(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023116483
(43)【公開日】2023-08-22
(54)【発明の名称】方法および医学的利用
(51)【国際特許分類】
A61K 45/00 20060101AFI20230815BHJP
A61K 31/519 20060101ALI20230815BHJP
A61K 31/437 20060101ALI20230815BHJP
A61K 31/5025 20060101ALI20230815BHJP
A61P 35/00 20060101ALI20230815BHJP
A61P 43/00 20060101ALI20230815BHJP
【FI】
A61K45/00
A61K31/519
A61K31/437
A61K31/5025
A61P35/00
A61P43/00 111
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023083771
(22)【出願日】2023-05-22
(62)【分割の表示】P 2019570804の分割
【原出願日】2018-06-19
(31)【優先権主張番号】1709837.7
(32)【優先日】2017-06-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GB
(31)【優先権主張番号】1806133.3
(32)【優先日】2018-04-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GB
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BRIJ
(71)【出願人】
【識別番号】504132021
【氏名又は名称】ジ・インスティチュート・オブ・キャンサー・リサーチ:ロイヤル・キャンサー・ホスピタル
(71)【出願人】
【識別番号】518238805
【氏名又は名称】ブレスト キャンサー ナウ
(74)【代理人】
【識別番号】100099623
【弁理士】
【氏名又は名称】奥山 尚一
(74)【代理人】
【識別番号】100125380
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 綾子
(74)【代理人】
【識別番号】100142996
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 聡二
(74)【代理人】
【識別番号】100166268
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 祐
(74)【代理人】
【識別番号】100180231
【弁理士】
【氏名又は名称】水島 亜希子
(72)【発明者】
【氏名】マーティン,レスリー‐アン
(72)【発明者】
【氏名】ニキトロウィッチ‐ブニアク,ジョアンナ
(57)【要約】 (修正有)
【課題】それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための方法を提供する。
【解決手段】対象に、治療有効量のMPS1阻害剤を投与することを含み、
(i)前記対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
方法とする。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための方法であ
って、前記対象に、治療有効量のMPS1阻害剤を投与することを含み、
(i)前記対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
方法。
【請求項2】
前記対象が、前記内分泌療法での以前の処置に失敗している、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記対象が、前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に再発している、請求項1
および2のいずれか1項に記載の方法。
【請求項4】
前記対象が、前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に疾患の進行を経験してい
る、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記対象が、前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に内分泌療法抵抗性乳癌を
発症している、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記乳癌が、内分泌療法に対してデノボ抵抗性がある、請求項1から5のいずれか1項
に記載の方法。
【請求項7】
前記内分泌療法が、内分泌作用物質の投与を含む/本質的にそれからなる/それからな
る、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記内分泌作用物質が、アロマターゼ阻害剤、選択的エストロゲン受容体モジュレータ
ー(SERM)および選択的エストロゲン受容体分解剤/下方調節剤(SERD)の1種
または複数から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記内分泌療法が、アロマターゼ阻害剤およびSERDでの個別、逐次または組合せ処
置を含む/本質的にそれからなる/それからなる、先行請求項のいずれか1項に記載の方
法。
【請求項10】
前記内分泌療法が、SERMおよびSERDでの個別、逐次または組合せ処置を含む/
本質的にそれからなる/それからなる、請求項7および8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記アロマターゼ阻害剤が、アナストロゾール、エキセメスタンおよびレトロゾール、
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項8
および9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記SERMが、タモキシフェン、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
である、請求項8および10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記SERDが、フルベストラント、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和
物である、請求項8から10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
前記対象が閉経前である、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
前記対象が閉経後である、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
(i)前記対象が加えて、CDK4/6阻害剤で以前に処置されている;および/また
は(ii)前記乳癌が加えて、CDK4/6阻害剤での処置に対して抵抗性がある、先行
請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置に失敗している、請求項16に記載の方
法。
【請求項18】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後に再発している、
請求項16および17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後に疾患の進行を経
験している、請求項16から18のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後にCDK4/6阻
害剤抵抗性乳癌を発症している、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記乳癌が、CDK4/6阻害剤での処置に対してデノボ抵抗性がある、請求項1から
20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
前記CDK4/6阻害剤が、パルボシクリブ、アベマシクリブおよびリボシクリブ、ま
たはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項16
から21のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
前記対象に、内分泌作用物質を前記MPS1阻害剤と個別に、逐次的に、および/また
は組み合わせて投与することをさらに含む、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項24】
前記内分泌作用物質が、タモキシフェンおよびフルベストラント、またはその薬学的に
許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項25】
MPS1を阻害することができる化合物が、NMS-P715、S81694(NMS
-P153)、AZ3146、BAY1217389、BAY1161909、MPS1
-IN-3、MPS1-IN-2、CFI-402257、CCT289346、式Iの
化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式IVの化合物、またはその薬学的に
許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から適切に選択されるMPS1阻害剤であり;
式Iが、下式であり:
【化1】
[式中:
Wは、NまたはC-R
3であり;
Xは、CHまたはNであり;
Zは、NまたはC-Hであり;
R
1は、クロロ、(1~6C)アルキル、(1~8C)ヘテロアルキル、アリール、ア
リール(1~2C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(1~2C)アルキル、
ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(1~2C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、
(3~8C)シクロアルキル(1~2C)アルキル、NR
7R
8、OR
9、C(O)R
9
、C(O)OR
9、OC(O)R
9、N(R
10)OR
9、N(R
10)C(O)OR
9
、C(O)N(R
10)R
9、N(R
10)C(O)R
9、S(O)
pR
9(ここで、p
は、0、1または2である)、SO
2N(R
10)R
9、N(R
10)SO
2R
9、N(
R
10)SOR
9またはSON(R
10)R
9から選択され;
R
1は、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニ
トロ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、(1~4C)
アルキル、(1~4C)アルコキシ、S(O)
qCH
3(ここで、qは、0、1または2
である)、メチルアミノまたはジメチルアミノ、アリール、アリール(1~2C)アルキ
ル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(1~2C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシ
クリル(1~2C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、または(3~8C)シクロ
アルキル(1~2C)アルキルから選択される1個または複数の置換基によって任意選択
的に置換されていてもよく、
R
1上の置換基内に存在するいずれの(1~4C)アルキル、(1~4C)アルコキシ
、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、または(3~8C)シクロアルキル部分
も、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、
ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、(1~4C)アルキ
ル、NR
aR
b、OR
a、C(O)R
a、C(O)OR
a、OC(O)R
a、N(R
b)
OR
a、C(O)N(R
b)R
a、N(R
b)C(O)R
a、S(O)
pR
a(ここで、
pは、0、1または2である)、SO
2N(R
b)R
a、またはN(R
b)SO
2R
aに
よって任意選択的にさらに置換されていてもよく、R
aおよびR
bは、Hまたは(1~4
C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
R
3は、水素、(1~4C)アルキル、(3~6C)シクロアルキル、ハロ、CF
3、
CNおよび(1~4C)アルコキシであり;
R
4は、水素、(1~3C)アルキル、(1~3C)アルコキシ、フルオロ、クロロま
たはCF
3であり;
Arは、下式を有し:
【化2】
ここで、
(iv)A
1、A
2およびA
3はすべて、CHであり;
(v)A
1、A
2およびA
3のうちの1個はNであり、他は、CHであるか;または
(vi)A
1、A
2およびA
3のうちの2個は、Nであり、他は、CHであり;
R
5は、水素、シアノ、(1~3C)アルキル、(1~3C)フルオロアルキル、(1
~3C)アルコキシ、(1~3C)フルオロアルコキシ、ハロ、(1~3C)アルカノイ
ル、C(O)NR
15R
16またはS(O)
2NR
15R
16から選択され、R
15およ
びR
16は、Hまたは(1~3C)アルキルからそれぞれ独立に選択され、
R
5置換基内に存在するいずれのアルキルまたはアルコキシ部分も、ヒドロキシまたは
メトキシによって任意選択的にさらに置換されていてもよく;
R
6は、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、ヒドロ
キシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、ウレイド、(1~6C)ア
ルキル、(2~6C)アルケニル、(2~6C)アルキニルから選択されるか、または
R
6は、下式の基であり:
-L
1-L
2-R
17
ここで、
L
1は、存在しないか、または式-[CR
18R
19]
n-のリンカー基であり、nは
、1、2、3または4から選択される整数であり、R
18およびR
19は、水素または(
1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
2は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
20)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
20)、C(O)N(R
20)、N(R
20)C(O)
、N(R
20)C(O)N(R
21)、S(O)
2N(R
20)、もしくはN(R
21)
SO
2から選択され、R
20およびR
21は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
17は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3
~6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロ
アリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキルであり、
R
17は、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR
22R
23、(1~4C
)アルコキシ、(1~4C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シク
ロアルキル-(1~3C)アルキル、(1~5C)アルカノイル、(1~5C)アルキル
スルホニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(1~2C)アルキル、ヘテロアリール
、ヘテロアリール-(1~2C)アルキル、CONR
22R
23、およびSO
2NR
22
R
23から独立に選択される1個または複数の置換基によって任意選択的にさらに置換さ
れていてもよく;R
22およびR
23は、水素、(1~4C)アルキルまたは(3~6C
)シクロアルキルまたは(3~6C)シクロアルキル(1~2C)アルキルからそれぞれ
独立に選択され;
前記置換基がアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール部分を
含む場合、前記部分は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3、(
1~2C)アルキル、(1~2C)アルコキシ、SO
2(1~2C)アルキルまたはNR
eR
f(ここで、R
eおよびR
fは、水素、(1~3C)アルキル、(3~6C)シクロ
アルキル、または(3~6C)シクロアルキル(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に
選択される)によって任意選択的にさらに置換されていてもよいか;または
R
17は、下式を有する基であり:
-L
3-L
4-R
24
ここで、
L
3は、存在しないか、または式-[CR
25R
26]
n-のリンカー基であり、nは
、1、2、3または4から選択される整数であり、R
25およびR
26は、水素または(
1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
4は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
27)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
27)、C(O)N(R
27)、N(R
27)C(O)
、N(R
27)C(O)N(R
28)、S(O)
2N(R
27)、もしくはN(R
28)
SO
2から選択され、R
27およびR
28は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
24は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3
~6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロ
アリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキルであり;
R
8およびR
9は、水素、(1~6C)アルキル、(1~6C)アルコキシ、(3~9
C)シクロアルキル、(3~9C)シクロアルキル-(1~2C)アルキル、アリール、
アリール-(1~2C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(1~2C)アル
キル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択
され、R
8およびR
9は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3(
1~2C)アルキルまたは(1~2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換
基によって任意選択的にさらに置換されていてもよく;
R
7およびR
10は、水素、(1~6C)アルキル、(3~6C)シクロアルキル、(
3~6C)シクロアルキル-(1~2C)アルキルから独立に選択され、R
7およびR
1
0は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3、(1~2C)アルキ
ルまたは(1~2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって任意選
択的にさらに置換されていてもよく;
ただし:
ZがNである場合に限って、Xは、Nであり;
XおよびZが両方ともNである場合に限って、Wは、Nであり;および
R
1がS(O)
2R
9であり、かつR
9がヘテロシクリルである場合、R
6は、メトキ
シではない
という条件に従う];
式IIが、下式であり:
【化3】
[式中、
R
1は、
(iii)ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフ
ルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)アルキル、NR
aR
b、OR
a、C(O
)R
a、C(O)OR
a、OC(O)R
a、N(R
b)OR
a、C(O)N(R
b)R
a
、N(R
b)C(O)R
a、S(O)
pR
a(ここで、pは、0、1または2である)、
SO
2N(R
b)R
a、またはN(R
b)SO
2R
aから独立に選択される1個または複
数の置換基で任意選択的に置換されていてもよい5または6員ヘテロアリール
(ここで、
R
aおよびR
bは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択され、置換
基中に存在するいずれのアルキル部分も、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル
、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)アルキル
、4~7員ヘテロシクリル、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC
(O)R
c、N(R
d)OR
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S
(O)
qR
c(ここで、qは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、または
N(R
d)SO
2R
cから選択される1個または複数の置換基で任意選択的にさらに置換
されていてもよく、R
cおよびR
dは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立
に選択されるか;または
前記5または6員ヘテロアリールは、4、5、6または7員複素環式環に縮合していて
もよく、縮合環系は、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメト
キシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)アルキル、NR
kR
l、OR
k、C(O)R
k、C(O)OR
k、OC(O)R
k、N(R
l)OR
k、C(O)N(
R
l)R
k、N(R
l)C(O)R
k、S(O)
pR
k(ここで、pは、0、1または2
である)、SO
2N(R
k)R
l、またはN(R
k)SO
2R
lから独立に選択される1
個または複数の置換基によって任意選択的に置換されていてもよく、R
kおよびR
lは、
Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択され、
置換基中に存在するいずれのアルキル部分も、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロ
メチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)ア
ルキル、4~7員のヘテロシクリル、NR
mR
n、OR
m、C(O)R
m、C(O)OR
m、OC(O)R
m、N(R
n)OR
m、C(O)N(R
n)R
m、N(R
n)C(O)
R
m、S(O)
qR
m(ここで、qは、0、1または2である)、SO
2N(R
n)R
m
、またはN(R
n)SO
2R
mから選択される1個または複数の置換基で任意選択的にさ
らに置換されていてもよく、R
mおよびR
nは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択される);または
(iv)基-C(O)N(R
f)R
e-もしくは-S(O)
2N(R
f)R
e-;
(ここで、
R
eおよびR
fは、Hまたはハロもしくは(1~2C)アルコキシによって置換されて
いてもよい(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択されるか;または
R
eおよびR
fは、それらが結合している窒素原子と一緒に、4、5または6員複素環
式環を形成するように連結されており、前記環は、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオ
ロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)
アルキル、NR
gR
h、OR
g、C(O)R
g、C(O)OR
g、OC(O)R
g、N(
R
h)OR
g、C(O)N(R
h)R
g、N(R
h)C(O)R
g、S(O)
pR
h(こ
こで、pは、0、1または2である)、SO
2N(R
h)R
g、またはN(R
h)SO
2
R
gから独立に選択される1個または複数の置換基で任意選択的に置換されていてもよく
、R
gおよびR
hは、Hまたは(1~4C)アルキル)からそれぞれ独立に選択される)
から選択され;
R
2は、水素、フルオロ、クロロ、(1~3C)アルコキシまたは(1~3C)フルオ
ロアルコキシから選択され;
(iii)R
3は、水素または(1~3C)アルキルから選択され、R
4は、(1~6C
)アルキル、(3~9C)シクロアルキル、(3~9C)シクロアルキル-(1~4C)
アルキル、アリール、アリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリ
ル-(1~4C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキルか
ら選択され、R
4は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、CHF
2、OC
F
3、OCHF
2、(1~4C)アルキル、NR
oR
p、OR
o、C(O)R
o、C(O
)OR
p、OC(O)R
o、N(R
p)OR
o、C(O)N(R
p)R
o、N(R
p)C
(O)R
o、S(O)
pR
o(ここで、pは、0、1または2である)、SO
2N(R
p
)R
o、またはN(R
p)SO
2R
oまたは(3~6C)シクロアルキル、(3~6C)
シクロアルキル-(1~2C)アルキル、4、5または6員ヘテロシクリル、4、5また
は6員ヘテロシクリル-(1~2C)アルキルから選択される1個または複数の置換基に
よって任意選択的にさらに置換されていてもよく、R
oおよびR
pは、Hまたは(1~4
C)アルキル、(3~6C)シクロアルキルもしくは(3~6C)シクロアルキル-(1
