(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023114691
(43)【公開日】2023-08-18
(54)【発明の名称】ビデオ通話システム、ビデオ通話システムのプログラム
(51)【国際特許分類】
H04L 65/401 20220101AFI20230810BHJP
H04L 67/00 20220101ALI20230810BHJP
H04N 7/15 20060101ALI20230810BHJP
【FI】
H04L65/401
H04L67/00
H04N7/15
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022017146
(22)【出願日】2022-02-07
(71)【出願人】
【識別番号】516346218
【氏名又は名称】株式会社サテライトオフィス
(74)【代理人】
【識別番号】100168538
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 来
(72)【発明者】
【氏名】原口 豊
(72)【発明者】
【氏名】原口 優
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA10
5C164MA06S
5C164UB10S
5C164UB81S
5C164UD11S
5C164VA07P
(57)【要約】
【課題】各ユーザーはメモ情報を簡単に共有し、ユーザー全員で書き込みをすることができるビデオ通話システムを提供する。
【解決手段】ビデオ通話システム100は、複数のユーザー端末110、120とサーバ130とを備えて複数のユーザー端末の間でサーバを介してビデオ通話自在である。いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったとき、各ユーザー端末のブラウザ111、121が、メモ欄114、124を表示する。いずれかのユーザー端末においてメモ情報MMの入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末が、メモ情報をサーバに送信し、サーバが、各ユーザー端末へメモ情報を送信し、各ユーザー端末110、120が、メモ欄114、124に受信したメモ情報MMを表示する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のユーザー端末とサーバとを備えて複数のユーザー端末の間でサーバを介してビデオ通話自在なビデオ通話システムであって、
前記ユーザー端末においてユーザーによって所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったか否かをユーザー端末が判定し、
前記所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったとき、ユーザー端末が、サーバにアクセスしてブラウザにビデオ通話画面を表示し、音声設定およびカメラ設定に応じてユーザー端末のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともにユーザー端末からサーバへ送信し、
前記サーバが、前記ユーザー端末から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面を表示している他のユーザー端末へ送信し、
各ユーザー端末が、前記サーバから受信した映像データおよびユーザー情報を表示するとともに音声データを出力し、
いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったとき、各ユーザー端末のブラウザが、メモ欄を表示し、
いずれかのユーザー端末においてメモ情報の入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末が、メモ情報をサーバに送信し、
前記サーバが、各ユーザー端末へメモ情報を送信し、
前記各ユーザー端末が、メモ欄に受信したメモ情報を表示する構成であることを特徴とするビデオ通話システム。
【請求項2】
前記ユーザー端末においてビデオ通話終了操作があったとき、ビデオ通話終了操作のあったユーザー端末が、ブラウザの現在メモ欄に表示されたメモ情報をユーザー端末の記憶部に保存する構成であることを特徴とする請求項1に記載のビデオ通話システム。
【請求項3】
前記ユーザー端末のブラウザにおいて各ユーザーの映像データおよびユーザー情報を表示するビデオ通話画面が、所定メモ操作に用いられるメモボタンを有し、
前記メモボタンが、文字表示を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のビデオ通話システム。
【請求項4】
複数のユーザー端末とサーバとを備えて複数のユーザー端末の間でサーバを介してビデオ通話自在なビデオ通話システムのプログラムであって、
前記ユーザー端末においてユーザーによって所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったか否かをユーザー端末が判定するアクセス操作判定ステップと、
前記所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったとき、ユーザー端末が、サーバにアクセスしてブラウザにビデオ通話画面を表示し、音声設定およびカメラ設定に応じてユーザー端末のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともにユーザー端末からサーバへ送信し、サーバが、ユーザー端末から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面を表示している他のユーザー端末へ送信するビデオ送信ステップと、
