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特開2023-114988受発注管理装置及び受発注管理システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023114988
(43)【公開日】2023-08-18
(54)【発明の名称】受発注管理装置及び受発注管理システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/087 20230101AFI20230810BHJP
   G06Q 30/06 20230101ALI20230810BHJP
【FI】
G06Q10/087
G06Q30/06
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023010991
(22)【出願日】2023-01-27
(31)【優先権主張番号】P 2022017195
(32)【優先日】2022-02-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000214272
【氏名又は名称】長瀬産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100205659
【弁理士】
【氏名又は名称】齋藤 拓也
(74)【代理人】
【識別番号】100145713
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 竜太
(72)【発明者】
【氏名】谷 弘志
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA16
5L049BB54
(57)【要約】
【課題】受発注に係る処理を電子化し、発注者及び受注者の双方における事務的負担を軽減することを可能にした受発注管理装置及び受発注管理システムを提供する。
【解決手段】発注者による物品の発注及び受注者による物品の納入並びに物品の在庫に係る管理を行う受発注処理部11と、受発注処理部11による処理記録を管理する記録管理部22と、備える受発注管理サーバ1は、受発注処理部11が、発注者端末から物品に係る発注依頼情報を受け付け、受け付けた発注依頼情報を発注情報記憶部34に記憶し、受注者端末又は発注者端末から発注依頼情報に含まれる各物品の発注状況に係る入力を受け付け、受け付けた発注状況に係る入力に基づいて発注情報記憶部34の発注依頼情報に対応する状況データを更新し、記録管理部22が、発注情報記憶部34に係る登録及び更新があった場合に、日付情報を含む履歴情報を生成して履歴情報記憶部に履歴情報を記憶させる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
発注者による物品の発注及び受注者による前記物品の納入並びに前記物品の在庫に係る管理を行う受発注処理手段と、
前記受発注処理手段による処理記録を管理する記録管理手段と、
を備える受発注管理装置であって、
前記受発注処理手段は、
前記発注者の端末から物品に係る発注依頼情報を受け付ける発注依頼受付手段と、
前記発注依頼受付手段が受け付けた前記発注依頼情報を、発注情報記憶部に記憶する発注依頼登録手段と、
前記受注者の端末又は前記発注者の端末から、前記発注依頼情報に含まれる各物品の発注状況に係る入力を受け付ける状況受付手段と、
前記状況受付手段が受け付けた前記発注状況に係る入力に基づいて、前記発注情報記憶部の前記発注依頼情報に対応する状況データを更新する発注依頼更新手段と、
を備え、
前記記録管理手段は、前記発注情報記憶部に係る登録及び更新があった場合に、日付情報を含む履歴情報を生成して、履歴情報記憶部に前記履歴情報を記憶させる履歴登録手段を備える、受発注管理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の受発注管理装置において、
前記受発注処理手段は、
複数月の発注予測を入力可能な予測入力フォーマットを、前記発注者の端末に送信する予測フォーム送信手段と、
前記発注者の端末から、前記予測入力フォーマットに予測数が入力された入力済フォーマットを受け付ける発注予測受付手段と、
前記発注予測受付手段が受け付けた前記入力済フォーマットの内容に基づく確認画面を、前記発注者の端末又は前記受注者の端末に出力する発注確認出力手段と、
前記発注予測受付手段が受け付けた前記入力済フォーマットの内容を、前記発注情報記憶部に記憶する発注予測登録手段と、
前記発注情報記憶部に前記予測数が登録されている場合に、前記予測数を反映した前記予測入力フォーマットを生成する予測フォーム生成手段と、
を備え、
前記予測フォーム送信手段は、前記予測フォーム生成手段が生成した前記予測入力フォーマットを、前記発注者の端末に送信し、
前記発注確認出力手段は、前記予測フォーム生成手段が生成した前記予測入力フォーマットと、前記入力済フォーマットとを照合し、同月の同一物品に対する前記予測数が同一ではない場合に、前記予測数を強調表示した前記確認画面を出力する、受発注管理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の受発注管理装置において、
前記受発注処理手段の前記発注確認出力手段は、前記発注依頼受付手段が受け付けた前記発注依頼情報に含まれる発注数と、前記発注予測受付手段が受け付けた前記入力済フォーマットの内容に含まれる前記予測数とが不一致である場合に、不一致部分を強調表示した前記確認画面を出力する、受発注管理装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれかに記載の受発注管理装置において、
前記受発注処理手段は、
各物品の数量を記憶した在庫情報記憶部と、
各物品の入荷時期及び入荷数を含む入荷情報を記憶した入荷情報記憶部と、
前記在庫情報記憶部と、前記入荷情報記憶部と、前記発注情報記憶部とを参照し、前記物品に係る所定時期の在庫数が予め定めた発注点未満である場合に、前記受注者の端末に通知をする通知手段と、
を備える、受発注管理装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3までのいずれかに記載の受発注管理装置において、
前記発注者と前記受注者との間においてチャットの形式で行うメッセージを受け付け、相手方の端末に送信するメッセージ送受信手段を備え、
前記記録管理手段は、前記メッセージ送受信手段が送受信した前記メッセージを、発注識別情報及び少なくとも前記発注者の識別情報に対応付けて、メッセージ記憶部に記憶させるメッセージ登録手段を備える、受発注管理装置。
【請求項6】
受発注管理装置と、
前記受発注管理装置における処理に係る履歴を記憶するデータベースと、
を備える受発注管理システムであって、
前記受発注管理装置は、
発注者による物品の発注及び受注者による前記物品の納入並びに前記物品の在庫に係る管理を行う受発注処理手段であって、
前記発注者の端末から物品に係る発注依頼情報を受け付ける発注依頼受付手段と、
前記発注依頼受付手段が受け付けた前記発注依頼情報を、発注情報記憶部に記憶する発注依頼登録手段と、
前記受注者の端末又は前記発注者の端末から、前記発注依頼情報に含まれる各物品の発注状況に係る入力を受け付ける状況受付手段と、
