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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023105732
(43)【公開日】2023-07-31
(54)【発明の名称】濃度測定装置
(51)【国際特許分類】
   G01N 21/61 20060101AFI20230724BHJP
   G01N 21/03 20060101ALI20230724BHJP
【FI】
G01N21/61
G01N21/03 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022006730
(22)【出願日】2022-01-19
(71)【出願人】
【識別番号】390033857
【氏名又は名称】株式会社フジキン
(74)【代理人】
【識別番号】100129540
【弁理士】
【氏名又は名称】谷田 龍一
(74)【代理人】
【識別番号】100137648
【弁理士】
【氏名又は名称】吉武 賢一
(72)【発明者】
【氏名】永瀬 正明
(72)【発明者】
【氏名】石井 秀和
(72)【発明者】
【氏名】平田 薫
【テーマコード(参考)】
2G057
2G059
【Fターム(参考)】
2G057AA01
2G057AB03
2G057AB06
2G057AC03
2G057BA05
2G057BB01
2G057BD02
2G057BD03
2G057DB01
2G057DB05
2G057DC07
2G059AA01
2G059BB01
2G059CC08
2G059EE01
2G059HH03
2G059JJ11
2G059KK01
2G059LL01
2G059MM01
(57)【要約】

【課題】 測定光の透過率の低下を抑え、より高い濃度でも測定可能な濃度測定装置を提供する。
【解決手段】 濃度測定装置1は、被測定流体を流すための流路2を有する本体3と、流路2に沿って本体3に取り付けられ、流路2を挟んで対向する光入射部4及び光出射部5を有する透光窓6と、光入射部4を介して流路2に光を入射させる発光部7と、光出射部5を介して流路2から出射した光を受光する受光部8と、を備え、透光窓6は、光入射部4と光出射部5との離間距離を短縮する方向に突出する突出部9を有する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
被測定流体を流すための流路を有する本体と、
前記流路に沿って前記本体に取り付けられ、前記流路を挟んで対向する光入射部及び光出射部を有する透光窓と、
前記光入射部を介して前記流路に光を入射させる発光部と、
前記光出射部を介して前記流路から出射した前記光を受光する受光部と、を備え、
前記透光窓は、前記光入射部と前記光出射部との離間距離を短縮する方向に突出する突出部を有する、
濃度測定装置。
【請求項2】
前記透光窓は、前記光入射部と前記光出射部とを別体として備え、
前記突出部は、前記光入射部に設けられた第1突出部を含む、
請求項1に記載の濃度測定装置。
【請求項3】
前記光入射部は、周縁部が前記本体に固定される第1板状基部を備え、
前記第1板状基部に前記第1突出部が突設されている、
請求項2に記載の濃度測定装置。
【請求項4】
前記透光窓は、前記光入射部と前記光出射部とを別体として備え、
前記突出部は、前記光出射部に設けられた第2突出部を含む、
請求項1に記載の濃度測定装置。
【請求項5】
前記光出射部は、周縁部が前記本体に固定される第2板状基部を備え、
前記第2板状基部に前記第2突出部が突設されている、
請求項4に記載の濃度測定装置。
【請求項6】
前記透光窓は、前記光入射部と前記光出射部とを一体的に有する透光ブロックを備え、
前記透光ブロックが前記本体に固定されている、
請求項1に記載の濃度測定装置。
【請求項7】
前記透光ブロックが、前記流路の一部を構成する通孔を有し、
前記突出部が、前記通孔の内周に突出して設けられている、
請求項6に記載の濃度測定装置。
【請求項8】
前記突出部が環状である、請求項7に記載の濃度測定装置。
【請求項9】
前記本体が、前記流路と交差する貫通孔を備え、
前記貫通孔は、前記流路が開通する第1部分と、前記第1板状基部の前記周縁部が係止する段部からなる第2部分と、を含み、
前記本体が、前記周縁部を押圧して固定する第1固定部材を更に含み、
前記第1部分に前記突出部が突出し、前記離間距離が、前記貫通孔に開通する前記流路の直径より小さい、請求項3に記載の濃度測定装置。
【請求項10】
前記本体が、前記流路と交差する貫通孔を備え、
前記貫通孔は、前記流路が開通する第1部分と、前記第2板状基部の前記周縁部が係止する段部からなる第3部分と、を含み、
前記本体が、前記周縁部を押圧して固定する第2固定部材を更に含み、
