連結棒によって保持部370と連結されており、保持部370にかかる荷重を電気信号に変換する機能を有している。
【0026】
撮像部390は、外界の情報を撮像可能に構成される、いわゆるビジョンセンサ(カメラ)である。撮像部390は、撮影対象を撮影することで画像データを生成するように構成される。撮像部390は、魚重量測定装置300における保持部370と同じ側の先端部に配置され、玉網371内の魚372を撮像可能な位置に配置されている。
【0027】
撮像部390のフレームレートは、特に限定されないが、例えば、10fps以上であり、好ましくは、30fps以上であり、より好ましくは、60fps以上である。具体的には、例えば、10,20,30,40,50,60,70,80,90,100,110,120,130,140,150,160,170,180,190,200,210,220,230,240,250fpsであり、ここで例示した数値のいずれか2つの間の範囲内であってもよい。フレームレートを高くすることで、後述の魚372の種類の特定の精度を向上させることができる。
【0028】
また、撮像部390として、可視光だけではなく紫外域や赤外域といったヒトが知覚できない帯域を計測可能なものを採用してもよい。このような撮像部390を採用することによって、暗視野であっても本実施形態に係る魚重量測定装置300を実施することができる。
【0029】
なお、魚重量測定装置300は、撮像部390の代わりに、スマートフォンホルダー、カメラホルダー等の固定部材を備えてもよい。当該固定部材に固定されたスマートフォンやカメラは、撮像部390として実施される。この構成では、魚重量測定装置300は、スマートフォンやカメラとの接続端子を有し、この接続端子を介してスマートフォンやカメラとの間で画像情報を通信する。
【0030】
生体センサ391は、生物が持つ温度、心拍数、鼓動、血圧、姿勢等の生体情報を、人間が扱える測定情報として計測する。生体センサ391は、保持部370に取り付けられ、玉網371内の魚372の生体情報を取得できる位置に配置されている。
【0031】
表示部392は、例えば、魚重量測定装置300の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部392は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。
【0032】
魚重量測定装置300は、船べり、海釣り公園のパイプ等に取り付けて使用される。魚重量測定装置300を船べりに取り付ける手順について説明する。まず、ユーザは、ツマミ373を回して、間隙375を広げる方向にクランプ部374を移動させる。続いて、ユーザは、船べりに間隙375を当接させる。続いて、使用者は、ツマミ373を先程とは逆方向に回して、間隙375を埋める方向にクランプ部374を移動させる。続いて、ユーザは、船べりに魚重量測定装置300が固定された状態となるまで、ツマミ373を回す。
【0033】
2.機能構成
第2節では、本実施形態の機能構成について説明する。前述の通り、記憶部320に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例である制御部310によって具体的に実現されることで、制御部310に含まれる各機能部として実行されうる。
【0034】
図5は、魚重量測定装置300(制御部310)によって実現される機能を示すブロック図である。具体的には、制御部310は、送信部311と、受信部312と、視覚情報生成部313と、特定部314と、スコアリング部315と、判別部316とを有する。
【0035】
送信部311は、種々の情報を送信するように構成される。例えば、送信部311は、測定された魚372の重量情報と、この重量情報を測定した位置を示す位置情報とを、通信部350を介してサーバ装置200に送信する。詳細については、後述する。
【0036】
受信部312は、種々の情報を受信するように構成される。例えば、受信部312は、サーバ装置200に記録されている魚の重量情報と、種々の釣り場情報とを、通信部350を介してサーバ装置200から受信する。詳細については、後述する。