前記状況受付手段が受け付けた前記発注状況に係る入力に基づいて、前記発注情報記憶部の前記発注依頼情報に対応する状況データを更新する発注依頼更新手段と、
を備える、前記受発注処理手段と、
前記受発注処理手段による処理記録を管理する記録管理手段であって、前記発注情報記憶部に係る登録及び更新があった場合に、日付情報を含む履歴情報を生成して、前記データベースに前記履歴情報を記憶させる履歴登録手段を備える、前記記録管理手段と、
を備える、受発注管理システム。
【請求項7】
請求項6に記載の受発注管理システムにおいて、
前記受発注管理装置は、
前記発注者と前記受注者との間においてチャットの形式で行うメッセージを受け付け、相手方の端末に送信するメッセージ送受信手段を備え、
前記記録管理手段は、前記メッセージ送受信手段が送受信した前記メッセージを、発注識別情報及び少なくとも前記発注者の識別情報に対応付けて、前記データベースに記憶させるメッセージ登録手段を備える、受発注管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、受発注管理装置及び受発注管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、物品の発注には、主にFAXが用いられていた。その後、インターネットを使用した電子商取引が、様々な分野で行われるようになり、物品の発注にもウェブブラウザを利用し、業務効率化を図る取り組みが行われるようになってきている。
例えば、受発注システムに係り、特に、Web、ブラウザ等のオープンなインフラを利用して、発注者、受注者相互にリアルタイムな情報を共有しながら購入する部材、部品等の資材の発注、受注を行う受発注システム開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001-266045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の受発注システムでは、発注者側に設置されたシステムを、受注者側が端末を用いて情報共有される仕組みである。例えば、商社等の様々な発注者からの発注を受注する立場からこの仕組みを利用することを考えると、発注者の分だけ異なるシステムにアクセスして処理をしなければならないため、事務負担がかかり、業務効率が悪くなってしまう。
また、電子帳簿保存法(以下、「電帳法」ともいう。)の改正により、2022年1月から、一定の条件を満たすことで、帳簿や決算書、請求書等の国税関係帳簿や書類を、電子化して保存することを認めるようになった。そのため、受発注に係る取引においても、電帳法の要件を満たすようにすれば、紙での保存にかかるコストや事務的負担を軽減することができる。
【0005】
本発明は、受発注に係る処理を電子化し、発注者及び受注者の双方における事務的負担を軽減することを可能にした受発注管理装置及び受発注管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、発注者による物品の発注及び受注者による前記物品の納入並びに前記物品の在庫に係る管理を行う受発注処理手段と、前記受発注処理手段による処理記録を管理する記録管理手段と、を備える受発注管理装置であって、前記受発注処理手段は、前記発注者の端末から物品に係る発注依頼情報を受け付ける発注依頼受付手段と、前記発注依頼受付手段が受け付けた前記発注依頼情報を、発注情報記憶部に記憶する発注依頼登録手段と、前記受注者の端末又は前記発注者の端末から、前記発注依頼情報に含まれる各物品の発注状況に係る入力を受け付ける状況受付手段と、前記状況受付手段が受け付けた前記発注状況に係る入力に基づいて、前記発注情報記憶部の前記発注依頼情報に対応する状況データを更新する発注依頼更新手段と、を備え、前記記録管理手段は、前記発注情報記憶部に係る登録及び更新があった場合に、日付情報を含む履歴情報を生成して、履歴情報記憶部に前記履歴情報を記憶させる履歴登録手段を備える、受発注管理装置に関する。
【0007】
また、受発注管理装置において、前記受発注処理手段は、複数月の発注予測を入力可能な予測入力フォーマットを、前記発注者の端末に送信する予測フォーム送信手段と、前記発注者の端末から、前記予測入力フォーマットに予測数が入力された入力済フォーマットを受け付ける発注予測受付手段と、前記発注予測受付手段が受け付けた前記入力済フォーマットの内容に基づく確認画面を、前記発注者の端末又は前記受注者の端末に出力する発注確認出力手段と、前記発注予測受付手段が受け付けた前記入力済フォーマットの内容を、前記発注情報記憶部に記憶する発注予測登録手段と、前記発注情報記憶部に前記予測数が登録されている場合に、前記予測数を反映した前記予測入力フォーマットを生成する予測フォーム生成手段と、を備え、前記予測フォーム送信手段は、前記予測フォーム生成手段が生成した前記予測入力フォーマットを、前記発注者の端末に送信し、前記発注確認出力手段は、前記予測フォーム生成手段が生成した前記予測入力フォーマットと、前記入力済フォーマットとを照合し、同月の同一物品に対する前記予測数が同一ではない場合に、前記予測数を強調表示した前記確認画面を出力してもよい。
【0008】
また、受発注管理装置において、前記受発注処理手段の前記発注確認出力手段は、前記発注依頼受付手段が受け付けた前記発注依頼情報に含まれる発注数と、前記発注予測受付手段が受け付けた前記入力済フォーマットの内容に含まれる前記予測数とが不一致である場合に、不一致部分を強調表示した前記確認画面を出力してもよい。
【0009】
また、受発注管理装置において、前記受発注処理手段は、各物品の数量を記憶した在庫情報記憶部と、各物品の入荷時期及び入荷数を含む入荷情報を記憶した入荷情報記憶部と、前記在庫情報記憶部と、前記入荷情報記憶部と、前記発注情報記憶部とを参照し、前記物品に係る所定時期の在庫数が予め定めた発注点未満である場合に、前記受注者の端末に通知をする通知手段と、を備えてもよい。
【0010】
また、受発注管理装置において、前記発注者と前記受注者との間においてチャットの形式で行うメッセージを受け付け、相手方の端末に送信するメッセージ送受信手段を備え、前記記録管理手段は、前記メッセージ送受信手段が送受信した前記メッセージを、発注識別情報及び少なくとも前記発注者の識別情報に対応付けて、メッセージ記憶部に記憶させるメッセージ登録手段を備えてもよい。
【0011】
また、本発明は、受発注管理装置と、前記受発注管理装置における処理に係る履歴を記憶するデータベースと、を備える受発注管理システムであって、前記受発注管理装置は、発注者による物品の発注及び受注者による前記物品の納入並びに前記物品の在庫に係る管理を行う受発注処理手段であって、前記発注者の端末から物品に係る発注依頼情報を受け付ける発注依頼受付手段と、前記発注依頼受付手段が受け付けた前記発注依頼情報を、発注情報記憶部に記憶する発注依頼登録手段と、前記受注者の端末又は前記発注者の端末から、前記発注依頼情報に含まれる各物品の発注状況に係る入力を受け付ける状況受付手段と、前記状況受付手段が受け付けた前記発注状況に係る入力に基づいて、前記発注情報記憶部の前記発注依頼情報に対応する状況データを更新する発注依頼更新手段と、を備える、前記受発注処理手段と、前記受発注処理手段による処理記録を管理する記録管理手段であって、前記発注情報記憶部に係る登録及び更新があった場合に、日付情報を含む履歴情報を生成して、前記データベースに前記履歴情報を記憶させる履歴登録手段を備える、前記記録管理手段と、を備える、受発注管理システムに関する。