各ユーザー端末が、前記サーバから受信した映像データおよびユーザー情報を表示するとともに音声データを出力するビデオ表示ステップと、
いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったか否かを、サーバが判定するメモ操作判定ステップと、
いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったとき、各ユーザー端末のブラウザが、メモ欄を表示するメモ欄表示ステップと、
いずれかのユーザー端末においてメモ情報の入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末が、メモ情報をサーバに送信し、サーバが、各ユーザー端末へメモ情報を送信するメモ送信ステップと、
前記各ユーザー端末が、メモ欄に受信したメモ情報を表示するメモ情報表示ステップとを具備していることを特徴とするビデオ通話システムのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、 複数のユーザー端末とサーバとを備えて複数のユーザー端末の間でサーバを介してビデオ通話自在なビデオ通話システム、および、そのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークで通信可能に接続される複数の会議端末、呼制御サーバ、及び画像配信サーバ等を有する会議システムが知られている(例えば、特許文献1)。
会議端末は、呼制御サーバの制御により、画像配信サーバを介して1つ以上の他の会議端末と通信を行い、会議の画像や音声を送受信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の会議システムは、第1ユーザーが使用する会議端末が撮影した会議映像と、第2ユーザーが使用する会議端末が撮影した会議映像と、第1ユーザーが使用する会議端末の外部接続端子に接続された情報端末や電子ホワイトボード等が表示している表示画面、または表示画面をキャプチャした静止画像を映した共有画像とを各会議端末の表示部に表示する構成であったため、各ユーザーがそれぞれメモした場合、メモ情報を共有することが困難であるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、各ユーザーはメモ情報を簡単に共有し、ユーザー全員で書き込みをすることができるビデオ通話システム、および、そのプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本請求項1に係る発明は、複数のユーザー端末とサーバとを備えて複数のユーザー端末の間でサーバを介してビデオ通話自在なビデオ通話システムであって、前記ユーザー端末においてユーザーによって所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったか否かをユーザー端末が判定し、前記所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったとき、ユーザー端末が、サーバにアクセスしてブラウザにビデオ通話画面を表示し、音声設定およびカメラ設定に応じてユーザー端末のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともにユーザー端末からサーバへ送信し、前記サーバが、前記ユーザー端末から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面を表示している他のユーザー端末へ送信し、各ユーザー端末が、前記サーバから受信した映像データおよびユーザー情報を表示するとともに音声データを出力し、いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったとき、各ユーザー端末のブラウザが、メモ欄を表示し、いずれかのユーザー端末においてメモ情報の入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末が、メモ情報をサーバに送信し、前記サーバが、各ユーザー端末へメモ情報を送信し、前記各ユーザー端末が、メモ欄に受信したメモ情報を表示する構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
【0007】
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたビデオ通話システムの構成に加えて、前記ユーザー端末においてビデオ通話終了操作があったとき、ビデオ通話終了操作のあったユーザー端末が、ブラウザの現在メモ欄に表示されたメモ情報をユーザー端末の記憶部に保存する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0008】
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたビデオ通話システムの構成に加えて、前記ユーザー端末のブラウザにおいて各ユーザーの映像データおよびユーザー情報を表示するビデオ通話画面が、所定メモ操作に用いられるメモボタンを有し、前記メモボタンが、文字表示を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0009】
