IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社コーワの特許一覧

<>
  • 特開-ブラシ及び掃除機 図1
  • 特開-ブラシ及び掃除機 図2
  • 特開-ブラシ及び掃除機 図3
  • 特開-ブラシ及び掃除機 図4
  • 特開-ブラシ及び掃除機 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023112743
(43)【公開日】2023-08-15
(54)【発明の名称】ブラシ及び掃除機
(51)【国際特許分類】
   A46B 7/08 20060101AFI20230807BHJP
【FI】
A46B7/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022014633
(22)【出願日】2022-02-02
(71)【出願人】
【識別番号】391044797
【氏名又は名称】株式会社コーワ
(72)【発明者】
【氏名】高井 勉
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA24
3B202AA34
3B202AB24
3B202BA01
3B202EA01
3B202EA04
3B202ED05
3B202ED08
3B202EE07
3B202EG08
3B202EG16
(57)【要約】
【課題】 毛材が放射状に広がって毛腰が弱まるのを防ぐと共に、毛材間にバリや塵埃が溜まるのを防ぐことができるブラシを提供する。
【解決手段】 ブラシ10は、ブラシ台1と、植毛孔1bに挿通されて、二つに折り曲げられると共に、両端側を外方に向けて延出させた複数のブラシ束2aと、ブラシ台1の軸孔1aに挿通させた棒状のシャフト3と、シャフト3に連結され、ブラシ台1の両側面側からブラシ束2a、2bを挟持固定させた略円盤形状のフランジ4a、4bとを有している。また、ブラシ束2a、2bは、二つに折り曲げられた折り返し部5の両側を弾性部材6a、6bで結束させた結束部6を有しており、ブラシ10をフランジ4a側から平面視した場合には、ブラシ台1のブラシ束2a、2a又は2a、2bは少なくとも結束部6よりも先端側は、隣り合うブラシ束2a、2a又は2a、2bどうしが接触していない間欠部7を有して放射状に形成されている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
略円盤形状であって、中央に設けられた軸孔と、外周に設けられた複数の植毛孔とを有するブラシ台と、
前記植毛孔に挿通されて、二つに折り曲げられると共に、両端側を外方に向けて延出させた複数のブラシ束と、
前記ブラシ台の軸孔に挿通させた棒状のシャフトと、
前記シャフトに連結され、前記ブラシ台の両側面側から前記ブラシ束を挟持固定させた略円盤形状のフランジと、を有するブラシにおいて、
前記ブラシ束は、二つに折り曲げられた折り返し部の両側を弾性部材で結束させた結束部を有しており、
ブラシを前記フランジ側から平面視した場合には、前記ブラシ台において少なくとも前記結束部よりも先端側は、隣り合うブラシ束どうしが接触していない間欠部を有して放射状に形成されていることを特徴とするブラシ
【請求項2】
ブラシ束は、折り返し部と結束部との間に、平面視した場合に前記結束部の幅方向の長さよりも大きな幅方向の長さを有する膨らみ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシ
【請求項3】
ブラシは、ブラシ台が複数積層されていると共に、前記ブラシをフランジ側から平面視した場合には、隣り合うブラシ台のブラシ束は、シャフトの軸方向に重ならない位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のブラシ
【請求項4】
弾性部材は、ブラシ束の長手方向に対してスライド可能に結束していることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のブラシ
【請求項5】
ブラシは、一方のフランジ側から略カップ形状のカバー体をブラシ束の一部に当接させており、前記ブラシ束が他方のフランジ側に屈曲して形成されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のブラシ
【請求項6】
ブラシはシャフトを中心に回転又は回動させると共にブラシ束を被清掃面又は被研磨面に当接させて使用するものであって、隣り合うブラシ台のブラシ束は長さが異なると共に、所定の当接箇所に対して、長さの短い一方のブラシ束は先端部が当接し、前記一方のブラシ束よりも長さの長い他方のブラシ束は側面部が当接することを特徴とする請求項5に記載のブラシ
【請求項7】
吸込み口近傍であって、駆動体により回転自在に軸支された請求項1~6のいずれか1項に記載のブラシを備えた掃除機