~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択されるか;または
(iv)R
3およびR
4は、それらが結合している窒素原子と一緒に、窒素連結4、5、
6または7員複素環式環を形成するように連結されているかのいずれかであり、
前記環は、さらなる3、4、5もしくは6員環炭素環式もしくは複素環式環、5もしく
は6員ヘテロアリール環またはフェニル環に任意選択的に縮合して、二環式複素環式系を
形成していてもよいか、または
スピロ炭素原子を介して、さらなる4、5または6員環炭素環式または複素環式環に連
結されて、スピロ二環式環系を形成していてもよく;
前記複素環式環、二環式環系またはスピロ二環式環系は、ハロ、トリフルオロメチル、
ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1
~4C)アルキル、NR
iR
j、OR
i、C(O)R
i、C(O)OR
i、OC(O)R
i、N(R
j)OR
i、C(O)N(R
j)R
i、N(R
j)C(O)R
i、S(O)
q
R
i(ここで、qは、0、1または2である)、SO
2N(R
j)R
i、またはN(R
j
)SO
2R
iから独立に選択される1個または複数の置換基によって任意選択的に置換さ
れていてもよく、R
iおよびR
jは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に
選択され;
ただし、前記化合物は、次の一つ:
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-(2-メトキシエチル)-2-メチル-1H-イミダ
ゾール-5-イル)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)フェニ
ル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(6-オキサ-2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)フェニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(4-(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)
-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1-メ
チル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノール
ではないことを条件とする]、
式IIIが、下式であり
【化4】
[式中、
Xは、CHまたはNであり;
Yは、NまたはC-Hであり;
R
2は、(1~6C)アルキル、(1-8C)ヘテロアルキル、アリール、アリール(
1~2C)アルキル、5または6員ヘテロアリール、5または6員ヘテロアリール(1~
2C)アルキル、3~6員ヘテロシクリル、3~6員ヘテロシクリル(1~2C)アルキ
ル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シクロアルキル(1~2C)アルキル、
NR
11R
12、OR
13、C(O)R
13、C(O)OR
13、OC(O)R
13、N
(R
14)OR
13、N(R
14)C(O)OR
13、C(O)N(R
14)R
13、N
(R
14)C(O)R
13、S(O)
xR
13(ここで、xは、0、1または2である)
、SO
2N(R
14)R
13、またはN(R
14)SO
2R
13から選択され;
R
2は、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニ
トロ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、(1~4C)
アルキル、(1~4C)アルコキシ、S(O)
xCH
3(ここで、xは、0、1または2
である)、メチルアミノまたはジメチルアミノ、アリール、アリール(1~2C)アルキ
ル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(1~2C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシ
クリル(1~2C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、または(3~8C)シクロ
アルキル(1~2C)アルキルから選択される1個または複数の置換基によって任意選択
的に置換されていてもよく、
R
2上の置換基内に存在するいずれの(1~4C)アルキル、(1~4C)アルコキシ
、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、または(3~8C)シクロアルキル部分
も、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、
ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、(1~4C)アルキ
ル、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC(O)R
c、N(R
d)
OR
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S(O)
yR
c(ここで、
yは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、またはN(R
d)SO
2R
cに
よって任意選択的にさらに置換されていてもよく、R
cおよびR
dは、Hまたは(1~4
C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
R
3は、水素、(1~4C)アルキル、(3~6C)シクロアルキル、ハロ、CF
3、
CNおよび(1~4C)アルコキシであり;
R
4は、水素、(1~3C)アルキル、フルオロ、クロロまたはCF
3であり;
Arは、下式を有し:
【化5】
ここで、
(iii)A
1、A
2およびA
3はすべて、CHであるか;または
(iv)A
3は、CHであり、かつA
1またはA
2は、NまたはCHから選択され;
R
5は、水素、シアノ、(1~3C)アルキル、(1~3C)フルオロアルキル、(1
~3C)アルコキシ、(1~3C)フルオロアルコキシ、ハロ、(1~3C)アルカノイ
ル、C(O)NR
15R
16またはS(O)
2NR
15R
16であり、R
15およびR
1
6は、Hまたは(1~3C)アルキルからそれぞれ独立に選択され、R
5置換基内に存在
するいずれのアルキルまたはアルコキシ部分も、ヒドロキシまたはメトキシによって任意
選択的にさらに置換されていてもよく;
R
6は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、ヒ
ドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、ウレイド、(1~6C
)アルキル、(2~6C)アルケニル、(2~6C)アルキニルであるか、または
R
6は、下式の基であり:
-L
1-L
2-R
17
ここで、
L
1は、存在しないか、または式-[CR
18R
19]
n-のリンカー基であり、nは
、1、2、3または4から選択される整数であり、R
18およびR
19は、水素または(
1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
2は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
20)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
20)、C(O)N(R
20)、N(R
20)C(O)
、N(R
20)C(O)N(R
21)、S(O)
2N(R
20)、もしくはN(R
21)
SO
2から選択され、R
20およびR
21は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
17は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3
~6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロ
アリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキルであり、
R
17は、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR
22R
23、(1~4C
)アルコキシ、(1~4C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シク
ロアルキル-(1~3C)アルキル、(1~5C)アルカノイル、(1~5C)アルキル
スルホニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(1~2C)アルキル、ヘテロアリール
、ヘテロアリール-(1~2C)アルキル、CONR
22R
23、およびSO
2NR
22
R
23から独立に選択される1個または複数の置換基によって任意選択的にさらに置換さ
れていてもよく;R
22およびR
23は、水素、(1~4C)アルキルまたは(3~6C
)シクロアルキルまたは(3~6C)シクロアルキル(1~2C)アルキルからそれぞれ
独立に選択されるか;またはR
22およびR
23は、それらが結合している窒素原子と一
緒に、4~6員複素環式環を形成するように連結されていてよく;
前記置換基がアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール部分を
含む場合、前記部分は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3、(
1~2C)アルキル、(1~2C)アルコキシ、SO
2(1~2C)アルキルまたはNR
eR
f(ここで、R
eおよびR
fは、水素、(1~3C)アルキル、(3~6C)シクロ
アルキル、または(3~6C)シクロアルキル(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に
選択される)によって任意選択的にさらに置換されていてもよいか;または
R
17は、下式を有する基であり:
-L
3-L
4-R
24
ここで、
L
3は、存在しないか、または式-[CR
25R
26]
n-のリンカー基であり、nは
、1、2、3または4から選択される整数であり、R
25およびR
26は、水素または(
1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
4は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
27)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
27)、C(O)N(R
27)、N(R
27)C(O)
、N(R
27)C(O)N(R
28)、S(O)
2N(R
27)、もしくはN(R
28)
SO
2から選択され、R
27およびR
28は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
24は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3
~6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロ
アリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキルであり;
R
12は、水素、(1~6C)アルキル、(1~6C)アルコキシ、(3~6C)シク
ロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~2C)アルキル、アリール、アリール
-(1~2C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(1~2C)アルキル、ヘ
テロアリール、ヘテロアリール-(1~2C)アルキルから選択され、R
12は、ヒドロ
キシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3(1~2C)アルキルまたは(1~
2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって任意選択的にさらに置
換されていてもよく;
R
13は、水素、(1~6C)アルキル、(1~6C)アルコキシ、(3~6C)シク
ロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~2C)アルキル、アリール、アリール
-(1~2C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~2C)アルキルから
選択され、R
13は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3(1~
2C)アルキルまたは(1~2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換基に
よって任意選択的にさらに置換されていてもよく;
R
11およびR
14は、水素、(1~6C)アルキル、(3~6C)シクロアルキル、
(3~6C)シクロアルキル-(1~2C)アルキルから独立に選択され、R
11および
R
14は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3、(1~2C)ア
ルキルまたは(1~2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって任
意選択的にさらに置換されていてもよく;
ただし:
YがNである場合に限って、Xは、Nであり得る;および
XおよびYが両方ともNである場合、R
3は、Hまたはフルオロから選択され、R
2は
、NR
11R
12基ではない
という条件に従う];
式IVが、下式である:
【化6】
[式中、
R
1は、水素、(1~5C)アルキル、(1~5C)フルオロアルキル、(3~8C)
シクロアルキル、(3~8C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、アリール、アリ
ール-(1~4C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル
、-S(O)
2-R
a、-C(O)-R
a、または-C(O)-O-R
aであり、R
aは
、(1~5C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シクロアルキル-
(1~4C)アルキル、アリール、アリール-(1~4C)アルキル、ヘテロアリールま
たはヘテロアリール-(1~4C)アルキルであり、R
1置換基中に存在するいずれの(
1~5C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シクロアルキル-(1
~4C)アルキル、アリール、アリール-(1~4C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテ
ロアリール-(1~4C)アルキル基も、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、トリ
フルオロメトキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキ
シ、カルバモイル、またはスルファモイルによって置換されていてもよく;
R
2は、アリール、アリール(1~2C)アルキル、5もしくは6員ヘテロアリールま
たは5もしくは6員ヘテロアリール(1~2C)アルキルであり、
R
2は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、ヒ
ドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、
または下式の基から選択される1個または複数の置換基によって任意選択的に置換されて
いてもよく:
L-L
0-R
b
ここで、
Lは、存在しないか、または式-[CR
gR
h]
n-のリンカー基であり、nは、1、
2、3または4から選択される整数であり、R
gおよびR
hは、水素または(1~2C)
アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
0は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
c)、C(O)、C(O
)O、OC(O)、CH(OR
c)、C(O)N(R
c)、N(R
c)C(O)、N(R
c)C(O)N(R
d)、SO
2N(R
c)、もしくはN(R
c)SO
2から選択され、
R
cおよびR
dは、水素または(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
R
bは、(1~4C)アルキル、アリール、アリール-(1~4C)アルキル、(3~
6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロア
リール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリ
ル-(1~4C)アルキルであり;
R
bは、オキソ、ハロゲノ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR
eR
f、(1~5C)
アルキル、(1~5C)アルコキシ、(1~5C)アルカノイル、(1~5C)スルホニ
ルまたはアリールから独立に選択される1個または複数の置換基によって任意選択的にさ
らに置換されていてもよく;R
eおよびR
fは、水素または(1~4C)アルキルまたは
(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択されるか;
またはR
eおよびR
fは、それらが結合している窒素原子と一緒に、4~7員複素環式、
ヘテロアリールまたは炭素環式環を形成するように連結されていてよく;
R
3は、H、(1~3C)アルキル、ハロゲノまたはCF
3であり;
R
4は、シアノ、(1~3C)アルキル、(1~3C)フルオロアルキル、(1~3C
)アルコキシ、(1~3C)ペルフルオロアルコキシ、ハロ、(1~3C)アルカノイル
、C(O)NR
iR
j、またはS(O)
2NR
iR
jであり;R
iおよびR
jは、Hまた
は(1~3C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
Xは、CHまたはCR
5であり;
W、YおよびZは、N、CH、またはCR
5からそれぞれ独立に選択され;
R
5は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、ヒ
ドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、ウレイド
、(1~6C)アルキル、(2~6C)アルケニル、(2~6C)アルキニルであるか、
または
R
5は、下式の基であり:
-L
1-L
2-R
7
ここで、
L
1は、存在しないか、または式-[CR
8R
9]
n-のリンカー基であり、nは、1
、2、3または4から選択される整数であり、R
8およびR
9は、水素または(1~2C
)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
2は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
10)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
10)、C(O)N(R
10)、N(R
10)C(O)
、N(R
10)C(O)N(R
11)、S(O)
2N(R
10)、もしくはN(R
13)
SO
2から選択され、R
10およびR
11は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
7は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3~
6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~6C)アルキル、ヘテロア
リール、ヘテロアリール-(1~6C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(
1~6C)アルキルであり、
R
7は、水素、オキソ、ハロゲノ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR
12R
13、(
1~4C)アルコキシ、(1~5C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8
C)シクロアルキル-(1~5C)アルキル、アリール、アリール-(1~5C)アルキ
ル、(1~5C)アルカノイル、(1~5C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル、ヘ
テロシクリル-(1~5C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~5C)
アルキル、CONR
12R
13およびSO
2NR
12R
13から独立に選択される1個ま
たは複数の置換基によってさらに任意選択的に置換されていてもよく;
R
12およびR
13は、水素または(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され
るか;またはR
12およびR
13は、それらが結合している窒素原子と一緒に、4~7員
複素環式またはヘテロアリール環を形成するように連結されていてよいか;または
WおよびZ、WおよびYまたはZおよびXのいずれかが両方ともCR
5であり、隣接炭
素原子上のR
5基が、それらが結合している炭素原子と一緒に、縮合4~7員複素環式、
ヘテロアリールまたは炭素環式環を形成しているように連結されている]
先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
前記MPS1阻害剤が、NMS-P715、BAY1217389、BAY11619
09、CCT289346、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式
IVの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択さ
れる、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記MPS1阻害剤が、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式I
Vの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択され
る、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記MPS1阻害剤が、式Iの化合物または式IIの化合物、またはその薬学的に許容
される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項25に記載の方法。
【請求項29】
前記MPS1阻害剤が、以下:
5-(フラン-2-イル)-N-(4-メトキシフェニル)イソキノリン-3-アミン;
N-(4-メトキシフェニル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソ
キノリン-3-アミン;
N-(2-メトキシ-4-((1-メチルピペリジン-4-イル)オキシ)フェニル)-
5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
N-(2,4-ジメトキシフェニル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)イソキノリン-3-アミン;
3-クロロ-N,N-ジメチル-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イ
ル)イソキノリン-3-イル)アミノ)ベンズアミド;
3-メトキシ-N,N-ジメチル-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-
イル)イソキノリン-3-イル)アミノ)ベンズアミド;
(3-メトキシ-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリ
ン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(2-クロロ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-5-
(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
(3-クロロ-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン
-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
(3-メトキシ-4-((5-(ピリジン-3-イル)イソキノリン-3-イル)アミノ
)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(4-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)
-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
(3-メトキシ-4-((8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-
イル)メタノン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
N-(2-クロロ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8-
(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-ア
ミン;
N-(2-クロロ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-5
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-5
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
(3-メトキシ-4-((5-(ピリミジン-5-イル)イソキノリン-3-イル)アミ
ノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-
5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