本請求項4に係る発明は、複数のユーザー端末とサーバとを備えて複数のユーザー端末の間でサーバを介してビデオ通話自在なビデオ通話システムのプログラムであって、前記ユーザー端末においてユーザーによって所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったか否かをユーザー端末が判定するアクセス操作判定ステップと、前記所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったとき、ユーザー端末が、サーバにアクセスしてブラウザにビデオ通話画面を表示し、音声設定およびカメラ設定に応じてユーザー端末のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともにユーザー端末からサーバへ送信し、サーバが、ユーザー端末から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面を表示している他のユーザー端末へ送信するビデオ送信ステップと、各ユーザー端末が、前記サーバから受信した映像データおよびユーザー情報を表示するとともに音声データを出力するビデオ表示ステップと、いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったか否かを、サーバが判定するメモ操作判定ステップと、いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったとき、各ユーザー端末のブラウザが、メモ欄を表示するメモ欄表示ステップと、いずれかのユーザー端末においてメモ情報の入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末が、メモ情報をサーバに送信し、サーバが、各ユーザー端末へメモ情報を送信するメモ送信ステップと、前記各ユーザー端末が、メモ欄に受信したメモ情報を表示するメモ情報表示ステップとを具備していることにより、前述した課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明のビデオ通話システムは、複数のユーザー端末とサーバとを備えていることにより、複数のユーザー端末の間でサーバを介してビデオ通話することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
【0011】
本請求項1に係る発明のビデオ通話システムによれば、ビデオ会議に参加した各ユーザーのユーザー端末のブラウザにいずれかのユーザーが入力したメモ情報が表示されるため、各ユーザーはメモ情報を簡単に共有することができる。
さらに、ビデオ会議に参加した各ユーザーが入力したメモ情報の全てがメモ欄に反映されるため、ユーザー全員で書き込みをすることができる。
【0012】
本請求項2に係る発明のビデオ通話システムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、共有表示されたメモ情報が各ユーザーのビデオ通話終了する際に各ユーザー端末の記憶部に保存されるため、各ユーザーはビデオ通話した際のやりとりのメモ情報をファイルデータとして簡単に残すことができる。
【0013】
本請求項3に係る発明のビデオ通話システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、メモボタンに文字が表示されているため、各ユーザーはメモボタンを操作すると何ができるかを簡単に把握することができ、操作する際に迷うことなく簡単に操作することができる。
【0014】
本請求項4に係る発明のビデオ通話システムのプログラムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果と同様、ビデオ会議に参加した各ユーザーのユーザー端末のブラウザにいずれかのユーザーが入力したメモ情報が表示されるため、各ユーザーはメモ情報を簡単に共有することができる。
さらに、ビデオ会議に参加した各ユーザーが入力したメモ情報の全てがメモ欄に反映されるため、ユーザー全員で書き込みをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の実施例であるビデオ通話システムの概念を示す図。
【
図2】本発明の実施例であるビデオ通話しステムの動作例を示すチャート図。
【
図3】(A)(B)は本発明の実施例であるビデオ通話システムの第1ユーザー端末のブラウザのビデオ通話画面を示す図および第2ユーザー端末のブラウザのビデオ通話画面を示す図。
【
図4】(A)(B)は本発明の実施例であるビデオ通話システムの第1ユーザー端末のブラウザのビデオ通話画面のメモ欄を示す図および第2ユーザー端末のブラウザのビデオ通話画面のメモ欄を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明のビデオ通話システムは、複数のユーザー端末とサーバとを備え、ユーザー端末においてユーザーによって所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったか否かをユーザー端末が判定し、所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったとき、ユーザー端末が、サーバにアクセスしてブラウザにビデオ通話画面を表示し、音声設定およびカメラ設定に応じてユーザー端末のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともにユーザー端末からサーバへ送信し、サーバが、ユーザー端末から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面を表示している他のユーザー端末へ送信し、各ユーザー端末が、サーバから受信した映像データおよびユーザー情報を表示するとともに音声データを出力し、いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったとき、各ユーザー端末のブラウザが、メモ欄を表示し、いずれかのユーザー端末においてメモ情報の入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末が、メモ情報をサーバに送信し、サーバが、各ユーザー端末へメモ情報を送信し、各ユーザー端末が、メモ欄に受信したメモ情報を表示する構成であることにより、各ユーザーはメモ情報を簡単に共有することができ、ユーザー全員で書き込みをすることができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、本発明のビデオ通話システムのプログラムは、ユーザー端末においてユーザーによって所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったか否かをユーザー端末が判定するアクセス操作判定ステップと、所定ユニフォーム・リソース・ロケータへのアクセス操作があったとき、ユーザー端末が、サーバにアクセスしてブラウザにビデオ通話画面を表示し、音声設定およびカメラ設定に応じてユーザー端末のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともにユーザー端末からサーバへ送信し、サーバが、ユーザー端末から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面を表示している他のユーザー端末へ送信するビデオ送信ステップと、各ユーザー端末が、サーバから受信した映像データおよびユーザー情報を表示するとともに音声データを出力するビデオ表示ステップと、いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったか否かを、サーバが判定するメモ操作判定ステップと、いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったとき、各ユーザー端末のブラウザが、メモ欄を表示するメモ欄表示ステップと、いずれかのユーザー端末においてメモ情報の入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末が、メモ情報をサーバに送信し、サーバが、各ユーザー端末へメモ情報を送信するメモ送信ステップと、各ユーザー端末が、メモ欄に受信したメモ情報を表示するメモ情報表示ステップとを具備していることにより、各ユーザーはメモ情報を簡単に共有することができ、ユーザー全員で書き込みをすることができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
【0017】
例えば、ユーザー端末は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ端末、ノート型パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末、タブレット端末、腕時計型端末、眼鏡型端末など、用件についてのテキストデータをユーザー端末の表示部のブラウザにおいて画面表示するものであって、所謂インターネットである広域ネットワーク、ローカルネットワーク、電話回線などを含む通信ネットワークによりサーバと接続して映像データや音声データなどのデータを送受信するものであれば如何なるものであっても構わない。
また、サーバは、クラウド環境に作られたクラウドサーバでもよいし、サーバを構成する物理サーバの数は1つでも複数でもよい。
さらに、映像データは、ストリーミング送信・受信した動画でもよいし、所定間隔ごとに静止画像をデータにしてコマ送りのようにみせるものでもよい。
【実施例0018】
以下に、本発明の実施例であるビデオ通話システム100について、
図1乃至
図4(B)に基づいて説明する。
ここで、
図1は、本発明の実施例であるビデオ通話システム100の概念を示す図であり、
図2は、本発明の実施例であるビデオ通話しステムの動作例を示すチャート図であり、
図3(A)は、本発明の実施例であるビデオ通話システム100の第1ユーザー端末110のブラウザ111のビデオ通話画面112を示す図であり、
図3(B)は、第2ユーザー端末120のブラウザ121のビデオ通話画面122を示す図であり、
図4(A)は、本発明の実施例であるビデオ通話システム100の第1ユーザー端末110のブラウザ111のビデオ通話画面112のメモ欄114を示す図であり、
図4(B)は、第2ユーザー端末120のブラウザ121のビデオ通話画面122のメモ欄124を示す図である。
【0019】
本発明の実施例であるビデオ通話システム100は、
図1に示すように、複数のユーザー端末の一例としての第1ユーザー端末110および第2ユーザー端末120と、サーバ130とを備えている。
そして、複数のユーザー端末としての第1ユーザー端末110と第2ユーザー端末120との間でサーバ130を介してビデオ通話自在に設けられている。
【0020】
具体的には、各ユーザー端末においてユーザーによって所定ユニフォーム・リソース・ロケータ(以下、URLという)へのアクセス操作があったか否かを各ユーザー端末が判定する。
第1ユーザー端末110を例に説明すると、第1ユーザー端末110において第1ユーザーである鈴木えみによって所定URLへのアクセス操作があったか否かを第1ユーザー端末110が判定する。
【0021】
ここで、所定URLは、事前に設定されて第1ユーザーに通知されたものでもよいし、ビデオ通話(テレビ会議)を行う際に設定されて参加者が招待される際に通知されるものでもよい。
また、ビデオ通話システム100のプログラムが、第1ユーザー端末110に予めインストールにされていれば、第1ユーザー端末110のブラウザ111にビデオ通話システム100のアイコン111aが表示される(
