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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023107444
(43)【公開日】2023-08-03
(54)【発明の名称】起立傾倒装置
(51)【国際特許分類】
   B65G 7/08 20060101AFI20230727BHJP
【FI】
B65G7/08 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022008647
(22)【出願日】2022-01-24
(71)【出願人】
【識別番号】000003687
【氏名又は名称】東京電力ホールディングス株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】391004920
【氏名又は名称】東北電機製造株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100120400
【弁理士】
【氏名又は名称】飛田 高介
(74)【代理人】
【識別番号】100124110
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 大介
(72)【発明者】
【氏名】池田 次郎
(72)【発明者】
【氏名】菅原 知
(72)【発明者】
【氏名】小野村 滋
(72)【発明者】
【氏名】塚田 健
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 隆
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 忍
(57)【要約】
【課題】起立と傾倒の両方を行うことができ、運搬時および作業時の占有スペースが小さく、かつ小型軽量で運搬が容易な起立傾倒装置を提供する。
【解決手段】本発明にかかる起立傾倒装置100の代表的な構成は、別体の台車200と昇降装置300とからなり、台車は、短尺の床板210と、長尺の背板220と、背板に取り付けられた係止ブロック230とを有し、昇降装置は、係止ブロックと回転可能に連結される昇降ブロック324と、昇降ブロックを上下方向に案内する昇降側支柱320と、昇降用支柱と連結され傾倒元側に配置された牽引側支柱310と、昇降ブロックを吊り上げる第1索体(チェーン346)と、第1索体を牽引する第1減速機340と、床板に連結される第2索体(ワイヤー356)と、第2索体を牽引側支柱に向かって牽引する第2減速機(ウインチ350)とを有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
別体の台車と昇降装置とからなり、
前記台車は、
短尺の床板と、
長尺の背板と、
前記背板に取り付けられた係止ブロックとを有し、
前記昇降装置は、
前記係止ブロックと回転可能に連結される昇降ブロックと、
前記昇降ブロックを上下方向に案内する昇降側支柱と、
前記昇降用支柱と連結され傾倒元側に配置された牽引側支柱と、
前記昇降ブロックを吊り上げる第1索体と、
前記第1索体を牽引する第1減速機と、
前記床板に連結される第2索体と、
前記第2索体を牽引側支柱に向かって牽引する第2減速機とを有することを特徴とする起立傾倒装置。
【請求項2】
前記第1減速機および前記第2減速機は、携帯用電動工具から駆動入力される入力軸を備え、モータを備えていないことを特徴とする請求項1に記載の起立傾倒装置。
【請求項3】
前記台車の床板および背板には滑り材が取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の起立傾倒装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配電盤などの重量のある物品を起立または傾倒させる起立傾倒装置に関する。
【背景技術】
【0002】
配電盤を建物室内に設置する際は、建物扉部の通行や低い梁などへの接触を回避するため、配電盤を倒した状態で台車に載せて人力で運搬し、据付位置近傍で人力により配電盤を起立して据付している。しかしながら配電盤は250kg以上の重量があり、大型のものになると約400kg前後の重量がある。配電盤の設置場所は主に建物室内のため、クレーン車などは当然進入できない。そのため、現在も作業員5~6名程度の人力作業による起立・傾倒が主流になっている。
【0003】
これに対し従来からも、機械的に配電盤を起立させる装置が提案されている。特許文献1(実用新案登録3111744号公報)には、配電盤を横倒し積載運搬する運搬台に、運搬台を垂直起立させる台車固定フレームを備え、垂直スクリューネジによって運搬台を角度αまで持ち上げ、その後は水平スクリューネジで垂直に起立させる配電盤運搬据付用コンテナが開示されている。
【0004】
特許文献2(特開2012-218941号公報)には、移動台車に支持される盤固定台と、盤固定台の起立用ウインチと、盤固定台の傾斜用ウインチとを備え、起立用ウインチは盤固定台を後方に引く第1のロープを盤固定台に接続し、傾斜用ウインチは盤固定台を前方に引く第2のロープを盤固定台に接続し、第1と第2の巻取りリールを一緒に回すことにより起立させる制御盤起立装置が開示されている。
【0005】
特許文献3(特許006353316号公報)には、物品が横に倒されている状態で、第1の軸が床面に沿って物品の下面から上面の方向に移動すると物品が起立する物品起立装置が開示されている。第1の軸はウインチで牽引する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実用新案登録3111744号公報
【特許文献2】特開2012-218941号公報
【特許文献3】特許006353316号公報(特開2016-039765号公報)米国特許第9753461号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら特許文献1に記載の技術では、台車と台車固定フレームが一体構造であり、台車固定フレームが配電盤を超える長さである必要があるため、全長が長くなってしまうという問題がある。するとワンボックス車に積載して作業現場に持ち込むことや、屋内移動、階段通行で支障がある。
【0008】
特許文献2に記載の技術では、やはり移動台車が配電盤を超える長さである必要があり、全長が長くなってしまうという問題がある。また傾斜した盤固定台に配電盤を持ち上げて載置する必要があり、これができる人数がいるのであればそもそも人力で立て起こしできる。
【0009】
特許文献3に記載の技術では、装置だけであればコンパクトだが、起立作業時には配電盤の長さに加えて基台とウインチ架台の長さが加わるため、作業時の全長が長くなってしまうという問題がある。また、起立作業はできるものの、撤去盤の傾倒作業を行うことができない。また物品が起立するときの衝撃を緩和するダンパーは備えているものの、衝撃が発生した後にこれを緩和する構成であり、対応としては不十分であると言える。
【0010】
そこで本発明は、起立と傾倒の両方を行うことができ、運搬時および作業時の占有スペースが小さく、かつ小型軽量で運搬が容易な起立傾倒装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明にかかる起立傾倒装置の代表的な構成は、別体の台車と昇降装置とからなり、台車は、短尺の床板と、長尺の背板と、背板に取り付けられた係止ブロックとを有し、昇降装置は、係止ブロックと回転可能に連結される昇降ブロックと、昇降ブロックを上下方向に案内する昇降側支柱と、昇降用支柱と連結され傾倒元側に配置された牽引側支柱と、昇降ブロックを吊り上げる第1索体と、第1索体を牽引する第1減速機と、床板に連結される第2索体と、第2索体を牽引側支柱に向かって牽引する第2減速機とを有することを特徴とする。
【0012】
第1減速機および第2減速機は、携帯用電動工具から駆動入力される入力軸を備え、モータを備えていないことが好ましい。
【0013】
台車の床板および背板には滑り材が取り付けられていることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、起立と傾倒の両方を行うことができ、運搬時および作業時の占有スペースが小さく、かつ小型軽量で運搬が容易な起立傾倒装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本実施形態にかかる起立傾倒装置の構成を説明する図である。
図2】配電盤を立てる際の段取りについて説明する図である。
図3】配電盤を立てる際の段取りについて説明する図である。
図4】配電盤を立てる際の段取りについて説明する図である。
図5】配電盤を立てる際の段取りについて説明する図である。
図6】配電盤を立てる際の段取りについて説明する図である。
図7】配電盤を立てる際の段取りについて説明する図である。
図8】配電盤を立てる際の段取りについて説明する図である。
図9】配電盤を設置する段取りを説明する図である。
図10】配電盤を設置する段取りを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0017】
図1は本実施形態にかかる起立傾倒装置100の構成を説明する図である。起立傾倒装置100は、別体の台車200と昇降装置300とから構成されている。
【0018】
台車200は、短尺の床板210と、長尺の背板220とから構成されている。床板210と背板220の幅は同じでよく、全体的にL字形状をしている。床板210および背板の表面(L字形状の内側の面)にはプラスチック製の滑り材が取り付けられている。
【0019】
床板210の裏面には車輪214が取り付けられている。また背板220の裏面には車輪222、224が取り付けられている。車輪222は床板210と背板220の角に取り付けられていて、底板用の車輪および背板用の車輪として共用している。背板220には係止ブロック230を有している。
【0020】
昇降装置300は、2本の柱を有する門型の牽引側支柱310と、2本の昇降側支柱320とを備え、合計4本の柱を有している。2本の昇降側支柱320の間が台車200を進入させる間口となり、牽引側支柱310が後壁となる。後壁とはすなわち、台車200を傾倒させるときの床板210側(傾倒元側)である。門型の牽引側支柱310と2本の昇降側支柱320からなる箱形の側面は、ブレース330と前後梁332によって連結される。昇降側支柱320同士は、床面に沿って平坦な(薄い)左右梁334によって連結される。
【0021】
昇降側支柱320は中空の角材であって、互いに対向する内側の面に、上下方向に開口したスリット322が形成されている。昇降側支柱320の中には昇降ブロック324が配置されていて、昇降側支柱320の内面が昇降ブロック324を上下方向に案内する。
【0022】
牽引側支柱310には第1減速機340が取り付けられている。第1減速機340は、ギヤ軸344を介して第1索体の例としてのチェーン346を牽引する。チェーン346は昇降側支柱320の内部上端に配置されたスプロケット328によって下方向に転換され、昇降ブロック324を吊り上げる。第1減速機340は、電動ドリルドライバーのような携帯用電動工具(以下、電動工具20という)から駆動入力される入力軸342を備えている。
【0023】
なお昇降装置300の側面に、アクリルカバーなどの防護装置を取り付けてもよい。これによりチェーンが切れた場合に作業員に接触することを防止したり、作業員の手や衣服がチェーンに巻き込まれることを防止することができる。
【0024】
また牽引側支柱310には、一方の柱に第2減速機の例としてのウインチ350が取り付けられていて、他方の柱に設けられたフック354との間に第2索体の例としてのワイヤー356を渡している。ワイヤー356には動滑車358が取り付けられていて、台車の床板210のU型金具216に連結する。したがってウインチ350は、ワイヤー356を牽引側支柱310に向かって牽引したり、ゆるめて繰り出したりすることができる。ウインチ350も、第1減速機340と同様に、電動工具20から駆動入力される入力軸352を備えている。
【0025】
昇降装置300は、各部品(柱や梁)に分解した状態で収納・運搬し、作業現場で組み立てて使用することができる。各部材を鋼材で製作した試作品では、組立後の自重は250Kg程度、全高1600mm、横幅1040mmであった。なお、各部材の全部または一部を鋼材に代えてアルミニウム合金を用いることにより、さらなる軽量化を図ることができる。
【0026】
次に、図2から図8を参照しながら、配電盤を立てる際の段取りについて説明する。図2に示すように、まず台車200は背板220を地面に向けた横倒しの状態とする。そして台車200の背板220の上に配電盤10を載置する。この作業は屋外で行うことができるため、不図示のクレーンなどを利用して配電盤10を載せることができる。ここで背板220の表面に滑り材を取り付けてあることにより、配電盤10をずらして位置を調節することが容易になっている。
【0027】
そして図3に示すように、台車200を車輪222、224によって走行させ、床板210を頭にして、2本の昇降側支柱320の間に進入させる。台車200と配電盤10とは、ベルト12で締めてずれないようにしておくことが好ましい。
【0028】
図4に示すように、台車200を進めて昇降ブロック324の穴326と係止ブロック230の穴232の位置を合わせたら、パイプ360を挿入する。これにより係止ブロック230と昇降ブロック324が回転可能に連結される。なお本実施形態においてはブロック230、324とパイプ360を用いて連結しているが、チェーンとフックなどを用いて回転可能に連結してもよい。
【0029】
次に図5に示すように、配電盤10の起立を開始する。まず、ウインチ350で牽引される動滑車358を台車の床板210のU型金具216に接続しておく。それから電動工具20によって入力軸342から第1減速機340に駆動力を入力して、ギヤ軸344を介して2本のチェーン346を牽引する。するとチェーン346は牽引側支柱310から昇降側支柱320に至る横方向から、スプロケット328によって牽引方向を上方向に転換され、昇降ブロック324を引き上げる。すると昇降ブロック324と係止ブロック230は連結されているから、台車200の背板220が持ち上がり、配電盤10の上部が斜めに持ち上がる。なお、係止ブロック230の位置は、配電盤10の重心よりも、配電盤10の上部側にある必要がある。
【0030】
図6に示すように、第1減速機340によるチェーン346の巻き上げが進行すると、配電盤10の起立が進行する。すると台車の床板210のU型金具216にワイヤー356が接続されていることから、床板210はフロア床に近づくことができない。さらに昇降ブロック324を上昇させて、配電盤10および台車200の重心が車輪222よりも床板210側に移動したら、第1減速機340を停止させる。このとき配電盤10はパイプ360とワイヤー356によって斜めに吊られた状態となる。第1減速機340およびウインチ350のギヤ比にもよるが、入力軸342、352から電動工具20を取り外した状態であっても、チェーン346およびワイヤー356によって配電盤10の荷重を支えることができる。
