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  • 特開-変形するタオル 図1
  • 特開-変形するタオル 図2
  • 特開-変形するタオル 図3
  • 特開-変形するタオル 図4
  • 特開-変形するタオル 図5
  • 特開-変形するタオル 図6
  • 特開-変形するタオル 図7
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023110802
(43)【公開日】2023-08-09
(54)【発明の名称】変形するタオル
(51)【国際特許分類】
   A47K 10/02 20060101AFI20230802BHJP
【FI】
A47K10/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022022479
(22)【出願日】2022-01-28
(71)【出願人】
【識別番号】522061039
【氏名又は名称】塚原 成明
(71)【出願人】
【識別番号】522061040
【氏名又は名称】塚原 純平
(72)【発明者】
【氏名】塚原 成明
(72)【発明者】
【氏名】塚原 純平
(57)【要約】
【課題】 タオルとサウナハットが一体となったタオルを提供する。
【解決手段】 フェイスタオルの長手方向の一辺に空洞部を設け、空洞部の中央の片面に複数の穴を設け、その中央にある複数の穴の範囲で紐が外側に飛び出し空洞部内の紐の端部をミシン縫いでフェイスタオルに固定、空洞部の両端近傍の位置に収納部及び係止具を設けたことを特徴とする変形するタオル。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フェイスタオルの長手方向の一辺に空洞部を設け、空洞部の中央の片面に複数の穴を設け、その中央にある複数の穴の範囲で紐が外側に飛び出し空洞部内の紐の端部をミシン縫いでフェイスタオルに固定、空洞部の両端近傍の位置に収納部及び係止具を設けたことを特徴とする変形するタオル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タオル上部に紐を付けサウナハットに変形するタオルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
吸水性に優れたタオルを人体の頭部に被ることのできる直径の筒状に縫製してキャップ本体2を形成し、このキャップ本体2の一方開口端部と他方開口端部にそれぞれゴム紐12、13を添わせ、上記一方開口端部を伸縮可能な小径開口部3に、他方開口端部を伸縮可能な大径開口部4に絞り、大径開口部4で頭部に被ることができる発明が知られている(特許文献1参照)。
また、両端が折返し部付のタオル、又は折返し部なしのタオル或いは手拭いの一端を適宜に折り曲げ、折返し部を設け、その折返し部にタオルの幅より長めの紐を通して、その中央部を紐が抜けないように縫い付けるものが知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002-266148号公報
【特許文献2】実用新案登録第3071874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来は、サウナハットを利用する場合には、銭湯入浴時にタオルとサウナハットの二つを持ち運ぶ必要があった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
タオル上部に巾着状の紐を設け、引っ張ることでサウナハットに変形することによって一枚ニ役にした。
以上を特徴とするサウナハットに変形するタオルである。
【発明の効果】
【0006】
サウナハットに変形するタオルを持ち運ぶことによって、タオルとサウナハットの二つを持ち運ぶ必要がなくなった。そのことにより、サウナ・水風呂・外気浴の動線がスムーズになり、より“ととのう”体験ができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明の表面図である。
図2】 本発明の裏面図である。
図3】 本発明のA-A断面図である。
図4】 本発明のB-B断面図である。
図5】 本発明のC-C断面図である。
図6】 本発明の組み立て途中の斜視図である。
図7】 本発明の使用状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
フェイスタオル(6)長手方向の一辺に空洞部(8)を設ける。空洞部(8)の中央の片面に複数の穴(3)を設ける。
空洞部(8)の両端から近傍の位置に収納部(4)及び係止具(5)を設ける。係止具(5)はマグネットのことを指す。
ここで示す収納部(4)とはミシン縫い(7)によって区画されたエリアのことを表す。
空洞部(8)に紐(1)を通し、紐(1)の端部が収納部(4)近傍にミシン縫い(7)によってフェイスタオル(6)に固定されている。
図2のように裏面には穴(3)を設けず、表面のみ穴(3)を設ける。中央にある複数の穴(3)の範囲で紐(1)が外側に飛び出す。
本発明は以上のような構成である。
以下、本発明の使用について説明する。
図6のようにフェイスタオル(6)の両辺を係止具(5)で留め、紐(1)を引っ張った状態にする。
図7のように紐(1)をフェイスタオル(6)上部に一周巻いて留め、サウナハットの形状にする。
本発明を使用するときは、フェイスタオル(6)の両辺を係止具(5)で留め、紐(1)を引っ張りフェイスタオル(6)上部に一周巻いて留め、サウナハットの形状にし、頭に被る。
【符号の説明】
【0009】
1 紐
2 紐(空洞部ない)
3 穴
4 収納部
5 係止具
6 フェイスタオル
7 ミシン縫い
8 空洞部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7