(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023108621
(43)【公開日】2023-08-04
(54)【発明の名称】半導体デバイスパッケージおよび形成方法
(51)【国際特許分類】
H01L 25/07 20060101AFI20230728BHJP
【FI】
H01L25/04 C
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023008840
(22)【出願日】2023-01-24
(31)【優先権主張番号】17/583,682
(32)【優先日】2022-01-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】506388923
【氏名又は名称】ジーイー・アビエイション・システムズ・エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(74)【代理人】
【識別番号】100207158
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 研二
(72)【発明者】
【氏名】アルン・ヴィルーパークシャ・ゴウダ
(57)【要約】
【課題】半導体デバイスパッケージおよびそれを形成する方法を提供すること。
【解決手段】半導体デバイスパッケージは、第1の面、および基板に結合された対向する第2の面を含む本体を有する半導体スイッチングデバイスを含む。ゲート端子は、半導体スイッチングデバイス本体の第1の面の上に画定され、ゲート端子は、第1の面、および半導体スイッチングデバイス本体に面する対向する第2の面を有する。第1のゲート抵抗器は、ゲート端子の第1の面の上に配置され、ゲート端子と直列に電気結合される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の面、および基板に結合された対向する第2の面を含む本体を有する半導体スイッチングデバイスと、
前記半導体スイッチングデバイスの本体の第1の面の上に画定されたゲート端子であって、第1の面、および前記半導体スイッチングデバイスの本体に面する対向する第2の面を有する、ゲート端子と、
前記ゲート端子の第1の面の上に配置された第1のゲート抵抗器とを含み、前記ゲート抵抗器は前記ゲート端子と直列に電気結合される、半導体デバイスパッケージ。
【請求項2】
第1の面、および前記半導体スイッチングデバイスの本体の第1の面に面する対向する第2の面を有する誘電体層をさらに含み、前記誘電体層は通過する開口を画定する、請求項1に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項3】
前記誘電体層の第1の面の上に配置され、前記開口を通して前記第1のゲート抵抗器に電気結合された金属相互接続層をさらに含む、請求項2に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項4】
前記第1のゲート抵抗器は、前記ゲート端子の第1の面の上に直接書き込みアプリケーションによって画定される、請求項1に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項5】
前記誘電体層の第1の面の上に配置され、前記半導体スイッチングデバイスから離隔された第2のゲート抵抗器をさらに含む、請求項3に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項6】
前記第1のゲート抵抗器および前記第2のゲート抵抗器と直列に電気結合する第1の導電線をさらに含む、請求項5に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項7】
前記第2のゲート抵抗器は、前記第1の導電線のセグメントを画定する、請求項5に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項8】
前記第2のゲート抵抗器は、直接書き込みアプリケーションによって配置される、請求項5に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項9】
前記半導体スイッチングデバイスの本体は、炭化ケイ素を含む、請求項1に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項10】
前記半導体デバイス本体の中に画定され、前記ゲート端子と直列に電気結合された第3のゲート抵抗器をさらに含む、請求項9に記載の半導体デバイスパッケージ。
【請求項11】
半導体デバイスパッケージを形成する方法であって、
半導体スイッチングデバイスの本体の第1の面の上に画定されたゲート端子の上に第1のゲート抵抗器を配置するステップを含み、前記第1のゲート抵抗器は前記ゲート端子と直列に電気結合される、方法。
【請求項12】
