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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023110345
(43)【公開日】2023-08-09
(54)【発明の名称】食札印刷システム及び食札印刷方法
(51)【国際特許分類】
   G16H 20/60 20180101AFI20230802BHJP
【FI】
G16H20/60
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022011730
(22)【出願日】2022-01-28
(71)【出願人】
【識別番号】000000295
【氏名又は名称】沖電気工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100116964
【弁理士】
【氏名又は名称】山形 洋一
(74)【代理人】
【識別番号】100120477
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 賢改
(74)【代理人】
【識別番号】100135921
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 昌彦
(74)【代理人】
【氏名又は名称】半田 淳一
(72)【発明者】
【氏名】黒澤 直樹
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA15
(57)【要約】
【課題】容易に食物の画像を食札に形成できるようにすること
【解決手段】食札印刷システム100は、献立データから、複数の構成要素のそれぞれにおいて、食物の種類及びサイズ又は量の選択を受け付けることで、個人の食事の選択を受け付け、食事において選択されている食物の種類及びサイズ又は量を示す食事データと、食事において選択された食物の種類、及び、食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量を示す像管理データとを生成するデータ管理装置120と、像管理データから、対象種類及び対象サイズ又は対象量として、食事において選択された食物の種類、及び、選択された食物の種類の一つのサイズ又は量の選択を受け付け、その対象サイズ又は対象量のその対象種類の画像を対象画像として撮像する携帯端末110と、食事データを参照して食札を印刷するための印刷データを生成する印刷管理装置140とを備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
献立を構成する複数の構成要素のそれぞれにおいて選択することのできる、食物の複数の種類及び複数のサイズ又は量を示す献立データと、前記献立から選択された食事を配膳する個人に前記食事を配膳する際に表示する情報を示す個人データと、を記憶する記憶部と、
前記献立データから、前記複数の構成要素のそれぞれにおいて、食物の種類及びサイズ又は量の選択を受け付けることで、前記個人の前記食事の選択を受け付ける食事選択受付部と、
前記食事において選択されている食物の種類及びサイズ又は量を示す食事データを生成する食事データ生成部と、
前記食事において選択された食物の種類、及び、前記食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量を示す像管理データを生成する像管理データ生成部と、
前記像管理データから、対象種類及び対象サイズ又は対象量として、前記食事において選択された食物の種類、及び、前記食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量に含まれる一つのサイズ又は量の選択を受け付ける対象選択受付部と、
前記対象サイズ又は前記対象量の前記対象種類の画像を対象画像として取得する像取得部と、
前記食事データを参照して、前記対象サイズ又は前記対象量が、前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と同じ場合には、前記対象画像を印刷画像とし、前記対象サイズ又は前記対象量が前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と異なる場合には、前記対象画像のサイズ又は量を前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量に変更することで前記印刷画像を生成し、前記印刷画像及び前記個人データで示される情報を示す食札を印刷するための印刷データを生成する印刷管理制御部と、を備えること
を特徴とする食札印刷システム。
【請求項2】
各種画面画像を表示する表示部をさらに備え、
前記個人データに、前記食事に含まれている食物の種類及びサイズ又は量を示す食事情報が含まれている場合には、前記印刷管理制御部は、前記食事情報と、前記食事データで示される選択された食物の種類及びサイズ又は量とが異なっているときに、前記表示部にエラーを示すエラー画面画像を表示させること
を特徴とする請求項1に記載の食札印刷システム。
【請求項3】
前記印刷データに従って、前記食札を印刷する印刷部をさらに備えること
を特徴とする請求項1又は2に記載の食札印刷システム。
【請求項4】