【0012】
また、受発注管理システムにおいて、前記受発注管理装置は、前記発注者と前記受注者との間においてチャット形式でのメッセージを受け付け、相手方の端末に送信するメッセージ送受信手段を備え、前記記録管理手段は、前記メッセージ送受信手段が送受信した前記メッセージを、発注識別情報及び少なくとも送信者の識別情報に対応付けて、前記データベースに記憶させるメッセージ登録手段を備えてもよい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、受発注に係る処理を電子化し、発注者及び受注者の双方における事務的負担を軽減することを可能にした受発注管理装置及び受発注管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本実施形態に係る受発注管理システムの全体構成を示す図である。
図2】本実施形態に係る受発注管理サーバの機能ブロックを示す図である。
図3】本実施形態に係る受発注管理サーバにおける受発注処理を示すフローチャートである。
図4】本実施形態に係る受発注管理システムにおける発注予測入力処理を示すフローチャートである。
図5】本実施形態に係る発注者端末に出力される予測入力画面及び入力方法の例を示す図である。
図6】本実施形態に係る発注者端末に出力される確認画面での出力例を示す図である。
図7】本実施形態に係る発注者端末に出力される注文一覧画面及び注文詳細画面の例を示す図である。
図8】本実施形態に係る受注者端末に出力される在庫照会画面の例を示す図である。
図9】本実施形態に係る受発注管理サーバにおける記録管理処理を示すフローチャートである。
図10】本実施形態に係る発注者端末及び受注者端末に出力されるメッセージ作成画面及びトップ画面の例を示す図である。
図11】本実施形態に係る受注者端末に出力される発注入力画面の例を示す図である。
図12】本実施形態に係る受注者端末に出力される発注一覧画面の例を示す図である。
図13】本実施形態に係る受注者端末に出力される在庫照会画面の例を示す図である。
図14】本実施形態に係る受注者端末に出力される在庫照会画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
〔受発注管理システム100の全体構成〕
図1は、本実施形態に係る受発注管理システム100の全体構成を示す図である。
図2は、本実施形態に係る受発注管理サーバ1の機能ブロックを示す図である。
【0016】
図1に示す受発注管理システム100は、発注者と受注者との双方が使用して、商品(物品)を発注者に納入させるための管理システムであり、電帳法に準拠する形式で処理に係る履歴を保存するシステムである。
受発注管理システム100は、受発注管理サーバ1(受発注管理装置)と、データ記憶装置4(データベース)と、発注者端末6と、受注者端末7とを備える。
受発注管理サーバ1と、データ記憶装置4と、発注者端末6と、受注者端末7とは、各々通信ネットワークNを介して通信可能になっている。通信ネットワークNは、例えば、インターネット等の通信回線網等である。通信ネットワークNは、構内通信網(LAN)や、仮想プライベートネットワーク(VPN)や、広域通信網(WAN)等を含むものであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
【0017】
〔受発注管理サーバ1〕
受発注管理サーバ1は、商品の受発注に係る処理を管理し、商品の在庫管理を行う。また、受発注管理サーバ1は、受発注に係る処理記録を管理し、処理の履歴を保存する。
受発注管理サーバ1は、例えば、ウェブサーバである。受発注管理サーバ1は、1台のコンピュータで構成されていてもよいし、複数台のコンピュータで構成されていてもよい。複数台のコンピュータを用いる場合には、これらのコンピュータは、例えば、通信ネットワークNを介して接続される。また、受発注管理サーバ1は、例えばクラウド上に設けられる仮想サーバ(仮想マシン)として構成してもよい。
【0018】
図2に示すように、受発注管理サーバ1は、制御部10と、記憶部30と、通信IF(インタフェース)部39とを備える。
制御部10は、受発注管理サーバ1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
【0019】
具体的には、本実施形態では、プログラムをコンピュータに実行させることによって、受発注管理サーバ1を実現する態様を例にあげて説明する。プログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、ROM(Read Only Memory)、EEOPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な非一時的(non-transitory)情報記録媒体に記録することができる。この情報記録媒体は、コンピュータとは独立して配布及び販売することができる。
【0020】
一般には、コンピュータは、非一時的情報記録媒体に記録されたプログラムを、記憶部30に含まれる一時的(temporary)記憶装置であるRAM(Random Access Memory)に読み出してから、制御部10としてのCPUが読み出されたプログラムに含まれる指令を実行する。
なお、プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、通信ネットワークN等の一時的伝送媒体を介して、プログラム配布サーバ等(図示せず)からコンピュータ等へ配布及び販売することができる。
【0021】
また、プログラムを、電子回路の動作レベル記述用のプログラミング言語によって記述することも可能である。この場合には、電子回路の動作レベル記述用のプログラミング言語によって記述されるプログラムから、電子回路の配線図やタイミングチャート等、各種の設計図が生成され、当該設計図に基づいて、上記の受発注管理サーバ1を構成する電子回路を作成することができる。例えば、電子回路の動作レベル記述用のプログラミング言語によって記述されるプログラムから、FPGA(Field Programmable Gate Array)技術によって再プログラム可能なハードウェア上に、上記受発注管理サーバ1を、構成することができるほか、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)技術によって、特定用途専用の電子回路を構成することも可能である。
【0022】
受発注管理サーバ1は、制御部10が以下に示す各構成部を制御することにより、本実施形態に説明する各処理を実行するように構成される。
制御部10は、受発注処理部11(受発注処理手段)と、メッセージ送受信部21(メッセージ送受信手段)と、記録管理部22(記録管理手段)とを備える。
【0023】
受発注処理部11は、商品の受発注の管理に係る処理を行う。
受発注処理部11は、画面出力部12と、ダウンロード受付処理部13(予測フォーム送信手段、予測フォーム生成手段)と、アップロード受付処理部14(発注予測受付手段、発注予測登録手段)と、発注依頼受付処理部15(発注依頼受付手段、発注依頼登録手段)と、発注確認出力部16(発注確認出力手段)と、発注状況受付処理部17(状況受付手段、発注依頼更新手段)と、在庫確認出力部18(通知手段)とを備える。
