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特開2023-109260情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023109260
(43)【公開日】2023-08-08
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20230801BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022010677
(22)【出願日】2022-01-27
(71)【出願人】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 珠実
(72)【発明者】
【氏名】入内島 一成
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 修平
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ユーザの商品の買い忘れの防止を向上できる情報処理システム、装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置及び複数の端末がネットワークを介して通信する情報処理システムにおいて、情報処理装置10は、端末から入力されたユーザの入力情報を、ユーザ情報記憶部121、買物リスト記憶部122及び外出予定情報記憶部123に登録する登録部11と、グループの各ユーザの現在位置情報を取得する現在位置情報取得部13と、現在位置情報と購入予定店舗の位置情報又は関連場所の位置情報とに基づいて、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内にグループのユーザがいるか否かを判定する位置判定部14と、所定の範囲内にグループのユーザがいると判定された場合、判定されたグループのユーザの端末に対して、判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所に紐づく購入予定商品の購入を促す通知を行う通知部15と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のユーザがそれぞれ用いる複数の端末と、
前記複数の端末と通信する情報処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
所定のグループに割り当てられた前記複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶し、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品の購入を促す通知を行う
情報処理システム。
【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記所定の範囲内にいると判定されたグループのユーザが複数の場合、前記判定されたグループの複数のユーザのそれぞれの端末に対して、同一の商品を購入する可能性がある旨の通知をさらに行い、
前記グループの所定のユーザの端末から前記購入を促した商品の購入希望情報を受信した場合、前記判定されたグループの複数のユーザの端末に対して、前記グループの所定のユーザが前記購入を促した前記購入予定の商品の購入を希望する旨の通知をさらに行う
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、
前記グループの外出予定のあるユーザの外出予定場所の位置情報をさらに取得し、
前記外出予定場所の位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記外出予定場所があるか否かをさらに判定し、
前記所定の範囲内に前記外出予定場所があると判定された場合、前記外出予定のあるユーザの端末に対して、前記判定に用いられた前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品が前記外出予定場所の近くにある旨の通知を行う
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記情報処理装置は、
前記外出予定のあるユーザの前記外出予定場所までの経由場所の位置情報をさらに取得し、
前記経由場所の位置情報と前記店舗又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記経由場所があるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記経由場所があると判定された場合、前記外出予定のあるユーザの端末に対して、前記判定に用いられる前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品が前記外出予定場所の近くにある旨の通知を行う
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記外出予定場所までの経由場所は、
前記外出予定場所まで前記外出予定のあるユーザが公共交通機関を利用する場合における、前記公共交通機関の乗り換え場所である
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記外出予定場所までの経由場所は、
前記外出予定場所まで前記外出予定のあるユーザが徒歩又は車を利用する場合における、移動ルートである
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、
前記端末から受信した前記グループのユーザの入力情報に基づいて、前記買物リストにおける前記購入予定の商品の購入状況を更新し、
前記購入予定の商品の購入状況が更新された後、前記グループの各ユーザの端末に対して前記購入予定の商品の購入状況が更新された旨の通知を行う
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶する買物リスト記憶部と、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定する位置判定部と、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う通知部と、を備える
情報処理装置。
【請求項9】
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶手段に記憶させ、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う
情報処理方法。
【請求項10】