(4-((5-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-
イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノ
ン;
(3-メトキシ-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)イソキノリ
ン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(2-クロロ-4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル
)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-フェニルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-シクロプロピル-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-
イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-5-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フ
ェニル)-8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2-アミン;
(3-メトキシ-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イソキノリ
ン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
(4-((5-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-
イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノ
ン;
(4-((5-(1-イソプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-
イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノ
ン;
4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-イル)ア
ミノ)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-3-(トリフルオロメトキシ)ベン
ズアミド;
(4-((5-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)イソキノリン-3-イ
ル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン
;
(3-メトキシ-4-((5-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)イソキノ
リン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(ピロリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
tert-ブチル4-(4-(3-((2-メトキシ-4-(3-メトキシアゼチジン-
1-カルボニル)フェニル)アミノ)イソキノリン-5-イル)-1H-ピラゾール-1
-イル)ピペリジン-1-カルボキシレート;
(3-メトキシ-4-((5-(1-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4
-イル)イソキノリン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-
イル)メタノン;
(3-メトキシ-4-((5-(1-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-ピラ
ゾール-4-イル)イソキノリン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチ
ジン-1-イル)メタノン;
(3-メトキシ-4-((5-(1-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール-4-
イル)イソキノリン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イ
ル)メタノン;
N8,N8-ジエチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-シクロペンチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(4-((5-(1-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル
)イソキノリン-3-イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジ
ン-1-イル)メタノン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-5
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2,6-ナフチリジン-3-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-シクロヘキシル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(3-メチルピロリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メ
チル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2,6-ナフチリジン-3-
アミン;
N8-(シクロプロピルメチル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(2-メチル-4-(1-メチ
ル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-ア
ミン;
N8-シクロペンチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)-N8-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミ
ン;
N-(2-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
N-(2-イソプロポキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル
)-8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(2-(2-メトキシエトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)フェニル)-8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
N8-イソペンチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4
-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-モルホリノピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メ
チル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-メチルピロリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-イソブチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-
イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(シクロヘキシルチオ)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾー
ル-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2-アミン;
N8-シクロヘキシル-N2-(2-メトキシ-4-(1-(2-(4-メチルピペラジ
ン-1-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d
]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メ
チル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
8-(1-イソプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(3-メトキシアゼチジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン
;
N1-(シクロプロピルメチル)-N7-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)フェニル)-2,6-ナフチリジン-1,7-ジアミン;
N1-シクロヘキシル-N7-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)-2,6-ナフチリジン-1,7-ジアミン;
N8-シクロヘキシル-N2-(4-(1-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-1H-
ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2
,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2
,8-ジアミン;
N8-(シクロプロピルメチル)-N2-(2-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラ
ゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-シクロヘキシル-N2-(2-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4
-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(シクロプロピルメチル)-N2-(2-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(シクロヘキシルメチル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
2-(4-(4-((8-(シクロヘキシルアミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2-イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル)エタノー
ル;
8-(シクロプロピルメトキシ)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラ
ゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)-2-メチルプロ
パン-2-オール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(オキセタン-3-イルメチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8
-ジアミン;
3-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)-2,2-ジメチ
ルプロパン-1-オール;
N2-(2-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2
,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-6-モルホリノピリジン-3-イル)-N8-ネオペンチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル)-N8-ネオペ
ンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)
-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(1-シクロプロピルエチル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H
-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミ
ン;
2-(4-(3-メトキシ-4-((8-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)
アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1H-ピラ
ゾール-1-イル)エタノール;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(R)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(テトラヒドロフラン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2,8-ジアミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピロリジン-3-オール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(tert-ブチル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾ
ール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(1-メチルシクロヘキシル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミ
ン;
8-(1-(2,2-ジフルオロエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(2-
メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-モルホリノフェニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(2,2-ジフルオロプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1
H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N8-(3-メトキシ-2,2-ジメチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1
-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2,8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8
-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-
ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
1-(((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フ
ェニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)メチル)シクロ
ブタノール;
8-クロロ-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フ
ェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-エチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-N
8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミ
ン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8,N8-ジメチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-2-メチルプロパン-2-
スルフィンアミド;
N2-(2-メトキシ-4-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)フェニル)-N8
-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)-N8-ネオペンチル
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-2-メチルプロパン-2-
スルホンアミド;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(オキセタン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(1-(3-メトキシ-4-((8-(ネオペンチルアミノ)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2-イル)アミノ)フェニル)ピペリジン-4-イル)(モルホリノ)メタノン
;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)-N8-ネ
オペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
1-(((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フ
ェニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)メチル)シクロ
プロパノール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-
ジアミン;
2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)-2-メチルプロ
パン-1-オール;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(オキセタン-2-イルメチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N2-(2-クロロ-4-モルホリノフェニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン
;
N2-(2-メトキシ-4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)フェニ
ル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル
)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)エタノール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(2-メトキシエチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
1-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)プロパン-2-オ
ール;
2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)プロパン-1-オ
ール;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
4-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)チオモルホリン1,1-ジオ
キシド;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
5-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(6-オキサ-2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アゼチジン-3-カルボニト
リル;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.5]ノナン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N8-((3-フルオロオキセタン-3-イル)メチル)-N2-(2-メトキシ-4-
(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2,8-ジアミン;
N-(4-クロロ-2-メトキシフェニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.
4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2,4-ジクロロフェニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オク
タン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
4-((8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)-3-メトキシベンゾニトリル;
N-(2-クロロ-4-(メチルスルホニル)フェニル)-8-(2-オキサ-6-アザ
スピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-クロロ-4-(ピリミジン-5-イル)フェニル)-8-(2-オキサ-6-
アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミ
ン;
N-(2-クロロ-4-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)フェ
ニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
6-シクロプロピル-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-
イル)フェニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)プロパン-1,3
-ジオール;
3-メトキシ-2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)プ
ロパン-1-オール;
(3-(((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)
フェニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)メチル)オキ
セタン-3-イル)メタノール;
(S)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(R)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.
4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
4-((8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)-3-クロロベンゾニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-(2-メトキシエチル)-2-メチル-1H-イミダ
ゾール-5-イル)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)フェニ
ル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(ピリジン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-5-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-5-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-メチルモルホリノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
(4-(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1-メチル-1H-
ピラゾール-5-イル)メタノール;
(4-(3-メトキシ-4-((8-(((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)
メチル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1
-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノール;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-(2
-メトキシエチル)-2-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-(2-メトキシエチル)-2-メチル-1H-イミダ
ゾール-5-イル)フェニル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)
メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,6-ジヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-
メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2
-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-6-(1-メチ
ル-1H-テトラゾール-5-イル)ピリジン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2,8-ジアミン;
N2-(6-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシピリ
ジン-3-イル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(ピリミジン-5-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(1-(テトラヒドロフラン-3-イル)エチル)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン
;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピペリジン-4-カルボニト
リル;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(6-オキサ-2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(6-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシピリジ
ン-3-イル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N2-(6-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシピリジ
ン-3-イル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-6-(1-メチ
ル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)ピリジン-3-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-6-(2-メチ
ル-2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)ピリジン-3-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-
1-イル)メタノン;
3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)-N,N-ジメチルベンズアミド;
(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)(4-メチルピペラジン-1
-イル)メタノン;
(1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピロリジン-3-イル)メ
タノール;
(1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピペリジン-3-イル)メ
タノール;
(4-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)モルホリン-2-イル)メ
タノール;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)フェニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-フルオロフェニル)-N8-(2-メトキシ
-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8
-ジアミン;
(3-メトキシ-4-((8-(ネオペンチルアミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N2-(2-メトキシ-4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)フェニル)-N
8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-クロロ-2-(ジフルオロメトキシ)フェニル)-N8-(2-メトキシ-
2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-5-メチル-N8-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-5-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-5-メチル-8-(6-オキサ-2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)フェニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(4-(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)
-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1-メ
チル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
1-(((2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール
-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イ
ル)アミノ)メチル)シクロブタノール;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
ピペリジン-4-カルボニトリル;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-オール;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(((2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール
-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イ
ル)アミノ)メチル)シクロプロパノール;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピペリ
ジン-4-カルボニトリル;
1-(2-((4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-
メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)フェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メ
チル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-メチルモルホリノ)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-N-(2-エトキシ-4
-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチル
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-(ジメチルアミノ)アゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4
-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
ピペリジン-4-オール;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルピロリジン-3-オール;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
ピロリジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン
;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(オキサゾール-2-イル)フェニル)-6-メチル-N8
-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシピロリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルピロリジン-3-カルボニトリル;
8-(2,2-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(3-(トリフルオロメチル)アゼチジン-1-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
(R)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-N8-((1-メトキシシクロブチル)メチル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-メチルアゼチジン-3-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(オキセタン-3-イルメチル)ピリド[3,4-d
]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(ピロリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-エチルアゼチジン-3-オール;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4
-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル
)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イ
ル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-エチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(2-(3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)
エチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エ
チル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(ペンタン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロフラン-3-イル)ピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3-エトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-エチル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エトキシ-3-エチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-イソプロピル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エトキシ-3-イソプロピルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-
4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-エチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-イソプロピルアゼチジン-3-カルボニトリル;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-2,2,3-トリメチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-2,2-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-2,2,3-トリメチルアゼチジン-1-イル)-6
-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-2,2-ジメチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(4
-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル
)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イ
ル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
4-エチル-1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリ
アゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-8-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(2-(3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)
エチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エ
チル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(ペンタン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロフラン-3-イル)ピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3-エトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エチル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エトキシ-3-エチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-イソプロピル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-
4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エトキシ-3-イソプロピルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-
4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
3-エチル-1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリ
アゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-8-イル)アゼチジン-3-カルボニトリル;
3-イソプロピル-1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4
-トリアゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-8-イル)アゼチジン-3-カルボニトリル;
1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-2,2,3-トリメチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
8-(3-メトキシ-2,2-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-
4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-メトキシ-2,2,3-トリメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メト
キシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6
-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-2,2-ジメチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェ
ニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチル
ピペリジン-4-カルボニトリル;
8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェ
ニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチル
アゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン
;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-ト
リアゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-8-イル)-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-
6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-
6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]
ヘプタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-ト
リアゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-8-イル)-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾ
ール-3-イル)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-
3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]
ノナン-7-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾ
ール-3-イル)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]
ノナン-2-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾ
ール-3-イル)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(4-エチル-4H-1,
2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキ
シフェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキ
シフェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキ
シフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-エチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
-2-メトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-
イル)-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン
-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
-2-メトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-
イル)-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル
)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-
7-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-
2-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
-2-エトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-
イル)-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン
-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
-2-エトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-
イル)-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル
)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-
7-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-
2-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-
メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-
メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-
メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-
メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェ
ニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチル
ピペリジン-4-カルボニトリル;
8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェ
ニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチル
アゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(2,4-ジメチルオキサ
ゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチルピ
ペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチルア
ゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(2,4-ジメチルオキサ
ゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチルピ
ペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチルア
ゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(2,5-ジメチルオキサ
ゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチルピ
ペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチルア
ゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(2,5-ジメチルオキサ
ゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチルピ
ペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチルア
ゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン
から選択される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法
【請求項30】
前記MPS1阻害剤が、以下:
N-シクロプロピル-4-(6-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)-8
-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)イミダゾ[1,2-b]ピリダジン
-3-イル)-2-メチルベンズアミド;
(R)-2-(4-フルオロフェニル)-N-(4-(2-((2-メトキシ-4-(メ
チルスルホニル)フェニル)アミノ)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジ
ン-6-イル)フェニル)プロパンアミド;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
から選択される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項31】
前記MPS1阻害剤が、以下:
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
から選択される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項32】
それを必要とする対象におけるエストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するた
めのMPS1阻害剤であって、
(i)前記対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
MPS1阻害剤。
【請求項33】
前記対象が前記内分泌療法での処置に失敗している、請求項32に記載の使用のための
化合物。
【請求項34】
前記対象が、前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に再発している、請求項3
2および33のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項35】
前記対象が、前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に疾患の進行を経験してい
る、請求項32から34のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項36】
前記対象が、前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に内分泌療法抵抗性乳癌を
発症している、請求項32から35のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項37】
前記乳癌が、内分泌療法に対してデノボ抵抗性がある、請求項32から36のいずれか
1項に記載の使用のための化合物。
【請求項38】
前記内分泌療法が、内分泌作用物質の投与を含む/本質的にそれからなる/それからな
る、請求項32から37のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項39】