画面出力部12は、各メニューを選択可能なメニュー画面を、発注者端末6及び受注者端末7に出力する。画面出力部12は、発注者か受注者かによって異なるメニュー画面を出力してもよい。また、画面出力部12は、発注者か受注者かによらずに同じメニュー画面を出力し、使用者によっては、メニューを選択しても次画面に遷移させないようにしてもよい。
【0024】
ダウンロード受付処理部13は、発注者端末6から予測入力フォーマットのダウンロード要求を受け付けて、予測入力フォーマットを発注者端末6に送信する。予測入力フォーマットは、例えば、複数月の発注予測を商品ごとに入力可能なフォーマットである。また、予測入力フォーマットは、例えば、表計算ソフトで入力及び編集が可能なCSVファイルである。
ダウンロード受付処理部13は、発注情報記憶部34(後述する)を参照し、発注者によって発注予測が既に登録されている場合には、予測数を反映した予測入力フォーマットを生成して、発注者端末6に送信する。
このように、受発注管理サーバ1が予測入力フォーマットを発注者端末6にダウンロードすることで、発注者端末6では、表計算ソフト等を用いて、予測入力フォーマットに対して簡単に編集を行うことができる。
【0025】
アップロード受付処理部14は、ダウンロード受付処理部13によって発注者端末6に送信した予測入力フォーマットに、発注者が予測数を入力した入力済フォーマットを、発注者端末6から受信する。ここで、入力済フォーマットは、例えば、CSVファイルである。そして、アップロード受付処理部14は、受け付けた入力済フォーマットの内容を、発注情報記憶部34に登録する。
【0026】
発注依頼受付処理部15は、発注者端末6から商品に係る発注依頼情報を受け付ける。発注依頼情報は、発注する商品の数量や希望納期、発注者等の情報である。そして、発注依頼受付処理部15は、受け付けた発注依頼情報を、発注情報記憶部34に記憶させる。
発注確認出力部16は、アップロード受付処理部14が受け付けた入力済フォーマットの内容に基づく確認画面を生成し、依頼先である発注者端末6又は受注者端末7に送信する。ここで、発注確認出力部16は、以前に予測数を入力した入力済の予測入力フォーマットと、発注者が最新で予測数を入力した入力済フォーマットとを照合し、同月の同一商品に対する予測数が同一ではない場合に、当該予測数を強調表示した確認画面を出力する。また、発注確認出力部16は、発注依頼受付処理部15が受け付けた商品に係る発注依頼情報に含まれる発注数と、アップロード受付処理部14が受け付けた入力済フォーマットの内容に含まれる同一商品の予測数とが不一致である場合に、不一致部分を強調表示した確認画面を出力する。
【0027】
発注状況受付処理部17は、受注者端末7又は発注者端末6から商品の発注状況に係る入力を受け付ける。ここで、発注状況受付処理部17は、発注者端末6からは、発注に係るキャンセルを受け付ける。なお、発注状況受付処理部17は、納期が入力されていない発注状況の場合にのみ、発注者端末6からキャンセルを受け付け可能にしてもよい。また、発注状況受付処理部17は、受注者端末7からは、受付確認及び確定納期の入力を受け付ける。そして、発注状況受付処理部17は、発注状況に係る入力に基づいて、発注情報記憶部34の該当するレコードの発注状況を示すステータス(状況データ)を更新する。
【0028】
在庫確認出力部18は、発注情報記憶部34と、各商品の在庫数を記憶した在庫情報記憶部35(後述する)と、各商品の入荷情報を記憶した入荷情報記憶部36(後述する)とを参照して、商品に係る所定時期の在庫数を確認する。所定時期とは、例えば、月末等の予め決められた時期である。そして、在庫確認出力部18は、商品に係る所定時期の在庫数が予め定めた発注点未満である場合に、受注者端末7に通知をする。通知の方法として、例えば、受注者端末7に在庫確認のための画面を出力させた時に、該当箇所を強調表示する。
【0029】
メッセージ送受信部21は、発注者端末6と受注者端末7との間において行うチャットの形式でのメッセージを受け付け、相手方の端末に送信する処理を行う。このメッセージは、例えば、発注の単位で行うことができ、発注依頼情報に関連付けられる。
【0030】
記録管理部22は、受発注処理部11による処理を記録し、管理をする。
記録管理部22は、履歴生成登録部23(履歴登録手段)と、メッセージ登録部24(メッセージ登録手段)とを備える。
履歴生成登録部23は、発注情報記憶部34に係る登録及び更新があった場合に、日付情報を含む履歴情報を生成する。履歴情報は、例えば、発注情報記憶部34に係る更新の場合には、更新前後の変更内容を示すものである。そして、履歴生成登録部23は、生成した履歴情報を、データ記憶装置4に有する履歴情報記憶部41(後述する図1参照)に記憶させる。
メッセージ登録部24は、メッセージ送受信部21によるメッセージの送受信があった場合に、当該メッセージを、発注者を識別する識別情報である発注者コードと、注文を識別する注文番号(発注識別情報)とに対応付けて、メッセージ記憶部42(後述する図1参照)に記憶させる。
【0031】
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、フォーマット記憶部32と、ユーザ情報記憶部33と、発注情報記憶部34と、在庫情報記憶部35と、入荷情報記憶部36とを備える。
プログラム記憶部31は、各種のプログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31は、受発注処理プログラム31aと、管理記録処理プログラム31bとを記憶している。受発注処理プログラム31aは、上述した制御部10の受発注処理部11に係る各機能を実行するためのプログラムである。管理記録処理プログラム31bは、上述した制御部10のメッセージ送受信部21及び記録管理部22に係る各機能を実行するためのプログラムである。
【0032】
なお、上記の各プログラムは、一例である。受発注処理プログラム31aと、管理記録処理プログラム31bとは、上述した制御部10の各機能を1つのプログラムによって実行してもよいし、さらに複数のプログラムによって実行してもよい。また、例えば、受発注処理プログラム31aに、上述した制御部10のメッセージ送受信部21に係る各機能を実行させるようにしてもよい。
【0033】
フォーマット記憶部32は、発注者端末6にダウンロードする空の予測入力フォーマットを記憶する記憶領域である。
ユーザ情報記憶部33は、受発注管理システム100を利用するユーザである発注者及び受注者に関する情報を記憶する記憶領域である。ユーザ情報記憶部33は、例えば、ユーザを識別するユーザコードやユーザ名や企業コード、発注者か受注者かの役割を識別する役割フラグ等を記憶している。ユーザコードは、発注者の場合には、発注者コードであり、受注者の場合には、受注者コードである。なお、役割フラグは、発注者かつ受注者であるものがあっても、もちろんよい。
【0034】
発注情報記憶部34は、発注に係る情報を記憶する記憶領域である。発注情報記憶部34は、例えば、商品を識別する商品コードや発注者コード、各月の発注予測数の他、発注がされた場合には、注文番号や注文日、発注数等を記憶する。
在庫情報記憶部35は、各商品の現在の在庫数を記憶する記憶領域である。