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶手段に記憶させ、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う処理を、コンピュータに実行させる
プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザの商品の買い忘れなどを防止する情報提供装置が開示されている。情報提供装置は、店舗名を少なくとも含む店舗情報と、各店舗にて入手可能な商品に関連する情報である商品情報と、を対応付けて記録する。情報提供装置は、ユーザの指定する商品がある店舗の位置情報とユーザの現在位置情報とに基づいて、対象の店舗(例えばユーザの現在位置から半径1km以内にある店舗)を抽出し、抽出された店舗に対応する商品関連情報をユーザに提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-045149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に係る技術では、ユーザは店舗から所定の範囲内に自身がいない場合には、購入予定の商品の情報などを含む通知を受け取れないため、商品の買い忘れの防止機能に改善の余地があった。例えば、店舗から所定範囲内にはないが店舗の最寄り駅など店舗に関連する場所にユーザが入った場合に通知を受け取れれば、ユーザの商品の買い忘れの防止機能が向上できることが考えられる。
【0005】
本開示では、そのような課題を鑑みることによって、ユーザの商品の買い忘れの防止を向上できる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の情報処理システムは、
複数のユーザがそれぞれ用いる複数の端末と、
前記複数の端末と通信する情報処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
所定のグループに割り当てられた前記複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶し、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品の購入を促す通知を行う。
【0007】
本開示の情報処理装置は、
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶する買物リスト記憶部と、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定する位置判定部と、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う通知部と、を備える。
【0008】
本開示の情報処理方法は、
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶手段に記憶させ、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う。
【0009】
本開示のプログラムは、
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶手段に記憶させ、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う処理を、コンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示により、ユーザの商品の買い忘れの防止を向上できる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】第1,第2の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図2】第2の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図3】第2の実施形態に係る情報処理装置に記憶される買物リストの一例を示す表である。
図4】第2の実施形態に係る情報処理装置におけるユーザの登録の動作を示すフローチャートである。
図5】第2の実施形態に係る情報処理装置における買物リストの登録の動作を示すフローチャートである。
図6】第2の実施形態に係る情報処理装置におけるユーザの現在位置に基づく購入予定商品の通知の動作を示すフローチャートである。
図7】第2の実施形態に係る情報処理装置における商品購入調整の動作を示すフローチャートである。
図8】第2の実施形態に係る情報処理装置におけるグループのユーザが購入予定商品を購入した場合の買物リストの更新動作を示すフローチャートである。
図9】第2の実施形態に係る情報処理装置におけるグループのユーザが購入予定商品の購入を不要とした場合の買物リストの更新動作を示すフローチャートである。
図10】第2の実施形態に係る情報処理装置におけるグループのユーザによって外出予定登録された場合の購入予定商品の通知の動作を示すフローチャートである。
図11】第1,第2の実施形態に係るコンピュータの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
【0013】
(第1の実施形態)
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る情報処理システム100の構成を説明する。図1に示すように、第1の実施形態に係る情報処理システム100は、複数のユーザがそれぞれ用いる複数の端末20と、複数の端末20とそれぞれ通信する情報処理装置10と、を備える。
【0014】
情報処理装置10は、所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶する。
【0015】
次に、情報処理装置10は、グループの各ユーザの現在位置情報を取得する。次に、情報処理装置10は、現在位置情報と店舗の位置情報又は関連場所の位置情報とに基づいて、店舗又は関連場所から所定の範囲内にグループのユーザがいるか否かを判定する。そして、情報処理装置10は、所定の範囲内にグループのユーザがいると判定された場合、判定されたグループのユーザの端末20に対して、判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う。
【0016】
したがって、第1の実施形態に係る情報処理システム100では、グループの各ユーザは、店舗から所定範囲内に入った場合に加え、関連場所から所定範囲内に入った場合にも、購入予定の商品の通知を受け取ることができる。つまり、情報処理システム100は、ユーザの商品の買い忘れの防止機能を向上できる。
【0017】
(第2の実施形態)