【0037】
視覚情報生成部313は、種々の視覚情報を生成するように構成される。例えば、視覚情報生成部313は、測定された魚372の重量情報、サーバ装置200に記録されている魚の重量情報、及び釣り場情報を視認可能な視覚情報を生成する。詳細については、後述する。
【0038】
特定部314は、種々の情報を特定するように構成される。例えば、特定部314は、魚の画像情報と、魚の種類との関係を示す参照情報を利用し、撮像部390で撮像された魚の画像情報に基づいて、撮像部390で撮像された魚の種類を特定する。詳細については、後述する。
【0039】
スコアリング部315は、種々の情報をスコアリングするように構成される。例えば、スコアリング部315は、釣りをしている場所、釣った魚の種類、釣った魚の重量情報に基づいて、重量測定部380で重量を測定された魚をスコアリングする。詳細については、後述する。
【0040】
判別部316は、種々の情報を判別するように構成される。例えば、判別部316は、生体センサ391によって測定された物理量に基づいて、保持部370に保持された物が生物か無機物かを判別する。詳細については、後述する。
【0041】
3.情報処理方法
第3節では、魚重量測定装置300の情報処理方法について説明する。この情報処理方法は、コンピュータが実行する魚重量の情報処理方法である。この情報処理方法は、送信工程と、受信工程と、視覚情報生成工程とを備える。送信工程では、測定された魚の重量情報である第1重量情報と、第1重量情報を測定した位置を示す位置情報とをサーバ装置200に送信する。受信工程では、サーバ装置200に記録されている魚の重量情報である第2重量情報と、当該位置情報に基づいた釣り場情報とをサーバ装置200から受信する。視覚情報生成工程では、第1重量情報、第2重量情報及び釣り場情報を視認可能な視覚情報を生成する。
【0042】
図6は、魚重量測定装置300によって実行される情報処理の流れを示すアクティビティ図である。以下、このアクティビティ図の各アクティビティに沿って、説明するものとする。
【0043】
ユーザは、船べりに魚重量測定装置300を取り付けて、魚釣りを開始するものとする(アクティビティA110)。続いて、ユーザは、魚重量測定装置300の電源をONする(アクティビティA120)。これで、魚重量測定装置300は、通信部350を介して、サーバ装置200と通信可能となる。
【0044】
続いて、送信部311は、魚重量測定装置300の位置情報をサーバ装置200に送信する(アクティビティA130)。すなわち、制御部310が、記憶部320に記憶された魚重量測定装置300の位置情報を読み出し、送信処理を実行することで、通信部350を介して、魚重量測定装置300の位置情報をサーバ装置200に送信する。
【0045】
ここで、位置情報は、後述する、魚の重量情報である第1重量情報を測定した位置と同じ位置である。すなわち、位置情報は、魚重量測定装置300がGPS衛星、携帯電話基地局、Wi-Fi(登録商標)アクセスポイント又はビーコン端末からの電波を受信することにより特定される地理的位置情報である。
【0046】
続いて、受信部312は、魚重量測定装置300の位置情報に基づいた釣り場情報をサーバ装置200から受信する(アクティビティA140)。すなわち、制御部310が、通信部350を介して受信した釣り場情報を、記憶部320に書き出す。ここで、釣り場情報は、釣り場の水温情報、釣り場の潮流情報、釣り場の気圧情報等を含む。釣り場情報は、釣れる魚の種類、釣れる魚の数、釣れる魚の大きさ等を推測する指標となる。したがって、ユーザは、釣り場情報に基づいて、釣りの作戦を練ることができる。
【0047】
続いて、制御部310は、受信部312で受信した釣り場情報を表示部392に表示させる(アクティビティA150)。
【0048】
続いて、魚372が釣れた場合(アクティビティA160のYes)、ユーザは、魚372を玉網371ですくい、玉網371を保持部370に載置する(アクティビティA170)。ここで、保持部370は、魚372を保持可能に構成される。
【0049】