前記第1部分に前記突出部が突出し、前記離間距離が、前記貫通孔に開通する前記流路の直径より小さい、請求項5に記載の濃度測定装置。
【請求項11】
前記本体が、前記流路と交差する貫通孔を備え、
前記通孔と前記流路とが合致するように、前記貫通孔に前記透光ブロックが嵌入され、
前記本体は、前記透光ブロックを両側から挟持して固定する固定部材を含む、
請求項7に記載の濃度測定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、濃度測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、流路を備える測定セルに所定波長の光を入射し、測定セル内を通過する際にガスによる吸収を受けた光を光検出器で検出することにより吸光度を測定し、ランベルト・ベールの法則を適用して吸光度からガスの濃度を演算する濃度測定装置が知られている(例えば、特許文献1、2、3等)。
【0003】
また、測定精度を向上させるために、測定セルに入射する前の光の一部を分岐させて参照光として検出し、入射光の劣化等による吸光度演算値の誤差を補正する濃度測定装置も知られている(例えば、特許文献3、4等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開WO2016/017122号パンフレット
【特許文献2】国際公開WO2014/181527号パンフレット
【特許文献3】国際公開WO2018/021311号パンフレット
【特許文献4】国際公開WO2017/029791号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この種の濃度測定装置では一般に、入射光の波長として、測定されるべき物質の吸収ピーク波長領域の波長が用いられる。
【0006】
一方、測定されるべき物質の分子の数が増加するに従い、即ち、高濃度になるに従い、測定光の透過率は指数関数的に減少する。
【0007】
そのため、従来の濃度測定装置においては、高濃度における透過率の低下により、必要な濃度の測定が困難な場合があった。
【0008】
そこで本発明は、より高い濃度でも測定可能な濃度測定装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る濃度測定装置は、被測定流体を流すための流路を有する本体と、前記流路に沿って前記本体に取り付けられ、前記流路を挟んで対向する光入射部及び光出射部を有する透光窓と、前記光入射部を介して前記流路に光を入射させる発光部と、前記光出射部を介して前記流路から出射した前記光を受光する受光部と、を備え、前記透光窓は、前記光入射部と前記光出射部との離間距離を短縮する方向に突出する突出部を有する。
【0010】
ある一態様において、前記透光窓は、前記光入射部と前記光出射部とを別体として備え、前記突出部は、前記光入射部に設けられた第1突出部を含み得る。
【0011】
ある一態様において、前記光入射部は、周縁部が前記本体に固定される第1板状基部を備え、前記第1板状基部に前記第1突出部が突設されている。
【0012】
ある一態様において、前記透光窓は、前記光入射部と前記光出射部とを別体として備え、前記突出部は、前記光出射部に設けられた第2突出部を含む。
【0013】
ある一態様において、前記光出射部は、周縁部が前記本体に固定される第2板状基部を備え、前記第2板状基部に前記第2突出部が突設されている。
【0014】
ある一態様において、前記透光窓は、前記光入射部と前記光出射部とを一体的に有する透光ブロックを備え、前記透光ブロックが前記本体に固定されている。
【0015】
ある一態様において、前記透光ブロックが、前記流路の一部を構成する通孔を有し、前記突出部が、前記通孔の内周に突出して設けられている。
【0016】
ある一態様において、前記突出部が環状である。
【0017】
ある一態様において、前記本体が、前記流路と交差する貫通孔を備え、前記貫通孔は、前記流路が開通する第1部分と、前記第1板状基部の前記周縁部が係止する段部からなる第2部分と、を含み、前記本体が、前記周縁部を押圧して固定する第1固定部材を更に含み、前記第1部分に前記突出部が突出し、前記離間距離が、前記貫通孔に開通する前記流路の直径より小さい。
【0018】
ある一態様において、前記本体が、前記流路と交差する貫通孔を備え、前記貫通孔は、前記流路が開通する第1部分と、前記第2板状基部の前記周縁部が係止する段部からなる第3部分と、を含み、前記本体が、前記周縁部を押圧して固定する第2固定部材を更に含み、前記第1部分に前記突出部が突出し、前記離間距離が、前記貫通孔に開通する前記流路の直径より小さい。
【0019】
