(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023113863
(43)【公開日】2023-08-16
(54)【発明の名称】時間周波数リソース決定方法、装置、チップ及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
H04W 52/02 20090101AFI20230808BHJP
H04W 72/0446 20230101ALI20230808BHJP
H04W 72/0453 20230101ALI20230808BHJP
H04W 72/232 20230101ALI20230808BHJP
【FI】
H04W52/02 111
H04W72/0446
H04W72/0453
H04W72/232
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023093980
(22)【出願日】2023-06-07
(62)【分割の表示】P 2021534920の分割
【原出願日】2018-12-21
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(74)【代理人】
【識別番号】100120385
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 健之
(72)【発明者】
【氏名】ハー、チュアンフェン
(57)【要約】 (修正有)
【課題】端末装置が、省エネルギーチャネル/信号を正確に受信し、効果的な省エネルギー制御を実現する時間周波数リソース決定方法、装置、チップ及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】方法は、端末装置が省電力関連構成を取得することと、端末装置が、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することと、を含む。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
時間周波数リソース決定方法であって、
端末装置が省電力関連構成を取得し、前記省電力関連構成は、間欠受信(DRX)構成を含むことと、
前記端末装置が、前記省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することと、を含み、
前記省エネルギーチャネル/信号は、物理下り制御チャネル(PDCCH)を含み、前記省エネルギーチャネル/信号は、DRX ON durationの前に、前記端末装置が前記DRX ON duration期間にウェイクアップするか否かを指示するように構成されることを特徴とする時間周波数リソース決定方法。
【請求項2】
前記端末装置が前記関連関係を取得することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記端末装置が前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを取得することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記省電力関連構成パラメータは、前記DRX構成のパラメータの一部を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記関連関係は、
前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成パラメータとの関連関係、
又は、前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成パラメータの組み合わせとの関連関係を含み、
前記少なくとも2つの省電力関連構成パラメータは、同じ省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータ、又は、少なくとも2つの省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
時間周波数リソース決定方法であって、
ネットワーク側が省電力関連構成を設定し、前記省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの間に、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定するための関連関係があることを含み、
前記省電力関連構成は、間欠受信(DRX)構成を含み、前記省エネルギーチャネル/信号は、物理下り制御チャネル(PDCCH)を含み、前記省エネルギーチャネル/信号は、DRX ON durationの前に、前記端末装置が前記DRX ON duration期間にウェイクアップするか否かを指示するように構成されることを特徴とする時間周波数リソース決定方法。
【請求項7】
前記ネットワーク側が前記関連関係を設定することをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ネットワーク側が前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを設定することをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記省電力関連構成パラメータは、前記DRX構成のパラメータの一部を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記関連関係は、
前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成パラメータとの関連関係、
又は、前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成パラメータの組み合わせとの関連関係を含み、
前記少なくとも2つの省電力関連構成パラメータは、同じ省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータ、又は、少なくとも2つの省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項11】
端末装置に適用される時間周波数リソース決定装置であって、
取得手段と、決定手段とを備え、
前記取得手段は、省電力関連構成を取得することに用いられ、前記省電力関連構成は、間欠受信(DRX)構成を含み、
前記決定手段は、前記省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することに用いられ、
前記省エネルギーチャネル/信号は、物理下り制御チャネル(PDCCH)を含み、前記省エネルギーチャネル/信号は、DRX ON durationの前に、前記端末装置が前記DRX ON duration期間にウェイクアップするか否かを指示するように構成されることを特徴とする時間周波数リソース決定装置。
【請求項12】
前記取得手段はさらに、前記関連関係を取得することに用いられる、ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記取得手段はさらに、前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを取得することに用いられる、ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項14】
前記省電力関連構成パラメータは、前記DRX構成のパラメータの一部を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項15】
前記関連関係は、
前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成パラメータとの関連関係、
又は、前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成パラメータの組み合わせとの関連関係を含み、
前記少なくとも2つの省電力関連構成パラメータは、同じ省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータ、又は、少なくとも2つの省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータを含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項16】
ネットワーク側に適用される時間周波数リソース決定装置であって、
設定手段を備え、
前記設定手段は、省電力関連構成を設定することに用いられ、前記省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの間に、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定するための関連関係があり、