食事選択受付部が、献立を構成する複数の構成要素のそれぞれにおいて選択することのできる、食物の複数の種類及び複数のサイズ又は量を示す献立データから、前記複数の構成要素のそれぞれにおいて、食物の種類及びサイズ又は量の選択を受け付けることで、個人の食事の選択を受け付け、
食事データ生成部が、前記食事において選択されている食物の種類及びサイズ又は量を示す食事データを生成し、
像管理データ生成部が、前記食事において選択された食物の種類、及び、前記食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量を示す像管理データを生成し、
対象選択受付部が、前記像管理データから、対象種類及び対象サイズ又は対象量として、前記食事において選択された食物の種類、及び、前記食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量に含まれる一つのサイズ又は量の選択を受け付け、
像取得部が、前記対象サイズ又は前記対象量の前記対象種類の画像を対象画像として取得し、
印刷管理制御部が、前記食事データを参照して、前記対象サイズ又は前記対象量が、前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と同じ場合には、前記対象画像を印刷画像とし、前記対象サイズ又は前記対象量が前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と異なる場合には、前記対象画像におけるサイズ又は量を前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量に変更することで前記印刷画像を生成し、前記印刷画像及び前記献立から選択された食事を配膳する個人に前記食事を配膳する際に表示する情報を示す個人データで示される情報を示す食札を印刷するための印刷データを生成すること
を特徴とする食札印刷方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、食札印刷システム及び食札印刷方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、食品に関する情報を印刷するラベルプリンタが使用されている。
例えば、特許文献1には、食品に含まれている特定の物質の情報、例えば、アレルギー物質の情報を消費者に提示するためのラベルプリンタが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002-361941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術は、食品に関する情報をテキストで表示するだけであり、食物の画像を印刷することは想定されていない。
例えば、病院等のように、一人一人に合わせて食事が提供されるような場合には、配膳ミスを防ぐためにも、食事に対応する食物の画像が添付されていることが望ましい。
【0005】
そこで、本開示の一又は複数の態様は、容易に食物の画像を食札に印刷できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る食札印刷システムは、献立を構成する複数の構成要素のそれぞれにおいて選択することのできる、食物の複数の種類及び複数のサイズ又は量を示す献立データと、前記献立から選択された食事を配膳する個人に前記食事を配膳する際に表示する情報を示す個人データと、を記憶する記憶部と、前記献立データから、前記複数の構成要素のそれぞれにおいて、食物の種類及びサイズ又は量の選択を受け付けることで、前記個人の前記食事の選択を受け付ける食事選択受付部と、前記食事において選択されている食物の種類及びサイズ又は量を示す食事データを生成する食事データ生成部と、前記食事において選択された食物の種類、及び、前記食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量を示す像管理データを生成する像管理データ生成部と、前記像管理データから、対象種類及び対象サイズ又は対象量として、前記食事において選択された食物の種類、及び、前記食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量に含まれる一つのサイズ又は量の選択を受け付ける対象選択受付部と、前記対象サイズ又は前記対象量の前記対象種類の画像を対象画像として取得する像取得部と、前記食事データを参照して、前記対象サイズ又は前記対象量が、前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と同じ場合には、前記対象画像を印刷画像とし、前記対象サイズ又は前記対象量が前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と異なる場合には、前記対象画像におけるサイズ又は量を前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量に変更することで前記印刷画像を生成し、前記印刷画像及び前記個人データで示される情報を示す食札を印刷するための印刷データを生成する印刷管理制御部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本開示の一態様に係る食札印刷方法は、食事選択受付部が、献立を構成する複数の構成要素のそれぞれにおいて選択することのできる、食物の複数の種類及び複数のサイズ又は量を示す献立データから、前記複数の構成要素のそれぞれにおいて、食物の種類及びサイズ又は量の選択を受け付けることで、個人の食事の選択を受け付け、食事データ生成部が、前記食事において選択されている食物の種類及びサイズ又は量を示す食事データを生成し、像管理データ生成部が、前記食事において選択された食物の種類、及び、前記食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量を示す像管理データを生成し、対象選択受付部が、前記像管理データから、対象種類及び対象サイズ又は対象量として、前記食事において選択された食物の種類、及び、前記食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量に含まれる一つのサイズ又は量の選択を受け付け、像取得部が、前記対象サイズ又は前記対象量の前記対象種類の画像を対象画像として取得し、印刷管理制御部が、前記食事データを参照して、前記対象サイズ又は前記対象量が、前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と同じ場合には、前記対象画像を印刷画像とし、前記対象サイズ又は前記対象量が前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と異なる場合には、前記対象画像におけるサイズ又は量を前記食事データで示される選択された食物のサイズ又は量に変更することで前記印刷画像を生成し、前記印刷画像及び前記献立から選択された食事を配膳する個人に前記食事を配膳する際に表示する情報を示す個人データで示される情報を示す食札を印刷するための印刷データを生成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一又は複数の態様によれば、容易に食物の画像を食札に印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施の形態に係る食札印刷システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図2】携帯端末の構成を概略的に示すブロック図である。
図3】ハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4】データ管理装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図5】献立データの一例を示す概略図である。
図6】食事データの一例を示す概略図である。
図7】データ蓄積装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図8】印刷管理装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図9】(A)~(C)は、食物であるカレーライスの画像を示す概略図である。
図10】エラー画面画像の一例を示す概略図である。
図11】食札印刷システムでの動作を示すシーケンス図である。
図12】(A)~(C)は、食物のみの画像を示す画像データの一例を示す概略図である。
図13】食器の画像を示す画像データの一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、実施の形態に係る食札印刷システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
食札印刷システム100は、携帯端末110と、データ管理装置120と、データ蓄積装置130と、印刷管理装置140と、ラベルプリンタ150とを備える。
携帯端末110、データ管理装置120、データ蓄積装置130及び印刷管理装置140は、ネットワーク101に接続されており、ネットワーク101を介して、通信を行うことができる。
【0011】
食札印刷システム100での動作の概略を説明する。
例えば、病院等で提供する食事に含まれる食物を製造しているサイトにおいて、製造者等のオペレータが携帯端末110を用いて、食物の画像を撮像する。撮像された画像の画像データは、データ管理装置120に送られる。
【0012】
データ管理装置120では、例えば、病院等に入院している患者といった個人毎の食事を示す食事データが生成され、その食事データ及びその食事データで示される食事に含まれている食物の画像データがデータ蓄積装置130に送られる。
【0013】
データ蓄積装置130は、画像データ及び食事データを蓄積する。また、データ蓄積装置130は、個人の病室等の個人情報を示す個人データも記憶している。
印刷管理装置140は、データ蓄積装置130から、画像データ、食事データ及び個人データを取得して、個人毎の食事に対応する食札を印刷するための印刷データを生成し、その印刷データをラベルプリンタ150に送ることで、食札の印刷を行う。
以下、詳細に説明する。
【0014】
図2は、携帯端末110の構成を概略的に示すブロック図である。
携帯端末110は、通信部111と、入力部112と、撮像部113と、記憶部114と、撮像制御部115とを備える。
【0015】
通信部111は、ネットワーク101を介して、各種装置と通信を行う。
例えば、通信部111は、データ管理装置120と通信を行う。