ある一態様において、前記本体が、前記流路と交差する貫通孔を備え、前記通孔と前記流路とが合致するように、前記貫通孔に前記透光ブロックが嵌入され、前記本体は、前記透光ブロックを両側から挟持して固定する固定部材を含む。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、透過窓に突出部を設けて、測定光が被測定流体を通過する光路長を短縮することにより、測定光の透過率の低下を抑え、より高い濃度でも測定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明に係る濃度測定装置の第1実施形態を示す断面図である。
図2図1の濃度測定装置の要部拡大断面図である。
図3図1の濃度測定装置を分解した状態を示す断面図である。
図4図1の濃度測定装置の構成要素である透光窓を示す斜視図である。
図5】本発明に係る濃度測定装置の第2実施形態を示す断面図である。
図6図5の濃度測定装置の構成要素である透光窓を示す斜視図である。
図7図6の透光窓の断面を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明に係る濃度測定装置の実施形態について、以下に図1図7を参照して説明する。なお、全図及び全実施形態を通じて、同一又は類似の構成要素については同符号を付した。
【0023】
先ず、本発明の第1実施形態に係る濃度測定装置について、図1図4を参照して説明する。第1実施形態の濃度測定装置1は、オゾンガス等の被測定流体Gを流すための流路2を有する本体3と、流路2に沿って本体3に取り付けられ、流路2を挟んで対向する光入射部4及び光出射部5を有する透光窓6と、光入射部4を介して流路2に光を入射させる発光部7と、光出射部5を介して流路2から出射した光を受光する受光部8と、を備える。透光窓6は、光入射部4と光出射部5との離間距離L(図2)を短縮する方向に突出する突出部9を有する。
【0024】
第1実施形態では、透光窓6は、光入射部4と光出射部5とを別体として備えている。また、突出部9は、光入射部4及び光出射部5の其々に設けられ、光入射部4に第1突出部9aが設けられ、光出射部5に第2突出部9bが設けられている。図示例において、光入射部4と光出射部5は、同じ形状及び寸法を有している。
【0025】
光入射部4は、鍔状の周縁部が本体3に固定される第1板状基部4aに、第1突出部9aが一体的に突設されている。光出射部5は、周縁部が本体3に固定される第2板状基部5aに、第2突出部9bが一体的に突設されている。斯かる構成により、光入射部4及び光出射部5は、断面ハット形又は凸形を有している。なお、図示しないが、光入射部4または光出射部5の何れか一方にのみ、突出部を設けこともできる。透光窓6は、機械的・化学的に安定なサファイアガラスが好適に用いられるが、他の安定な材料、例えば石英ガラス等も利用可能である。図示例の第1板状基部4a及び第2板状基部5aは円板状であるが、他の形状とすることもできる。
【0026】
本体3は、流路2と交差する貫通孔10を備えている。流路2及び貫通孔10は、本体3のベース部3aに設けられている。貫通孔10は、流路2が開通する第1部分10aと、第1板状基部4aの前記周縁部が係止する段部を形成する第2部分10bと、第2板状基部5aの前記周縁部が係止する段部を形成する第3部分10cと、第1固定部材3bが嵌る第4部分10dと、第2固定部材3cが嵌る第5部分10eとを備えている。
【0027】
第1固定部材3bが本体3のベース部3aに固定されることにより、第1板状基部4aの周縁部が、第1固定部材3bとベース部3aとに挟まれて固定される。また、第2固定部材3cが本体3のベース部3aに固定されることにより、第2板状基部5aの周縁部が、第2固定部材3cとベース部3aとに挟まれて固定される。第1板状基部4a及び第2板状基部5aとベース部3aとの間のシール性を考慮して、図2に示すようにシール材11が配設される。シール材11は、好ましくは、第1板状基部4a及び第2板状基部5aのそれぞれの2側面をシールする位置に設けられる。そのため、第2部分10bの段部を形成する直交2側面にシール材11が嵌る溝が形成される。同様に、第3部分10cの段部を形成する直交2側面にシール材11が嵌る溝が形成される。
【0028】
貫通孔10の第1部分10aは、図の上下面が光入射部4と光出射部5とで閉じられ、周側面に、本体3のベース部3aに形成されている流路2が開通することにより、被測定流体Gが流れる流路の一部を構成している。第1部分10a内において、第1突出部9aと第2突出部9bとが内方に突出し、光入射部4と光出射部5との離間距離Lが短くなり、離間距離Lは、第1部分10aに開通する流路2の孔径(直径)Hより小さくなっている。離間距離Lは、後述する光路長に相当する。
【0029】
発光部7は、発光ダイオード、レーザーダイオード等の発光素子が好適に用いられる。図示例の発光部7は、LED素子を覆う封止樹脂が砲弾型をした、いわゆる砲弾型発光ダイオードである。発光部7は、被測定流体の種類に応じた波長の光を発する発光素子が用いられる。例えばオゾンガスの濃度を測定する場合、波長230nm~320nmの発光素子が好適に用いられる。受光部8は、フォトダイオード、フォトトランジスター等の光センサーが用いられ得る。