前記省電力関連構成は、間欠受信(DRX)構成を含み、前記省エネルギーチャネル/信号は、物理下り制御チャネル(PDCCH)を含み、前記省エネルギーチャネル/信号は、DRX ON durationの前に、前記端末装置が前記DRX ON duration期間にウェイクアップするか否かを指示するように構成されることを特徴とする時間周波数リソース決定装置。
【請求項17】
前記設定手段はさらに、前記関連関係を設定することに用いられることを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記設定手段はさらに、前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを設定することに用いられることを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項19】
前記省電力関連構成パラメータは、前記DRX構成のパラメータの一部を含むことを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項20】
前記関連関係は、
前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成パラメータとの関連関係、
又は、前記省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成パラメータの組み合わせとの関連関係を含み、
前記少なくとも2つの省電力関連構成パラメータは、同じ省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータ、又は、少なくとも2つの省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータを含むことを特徴とする請求項16に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、出願日が2018年12月21日であり、出願番号がPCT/CN2018/122651号であり、発明の名称が「時間周波数リソース決定方法、装置、チップ及びコンピュータプログラム」である特許出願の分割出願である。
【0002】
本願は無線ネットワーク技術に関し、より具体的に、時間周波数リソース決定方法、装置、チップ及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0003】
5Gの進化技術において、端末装置(User Equipment、UE)の省電力への要件がより高くなっている。このため、PWSS(Power Saving Signal)のような省エネルギーチャネル/信号の概念が導入され、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースにおいて省エネルギーチャネル/信号を受信し、省エネルギーチャネル/信号を利用して省エネルギー制御を行うことができる。現在、如何に省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを決定するかについては、効果的な実現方法が存在していない。
【発明の概要】
【0004】
これに鑑みて、本願の実施例は、時間周波数リソース決定方法、装置、チップ及びコンピュータプログラムを提供する。
第1の態様は、時間周波数リソース決定方法であって、
端末装置が省電力関連構成を取得することと、
前記端末装置が、前記省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することと、を含む時間周波数リソース決定方法を提供する。
【0005】
第2の態様は、時間周波数リソース決定方法であって、
ネットワーク側が省電力関連構成を設定し、前記省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの間に、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定するための関連関係があることを含む時間周波数リソース決定方法を提供する。
【0006】
第3の態様は、上記第1の態様又はその各実現形態における方法を実行するための時間周波数リソース決定装置を提供する。
【0007】
具体的には、該時間周波数リソース決定装置は、上記第1の態様又はその各実現形態における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0008】
第4の態様は、上記第2の態様又はその各実現形態における方法を実行するための時間周波数リソース決定装置を提供する。
【0009】
具体的には、該時間周波数リソース決定装置は、上記第2の態様又はその各実現形態における方法を実行するための機能モジュールを備える。
【0010】
第5の態様は、通信機器であって、プロセッサと、メモリとを備え、該メモリが、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサが、該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第1の態様~第2の態様のいずれか又はその各実現形態における方法を実行することに用いられる通信機器を提供する。
【0011】
第6の態様は、上記第1の態様~第2の態様のいずれか又はその各実現形態における方法を実現するためのチップを提供する。
【0012】
具体的には、該チップは、該チップが実装される機器に上記第1の態様~第2の態様のいずれか又はその各実現形態における方法を実行させるように、コンピュータプログラムをメモリから呼び出して実行するプロセッサを備える。
【0013】
第7の態様は、上記第1の態様~第2の態様のいずれか又はその各実現形態における方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記憶することに用いられるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0014】
第8の態様は、上記第1の態様~第2の態様のいずれか又はその各実現形態における方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム命令を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0015】
第9の態様は、コンピュータで実行されると、上記第1の態様~第2の態様のいずれか又はその各実現形態における方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供する。
【0016】
上記紹介から分かるように、本願に記載の技術案を利用して、端末装置は、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定できることにより、端末装置が省エネルギーチャネル/信号を正確に受信して、効果的な省エネルギー制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】
図1は本願の実施例に係る通信システム構造の模式図である。
【
図2】
図2は本願の実施例に係るPWSSの模式図である。
【
図3】
図3は本願の実施例に係る時間周波数リソース決定方法を示すフローチャートである。
【
図4】
図4は本願の実施例に係る時間周波数リソース決定装置400の第1の模式構造図である。
【
図5】
図5は本願の実施例に係る時間周波数リソース決定装置500の第2の模式構造図である。
【
図6】
図6は本願の実施例に係る通信機器600の模式構造図である。
【
図7】
図7は本願の実施例に係るチップ700の模式構造図である。
【
図8】
図8は本願の実施例に係る通信システム800の模式的なブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本願の実施例の図面を参照しながら、本願の実施例の技術案を説明し、明らかに、説明される実施例は本願の実施例の一部であり、実施例の全部ではない。本願の実施例に基づき、当業者が創造的な労働を必要とせずに得る全ての他の実施例は、本願の保護範囲に属する。
【0019】
本願の実施例に係る技術案は、グローバル移動体通信(Global System of Mobile communication、GSM)システム、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、グローバル相互接続マイクロ波アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システム又は5Gシステムなどの様々な通信システムに適用され得る。
【0020】
例示的には、