前記内分泌作用物質が、アロマターゼ阻害剤、選択的エストロゲン受容体モジュレータ
ー(SERM)および選択的エストロゲン受容体分解剤/下方調節剤(SERD)の1種
または複数から選択される、請求項38に記載の使用のための化合物。
【請求項40】
前記内分泌療法が、アロマターゼ阻害剤およびSERDでの個別、逐次または組合せ処
置を含む/本質的にそれからなる/それからなる、請求項38および39のいずれか1項
に記載の使用のための化合物。
【請求項41】
前記内分泌療法が、SERMおよびSERDでの個別、逐次または組合せ処置を含む/
本質的にそれからなる/それからなる、請求項38および39のいずれか1項に記載の使
用のための化合物。
【請求項42】
前記アロマターゼ阻害剤が、アナストロゾール、エキセメスタンおよびレトロゾール、
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項3
9および40のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項43】
前記SERMが、タモキシフェン、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
である、請求項39および41のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項44】
前記SERDが、フルベストラント、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和
物である、請求項39から41のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項45】
前記対象が閉経前である、請求項32から44のいずれか1項に記載の使用のための化
合物。
【請求項46】
前記対象が閉経後である、請求項32から44のいずれか1項に記載の使用のための化
合物。
【請求項47】
(i)前記対象が加えて、CDK4/6阻害剤で以前に処置されている;および/また
は(ii)前記乳癌が加えて、CDK4/6阻害剤での処置に対して抵抗性がある、請求
項32から46のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項48】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置に失敗している、請求項47に記載の使
用のための化合物。
【請求項49】
前記対象が前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後に再発している、請
求項47および48のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項50】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後に疾患の進行を経
験している、請求項47から49のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項51】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後にCDK4/6阻
害剤抵抗性乳癌を発症している、請求項47から50のいずれか1項に記載の使用のため
の化合物。
【請求項52】
前記乳癌が、CDK4/6阻害剤での処置に対してデノボ抵抗性がある、請求項47か
ら51のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項53】
前記CDK4/6阻害剤が、パルボシクリブ、アベマシクリブおよびリボシクリブ、ま
たはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項47
から52のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項54】
MPS1を阻害することができる化合物が、内分泌作用物質との個別、逐次、および/
または組合せ使用のためのものである、請求項32から53のいずれか1項に記載の使用
のための化合物。
【請求項55】
前記内分泌作用物質が、タモキシフェンおよびフルベストラント、またはその薬学的に
許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項54に記載の使用のた
めの化合物。
【請求項56】
MPS1を阻害することができる化合物が、NMS-P715、S81694(NMS
-P153)、AZ3146、BAY1217389、BAY1161909、MPS1
-IN-3、MPS1-IN-2、CFI-402257、CCT289346、式Iの
化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式IVの化合物、またはその薬学的に
許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から適切に選択されるMPS1阻害剤であり、
式I、式II、式IIIおよび式IVが、請求項21において定義されたとおりである、
請求項32から55のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項57】
前記MPS1阻害剤が、NMS-P715、BAY1217389、BAY11619
09、CCT289346、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式
IVの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択さ
れる、請求項56に記載の使用のための化合物。
【請求項58】
前記MPS1阻害剤が、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式I
Vの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択され
る、請求項56に記載の使用のための化合物。
【請求項59】
前記MPS1阻害剤が、式Iの化合物または式IIの化合物、またはその薬学的に許容
される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項56に記載の使用のための
化合物。
【請求項60】
前記MPS1阻害剤が、請求項29において定義された化合物から選択される、請求項
32から59のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
【請求項61】
前記MPS1阻害剤が、以下:
N-シクロプロピル-4-(6-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)-8
-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)イミダゾ[1,2-b]ピリダジン
-3-イル)-2-メチルベンズアミド;
(R)-2-(4-フルオロフェニル)-N-(4-(2-((2-メトキシ-4-(メ
チルスルホニル)フェニル)アミノ)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジ
ン-6-イル)フェニル)プロパンアミド;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
から選択される、請求項56に記載の使用のための化合物。
【請求項62】
前記MPS1阻害剤が、以下:
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
から選択される、請求項61に記載の使用のための化合物。
【請求項63】
それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の
製造におけるMPS1阻害剤の使用であって、
(i)前記対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
使用。
【請求項64】
前記対象が、前記内分泌療法での処置に失敗している、請求項63に記載の使用。
【請求項65】
前記対象が前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に再発している、請求項63
および64のいずれか1項に記載の使用。
【請求項66】
前記対象が、前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に疾患の進行を経験してい
る、請求項63から65のいずれか1項に記載の使用。
【請求項67】
前記対象が、前記内分泌療法での処置の間に、またはその後に内分泌療法抵抗性乳癌を
発症している、請求項63から66のいずれか1項に記載の使用。
【請求項68】
前記乳癌が、内分泌療法での処置に対してデノボ抵抗性がある、請求項63から67の
いずれか1項に記載の使用。
【請求項69】
前記内分泌療法が、内分泌作用物質の投与を含む/本質的にそれからなる/それからな
る、請求項63から68のいずれか1項に記載の使用。
【請求項70】
前記内分泌作用物質が、アロマターゼ阻害剤、選択的エストロゲン受容体モジュレータ
ー(SERM)および選択的エストロゲン受容体分解剤/下方調節剤(SERD)の1種
または複数から選択される、請求項69に記載の使用。
【請求項71】
前記内分泌療法が、アロマターゼ阻害剤およびSERDでの個別、逐次または組合せ処
置を含む/本質的にそれからなる/それからなる、請求項63から70のいずれか1項に
記載の使用。
【請求項72】
前記内分泌療法が、SERMおよびSERDでの個別、逐次または組合せ処置を含む/
本質的にそれからなる/それからなる、請求項63から70のいずれか1項に記載の使用
。
【請求項73】
前記アロマターゼ阻害剤が、アナストロゾール、エキセメスタンおよびレトロゾール、
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項7
0および71のいずれか1項に記載の使用。
【請求項74】
前記SERMが、タモキシフェン、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
である、請求項70および72のいずれか1項に記載の使用。
【請求項75】
前記SERDが、フルベストラント、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和
物である、請求項70から72のいずれか1項に記載の使用。
【請求項76】
前記対象が閉経前である、請求項63から75のいずれか1項に記載の使用。
【請求項77】
前記対象が閉経後である、請求項63から75のいずれか1項に記載の使用。
【請求項78】
(i)前記対象が加えて、CDK4/6阻害剤で以前に処置されている;および/また
は(ii)前記乳癌が加えて、CDK4/6阻害剤での処置に対して抵抗性がある、請求
項63から77のいずれか1項に記載の使用。
【請求項79】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置に失敗している、請求項78に記載の使
用。
【請求項80】
前記対象が前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後に再発している、請
求項78および79のいずれか1項に記載の使用。
【請求項81】
前記対象が前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後に疾患の進行を経験
している、請求項78から80のいずれか1項に記載の使用。
【請求項82】
前記対象が、前記CDK4/6阻害剤での処置の間に、またはその後にCDK4/6阻
害剤抵抗性乳癌を発症している、請求項78から81のいずれか1項に記載の使用。
【請求項83】
前記乳癌が、CDK4/6阻害剤での処置に対してデノボ抵抗性がある、請求項78か
ら82のいずれか1項に記載の使用。
【請求項84】
前記CDK4/6阻害剤が、パルボシクリブ、アベマシクリブおよびリボシクリブ、ま
たはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項78
から83のいずれか1項に記載の使用。
【請求項85】
MPS1を阻害することができる化合物が、内分泌作用物質との個別、逐次、および/
または組合せ使用のためのものである、請求項63から84のいずれか1項に記載の使用
。
【請求項86】
前記内分泌作用物質が、タモキシフェンおよびフルベストラント、またはその薬学的に
許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項85に記載の使用。
【請求項87】
MPS1を阻害することができる化合物が、NMS-P715、S81694(NMS
-P153)、AZ3146、BAY1217389、BAY1161909、MPS1
-IN-3、MPS1-IN-2、CFI-402257、CCT289346、式Iの
化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式IVの化合物、またはその薬学的に
許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から適切に選択されるMPS1阻害剤であり、
式I、式II、式IIIおよび式IVが、請求項21において定義されたとおりである、
請求項63から86のいずれか1項に記載の使用。
【請求項88】
前記MPS1阻害剤が、NMS-P715、BAY1217389、BAY11619
09、CCT289346、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式
IVの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択さ
れる、請求項87に記載の使用。
【請求項89】
前記MPS1阻害剤が、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式I
Vの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択され
る、請求項87に記載の使用。
【請求項90】
前記MPS1阻害剤が、式Iの化合物または式IIの化合物、またはその薬学的に許容
される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される、請求項89に記載の使用。
【請求項91】
前記MPS1阻害剤が、請求項29において定義された化合物から選択される、請求項
63から90のいずれか1項に記載の使用。
【請求項92】
前記MPS1阻害剤が、以下:
N-シクロプロピル-4-(6-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)-8
-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)イミダゾ[1,2-b]ピリダジン
-3-イル)-2-メチルベンズアミド;
(R)-2-(4-フルオロフェニル)-N-(4-(2-((2-メトキシ-4-(メ
チルスルホニル)フェニル)アミノ)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジ
ン-6-イル)フェニル)プロパンアミド;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
から選択される、請求項87に記載の使用。
【請求項93】
前記MPS1阻害剤が、以下:
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
から選択される、請求項92に記載の使用。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内分泌抵抗性エストロゲン受容体陽性乳癌の処置に関する新たな処置方法お
よび医学的利用を提供する。さらに、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置する
ために適した組合せを提供する。
【背景技術】
【0002】
長らく、多くの乳癌がホルモン依存性であると認識されてきた。エストロゲン(oes
trogen)(互換的にエストロゲン(estrogen)と称されることもある)は
特に、大部分の乳癌で、内分泌成長因子として作用する。したがって、エストロゲンをこ
れらの腫瘍で欠乏させることが、乳癌における主要な処置モダリティである。
【0003】
病院において最も一般的に診断される乳癌(BC)は、エストロゲン受容体(ER)陽
性であり、ER陽性BCが、症例の80%超を占める。
【0004】
エストロゲンは、ERに結合することによって、その作用を伝達する。エストロゲン結
合ERは、増殖および細胞生存を制御する標的遺伝子上のエストロゲン応答エレメント(
ERE)と古典的に会合する。ERは、2つの別個の活性化ドメイン、AF-1およびA
F-2を有する。AF-2は、リガンド結合ドメインに不可欠であり、エストロゲンの結
合によって調節される。AF-1活性がリン酸化によって調節される一方で、AF-2は
、p160ファミリーの共活性化因子と会合して、ER転写複合体を制御する。
【0005】
古典的には、ER陽性BCを有する患者は、エストロゲンシグナル伝達を妨害するタモ
キシフェンまたはアロマターゼ阻害剤(AI)などの内分泌作用物質(endocrin
e agent)で処置される。
【0006】
患者の50%超が、内分泌療法に対して応答を示すが、大部分は、デノボ(de no
vo)または獲得抵抗性疾患を再発するので、これは、乳癌研究における最大の難題の1
つとなっている(Maらによる調査、2015)。内分泌抵抗性BCの顕著な特徴の1つ
は、患者の大部分がERを発現し続けるという事実である。現在までに、多くの分子機構
が抵抗性表現型に関係があるとされており、それらはすべて、細胞周期を進行させるサイ
クリンDのレベルで収束する。ER陽性BC進行の経過中の適応機構における、この高度
な異種性は、治療不全に帰着する共通の中心点を見出すことの重要性を強調している。
【0007】
無制御の増殖が、がんの顕著な特徴であるので(Hanahan & Weinber
gによる調査、2011)、CDK阻害剤で細胞周期を直接的に標的とすることは、最近
まで魅力的な提案を提供してきたが、ほとんど特異性を示しておらず、関連する臨床毒性
は許容されていない(Asgharら、2015)。CDK4/6-RB軸は、細胞周期
エントリに重要であり、当然のことながら、多くのがんが、この軸を打倒して増殖を助長
し、例えば、乳癌のうちの19%が、CDK4の増幅を示す一方で、CCND1増幅は、
内分泌抵抗性と関連する(Musgroveらによる調査、2011)。
【0008】
最近、CDK4/6阻害剤と内分泌療法との組合せが、ER+乳癌患者において臨床成
果を改善することが示されている。しかしながら、すべての患者がそのような組合せ療法
から利益を得られるわけではなく、多くの患者が最終的には、獲得抵抗性を伴って再発す
る。
【発明の概要】
【0009】
ER+乳癌に関して、新たな処置選択肢が当技術分野で必要とされている。詳細には、
内分泌抵抗性ER+乳癌を処置するための新しく有効な治療が当技術分野で必要とされて
いる。
【0010】
本明細書で初めて、MPS1が驚くべきことに、内分泌療法に対する抵抗性と関連して
いること、さらに、MPS1が、内分泌療法に対して抵抗性がある乳癌を処置するための
合理的な標的を提供することが示される。
【0011】
一態様では、本発明は、それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌を
処置するための方法であって、前記対象に、治療有効量のMPS1阻害剤を投与すること
を含み:
(i)前記対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
方法に関する。
【0012】
一態様では、本発明は、それを必要とする対象におけるエストロゲン受容体陽性乳癌の
処置で使用するためのMPS1阻害剤であって、
(i)対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
MPS1阻害剤に関する。
【0013】
一態様では、本発明は、それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌を
処置するための医薬品の製造におけるMPS1阻害剤の使用であって、
(i)対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
MPS1阻害剤の使用に関する。
【0014】
一態様では、本発明は、MPS1阻害剤および内分泌作用物質を含む組合せに関する。
【0015】
一態様では、本発明は、MPS1阻害剤および内分泌作用物質を含む医薬製品に関する
。
【0016】
一態様では、本発明は、それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌を
処置するための方法であって、前記対象に、治療有効量のMPS1阻害剤および治療有効
量の内分泌作用物質を個別に、逐次的に、または組み合わせて投与することを含む方法に
関する。
【0017】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するための、
MPS1阻害剤および内分泌作用物質を含む医薬製品であって、MPS1を阻害し得る化
合物および内分泌作用物質が個別に、逐次的に、または組み合わせて投与するためのもの
である医薬製品に関する。
【0018】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の製造に
おける、MPS1阻害剤および内分泌作用物質を含む医薬製品の使用であって、MPS1
を阻害し得る化合物および内分泌作用物質が個別に、逐次的に、または組み合わせて投与
するためのものである使用に関する。
【0019】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するための、
MPS1阻害剤および内分泌作用物質に関する。
【0020】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するためのM
PS1阻害剤であって、内分泌作用物質と個別に、逐次的に、または組み合わせて投与す
るためのものであるMPS1阻害剤に関する。
【0021】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するための内
分泌作用物質であって、MPS1阻害剤と個別に、逐次的に、または組み合わせて投与す
るためのものである内分泌作用物質に関する。
【0022】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の製造に
おける、MPS1阻害剤および内分泌作用物質の使用に関する。
【0023】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の製造に
おけるMPS1阻害剤の使用であって、前記MPS1阻害剤が、内分泌作用物質と個別に
、逐次的に、または組み合わせて投与するためのものである使用に関する。
【0024】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の製造に
おける内分泌作用物質の使用であって、前記内分泌作用物質が、MPS1阻害剤と個別に
、逐次的に、または組み合わせて投与するためのものである使用に関する。
【0025】
本発明のいずれか1つの特定の態様の好ましく、適切で、かつ任意選択の特徴は、他の
いずれかの態様の好ましく、適切で、かつ任意選択の特徴でもある。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1B】B. ER+またはER-のいずれかであるいくつかのLTED細胞株からのキノームスクリーンの交差によって、G2/Mチェックポイントタンパク質が抵抗性の共通決定子として同定されている。C. LTED抵抗性表現型におけるMPS1の役割の確認が、MPS1に対してsiRNAを用いる標的化ノックダウンによって評価された。PLK1が陽性対照として使用された。
【
図1C】D. MCF7対MCF7-LTEDからのRNA配列データの分析が、内分泌抵抗性モデルの発現の増大を示している。E. タンパク質量の大域解析が、MPS1がMCF7-LTED細胞で増加していることを示している。
【
図1D】F. MCF7-LTEDおよびSUM44-LTED細胞株におけるMPS1の発現の増加を示すイムノブロット分析が示されている。
【
図2】A. アナストロゾール(anastrazole)で処置された患者におけるMPS1のオントリートメント遺伝子発現が示されており、B. MPS1のオントリートメント遺伝子発現および2週後Ki67値の関連が示されている。スピアマンの順位相関係数(rho)およびP値が示されている。
【
図3】C. MPS1の基線発現が示されており、D. レトロゾールで処置された患者におけるMPS1のオントリートメント遺伝子発現が示されている。
【
図4】10年間にわたって収集された公表データから、タモキシフェンで処置されたER+BC患者におけるMPS1の高いまたは低いプレトリートメント遺伝子発現の関連を明らかにするカプラン-マイヤープロットが示されている。
【
図5】CCT289346の濃度を漸増させながら、E2の存在または非存在下で様々な乳癌細胞を処置した結果が示されている。
【
図6】wtまたは変異ESR1を含むwt-MCF7およびMCF7-LTED細胞のスフェロイド培養物をMPS1阻害剤CCT289346で処理したことが示されている。棒グラフは、TitreGloを使用して決定された細胞生存率を示している。
【
図7】MPS1阻害剤NMS-P175の漸増濃度に対する乳癌細胞株の応答が示されている。
【
図8】MPS1阻害剤BAY1161909の漸増濃度に対する乳癌細胞株の応答が示されている。
【
図9A】2DにおけるMPS1阻害剤BAY1217389の漸増濃度に対する乳癌細胞株の応答が示されている。棒グラフは、TiterGloを使用するスフェロイド生存率の測定を示している。
【
図9B】スフェロイド培養物におけるMPS1阻害剤BAY1217389の漸増濃度に対する乳癌細胞株の応答が示されている。棒グラフは、TiterGloを使用してのスフェロイド生存率の測定を示している。
【
図10】エストラジオール(E2)および漸増濃度のMPS1阻害剤CCT289346の存在および非存在下で6日間にわたって、3日目に培地を変えて培養された4つの細胞株:Wt-SUM44、SUM44 LTED、HCC1428およびHCC1428LTEDの結果が示されている。細胞生存率を、TitreGloを使用して評価した。データを、各条件についてビヒクル対照に対して正規化した。
【
図11】E2の存在またはE2の非存在下で、漸増濃度のCCT289346でwt-MCF7細胞を処理した結果が示されている。
【