具体的には、通信部111は、データ管理装置120から、食事に含まれている食物を撮像するための像管理データを受信する。受信された像管理データは、撮像制御部115に与えられる。また、通信部111は、撮像部113で撮像された画像を示す画像データをデータ管理装置120に送信する。
【0016】
入力部112は、携帯端末110のオペレータから各種指示の入力を受け付ける。ここで、入力部112は、後述するように、像管理データから、対象種類及び対象サイズ又は対象量として、個人に配膳される食事において選択された食物の種類、及び、その食事において選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量に含まれる一つのサイズ又は量の選択を受け付ける対象選択受付部として機能する。
【0017】
撮像部113は、対象を撮像して、その対象の画像を示す画像データを生成することで、その画像データを取得する像取得部として機能する。ここでは、撮像部113は、食物を撮像して、その食物の画像を示す画像データを生成する。具体的には、撮像部113は、入力部112を介して、像管理データから選択された一つのサイズ又は量である対象サイズ又は対象量において、像管理データから選択された食物の種類である対象種類の画像を撮像する。ここで撮像された画像を対象画像ともいう。言い換えると、撮像部113は、対象サイズ又は対象量の対象種類の画像を対象画像として取得する像取得部として機能する。
【0018】
記憶部114は、携帯端末110での処理に必要なデータ及びプログラムを記憶する。
撮像制御部115は、携帯端末110での処理を制御する。
例えば、撮像制御部115は、データ管理装置120から受け取った像管理データに従って、撮像部113に食物の画像を撮像させる。そして、撮像制御部115は、撮像部113で撮像された食物の属性を示す属性データを生成する。画像データ及び属性データは、通信部111を介して、データ管理装置120に送られる。
【0019】
具体的には、像管理データは、個人に配膳される食事として選択された食物の種類、及び、その食事として選択された食物の種類において選択可能な複数のサイズ又は量を示す。言い換えると、像管理データは、食事に含まれている食物の種類、及び、その種類の食物を個人に提供する際に選択可能なサイズ又は量を示している。そして、携帯端末110のオペレータは、入力部112を介して、像管理データで示されている食物の種類の内、これから撮像しようとしている食物の種類と、そのサイズ又は量とを選択してから、その食物の画像を撮像することにより、画像データと、その画像データで撮像されている食物の種類及びそのサイズ又は量とを示す属性データとが取得される。ここで、携帯端末110のオペレータは、一つの種類の食物に対して、一つのサイズ又は量の画像を撮像すればよい。
【0020】
以上に記載された撮像制御部115は、例えば、図3に示されているように、メモリ10と、メモリ10に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
【0021】
なお、通信部111は、ネットワーク101を介して通信を行うためのNIC(Network Interface Card)等の通信インタフェースにより構成することができる。
入力部112は、例えば、タッチパネル等の入力装置により構成することができる。
撮像部113は、CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサを備える撮像装置により構成することができる。
記憶部114は、揮発性又は不揮発性のメモリにより構成することができる。
言い換えると、携帯端末110は、撮像装置を備えるコンピュータにより構成することができる。
【0022】
図4は、データ管理装置120の構成を概略的に示すブロック図である。
データ管理装置120は、通信部121と、入力部122と、記憶部123と、データ管理制御部124とを備える。
【0023】
通信部121は、ネットワーク101を介して、各種装置と通信を行う。
例えば、通信部121は、携帯端末110又はデータ蓄積装置130と通信を行う。
具体的には、通信部121は、携帯端末110に像管理データを送信する。また、通信部121は、携帯端末110からの画像データ及び属性データを受信する。さらに、通信部121は、食事データ、配膳データ、画像データ及び属性データをデータ蓄積装置130に送信する。
【0024】
入力部122は、データ管理装置120のオペレータから各種指示の入力を受け付ける。例えば、入力部122は、後述のように、献立データから、献立を構成する複数の構成要素のそれぞれにおいて、食物の種類及びサイズ又は量の選択を受け付けることで、個人の食事の選択を受け付ける食事選択受付部として機能する。
【0025】
記憶部123は、データ管理装置120での処理に必要なデータ及びプログラムを記憶する。
例えば、記憶部123は、個人毎の食事を特定するために必要な献立データを記憶する。
【0026】
図5は、献立データの一例を示す概略図である。
図5に示されているように献立データ102は、「主食」、「主菜」、「副菜」及び「飲み物」といった、献立を構成する複数の構成要素のそれぞれにおいて選択することのできる、食物の複数の種類と、その種類における食物の複数のサイズ又は量とを示す。
ここでは、食物の種類及びそのサイズ又は量に対して、記号が割り当てられている。データ管理装置120のオペレータは、献立の構成要素毎に、食物の種類及びサイズ又は量を割り当てられている記号を選択することで、食事を特定することができるようになっている。