図1は本願の実施例に係る通信システム構造の模式図である。該通信システム100は、端末装置120(又は通信端末、端末と呼ばれる)と通信可能なネットワーク装置110を備えることができる。ネットワーク装置110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供でき、該カバレッジエリア内に位置する端末装置と通信することができる。選択肢として、該ネットワーク装置110は、GSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB、NB)であってもよく、さらにLTEシステムにおける進化型基地局(Evolutional Node B、eNB又はeNodeB)であってもよく、又はクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、CRAN)における無線コントローラであってもよく、又は該ネットワーク装置は、移動交換センター、中継局、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器、集線装置、スイッチ、ブリッジ、ルータ、5Gネットワークにおけるネットワーク側機器又は未来進化の公衆陸上移動体通信網(Public Land Mobile Network、PLMN)におけるネットワーク装置などであってもよい。
【0021】
該通信システム100は、ネットワーク装置110のカバレッジエリア内に位置する少なくとも1つの端末装置120をさらに備える。ここで使用される「端末装置」は、公衆電話交換網(Public Switched Telephone Networks、PSTN)、デジタル加入者線(Digital Subscriber Line、DSL)、デジタルケーブル、直接ケーブル接続、及び/又は他のデータ接続/ネットワークなどの有線回線を介して接続されるか、及び/又はセルラーネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)、DVB-Hネットワークなどのデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FMブロードキャスト送信機、及び/又は他の端末装置などの無線インタフェースを介して通信信号を送受信するように構成される装置、及び/又はユビキタスネットワーク(Internet of Things、IoT)機器を含むが、これらに限定されない。無線インタフェースを介して通信するように構成される端末装置は、「無線通信端末」、「無線端末」又は「移動端末」と呼ばれてもよい。移動端末の例としては、衛星又はセルラー電話と、セルラー無線電話及びデータ処理、ファクス及びデータ通信能力を組み合わせ得るパーソナル通信システム(Personal Communications System、PCS)端末と、無線電話、ポケベル、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、ノートブック、カレンダー及び/又は全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)受信機を含むPDAと、及び通常のラップトップ受信機及び/又はハンドヘルド受信機又は無線電話送受信機を含む他の電子装置と、を含むが、これらに限定されない。端末装置は、アクセス端末、ユーザ機器(User Equipment、UE)、ユーザユニット、ユーザ局、移動局、モバイルステーション、遠隔局、遠隔端末、移動機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント又はユーザ装置をいうことができる。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション確立プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド機器、計算機器又は無線モデムに接続される他の処理機器、車載機器、ウェアラブル機器、5Gネットワークにおける端末装置又は未来進化のPLMNにおける端末装置などであってもよい。
【0022】
選択肢として、端末装置120の間には、直接端末接続(Device to Device、D2D)通信を行うことができる。
【0023】
選択肢として、5Gシステム又は5Gネットワークはさらに、NRシステム又はNRネットワークと呼ばれてもよい。
【0024】
本願の実施例に係る技術案は、アンライセンススペクトルに適用されてもよく、ライセンススペクトルに適用されてもよく、本願の実施例はこれを限定しない。
【0025】
図1は1つのネットワーク装置及び2つの端末装置を例示的に示し、選択肢として、該通信システム100は、複数のネットワーク装置を備え、各ネットワーク装置のカバレッジエリア内に他の数の端末装置が備えることができ、本願の実施例はこれを限定しない。
【0026】
選択肢として、該通信システム100は、ネットワークコントローラ、移動管理エンティティなどの他のネットワークエンティティをさらに備えてもよく、本願の実施例はこれを限定しない。
【0027】
本願の実施例のネットワーク/システムにおける、通信機能を有する機器は通信機器と呼ばれてもよいことが理解されるべきである。
図1に示される通信システム100を例示とし、通信機器は、通信機能を有するネットワーク装置110と、端末装置120とを備えてもよく、ネットワーク装置110及び端末装置120が上記具体的な機器であってもよく、ここで説明を省略し、通信機器は、通信システム100における他の機器、例えばネットワークコントローラ、移動管理エンティティなどの他のネットワークエンティティをさらに備えてもよいが、本願の実施例はこれを限定しない。
【0028】
本明細書における用語「システム」及び「ネットワーク」は、本明細書で常に交換可能に利用され得ることが理解されるべきである。本明細書における用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトを説明する関連関係に過ぎず、3つの関係が存在できることを表し、例えば、A及び/又はBは、Aが単独に存在し、A及びBが同時に存在し、Bが単独に存在するという3つの場合を表す。また、本明細書における符号「/」は、一般的に前後関連するオブジェクトの間が「又は」の関係であることを表す。
【0029】
省電力の目的を達成するために、通常、以下の観点で端末装置の省電力を考慮する必要がある。
【0030】
時間領域の観点から、端末装置が受信機をオンにする時間を短縮することにより端末装置の消費電力を低減することができる。現在の間欠受信(Discontinuous Reception、DRX)メカニズムでは、各DRXがアクティベーションされる(ON duration)期間に、端末装置は、物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)を継続的に検出することにより基地局が自体へのデータ伝送をスケジューリングするか否かを判断する必要があり、端末装置の大部分にとって、非常に長い期間にデータ伝送を受信する必要がない可能性があるが、依然として定期的なウェイクアップメカニズムを維持して可能な下り伝送をモニタリングする必要があり、このような端末装置に対して、PWSSなどの省エネルギーチャネル/信号が導入され、DRX ON durationの開始前に端末装置がDRX ON duration期間にウェイクアップするか否かを指示して、不要な受信による端末装置の消費電力を低減できることに用いられる。
【0031】
図2は本願の実施例に係るPWSSの模式図である。
図2に示すように、基地局はDRX on duration期間に端末装置をスケジューリングする必要があると判断した場合、DRX on durationの前にPWSSを端末装置に送信して端末装置をウェイクアップし、そうでない場合、PWSSを端末装置に送信しなくてもよく、端末装置は、PWSSを検出した後、DRX on duration期間にPDCCH検出及びデータ受信を行い、そうでない場合、PDCCH検出を行わなくてもよい。同様に、無線リソース制御アイドル(Radio Resource Control idle、RRC idle)状態での端末装置がページングメッセージを受信することについて、ページングタイミング(Paging Occasion、PO)の前に、PWSSを検出することにより今回のPOのPDCCH検出を行う必要があるか否かを判断する。
【0032】
周波数領域の観点から、端末装置の受信帯域を削減することは省電力にとって非常に重要であり、受信した帯域を端末装置のサービス量と迅速にマッチングして、省電力の効果を達成することができる。例えば、端末装置のサービス量に応じて部分帯域幅(BandWidth Part、BWP)の切り替え、又は搬送波のアクティブ化とデアクティブ化を迅速に行い、サービス量の少ない場合に端末装置の受信帯域を迅速に削減して、省電力の目的を達成することができる。
【0033】