図3(A)参照)。
この場合、アイコン111aの操作をアクセス操作としてもよい。
【0022】
そして、所定URLへのアクセス操作があったとき、第1ユーザー端末110が、サーバ130にアクセスしてブラウザ111にビデオ通話画面112を表示する。
さらに、音声設定およびカメラ設定に応じて第1ユーザー端末110のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともに第1ユーザー端末110からサーバ130へ送信する。
すると、サーバ130が、第1ユーザー端末110から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面122を表示している他のユーザー端末である第2ユーザー端末120へ送信する。
第2ユーザー端末120の動作についても、第1ユーザー端末110と同様である。
【0023】
そして、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110のブラウザ111および第2ユーザー端末120のブラウザ121が、それぞれ、サーバ130から受信した映像データおよびユーザー情報を表示する。
これとともに、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110のスピーカおよび第2ユーザー端末120のスピーカが、それぞれサーバ130から受信した音声データを出力する。
ここで、映像データの表示や音声データの出力には、一例として、所謂、ストリーミング配信の技術が用いられる。
また、いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったとき、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110のブラウザ111および第2ユーザー端末120のブラウザ121が、それぞれ、メモ欄114、124を表示する。
【0024】
さらに、いずれかのユーザー端末においてメモ情報MMの入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末が、メモ情報MMをサーバ130に送信する。
すると、サーバ130が、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110および第2ユーザー端末120へメモ情報MMを送信する。
そして、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110および第2ユーザー端末120が、メモ欄114、124に受信したメモ情報MMを表示するように構成されている。
【0025】
これにより、ビデオ会議に参加した各ユーザーの第1ユーザー端末110のブラウザ111および第2ユーザー端末120のブラウザ121にいずれかのユーザーが入力したメモ情報MMが表示される。
その結果、各ユーザーはメモ情報MMを簡単に共有することができる。
さらに、ビデオ会議に参加した各ユーザーが入力したメモ情報MMの全てがメモ欄114、124に反映される。
その結果、ユーザー全員で書き込みをすることができる。
【0026】
続いて、本発明の実施例であるビデオ通話システム100の動作について、より詳しく説明する。
図2に示すように、ステップS1では、アクセス操作判定ステップとして、第1ユーザー端末110においてユーザーによって所定URLへのアクセス操作があったか否かを、第1ユーザー端末110が判定する。
例えば、所定URLが、事前に設定されて第1ユーザーに通知されたものである場合、第1ユーザー端末110において、所定URLをクリックするとサーバ130にアクセスするアクセス操作をしたとする。
すると、
図3(A)に示すように、第1ユーザー端末110のブラウザ111が、ビデオ通話画面112を表示する。
【0027】
なお、ビデオ通話システム100のプログラムが、第1ユーザー端末110に予めインストールにされていれば、第1ユーザー端末110のブラウザ111にビデオ通話システム100のアイコン111aが表示される。
この場合、アイコン111aの操作をアクセス操作としてもよい。
第2ユーザー端末120におけるアクセス操作の有無については、第1ユーザー端末110におけるアクセス操作の有無の判定と同様であるので、その説明は省略する。
アクセス操作ありと判定した場合はステップS2へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
【0028】
ステップS2では、ビデオ送信ステップとして、第1ユーザー端末110が、サーバ130にアクセスしてブラウザ111にビデオ通話画面112を表示する。
そして、第1ユーザー端末110が、音声設定およびカメラ設定に応じて第1ユーザー端末110のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともに第1ユーザー端末110からサーバ130へ送信する。
すると、サーバ130が、第1ユーザー端末110から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面122を表示している他のユーザー端末である第2ユーザー端末120へ送信する。
なお、第2ユーザー端末120は、第2ユーザー端末120のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともに第2ユーザー端末120からサーバ130を介して他のユーザー端末である第1ユーザー端末110へ送信する。
【0029】