続いて、図1を用いて、第2の実施形態に係る情報処理システム200の構成を説明する。第2の実施形態に係る情報処理システム200は、第1の実施形態に係る情報処理システム100を具体化したものである。
【0018】
図1に示すように、情報処理システム200は、情報処理装置10及び複数の端末20を備える。情報処理装置10は、例えばサーバであり、各端末20とネットワークを介して通信する。端末20は、例えば携帯電話やタブレットなどユーザが用いる端末である。
【0019】
続いて、図2及び図3を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10の構成を詳細に説明する。
図2に示すように、情報処理装置10は、登録部11、記憶部12、現在位置情報取得部13、位置判定部14及び通知部15を備える。記憶部12は、ユーザ情報記憶部121、買物リスト記憶部122及び外出予定情報記憶部123を備える。
【0020】
登録部11は、端末20から入力されたユーザの入力情報を、後述するユーザ情報記憶部121、買物リスト記憶部122及び外出予定情報記憶部123に登録する。
具体的には、登録部11は、端末20から入力されたユーザの情報(以下、ユーザ情報)をユーザ情報記憶部121に登録する。この際、ユーザは、所定のグループに割り当てられる。ユーザの情報は、ユーザの名前、年齢や性別等のユーザを識別できる識別情報やユーザをグループに割り当てるためのグループカテゴリを含む。グループカテゴリは、例えば家族や会社などである。
【0021】
また、登録部11は、同じグループに割り当てられたユーザの間で共有できる買物リスト記憶部122の買物リストに端末20から入力された各入力情報を登録する。
詳細には、登録部11は、購入予定の商品(以下、購入予定商品)の商品情報を買物リストに登録する。購入予定商品の商品情報は、購入予定商品の登録日、商品の識別情報(商品名)及び個数/量/メモの情報を含む。また、登録部11は、購入予定商品に1又は複数の購入予定商品を購入する店舗(以下、購入予定店舗)の情報を紐づけて買物リストに登録する。購入予定店舗の情報は、購入予定店舗の識別情報(店舗名など)や購入予定店舗の位置情報を含む。また、登録部11は、購入予定商品に、1又は複数の購入予定店舗に関連する場所(以下、関連場所)の情報を紐づけて買物リストに登録する。関連場所の情報は、関連場所の識別情報(関連場所名など)や購入予定店舗の位置情報を含む。関連場所は、購入予定店舗に関連する場所に限られず、後述するユーザが通知を受けたい場所などユーザが選んだ任意の場所であってもよい。
【0022】
また、登録部11は、ユーザの外出予定時にユーザが購入予定商品の購入を希望する外出予定時の購入予定商品の購入希望情報を端末20から受信した場合、購入希望情報に基づいて購入予定商品に外出予定登録者を紐づけて買物リストに登録する。この際、買物リストには、購入予定商品を購入する外出予定登録者の名前及び外出予定登録者が購入予定商品を購入する年月日が登録される。
【0023】
また、登録部11は、ユーザによる購入予定商品の購入状況を端末20から受信した場合、購入状況に基づいて購入予定商品の購入の有無を買物リストに登録する。また、登録部11は、ユーザによって購入予定商品が購入された場合、購入された購入日時を登録する。
また、登録部11は、ユーザの外出予定を示す外出予定情報を外出予定情報記憶部123に記憶する。
【0024】
ユーザ情報記憶部121は、ユーザをグループに割り当てて、ユーザの情報を記憶する。買物リスト記憶部122は、グループの各ユーザの間で共有できる買物リストを記憶する。外出予定情報記憶部123は、ユーザの外出予定を示す外出予定情報を記憶する。
【0025】
図3は、第2の実施形態に係る情報処理装置10の買物リスト記憶部122に記憶される買物リストの一例を示す。
図3に示すように、買物リストは、同じグループのユーザの間で共有できる。例えば、買物リストは、同じグループのユーザA~ユーザCの間で共有できる。
【0026】
買物リストには、ユーザごとに1又は複数の購入予定の商品(以下、購入予定商品)の商品情報が登録されている。例えば、買物リストには、ユーザAによって、2021/10/1に1斤の生食パンXが登録されている。
【0027】
また、買物リストには、購入予定商品に1又は複数の購入予定店舗又は1又は複数の関連場所の情報が紐づけて登録されている。例えば、買物リストには、ユーザAによって生食パンXはS区X店B1階又はS区Y店B1階で購入される予定であることが登録されている。また、買物リストには、S区X店B1階又はS区Y店B1階の最寄り駅である関連場所のS駅が登録されている。
【0028】
買物リストには、購入予定商品を購入する外出予定登録者の名前及び外出予定登録者が購入予定商品を購入する年月日が登録されている。例えば、買物リストには、ユーザAによって、2021/10/2に生食パンXが購入される予定であることが登録されている。
【0029】
また、買物リストには、購入予定商品の購入の有無が登録されている。例えば、ユーザCによって登録された米Xは、ユーザAによって2021/11/15の18:03に購入済みであることが登録されている。
【0030】
図2の説明に戻る。現在位置情報取得部13は、グループの各ユーザの現在位置情報を取得する。現在位置情報取得部13は、所定の間隔でグループの各ユーザの現在位置情報を取得する。ユーザの現在位置情報は、例えば端末20のGPS(Global Positioning System)情報に基づいて算出される。
【0031】
位置判定部14は、現在位置情報と購入予定店舗の位置情報又は関連場所の位置情報とに基づいて、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内にグループのユーザがいるか否かを判定する。
【0032】
通知部15は、所定の範囲内にグループのユーザがいると判定された場合、判定されたグループのユーザの端末20に対して、判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所に紐づく購入予定商品の購入を促す通知を行う。ここで、通知部15は、所定の範囲内にいると判定されたグループのユーザが複数の場合、判定されたグループの複数のユーザのそれぞれの端末に対して、同一の商品を購入する可能性がある旨の通知を行う。そして、通知部15は、グループの所定のユーザの端末20から購入を促した購入予定商品の購入希望情報を受信した場合、判定されたグループの複数のユーザの端末20に対して、グループの所定のユーザが購入を促した購入予定商品の購入を希望する旨の通知を行う。
【0033】