第1の面、および前記半導体スイッチングデバイスに面する対向する第2の面を有する誘電体層を配置するステップさらに含み、前記誘電体層は通過する開口を画定する、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記誘電体層の第1の面の上に、前記開口を通して前記第1のゲート抵抗器に電気結合される金属相互接続層を配置するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1のゲート抵抗器は、直接書き込みアプリケーションによって前記ゲート端子の上に配置される、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記誘電体層の第1の面の上に、前記半導体スイッチングデバイスの本体から離隔された第2のゲート抵抗器を配置するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記金属相互接続層は、前記第1のゲート抵抗器および前記第2のゲート抵抗器と直列に電気結合された第1の導電線を画定する、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第2のゲート抵抗器は、前記第1の導電線のセグメントを画定する、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記第2のゲート抵抗器は、直接書き込みアプリケーションによって配置される、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
前記半導体スイッチングデバイスの本体は、炭化ケイ素を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項20】
前記半導体スイッチングデバイスの本体は、前記半導体スイッチングデバイスの本体の中に画定され、前記ゲート端子と直列に電気結合された第3のゲート抵抗器をさらに含む、請求項19に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体デバイスに関し、より詳細には、半導体デバイスパッケージおよび半導体デバイスパッケージを形成する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
炭化ケイ素(SiC)電力デバイスなどの電力変換デバイスが、負荷で消費するために1つの形態から別の形態に電力を変換するために、従来の電気システムにおいて広く使用される。多くのパワーエレクトロニクスシステムは、サイリスタ、ダイオード、および様々なタイプのトランジスタ(たとえば、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、および他の適切なトランジスタ)など、様々な半導体デバイスおよび構成要素を利用する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
従来の電力半導体スイッチングデバイス(たとえば、MOSFET)のスイッチング挙動は、ゲートキャパシタンス再充電によって制御される。ゲートキャパシタンス再充電は、しばしば、スイッチングデバイスのゲート端子と直列に配置されたゲート抵抗器を介して制御される。半導体スイッチングデバイスの動的スイッチング性能(たとえば、スイッチング速度)は、ゲート抵抗器の値に基づいて調整され得る。ゲート抵抗器は、スイッチング損失、逆バイアス安全動作領域、および短絡安全動作領域を含む、半導体スイッチングデバイスの多くの他の動的性能特性に影響を及ぼすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【
図1】本明細書で説明する様々な態様による半導体デバイスパッケージの断面図である。
【
図2】本明細書で説明する様々な態様による別の半導体デバイスパッケージの断面図である。
【
図3】本明細書で説明する様々な態様による半導体デバイスパッケージを製造する方法の例示的なフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
本開示の態様は、半導体デバイスによって実行される機能にかかわらず、半導体デバイスパッケージに対する任意の環境、装置、または方法において実装され得る。
【0006】
本明細書で使用される「セット」または要素の「セット」という用語は、1つだけを含めて任意の数の要素であり得る。本開示の様々な実施形態の要素を導入するとき、冠詞「a」、「an」および「the」は、要素のうちの1つまたは複数があることを意味することが意図される。「含む(comprising)」、「含む(including)」および「有する」という用語は、包括的であり、リストアップされた要素以外に追加の要素があり得ることを意味することが意図される。加えて、本開示の「一態様(one aspect)」または「一態様(an aspect)」への言及は、同じく列挙された特徴(feature)を組み込む追加の態様の存在を排除するものと解釈されることを意図していないことを理解されたい。現在開示される特徴の形状、位置およびアラインメントは、簡潔にするために、比較的理想的である(たとえば、完全に真っ直ぐに整列された特徴で描かれた正方形、長方形、および六角形)ように図示され、説明される
ことが諒解され得る。しかしながら、当業者によって諒解されるように、工程変動および技術的制約が、理想的とは言えないかまたは不規則な特徴を有する設計をもたらすことがあるが、依然として本開示に合致し得る。
【0007】