続いて、生体センサ391は、保持部370によって保持された物の物理量を測定する。ここで、物理量は、温度、心拍数、鼓動、血圧、姿勢の少なくとも1つを含む。ここでは、保持部370によって保持されている物は、魚372であるため、生体センサ391は、魚372の体温を測定する(アクティビティA180)。
【0050】
続いて、判別部316は、生体センサ391によって測定された物理量に基づいて、保持部370によって保持された物が、生物か無機物かを判別する。ここでは、保持部370によって保持されている物は、魚372であるため、判別部316は、生体センサ391によって測定された、魚372の体温情報に基づいて、保持部370によって保持された物が、生物(すなわち魚)であると判別する(アクティビティA190のYes)。
【0051】
すなわち、制御部310が、記憶部320に記憶された第1参照情報を読み出し、判別処理を実行することで、生体センサ391によって測定された、魚372の体温情報に基づいて、保持部370によって保持された物が、魚であると判別する。
【0052】
第1参照情報は、例えば、温度(又は心拍数、鼓動、血圧、姿勢)と、生物又は無機物との関係を規定したルックアップテーブル等のデータベースであってもよいし、温度(又は心拍数、鼓動、血圧、姿勢)と、生物又は無機物との関係を数学的に規定した数理モデルあってもよいし、温度(又は心拍数、鼓動、血圧、姿勢)と、生物又は無機物との関係を予め学習させた学習済みモデルであってもよい。
【0053】
続いて、重量測定部380は、保持部370によって保持された魚372の重量を測定する(アクティビティA200)。重量測定部380は、保持部370に玉網371が載置された状態を荷重0として設定され、玉網371内に魚372が存在する場合は、魚372の重量をそのまま測定できるように設定される。
【0054】
続いて、撮像部390は、重量測定部380によって測定された魚372を撮像する(アクティビティA210)。制御部310は、撮像された魚372を記憶部320に記憶させる。制御部310は、魚372の重量情報と、魚372の画像情報とを紐付けて管理する。したがって、ユーザは、魚重量測定装置300を釣り日誌として利用することができる。
【0055】
続いて、特定部314は、魚の画像情報と、魚の種類との関係を示す第2参照情報を利用し、撮像部390で撮像された魚372の画像情報に基づいて、撮像部390で撮像された魚372の種類を特定する。ここでは、特定部314は、第2参照情報を利用し、撮像部390で撮像された魚372の画像情報に基づいて、撮像部390で撮像された魚372の種類を特定する(アクティビティA220)。すなわち、制御部310が、記憶部320に記憶された第2参照情報を読み出し、特定処理を実行することで、魚372の画像情報に基づいて、魚372の種類を特定する。
【0056】
アクティビティA220によれば、ユーザが魚を釣って保持部370で保持すれば、自動的に魚の種類を特定する。したがって、魚釣りにおいてユーザが魚の種類を特定する手間を省くことができる。
【0057】
ここで、第2参照情報は、魚の画像情報と、魚の種類との関係を示すルックアップテーブル等のデータベースであってもよいし、魚の画像情報と、魚の種類とを数学的に関係づけた数理モデルあってもよいが、好ましくは、魚の画像情報と、魚の種類との関係を予め学習させた学習済みモデル321である。このように機械学習を用いることで、精度の高い魚の特定を実現することができる。
【0058】
続いて、スコアリング部315は、釣りに関するパラメータに基づいて、重量測定部380で測定された魚372をスコアリングする(アクティビティA230)。すなわち、制御部310が、記憶部320に記憶された第3参照情報を読み出し、スコアリング処理を実行することで、釣りに関するパラメータに基づいて、重量測定部380で測定された魚372をスコアリングする。
【0059】
ここで、釣りに関するパラメータは、釣りをしている場所、釣った魚の種類、釣った魚の重量情報の少なくとも1つから構成される。すなわち、スコアリング部315は、魚があまり存在しない場所で魚を釣った場合、釣るのが難しい魚を釣った場合、重い魚を釣った場合に、高スコアとする。
【0060】