【0027】
図4に戻り、データ管理制御部124は、データ管理装置120での処理を制御する。
例えば、データ管理制御部124は、献立データから、献立を構成する複数の構成要素のそれぞれにおいて、食物の種類及びサイズ又は量の選択を受け付けることで、個人毎の食事の選択を受け付ける食事選択受付部として機能する。
【0028】
具体的には、データ管理制御部124は、献立データ102に基づいて、入力部122を介して、データ管理装置120のオペレータから、献立の構成要素毎に、食物の種類及びサイズ又は量を割り当てられている記号の選択を受けることで、個人毎の食事を特定する。そして、データ管理制御部124は、特定された食事を示す食事データを生成する食事データ生成部として機能する。
【0029】
図6は、食事データの一例を示す概略図である。
図6に示されている食事データ103は、一つの行が個人の食事となっており、食事番号により識別されている。個人の食事は、分類記号で識別されている「主食(SF:Staple Food)」、「主菜(MD:Main Dish)」、「副菜(SD:Side Dish)」及び「飲み物(DR:DRink)」といった、献立の構成要素毎に、食物の種類及びサイズが予め割り当てられている記号により特定されている。
【0030】
例えば、食事番号が「1」の食事は、主食の種類が「ご飯」、主食のサイズが「中」、主菜の種類が「生姜焼き」、主菜のサイズが「中」、副菜の種類が「煮物」、副菜のサイズが「中」、飲み物の種類が「緑茶」及び飲み物のサイズが「普通」であることを示している。
なお、図6では、食物のサイズが特定されているが、例えば、グラム等の重さ又はリットル等の容量といった、食物の量が特定されていてもよい。
【0031】
図4に戻り、データ管理制御部124は、入力部122を介して、個人と、食事とを対応付ける配膳データを生成する配膳データ生成部として機能する。
例えば、データ管理制御部124は、入力部122を介して、食事を配膳する個人を識別するための個人識別情報である個人IDと、その個人IDに対応する食事番号との入力を受け付けることで、配膳データを生成する。
【0032】
また、データ管理制御部124は、以上で説明した献立データの内、食事データで選択されている食物の種類と、その種類の食物において選択することのできる全てのサイズ又は量とを示す像管理データを生成し、その像管理データを、通信部121を介して、携帯端末110に送る像管理データ生成部として機能する。
【0033】
そして、データ管理制御部124は、通信部121を介して、携帯端末110から、像管理データに含まれている食物の全ての種類の画像データ及び属性データを受け取ると、食事データ、配膳データ、画像データ及び属性データを、通信部121を介して、データ蓄積装置130に送る。
【0034】
以上に記載されたデータ管理制御部124は、例えば、図3に示されているように、メモリ10と、プロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
【0035】
なお、通信部121は、ネットワーク101を介して通信を行うための通信インタフェースにより構成することができる。
入力部122は、マウス又はキーボード等の入力装置により構成することができる。
記憶部123は、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置により構成することができる。
言い換えると、データ管理装置120は、コンピュータにより構成することができる。
【0036】
図7は、データ蓄積装置130の構成を概略的に示すブロック図である。
データ蓄積装置130は、通信部131と、記憶部132と、データ蓄積制御部133とを備える。
【0037】
通信部131は、ネットワーク101を介して、各種装置と通信を行う。
例えば、通信部131は、データ管理装置120又は印刷管理装置140と通信を行う。
具体的には、通信部131は、データ管理装置120からの食事データ、配膳データ、画像データ及び属性データを受信する。また、通信部131は、印刷管理装置140から、後述する個人データを受信する。さらに、通信部131は、印刷管理装置140からのデータの送信要求を受信する。そして、通信部131は、その要求の応答として、食事データ、配膳データ、画像データ、属性データ及び個人データを印刷管理装置140に送信する。
【0038】
記憶部132は、データ蓄積装置130での処理に必要なデータ及びプログラムを記憶する。
例えば、記憶部132は、データ管理装置120からの食事データ、配膳データ、画像データ及び属性データ、並びに、印刷管理装置140からの個人データを記憶する。個人データは、献立から選択された食事を配膳する個人に、その食事を配膳する際に表示する情報を示す。
【0039】
データ蓄積制御部133は、データ蓄積装置130での処理を制御する。
例えば、データ蓄積制御部133は、通信部131が、データ管理装置120からの食事データ、配膳データ、画像データ及び属性データを受信した場合には、これらのデータを記憶部132に記憶させる。また、データ蓄積制御部133は、通信部131が、印刷管理装置140からの個人データを受信した場合には、この個人データを記憶部132に記憶させる。
【0040】