加えて、「電圧」、「電流」、および「電力」などの用語が本明細書で使用され得るが、これらの用語は、電気回路または回路動作の態様を説明するときに相互関係があり得ることは、当業者には明白であろう。
【0008】
すべての方向についての言及(たとえば、半径方向の、軸方向の、より上方の、より下方の、上向きの、下向きの、左の、右の、横方向の、前方の、後方の、最上部の、最下部の、上の、下の、垂直の、水平の、時計回りの、反時計回りの)は、本開示の読者の理解を助けるために識別する目的でのみ使用され、特にそれらの位置、方位または用途に関して制限を生じるものではない。接続についての言及(たとえば、取り付けられた、結合された、接続された、および接合された)は、特段に示されない限り、広範に解釈されるべきであり、一群の要素の間の中間部材、および要素間の相対運動を含むことができる。したがって、接続についての言及は、必ずしも、2つの要素が直接接続され、互いに固定された関連にあることを暗示するとは限らない。非限定的な例では、接続および切断は、それぞれの要素の間の電気接続を提供する、可能にする、無効にする、などを選択的に構成され得る。加えて、本明細書で使用される「電気接続」または「電気結合」は、ワイヤードまたはワイヤレス接続を含むことができる。例示的な図は、単に例示を目的とするものであり、本明細書に添付される図面に反映される寸法、位置、順序、および相対的サイズは変動することがある。
【0009】
本明細書で使用される制御可能なスイッチング要素または「スイッチ」は、スイッチが電流を入力されるスイッチから出力されるスイッチまで伝達することを意図して「閉止される」第1の動作モードと、スイッチが入力されるスイッチと出力されるスイッチとの間で電流が伝わるのを防止することを意図して「開放される」第2の動作モードとの間で切り替えるように制御可能であり得る電気デバイスである。非限定的な例では、制御可能なスイッチング要素によって可能にされるまたは無効にされる接続などの接続および切断は、それぞれの要素の間に電気接続を提供する、可能にする、無効にするなどのように選択的に構成され得る。
【0010】
パワーオーバーレイモジュール(POL: power overlay module)などの従来の半導体デバイスパッケージは、たとえば、一般的に、2つの対向する面(side)(たとえば、それぞれ上面および下面)の上に導電性接点を有する半導体デバイス(たとえば、MOSFET)のセットを含む。半導体デバイスの下面は、金属絶縁基板層(たとえば、直接接合銅(DBC: direct bond copper)基板)の一面(たとえば、上面)にはんだづけられる。誘電体層が、半導体デバイスの上面に配置され、接着剤を使用してデバイスに結合され得る。金属化層または導電層は、一般的に、誘電体層の上部に、誘電体層内に画定されたビアまたは開口を通して堆積され、それにより、金属化層が誘電体層を通して半導体デバイスの上面に電気接続することが可能になる。
【0011】
たとえば、半導体デバイスは、一般的に、半導体デバイスの上面に形成されたソース端子およびゲート端子を有するMOSFETを含むことができる。従来の半導体デバイスは、半導体デバイスチップ内に配置され半導体デバイスチップ内に配置された導電線を介してゲート端子に結合される「チップ内(in-chip)」の内部ゲート抵抗を備えて、製造され得る。しかしながら、多くの場合、半導体デバイスの特定のアプリケーションまたは最終用途に応じて、異なる値のゲート抵抗が望ましい場合がある。これは、一般的に、各々が異なるそれぞれのゲート抵抗値を有し、各々が異なるそれぞれの部品番号を有する複数のMOSFETチップを画成することによって半導体チップ製造者によって対処される。しかしながら、この手法は、各チップに対して異なるマスク処理と、追加の部品番号、在庫などを取り扱うことに関連する増加コストとを必要とする。場合によっては、半導体デバイス製造者は、ゲートドライバレベルにおいて、電力基板上のダイごとに、または複数のダイに対して個別の「オフチップ」ゲート抵抗器を追加することによってこの課題に対処した。たとえば、従来のPOLモジュールは、一般的に、「オフチップ」に配置された、または場合によっては、MOSFETから離隔された個別のゲート抵抗器を含むことができる。一般的に、金属化層は、個別のゲート抵抗器をMOSFETのゲート端子に電気結合するように配置され得る。いくつかの従来の配置では、個別のゲート抵抗器は、金属化層から離れたワイヤボンドまたは他の導体を介してMOSFETのゲート端子に結合され得る。
【0012】
図1を参照すると、半導体デバイスパッケージ10の非限定的な態様が示される。半導体デバイスパッケージ10は、第1の面12a(たとえば、上面)および対向する第2の面12b(たとえば、下面)を有する半導体デバイス12のセットを含むことができる。半導体デバイスの第2の面12bは、基板構造14に(たとえば、基板構造14の上面に)結合され得る。各半導体デバイス12は、第1の面13a(たとえば、上面)および対向する第2の面13b(たとえば、下面)を有する本体13を含むことができる。各半導体デバイス12は、半導体デバイスの第1の面12aの上に配置された第1の接触パッド31のセットと、半導体デバイスの第2の面12bの上に配置された第2の接触パッド32のセットとをさらに含むことができる。第1のゲート抵抗器15は、少なくとも1つの半導体デバイス12に結合され得る。たとえば、第1のゲート抵抗器15は、少なくとも1つの半導体デバイス12の対応する第1の接触パッド31に結合され得る。