さらに、位置判定部14は、外出予定情報記憶部123の外出予定情報を参照し、グループの外出予定のあるユーザの外出予定場所の位置情報を取得する。位置判定部14は、外出予定場所の位置情報と購入予定店舗の位置情報又は関連場所の位置情報とに基づいて、購入予定店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記外出予定場所があるか否かを判定する。通知部15は、所定の範囲内に外出予定場所があると判定された場合、外出予定のあるユーザの端末20に対して、判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所に紐づく購入予定商品が外出予定場所の近くにある旨の通知を行う。
【0034】
また、位置判定部14は、外出予定情報記憶部123の外出予定情報を参照し、外出予定のあるユーザの外出予定場所までの経由場所の位置情報を取得する。位置判定部14は、経由場所の位置情報と購入予定店舗又は関連場所の位置情報とに基づいて、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に経由場所があるか否かを判定する。外出予定場所までの経由場所は、外出予定場所まで外出予定のあるユーザが公共交通機関を利用する場合における、公共交通機関の乗り換え場所である。また、外出予定場所までの経由場所は、外出予定場所まで外出予定のあるユーザが徒歩又は車を利用する場合における、移動ルートである。通知部15は、所定の範囲内に経由場所があると判定された場合、外出予定のあるユーザの端末20に対して、判定に用いられる購入予定店舗に紐づく購入予定商品が外出予定場所の近くにある旨の通知を行う。
【0035】
続いて、図4図10を用いて、第2の実施形態に係る情報処理システム200の動作を説明する。
図4を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10におけるユーザの登録の動作を説明する。
【0036】
図4に示すように、まず、ステップS101では、情報処理装置10の登録部11は、端末20からユーザ情報を取得する。次に、ステップS102では、登録部11は、ユーザ情報に基づいて、ユーザをユーザ情報記憶部121に登録する。この際、ユーザはグループに割り当てられる。次に、ステップS103では、登録部11は、同じグループのユーザの間のみで共有できる買物リストを買物リスト記憶部122に作成する。次に、ステップS104では、現在位置情報取得部13は、グループの各ユーザの位置情報を取得可能に設定する。
【0037】
続いて、図5を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10における買物リストの登録の動作を説明する。
図5に示すように、まず、ステップS201では、情報処理装置10の登録部11は、登録されたユーザの端末20から、購入予定商品の商品情報を取得する。また、登録部11は、当該ユーザの端末20から購入予定店舗の識別情報及び購入予定店舗の関連場所の識別情報を取得する。本実施形態では、識別情報は名称であるが、それに限られず識別情報であれば識別コードなどであってもよい。次に、ステップS202では、登録部11は、取得した購入予定商品の商品情報、購入予定店舗の識別情報及び関連場所の識別情報を買物リスト記憶部122の買物リストに登録する。
【0038】
次に、ステップS203では、登録部11は、登録された購入予定店舗及び関連場所の位置情報を取得する。例えば、登録部11は、登録された購入予定店舗及び関連場所の識別情報から購入予定店舗及び関連場所の位置情報を算出し、位置情報を取得する。また、登録部11は、自装置の記憶手段から購入予定店舗の位置情報及び関連場所の位置情報を取得してもよい。次に、ステップS204では、登録部11は、購入予定店舗及び関連場所の位置情報を買物リストに登録する。
【0039】
ここで、情報処理装置10は、買物リストの登録後、次の動作を実行できる。情報処理装置10は、登録されたユーザの端末20から受信した入力情報に基づいて当該端末20に買物リスト記憶部122の買物リストを開示する。
【0040】
また、情報処理装置10は、登録されたユーザの端末20から受信した入力情報に基づいて買物リスト記憶部122の買物リストを更新することができる。例えば、情報処理装置10は、登録されたユーザの端末20から受信した入力情報に基づいて買物リスト記憶部122の買物リストから該当する購入予定の商品を削除する。その場合、情報処理装置10は、購入予定の商品の購入状況が更新された後、グループの各ユーザの端末に対して購入予定の商品の購入状況が更新された旨の通知を行う。
【0041】
続いて、図6を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10におけるユーザの現在位置に基づく購入予定商品の通知の動作を説明する。
図6に示すように、まず、ステップS301では、情報処理装置10の現在位置情報取得部13は、グループの各ユーザの現在位置情報を各端末20から取得する。ここで、現在位置情報取得部13は、グループの各ユーザの現在位置情報を所定の間隔で各端末20から取得する。
【0042】
次に、ステップS302では、位置判定部14は、当該現在位置情報と買物リスト記憶部122の買物リストにおける購入予定店舗又は関連場所の位置情報に基づいて、店舗又は関連場所から所定の範囲内にグループのユーザがいるか否かを判定する。所定の範囲内は、例えば1kmであるが、それに限られず各々設定できる。
【0043】
次に、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内にグループのユーザがいないと判定された場合(ステップS302のNO)、情報処理装置10は、処理を終了する。一方、店舗又は関連場所から所定の範囲内にグループのユーザがいると判定された場合(ステップS302のYES)、通知部15はステップS303の処理を行う。
【0044】
ステップS303では、通知部15は、判定されたユーザの端末20に、判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所に紐づく購入予定商品(対象の購入予定商品)の購入を促す通知を行う。対象の購入予定商品の購入を促す通知は、判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所の識別情報、当該購入予定店舗又は関連場所の位置情報、対象の購入予定商品の商品情報を含む。
【0045】
ここで、通知部15は、買物リストにおいて対象の購入予定商品に外出予定登録者が紐づけられている場合、判定されたユーザの端末20に、さらに補足情報として、外出予定登録をしたグループのユーザが対象の購入予定商品の近くにいく旨を通知する。
【0046】
次に、ステップS304では、位置判定部14は、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内にグループの複数のユーザがいるか否かを判定する。所定の範囲内に複数のユーザがいないと判定された場合(ステップS304のNO)、情報処理装置10は処理を終了する。一方、所定の範囲内に複数のユーザがいると判定された場合(ステップS304のYES)、通知部15はステップS305の処理を行う。
ステップS305では、通知部15は、判定された複数のユーザ全員の端末20に同一の購入予定商品を購入しようとしている旨の通知を行う。
【0047】
したがって、第2の実施形態に係る情報処理システム200では、グループの各ユーザは、店舗から所定範囲内に入った場合に加え、関連場所から所定範囲内に入った場合にも、購入予定商品の通知を受け取ることができる。よって、情報処理システム200は、ユーザの商品の買い忘れの防止機能を向上できる。例えば、店舗から所定範囲内にはないが店舗の最寄り駅など店舗に関連する場所にユーザが入った場合に通知を受け取れるため、ユーザの商品の買い忘れの防止機能が向上できる。
【0048】
また、情報処理システム200では、買物リストに登録された購入予定商品はグループの各ユーザで共有されている。情報処理システム200では、グループの各ユーザは、自身が登録した購入予定商品の通知だけではなく、グループの他のユーザが登録した購入予定商品の通知も受け取ることができる。
【0049】
また、情報処理システム200では、グループの各ユーザは、通知によって同一の購入予定商品を購入しようとしていることを把握できるため、購入予定商品の購入を中止するなどの判断ができる。
【0050】
続いて、図7を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10のグループのユーザの間での誰が購入予定商品を購入するかを決める(商品購入調整)の動作を説明する。例えば、ステップS305の後、情報処理装置10は、グループのユーザの間で同一の購入予定商品を購入しようとしている場合、グループの他のユーザとの間で誰が購入予定商品を購入するかを決めることができる。
【0051】
図7に示すように、まず、ステップS401では、情報処理装置10の登録部11は、自身が購入予定商品の購入を希望するという購入予定商品の購入希望情報をグループのユーザの端末20から取得する。購入希望情報は、購入希望の商品(以下、購入希望商品)の商品情報の識別情報や個数/量/メモ等を含む。次に、ステップS402では、通知部15は、購入希望情報に基づいて、グループの所定のユーザが購入予定商品を購入希望する旨の通知をグループのユーザ全員の端末20に行う。
【0052】
したがって、第2の実施形態に係る情報処理システム200では、グループの各ユーザは、通知によってグループの所定のユーザが購入予定商品の購入を希望していることを把握できるため、購入予定商品の購入を中止するなどの判断ができる。
【0053】
続いて、図8を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10におけるグループのユーザが購入予定商品を購入した場合の買物リストの更新動作を説明する。
図8に示すように、まず、ステップS501では、情報処理装置10の登録部11は、グループのユーザの端末20から購入予定商品が購入済みになったという購入済み情報を取得する。購入済み情報は、購入済みの商品(以下、購入済み商品)の商品情報の識別情報や個数/量/メモ等を含む。
【0054】
次に、ステップS502では、登録部11は、買物リスト記憶部122の買物リストにアクセスし、購入済み情報に基づいて、買物リストの該当する購入予定商品に購入済みを設定する。ここで、前述したステップS302の処理では、位置判定部14は、購入済みが設定された購入予定商品に紐づく購入予定店舗又は関連場所を用いて位置判定を行わないようにできる。
【0055】
次に、ステップS503では、通知部15は、グループの所定の購入予定商品が購入済みになった旨の通知をグループのユーザ全員の端末20に行う。この際、通知部15は、誰が購入予定商品を購入したかの通知をグループのユーザ全員の端末20に行ってもよい。
【0056】
したがって、第2の実施形態に係る情報処理システム200では、グループの各ユーザは、通知によって購入予定商品が購入済みになったことを把握できるため、購入予定商品の購入を中止するなどの判断ができる。
【0057】
続いて、図9を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10におけるグループのユーザが購入予定商品の購入を不要とした場合の買物リストの更新動作を説明する。
まず、ステップS601では、情報処理装置10の登録部11は、購入予定商品の購入が不要になったという購入不要情報をグループのユーザの端末20から取得する。購入不要情報は、購入不要の商品(以下、購入不要商品)の商品情報の識別情報や個数/量/メモ等を含む。
【0058】
次に、ステップS602では、登録部11は、買物リスト記憶部122の買物リストにアクセスし、購入不要情報に基づいて、買物リストから購入不要商品と一致する購入予定商品を削除する。
次に、ステップS603では、通知部15は、購入予定商品が買物リストから削除された旨の通知をグループのユーザ全員の端末20に実行する。
【0059】
したがって、第2の実施形態に係る情報処理システム200では、グループの各ユーザは、通知によって購入予定商品が購入不要になったことを把握できるため、購入予定商品の購入を中止するなどの判断ができる。
【0060】
続いて、図10を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10におけるグループのユーザによって外出予定登録された場合の購入予定商品の通知の動作を説明する。
まず、ステップS701では、情報処理装置10の登録部11は、グループのユーザの端末20からユーザの外出予定を示す外出予定情報を取得する。外出予定情報記憶部123は、外出予定情報を記憶する。外出予定情報は、外出予定日時及び外出予定場所の識別情報を含む。
【0061】
なお、他の一例として、外出予定情報は、外出予定日時、外出予定場所の識別情報及び外出予定場所まで公共交通機関を利用した場合の乗り換え場所の識別情報を含んでいてもよい。乗り換え場所は、ルート検索結果などによって特定されたものである。なお、乗り換え場所は、ユーザの立ち寄り場所であってもよい。
【0062】
また、他の一例として、外出予定情報は、外出予定日時、外出予定場所及び外出予定場所まで徒歩や車移動の場合の移動ルートの識別情報を含んでいてもよい。移動ルートは、ルート検索結果によって特定されたものである。
【0063】