さらに、データ蓄積制御部133は、印刷管理装置140からのデータの送信要求に応じて、食事データ、配膳データ、画像データ、属性データ及び個人データを、通信部131に印刷管理装置140へ送信させる。
【0041】
以上に記載されたデータ蓄積制御部133は、例えば、図3に示されているように、メモリ10と、プロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
【0042】
なお、通信部131は、ネットワーク101を介して通信を行うための通信インタフェースにより構成することができる。
記憶部132は、HDD又はSSD等の記憶装置により構成することができる。
言い換えると、データ管理装置120は、コンピュータにより構成することができる。
【0043】
図8は、印刷管理装置140の構成を概略的に示すブロック図である。
印刷管理装置140は、通信部141と、接続部142と、入力部143と、表示部144と、記憶部145と、印刷管理制御部146とを備える。
【0044】
通信部141は、ネットワーク101を介して、各種装置と通信を行う。
例えば、通信部141は、データ蓄積装置130と通信を行う。
具体的には、通信部141は、個人データをデータ蓄積装置130に送信する。また、通信部141は、データの送信要求をデータ蓄積装置130に送信する。さらに、通信部141は、データ蓄積装置130から、食事データ、配膳データ、画像データ、属性データ及び個人データを受信する。
【0045】
接続部142は、ラベルプリンタ150と接続され、ラベルプリンタ150との間で通信を行う。
入力部143は、印刷管理装置140のオペレータから各種指示の入力を受け付ける。
表示部144は、各種画面画像を表示する。
【0046】
記憶部145は、印刷管理装置140での処理に必要なデータ及びプログラムを記憶する。
例えば、記憶部145は、データ管理装置120と同様に、個人毎の食事を組み立てるために必要な献立データを記憶する。献立データについては、例えば、データ蓄積装置130の記憶部132に予め記憶されており、データ管理装置120及び印刷管理装置140が、それぞれ献立データをデータ蓄積装置130からダウンロードしてもよい。また、データ管理装置120が、献立データを印刷管理装置140に送信してもよい。
【0047】
印刷管理制御部146は、印刷管理装置140での処理を制御する。
例えば、印刷管理制御部146は、入力部143を介して、例えば、食事を配膳する個人毎に必要な情報の入力を受けて、個人毎の情報を示す個人データを生成する。個人データは、例えば、個人を識別するための個人識別情報である個人名、個人が入院している部屋を識別するための部屋識別情報である部屋番号又は個人が占有しているベッドを識別するためのベッド識別情報であるベッド番号等のように、食札に印刷する情報を示す。
【0048】
また、個人データには、個人に配膳される食事に関する情報が含まれていてもよい。例えば、食事に含まれている食物の種類及びサイズ又は量を示す情報が含まれていてもよい。その他に、個人データには、個人に配膳される食事の特徴に関する情報、例えば、減塩又はアレルギー物質等を示す情報が含まれていてもよい。
【0049】
印刷管理制御部146は、入力部143を介して、印刷管理装置140のオペレータから食札の印刷指示を受けると、通信部141を介して、食札の印刷に必要なデータの送信要求をデータ蓄積装置130に送る。このような要求への応答として、印刷管理装置140の通信部141は、データ蓄積装置130から、食事データ、配膳データ、画像データ、属性データ及び個人データを受信する。
【0050】
そして、印刷管理制御部146は、データ蓄積装置130から受信された食事データ、配膳データ、画像データ、属性データ及び個人データに従って、個人毎に、食事を配膳する際に必要な情報を提示するための食札を印刷するための印刷データを生成する。
例えば、印刷管理制御部146は、配膳データを参照することで、食事データから個人の食事を特定し、特定された食事に含まれている食物の画像データ及び属性データを特定する。印刷管理制御部146は、特定された属性データで示されているサイズ又は量が、特定された食事におけるサイズ又は量と異なる場合には、例えば、特定された画像データで示されている画像の拡大又は縮小を行うことにより、画像におけるサイズ又は量を変更する。
【0051】
図9(A)~(C)は、食物であるカレーライスの画像を示す概略図である。
例えば、特定された画像データで示されている画像が、図9(A)に示されているような、サイズ「小」若しくは量「400g」のカレーライスである場合には、印刷管理制御部146は、画像のサイズを拡大することで、例えば、図9(B)に示されているような、サイズ「中」若しくは量「500g」のカレーライス、又は、図9(C)に示されているような、サイズ「大」若しくは量「600g」のカレーライスの画像を生成することができる。ここでは、画像における所定の個所をコピーして、隣接部分に広げることで画像におけるサイズ又は量を拡大している。具体的には、カレーの部分とご飯の部分とをコピーして上下にペーストして広げることで、画像におけるサイズ又は量を拡大している。
【0052】
一方、特定された画像データで示されている画像が、サイズ「大」若しくは量「600g」のカレーライスの画像である場合には、印刷管理制御部146は、画像のサイズを縮小又は部分的に削除して繋ぎ合わせることで、サイズ「中」若しくは量「500g」のカレーライス、又は、サイズ「小」若しくは量「400g」のカレーライスの画像を生成することができる。