図12】漸増濃度のA.単独か、または50nM CCT289346と組み合わせたフルベストラント、B.単独か、または50nM CCT289346と組み合わせた4-OHTで細胞を6日間にわたって、3日目に培地を変えて処置した結果が示されている。細胞生存率を、TitreGloを使用して測定した。
【
図13A】パルボシクリブ抵抗性および感受性細胞株における増殖アッセイの結果が示されている。
【
図13B】パルボシクリブ抵抗性および感受性細胞株における増殖アッセイの結果が示されている。
【
図14】パルボシクリブ抵抗性モデルにおけるキノームsiRNAライブラリスクリーニングの結果が示されている。A.ベン図によって、MPS1がすべての抵抗性モデルに共通する標的の1つとして同定された。B.棒グラフは、ライブラリスクリーニングから生成された非標的siControlに対して正規化された細胞生存率(平均±平均の標準誤差)の変化を示している。
【
図15】wt-MCF7およびwt-T47Dパルボシクリブ抵抗性細胞株を漸増濃度のCCT289346またはNMS-P715で、パルボシクリブの存在または非存在下で6日間にわたって、3日目に培地を変えて処理したことが示されている。細胞生存率をTiterGloを使用して決定し、データを細胞生存率の倍数として表した。
【
図16】MCF7-LTEDおよびT47D-LTEDパルボシクリブ抵抗性細胞株を漸増濃度のCCT289346またはNMS-P715で、パルボシクリブの存在または非存在下で6日間にわたって、3日目に培地を変えて処理したことが示されている。細胞生存率をTiterGloを使用して決定し、データを細胞生存率の倍数として表した。
【
図17】MCF7-LTED腫瘍増殖におけるCCT289346(BOS172722とも称される)の効果が示されている。
【
図18】PDXモデルHBCx-34における、単独か、フルベストラントと組み合わせてのCCT289346の効果が示されている。
【
図19】PDXモデルHBCx-34における、単独か、フルベストラントと組み合わせてのCCT289346の効果が示されている。
【発明を実施するための形態】
【0027】
定義
本明細書で使用する場合、「エストロゲン受容体陽性(ER+)乳癌」は、エストロゲ
ン受容体(適切には核エストロゲン受容体;適切にはER-アルファ)を天然に発現する
乳癌を指す。リガンド結合アッセイおよび免疫組織化学的技法を含む、当技術分野で公知
の任意の適切な技法を、乳癌がエストロゲン受容体を発現するかどうかを識別するために
使用することができる。
【0028】
本明細書で使用する場合、用語「内分泌療法」は、エストロゲンを除去する、エストロ
ゲンの生成を遮断する、エストロゲンのレベルを低下させる、エストロゲンの作用を遮断
する、エストロゲンの作用を低下させることができる、ならびに/またはエストロゲン受
容体の不安定性、分解および/もしくは下方制御をもたらし得る任意の処置を指す。適切
には、内分泌療法は、内分泌作用物質の投与を含む/本質的にそれからなる/それからな
る。
【0029】
本明細書で使用する場合、用語「内分泌作用物質」は、エストロゲンを除去する、エス
トロゲンの生成を遮断する、および/またはエストロゲンのレベルを低下させることがで
きる任意の化学化合物または生物学的作用物質を指す。適切には、内分泌作用物質は、化
学化合物、例えば、薬物または薬物様分子である。
【0030】
本明細書で使用する場合、「以前の処置の失敗」は、前記対象が関連当業者によって、
内分泌療法での処置に失敗していると決定されていることを意味し得る。関連当業者は、
対象が内分泌療法での処置に失敗している場合を容易に決定することができるであろう。
例えば、内分泌療法での処置の失敗は、治療中またはその後に次のうちの1つまたは複数
として現れ得る:疾患の進行(例えば、がんの増殖、がんの再発、再発生、進展、腫瘍グ
レードの上昇、増殖の増加)、応答の欠如(すなわち、がんの病理学的無変化、腫瘍サイ
ズの無変化)および不十分な応答(腫瘍サイズの不十分な減少、不十分な病理学的応答)
。
【0031】
本明細書で使用する場合、「組合せ投与」は、両方の作用物質(例えば、MPS1阻害
剤および内分泌作用物質)を同期で投与する治療を指す。
【0032】
本明細書で使用する場合、「逐次投与」は、一方の作用物質を他方の後に投与するが、
しかしながら、各作用物質の投与間の時間が、両方の作用物質が治療上同時に作用し得る
ような時間であることを意味する。したがって、初めに投与された作用物質の循環半減期
が、それらの両方が治療有効量で同時に存在するような循環半減期であるならば、「逐次
的に」投与することは、一方の作用物質を、他方の後5分、10分またはある時間量以内
に投与することを許容し得る。作用物質の投与の間の時間遅延は、作用物質の正確な性質
、それらの間にある相互作用、およびそれらの個々の半減期に応じて変動し得る。
【0033】
本明細書で使用する場合、「個別投与」は、一方の作用物質を他方の後に投与するが、
しかしながら、投与間の時間が、第2の作用物質が投与されるときに、最初に投与された
作用物質がもはや治療有効量で存在しないような時間であることを意味する。したがって
、2つの作用物質は、それらの治療効果を個別に発揮する。それにもかかわらず、2つの
作用物質が個別に作用するときに観察される治療効果の全体は治療上、いずれかの作用物
質を単独で使用するよりも大きなものであり得る。
【0034】
本明細書で使用する場合、「対象」および/または「患者」は適切には、哺乳動物(例
えば、ヒトおよび家畜(ウシ、ヒツジ、ヤギ)またはコンパニオン動物(ネコ、イヌ、ウ
マ、ウサギ)などの非ヒト哺乳動物)を指す。適切には、対象および/または患者は、ヒ
トである。
【0035】
本明細書で使用する場合、「内分泌療法に対して抵抗性がある」または「内分泌抵抗性
」がんは、前記がんが、関連当業者によって、内分泌療法に対して抵抗性があると決定さ
れていることを意味し得る。関連当業者は、がんが、内分泌療法に対して抵抗性がある場
合を容易に決定することができるであろう。例えば、臨床的には、抵抗性は、内分泌療法
中またはその後の再発またはがん再発生として現れ得る。別法では、抵抗性は、原発性疾
患の臨床的進行として観察され得、通常、原発性腫瘍のサイズの増加または局所リンパ節
への、もしくはより遠位の転移部位への疾患伝播を構成する。腫瘍グレードの上昇または
増殖の増加などの病理変化は、治療に対する潜在的な抵抗性の指標である。ネオアジュバ
ントの環境では、抵抗性は、応答の一次欠如(腫瘍サイズの無変化または増加および病理
学的応答の無証拠)として処置の初期において(先天またはデノボ抵抗性を意味している
)、または遅れて応答期間後に(獲得抵抗性を示唆している)生じる。別法では、内分泌
療法に対する抵抗性は、抵抗性の遺伝子型および/または表現型マーカーを参照すること
によって、内分泌療法ナイーブな患者においても決定することができる。
【0036】
本明細書で使用する場合、CDK4/6阻害剤という用語は、CDK4およびCDK6
を阻害することができる化学的または生物学的作用物質を指す。適切には、CDK4/6
阻害剤は、他のキナーゼよりも、詳細には他のCDKよりもCDK4/6について選択的
である。適切には、本明細書におけるCDK4/6阻害剤は、CDK4およびCDK6に
おいてナノモルのIC50を有する。適切には、CDK4/6阻害剤は、化学化合物、例
えば、薬物または薬物様分子である。
【0037】
本明細書で使用する場合、MPS1阻害剤という用語は、MPS1(単極紡錘体)キナ
ーゼを阻害することができる化学的または生物学的作用物質を指す。適切には、MPS1
阻害剤は、他のキナーゼよりもMPS1について選択的である。適切には、本明細書にお
けるMPS1阻害剤は、MPS1においてナノモルのIC50を有する。適切には、MP
S1阻害剤は、化学化合物、例えば、薬物または薬物様分子である。
【0038】
本明細書で使用する場合、用語「BAY1161909」は、次の化合物:
【化1】
を指す。
【0039】
本明細書で使用する場合、用語「BAY1217389」は、次の化合物:
【化2】
を指す。
【0040】
本明細書で使用する場合、用語「NMS-P715」は、次の化合物:
【化3】
を指す。
【0041】
本明細書で使用する場合、用語「AZ3146」は、次の化合物:
【化4】
を指す。
【0042】
本明細書で使用する場合、用語「MPS1-IN-3」は、次の化合物:
【化5】
を指す。
【0043】
本明細書で使用する場合、用語「MPS1-IN-2」は、次の化合物:
【化6】
を指す。
【0044】
本明細書で使用する場合、用語「CFI-402257」は、次の化合物:
【化7】
を指す。
【0045】
本明細書で使用する場合、用語「CCT289346」は、N2-(2-エトキシ-4
-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチル
-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミンを指す。
【0046】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「治療上の」および「治
療有効量」は、(a)本明細書に記載の特定の疾患、状態もしくは障害を阻害する、もし
くはその改善をもたらす;(b)特定の疾患、状態もしくは障害の1つもしくは複数の症
状を減弱させる、寛解させる、もしくは除去する;(c)または特定の疾患、状態もしく
は障害の1つまたは複数の症状の発生を遅延させる化合物、組成物または医薬品の量を指
す。用語「治療上」および「治療上有効」が、上述の効果(a)~(c)のいずれか1つ
を単独で、または他の(a)~(c)のいずれかと組み合わせて包含することは理解され
るべきである。例えば、ヒトまたは他の哺乳動物において、治療有効量は、実験室または
臨床環境で実験的に決定することができるか、または治療有効量は、特定の疾患および処
置を受ける対象についてアメリカ食品医薬品局(FDA)または同等の海外調節規制機関
のガイドラインが必要とする量であってもよいことは理解されるべきである。適正な剤形
、投薬量、および投与経路の決定は、医薬および医学分野の当業者のレベルの範囲内であ
ることは認められるべきである。
【0047】
本明細書で使用する場合、単独か、または別の用語と併せてかにかかわらず、「処置す
ること」、「処置された」および「処置」は、医学的行為および結果を指し得、予防的、
寛解的、姑息的、および治癒的行為および結果を含む。一部の実施形態では、用語「処置
すること」、「処置された」および「処置」は、治癒的行為および結果、さらには本明細
書に記載の特定の状態、特徴、症状、障害、または疾患の重症度を縮小または低下させる
行為および結果を指す。例えば、処置は、状態もしくは障害のうちのいくつかの症状の減
少または前記状態もしくは障害の完全な根絶を含み得る。本明細書で使用する用語「予防
的」は、完全ではなく、むしろ、化合物または組成物の投与が状態、症状、または病態の
可能性または重症度を縮小させる、および/または状態、症状、または病態の発症をある
期間にわたって遅延させる行為および結果を指すことは理解されるべきである。
【0048】
本明細書に記載の化合物および中間体は、IUPAC(国際純正・応用化学連合)また
はCAS(ケミカルアブストラクツサービス)命名法のいずれかに従って名付けられ得る
。反対のことが明確に述べられていない限り、用語「式Iの化合物」およびより一般的な
用語「化合物」は、式Iによって、および/またはそれを参照して記載されるあらゆるす
べての化合物を指し、かつそれらを含むことは理解されるべきである。同様に、用語「式
IIの化合物」、「式IIIの化合物」、「式IVの化合物」および「式Vの化合物」に
準用する。これらの用語は、そのような化合物およびそのすべての塩のすべての立体異性
体、すなわち、cisおよびtrans異性体、さらには光学異性体、すなわち、Rおよ
びS鏡像異性体を実質的に純粋な形態および/または任意の比での上述の任意の混合物で
包含することも理解されるべきである。この理解は、式I、II、III、IVおよびV
の1つまたは複数の化合物を単独で、または追加の作用物質と組み合わせて使用するか、
または含む医薬組成物および処置方法にも及ぶ。
【0049】
本明細書において提供する様々な炭化水素含有部分を、その部分における炭素原子の最
小および最大数を指定する接頭辞、例えば、「(Ca~b)」または「Ca~Cb」また
は「(a~b)C」を使用して記載することがある。例えば、(Ca~b)アルキルは、
整数「a」から整数「b」個数(整数「a」と整数「b」個数を含む)の炭素原子を有す
るアルキル部分を示す。ある特定の部分を、最小および最大個数のメンバーによって、特
定の原子または全体構造を特異的に参照して、または参照せずに記載することもある。例
えば、用語「a~b員環」または「a~b員を有する」は、整数「a」から整数「b」個
数(整数「a」と整数「b」個数を含む)の原子を有する部分を指す。
【0050】
「約」は、例えば、量または時間などの測定可能な値と併せて本明細書において使用す
る場合、その値の合理的な変化を包含すること、例えば、前記値の測定における実験誤差
が許容されることを意味する。
【0051】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アルキル」および「ア
ルキル基」は、分枝または非分枝飽和炭化水素鎖を指す。別段に指定がない限り、アルキ
ル基は典型的には、1~6個の炭素原子または1~4個の炭素原子または1~3個の炭素
原子など、1~10個の炭素原子を含有し、置換または非置換であってよい。代表的な例
には、これに限定されないが、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチ
ル、i-ブチル、s-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシル、n-ヘプチル
、n-オクチル、n-ノニル、n-デシル、イソプロピル、tert-ブチル、イソブチ
ルなどが含まれる。
【0052】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アルキレン」および「
アルキレン基」は、分枝または非分枝飽和炭化水素鎖を指す。別段に指定がない限り、ア
ルキレン基は典型的には、1~6個の炭素原子または1~3個の炭素原子など、1~10
個の炭素原子を含有し、置換または非置換であってよい。代表的な例には、これに限定さ
れないが、メチレン(-CH2-)、エチレン異性体(-CH(CH3)-および-CH
2CH2-)、プロピレン異性体(-CH(CH3)CH2-、-CH(CH2CH3)
-、-C(CH3)3-、および-CH2CH2CH2-)などが含まれる。
【0053】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アルケニル」および「
アルケニル基」は、少なくとも1つの二重結合を含有する分枝または非分枝炭化水素鎖を
指す。別段に指定がない限り、アルケニル基は典型的には、2~6個の炭素原子または2
~4個の炭素原子などの2~10個の炭素原子を含有し、置換または非置換であってよい
。代表的な例には、これに限定されないが、エテニル、3-ブテン-1-イル、2-エテ
ニルブチル、および3-ヘキセン-1-イルが含まれる。
【0054】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アルキニル」および「
アルキニル基」は、少なくとも1つの三重結合を含有する分枝または非分枝炭化水素鎖を
指す。別段に指定がない限り、アルキニル基は典型的には、2~6個の炭素原子または2
~4個の炭素原子など、2~10個の炭素原子を含有し、置換または非置換であってよい
。代表的な例には、これに限定されないが、エチニル、3-ブチン-1-イル、プロピニ
ル、2-ブチン-1-イル、および3-ペンチン-1-イルが含まれる。
【0055】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「芳香族」は、4n+2
パイ電子(ここで、nは整数である)を含有する単環式および多環式環系を指す。芳香族
は、炭素原子のみを含有する環系(すなわち「アリール」)、さらにはN、OまたはSか
ら選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有する環系(すなわち「ヘテロ芳香族」ま
たは「ヘテロアリール」)を指し、かつそれらを含むと理解されるべきである。芳香環系
は、置換または非置換であってよい。
【0056】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「非芳香族」は、延長共
役パイ系の部分ではない少なくとも1つの二重結合を有する単環式または多環式環系を指
す。本明細書で使用する場合、非芳香族は、炭素原子のみを含有する環系、さらにはN、
OまたはSから選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有する環系を指し、かつそれ
らを含む。非芳香環系は、置換または非置換であってよい。
【0057】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アリール」および「ア
リール基」は、フェニルならびに環の少なくとも1個が芳香族である架橋、スピロ、およ
び/または縮合環系を含む7~15員二環式または三環式炭化水素環系を指す。アリール
基は、置換または非置換であってよい。別段に指定がない限り、アリール基は、6個の環
原子(すなわち、フェニル)、または9~11個の環原子、または9または10個の環原
子などの9~15個の原子を含有する環系を含有してもよい。代表的な例には、これに限
定されないが、ナフチル、インダニル、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレニル、6
,7,8,9-テトラヒドロ-5H-ベンゾシクロヘプテニル、および6,7,8,9-
テトラヒドロ-5H-ベンゾシクロヘプテニルが含まれる。適切には、アリール基は、フ
ェニルおよびナフチル、適切には、フェニルである。
【0058】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アリーレン」および「
アリーレン基」は、フェニレン(-C6H4-)、または環の少なくとも1個が芳香族で
ある架橋、スピロ、および/または縮合環系を含む7~15員二環式もしくは三環式炭化
水素環系を指す。アリーレン基は、置換または非置換であってよい。一部の実施形態では
、アリーレン基は、6個の(すなわち、フェニレン)環原子を含有してもよいか、または
9~11個の環原子;または9もしくは10個の環原子などの9~15個の原子を含有す
る環系であってもよい。アリーレン基は、置換または非置換であってよい。
【0059】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アルキルアリール」お
よび「アルキルアリール基」は、水素原子がアリール基によって置き換えられており、ア
ルキル基およびアリール基が前で定義されたとおりであるアルキル基、例えば、ベンジル
(C6H5CH2-)などを指す。アルキルアリール基は、置換または非置換であってよ
い。
【0060】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「炭素環式基」および「
炭素環」は、環中に炭素原子のみを含有する単環式および多環式環系、すなわち、芳香族
性または不飽和度についての顧慮および言及を伴わない炭化水素環系を指す。したがって
、炭素環式基は、完全に飽和している環系(例えば、シクロヘキシル基など)、芳香族で
ある環系(例えば、フェニル基など)、さらには、完全飽和、芳香族および/または不飽
和部分を有する環系(例えば、シクロヘキセニル、2,3-ジヒドロ-インデニル、およ
び1,2,3,4-テトラヒドロ-ナフタレニル)を指し、それらを含むと理解されるべ
きである。炭素環式および炭素環という用語はさらに、架橋、縮合、および/またはスピ
ロ環式環系を含む。
【0061】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「シクロアルキル」およ
び「シクロアルキル基」は、単環式、二環式、または三環式飽和または不飽和であってよ
く、かつ架橋、スピロ、および/または縮合していてよい非芳香族炭素環式環系を指す。
シクロアルキル基は、置換または非置換であってよい。別段に指定がない限り、シクロア
ルキル基は典型的には、3~12個の環原子を含有する。一部の例では、シクロアルキル
基は、4~10個の環原子(例えば、4個の環原子、5個の環原子、6個の環原子、7個
の環原子など)を含有してよい。代表的な例には、これに限定されないが、シクロプロピ
ル、シクロプロペニル、シクロブチル、シクロブテニル、シクロペンチル、シクロペンテ
ニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、ノルボルニル、ノルボルネニル、ビシクロ[
2.2.1]ヘキサン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプ
テン、ビシクロ[3.1.1]ヘプタン、ビシクロ[3.2.1]オクタン、ビシクロ[
2.2.2]オクタン、ビシクロ[3.2.2]ノナン、ビシクロ[3.3.1]ノナン
、およびビシクロ[3.3.2]デカンが含まれる。適切には、シクロアルキル基は、シ
クロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシル基から選択される。
【0062】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アルキルシクロアルキ
ル」および「アルキルシクロアルキル基」は、水素原子がシクロアルキル基によって置き
換えられていて、アルキル基およびシクロアルキル基が前で定義されたとおりであるアル
キル基、例えば、シクロヘキシルメチル(C6H11CH2-)などを指す。アルキルシ
クロアルキル基は、置換または非置換であってよい。
【0063】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「ハロアルキル」および
「ハロアルキル基」は、1個または複数の水素原子がハロゲン原子によって置き換えられ
ているアルキル基を指す。ハロアルキルには、飽和アルキル基と不飽和アルケニルおよび
アルキニル基の両方が含まれる。代表的な例には、これに限定されないが、-CF3、-
CHF2、-CH2F、-CF2CF3、-CHFCF3、-CH2CF3、-CF2C
H3、-CHFCH3、-CF2CF2CF3、-CF2CH2CH3、-CF=CF2
、-CCl=CH2、-CBr=CH2、-CI=CH2、-C≡C-CF3、-CHF
CH2CH3および-CHFCH2CF3が含まれる。ハロアルキル基は、置換または非
置換であってよい。適切には、ハロアルキル基は、CHF2およびCF3、適切には、C
F3から選択される。
【0064】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「ハロアルコキシ」およ
び「ハロアルコキシ基」は、1個または複数の水素原子がハロゲン原子によって置き換え
られているアルコキシ基(すなわち、O-アルキル基)を指す。ハロアルコキシには、飽
和アルコキシ基と不飽和アルケニルおよびアルキニル基との両方が含まれる。代表的な例
には、これに限定されないが、-OCF3、-OCHF2、-OCH2F、-OCF2C
F3、-OCHFCF3、-OCH2CF3、-OCF2CH3、-OCHFCH3、-
OCF2CF2CF3、-OCF2CH2CH3、-OCF=CF2、-OCCl=CH
2、-OCBr=CH2、-OCHFCH2CH3および-OCHFCH2CF3が含ま
れる。ハロアルコキシ基は、置換または非置換であってよい。適切には、ハロアルコキシ
キシ基は、-OCHF2および-OCF3、適切には、-OCF3から選択される。
【0065】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「ハロ」および「ハロゲ
ン」には、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素原子ならびに置換基が含まれる。
【0066】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「ヘテロアリール」およ
び「ヘテロアリール基」は、(a)炭素原子に加えて、窒素、酸素または硫黄などの少な
くとも1個のヘテロ原子を含有する5および6員単環式芳香環、ならびに(b)炭素原子
に加えて、窒素、酸素または硫黄などの少なくとも1個のヘテロ原子を含有し、かつ環の
少なくとも1個が芳香族である7~15員二環式および三環式環を指す。一部の事例では
、ヘテロアリール基は、同じでも、または異なってもよい2個以上のヘテロ原子を含有し
てよい。ヘテロアリール基は、置換または非置換であってよく、架橋、スピロ、および/
または縮合していてよい。一部の事例では、ヘテロアリール基は、5、6、または8~1
5個の環原子を含有してよい。他の事例では、ヘテロアリール基は、5、6、9、または
10個の環原子などの5~10個の環原子を含有してよい。代表的な例には、これに限定
されないが、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、1,2-ジヒドロキノリニル、3,4-
ジヒドロイソキノリニル、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル、1,2,3,
4-テトラヒドロキノリニル、ベンゾオキサジニル、ベンゾチアジニル、クロマニル、フ
ラニル、2-フラニル、3-フラニル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリ
ル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、2-、3-、または4-ピリジニル
、ピリミジニル、2-、4-、または5-ピリミジニル、ピラゾリル、ピロリル、2-ま
たは3-ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、3-または4-ピリダジニル、2-ピラ
ジニル、チエニル、2-チエニル、3-チエニル、テトラゾリル、チアゾリル、チアジア
ゾリル、トリアジニル、トリアゾリル、ピリジン-2-イル、ピリジン-4-イル、ピリ
ミジン-2-イル、ピリダジン-4-イル、ピラジン-2-イル、ナフチリジニル、プテ
リジニル、フタラジニル、プリニル、アロキサジニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾフラ
ニル、ベンゾフラザニル、2H-1-ベンゾピラニル、ベンゾチアジアジン、ベンゾチア
ジニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサゾリル、シノリニル、フ
ロピリジニル、インドリニル、インドリジニル、インドリル、または2-、3-、4-、
5-、6-、または7-インドリル、3H-インドリル、キナゾリニル、キノキサリニル
、イソインドリル、イソキノリニル、10-アザ-トリシクロ[6.3.1.02,7]
ドデカ-2(7),3,5-トリエニル、12-オキサ-10-アザ-トリシクロ[6.