次に、ステップS702では、登録部11は、外出予定情報記憶部123に記憶された外出予定場所の識別情報に基づいて外出予定場所の位置情報を取得する。具体的には、登録部11は、外出予定場所の識別情報を用いて外出予定場所の位置情報を算出することによって、外出予定場所の位置情報を取得する。
【0064】
なお、登録部11は、外出予定情報記憶部123に記憶された外出予定情報から乗り換え場所又は通過場所の位置情報を取得してもよい。具体的には、位置判定部14は、外出予定情報記憶部123に乗り換え場所の識別情報が記憶されている場合、乗り換え場所の識別情報を用いて乗り換え場所の位置情報を算出する。また、位置判定部14は、外出予定情報記憶部123に移動ルートの識別情報が記憶されている場合、移動ルートの識別情報を用いてルートの位置情報を算出する。
【0065】
次に、ステップS703では、位置判定部14は、外出予定場所の位置情報と買物リスト記憶部122の買物リストの購入予定店舗又は関連場所の位置情報とを用いて、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に外出予定場所があるか否かを判定する。所定の範囲内は、例えば1km以内である。購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に外出予定場所がないと判定された場合(ステップS703のNO)、情報処理装置10は、処理を終了する。一方、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に外出予定場所があると判定された場合(ステップS703のYES)、通知部15はステップS704の処理を行う。
【0066】
次に、ステップS704では、通知部15は、判定対象の外出予定場所を登録したグループのユーザの端末20に、外出予定場所の近くに判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所に紐づく購入予定商品(対象の購入予定商品)がある旨の通知を行う。当該通知は、判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所の識別情報や位置情報を含んでいてもよい。
【0067】
なお、外出予定情報記憶部123に乗り換え場所の位置情報が記憶されている場合、位置判定部14は、次の処理を行ってもよい。位置判定部14は、乗り換え場所の位置情報と買物リストの購入予定店舗又は関連場所の位置情報を用いて、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に乗り換え場所があるか否かを判定する。所定の範囲内は、例えば1km以内である。所定の範囲内は、上述した外出予定場所の位置判定時の範囲と変動させてもよい。購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に乗り換え場所がないと判定された場合、情報処理装置10は、処理を終了する。一方、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に乗り換え場所があると判定された場合、通知部15は、ユーザの端末20に、外出予定場所まで公共交通機関を利用した場合の乗り換え場所の近くに対象の購入予定商品がある旨の通知を実行する。当該通知は、判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所の識別情報や位置情報を含んでいてもよい。
【0068】
また、外出予定情報記憶部123に移動ルートの位置情報が記憶されている場合、位置判定部14は、次の処理を行ってもよい。位置判定部14は、移動ルートの位置情報と買物リストの購入予定店舗又は関連場所の位置情報の位置情報を用いて、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内にルートがあるか否かを判定する。所定の範囲内は、例えば車の場合なら2km以内、徒歩の場合なら1km以内である。所定の範囲内は、上述した外出予定場所等の位置判定時の範囲と変動させてもよい。購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に移動ルートがないと判定された場合、情報処理装置10は、処理を終了する。一方、購入予定店舗又は関連場所から所定の範囲内に移動ルートがあると判定された場合、通知部15は、ユーザの端末20に、外出予定場所まで徒歩や車移動の場合の移動ルートの近くに対象の購入予定商品がある旨の通知を実行する。当該通知は、判定に用いられた購入予定店舗又は関連場所の識別情報や位置情報を含んでいてもよい。
【0069】
次に、ステップS705では、登録部11は、買物リスト記憶部122の買物リストにアクセスし、外出予定時の購入希望情報に基づいて、買物リストにおいて外出予定時の購入希望商品に一致する購入予定商品にユーザの識別情報と外出予定日とを登録する。
【0070】
したがって、第2の実施形態に係る情報処理システム200では、グループの各ユーザは、外出予定を登録することで外出予定場所の近くに購入予定商品がある場合、当該購入予定商品の通知を受けることができる。
【0071】
<ハードウェア構成の例>
情報処理装置10及び端末20の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウェア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、上記装置の各機能構成部がハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
【0072】
図11は、コンピュータ500のハードウェア構成を例示するブロック図である。情報処理装置10及び端末20はいずれも、図11に示すハードウェア構成を持つコンピュータ500で実現することができる。コンピュータ500は、スマートフォンやタブレット端末などといった可搬型のコンピュータであってもよいし、PC(Personal computer)などの据え置き型のコンピュータであってもよい。コンピュータ500は、専用のコンピュータであってもよいし、汎用のコンピュータであってもよい。例えば、端末20は、専用の端末であってもよい。
【0073】
例えば、コンピュータ500に対して所定のアプリケーションをインストールすることにより、コンピュータ500に所望の機能を持たせることができる。情報処理装置10の各機能を実現するアプリケーションをコンピュータ500にインストールすることにより、コンピュータ500で、各機能が実現される。
【0074】