処理時間及び複雑さの観点から、基地局は、下りデータを受信するように端末装置をスケジューリングする場合、下り制御情報(Downlink Control Information、DCI)がこのタイムスロットの物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared CHannel、PDSCH)及びクロスタイムスロットのPDSCH受信をスケジューリングし、端末装置の処理時間要件は異なる。端末装置の処理時間要件が異なるのは、端末装置がハイブリッド自動再送要求確認(Hybrid Automatic Repeat reQuest-ACK、HARQ-ACK)をフィードバックする遅延要件と上りスケジューリングの遅延要件が異なることにも反映される。端末装置の処理時間要件を緩和できる場合、省電力の目的を達成することができる。端末装置の処理の複雑さに影響を与えて消費電力に影響を与える他の構成は、多入力多出力構成(Multiple-Input Multiple-Output configuration、MIMO configuration)、多入力多出力層(MIMO layers)構成、アンテナ構成(antenna configuration)、チャネル状態情報(Channel State Information、CSI)フィードバック構成、無線リソース管理(Radio Resource Management、RRM)測定構成などをさらに含んでいる。
【0034】
PDCCH受信の観点から、PDCCHモニタリングは、端末装置の消費電力の主な原因であり、PDCCHモニタリングを低減することは端末装置の省電力に非常に重要であり、主な方法には、PWSSの定義によるPDCCHモニタリングのトリガー、休止(Go-to-sleep、GTS)信号の定義によるPDCCHモニタリングの停止、シグナリングの動的又は半静的変更又は端末装置の制御リソースセット(CORSET)又はサーチスペース(searchSpace)のオンオフなどが含まれる。
【0035】
上記省電力の考慮に基づき、本願は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソース決定方法を提案する。
図3は本願の実施例に係る時間周波数リソース決定方法を示すフローチャートである。
図3に示すように、以下の具体的な実現形態を含む。
【0036】
301では、端末装置は省電力関連構成を取得する。
【0037】
302では、端末装置は、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの関連関係(対応関係などとも呼ばれる)に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定する。
【0038】
好ましくは、省電力関連構成は、DRX構成、及び/又は、BWP構成、及び/又は、PDCCH CORSET構成、及び/又は、PDCCH searchSpace構成、及び/又は、MIMO configuration構成、及び/又は、MIMO layers構成、及び/又は、antenna configuration構成、及び/又は、CSIフィードバック構成、及び/又は、RRM測定構成などを含むことができる。
【0039】
端末装置は、省電力関連構成だけではなく、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを取得でき、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの間に関連関係があり、端末装置は該関連関係を取得できる。省電力関連構成、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソース及び関連関係は、いずれもネットワーク側により設定されてもよい。
【0040】
好ましくは、省電力関連構成パラメータは、DRX構成のパラメータの一部、及び/又は、PDCCH CORSET構成のパラメータの一部、及び/又は、PDCCH searchSpace構成のパラメータの一部、及び/又は、CSIフィードバック構成のパラメータの一部、及び/又は、RRM測定構成のパラメータの一部などを含むことができる。
【0041】
端末装置は、設定された関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができ、具体的な実現形態は以下を含むが、これらに限定されない。
【0042】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0043】
又は、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成の組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0044】
又は、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成パラメータとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0045】
又は、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成パラメータの組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。ここで、少なくとも2つの省電力関連構成パラメータは、同じ省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータ、又は、少なくとも2つの省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータを含むことができる。
【0046】
以下、具体例を参照して本願に記載の技術案をさらに説明する。
【0047】
1)例1
【0048】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとDRX構成との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0049】
DRX構成は、端末装置の特定の構成であり、異なる端末装置のDRX構成は異なる可能性があり、本例では、端末装置はあるDRX構成を設定すると、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとDRX構成との関連関係に基づき、対応する省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを決定することができる。異なるDRX構成は、異なる省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースに対応することができる。
【0050】
端末装置は、決定された省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースに基づいて省エネルギーチャネル/信号を受信し、PWSSに基づいてDRX ON duration期間にウェイクアップする必要があるか否かを決定するなどの、対応する省エネルギー制御を行うことができる。
【0051】
2)例2
【0052】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとDRX構成のパラメータの一部との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0053】
DRX構成には複数のパラメータが含まれてもよく、好ましくは、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとDRX構成内のdrx-onDurationTimer、drx-StartOffset、drx-ShortCycle及びdrx-LongCycleパラメータのうちの1つ又は任意の複数の組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0054】
ここで、drx-onDurationTimerは、DRXサイクルの開始時の持続時間(the duration at the beginning of a DRX Cycle)を設定することに用いられ、drx-StartOffsetは、DRXサイクルが開始するサブフレーム(the subframe where the DRX Cycle starts)を設定することに用いられ、drx-ShortCycleは、短いDRXサイクル(the Short DRX cycle)を設定することに用いられ、drx-LongCycleは、長いDRXサイクル(the Long DRX cycle)を設定することに用いられる。
【0055】
例えば、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとdrx-onDurationTimerとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0056】
さらに例えば、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと、drx-StartOffset、drx-ShortCycle及びdrx-LongCycleの組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0057】
また、異なる端末装置に対応する上記パラメータが同じ又は類似すれば、これらの異なる端末装置は、同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化することができる。
【0058】