ステップS3では、ビデオ表示ステップとして、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110のブラウザ111および第2ユーザー端末120のブラウザ121が、サーバ130から受信した映像データおよびユーザー情報を表示する。
これとともに第1ユーザー端末110のスピーカおよび第2ユーザー端末120のスピーカが、それぞれサーバ130から受信した音声データを出力する。
より具体的には、
図3(A)に示すように、第1ユーザー端末110のブラウザ111のビデオ通話画面112には、会議タイトル表示欄112a、相手映像表示欄112b、自己映像表示欄112cが設けられている。
そして、第1ユーザー端末110のビデオ通話画面112の相手映像表示欄112bには、他のユーザーである第2ユーザー端末120からサーバ130を介して受信した第2ユーザーの映像データが表示される。
ここで、相手映像表示欄112bにおいて、ユーザー情報の一例として、第2ユーザーの名前情報「田中一郎」が表示される。
【0030】
第1ユーザー端末110の自己映像表示欄112cには、第1ユーザー端末110のカメラで記録された第1ユーザーの映像データが表示される。
ここで、自己映像表示欄112cにおいて、ユーザー情報の一例として、第1ユーザーである旨「あなた」が表示される。
自己映像表示欄112cに表示される映像データは、サーバ130を介したものでもよいが、サーバ130を介する必要はない。
理由は、表示する第1ユーザー端末110のカメラで撮影されたものだからである。
【0031】
図3(B)に示すように、第2ユーザー端末120のビデオ通話画面122には、第1ユーザー端末110のビデオ通話画面112と同様、会議タイトル表示欄122a、相手映像表示欄122b、自己映像表示欄122cが設けられている。
そして、第2ユーザー端末120のビデオ通話画面122の相手映像表示欄122bには、他のユーザーである第1ユーザー端末110からサーバ130を介して受信した第1ユーザーの映像データが表示される。
ここで、相手映像表示欄122bにおいて、ユーザー情報の一例として、第1ユーザーの名前情報「鈴木えみ」が表示される。
第2ユーザー端末120の自己映像表示欄122cには、第2ユーザー端末120のカメラで記録された第2ユーザーの映像データが表示される。
ここで、自己映像表示欄122cにおいて、ユーザー情報の一例として、第2ユーザーである旨「あなた」が表示される。
【0032】
ステップS4では、メモ操作判定ステップとして、いずれかのユーザー端末において所定メモ操作があったか否かを、サーバ130が判定する。
例えば、
図3(A)に示すように、第1ユーザー端末110のビデオ通話画面112には、音声ボタン113a、カメラボタン113b、「画面の共有」ボタン113c、チャットボタン113d、ユーザーボタン113e、「自分の背景を変更」ボタン113f、メモボタンとしての「会議メモを開く」ボタン113g、「全体の背景を変更」ボタン113hが設けられている。
このうち、「会議メモを開く」ボタン113gは、ONにすると、ビデオ通話画面112にメモ欄114が表示される。
所定メモ操作として、「会議メモを開く」ボタン113gの操作があったか否かをサーバ130が判定する。
【0033】
例えば、
図3(A)に示すように、第1ユーザー端末110のビデオ通話画面112における「会議メモを開く」ボタン113gが操作された場合、第1ユーザー端末110からサーバ130へhttpリクエストとして「会議メモを開く」ボタン113gに設定された情報が送信される。
これに基づいて、サーバ130が、所定メモ操作の有無を判定し、所定メモ操作ありと判定した場合はステップS5へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS4を繰り返す。
【0034】
なお、音声ボタン113aは、第1ユーザー端末110のマイクのON・OFFを切り替える音声設定のボタンであり、音声ONにすると、第1ユーザーの声が、相手の第2ユーザー端末120で出力される。
カメラボタン113bは、第1ユーザー端末110のカメラのON・OFFを切り替えるカメラ設定のボタンであり、カメラONにすると、第1ユーザーの顔が、相手の第2ユーザー端末120で表示される。
「画面の共有」ボタン113cは、ONにすると、第1ユーザーによって第1ユーザー端末110の表示部全体やブラウザ111が選択自在になり、選択された第1ユーザー端末110で表示している全部または一部が相手の第2ユーザー端末120のビデオ通話画面122に表示される。
チャットボタン113dは、ONにすると、1つのウィンドウが表示され、1つのウィンドウで他のユーザー全員または一部の他のユーザーを相手に、メッセージのやりとりが行われる。
【0035】
ユーザーボタン113eは、ONにすると、一例としてユーザー設定ウィンドウが表示され、ユーザー設定ウィンドウには、第1ユーザーのアイコンや表示名などのユーザー情報を設定する入力欄が設けられている。
「自分の背景を変更」ボタン113fについては、これを操作すると、自分の背景設定ウィンドウが表示され、複数の背景の中から選択すると、選択したものが、自己映像表示欄112cの自身の背景として表示される。
「全体の背景を変更」ボタン113hについては、これを操作すると、全体背景設定ウィンドウが表示され、複数の背景の中から選択すると、選択したものが、ビデオ通話画面112の背景として表示される。
【0036】
ステップS5では、
図3(A)および
図3(B)に示すように、メモ欄表示ステップとして、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110のブラウザ111および第2ユーザー端末120のブラウザ121が、メモ欄124を表示する。