第3参照情報は、例えば、場所とこれに対応するスコア(対応関係1)、魚の種類とこれに対応するスコア(対応関係2)、魚の重量情報とこれに対応するスコア(対応関係3)を規定したルックアップテーブル等のデータベースであってもよいし、対応関係1、対応関係2、対応関係3を数学的に規定した数理モデルあってもよいし、対応関係1、対応関係2、対応関係3を予め学習させた学習済みモデルであってもよい。
【0061】
アクティビティA230によれば、釣りをしている場所に関係なく、釣った魚がスコアリングされる。したがって、ユーザは、釣りをしている場所が異なる他のユーザと対戦することができる。具体的には、魚重量測定装置300は、琵琶湖で釣りをしているユーザと、みどり湖で釣りをしているユーザとの対戦を実現することができる。
【0062】
また、アクティビティA230によれば、釣った魚の種類に関係なく、釣った魚がスコアリングされる。したがって、ユーザは、狙っている魚が異なる他のユーザと対戦することができる。具体的には、魚重量測定装置300は、へら鮒を狙っているユーザと、ブラックバスを狙っているユーザとの対戦を実現することができる。
【0063】
続いて、制御部310は、重量測定部380で測定された魚372の重量情報である第1重量情報、撮像部390で撮像された魚372の画像情報、特定部314で特定された魚372の種類情報、及び、スコアリング部315でスコアリングされた魚372のスコア情報を、記憶部320に記録する(アクティビティA240)。続いて、送信部311は、魚372の第1重量情報、魚372の画像情報、魚372の種類情報、及び魚372のスコア情報を、通信部350を介してサーバ装置200に送信する(アクティビティA250)。そして、サーバ装置200の制御部210は、通信部250を介して魚重量測定装置300から受信したこれらの情報を、記憶部220に記録する。
【0064】
続いて、受信部312は、サーバ装置200に記録されている魚の重量情報である第2重量情報を、通信部350を介してサーバ装置200から受信する(アクティビティA260)。ここで、第2重量情報は、他者が測定した魚の重量情報を含み、他者が釣った魚の画像情報、他者が釣った魚の種類情報、他者が釣った魚のスコア情報をさらに含んでもよい。
【0065】
続いて、視覚情報生成部313は、重量測定部380で測定された魚372の重量情報である第1重量情報、サーバ装置200に記録されている魚の重量情報である第2重量情報、及び、釣り場情報を視認可能な視覚情報を生成する。すなわち、制御部310が、記憶部320に記憶されている、第1重量情報、第2重量情報及び釣り場情報を読み出し、生成処理を実行することで、これらの情報を視認可能な視覚情報を生成する。そして、制御部310は、視覚情報生成部313で生成した視覚情報を表示部392に表示させる(アクティビティA270)。
【0066】
続いて、ユーザが釣りを続行する場合、制御部310は、アクティビティA130の処理に移行する(アクティビティA280のNo)。一方、ユーザが釣りを終了する場合、ユーザは、魚重量測定装置300の電源をOFFする(アクティビティA290)。
【0067】
図7~
図9は、表示部392で表示される画面例を示す図である。表示部392は、ボタン群393、ユーザの釣果情報である第1釣果情報394、タブ395、ボタン群396、イベント情報397、タイドグラフ398、及び、第1釣果情報394とは異なる、ユーザの釣果情報である第2釣果情報399を表示可能に構成される。
【0068】
ボタン群393は、リロードボタン、ホームボタン及び閉じるボタンから構成され、第1釣果情報394の情報を更新する場合、閉じる場合、不図示のホーム画面にアクセスする場合に使用される。第1釣果情報394は、現在日時、釣った魚の重量累計、釣った魚の尾数累計、釣った魚の最大重量情報、釣った魚の平均重量情報、直近に釣り上げた時刻とその重量情報から構成される。タブ395は、イベント情報397、タイドグラフ398、第2釣果情報399の各情報を切り替える際に使用される。
【0069】