【0013】
図1に示される非限定的な態様では、基板構造14は、(たとえば、第1の導電層18(たとえば、最上層)と第2の導電層20(たとえば、最下層)との間に配置された)絶縁体プレート16を含むことができる。誘電体層24は、第1の面24a(たとえば、上面)および対向する第2の面24b(たとえば、下面)を含むことができる。誘電体層の第2の面24bは、半導体デバイス12の第1の面12aの上に配置され得る。誘電体層24は、そこを通って、誘電体層の第1の面24aから誘電体層の第2の面24bまで延びる開口25のセットを画定することができる。金属相互接続層22(たとえば、銅トレース)は、第1の面22a(たとえば、上面)、および対向する第2の面22b(たとえば、下面)を含むことができ、誘電体層の上面24aの上に形成されてパターン化され得る。金属相互接続層22は、ビア27のセットを画定するために開口25のセットを通してさらに延びることができる。
【0014】
半導体デバイス12は、ダイ、ダイオード、他のパワーエレクトロニクスデバイス、またはキャパシタもしくは抵抗器などの受動デバイスの形態であり得る。半導体デバイス12のセットに加えて、半導体デバイスパッケージ10の態様は、同じく、たとえば、ゲートドライバ(図示せず)など、任意の数の追加の回路構成要素を含むことができる。
図1は、半導体デバイスパッケージ10の中に3つの半導体デバイス12を示すが、他の態様はそのように限定されず、より多いまたはより少ない数の半導体デバイス12が、半導体デバイスパッケージ10の中に含まれ得る。半導体デバイス12は、はんだ付け工程、接着接合、または焼結銀接合などによって基板構造14に取り付けられ得る。
【0015】
非限定的な態様では、本体13は、炭化ケイ素を含むダイによって画定され得る。半導体デバイス12は、半導体デバイスの第1の面13aの上に配置された第1の接触パッド31を介して、ならびに対向する第2の面13bの上に配置された第2の接触パッド32を介して作成される電気的I/O相互接続を可能にする、いわゆる「垂直伝導」タイプの半導体デバイス12を含むことができる。アプリケーションに応じて、第1の接触パッド31のセットおよび第2の接触パッド32のセットは、金属相互接続層22および第1の導電層18をそれぞれ介して半導体デバイス12を外部回路(図示せず)に動作可能に結合することができ、半導体デバイス12の中の内部要素に電気結合され得る。
【0016】
たとえば、非限定的な態様では、半導体デバイス12は、MOSFET半導体デバイス12を含むことができ、第1の接触パッド31のセットは、ソース端子34とゲート端子35とを含むことができる。ゲート端子35は、外向きに面する(すなわち、半導体デバイス本体13に関して)第1の面35a、および内向きに面する(すなわち、半導体デバイス本体13に関して)、第1の面35aに対向する第2の面35bを画定することができる。ソース端子34は、外向きに面する第1の面34a(すなわち、半導体デバイス本体13に関して)、および第1の面34aに対向する、内向きに面する第2の面34bを画定することができる。
【0017】
加えて、半導体デバイス12のセットの間に画定された空間またはすき間は、誘電体充填材料33で随意に充填され得る。様々な態様では、誘電体充填材料33は、たとえば、アンダーフィル(たとえば、キャピラリーアンダーフィルまたはノーフローアンダーフィル)、カプセル化、シリコーン、成形材料などのポリマー材料を含むことができる。
【0018】
第1のゲート抵抗器15は、第1の接触パッド31のうちの1つの上に直接配置され得る。たとえば、非限定的な態様では、第1のゲート抵抗器15は、ゲート端子35の第1の面35aの上に画定され得る。この意味で、第1のゲート抵抗器15は、ゲート端子35と直接接触して半導体デバイス本体13の外に配置され得る。態様では、第1のゲート抵抗器15は、ゲート端子35の第1の面35aと直接接触状態にあり得る。非限定的な態様では、第1のゲート抵抗器15は、ゲート端子35によって物理的に支持され得る。態様では、ゲート端子35は、第1のゲート抵抗器15と直列に電気的に結合され得る。非限定的な態様では、第1のゲート抵抗器15は、ゲート端子35と直列に0.1オーム~100オームの範囲内の抵抗値を有することができる。
【0019】
第1のゲート抵抗器15は、第1の接触パッド31自体の抵抗を追加または修正することなく、第1のゲート抵抗器15を第1の接触パッド31の上に形成、画定、または場合によっては構造的に配置するために、「直接書き込み」タイプのアプリケーションによって第1の接触パッド31のうちの1つの上に少なくとも部分的に形成または適用され得る。たとえば、第1のゲート抵抗器15は、インクジェットもしくはエアロゾルジェットプリンタタイプのアプリケーションデバイスを使用して第1の接触パッド31のうちの1つの上に適用され得、ここで、抵抗性材料(たとえば、炭素ベース材料)が、第1の接触パッド31のうちの1つの上方に、上に、周りに、またはそれらの組合せで正確に堆積またはプリントされる。しかしながら、噴射、ディスペンス(dispensing)、レーザ書き込み、またはプリントの任意の組合せが、そのような直接書き込みアプリケーションにおいて採用されてもよいことが認識される。