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種回転装置に取り付けてバリ取り研磨等の作業や、清掃機械、洗浄機械に取り付けて清掃作業、洗浄作業を行うために使用するブラシと、このブラシを備えた掃除機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ワークの研磨や床磨き等を行うための回転装置に装着されたホイールブラシやカップブラシ等の回転ブラシが知られている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載の回転ブラシは、円板の円周部に所定間隔に且つ放射状に列設したU字形の切欠部に、所要の長さを持つ金属線の小束のほぼ中央部が当接するようにそれぞれ配設して一時的に円筒状形体となし、該円筒状形体のいずれか一方側より同形体の平均自由外径とほぼ同じぐらいの内径と適宜の厚さを持つリングを押挿し、該リングの側面部を前記円板の側面部に当接させてリングを内包するように、それぞれの金属線の小束の中央部から放射方向に二つ折りにして円周ブラシ状体となし、この円周ブラシ状体をブラシ支持部材と一体にしたものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭59-150334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の回転ブラシは、ブラシの先端側の毛材が放射状に広がっており、この放射状の広がりは使用によってさらに拡大することになる為、毛腰が弱くなることからブラシの交換頻度が多くなっていた。一方、ブラシの中間部では、毛材が円周状に密集していることから、毛材間にバリや塵埃が溜まりやすくなり、定期的に取り除く為のメンテナンスを必要としていた。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、毛材が放射状に広がって毛腰が弱まるのを防ぐと共に、毛材間にバリや塵埃が溜まるのを防ぐことができるブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、略円盤形状であって、中央に設けられた軸孔と、外周に設けられた複数の植毛孔とを有するブラシ台と、前記植毛孔に挿通されて、二つに折り曲げられると共に、両端側を外方に向けて延出させた複数のブラシ束と、前記ブラシ台の軸孔に挿通させた棒状のシャフトと、前記シャフトに連結され、前記ブラシ台の両側面側から前記ブラシ束を挟持固定させた略円盤形状のフランジと、を有するブラシにおいて、前記ブラシ束は、二つに折り曲げられた折り返し部の両側を弾性部材で結束させた結束部を有しており、ブラシを前記フランジ側から平面視した場合には、前記ブラシ台において少なくとも前記結束部よりも先端側は、隣り合うブラシ束どうしが接触していない間欠部を有して放射状に形成されていることを特徴としている。
【0008】
請求項1の発明では、ブラシ束が結束部を有していることによって、先端側の毛材が放射状に広がって毛腰が弱まるのを防ぐことができる。また、中間部の毛材間にバリや塵埃が溜まるのを防ぐことができる。また、隣り合うブラシ束どうしが接触していない間欠部を有していることによって、清掃ブラシとして使用する場合は、塵埃等を掻き集め易くすることができ、研磨・研削ブラシとして使用する場合は、アタック力を高めることができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ブラシ束は、折り返し部と結束部との間に、平面視した場合に前記結束部の幅方向の長さよりも大きな幅方向の長さを有する膨らみ部が形成されていることを特徴としている。これにより、使用時に、ブラシを左右のどちら側に回転させた場合でもブラシ束の反発力を強くすることができ、形状維持力を高くすることができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、ブラシは、ブラシ台が複数積層されていると共に、前記ブラシをフランジ側から平面視した場合には、隣り合うブラシ台のブラシ束は、シャフトの軸方向に重ならない位置に形成されていることを特徴としている。これにより、間欠部を維持しながら、隣り合うブラシ台のブラシ束で隙間を相互に補完し合うことができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1~3のいずれかの発明において、弾性部材は、ブラシ束の長手方向に対してスライド可能に結束していることを特徴としている。これにより、弾性部材の位置によって、毛腰や毛材の広がりを調整することができる。また、毛材の摩耗や毛材が切れた場合に、弾性部材の位置を調整することによって、ブラシの交換頻度を抑えることができる。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1~4のいずれかの発明において、ブラシは、一方のフランジ側から略カップ形状のカバー体をブラシ束の一部に当接させており、前記ブラシ束が他方のフランジ側に屈曲して形成されることを特徴としている。