コンピュータ500は、バス501、プロセッサ502、メモリ503、ストレージデバイス504、入出力インタフェース(I/F)505、及びネットワークインタフェース(I/F)506を有する。バス501は、プロセッサ502、メモリ503、ストレージデバイス504、入出力インタフェース505、及びネットワークインタフェース506が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ502などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
【0075】
プロセッサ502は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、又は FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ503は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス504は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
【0076】
入出力インタフェース505は、コンピュータ500と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース505には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。
【0077】
ネットワークインタフェース506は、コンピュータ500をネットワークに接続するためのインタフェースである。このネットワークは、LAN(Local Area Network)であってもよいし、WAN(Wide Area Network)であってもよい。
【0078】
ストレージデバイス504は、所望の機能を実現するためのプログラムが格納されている。例えば、コンピュータ500が有するストレージデバイス504には、情報処理装置10の各機能を実現するためのプログラムが格納されている。プロセッサ502は、このプログラムをメモリ503に読み出して実行することで、各機能を実現する。
【0079】
これらのプログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
【0080】
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
【0081】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数のユーザがそれぞれ用いる複数の端末と、
前記複数の端末と通信する情報処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
所定のグループに割り当てられた前記複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶し、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品の購入を促す通知を行う
情報処理システム。
(付記2)
前記情報処理装置は、
前記所定の範囲内にいると判定されたグループのユーザが複数の場合、前記判定されたグループの複数のユーザのそれぞれの端末に対して、同一の商品を購入する可能性がある旨の通知をさらに行い、
前記グループの所定のユーザの端末から前記購入を促した商品の購入希望情報を受信した場合、前記判定されたグループの複数のユーザの端末に対して、前記グループの所定のユーザが前記購入を促した前記購入予定の商品の購入を希望する旨の通知をさらに行う
付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記情報処理装置は、
前記グループの外出予定のあるユーザの外出予定場所の位置情報をさらに取得し、
前記外出予定場所の位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記外出予定場所があるか否かをさらに判定し、
前記所定の範囲内に前記外出予定場所があると判定された場合、前記外出予定のあるユーザの端末に対して、前記判定に用いられた前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品が前記外出予定場所の近くにある旨の通知を行う
付記1又は2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記情報処理装置は、
前記外出予定のあるユーザの前記外出予定場所までの経由場所の位置情報をさらに取得し、
前記経由場所の位置情報と前記店舗又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記経由場所があるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記経由場所があると判定された場合、前記外出予定のあるユーザの端末に対して、前記判定に用いられる前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品が前記外出予定場所の近くにある旨の通知を行う
付記3に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記外出予定場所までの経由場所は、
前記外出予定場所まで前記外出予定のあるユーザが公共交通機関を利用する場合における、前記公共交通機関の乗り換え場所である
付記4に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記外出予定場所までの経由場所は、
前記外出予定場所まで前記外出予定のあるユーザが徒歩又は車を利用する場合における、移動ルートである
付記4に記載の情報処理システム。
(付記7)
前記情報処理装置は、
前記端末から受信した前記グループのユーザの入力情報に基づいて、前記買物リストにおける前記購入予定の商品の購入状況を更新し、
前記購入予定の商品の購入状況が更新された後、前記グループの各ユーザの端末に対して前記購入予定の商品の購入状況が更新された旨の通知を行う
付記1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記8)
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶する買物リスト記憶部と、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定する位置判定部と、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う通知部と、を備える
情報処理装置。
(付記9)
前記通知部は、
前記所定の範囲内にいると判定されたグループのユーザが複数の場合、前記判定されたグループの複数のユーザのそれぞれの端末に対して、同一の商品を購入する可能性がある旨の通知をさらに行い、