【0020】
他の非限定的な態様では、ゲート端子35の上に第1のゲート抵抗器を画定するために抵抗性材料を適用する任意の他の適切な追加の方法が、同じく、本開示の範囲から逸脱することなく使用され得る。
【0021】
誘電体層24は、半導体デバイス12のセットの第1の面13a(たとえば、上面)の上に配置され得る。たとえば、非限定的な態様では、接着剤(図示せず)が、誘電体層24を半導体デバイス12のセットに取り付けるために使用され得る。非限定的な態様では、誘電体層24は、ラミネーションまたはフィルムを含むことができる。いくつかの非限定的な態様では、誘電体層24は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリスルホン材料、別のポリマーフィルム、たとえば液晶ポリマー(LCP)またはポリイミド材料など、様々な誘電体材料のいずれかから形成され得る。誘電体層24は、「直接書き込み」タイプのアプリケーションによって、半導体デバイス12の上に少なくとも部分的に適用され得る。たとえば、誘電体層24は、インクジェットプリンタタイプのアプリケーションデバイスを使用して半導体デバイス12の上に適用され得、ここで誘電体材料(たとえば、ポリマー、エポキシ、またはポリイミド)が、半導体デバイス12の上方に、上に、および周りに、ならびにデバイス間の空間の中に正確に堆積/プリントされる。しかしながら、噴射、ディスペンス、レーザ書き込み、またはプリントの任意の組合せが、そのような直接書き込みアプリケーションにおいて採用されてもよいことが認識される。直接書き込みアプリケーション技法の採用では、電気接続がその上に作成される半導体デバイス12の上のエリアは、開口25のセットを画定するために開放または露出されたままである。レーザ工程、乾式工程、または湿式工程を使用する洗浄工程が、必要に応じて金属化のためにビア開口をさらに洗浄するために使用され得る。
【0022】
金属相互接続層22は、誘電体層の上面24aの上に形成され得るかまたはパターン化され得る。金属相互接続層22は、ビア27のセットによって半導体デバイス12に直接結合され得る。たとえば、ビア27のセットは、金属相互接続層22による、半導体デバイス12の第1の接触パッド31との電気接続を可能にすることができる。ビア27は、半導体デバイス12の上に形成された第1の接触パッド31に対応する位置において形成または画定され得、第1の接触パッド31を通して、電気接続が半導体デバイス12に対して作成され得る。
【0023】
直接書き込みアプリケーション技法を採用する態様では、抵抗器がその上に形成される半導体デバイス12の上のエリアは、さらに、すなわち第1のゲート抵抗器15に対応して(たとえば、その上に)画定または形成された誘電体層の中の開口25を介して、開放のままであり得る。レーザ工程、乾式工程、または湿式工程を使用する洗浄工程は、第1のゲート抵抗器15と直接結合されるビア27を画定するために、金属相互接続層22が開口を通って延びることを可能にするために、必要に応じて金属化のためにビア開口25をさらに洗浄するために使用され得る。
【0024】
半導体デバイス12のセットを誘電体層24に取り付けるために随意の接着剤を採用する態様では、開口25のセットが、同様に、接着剤(図示せず)を通して延びることが諒解されよう。開口25のセットは、金属相互接続層22から半導体デバイス12のうちの少なくとも1つの第1の接触パッド31のうちの1つまたは複数までの電気接続を可能にするために、誘電体層24もしくは接着剤または両方を通って延びる、任意の所望のサイズおよび間隔を有するように配置され得る。非限定的な態様では、金属相互接続層22は、誘電体層24を通る、すなわち金属相互接続層22から半導体デバイス12の第1の接触パッド31までの、電気接続を可能にするために誘電体層24の上におよび開口25のセットを通して堆積された(たとえば、電気メッキされた)銅を含むことができる。金属相互接続層22は、半導体デバイス12へのおよびからのI/O接続(図示せず)を形成するために装備する薄型の(たとえば、1000マイクロメートル未満の厚さの)平面相互接続構造を有することができる。
【0025】
非限定的な一態様によれば、金属相互接続層22は、スパッタリングおよび電気メッキ工程を使用することなど、金属層または金属材料を適用すること、次いでその後、適用された金属材料を所望の形状を有する金属相互接続層22にパターニングすることによって形成され得る。すなわち、金属相互接続層22は、スパッタリングおよび/または蒸着工程を介してチタンまたは他の適切な接着層および銅シード層を適用し、続いて、それらの層の上に追加の銅を電気メッキして金属相互接続層22の厚さを増加させ、銅トレースを形成することによって形成され得る。別の態様によれば、金属相互接続層22は、直接書き込み工程によって形成され得、ここで金属材料が直接書き込まれるかまたはプリントされて、相互接続を形成する。非限定的な態様では、ビア27は、後で硬化されて金属相互接続層22の電気的、熱的または機械的特性を強化する、導電性のインク、接着剤またはペーストなどのビア充填材料を使用して充填され得る。金属相互接続を適用する他の追加の方法も使用され得る。別の実施形態では、プリントおよびメッキ工程は、薄い金属層が金属インクを使用してプリントされて銅をメッキするためのシードとして使用されるときに使用され得、電気分解工程または無電解工程が、たとえば、銅をメッキするために使用される。