入荷情報記憶部36は、各商品の入荷予定日や入荷日、入荷数等を記憶する記憶領域である。
【0035】
なお、記憶部30に記憶されている各記憶部は、一例である。他の項目を有してもよいし、有さない項目があってもよく、また、データの保有方法は、これに限定されない。さらに、例えば、企業マスタや商品マスタ等の各種のマスタを有してももちろんよい。
通信IF部39は、データ記憶装置4、発注者端末6及び受注者端末7との間での通信を行うためのインタフェースである。
【0036】
〔データ記憶装置4〕
図1に示すデータ記憶装置4は、データを記憶する、例えば、データベースサーバである。
また、データ記憶装置4は、複数の記憶装置(ノードという。)により、例えば、セキュリティや信頼性担保等の観点から改ざん防止機能を備えた台帳管理システム(例えばブロックチェーン)を構成する分散型ネットワークであってもよい。その場合、データ記憶装置4は、「ブロック」と呼ばれるデータの単位を一定時間ごとに生成し、鎖のように連結していくことによりデータを保管する。データ記憶装置4は、P2P(Peer to Peer)ネットワークを使用し、各記憶装置が台頭に直接通信を行う。鎖状に保存することによって、ブロック内のデータを一度記憶した場合、該データを遡及的に変更することができないようになっており、改ざん防止と安全性や信頼性が担保できる。複数の記憶装置は、例えば、複数のコンピュータやサーバ等であってよい。
【0037】
データ記憶装置4は、履歴情報記憶部41と、メッセージ記憶部42とを備える。
履歴情報記憶部41は、受発注管理サーバ1による受発注に係る処理において、発注情報記憶部34に係る登録や更新があった場合に生成された履歴情報を記憶する記憶領域である。
メッセージ記憶部42は、受発注管理サーバ1によるメッセージ送受信処理において、送受信されたメッセージを記憶する記憶領域である。
【0038】
なお、履歴情報記憶部41に記憶されるデータは、電帳法の要件を満たすため、改ざんを防止する機能等を有していることや、7年以上保存することが求められる。データ記憶装置4は、その要件を満たすように構築されている。
また、例えば、受発注管理サーバ1に記憶される発注情報記憶部34等は、バックアップデータとして、データ記憶装置4に、同内容の情報を記憶してもよい。
【0039】
〔発注者端末6〕
発注者端末6は、各企業における発注者が使用する端末である。図1では、発注者端末6は、発注者A,B等が使用する。発注者端末6は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)である。
発注者端末6は、制御部と、記憶部と、通信IF部、表示部、入力部(いずれも図示せず)等を備える。
【0040】
〔受注者端末7〕
受注者端末7は、受注者が使用する端末である。図1では、受注者端末7は、受注者Xが使用する。受注者端末7は、例えば、PCである。
受注者端末7は、制御部と、記憶部と、通信IF部、表示部、入力部(いずれも図示せず)等を備える。
ここで、受注者端末7は、発注者端末6の機能をも有してもよい。例えば、受注者端末7を使用する商社のある部門は、受注者であるが、他の部門への発注者でもある、といった場合が想定される。この点については、別途説明する。
以下の説明において、発注者端末6の発注者を、商社から商品を購入するユーザの担当者であるとする。また、受注者端末7の受注者を、商社の担当者として説明する。
【0041】
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、受発注管理サーバ1、発注者端末6及び受注者端末7は、いずれも制御部、記憶部等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
【0042】
〔処理の説明〕
次に、受発注管理システム100における処理を説明する。
図3は、本実施形態に係る受発注管理サーバ1における受発注処理を示すフローチャートである。
図4は、本実施形態に係る受発注管理システム100における発注予測入力処理を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る発注者端末6に出力される予測入力画面51及び入力方法の例を示す図である。
図6は、本実施形態に係る発注者端末6に出力される確認画面61の例を示す図である。
図7は、本実施形態に係る発注者端末6に出力される注文一覧画面71及び注文詳細画面75の例を示す図である。
図8は、本実施形態に係る受注者端末7に出力される在庫照会画面81の例を示す図である。
【0043】
図3では、発注者が商品を発注する場合の一連の処理をフローチャートとして説明する。発注者端末6及び受注者端末7は、受発注管理サーバ1に対して接続し、ログイン認証を行っている。
図3のステップS(以下、「ステップS」を単に「S」という。)11において、受発注管理サーバ1の制御部10(受発注処理部11)は、発注予測入力処理を行う。
【0044】
ここで、発注予測入力処理について、図4に基づき説明する。
図4のS21において、制御部10(画面出力部12)は、メニュー画面(図示せず)を発注者端末6に送信する。
発注者端末6では、制御部がメニュー画面を受信して表示部に出力した後、発注者がメニュー画面のメニューから予測入力に関する選択をすることで、S22において、発注者端末6の制御部は、図5(A)に例示する予測入力画面51を表示部に出力する。
図5(A)に示す予測入力画面51は、発注者が「フォーキャスト管理」のメニュー50からフォーキャスト一覧を選択することで出力される。予測入力画面51は、ボタン52及び53を含む。ボタン52は、予測入力フォーマットをダウンロードさせるためのボタンである。また、ボタン53は、入力済フォーマットをアップロードさせるためのボタンである。
【0045】
発注者がボタン52を選択操作することで、図4のS23において、発注者端末6の制御部は、予測入力フォーマットのダウンロードを要求する。
受発注管理サーバ1の制御部(ダウンロード受付処理部13)は、発注者端末6から予測入力フォーマットのダウンロード要求を受け付けて、S24において、発注情報記憶部34を参照し、発注者によって既に発注予測のデータが登録されているか否かを判断する。データが登録済である場合(S24:YES)には、制御部10は、処理をS25に移す。他方、データが登録済ではない場合(S24:NO)には、制御部10は、フォーマット記憶部32から空の入力予測フォーマットを抽出し、処理をS26に移す。
【0046】
S25において、制御部10(ダウンロード受付処理部13)は、フォーマット記憶部32から空の入力予測フォーマットを抽出し、発注情報記憶部34に記憶されている予測数を入力した入力済の予測入力フォーマットを生成する。
S26において、制御部10(ダウンロード受付処理部13)は、入力予測フォーマットを、発注者端末6に送信する。
【0047】
入力予測フォーマットを受信した発注者端末6の制御部は、S27において、入力予測フォーマットを表示部に出力し、発注者による予測入力を受け付ける。
図5(B)に示すフォーマット55は、受発注管理サーバ1から受信した入力予測フォーマットの一部である。フォーマット55は、既に登録済の発注予測が反映されている。