【0030】
発光部7から出射した光を参照光として検出する参照光検出器12が、発光部7の側方に設けられている。また、参照光検出器12は、発光部7の後方に配置されている。即ち、参照光検出器12と透光窓6との距離は、発光部7と透光窓6との距離より大きい。参照光検出器12は、受光部8と同様の光センサーを用いることができる。
【0031】
発光部7及び参照光検出器12は、保持部材13の凹部13aに取り付けられている。保持部材13は、第1固定部材3bに固定されている。第1固定部材3bは、ベース部3aの貫通孔10と略同径で同一軸線を持つ第1孔3b1を備えている。保持部材13の凹部13aは、第1孔3b1と略同径の内周を持ち、第1孔3b1の開口と貫通孔10との開口が略一致する。
【0032】
受光部8は、第2固定部材3cの第2孔3c1に取り付けられている。第2孔3c1は、貫通孔10と略同径で、同一軸線上に位置する。第2孔3c1には、集光レンズ14が配設されている。集光レンズ14は、光出射部5と受光部8との間に設けられている。
【0033】
発光部7から発せられた光は、凹部13a、第1孔3b1、光入射部4、流路2の一部である第1部分10a、光出射部5、第1孔3b1内の集光レンズ14を順に通って、受光部8で受光される。所定波長の光は、光入射部4と光出射部5との間を通る際に、被測定流体による吸収を受ける。
【0034】
受光部8及び参照光検出器12によって検出された検出信号光は、制御部15に送られる。制御部15は、発光部7に供給する電流を制御するとともに、公知の電流-電圧変換回路により、受光部8及び参照光検出器12の出力を電圧として測定する測定回路16を備えている。また、制御部15は、測定回路16で測定された測定値を記憶するデータロガー17、濃度計算及び補正処理を演算するコンピュータ18等を備えることができ、測定回路16で測定された測定値に基づいて濃度計算処理及び補正処理を行うことができる。なお、ランベルト・ベールの法則を適用してガスの濃度を演算する方法、その演算値を、参照光を用いて補正する方法等は公知であるので詳細な説明を省略する。
【0035】
ランベルト・ベールの法則によれば、被測定流体の濃度は、以下の式(1)によって導きだされる。
【0036】
A=aLc・・・(1)
ここで、Aは吸光度、aはモル吸光係数、Lは光路長、cは濃度である。また、吸光度Aは、A=-log10I/Iと定義され、Iは被測定流体に当てる特定波長の光の初期強度、Iは被測定流体を透過した光の強度である。I/Iは、透過率である。
【0037】
光路長は、被測定流体を光が通る長さであり、離間距離Lに相当する。被測定流体の濃度が増加すると透過率は指数関数的に減少し、吸収ピークが飽和すると、濃度測定が困難となる。
【0038】
本発明によれば、突出部9を設けて光路長を短縮することにより、突出部9を備えない場合、即ち、透光窓が単純な平板で形成される場合に比べて、透過率を増加させることができる。それにより、本発明は、突出部9が無い場合に比較して、より高い濃度を測定することが可能となる。
【0039】
次に、本発明の第2実施形態に係る濃度測定装置について、図5図7を参照して説明する。
【0040】
第2実施形態の透光窓6は、光入射部4と光出射部5とを一体的に有する透光ブロックにより構成されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。図示例の透光ブロックは、直方体であるが、円柱形とすることもできる。
【0041】
透光窓6を構成する透光ブロックは、流路2の一部を構成する通孔2aを有している。突出部9は、通孔2aの内周に突出して設けられている。通孔2aは、本体3のベース部3aに形成されている流路2と合致し、連通する。図示例の突出部9は、環状であるが、他の形状であってもよい。
【0042】
透光窓6を構成する透光ブロックは、本体3のベース部3aに設けられた角孔状の貫通孔10に嵌め込まれ、第1固定部材3b及び第2固定部材3cによって挟まれて固定されている。透光窓6を構成する透光ブロックと本体3との間にシール材11が配設される。
【0043】
第2実施形態の濃度測定装置1は、上記第1実施形態と同様に、突出部9を設けたことにより、突出部の無い場合に比べて、光路長を短くし、より高い濃度の測定が可能となる。
【0044】
本発明は、上記実施形態に限定解釈されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
【符号の説明】
【0045】
1 濃度測定装置
2 流路
3 本体
4 光入射部
5 光出射部
6 透光窓
7 発光部
8 受光部
9 突出部
10 貫通孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7