ボタン群396は、リロードボタン、ホームボタン及び閉じるボタンから構成され、イベント情報397、タイドグラフ398、第2釣果情報399の各情報を更新する場合、閉じる場合、不図示のホーム画面にアクセスする場合に使用される。
【0070】
イベント情報397は、イベント名、イベントへの参加者数、イベント参加者の順位から構成される。イベント情報397は、例えばプルダウンにより、任意のイベントを選択して表示することができる。
図7では、1つのイベント情報を表示しているが、複数のイベント情報を一画面上に、あるいは切り替えて、表示することができる。
【0071】
ここで、イベントAの情報を表示部392のイベント情報397欄に表示させる場合の情報処理の流れについて説明する。まず、ユーザは、イベント情報397のプルダウンから、イベントAを選択する。続いて、制御部310は、イベントAの情報のリクエストを、通信部350を介してサーバ装置200に送信する。続いて、制御部310は、イベントAの情報を、通信部350を介してサーバ装置200から受信する。続いて、制御部310は、受信したイベントAの情報を、記憶部320に書き出す。続いて、制御部310(視覚情報生成部313)は、イベントAの情報を読みだし、ユーザに視認可能な視覚情報を生成する。続いて、制御部310は、イベントAの情報を表示部392のイベント情報397欄に表示させる。
【0072】
タイドグラフ398は、本日の日付、釣り場、タイドグラフ、現在の釣り場の天気、現在の釣り場の水温、現在の釣り場の気圧から構成される。タイドグラフ398は、現在の位置情報に基づいて、各情報が表示されているが、例えばプルダウンにより、任意の釣り場を選択して、選択した釣り場の各情報を表示することができる。
図8では、1つの釣り場に係る各情報を表示しているが、複数の釣り場に係る情報を一画面上に、あるいは切り替えて、表示することができる。
【0073】
ここで、現在の釣り場とは異なる釣り場Bの情報を表示部392のタイドグラフ398欄に表示させる場合の情報処理の流れについて説明する。まず、ユーザは、タイドグラフ398のプルダウンから、釣り場Bを選択する。続いて、制御部310は、釣り場Bの情報のリクエストを、通信部350を介してサーバ装置200に送信する。続いて、制御部310は、釣り場Bの情報を、通信部350を介してサーバ装置200から受信する。続いて、制御部310は、受信した釣り場Bの情報を、記憶部320に書き出す。続いて、制御部310(視覚情報生成部313)は、釣り場Bの情報を読みだし、ユーザに視認可能な視覚情報を生成する。続いて、制御部310は、釣り場Bの情報を表示部392のタイドグラフ398欄に表示させる。
【0074】
第2釣果情報399は、第1釣果情報394とは異なる釣果情報を有する。第2釣果情報399は、選択された日付、魚を釣り上げた時刻、釣った魚の画像、魚を釣った場所、釣った魚の種類、釣った魚の重量、釣った魚のスコアから構成される。第2釣果情報399は、選択された日付に応じて、その日に魚を釣り上げた時刻が表示され、さらに時刻が選択されることにより、対応する各情報が表示される。
【0075】
本実施形態によれば、自身が釣り上げた魚の重量情報を記録できるとともに、釣り場情報に基づいて魚釣りを楽しむことができる。また、本実施形態によれば、釣り上げた魚を、釣りを終了するまで手元に残す必要がなく、魚重量測定装置300によって各情報を取得すれば、すぐにリリースすることができるため、魚にダメージを与えるおそれを減少させることができる。したがって、魚重量測定装置300の使用は、魚資源を守ることにつながる。
【0076】
本実施形態の態様は、プログラムであってもよい。このプログラムは、魚重量測定装置300の制御部310としてコンピュータを機能させる。
【0077】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的範囲を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0078】
ここで、変形例について説明する。
図10は、変形例に係る情報処理システム100の構成を示す図である。変形例では、魚重量測定装置300は、魚重量測定装置300の装置本体と、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末等の電子機器端末とを含む。