そして、発注者は、空欄になっている部分に値を入力し、発注予測を変更する部分の値を変更する。フォーマット56は、発注者により予測数が入力された入力済フォーマットである。列56a及び列56dは、空欄だった部分に値が入力されている。また、列56b及び列56cは、登録済の値を変更している。
【0048】
図5(A)の予測入力画面51において、発注者がボタン53を選択操作することで、図4のS28において、発注者端末6の制御部は、入力済フォーマットのアップロードを依頼する。その後、発注者端末6の制御部は、本処理を終了する。
受発注管理サーバ1の制御部10(アップロード受付処理部14)は、発注者端末6から入力済フォーマットのアップロード依頼を受け付けて、S29において、予測登録処理をする。予測登録処理として、制御部10(アップロード受付処理部14)は、受信した受け付けた入力済フォーマットの内容を、発注情報記憶部34に登録する。ここで、既に該当するレコードが存在する場合には、制御部10は、当該レコードを更新する。また、制御部10(履歴生成登録部23)は、後述する履歴生成登録処理を行う。
【0049】
図3に戻り、S12において、受発注管理サーバ1の制御部10(発注確認出力部16)は、発注者端末6又は受注者端末7からの依頼を受けて、確認画面を生成して送信する確認画面処理を行う。
ここで、発注者端末6又は受注者端末7では、制御部がメニュー画面を受信して表示部に出力した後、メニュー画面のメニューから検索に関する選択をすることで、発注者端末6又は受注者端末7の制御部は、確認画面61を表示部に出力する。
【0050】
図6に、発注者端末6又は受注者端末7に出力される確認画面61での出力例を示す。確認画面61は、検索キーを指定して検索を開始することで、検索結果として出力される画面である。ここで、検索キーとしては、商品名や企業名(取引先)、表示月等がある。なお、検索キーに取引金額等、他のキーが指定できてもよい。また、検索条件として、アラートに係るもののみを出力対象にすることもできる。アラートに係るものとは、後述するセルに強調表示がされるものをいう。さらに、検索キーを指定しない場合には、発注情報記憶部34に記憶されたデータのうち、発注者端末6又は受注者端末7のユーザが関係する発注情報記憶部34の全てのデータを出力対象にする。
【0051】
確認画面61は、検索キーに該当する発注情報記憶部34のレコードを抽出して、出力したものである。ここで、確認画面61は、以前に予測数を入力した入力済の予測入力フォーマットと、発注者が最新で予測数を入力した入力済フォーマットとを照合し、同月の同一商品に対する予測数が同一ではない場合に、当該予測数を強調表示している。例えば、セル62は、以前に予測数を入力した入力済の予測入力フォーマットと、発注者が最新で予測数を入力した入力済フォーマットとの予測数が不一致であるため、強調表示がされている。また、確認画面61において、強調表示されている他のセルも、同様である。
【0052】
また、確認画面61は、商品に係る発注依頼情報に含まれる発注数と、同一商品の予測数とが不一致である場合に、不一致部分を強調表示した確認画面を出力する。ここで、予測数は、初回の予測数としてもよいし、最新の予測数としてもよい。具体例としては、例えば、発注数が初回の予測数よりも多い場合や、過去の月において発注数が初回の予測数よりも少ない場合に、そのセルを、条件に対応した異なる色で強調表示する。そして、予測数同士が不一致であるものと、発注数と予測数とが不一致であるものとは、識別しやすいように、異なる色等による強調表示をするのが望ましい。
このように、確認画面61を確認することで、予測入力が変更されたものや、発注数と予測数とが異なるものを容易に確認できて便利である。
【0053】
次に、図3のS13において、受発注管理サーバ1の制御部10(発注確認出力部16)は、発注者端末6からの依頼を受けて、注文登録処理を行う。
ここで、発注者端末6では、制御部がメニュー画面を受信して表示部に出力した後、発注者がメニュー画面のメニューから注文に関する選択をすることで、発注者端末6の制御部は、図示しない注文登録画面を表示部に出力する。又は、発注者がメニュー画面のメニューから注文に関する選択をすることで、発注者端末6の制御部は、図7(A)に例示する注文一覧画面71を表示部に出力してもよい。
【0054】
図示しない注文登録画面を出力した場合には、発注者は、画面にしたがって各種情報を入力して登録することで、受発注管理サーバ1の制御部10(発注依頼受付処理部15)は、発注者端末6から商品に係る発注依頼情報を受け付ける。そして、制御部10(発注依頼受付処理部15)は、受け付けた発注依頼情報を、発注情報記憶部34に記憶させる。また、制御部10(履歴生成登録部23)は、後述する履歴生成登録処理を行う。
【0055】
次に、注文一覧画面71を用いて注文登録処理をする場合を説明する。
図7(A)に示す注文一覧画面71は、発注者が「注文管理」のメニュー70から注文一覧を選択することで出力される。注文一覧画面71は、注文番号をキーにしてレコードを出力する。また、レコードごとに実行ボタンが対応付けられている。
発注者が、実行ボタンのうち、カゴの絵柄で示されたボタン72を選択することで、ボタン72に対応したレコードの情報を含む注文登録画面が、発注者端末6の表示部に出力される。その後の作業については、上記したものと同様である。
【0056】
次に、図3のS14において、受発注管理サーバ1の制御部10(発注状況受付処理部17)は、受注者端末7からの依頼を受けて、ステータス更新処理を行う。
ここで、受注者端末7では、制御部がメニュー画面を受信して表示部に出力した後、発注者がメニュー画面のメニューから注文に関する選択をすることで、受注者端末7の制御部は、上記した注文一覧画面71を表示部に出力する。
受注者が、実行ボタンのうち、鉛筆の絵柄で示されたボタン73を選択することで、図7(B)に示す注文詳細画面75が、受注者端末7の表示部に出力される。
【0057】
図7(B)に示す注文詳細画面75は、受注者により更新可能な、例えば、納期に関する項目(図示せず)が入力可能になっている。そこで、受注者は、注文詳細画面75を用いて注文に対して受付をしたり、商品の納期を入力したりすることで、受発注管理サーバ1の制御部10(発注状況受付処理部17)は、商品の発注状況に係る入力を受け付けて、発注情報記憶部34の発注状況を示すステータスを更新する。ここで、発注状況を示すステータスには、例えば、発注者による注文がされた場合の「受付済み」、受注者が確認した場合の「処理中」、受注者が確定納期を入力した場合の「納期確定」、納期が到来した場合の「出荷済み」がある。
【0058】
また、制御部10(履歴生成登録部23)は、後述する履歴生成登録処理を行う。
図7(B)に示す注文詳細画面75は、注文変更履歴76を含む。注文変更履歴76は、注文に係る履歴を出力する領域である。制御部10は、履歴情報記憶部41に記憶されている当該発注に係る履歴を抽出して、注文変更履歴76に出力する。そのため、当該発注に関して過去にどのような変更があったのかを、注文変更履歴76を参照することで、いつでも確認ができる。
【0059】