以上により、印刷管理制御部146は、食札に印刷する食物の画像を特定することができる。
【0053】
また、印刷管理制御部146は、配膳データを参照することで、個人データから個人の情報を特定する。
印刷管理制御部146は、以上により特定された画像及び情報を、予め定められたフォーマットで配置することにより、印刷データを生成することができる。
【0054】
ここで、個人データに、食事に含まれている食物の種類及びサイズ又は量を示す食事情報が含まれている場合には、印刷管理制御部146は、食事データで特定される食事に含まれている食物の種類及びサイズ又は量と、個人データで特定される食事に含まれている食物の種類及びサイズ又は量とを比較することで、これらが一致しない場合には、印刷管理装置140のオペレータに、食事の不一致を通知してもよい。このような場合には、印刷管理制御部146は、例えば、図10に示されているようなエラー画面画像を、表示部144に表示させてもよい。
【0055】
以上のように、印刷管理制御部146は、食事データを参照して、画像における食物のサイズ又は量である対象サイズ又は対象量が、食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と同じ場合には、食物の画像である対象画像を印刷画像とする。一方、印刷管理制御部146は、対象サイズ又は対象量が食事データで示される選択された食物のサイズ又は量と異なる場合には、対象画像におけるサイズ又は量を食事データで示される選択された食物のサイズ又は量に変更することで印刷画像を生成する。そして、印刷管理制御部146は、印刷画像及び個人データで示される情報を示す食札を印刷するための印刷データを生成する。
【0056】
そして、印刷管理制御部146は、生成された印刷データを、接続部142を介してラベルプリンタ150に送ることで、印刷データに基づいて、食札を印刷させる。
【0057】
以上に記載された印刷管理制御部146は、例えば、図3に示されているように、メモリ10と、プロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
【0058】
なお、通信部141は、ネットワーク101を介して通信を行うための通信インタフェースにより構成することができる。
接続部142は、USB(Universal Serial Bus)等の接続インタフェースにより構成することができる。
入力部143は、マウス又はキーボード等の入力装置により構成することができる。
表示部144は、ディスプレイにより構成することができる。
記憶部145は、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置により構成することができる。
言い換えると、印刷管理装置140は、コンピュータにより構成することができる。
【0059】
図1に戻り、ラベルプリンタ150は、印刷管理装置140からの印刷データに従って、ラベルに画像を印刷することで、食札を印刷する印刷部として機能する。
【0060】
図11は、食札印刷システム100での動作を示すシーケンス図である。
まず、ステップS10において、データ管理装置120のデータ管理制御部124は、献立データ102に基づいて、入力部122を介して、データ管理装置120のオペレータから、献立の構成要素毎に、食物の種類及びサイズ又は量の選択を受けることで、個人毎の食事を特定し、特定された食事を示す食事データを生成する。また、データ管理制御部124は、入力部122を介して、データ管理装置120のオペレータから、食事を配膳する個人を識別するための個人識別情報である個人IDと、その個人IDに対応する食事番号との入力を受け付けることで、配膳データを生成する。さらに、データ管理制御部124は、献立データの内、食事データで選択されている食物の種類と、その種類の食物において選択することのできる全てのサイズ又は量とを示す像管理データを生成する。
【0061】
ステップS11において、データ管理装置120の通信部121は、ステップS10で生成された像管理データを、携帯端末110に送信する。
【0062】
ステップS12において、携帯端末110のオペレータが、像管理データに従って、撮像部113に食物の画像を撮像させることで、画像データ及び属性データが生成される。ここでは、携帯端末110のオペレータは、像管理データで示される食物の一つの種類に対して、一つのサイズ又は量の画像を撮像すればよい。
ステップS13において、携帯端末110の通信部111は、画像データ及び属性データをデータ管理装置120に送信する。
【0063】
ステップS14では、データ管理装置120のデータ管理制御部124は、通信部121が携帯端末110から像管理データに含まれている食物の全ての種類の画像データ及び属性データを受け取ると、食事データ、配膳データ、画像データ及び属性データを、通信部121を介して、データ蓄積装置130に送る。
【0064】
ステップS15では、データ蓄積装置130のデータ蓄積制御部133は、通信部131が、データ管理装置120からの食事データ、配膳データ、画像データ及び属性データを受信すると、これらのデータを記憶部132に記憶させる。
【0065】