つまり、いずれかのユーザー端末としての第1ユーザー端末110における所定メモ操作の一例である「会議メモを開く」ボタン113gの操作に基づいて、サーバ130が、各ユーザー端末として第1ユーザー端末110のビデオ通話画面112のメモ欄114だけでなく、第2ユーザー端末120のビデオ通話画面122においてもメモ欄124を表示させる。
【0037】
ステップS6では、メモ情報入力操作判定ステップとして、いずれかのユーザー端末においてメモ情報MMの入力操作があったか否かを、サーバ130が判定する。
例えば、
図4(A)に示すように、第1ユーザー端末110のビデオ通話画面112のメモ欄114においてメモ情報MMの入力操作があった場合、第1ユーザー端末110からサーバ130へhttpリクエストとしてメモ情報MMが送信される。
これに基づいて、サーバ130が、メモ情報MMの入力操作の有無を判定し、メモ情報MMの入力操作ありと判定した場合はステップS7へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS6を繰り返す。
【0038】
ステップS7では、メモ送信ステップとして、サーバ130が、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110および第2ユーザー端末120へメモ情報MMを送信する。
ステップS8では、
図4(A)および
図4(B)に示すように、メモ情報表示ステップとして、各ユーザー端末である第1ユーザー端末110のメモ欄114および第2ユーザー端末120のメモ欄124が、受信したメモ情報MMを表示する。
【0039】
これにより、前述したように、ビデオ会議に参加した各ユーザーの第1ユーザー端末110のブラウザ111および第2ユーザー端末120のブラウザ121にいずれかのユーザーが入力したメモ情報MMが表示される。
その結果、各ユーザーはメモ情報MMを簡単に共有することができる。
さらに、ビデオ会議に参加した各ユーザーが入力したメモ情報MMの全てがメモ欄114、124に反映される。
その結果、ユーザー全員で書き込みをすることができる。
【0040】
つまり、各ユーザー端末(110、120)において入力操作されたメモ情報MMは、一度、サーバ130へ送信されて、サーバ130における記憶部に記憶されてから各ユーザー端末(110、120)へ送信される構成である。
これにより、一度に各ユーザーによってメモ情報MMが入力されても、混乱せず、サーバ130が整合性をとってメモ情報MMをまとめ、それが各ユーザー端末(110、120)に反映される。
例えば、各ユーザーが同時に編集して、一部削除や文字装飾を行っても、サーバ130におけるメモ情報MMが「正」とされるため、混乱は生じない。
一部削除や文字装飾を行った場合、そのメモ情報MMが、操作を行ったユーザー端末(例えば、第1ユーザー端末110)からサーバ130へ送信され、サーバ130から各ユーザー端末(110、120)へ一部削除や文字装飾を行った後のメモ情報MMが送信される。
なお、複数のユーザーがほぼ同時に同じ箇所を編集する操作を行った場合、サーバ130が、操作の先後を判定し、先に行われた操作を優先させ、後に行ったユーザー端末(110、120)に「他のユーザーが操作中です。お待ち下さい!」の旨を表示させるように構成してもよい。
【0041】
また、メモ欄114には、ダウンロードアイコン114aが設けられている。
第1ユーザー端末110において、ダウンロードアイコン114aが操作されると、メモ欄114のメモ情報MMが、第1ユーザー端末110にダウンロードされる。
第2ユーザー端末120におけるダウンロードアイコン124aの操作についても、第1ユーザー端末110のダウンロードアイコン114aと同様である。
【0042】
さらに本実施例では、ユーザー端末(110、120)においてビデオ通話終了操作があったとき、ビデオ通話終了操作のあったユーザー端末(110、120)が、ブラウザ(111、121)の現在メモ欄114、124に表示されたメモ情報MMをユーザー端末(110、120)の記憶部に保存するように構成されている。
より具体的には、第1ユーザー端末110におけるビデオ通話終了操作の一例として「通話を切る」ボタン115が操作されると、第1ユーザー端末110が、ブラウザ111の現在メモ欄114に表示されたメモ情報MMを第1ユーザー端末110の記憶部に保存する。
これにより、共有表示されたメモ情報MMが各ユーザーのビデオ通話終了する際に各ユーザー端末(110、120)の記憶部に保存される。
その結果、各ユーザーはビデオ通話した際のやりとりのメモ情報MMをファイルデータとして簡単に残すことができる。
【0043】
また本実施例では、ユーザー端末(110、120)のブラウザ(111、121)において各ユーザーの映像データおよびユーザー情報を表示するビデオ通話画面(112、122)が、所定メモ操作に用いられるメモボタンとしての「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)を有している。
そして、「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)が、「会議メモを開く」の文字表示を有している。
【0044】
これにより、メモボタンとしての「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)に文字が表示されている。
その結果、各ユーザーはメモボタンとしての「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)を操作すると何ができるかを簡単に把握することができ、操作する際に迷うことなく簡単に操作することができる。