【0079】
この変形例の場合、例えば、第3節で説明した、アクティビティA130、A140、A150及びA260等は、電子機器端末にインストールされたアプリケーションソフトウェアによって実行される。もちろん、当該アプリケーションソフトウェアによって他のアクティビティが実行されてもよい。ここで、位置情報は、電子機器端末がGPS衛星、携帯電話基地局、Wi-Fi(登録商標)アクセスポイント又はビーコン端末からの電波を受信することにより特定される地理的位置情報であってもよい。また、ユーザに視認可能な視覚情報は、電子機器端末の表示部に表示されてもよい。
【0080】
次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記魚重量測定装置において、撮像部を備え、前記撮像部は、前記重量測定部によって測定された魚を撮像可能に構成される、魚重量測定装置。
前記魚重量測定装置において、前記制御部は、特定部を有し、前記特定部は、魚の画像情報と、魚の種類との関係を示す参照情報を利用し、撮像された魚の画像情報に基づいて、撮像された魚の種類を特定する、魚重量測定装置。
前記魚重量測定装置において、前記参照情報は、魚の画像情報と、魚の種類との関係を予め学習させた学習済みモデルである、魚重量測定装置。
前記魚重量測定装置において、生体センサを備え、前記生体センサは、前記保持部によって保持された物の物理量を測定可能に構成され、前記物理量は、温度、心拍数、鼓動、血圧、姿勢の少なくとも1つを含み、前記制御部は、判別部を有し、前記判別部は、前記生体センサによって測定された物理量に基づいて、前記物が生物か無機物かを判別する、魚重量測定装置。
前記魚重量測定装置において、前記第2重量情報は、他者が測定した魚の重量情報を含む、魚重量測定装置。
前記魚重量測定装置において、前記制御部は、スコアリング部を有し、前記スコアリング部は、釣りに関するパラメータに基づいて、測定された魚をスコアリングする、魚重量測定装置。
前記魚重量測定装置において、前記釣り場情報は、釣り場の水温情報を含む、魚重量測定装置。
前記魚重量測定装置において、前記釣り場情報は、釣り場の潮流情報を含む、魚重量測定装置。
前記魚重量測定装置において、前記釣り場情報は、釣り場の気圧情報を含む、魚重量測定装置。
プログラムであって、前記魚重量測定装置の制御部としてコンピュータを機能させる、プログラム。
コンピュータが実行する魚重量の情報処理方法であって、送信工程と、受信工程と、視覚情報生成工程とを備え、前記送信工程では、測定された魚の重量情報である第1重量情報と、前記第1重量情報を測定した位置を示す位置情報とをサーバ装置に送信し、前記受信工程では、前記サーバ装置に記録されている魚の重量情報である第2重量情報と、前記位置情報に基づいた釣り場情報とを前記サーバ装置から受信し、前記視覚情報生成工程では、前記第1重量情報、前記第2重量情報及び前記釣り場情報を視認可能な視覚情報を生成する、情報処理方法。
もちろん、この限りではない。
【符号の説明】
【0081】
1 :対応関係
2 :対応関係
3 :対応関係
100 :情報処理システム
110 :制御部
130 :表示情報生成部
140 :入力受付部
160 :通信バス
200 :サーバ装置
210 :制御部
220 :記憶部
250 :通信部
260 :通信バス
300 :魚重量測定装置
310 :制御部
311 :送信部
312 :受信部
313 :視覚情報生成部
314 :特定部
315 :スコアリング部
316 :判別部
320 :記憶部
321 :学習済みモデル
330 :表示情報生成部
340 :入力受付部
350 :通信部
360 :通信バス
370 :保持部
371 :玉網
372 :魚
373 :ツマミ
374 :クランプ部
375 :間隙
380 :重量測定部
390 :撮像部
391 :生体センサ
392 :表示部
393 :ボタン群
394 :第1釣果情報
395 :タブ
396 :ボタン群
397 :イベント情報
398 :タイドグラフ
399 :第2釣果情報