3.1.02,7]ドデカ-2(7),3,5-トリエニル、12-アザ-トリシクロ[
7.2.1.02,7]ドデカ-2(7),3,5-トリエニル、10-アザ-トリシク
ロ[6.3.2.02,7]トリデカ-2(7),3,5-トリエニル、2,3,4,5
-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[d]アゼピニル、1,3,4,5-テトラヒドロ-ベン
ゾ[d]アゼピン-2-オニル、1,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ[b]アゼピン
-2-オニル、2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ[c]アゼピン-1-オニル、1
,2,3,4-テトラヒドロ-ベンゾ[e][1,4]ジアゼピン-5-オニル、2,3
,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[e][1,4]ジアゼピニル、5,6,8,9
-テトラヒドロ-7-オキサ-ベンゾシクロヘプテニル、2,3,4,5-テトラヒドロ
-1H-ベンゾ[b]アゼピニル、1,2,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ[e][1,
3]ジアゼピン-3-オニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]ジオキ
セピニル、3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[f][1,4]オキサゼピン-5-オニル
、6,7,8,9-テトラヒドロ-5-チア-8-アザ-ベンゾシクロヘプテニル、5,
5-ジオキソ-6,7,8,9-テトラヒドロ-5-チア-8-アザ-ベンゾシクロヘプ
テニル、および2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ[f][1,4]オキサゼピニル
が含まれる。適切には、ヘテロアリールは、N、OまたはSから選択される1、2または
3個のヘテロ原子を含む5または6員のヘテロアリール環である。
【0067】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アルキルヘテロアリー
ル」および「アルキルヘテロアリール基」は、水素原子がヘテロアリール基によって置き
換えられていて、アルキル基およびヘテロアリール基が前で定義されたとおりであるアル
キル基を指す。アルキルヘテロアリール基は、置換または非置換であってよい。炭素数が
示されている場合、例えば(Cn-m)アルキルヘテロアリールでは、その範囲は、基全
体に関する。適切には、構成アルキル基は、1~6個の炭素、適切には1~3個の炭素を
有する。
【0068】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「複素環基」および「複
素環」は、芳香族性または不飽和度についての顧慮および言及を伴わない、炭素原子およ
び窒素、酸素、硫黄またはリンから選択される少なくとも1個のヘテロ原子を環中に含有
する単環式および多環式環系を指す。したがって、複素環基は、完全飽和している環系(
例えば、ピペリジニル基など)、芳香族である環系(例えば、ピリジニル基など)、さら
に完全飽和、芳香族および/または不飽和部分を有する環系(例えば、1,2,3,6-
テトラヒドロピリジニルおよび6,8-ジヒドロ-5H-[1,2,4]トリアゾロ[4
,3-a]ピリジニルなど)を指し、それらを含むと理解されるべきである。複素環式お
よび複素環という用語はさらに、架橋、縮合、およびスピロ環式環系を含む。
【0069】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「ヘテロシクロアルキル
」および「ヘテロシクロアルキル基」は、炭素原子に加えて、窒素、酸素、硫黄またはリ
ンなどの少なくとも1個のヘテロ原子を含有する3~15員単環式、二環式、および三環
式非芳香環系を指す。ヘテロシクロアルキル基は、完全飽和していてよいか、または不飽
和部分を含んでよく、架橋、スピロ、および/または縮合環系であってよい。一部の事例
では、ヘテロシクロアルキル基は、同じでも、または異なってもよい少なくとも2個また
はヘテロ原子を含有してよい。ヘテロシクロアルキル基は、置換または非置換であってよ
い。一部の事例では、ヘテロシクロアルキル基は、5個の環原子、6個の環原子、または
7個の環原子など、3~10個の環原子または3~7個の環原子または5~7個の環原子
を含有してよい。代表的な例には、これに限定されないが、テトラヒドロフラニル、ピロ
リジニル、ピロリニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、ピラゾリジニル、ピラゾリ
ニル、ピペリジル、ピペラジニル、インドリニル、イソインドリニル、モルホリニル、チ
オモルホリニル、ホモモルホリニル、ホモピペリジル、ホモピペラジニル、チオモルホリ
ニル-5-オキシド、チオモルホリニル-S,S-ジオキシド、ピロリジニル、テトラヒ
ドロピラニル、ピペリジニル、テトラヒドロチエニル、ホモピペリジニル、ホモチオモル
ホリニル-S,S-ジオキシド、オキサゾリジノニル、ジヒドロピラゾリル、ジヒドロピ
ロリル、ジヒドロピラジニル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロピリミジニル、ジヒドロフ
リル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル-5-オキシド、テトラヒドロチエニル
-S,S-ジオキシド、ホモチオモルホリニル-5-オキシド、キヌクリジニル、2-オ
キサ-5-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、8-オキサ-3-アザ-ビシクロ[
3.2.1]オクタニル、3,8-ジアザ-ビシクロ[3.2.1]オクタニル、2,5
-ジアザ-ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、3,8-ジアザ-ビシクロ[3.2.1
]オクタニル、3,9-ジアザ-ビシクロ[4.2.1]ノナニル、2,6-ジアザ-ビ
シクロ[3.2.2]ノナニル、[1,4]オキサホスフィナニル-4-オキシド、[1
,4]アザホスフィナニル-4-オキシド、[1,2]オキサホスホラニル-2-オキシ
ド、ホスフィナニル-1-オキシド、[1,3]アザホスホリジニンル(azaphos
pholidinynl)-3-オキシド、[1,3]オキサホスホラニル-3-オキシ
ド、7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、6,8-ジヒドロ-5H-[1,2
,4]トリアゾールo[4,3-a]ピラジン-7-イル、6,8-ジヒドロ-5H-イ
ミダゾ[1,5-a]ピラジン-7-イル、6,8-ジヒドロ-5H-イミダゾ[1,2
-a]ピラジン-7-イル、5,6,8,9-テトラヒドロ-[1,2,4]トリアゾロ
[4,3-d][1,4]ジアゼピン-7-イルおよび6,8-ジヒドロ-5H-[1,
2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピラジン-7-イルが含まれる。適切には、本明細書
で定義するとおりのヘテロシクリルアルキル基は、N、OまたはSから選択される1、2
または3個のヘテロ原子を含む単環式、二環式またはスピロヘテロシクリル基である。
【0070】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「ヘテロシクロアルキレ
ン」および「ヘテロシクロアルキレン基」は、炭素原子に加えて、窒素、酸素、硫黄また
はリンなどの少なくとも1個のヘテロ原子を含有する3~15員単環式、二環式、または
三環式非芳香環系を指す。ヘテロシクロアルキレン基は、完全飽和していてよいか、また
は不飽和部分を含んでよく、架橋、スピロ、および/または縮合していてよい。ヘテロシ
クロアルキレン基は、置換または非置換であってよい。一部の事例では、ヘテロシクロア
ルキレン基は、3~7個の環原子など、3~10個の環原子を含有してよい。他の事例で
は、ヘテロシクロアルキレン基は、5個の環原子、6個の環原子、または7個の環原子な
ど5~7個の環原子を含有してよい。
【0071】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「アルキルヘテロシクロ
アルキル」および「アルキルヘテロシクロアルキル基」は、水素原子がヘテロシクロアル
キル基によって置き換えられていて、アルキル基およびヘテロシクロアルキル基が前で定
義されたとおりであるアルキル基、例えば、ピロリジニルメチル(C4H8NCH2-)
などを指す。アルキルヘテロシクロアルキル基は、置換または非置換であってよい。炭素
数が示されている場合、例えば(Cn-m)アルキルヘテロシクロアルキルでは、その範
囲は、基全体に関する。適切には、構成アルキル基は、1~6個の炭素、適切な1~3個
の炭素を有する。
【0072】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「薬学的に許容される」
は、他の成分と一般に化学的および/または物理的に適合性であり(例えば、製剤に関し
てなど)、および/またはその受容者(例えば、対象など)と一般に生理学的に適合性で
ある物質に関する。
【0073】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「医薬組成物」は、ヒト
を含む対象において疾患、状態、または障害を処置するために使用することができる組成
物を指す。
【0074】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「安定な」および「化学
的に安定な」は、有用な純度で反応混合物から単離するために十分に強固である化合物を
指す。本出願は、安定な化合物の調製をひたすら目指している。代替の置換基のリストが
、原子価要求、化学的安定性、または他の理由のために、特定の基を置換するために使用
することができないメンバーを含んでいる場合、そのリストは、特定の基を置換するため
に適切なリストのメンバーを含む文脈で読まれることが意図されている。例えば、特定の
部分の任意選択の置換度を考慮する場合、置換基の数が、その部分に適切な原子価を超え
ないことは理解されるべきである。例えば、R1がメチル基(-CH3)である場合、こ
れは、1~3個のR5によって置換されていてもよい。
【0075】
本明細書で使用する場合、単独で、または別の用語と併せて、「置換(置換されている
)」は、分子上の水素原子が異なる原子または原子の基で置換されており、水素原子に置
き換わっている原子または原子の基が「置換基」であることを示している。用語「置換基
」、「置換基(複数)」、「部分」、「部分(複数)」、「基」、または「基(複数)」
が、置換基を指すことは理解されるべきである。
【0076】
本明細書で使用する場合、「医薬製品」は、医薬を含む製品を指す。例えば、医薬製品
の例には、医療用具、医薬組成物ならびに1つまたは複数の医療用具および/または医薬
組成物を含むキットが含まれる。適切には、医薬製品は、医薬組成物である。
【0077】
処置方法および医学的利用
一態様では、本発明は、それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌を
処置するための方法であって、前記対象に、治療有効量のMPS1阻害剤を投与すること
を含み:
(i)前記対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
方法を提供する。
【0078】
別の態様では、本発明は、それを必要とする対象におけるエストロゲン受容体陽性乳癌
の処置で使用するためのMPS1阻害剤であって、
(i)対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
MPS1阻害剤を提供する。
【0079】
別の態様では、本発明は、それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌
を処置するための医薬品の製造におけるMPS1阻害剤の使用であって、
(i)対象が、内分泌療法で以前に処置されている;および/または
(ii)前記乳癌が、内分泌療法に対して抵抗性がある
MPS1阻害剤の使用を提供する。
【0080】
上記の態様のそれぞれの一実施形態では、対象は、内分泌療法で以前に処置されている
。典型的には、さらなる処置の必要性は、以前の内分泌療法が失敗していることを意味し
ている。
【0081】
関連当業者は、処置の失敗を容易に決定することができるであろう。一実施形態では、
対象における内分泌療法の失敗は、内分泌療法中またはその後の再発および/またはがん
再発生として現れる。
【0082】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象における内分
泌療法処置の失敗は、内分泌療法中またはその後の疾患の進行、例えば、原発性腫瘍のサ
イズの増加および/または例えば、局所リンパ節への、もしくはより遠位の転移部位への
疾患の伝播として観察される。
【0083】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象における内分
泌療法処置の失敗は、腫瘍グレードの上昇などの病理変化によって決定される。
【0084】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象における内分
泌療法処置の失敗は、がんの増殖の増加によって決定される。
【0085】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象における内分
泌療法処置の失敗は、がんの応答の欠如;例えば、腫瘍サイズの有意ではない/不十分な
変化および/または病理学的応答の有意ではない/不十分なレベルとして観察される。
【0086】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象は、内分泌療
法中またはその後に内分泌療法抵抗性乳癌を発症している。この現象は、獲得抵抗性と称
され得る。
【0087】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、内分泌療
法に対して抵抗性がある。一実施形態では、内分泌療法抵抗性は、当初は陽性応答をもた
らし得た内分泌療法中またはその後に観察される(すなわち、獲得抵抗性)。別の実施形
態では、内分泌療法抵抗性は、内分泌療法の初期に、陽性応答の期間を伴わずに観察され
る(先天またはデノボ抵抗性を意味している)。別の実施形態では、対象は、内分泌療法
ナイーブであり、乳癌内分泌抵抗性は、遺伝子型および/または表現型マーカーによって
示される。
【0088】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、内分泌療法に対して抵抗
性があり、対象は、内分泌療法ナイーブである。
【0089】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、内分泌療法に対してデノ
ボ抵抗性がある。
【0090】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、内分泌療法に対して抵抗
性があり、エストロゲン受容体、殊に、ER-アルファを発現し続ける。
【0091】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、ESR1-活性化変異を
含む。適切には、ESR1-活性化変異は、Y537S、Y537N、Y537C、D5
38G、E380Q、S463P、L536Rから選択される。適切には、ESR1-活
性化変異は、Y537S、Y537NおよびY537Cから選択される。適切には、ES
R1-活性化変異は、Y537Cである。
【0092】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、内分泌療法に対して抵抗
性があり、ESR1-活性化変異を含む。適切には、ESR1-活性化変異は、Y537
S、Y537N、Y537C、D538G、E380Q、S463P、L536Rから選
択される。適切には、ESR1-活性化変異は、Y537S、Y537NおよびY537
Cから選択される。適切には、ESR1-活性化変異は、Y537Cである。
【0093】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、ホスホ-KNL1タンパ
ク質を過剰発現する。
【0094】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、内分泌療法に対して抵抗
性があり、乳癌は、ホスホ-KNL1タンパク質を過剰発現する。