図7(B)に示す注文詳細画面75は、例えば、注文変更履歴76とは別に、さらに、受注者側のみに表示及び更新が可能な「管理者用メモ欄」(図示せず)を設けてもよい。「管理者用メモ欄」は、受発注に関するやり取りの経緯や、手配状況等をテキスト入力するものであり、受注側の担当者が備忘録として使用することができる。「管理者用メモ欄」には、例えば、手配保留にしている理由や、何らかの事情で受入が不可だった場合にその理由等を記載する。このようにすれば、例えば、担当者不在時に問い合わせがあった場合に、別の担当者が「管理者用メモ欄」を参照することで、当該商品の受発注に係る状況が把握できて便利である。
【0060】
次に、図3のS15において、受発注管理サーバ1の制御部10(在庫確認出力部18)は、受注者端末7からの依頼を受けて、在庫確認処理を行う。
ここで、受注者端末7では、制御部がメニュー画面を受信して表示部に出力した後、発注者がメニュー画面のメニューから在庫管理に関する選択をすることで、受注者端末7の制御部は、図8に例示する在庫照会画面81を表示部に出力する。
図8に示す在庫照会画面81は、受注者が「在庫管理」のメニュー80から在庫・入出荷一覧を選択することで出力される。在庫照会画面81は、検索条件を入力する領域と、検索結果出力領域82とを含む。
【0061】
検索結果出力領域82は、商品ごとの発注点や出荷可能数等を出力する。ここで、受発注管理サーバ1の制御部10(在庫確認出力部18)は、発注情報記憶部34と、在庫情報記憶部35と、各商品の入荷時期及び入荷数を含む入荷情報を記憶した入荷情報記憶部36とを参照して、商品に係る各月末(所定時期)の在庫予定数(在庫数)を確認する。そして、制御部10(在庫確認出力部18)は、商品に係る各月末の在庫予定数が予め定めた発注点未満である場合に、セル82aに示すように、強調表示をする。セル82aは、月末在庫数を示すセルである。
このように、受発注管理サーバ1は、商品の在庫が発注点を下回るか否かを予め算出して、下回る場合には、強調表示をすることで、受注者が次に取り得る作業の有無を、事前に受注者に教示することができる。
【0062】
次に、受発注管理サーバ1での記録管理処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る受発注管理サーバ1における記録管理処理を示すフローチャートである。
図10は、本実施形態に係る発注者端末6及び受注者端末7に出力されるメッセージ作成画面91及びトップ画面95の例を示す図である。
この処理は、受発注管理サーバ1が起動中は、常に実行されている。
【0063】
受発注管理サーバ1の制御部10は、発注情報記憶部34を監視しており、図9のS41において、制御部10は、発注情報記憶部34への更新があったか否かを判断する。発注情報記憶部34への更新があった場合(S41:YES)には、制御部10は、処理をS42に移す。他方、発注情報記憶部34への更新がない場合(S41:NO)には、制御部10は、処理をS43に移す。
S42において、制御部10(履歴生成登録部23)は、履歴生成登録処理を行う。より具体的には、制御部10は、発注情報記憶部34に係る登録及び更新に応じた、日付情報を含む履歴情報を生成する。そして、制御部10は、生成した履歴情報を、データ記憶装置4に有する履歴情報記憶部41に記憶させる。
【0064】
S43において、制御部10(メッセージ送受信部21)は、メッセージを受け付けたか否かを判断する。
ここで、メッセージを交換することが可能なメッセージ機能について説明する。
図10(A)は、メッセージを交換する場合に用いるメッセージ作成画面91の例を示す。
メッセージ作成画面91は、例えば、発注者端末6において発注者がメニュー画面(図示せず)のメニューからメッセージ管理に関する選択をした上で、「メッセージ管理」のメニュー90からメッセージ作成を選択することで出力される。
また、図7(A)に示す注文一覧画面71のうち、対象のレコードの実行ボタンのうち手紙の絵柄のボタン74を選択しても、同様にメッセージ作成画面91を出力できる。
このメッセージ機能は、発注者と受注者との間でメッセージの交換を行うことができ、注文番号に対応付けられる。
【0065】
発注者がメッセージ作成画面91にメッセージの内容を入力して、「送信」ボタンを選択することで、受発注管理サーバ1の制御部10(メッセージ送受信部21)は、メッセージを受け付ける。メッセージを受け付けた場合(図9のS43:YES)には、制御部10は、処理をS44に移す。他方、メッセージを受け付けていない場合(S43:NO)には、制御部10は、処理をS41に移す。
【0066】
S44において、制御部10(メッセージ登録部24)は、受け付けたメッセージを、データ記憶装置4に有するメッセージ記憶部42に記憶させる。
S45において、制御部10(メッセージ送受信部21)は、受け付けたメッセージを、相手方に送信する。その後、相手方である、例えば、受注者端末7には、図10(B)に示すように、トップ画面95にメッセージ新着通知として該当するメッセージを示すリンク96が出力される。受注者がリンク96を選択することで、受注者端末7の制御部は、図示しないメッセージ内容の画面を出力する。これにより、受注者は、発注者が送信したメッセージを確認することができる。また、当該メッセージに対する返信も行うことができる。その後、制御部10は、処理をS41に移す。
【0067】
次に、上記で説明した各商品の入荷時期及び入荷数を含む入荷情報を、商社の担当者が入荷情報記憶部36に登録する処理について説明する。
商社は、ユーザに対して商品を販売する販売者であるので、この場合においては、ユーザが発注者であり、商社は、受注者である。他方、商社は、メーカから商品を購入する購入者であるので、この場合には、商社が発注者であり、メーカが受注者である。
受発注管理システム100は、ユーザと商社との間における受発注の管理の他に、商社がメーカから購入する商品の入荷に関する管理をも、商社が使用する受注者端末7を用いて行うことができる。
【0068】
以下において、商社の担当者が受注者端末7を用いて行う、商品の入荷管理について説明する。
図11は、本実施形態に係る受注者端末7に出力される発注入力画面111の例を示す図である。
図12は、本実施形態に係る受注者端末7に出力される発注一覧画面121の例を示す図である。
まず、商社の担当者が、他のシステム等を利用して商品の入荷をメーカに依頼した際に受発注管理サーバ1に入荷希望情報を登録する処理について説明する。
【0069】
制御部10(画面出力部12)は、受注者端末7からの依頼に応答して、メニュー画面(図示せず)を受注者端末7に送信する。
受注者端末7では、受注者端末7の制御部がメニュー画面を受信して表示部に出力した後、商社の担当者がメニュー画面のメニューから発注に関する選択をすることで、受注者端末7の制御部は、図11に例示する発注入力画面111を表示部に出力する。
図11に示す発注入力画面111は、商社の担当者が「発注管理」のメニュー110から発注登録・変更を選択することで出力される。
発注入力画面111は、少なくとも入力項目111aから111dまでと、ボタン112とを含む。
【0070】
入力項目111aは、商品の商品コードを入力する項目である。入力項目111aに商品コードを入力し、入力項目111aの隣にある「設定」ボタンを選択すると、商品コードに対応した商品名や商品分類等の項目に情報が反映される。
商社の担当者は、入力項目111aに商品コードを入力後に「設定」ボタンを選択し、情報を反映させる。また、商社の担当者は、入力項目111bから111dまでに、項目に対応した情報を入力する。そして、商社の担当者がボタン112を選択操作することで、受注者端末7の制御部は、入力された商品の入荷希望に係る情報を、受発注管理サーバ1に送信する。