【0045】
このようにして得られた本発明の実施例であるビデオ通話システム100は、複数のユーザー端末(110、120)とサーバ130とを備え、ユーザー端末(110、120)においてユーザーによって所定URLへのアクセス操作があったか否かをユーザー端末(110、120)が判定し、所定URLへのアクセス操作があったとき、ユーザー端末(110、120)が、サーバ130にアクセスしてブラウザ(111、121)にビデオ通話画面(112、122)を表示し、音声設定およびカメラ設定に応じてユーザー端末(110、120)のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともにユーザー端末(110、120)からサーバ130へ送信し、サーバ130が、ユーザー端末(110、120)から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面(112、122)を表示している他のユーザー端末(110、120)へ送信し、各ユーザー端末(110、120)が、サーバ130から受信した映像データおよびユーザー情報を表示するとともに音声データを出力し、いずれかのユーザー端末(110、120)において所定メモ操作の一例として「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)の操作があったとき、各ユーザー端末(110、120)のブラウザ(111、121)が、メモ欄(114、124)を表示し、いずれかのユーザー端末(110、120)においてメモ情報MMの入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末(110、120)が、メモ情報MMをサーバ130に送信し、サーバ130が、各ユーザー端末(110、120)へメモ情報MMを送信し、各ユーザー端末(110、120)が、メモ欄(114、124)に受信したメモ情報MMを表示する構成であることにより、各ユーザーはメモ情報MMを簡単に共有することができ、ユーザー全員で書き込みをすることができる。
【0046】
さらに、ユーザー端末(110、120)においてビデオ通話終了操作があったとき、ビデオ通話終了操作のあったユーザー端末(110、120)が、ブラウザ(111、121)の現在メモ欄(114、124)に表示されたメモ情報MMをユーザー端末(110、120)の記憶部に保存する構成であることにより、各ユーザーはビデオ通話した際のやりとりのメモ情報MMをファイルデータとして簡単に残すことができる。
【0047】
また、ユーザー端末(110、120)のブラウザ(111、121)において各ユーザーの映像データおよびユーザー情報を表示するビデオ通話画面(112、122)が、所定メモ操作に用いられるメモボタンである「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)を有し、「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)が、文字表示を有していることにより、各ユーザーは「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)を操作すると何ができるかを簡単に把握することができ、操作する際に迷うことなく簡単に操作することができる。
【0048】
さらに、本発明の実施例であるビデオ通話システム100のプログラムは、ユーザー端末(110、120)においてユーザーによって所定URLへのアクセス操作があったか否かをユーザー端末(110、120)が判定するアクセス操作判定ステップS1と、所定URLへのアクセス操作があったとき、ユーザー端末(110、120)が、サーバ130にアクセスしてブラウザ(111、121)にビデオ通話画面(112、122)を表示し、音声設定およびカメラ設定に応じてユーザー端末(110、120)のカメラおよびマイクによって記録された映像データおよび音声データをユーザー情報とともにユーザー端末(110、120)からサーバ130へ送信し、サーバ130が、ユーザー端末(110、120)から受信した映像データ、音声データおよびユーザー情報を、ビデオ通話画面(112、122)を表示している他のユーザー端末(110、120)へ送信するビデオ送信ステップS2と、各ユーザー端末(110、120)が、サーバ130から受信した映像データおよびユーザー情報を表示するとともに音声データを出力するビデオ表示ステップS3と、いずれかのユーザー端末(110、120)において所定メモ操作の一例として「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)の操作があったか否かを、サーバ130が判定するメモ操作判定ステップS4と、いずれかのユーザー端末(110、120)において「会議メモを開く」ボタン(113g、123g)の操作があったとき、各ユーザー端末(110、120)のブラウザ(111、121)が、メモ欄(114、124)を表示するメモ欄表示ステップS5と、いずれかのユーザー端末(110、120)においてメモ情報MMの入力操作があったとき、入力操作のあったユーザー端末(110、120)が、メモ情報MMをサーバ130に送信し、サーバ130が、各ユーザー端末(110、120)へメモ情報MMを送信するメモ送信ステップS7と、各ユーザー端末(110、120)が、メモ欄(114、124)に受信したメモ情報MMを表示するメモ情報表示ステップS8とを具備していることにより、各ユーザーはメモ情報MMを簡単に共有することができ、ユーザー全員で書き込みをすることができるなど、その効果は甚大である。