一方、ステップS16において、印刷管理装置140の印刷管理制御部146は、入力部143を介して、印刷管理装置140のオペレータから、個人毎に必要な情報の入力を受けることで、その情報を示す個人データを生成する。ここで必要な情報は、個人毎の食事を配膳する際に、個人毎の食札に表示する必要のある情報である。
ステップS17において、印刷管理装置140の通信部141は、その個人データをデータ蓄積装置130に送信する。
【0066】
ステップS18では、データ蓄積制御部133は、通信部131が、印刷管理装置140からの個人データを受信すると、その個人データを記憶部132に記憶させる。
【0067】
ステップS19では、印刷管理装置140の印刷管理制御部146は、入力部143を介して、印刷管理装置140のオペレータから食札の印刷指示を受けると、通信部141を介して、食札の印刷に必要なデータの送信要求をデータ蓄積装置130に送る。
【0068】
ステップS20では、データ蓄積装置130のデータ蓄積制御部133は、通信部131が食札の印刷に必要なデータの送信要求を受けると、記憶部132から、食事データ、配膳データ、画像データ、属性データ及び個人データを読み出して、通信部131を介して、それらのデータを印刷管理装置140に送る。
【0069】
ステップS21では、印刷管理装置140の印刷管理制御部146は、通信部141が食事データ、配膳データ、画像データ、属性データ及び個人データを受信すると、それらのデータに従って、個人毎に、食事を配膳する際に必要な情報を提示するための食札を印刷するための印刷データを生成する。
【0070】
ステップS22では、印刷管理装置140の印刷管理制御部146は、生成された印刷データを、接続部142を介して、ラベルプリンタ150に送る。
【0071】
ステップS23では、ラベルプリンタ150は、印刷管理装置140からの印刷データに従って、ラベルに画像を印刷することで、食札を生成する。
【0072】
以上のように、実施の形態によれば、オペレータの手間を少なくして、食札の印刷を行うことができる。また、食札の印刷データを生成する際に、食事の内容が一致していない場合は警告表示を行うことで、間違った食事を印刷しないようにすることができる。これにより、誤配膳の防止を図ることも可能となる。
【0073】
以上に記載された実施の形態では、携帯端末110で食物の画像を撮像しているが、実施の形態は、このような例に限定されない。
例えば、データ管理装置120は、図12(A)に示されているような食物のみの画像を示す画像データ及び図13に示されているような食器の画像を示す画像データを記憶部123に記憶しておき、これらの画像データを、データ蓄積装置130に蓄積させることもできる。
【0074】
このような場合でも、印刷管理装置140の印刷管理制御部146は、図12(B)及び(C)に示されているように、食物のみの画像におけるサイズ又は量を変更することで、配膳される食物のサイズ又は量に対応する画像を生成することができる。このため、全てのサイズ又は量の食物の画像を用意しておく必要がなくなる。
【0075】
以上に記載された実施の形態では、携帯端末110は、ネットワーク101に接続されているが、実施の形態は、このような例に限定されない。例えば、携帯端末110は、NFC(Near Field Communication)、ブルートゥース(登録商標)又はUSB等を用いて、データ管理装置120に直接接続されていてもよい。このような場合には、携帯端末110及びデータ管理装置120の双方に、図示しない接続部が設けられていればよい。
【0076】
以上に記載された実施の形態では、ラベルプリンタ150は、印刷管理装置140に、直接接続されているが、実施の形態は、このような例に限定されない。例えば、ラベルプリンタ150がネットワーク101に接続されていてもよい。このよう場合には、印刷管理装置140の印刷管理制御部146は、通信部141を介して印刷データをラベルプリンタ150に送信すればよい。
【0077】
以上に記載された実施の形態では、データ管理装置120、データ蓄積装置130及び印刷管理装置140の三つの装置が設けられているが、実施の形態は、このような例に限定されない、これらの三つの装置で行われている処理が、一つの装置、二つの装置、又は、四つ以上の装置で行われてもよい。
【0078】
以上に記載された実施の形態では、撮像部113により、食物の画像が撮像されたが、実施の形態はこのような例に限定されない。例えば、食物の絵又は記号等の画像が取得されてもよい。
【符号の説明】
【0079】
100 食札印刷システム、 110 携帯端末、 111 通信部、 112 入力部、 113 撮像部、 114 記憶部、 115 撮像制御部、 120 データ管理装置、 121 通信部、 122 入力部、 123 記憶部、 124 データ管理制御部、 130 データ蓄積装置、 131 通信部、 132 記憶部、 133 データ蓄積制御部、 140 印刷管理装置、 141 通信部、 142 接続部、 143 入力部、 144 表示部、 145 記憶部、 146 印刷管理制御部、 150 ラベルプリンタ。
図1
図2
図3
図4
図5
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図7
図8
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図10
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