例えば、異なる端末装置のDRX構成内のdrx-StartOffset、drx-ShortCycle及びdrx-LongCycleの組み合わせが同じ又は類似すれば、同じPWSSの時間周波数リソースなどの同じ省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを関連付けることができる。換言すれば、異なる端末装置のDRX構成内のdrx-StartOffset、drx-ShortCycle及びdrx-LongCycleの組み合わせが同じ又は類似すれば、同じPWSSを多重化することができ、DRX on duration期間にウェイクアップして下り受信を行う必要があるか否かを指示でき、例えば、DRX on durationに近い時間にウェイクアップしてPWSSを受信することにより、DRX on duration期間にウェイクアップするか否かを決定することに用いられる。異なる端末装置のDRX構成内のdrx-StartOffset、drx-ShortCycle及びdrx-LongCycleの組み合わせが大きく異なる場合、それらが下り受信を行うDRX on durationのパターン(pattern)も大きく異なり、従って同じPWSSを多重化することに不適切である。上記類似性は、通常、偏差が一定の範囲内にあることを意味する。
【0059】
3)例3
【0060】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとBWP構成との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0061】
端末装置は、1つの特定のBWPに切り替えられた後、該BWPに関連付けられる省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースに基づき、対応する省エネルギーチャネル/信号を受信して、DRX、PDCCH受信、処理時間、アンテナ構成の関連制御などの、該BWPで行われる省エネルギー制御操作に用いられることができる。
【0062】
4)例4
【0063】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとPDCCH searchSpace構成との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0064】
例えば、異なるサーチスペースの識別子(searchSpaceID)は、異なる省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースに関連付けられ得る。
【0065】
5)例5
【0066】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとPDCCH searchSpace構成のパラメータの一部との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0067】
PDCCH searchSpace構成には複数のパラメータが含まれてもよく、好ましくは、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとPDCCH searchSpace構成内のmonitoringSlotPeriodicityAndOffset及びdurationパラメータのうちの1つ又は2つの組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。上記パラメータは、searchSpaceのモニタリングサイクル、時間長さ及びオフセットなどを設定することに用いられる。
【0068】
異なる端末装置に対応する上記パラメータが同じ又は類似すれば、これらの異なる端末装置は、同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化することができる。
【0069】
例えば、異なる端末装置のPDCCH searchSpace構成内のmonitoringSlotPeriodicityAndOffsetとdurationの組み合わせが同じ又は類似すれば、これらの端末装置は、PDCCHモニタリングを行うか否かを指示するためのPWSS及び/又はGTSなどの同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化することができる。
【0070】
6)例6
【0071】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとPDCCH CORSET(ControlResourceSet)構成との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0072】
例えば、異なる制御リソースセットの識別子(ControlResourceSetID)は、異なる省エネルギーチャネル/信号に関連付けられ得る。
【0073】
7)例7
【0074】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとPDCCH CORSET構成のパラメータの一部との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0075】
PDCCH CORSET構成には複数のパラメータが含まれてもよく、好ましくは、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとPDCCH CORSET構成内のfrequencyDomainResources及びdurationパラメータのうちの1つ又は2つの組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0076】
異なる端末装置に対応する上記パラメータが同じ又は類似すれば、これらの異なる端末装置は、同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化することができる。
【0077】
例えば、異なる端末装置のPDCCH CORSET構成内のfrequencyDomainResourcesとdurationの組み合わせが同じ又は類似すれば、これらの端末装置は、PWSS及び/又はGTSなどの同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化することができる。
【0078】
8)例8
【0079】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとCSIフィードバック構成(CSI-ReportConfig)との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0080】
例えば、異なるCSI-ReportConfigIDは、異なる省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースに関連付けられ得る。省エネルギーチャネル/信号を利用して、あるCSIフィードバックタイミングでCSIなどをフィードバックする必要があるか否かを制御することができる。
【0081】
9)例9
【0082】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとCSI-ReportConfig構成のパラメータの一部との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0083】
CSI-ReportConfig構成には複数のパラメータが含まれてもよく、好ましくは、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとCSI-ReportConfig構成内のCSI-ReportPeriodicityAndOffsetパラメータとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。上記パラメータは、CSI報告のサイクル及びオフセットを設定することに用いられる。
【0084】
また、異なる端末装置に対応する上記パラメータが同じ又は類似すれば、これらの異なる端末装置は、同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化することができる。
【0085】
10)例10
【0086】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとRRM測定構成(MeasConfig)との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0087】
例えば、異なるMeasConfigIDは、異なる省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースに関連付けられ得る。省エネルギーチャネル/信号を利用して、ある測定タイミングで測定する必要があるか否か、又は端末装置の測定構成又はパラメータを変更するなどを制御することができる。
【0088】
11)例11