【0026】
非限定的な態様では、基板構造14は、絶縁金属基板(IMS)、直接接合銅(DBC)基板、活性金属ろう付け(AMB: active metal brazed)基板、またはプリント基板(PCB)の形態であり得る。
図1に示す非限定的な態様によれば、基板構造14は、絶縁体プレート16を含むことができる。非限定的な態様では、絶縁体プレート16は、アルミニウム、窒化アルミニウム、セラミック、またはそれらの組合せなど、熱伝導性、電気絶縁性の材料から形成され得る。非限定的な態様では、第1の導電層18および第2の導電層20は、金属シート(たとえば、銅シート)を含むことができる。第1の導電層18および第2の導電層20は、たとえば高温接合工程によって、絶縁体プレート16の対向する両面に接合され得る。様々な態様では、種々のろう付けおよび直接接合技術が、たとえば、絶縁体プレート16を形成するために使用される材料(たとえば、アルミニウムまたは窒化アルミニウムおよび窒化シリコンなど)に基づいて基板構造14を形成するために採用され得る。第2の導電層20は、半導体デバイスパッケージ10から外に効率的な熱伝導をもたらすために全体的または部分的に露出され得る。
図1に示す態様は、DBC基板の形態の基板構造14を示すが、アルミニウムまたは任意の他の適切な金属材料が、第1の導電層18もしくは第2の導電層20または両方として、銅の代わりに使用され得ることが認識される。セラミックタイルまたは他の適切な絶縁体が、本開示の範囲から逸脱することなく、絶縁体プレート16を形成するためにアルミナの代わりに使用され得るが、さらに企図される。
【0027】
次に
図2を参照すると、別の半導体デバイスパッケージ200が、非限定的な態様によって断面で示される。半導体デバイスパッケージ200は、
図1の半導体デバイスパッケージ100に示される構成要素と同様のいくつかの構成要素を含み、いくつかの部品は明快にするために省略されており、したがって、
図1の構成要素を示すために使用される番号は、同じく、
図2の同様の構成要素を示すために使用される。
【0028】
半導体デバイスパッケージ200が、基板構造14に(たとえば、基板構造14の上面に)結合された半導体デバイス12とともに示される。第1のゲート抵抗器15が、半導体デバイス12に結合される。誘電体層24が、半導体デバイス12の上に(たとえば、半導体デバイスの第1の面12aの上に)配置される。誘電体層24は、そこを通る開口25のセットを画定することができる。金属相互接続層22(たとえば、銅トレース)が、誘電体層の第1の面24aの上に、かつ開口25を通して形成されて配置され、開口25を通るビア27のセットを画定する。
【0029】
加えて、非限定的な態様では、半導体デバイスパッケージ200は、第2のゲート抵抗器150を含むことができる。たとえば、非限定的な態様では、半導体デバイスパッケージ200は、第1のゲート抵抗器15および第2のゲート抵抗器150と直列に電気結合されたゲート端子35を含む半導体デバイス12を含むことができる。第1のゲート抵抗器は、ゲート端子35の上に画定され得、第2のゲート抵抗器150は、ゲート端子35から離隔され得る。態様では、第1の導電線151が、第1のゲート抵抗器15と第2のゲート抵抗器150とを電気的に直列に結合することができる。いくつかの態様では、金属相互接続層22は、第1の導電線151を画定することができる。この方法で、第2のゲート抵抗器150は、ゲート端子35および第1のゲート抵抗器15と直列に電気結合され得る。非限定的な態様では、第1のゲート抵抗器15および第2のゲート抵抗器150は、ゲート端子35と直列に0.1オーム~100オームの範囲内の総抵抗を追加することができる。
【0030】
いくつかの非限定的な態様では、
図2に示すように、半導体デバイスは、第3のゲート抵抗器152をさらに含むことができる。第3のゲート抵抗器は、半導体デバイス本体13の中に形成され得る。第3のゲート抵抗器152は、さらに、従来の技法を使用して第1のゲート端子35と直列に電気結合され得る。たとえば、非限定的な態様では、第3のゲート抵抗器152は、半導体デバイス本体13の中に画定された導電要素154を介してゲート端子の第2の面に結合され得る。いくつかの態様では、第3のゲート抵抗器152は、導電要素154のセグメントを画定することができる。
【0031】
第2のゲート抵抗器150は、「直接書き込み」タイプのアプリケーションによって、少なくとも部分的に誘電体層24の上に(たとえば、誘電体層24の上面に)適用または配置され得る。たとえば、第2のゲート抵抗器150は、インクジェットプリンタタイプのアプリケーションデバイスを使用して誘電体層24の上に適用され得、ここで、抵抗性材料(たとえば、炭素ベース材料)が、誘電体層24の一部の上方に、上に、周りに、またはそれらの組合せで正確に堆積またはプリントされる。しかしながら、噴射、ディスペンス、レーザ書き込み、またはプリントの任意の組合せが、そのような直接書き込みアプリケーションにおいて採用されてもよいことが認識される。