これにより、簡単な構造でブラシ束を他方のフランジ側に屈曲させ、延出させることができる。また、カバー体の形状によってブラシ束の延出方向を適宜設計するができる為、被清掃面・被研磨面の形状に合わせてカバー体を作成することができる。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、ブラシはシャフトを中心に回転又は回動させると共にブラシ束を被清掃面又は被研磨面に当接させて使用するものであって、隣り合うブラシ台のブラシ束は長さが異なると共に、所定の当接箇所に対して、長さの短い一方のブラシ束は先端部が当接し、前記一方のブラシ束よりも長さの長い他方のブラシ束は側面部が当接することを特徴としている。これにより、被清掃面に付着している塵埃等を掻き取ることができると共に、掻き取った塵埃等を移送させることができる。
【0014】
請求項7の掃除機の発明は、吸込み口近傍であって、駆動体により回転自在に軸支された請求項1~6のいずれかのブラシを備えたことを特徴としている。これにより、ブラシの毛腰が強いので清掃効果を高めることができ、ブラシの毛抜けが少ないことでメンテナンス頻度を抑えることができる掃除機を提供することができる。
【発明の効果】
【0015】
請求項1のブラシの発明は、毛腰を強くすることができると共に、毛材間にバリや塵埃が溜まるのを防ぐことができる。また、清掃ブラシとして使用する場合は、塵埃等を掻き集め易くすることができ、研磨・研削ブラシとして使用する場合は、アタック力を高めることができる。
【0016】
請求項2の発明は、使用時に、ブラシを左右のどちら側に回転させた場合でもブラシ束の反発力を強くすることができ、形状維持力を高くすることができる。また、請求項3の発明は、間欠部を維持しながら、隣り合うブラシ台のブラシ束で隙間を相互に補完し合うことができる。また、請求項4の発明は、弾性部材の位置によって、毛腰や毛材の広がりを調整することができると共に、ブラシの交換頻度を抑えることができる。
【0017】
請求項5の発明は、簡単な構造でブラシ束を他方のフランジ側に屈曲させ、延出させることができると共に、被清掃面・被研磨面の形状に合わせてカバー体を作成することができる。また、請求項6の発明は、被清掃面に付着している塵埃を掻き取ることができると共に、掻き取った塵埃を移送させることができる。また、請求項7の掃除機の発明は、清掃効果を高めることができると共に、メンテナンス頻度を抑えることができる掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】(a)本発明に係るブラシの第1実施形態を示す斜視図(b)同平面図
図2】本発明に係るブラシの第1実施形態を示す分解斜視図
図3】本発明に係るブラシの第1実施形態を示す一部拡大斜視図
図4】(a)本発明に係るブラシの第2実施形態を示す斜視図(b)第2実施形態のブラシのブラシ束の先端を床面に当接させた状態の側面図
図5】本発明に係るブラシの第2実施形態を示す一部拡大側面図及び同平面図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。図1(a)は、本発明に係るブラシの第1実施形態を示す斜視図であり、図1(b)は、同平面図である。また、図2は、本発明に係るブラシの第1実施形態を示す分解斜視図であり、図3は、同一部拡大斜視図である。これらの図を用いて本発明に係るブラシの第1実施形態について以下に説明する。
【0020】
第1実施形態のブラシ10は、略円盤形状であって、中央に設けられた軸孔1aと、外周に設けられた複数の植毛孔1b、1b・・・とを有するブラシ台1と、植毛孔1bに挿通されて、二つに折り曲げられると共に、両端側を外方に向けて延出させた複数のブラシ束2a、2b・・・と、ブラシ台1の軸孔1aに挿通させた棒状のシャフト3と、前記シャフト3に連結され、ブラシ台1の両側面側からブラシ束2a、2bを挟持固定させた略円盤形状のフランジ4a、4bと、を有している。
【0021】
また、ブラシ束2a、2bは、二つに折り曲げられた折り返し部5の両側を弾性部材6a、6bで結束させた結束部6を有しており、ブラシ10をフランジ4a側から平面視した場合には、ブラシ台1のブラシ束2a、2a又は2a、2bは少なくとも結束部6よりも先端側は、隣り合うブラシ束2a、2a又は2a、2bどうしが接触していない間欠部7を有して放射状に形成されている。尚、第1実施形態のブラシ10では、ブラシ束2a、2bは、中央で二つに折り曲げられた例を示しているが、これに限定するものではなく、中央からずらした位置で折り曲げることによって、ブラシ束の先端側に段差を形成させることができ、これも本発明に含まれる。
【0022】
以上のように構成された第1実施形態のブラシ10は、ブラシ束2a、2bが結束部6を有していることによって、先端側の毛材が放射状に広がって毛腰が弱まるのを防ぐことができる。また、中間部の毛材間にバリや塵埃が溜まるのを防ぐことができる。また、隣り合うブラシ束2a、2a又は2a、2bどうしが接触していない間欠部7を有していることによって、清掃ブラシとして使用する場合は、塵埃等を掻き集め易くすることができ、研磨・研削ブラシとして使用する場合は、アタック力を高めることができる。