【0089】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとMeasConfig構成のパラメータの一部との関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0090】
MeasConfig構成には複数のパラメータが含まれてもよく、好ましくは、端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとMeasConfig構成内のmeasGapConfig及びs-MeasureConfigパラメータのうちの1つ又は2つの組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。measGapConfigは、測定ギャップのサイクル、長さ、オフセットなどを設定することに用いられ、s-MeasureConfigは、非サービングセル測定を行うか否かを決定する測定閾値を設定することに用いられる。
【0091】
また、異なる端末装置に対応する上記パラメータが同じ又は類似すれば、これらの異なる端末装置は、同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化することができる。
【0092】
例えば、異なる端末装置のMeasConfig構成内のmeasGapConfigとs-MeasureConfigの組み合わせが同じ又は類似すれば、これらの端末装置は、同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化することができる。
【0093】
12)例12
【0094】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとDRX構成及びBWP構成の組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを決定することができる。
【0095】
13)例13
【0096】
端末装置は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetとfrequencyDomainResourcesの組み合わせとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0097】
本願に記載の省エネルギーチャネル/信号は、PDCCH、基準信号又はシーケンスベースに基づく信号などを含むことができる。それに対応し、関連関係に基づいて省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することは、PDCCHのsearchSpace又はControl Resource Setを決定すること、又は、基準信号又はシーケンスに基づく信号の時間周波数リソース構成を決定するなどを含むことができる。
【0098】
以上は、主に、端末装置側から本願に記載の技術案を説明するものであり、ネットワーク側にとって、ネットワーク側は省電力関連構成を設定でき、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの間に、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定するための関連関係がある。
【0099】
ネットワーク側はさらに、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソース及び前記関連関係を設定でき、設定オブジェクトは、端末装置であってもよく、端末装置は、設定に応じて省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0100】
上記関連関係は、
省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成との関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成の組み合わせとの関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成パラメータとの関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成パラメータの組み合わせとの関連関係、を含むが、これらに限定されず、ここで、少なくとも2つの省電力関連構成パラメータは、同じ省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータ、又は、少なくとも2つの省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータを含む。
【0101】
ここで、省電力関連構成は、DRX構成、及び/又は、BWP構成、及び/又は、PDCCH CORSET構成、及び/又は、PDCCH searchSpace構成、及び/又は、MIMO configuration、及び/又は、MIMO layers構成、及び/又は、antenna configuration構成、及び/又は、CSIフィードバック構成、及び/又は、RRM測定構成などを含むことができる。
【0102】
省電力関連構成パラメータは、DRX構成のパラメータの一部、及び/又は、PDCCH CORSET構成のパラメータの一部、及び/又は、PDCCH searchSpace構成のパラメータの一部、及び/又は、CSIフィードバック構成のパラメータの一部、及び/又は、RRM測定構成のパラメータの一部などを含むことができる。
【0103】
省エネルギーチャネル/信号は、PDCCH、基準信号又はシーケンスに基づく信号などを含むことができる。
【0104】
なお、上記各方法実施例について簡単に説明するために、一連のアクションの組み合わせとして表されているが、当業者は、本願が説明されたモーションの順序で限定されず、本願によれば、いくつかのステップが他の順序で又は同時に行われる場合があることを理解すべきである。次に、当業者は、明細書で説明されている実施例が全て好適な実施例に属し、言及されているモーション及びモジュールが必ずしも本願で必要とされるわけではないことを理解すべきである。
【0105】
上記実施例では、各実施例についての説明はそれぞれ重んずるところがあり、ある実施例における詳しく説明されていない部分については他の実施例の関連説明を参照してもよい。
【0106】
要するに、本願に記載の技術案を利用し、端末装置は、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定できることにより、端末装置が、省エネルギーチャネル/信号を正確に受信して、効果的な省エネルギー制御を実現することができる。
【0107】
また、従来技術では、PWSSのような省エネルギーチャネル/信号は、セルレベル又は端末装置群レベルの信号であり、セル内の端末装置又はセル内の一部の端末装置の省電力を制御することに用いられる。しかし、設定されたPWSSは、サービス量の変化により変化した端末装置のDRX構成又はDRX構成のパラメータの一部のような、サービス量の変化により変化した端末装置の省電力操作とマッチングすることは困難であるため、基地局は、PWSSに応じて端末装置群の省電力を正確に制御することは困難になる。本願に記載の技術案を利用することにより、同じ又は類似の省電力構成を有する端末装置が、同じ省エネルギーチャネル/信号を多重化でき、同じ又は類似の省電力構成を有する端末装置を1組として省電力制御を行い、それにより制御結果の精度などを向上させることができる。
【0108】
以上は、方法実施例を説明するためのものであり、以下、装置実施例により本願に記載の技術案についてさらに説明する。
【0109】
図4は本願の実施例に係る時間周波数リソース決定装置400の第1の模式構造図である。該装置は端末装置に適用され、
図4に示すように、取得手段401と、決定手段402とを備える。
【0110】
取得手段401は、省電力関連構成を取得することに用いられる。
【0111】
決定手段402は、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することに用いられる。
【0112】
好ましくは、省電力関連構成は、DRX構成、及び/又は、BWP構成、及び/又は、PDCCH CORSET構成、及び/又は、PDCCH searchSpace構成、及び/又は、MIMO configuration構成、及び/又は、MIMO layers構成、及び/又は、antenna configuration構成、及び/又は、CSIフィードバック構成、及び/又は、RRM測定構成などを含むことができる。
【0113】
取得手段401は、省電力関連構成だけではなく、さらに省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースを取得でき、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの間に関連関係があり、該関連関係を取得できる。
【0114】