【0032】
他の非限定的な態様では、誘電体層24の上に抵抗性材料を適用して第2のゲート抵抗器150を画定する他の追加の方法が、同様に使用され得る。別の態様では、プリントおよびメッキの工程が、抵抗性材料(たとえば、炭素ベース材料)の薄い層が炭素ベースインクを使用してプリントされるときに使用され得る。
【0033】
次いで、金属相互接続層22は、誘電体層24の上に形成されるかまたはパターン化され、さらに、第2のゲート抵抗器150に結合された第1の導電線151を画定することができる。他の非限定的な態様では、第2のゲート抵抗器150が、ワイヤまたは他の導電線(図示せず)によって第1のゲート抵抗器に電気結合され得る。いくつかの非限定的な態様では、第2のゲート抵抗器が、第1の導電線151のセグメントを画定するために配置され得る。
【0034】
図3は、様々な態様による、半導体デバイスパッケージ100、200を形成する非限定的な方法300を示す。非限定的な態様では、半導体スイッチングデバイス12は本体13を含む。本体13は、炭化ケイ素を含むダイによって画定され得る。方法300は、310において、半導体デバイス12のゲート端子35の上に第1のゲート抵抗器15を配置するステップを含む。非限定的な態様では、第1のゲート抵抗器15は、適所に(すなわち、第1のゲート端子の第1の面35aの上に)直接書き込み工程で形成され得る。いくつかの非限定的な態様では、ゲート端子35は、第1のゲート抵抗器15を機械的に支持することができる。非限定的な態様では、第1のゲート抵抗器15は、したがって、ゲート端子35と直接接触して半導体デバイス本体13の外に配置され得る。方法300は、320において、ゲート端子35を半導体デバイス12のソース端子34から誘電体層24によって電気的に絶縁するステップを含むことができる。方法300は、330において、ゲート端子35から離隔された第2のゲート抵抗器150を画定するステップをさらに含むことができる。たとえば、非限定的な態様では、第2のゲート抵抗器150は、直接書き込みアプリケーションによって形成され得る。非限定的な態様では、第2のゲート抵抗器150は、誘電体層の第1の面24aの上に配置され得る。方法300は、340において、第2のゲート抵抗器150を第1の導電線151を介して第1のゲート抵抗器15と直列に電気結合するステップを含むことができる。非限定的な態様では、金属相互接続層22は、第1の導電線151を画定するために、誘電体層24の上に堆積され得る。いくつかの非限定的な態様では、第2のゲート抵抗器150は、第1の導電線のセグメントを画定することができる。
【0035】
非限定的な態様では、半導体スイッチングデバイス12は、半導体本体13の中に画定され、ゲート端子35と直列に電気結合された第3のゲート抵抗器152をさらに含むことができる。現在の手法は、SiC MOSFETデバイスの文脈で本明細書で説明され得るが、現在の手法は、nチャネルまたはpチャネル設計を利用して、他のタイプの材料システム(たとえば、シリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ガリウム(GaN)、ヒ化ガリウム(GaAs)、ダイモンド(C)、または任意の他の適切な半導体)ならびに他のタイプのデバイス構造(たとえば、UMOSFET、VMOSFET、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、絶縁ベースMOS制御サイリスタ(IBMCT: insulated base MOS-controlled thyristor)、または任意の他の適切なFETおよび/またはMOSデバイス)に適用可能であり得ることを諒解されたい。
【0036】
まだ説明していない範囲で、様々な態様の種々の特徴および構造が、要求に応じて互いに組み合わせて使用され得る。1つの特徴が、必ずしも態様のすべてにおいて示すことができるとは限らないことは、それができないと解釈されることを意味するのではなく、それが説明を簡潔にするために行われること意味する。したがって、種々の態様の様々な特徴は、新しい態様が明確に説明されているかどうかにかかわらず、新しい態様を形成するために要求に応じて混合および合致され得る。本明細書で説明した特徴の組合せおよび再配列は、本開示によってカバーされる。
【0037】
本明細書は、実施例を使用して、最良モードを含む本開示の態様を開示し、同じく、任意のデバイスまたはシステムを作製して使用することおよび任意の組み込まれた方法を実行することを含めて、本開示の態様を当業者が実践することを可能にする。本開示の特許を受けられる範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例は、それらが本特許請求の範囲のリテラル言語と違わない構造要素を有する場合、またはそれらが本特許請求の範囲のリテラル言語とわずかな差異で同等の構造要素を含む場合、本特許請求の範囲の範囲に入ることが意図されている。本発明のさらなる態様が、以下の項の主題によって提供される。
【0038】