受発注管理サーバ1の制御部10は、受注者端末7から受信した入荷希望情報を、入荷情報記憶部36に登録する。
【0071】
図11に例示する発注入力画面111において登録した入荷希望情報に係る情報は、発注一覧から確認することができる。
図12に示す発注一覧画面121は、商社の担当者が「発注管理」のメニュー110から発注一覧を選択することで出力される。
発注一覧画面121は、検索条件領域122と、検索結果領域123とを含む。
商社の担当者が、検索条件領域122に検索条件を入力して「検索」キーを選択操作することで、検索結果領域123に検索結果が一覧出力される。
【0072】
図12に示す発注一覧画面121では、検索条件領域122にある商品名に「92」を含むものを検索した結果が検索結果領域123に出力されている。
商社の担当者は、検索結果領域123のレコード123aを参照し、図11に示す発注入力画面111で入力した内容が登録されていることを確認できる。また、商社の担当者は、検索結果領域123のレコード123bを参照し、直近では2022/8/25に同商品が入荷済であることを確認できる。
【0073】
なお、発注先のメーカから納期や数量の確定情報を得た際に、商社の担当者が受発注管理サーバ1に入荷情報を更新するには、検索結果領域123うち更新したいレコードのボタン124を選択操作すればよい。そうすることで、受発注管理サーバ1の制御部10は、例えば、図11に示す発注入力画面111のうち既に入力済の項目が更新不可の状態の画面を、受注者端末7に出力する。そこで、商社の担当者は、当該画面を用いて確定納期や確定数量を登録することができる。そして、登録した情報は、入荷情報記憶部36に入荷情報として反映される。
【0074】
また、図11の発注入力画面111で登録した入荷情報は、在庫照会画面に反映される。
図13及び図14は、本実施形態に係る受注者端末7に出力される在庫照会画面81-2及び81-3の例を示す図である。
図13に示す在庫照会画面81-2は、検索結果出力領域82-2のレコード83を参照すると、2022/8に商品名が「ABCD 92 17KG」の商品が「3774kg」入荷済であることを示す。これは、図12に示す発注一覧画面121における検索結果領域123のレコード123bに対応する。
【0075】
また、図14に示す在庫照会画面81-3は、検索結果出力領域82-3のレコード84を参照すると、2022/12に商品名が「ABCD 92 17KG」の商品が「3774kg」入荷予定であることを示す。これは、図12に示す発注一覧画面121における検索結果領域123のレコード123aに対応する。なお、レコード84は、月末在庫のセルが予め定めた発注点未満であるため強調表示がされているが、商品が入荷されて商社のユーザが入荷済に更新することで、強調表示されていたセルは強調表示がされなくなる。
【0076】
このように、入荷情報記憶部36に登録する入荷情報は、商社の担当者が、受注者端末7を用いて行うことができる。また、商社の担当者は、入荷情報の管理を、在庫照会画面81を用いて行うことができる。
【0077】
このように、本実施形態の受発注管理システム100によれば、以下のような効果がある。
(1)発注者端末6から発注依頼情報を受け付けると、発注依頼情報を発注情報記憶部34に登録し、また、受注者端末7から登録された発注依頼情報に係る発注状況の入力を受け付けて発注情報記憶部34を更新する。そして、発注情報記憶部34への登録や更新があった場合には、履歴情報を生成して履歴情報記憶部41に記憶させる。
よって、発注者及び受注者は、当該受発注管理システム100を用いて受発注に係る処理を行うことができるため、事務的負担を軽減することができる。また、処理の履歴を履歴情報記憶部41に記憶するので、電帳法の要件を満たした情報の保存をすることができる。
【0078】
(2)発注者端末6から商品の予測数が入力された入力済フォーマットを受信して、発注情報記憶部34に登録し、その情報を確認画面に出力するので、予め商品の発注数を予測でき、受注者が商品の入荷に係る作業をしやすくできる。また、発注者が商品の発注予定が分かった時点で、予測入力をすることができるので、利便性に優れたものになる。
既に商品の予測数が登録されている場合に、予測入力フォーマットの要求があったときには、登録済の予測数を反映させた予測入力フォーマットを発注者端末6に送信するので、発注者の入力がより簡単にできる。
さらに、初回の予測数と最終の予測数とに相違がある場合には、予測数を強調表示するので、相違が一見して分かるものにできる。
【0079】
(3)予測数と、実際の発注数とが相違する場合にも、不一致の箇所を強調表示するので、相違が一見して分かるものにできる。
(4)所定時期の在庫数が発注点未満である場合に、受注者端末7に通知をするので、受注者は、予め商品の不足分を把握でき、事前に入荷等の調整をすることができる。
(5)発注者端末6と受注者端末7との間でメッセージの送受信を行うことができるので、注文に関するメッセージ交換を容易に行うことができ、利便性が向上する。
【0080】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
【0081】
(変形形態)
(1)本実施形態では、予測入力フォーマットとして、CSVファイルをダウンロードして、表計算ソフトで編集し、編集後のCSVファイルをアップロードするものを例に説明したが、これに限定されない。受発注管理サーバは、例えば、編集画面上に予測入力フォーマットをダウンロードし、画面上で編集可能にしてもよい。
【0082】
(2)本実施形態では、受発注管理サーバに接続されたデータ記憶装置に履歴情報記憶部及びメッセージ記憶部を有するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、受発注管理サーバの記憶部に、履歴情報記憶部及びメッセージ記憶部を記憶していてもよい。逆に、例えば、受発注管理サーバの記憶部に有するものを、データ記憶装置に有するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0083】
1 受発注管理サーバ
4 データ記憶装置
6 発注者端末
7 受注者端末
10 制御部
11 受発注処理部
12 画面出力部
13 ダウンロード受付処理部
14 アップロード受付処理部
15 発注依頼受付処理部
16 発注確認出力部
17 発注状況受付処理部
18 在庫確認出力部
21 メッセージ送受信部
22 記録管理部
23 履歴生成登録部
24 メッセージ登録部
30 記憶部
31a 受発注処理プログラム
31b 管理記録処理プログラム
32 フォーマット記憶部
33 ユーザ情報記憶部
34 発注情報記憶部
35 在庫情報記憶部
36 入荷情報記憶部
41 履歴情報記憶部
42 メッセージ記憶部
51 予測入力画面
61 確認画面
71 注文一覧画面
75 注文詳細画面
81,81-2,81-3 在庫照会画面
91 メッセージ作成画面
95 トップ画面
100 受発注管理システム
111 発注入力画面
121 発注一覧画面
図1
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