好ましくは、省電力関連構成パラメータは、DRX構成のパラメータの一部、及び/又は、PDCCH CORSET構成のパラメータの一部、及び/又は、PDCCH searchSpace構成のパラメータの一部、及び/又は、CSIフィードバック構成のパラメータの一部、及び/又は、RRM測定構成のパラメータの一部などを含むことができる。
【0115】
決定手段402は、設定された関連関係に基づき、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定することができる。
【0116】
前記関連関係は、
省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成との関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成の組み合わせとの関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成パラメータとの関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成パラメータの組み合わせとの関連関係、を含むが、これらに限定されず、ここで、少なくとも2つの省電力関連構成パラメータは、同じ省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータ、又は、少なくとも2つの省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータを含む。
【0117】
上記省エネルギーチャネル/信号は、PDCCH、基準信号又はシーケンスに基づく信号などを含むことができる。それに対応し、決定手段402は、PDCCHのsearchSpace又はControl Resource Setを決定することができ、又は、基準信号又はシーケンスに基づく信号の時間周波数リソース構成などを決定することができる。
【0118】
図5は本願の実施例に係る時間周波数リソース決定装置500の第2の模式構造図である。該装置はネットワーク側に適用され、
図5に示すように、設定手段501を備える。
【0119】
設定手段501は、省電力関連構成を設定することに用いられ、省電力関連構成又は省電力関連構成パラメータと省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースとの間に、省エネルギーチャネル/信号を受信する時間周波数リソースを決定するための関連関係がある。
【0120】
また、設定手段501はさらに、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソース及び上記関連関係を設定することができる。
【0121】
上記関連関係は、
省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成との関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成の組み合わせとの関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと1つの省電力関連構成パラメータとの関連関係、
又は、省エネルギーチャネル/信号の時間周波数リソースと少なくとも2つの省電力関連構成パラメータの組み合わせとの関連関係、を含むが、これらに限定されず、ここで、少なくとも2つの省電力関連構成パラメータは、同じ省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータ、又は、少なくとも2つの省電力関連構成に属する少なくとも2つのパラメータを含む。
【0122】
ここで、省電力関連構成は、DRX構成、及び/又は、BWP構成、及び/又は、PDCCH CORSET構成、及び/又は、PDCCH searchSpace構成、及び/又は、MIMO configuration、及び/又は、MIMO layers構成、及び/又は、antenna configuration構成、及び/又は、CSIフィードバック構成、及び/又は、RRM測定構成などを含むことができる。
【0123】
省電力関連構成パラメータは、DRX構成のパラメータの一部、及び/又は、PDCCH CORSET構成のパラメータの一部、及び/又は、PDCCH searchSpace構成のパラメータの一部、及び/又は、CSIフィードバック構成のパラメータの一部、及び/又は、RRM測定構成のパラメータの一部などを含むことができる。
【0124】
省エネルギーチャネル/信号は、PDCCH、基準信号又はシーケンスに基づく信号などを含むことができる。
【0125】
図4及び
図5に示される装置実施例の具体的な動作モードは、上記方法実施例における関連説明を参照し、ここで説明を省略する。
【0126】
図6は本願の実施例に係る通信機器600の模式構造図である。
図6に示される通信機器600は、プロセッサ610を備え、プロセッサ610が、コンピュータプログラムをメモリ620から呼び出して実行して、本願の実施例における方法を実現することができる。
【0127】
選択肢として、
図6に示すように、通信機器600は、メモリ620をさらに備えてもよい。プロセッサ610は、コンピュータプログラムをメモリ620から呼び出して実行して、本願の実施例における方法を実現することができる。
【0128】
ただし、メモリ620は、プロセッサ610から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ610に集積されてもよい。
【0129】
選択肢として、
図6に示すように、通信機器600は、送受信機630をさらに備えてもよく、プロセッサ610は、該送受信機630と他の機器を通信することを制御でき、具体的には、情報又はデータを他の機器に送信し、又は他の機器から送信された情報又はデータを受信する。
【0130】
ただし、送受信機630は、送信機及び受信機を備えることができる。送受信機630はアンテナをさらに備えてもよく、アンテナの数は1つ又は複数であってもよい。
【0131】
選択肢として、該通信機器600は、具体的には、本願の実施例のネットワーク装置であってもよく、本願の実施例の各方法における、ネットワーク装置により実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0132】
選択肢として、該通信機器600は、具体的には本願の実施例の移動端末/端末装置であってもよく、本願の実施例の各方法における、移動端末/端末装置により実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0133】
図7は本願の実施例に係るチップ700の模式構造図である。
図7に示されるチップ700は、プロセッサ710を備え、プロセッサ710が、コンピュータプログラムをメモリから呼び出して実行して、本願の実施例における方法を実現することができる。
【0134】
選択肢として、
図7に示すように、チップ700は、メモリ720をさらに備えてもよい。ただし、プロセッサ710は、コンピュータプログラムをメモリ720から呼び出して実行して、本願の実施例における方法を実現することができる。
【0135】
ただし、メモリ720は、プロセッサ710から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ710に集積されてもよい。
【0136】
選択肢として、該チップ700は、入力インタフェース730をさらに備えてもよい。プロセッサ710は、該入力インタフェース730と他の機器又はチップを通信することを制御でき、具体的には、他の機器又はチップから送信された情報又はデータを取得することができる。
【0137】
選択肢として、該チップ700は、出力インタフェース740をさらに備えてもよい。プロセッサ710は、該出力インタフェース740と他の機器又はチップを通信することを制御でき、具体的には、情報又はデータを他の機器又はチップに出力することができる。
【0138】
選択肢として、該チップは本願の実施例におけるネットワーク装置に適用され、本願の実施例の各方法における、ネットワーク装置により実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0139】
選択肢として、該チップは、本願の実施例における移動端末/端末装置に適用され、本願の実施例の各方法における、移動端末/端末装置により実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0140】
本願の実施例に係るチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよいことが理解されるべきである。
【0141】
図8は本願の実施例に係る通信システム800の模式的なブロック図である。
図8に示すように、該通信システム800は、端末装置810と、ネットワーク装置820とを備える。
【0142】
ただし、該端末装置810は、上記方法における、端末装置により実現される対応する機能を実現することに用いられ、及び、該ネットワーク装置820は、上記方法における、ネットワーク装置により実現される対応する機能を実現することに用いられ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0143】