【0031】
そして図7に示すように、ウインチ350の入力軸352を電動工具20によって回転させて、ワイヤー356を繰り出してゆるめる。すると床板210がフロア床に向かって降りていき、配電盤10が起立する。このように配電盤10を徐々に起立させることができるため、起立するときの衝撃が発生することがなく、また勢いで反対側に倒れてしまうこともない。
【0032】
図8に示すように、配電盤10が起立したら、動滑車358をU型金具216から取り外す。また、パイプ360を抜いて、昇降ブロック324と係止ブロック230の連結を解除する。すると台車200は自由になるので、昇降装置300から離脱することができる。
【0033】
図9図10は配電盤10を設置する段取りを説明する図である。配電盤10はフロア床に設置されたレール30の上に固定設置するものとする。レール30の上には既設の配電盤10が並んでいて、その隣の空いたレール30の上に新設の配電盤10を設置する。
【0034】
図9に示すように台車200によって配電盤10を設置箇所まで移動させてくるのであるが、新設の配電盤10や既設の配電盤10にはスイッチなどの突起物があり、あまりこれらを近づけることができない。また非常に重い配電盤10を乗せた台車200を、レール30に隙間なく沿うように移動させることも難しい。
【0035】
そこで本実施形態では、台車200からレール30まで配電盤10を移動させる載替え台400を使用する。載替え台400はフロアパネル410の上面に滑り材が取り付けられている。また載替え台400の四方には高さ調整用ボルト420が取り付けられている。
【0036】
そして図10に示すように、台車の床板210と載替え台400とレール30を隙間なく並べた状態で、配電盤10を押し引きしてレール30の上に移動させる。これにより、配電盤10の設置が完了する。
【0037】
配電盤10を撤去する場合には、上記の段取りを逆順で行うことにより、配電盤10を横倒し状態に傾倒させることができる。すなわち、ワイヤー356を牽引して台車200の床板210を持ち上げた後に、チェーン346を繰り出してパイプ360を下降させることにより、徐々に配電盤10を傾倒させることができる。
【0038】
上記説明したごとく、本発明かかる起立傾倒装置によれば、配電盤を立て起こしして据付する、あるいは配電盤取外し、横倒しして搬出する作業を安全に品質良く少人数で実現することができる。また構造が簡単であるため、特別な訓練は不要であり、設置も容易で取扱いしやすいという利点を有している。また台車200や昇降装置300の本体を柱やブレースで構成していることから、全体として軽量化を図ることができる。
【0039】
また、配電盤10を上から吊る構造ではなく、パイプ360を持ち上げることで配電盤10が起立する構造であるため、装置全体の高さを低く小型にすることができ、既存のどの配電盤室高さにおいても適用が可能である。
【0040】
また台車200と昇降装置300が別体であり、さらにこれらが分解・組立容易であることから、ワンボックス車に積載して作業現場に持ち込むことができ、人力2名で屋内移動、階段通行も可能である。
【0041】
なお上記実施形態においては起立・傾倒させる物品として配電盤を例に用いて説明したが、本発明は配電盤に限定されない。建物内などへ横倒しで搬入し、室内で立て起す様々な物品(例:タンクや容器等)にも利用することができる。
【0042】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は斯かる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明は、配電盤などの重量のある物品を起立または傾倒させる起立傾倒装置として利用することができる。
【符号の説明】
【0044】
10…配電盤、12…ベルト、20…電動工具、30…レール、100…起立傾倒装置、200…台車、210…床板、214…車輪、216…U型金具、220…背板、222…車輪、224…車輪、230…係止ブロック、232…穴、300…昇降装置、310…牽引側支柱、320…昇降側支柱、322…スリット、324…昇降ブロック、326…穴、328…スプロケット、330…ブレース、332…前後梁、334…左右梁、340…第1減速機、342…入力軸、344…ギヤ軸、346…チェーン、350…ウインチ、352…入力軸、354…フック、356…ワイヤー、358…動滑車、360…パイプ、400…載替え台、410…フロアパネル、420…高さ調整用ボルト
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10