前記グループの所定のユーザの端末から前記購入を促した商品の購入希望情報を受信した場合、前記判定されたグループの複数のユーザに対して、前記グループの所定のユーザが前記購入を促した前記購入予定の商品の購入を希望する旨の通知をさらに行う
付記8に記載の情報処理装置。
(付記10)
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶手段に記憶させ、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う
情報処理方法。
(付記11)
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶手段に記憶させ、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う処理を、コンピュータに実行させる
プログラム。
【符号の説明】
【0082】
10 情報処理装置
11 登録部
12 記憶部
13 現在位置情報取得部
14 位置判定部
15 通知部
20 端末
100 情報処理システム
121 ユーザ情報記憶部
122 買物リスト記憶部
123 外出予定情報記憶部
200 情報処理システム
500 コンピュータ
501 バス
502 プロセッサ
503 メモリ
504 ストレージデバイス
505 入出力インタフェース(I/F)
506 ネットワークインタフェース(I/F)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2023-05-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のユーザがそれぞれ用いる複数の端末と、
前記複数の端末と通信する情報処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
所定のグループに割り当てられた前記複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶し、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品の購入を促す通知を行う
情報処理システム。
【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記所定の範囲内にいると判定されたグループのユーザが複数の場合、前記判定されたグループの複数のユーザのそれぞれの端末に対して、同一の商品を購入する可能性がある旨の通知をさらに行い、
前記グループの所定のユーザの端末から前記購入を促した商品の購入希望情報を受信した場合、前記判定されたグループの複数のユーザの端末に対して、前記グループの所定のユーザが前記購入を促した前記購入予定の商品の購入を希望する旨の通知をさらに行う
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、
前記グループの外出予定のあるユーザの外出予定場所の位置情報をさらに取得し、
前記外出予定場所の位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記外出予定場所があるか否かをさらに判定し、
前記所定の範囲内に前記外出予定場所があると判定された場合、前記外出予定のあるユーザの端末に対して、前記判定に用いられた前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品が前記外出予定場所の近くにある旨の通知を行う
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記情報処理装置は、
前記外出予定のあるユーザの前記外出予定場所までの経由場所の位置情報をさらに取得し、
前記経由場所の位置情報と前記店舗又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記経由場所があるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記経由場所があると判定された場合、前記外出予定のあるユーザの端末に対して、前記判定に用いられる前記店舗又は前記関連場所に紐づく前記購入予定の商品が前記外出予定場所の近くにある旨の通知を行う
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記外出予定場所までの経由場所は、
前記外出予定場所まで前記外出予定のあるユーザが公共交通機関を利用する場合における、前記公共交通機関の乗り換え場所である
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記外出予定場所までの経由場所は、
前記外出予定場所まで前記外出予定のあるユーザが徒歩又は車を利用する場合における、移動ルートである
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、
前記端末から受信した前記グループのユーザの入力情報に基づいて、前記買物リストにおける前記購入予定の商品の購入状況を更新し、
前記購入予定の商品の購入状況が更新された後、前記グループの各ユーザの端末に対して前記購入予定の商品の購入状況が更新された旨の通知を行う
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶する買物リスト記憶部と、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定する位置判定部と、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う通知部と、を備える
情報処理装置。
【請求項9】
コンピュータが、
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶手段に記憶させ、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う
情報処理方法。
【請求項10】
所定のグループに割り当てられた複数のユーザの間で共有され、購入予定の商品の商品情報に前記購入予定の商品の置かれる店舗の位置情報と前記店舗に関連する関連場所の位置情報とが紐づけて登録される買物リストを記憶手段に記憶させ、
前記グループの各ユーザの現在位置情報を取得し、
前記現在位置情報と前記店舗の位置情報又は前記関連場所の位置情報とに基づいて、前記店舗又は前記関連場所から所定の範囲内に前記グループのユーザがいるか否かを判定し、
前記所定の範囲内に前記グループのユーザがいると判定された場合、前記判定されたグループのユーザの端末に対して、前記判定に用いられた店舗又は関連場所に紐づく購入予定の商品の購入を促す通知を行う処理を、コンピュータに実行させる
プログラム。