[項1] 第1の面、および基板に結合された対向する第2の面を含む本体を有する半導体スイッチングデバイスと、半導体スイッチングデバイス本体の第1の面の上に画定されたゲート端子であって、第1の面、および本体に面する対向する第2の面を有する、ゲート端子と、ゲート端子の第1の面の上に配置された第1のゲート抵抗器とを含み、ゲート抵抗器はゲート端子と直列に電気結合される、半導体デバイスパッケージ。
【0039】
[項2] 第1の面、および半導体スイッチングデバイス本体の第1の面に面する対向する第2の面を有する誘電体層をさらに含み、誘電体層は通過する開口を画定する、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0040】
[項3] 誘電体層の第1の面の上に配置され、開口を通して第1のゲート抵抗器に電気結合された金属相互接続層をさらに含む、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0041】
[項4] 第1のゲート抵抗器は、ゲート端子の第1の面の上に直接書き込みアプリケーションによって画定される、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0042】
[項5] 誘電体層の第1の面の上に配置され、半導体スイッチングデバイスから離隔された第2のゲート抵抗器をさらに含む、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0043】
[項6] 第1のゲート抵抗器および第2のゲート抵抗器と直列に電気結合する第1の導電線をさらに含む、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0044】
[項7] 第2のゲート抵抗器は、第1の導電線のセグメントを画定する、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0045】
[項8] 第2のゲート抵抗器は、直接書き込みアプリケーションによって形成される、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0046】
[項9] 半導体スイッチングデバイス本体は、炭化ケイ素を含む、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0047】
[項10] 半導体デバイス本体の中に画定され、ゲート端子と直列に電気結合された第3のゲート抵抗器をさらに含む、任意の前項に記載の半導体デバイスパッケージ。
【0048】
[項11] 半導体デバイスパッケージを形成する方法であって、半導体スイッチングデバイスの第1の面の上に画定されたゲート端子の上に第1のゲート抵抗器を配置するステップを含み、第1のゲート抵抗器はゲート端子と直列に電気結合される、方法。
【0049】
[項12] 第1の面、および半導体スイッチングデバイスに面する対向する第2の面を有する誘電体層を配置するステップさらに含み、誘電体層は通過する開口を画定する、任意の前項に記載の方法。
【0050】
[項13] 誘電体層の第1の面の上に、開口を通して第1のゲート抵抗器に電気結合される金属相互接続層を配置するステップをさらに含む、任意の前項に記載の方法。
【0051】
[項14] 第1のゲート抵抗器は、直接書き込みアプリケーションによってゲート端子の上に配置される、任意の前項に記載の方法。
【0052】
[項15] 誘電体層の第1の面の上に、半導体スイッチングデバイス本体から離隔された第2のゲート抵抗器を配置するステップをさらに含む、任意の前項に記載の方法。
【0053】
[項16] 金属相互接続層は、第1のゲート抵抗器および第2のゲート抵抗器と直列に電気結合された第1の導電線を画定する、任意の前項に記載の方法。
【0054】
[項17] 第2のゲート抵抗器は、第1の導電線のセグメントを画定する、任意の前項に記載の方法。
【0055】
[項18] 第2のゲート抵抗器は、直接書き込みアプリケーションによって配置される、任意の前項に記載の方法。
【0056】
[項19] 半導体スイッチングデバイス本体は、炭化ケイ素を含む、任意の前項に記載の方法。
【0057】
[項20] 半導体スイッチングデバイス本体は、半導体スイッチングデバイス本体の中に画定され、ゲート端子と直列に電気結合された第3のゲート抵抗器をさらに含む、任意の前項に記載の方法。
【符号の説明】
【0058】
12 半導体デバイス
12a 第1の面
12b 第2の面
13 本体、半導体デバイス本体
13a 第1の面、上面
13b 第2の面、下面
14 基板構造
15 第1のゲート抵抗器
16 絶縁体プレート
18 第1の導電層
20 第2の導電層
22 金属相互接続層
22a 第1の面、上面
22b 第2の面、下面
24 誘電体層
24a 第1の面、上面
24b 第2の面、下面
25 開口
27 ビア
31 第1の接触パッド
32 第2の接触パッド
33 誘電体充填材料
34 ソース端子
34a 第1の面
34b 第2の面
35 ゲート端子
35a 第1の面
35b 第2の面
100 半導体デバイスパッケージ
150 第2のゲート抵抗器
151 第1の導電線
152 第3のゲート抵抗器
154 導電要素
200 半導体デバイスパッケージ
【外国語明細書】