【0023】
尚、ブラシ束の材質として、掃除機等に備えられる清掃ブラシとして使用する場合は、ナイロン毛材等が適しており、研磨・研削ブラシとして使用する場合は、金属線や砥粒入りのナイロン毛材等が適している。また、結束部6を構成する弾性部材6aは、円筒状の熱収縮チューブを使用することができる。尚、図1及び図2において、結束部6の位置をシャフト3の中心から等距離に配置しているが、これに限定されるものではなく、結束部6の位置を変えることによって、根元側の腰の強さやブラシ束2a、2bの使用範囲を変更することができる。
【0024】
また、ブラシ束2a、2bは、折り返し部5と結束部6との間に、平面視した場合に結束部6の幅方向の長さAよりも大きな幅方向の長さBを有する膨らみ部8が形成されている。これにより、使用時に、ブラシ10を左右のどちら側に回転させた場合でもブラシ束2a、2bの反発力を強くすることができ、形状維持力を高くすることができる。尚、側面視した場合にも膨らみ部8は、結束部6の幅方向の長さよりも大きな幅方向の長さを有している。これにより、全ての方向に対して反発力、形状維持力が高くなるようにしている。
【0025】
ブラシ10は、ブラシ台1、1が複数積層されていると共に、ブラシ10をフランジ4a側から平面視した場合には、隣り合うブラシ台のブラシ束2a、2bは、シャフト3の軸方向に重ならない位置に形成されている。これにより、これにより、間欠部7を維持しながら、隣り合うブラシ台1、1のブラシ束2a、2bで隙間を相互に補完し合うことができる。尚、ブラシ束の長さは2種類に限定されるものではなく、3種類以上であってもよい。また、ブラシ台1が積層される数は2層に限定されるものではなく、3層以上であってもよい。さらに、ブラシ台1ごとにブラシ束2a、2bの長さを分けるようにしなくてもよい。
【0026】
弾性部材6aは、ブラシ束2a、2bの長手方向に対してスライド可能に結束させることもできる。そうすることによって、弾性部材6aの位置によって、毛腰や毛材の広がりを調整することができる。また、毛材の摩耗や毛材が切れた場合に、弾性部材6aの位置を調整することによって、ブラシ10の交換頻度を抑えることができる。
【0027】
図4(a)は、本発明に係るブラシの第2実施形態を示す斜視図であり、図4(b)は、第2実施形態のブラシのブラシ束の先端を床面に当接させた状態の側面図である。また、図5は、本発明に係るブラシの第2実施形態を示す一部拡大側面図及び同平面図である。これらの図を用いて本発明に係るブラシの第2実施形態について以下に説明する。
【0028】
第2実施形態のブラシ20は、一方のフランジ側から略カップ形状のカバー体9の内側の面の一部を第1実施形態で示したブラシ束と同様のブラシ束2a、2bの一部に当接させており、ブラシ束2a、2bが他方のフランジ側に屈曲して形成されている。これにより、簡単な構造でブラシ束2a、2bを他方のフランジ側に屈曲させ、延出させることができる。また、カバー体9の形状によってブラシ束2a、2bの延出方向を適宜設計するができる為、被清掃面・被研磨面の形状に合わせてカバー体9を作成することができる。尚、図4においては、結束部6がカバー体9の内部に隠れた状態となっているが、カバー体9の外側に結束部6が現れている状態の構成でもよく、これも本発明に含まれる。
【0029】
第2実施形態のブラシ20は、シャフト(図示せず)を中心に回転又は回動させると共に、ブラシ束2a、2bを被清掃面又は被研磨面に当接させて使用するものであって、隣り合うブラシ台のブラシ束2a、2bは長さが異なると共に、所定の当接箇所に対して、長さの短い一方のブラシ束2bは先端部が当接し、一方のブラシ束2bよりも長さの長い他方のブラシ束2aは側面部が当接するようにしている(図5の×印を参照)。これにより、長さの短いブラシ束2bで被清掃面に付着している塵埃等を掻き取ることができると共に、長さの長いブラシ束2aで掻き取った塵埃等を移送させることができる。
【0030】
尚、本発明に係るブラシを清掃ブラシとして使用する場合には、掃除機(図示せず)に備えることもできる。その場合には、掃除機の吸込み口近傍であって、ブラシが駆動体によって回転自在に軸支されるように設置するのが好ましい。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明に係るブラシは、各種回転装置に取り付けてバリ取り研磨等の作業や、清掃機械、洗浄機械及び掃除機に取り付けて清掃作業、洗浄作業を行うために利用される。
【符号の説明】
【0032】
1 ブラシ台
1a 軸孔
1b 植毛孔
2a、2b ブラシ束
3 シャフト
4a、4b フランジ
5 折り返し部
6 結束部
6a 弾性部材
7 間欠部
8 膨らみ部
9 カバー体
10、20 ブラシ
図1
図2
図3
図4
図5