本願の実施例のプロセッサは、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得る。実現過程では、上記方法実施例の各ステップは、プロセッサのハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって完了されることができる。上記プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、離散ハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサは、任意の通常のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例に開示されている方法を組み合わせたステップは、直接ハードウェアデコードプロセッサにより実行し完了されてもよく、又はデコードプロセッサのハードウェア及びソフトウェアモジュール組み合わせにより実行し完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ又は電子的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野で成熟した記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。
【0144】
理解されるように、本願の実施例に係るメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性メモリと不揮発性メモリの両者を含んでもよい。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電子的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部高速キャッシュメモリとして機能するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。制限的ではなく例示的な説明により、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)などの多くの形態のRAMは利用可能である。なお、本明細書に説明されるシステム及び方法のメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されない。
【0145】
本願の実施例は、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0146】
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は、本願の実施例におけるネットワーク装置に適用されることができ、該コンピュータプログラムは、本願の実施例の各方法における、ネットワーク装置により実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0147】
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は、本願の実施例における移動端末/端末装置に適用されることができ、該コンピュータプログラムは、本願の実施例の各方法における、移動端末/端末装置により実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0148】
本願の実施例は、コンピュータプログラム命令を備えるコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0149】
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は、本願の実施例におけるネットワーク装置に適用されることができ、該コンピュータプログラム命令は、本願の実施例の各方法における、ネットワーク装置により実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0150】
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は、本願の実施例における移動端末/端末装置に適用されることができ、該コンピュータプログラム命令は、本願の実施例の各方法における、移動端末/端末装置により実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0151】
本願の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供する。
【0152】
選択肢として、該コンピュータプログラムは、本願の実施例におけるネットワーク装置に適用されることができ、該コンピュータプログラムがコンピュータで実行されると、本願の実施例の各方法における、ネットワーク装置により実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0153】
選択肢として、該コンピュータプログラムは、本願の実施例における移動端末/端末装置に適用されることができ、該コンピュータプログラムがコンピュータで実行されると、本願の実施例の各方法における、移動端末/端末装置により実現される対応するプロセスをコンピュータに実行させ、簡潔のために、ここで説明を省略する。
【0154】
当業者であれば、本明細書に開示されている実施例を参照して説明される各例のユニット及びアルゴリズムステップを、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現できることが理解できる。これらの機能をハードウェアで実行するか又はソフトウェア形態で実行するかは、技術案の特定の応用及び設計制約条件に決められる。当業者は、本願の範囲を逸脱することなく、各特定の応用に応じて異なる方法で説明された機能を実現することができる。
【0155】
当業者であれば、説明の便宜及び簡潔上、上記説明されたシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程は、上記方法実施例の対応する過程を参照すればよいことが理解でき、ここで説明を省略する。
【0156】
本願により提供されるいくつかの実施例では、開示されているシステム、装置及び方法を他の形態で実現できることが理解すべきである。例えば、以上説明された装置実施例は単に例示的なものであり、例えば、前記ユニットの分割は、単に1種の論理機能分割であり、実際の実現時に他の分割方式が可能であり、例えば複数のユニット又は要素は結合されてもよく又は1つのシステムに集積されてもよく、又はいくつかの特徴を無視してもよく、又は実行しなくてもよい。また、表示又は検討された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介した間接結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
【0157】
前記分離部材として説明されるユニットは、物理的に分離してもよく、物理的に分離しなくてもよく、ユニットとして表示される部材は、物理ユニットであってもよく又は物理ユニットでなくてもよく、すなわち、1つの場所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じて、一部又は全てのユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現することができる。
【0158】
また、本願の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットは別々に物理的に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットは1つのユニットに集積されてもよい。
【0159】
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づき、本願の技術案は本質的に又は従来技術に貢献する部分又は該技術案の一部は、ソフトウェア製品の形態で反映されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、1つのコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置などであり得る)に本願の各実施例に記載の方法のステップの全部又は一部を実行させるための複数の命令を含む。上記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶可能な様々な媒体を含む。
【0160】
以上は、本願の具体的な実施形態に過ぎないが、本願の保護範囲はこれに限定されず、当業者が本願に開示されている技術範囲内に容易に想到し得る変化又は置換は全て本願の保護範囲内に属すべきである。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に準じるべきである。