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  • 特開-多段型ピトー菅方式圧縮装置 図1
  • 特開-多段型ピトー菅方式圧縮装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023110803
(43)【公開日】2023-08-09
(54)【発明の名称】多段型ピトー菅方式圧縮装置
(51)【国際特許分類】
   F04B 49/08 20060101AFI20230802BHJP
【FI】
F04B49/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022022480
(22)【出願日】2022-01-28
(71)【出願人】
【識別番号】504211142
【氏名又は名称】森重 晴雄
(71)【出願人】
【識別番号】520086209
【氏名又は名称】森重 茂美
(71)【出願人】
【識別番号】520086210
【氏名又は名称】北村 康文
(71)【出願人】
【識別番号】520086221
【氏名又は名称】千代谷 晴菜
(71)【出願人】
【識別番号】515186770
【氏名又は名称】森重 晴貴
(71)【出願人】
【識別番号】520086232
【氏名又は名称】梅津 晴賀
(71)【出願人】
【識別番号】520086243
【氏名又は名称】小牧 晴絵
(71)【出願人】
【識別番号】520086254
【氏名又は名称】森重 はるみ
(72)【発明者】
【氏名】森重 晴雄
【テーマコード(参考)】
3H145
【Fターム(参考)】
3H145AA02
3H145AA15
3H145AA22
3H145AA25
3H145BA33
3H145CA01
3H145DA11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】本発明はピトー菅効果を多段に使い効率的に高圧を得る圧縮装置である。
【解決手段】配管1の円周に多数の穴4を貫通させ、内部はその下流方向に向かって絞り込む階段状の円環2を取り付け、さらに内側にその階段ごとに空間をあけ円筒3を設けた配管に、流体を高速に流し、穴付近は引き込み効果を得て、外部の気体が穴から引き込まれさらに円環と円筒との間に流れると同時に流体が階段ごとに絞りこまれ加速され、各階段の上部にある円環と円筒との間に流れ取り込まれた気体を加圧し、その加圧された流体と気体がタンクに循環され、加圧された気体がタンクに貯留される多段型の圧縮装置とした。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
配管の円周に多数の穴を貫通させ、内部はその下流方向に向かって絞り込む階段状の円環を取り付け、さらに内側にその階段ごとに空間をあけ円筒を設けた配管に、流体を高速に流し、穴付近は引き込み効果を得て、外部の気体が穴から引き込まれ流体と混相流となりさらに円環と円筒との間にある流路に流れると同時に配管中央を流れる流体は階段ごと絞りこまれ水流が増し、流路上部に切り込みから前段の混相流と合流し気体を加圧していく、混相流は階段ごとに加圧され、混相流はタンクに循環し、気体がタンクに貯留される多段型の圧縮装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧縮する装置である。
【背景技術】
【0002】
気体の圧縮装置はタービン型である。
【先行技術文献】
【0003】
タービン型の圧縮装置は高圧になればなるほど気体分子は羽根をする抜け逆流し、効率が悪い。
【特許文献】
【0004】
タービン型の圧縮装置は周辺部に多数の特許があるが本質的でない。
【発明の概要】
【0005】
ピトー菅効果を効率よく応用し、穴のある配管を流れる流体が穴から気体を取り込み、タンクに循環し、タンク内に気体を残し貯蔵、加圧する発明である。
具体的には以下の通りである。
配管の円周に多数の穴を貫通させ、内部はその下流方向に向かって絞り込む階段状の円環を取り付け、さらに内側にその階段ごとに空間をあけ円筒を設けた配管に、流体を高速に流し、穴付近は引き込み効果を得て、外部の気体が穴から引き込まれ流体と混相流になる。混相流はさらに円環と円筒との流路の間に流れる。一方 配管中央を流れる流体が階段ごとに絞りこまれ流速が増し、各階段の上部にある流路の切り込みに流れ取り前段の混相流と混ざる。階段ごとに混相流は加圧される。混相流がタンクに循環され、加圧された気体がタンクに貯留される多段型の圧縮装置。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
気体を効率よく圧縮すること。
【0007】
気体の圧縮圧力を高めること。
【0008】
気体を液化させること。
【課題を解決するための手段】
【0009】
ピトー型効果を多段にわたり、取り込まれた気体を加圧すること。
【発明の効果】
【0010】
気体が効率よく圧縮されること。
【0011】
有害な二酸化硫黄などが取り除かれる
【0012】
段数を増すほど高圧のガスが得られる
【0013】
空気を圧縮し開放すると液体窒素が精製される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】図-1は本発明の吸引部9を示す。配管1の円周に多数の穴4を貫通させ、内部はその下流方向に向かって絞り込む階段状の円環2を取り付け、さらに内側にその階段ごとに空間をあけ円筒3を設けた配管1に、水7を高速に流し、穴4付近は引き込み効果を得て、外部の気体6が穴から引き込まれ水7と気体6とが混相流8となり、さらに円環2と円筒3との流路5に進む。一方配管1の中央を流れる水7は絞りこまれ流速が増し、各階段の上部にある流路5の切り込み15に流れ前段の混相流8と合流する。気体6は階段ごとに加圧される。混相流8は加圧タンク10に出ていく。
図2図2は多段型圧縮装置の全景を示す。加圧タンク10を回る循環ライン14に水7を循環ポンプ11で循環させる。吸引部9から水7と気体6が管路の出口部に混相流8となって加圧タンク10に循環し、加圧された気体6が加圧タンク10に貯留され目標圧力に達するとバルブ13を開けて系外に圧縮気体12を供給する多段型の圧縮装置である。
【産業上の利用可能性】
【0015】
液体窒素、炭酸ガスの製造設備。所内用圧縮設備、工事用圧縮設備
【符号の説明】
【0016】
1.配管
2.円環
3.円筒
4.穴
5.流路
6.気体
7.水
8.混相流
9.吸引部
10. 加圧タンク
11. 循環ポンプ
12. 圧縮気体
13. バルブ
14. 循環ライン
15. 切り込み
図1
図2