【0095】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象は、加えて、
CDK4/6阻害剤で以前に処置されている。典型的には、さらなる処置の必要性は、C
DK4/6阻害剤での以前の処置が失敗していることを意味している。
【0096】
関連当業者は、処置の失敗を容易に決定することができるであろう。一実施形態では、
対象におけるCDK4/6阻害剤での処置の失敗は、CDK4/6阻害剤での処置中また
はその後の再発および/またはがん再発生として現れる。
【0097】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象におけるCD
K4/6阻害剤での処置の失敗は、CDK4/6阻害剤での処置中またはその後の疾患の
進行、例えば、原発性腫瘍のサイズの増加および/または例えば、局所リンパ節への、も
しくはより遠位の転移部位への疾患の伝播として観察される。
【0098】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象におけるCD
K4/6阻害剤での処置の失敗は、腫瘍グレードの上昇などの病理変化によって決定され
る。
【0099】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象におけるCD
K4/6阻害剤での処置の失敗は、がんの増殖の増加によって決定される。
【0100】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象におけるCD
K4/6阻害剤での処置の失敗は、がんの応答の欠如;例えば、腫瘍サイズの無変化およ
び/または病理学的応答の無証拠として観察される。
【0101】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象は、CDK4
/6阻害剤での処置中またはその後に、CDK4/6阻害剤抵抗性乳癌を発症している。
この現象は、獲得抵抗性と称され得る。
【0102】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、CDK4
/6阻害剤での処置に対して抵抗性がある。一実施形態では、CDK4/6阻害剤抵抗性
は、当初は陽性応答をもたらし得たCDK4/6阻害剤での処置中またはその後に観察さ
れる(すなわち、獲得抵抗性)。別の実施形態では、CDK4/6阻害剤抵抗性は、CD
K4/6阻害剤での処置の初期に、陽性応答の期間を伴わずに観察される(先天またはデ
ノボ抵抗性を意味している)。別の実施形態では、対象は、CDK4/6阻害剤ナイーブ
であり、乳癌CDK4/6阻害剤抵抗性は、遺伝子型および/または表現型マーカーによ
って示される。
【0103】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、CDK4/6阻害剤に対
して抵抗性があり、対象は、CDK4/6阻害剤ナイーブである。
【0104】
本明細書における態様のそれぞれの一実施形態では、乳癌は、CDK4/6阻害剤に対
してデノボ抵抗性がある。
【0105】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、内分泌療法と個別に、逐次的に、および/または組み合わせてのいずれかで投与する/
投与するためのものである。適切には、内分泌療法は、内分泌作用物質での処置を含む/
それから本質的になる/それからなる。
【0106】
一態様では、本発明は、MPS1阻害剤の使用を、エストロゲン受容体陽性乳癌、特に
、内分泌療法抵抗性ER+乳癌を処置するための第二選択または第三選択療法として提供
する。
【0107】
一実施形態では、MPS1阻害剤を、第三選択療法として使用し、第一選択療法は、内
分泌作用物質での処置を含み、第二選択療法は、CDK4/6阻害剤での処置を含んだ。
【0108】
一実施形態では、MPS1阻害剤を、第二選択療法として使用し、第一選択療法は、内
分泌作用物質での処置を含んだ。別の実施形態では、MPS1阻害剤を第三選択療法とし
て使用し、第一および第二選択療法はそれぞれ、内分泌作用物質での処置を含んだ。
【0109】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象は、ヒトであ
る。適切には、対象は、ヒト女性である。
【0110】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、対象は、閉経後で
ある。本明細書の態様および実施形態のそれぞれの別の実施形態では、対象は、閉経前で
ある。
【0111】
本発明の方法および医学的利用では、MPS1阻害剤および/または内分泌作用物質は
、任意の簡便な投与経路によって対象に投与してもよい/投与するためのものである。
【0112】
投与経路には、これに限定されないが、経口(例えば、経口摂取による);頬側;舌下
;経皮(例えば、貼付剤、硬膏剤などによるものを含む);経粘膜(例えば、貼付剤、硬
膏剤などによるものを含む);鼻腔内(例えば、経鼻噴霧剤による);眼(例えば、点眼
剤による);肺(例えば、エアゾールで、例えば、口または鼻を介して使用する、例えば
、吸入または吹送治療による);直腸(例えば、坐剤または浣腸剤による);経膣(例え
ば、膣坐剤による);例えば、皮下、皮内、筋肉内、静脈内、動脈内、心臓内、クモ膜下
腔内内、髄腔内、嚢内、被膜下、眼窩内、腹腔内、気管内、表皮下、関節内、クモ膜下、
および胸骨内を含む注射による非経口での;例えば、皮下または筋肉内でのデポー剤また
はレザバー剤のインプラントによる投与経路が含まれる。適切には、投与経路は、経口お
よび非経口注射から選択される。
【0113】
本明細書の方法で使用するための治療剤(すなわち、MPS1阻害剤、内分泌作用物質
、CDK4/6阻害剤)は、対象に投与するために適切な形態であってよい。例えば、経
口使用では、錠剤、ロゼンジ剤、硬もしくは軟カプセル剤、水性または油性懸濁剤、乳剤
、分散性散剤もしくは顆粒剤、シロップ剤またはエリキシル剤;局所使用では、クリーム
剤、軟膏剤、ゲル剤、または水性もしくは油性液剤または懸濁剤);吸入による投与では
、微粉剤または液体エアゾール剤;吹送による投与では、微粉剤);あるいは非経口投与
では、静脈内、皮下、筋肉内、腹腔内または筋肉内投与用の滅菌水性または油性液剤;あ
るいは直腸投与では、坐剤として。
【0114】
適切な医薬組成物は、従来の手順によって、任意選択的に当技術分野で周知の従来の医
薬品添加剤を使用して得ることができる。したがって、経口使用が意図されている組成物
は、例えば、1種または複数の着色剤、甘味剤、香味剤および/または防腐剤を含有して
もよい。
【0115】
本明細書の方法の作用物質(すなわち、MPS1阻害剤、内分泌作用物質、CDK4/
6阻害剤)の有効量は、本明細書で言及されている前記乳癌を処置または予防するために
、疾患の進行を減速させるために、および/または状態と関連する症状を緩和するために
十分な量である。
【0116】
単一の剤形を生成するために1種または複数の添加剤と組み合わせる活性成分の量は、
処置を受ける個体および特定の投与経路に応じて必ず変動するはずである。例えば、ヒト
に経口投与することが意図されている製剤は一般に、組成物全体に対して約5~約98重
量パーセントで変動し得る適切で便利な量の添加剤と配合された活性薬剤を、例えば0.
5mg~0.5g(より適切には、0.5~100mg、例えば、1~30mg)含有す
る。
【0117】
治療または予防目的での作用物質の用量のサイズは通常、医薬品の周知の原理に従って
、状態の性質および重症度、動物または患者の年齢および性別ならびに投与経路によって
変動するはずである。
【0118】
投薬量および投与計画は、緩和されるべき状態の型および重症度に伴って変動し得るこ
と、および特定の期間(日または時)にわたる単回または多数回の投与、すなわち、QD
(1日1回)、BID(1日2回)などを含み得ることに注意されたい。さらに、任意の
特定の対象または患者では、特異的な投与計画を、個体の必要性および医薬組成物を投与
するまたは投与を監督する人の専門的判断に従って経時的に調整する必要があり得ること
を理解されたい。例えば、用量を、毒性作用および/または臨床検査値などの臨床効果が
含まれ得る薬物動態または薬力学的パラメーターに基づき調節してもよい。したがって、
本出願は、当業者が決定するとおりの患者内用量漸増を包含する。適切な投薬量および投
与計画を決定するための手順およびプロセスは、関連分野において周知であり、当業者で
あれば容易に確認することができるであろう。したがって、当業者は、本明細書に記載の
投薬範囲が例示にすぎず、本明細書に記載の医薬組成物の範囲および実施を限定すること
を意図したものではないことを容易に認識および承認するであろう。
【0119】
内分泌療法
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、内分泌療法は、内
分泌作用物質での処置を含む/本質的にそれからなる/それからなる。
【0120】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、内分泌作用物質は
、アロマターゼ阻害剤、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)および選
択的エストロゲン受容体分解剤/下方調節剤(SERD)のうちの1種または複数から選
択される。
【0121】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、内分泌療法は、ア
ロマターゼ阻害剤およびSERDでの個別、逐次または組合せ処置を含む/本質的にそれ
からなる/それからなる。
【0122】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、内分泌療法は、ア
ロマターゼ阻害剤およびSERMでの個別、逐次または組合せ処置を含む/本質的にそれ
からなる/それからなる。
【0123】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、内分泌療法は、S
ERMおよびSERDでの個別、逐次または組合せ処置を含む/本質的にそれからなる/
それからなる。
【0124】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、SERMは、タモ
キシフェン、アフィモキシフェン、ラロキシフェン、トレミフェン、バゼドキシフェンお
よびラソフォキシフェン、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群
から選択される。適切には、SERMは、タモキシフェン、ラロキシフェン、トレミフェ
ン、バゼドキシフェンおよびラソフォキシフェン、またはその薬学的に許容される塩もし
くは溶媒和物からなる群から選択される。適切には、SERMは、タモキシフェン、ラロ
キシフェンおよびトレミフェン、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物から
なる群から選択される。適切には、SERMは、タモキシフェンおよびトレミフェン、ま
たはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。適切には、
SERMは、タモキシフェンおよびラロキシフェン、またはその薬学的に許容される塩も
しくは溶媒和物からなる群から選択される。適切には、SERMは、タモキシフェン、ま
たはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物である。
【0125】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、アロマターゼ阻害
剤は、アナストロゾール、エキセメスタン、レトロゾール、ファドロゾールおよびホルメ
スタン、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。
適切には、アロマターゼ阻害剤は、アナストロゾール、エキセメスタン、レトロゾールお
よびファドロゾール、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から
選択される。適切には、アロマターゼ阻害剤は、アナストロゾール、エキセメスタン、お
よびレトロゾール、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選
択される。適切には、アロマターゼ阻害剤は、アナストロゾールおよびレトロゾール、ま
たはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。適切には、
アロマターゼ阻害剤は、アナストロゾールおよびエキセメスタン、またはその薬学的に許
容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。適切には、アロマターゼ阻害剤
は、エキセメスタンおよびレトロゾール、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒
和物からなる群から選択される。
【0126】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、SERDは、フル
ベストラント、ブリラネストラントおよびエラセストラント(elacestrant)
、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。適切に
は、SERDは、フルベストラントおよびエラセストラント、またはその薬学的に許容さ
れる塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。適切には、SERDは、フルベスト
ラントおよびブリラネストラント、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物か
らなる群から選択される。適切には、SERDは、フルベストラント、またはその薬学的
に許容される塩もしくは溶媒和物である。
【0127】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、内分泌療法は、ア
ナストロゾールおよびフルベストラントでの個別、逐次または組合せ処置を含む/本質的
にそれからなる/それからなる。
【0128】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、内分泌療法は、タ
モキシフェンおよびフルベストラントでの個別、逐次または組合せ処置を含む/本質的に
それからなる/それからなる。
【0129】
MPS1阻害剤
本明細書の態様および実施形態の一実施形態では、MPS1阻害剤は、MPS1キナー
ゼを阻害することができる化合物である。適切には、化合物は、MPS1キナーゼにおい
て100nM以下のIC50を有する。適切には、化合物は、MPS1キナーゼにおいて
75nM以下のIC50を有する。適切には、化合物は、MPS1キナーゼにおいて50
nM以下のIC50を有する。適切には、化合物は、MPS1キナーゼにおいて25nM
以下のIC50を有する。適切には、化合物は、MPS1キナーゼにおいて10nM以下
のIC50を有する。適切には、化合物は、MPS1キナーゼにおいて8nM以下のIC
50を有する。適切には、化合物は、MPS1キナーゼにおいて5nM以下のIC50を
有する。適切には、化合物は、MPS1キナーゼにおいて3nM以下のIC50を有する
。
【0130】
MPS1キナーゼにおけるIC50は、任意の適切な方法によって決定することができ
る。例えば、IC50は、全長MPS1、適切なフルオロフォア、試験化合物およびアッ
セイバッファーを含むin vitro酵素阻害アッセイによって決定することができる
。
【0131】
適切には、IC50を、化合物をある範囲の濃度で試験することによって決定する。
【0132】
適切には、フルオロフォアは、蛍光標識ペプチド、例えば、配列:5FAM-DHTG
FLTEYVATR-CONH2を有するH236であってよい。
【0133】
適切には、酵素阻害アッセイを、室温(21℃±3℃)で約1時間にわたって実施する
。
【0134】
一実施形態では、酵素阻害アッセイ(全体積10μl)を、全長MPS1(12.5n
Mまたは3nM)、蛍光標識ペプチド[配列:5FAM-DHTGFLTEYVATR-
CONH2を有し、H236として既知](5μM)、ATP(10μM)、DMSO(
1%v/v)または試験化合物(1%DMSO中0.25nM~100μMの範囲内)お
よびアッセイバッファー(50mM HEPES(pH7.0)、0.02%NaN3、
0.01%BSA、0.1mM Orthovandate、10μM MgCl2、1
μM DTT、Rocheプロテアーゼ阻害剤)を含有する黒色384ウェル低容積プレ
ート内で実施した。反応を60分間にわたって室温で実施し、0.1M HEPES緩衝
生理食塩水(遊離酸、Sigma、UK)中に20mM EDTA、0.05%(v/v
)Brij-35を含有するバッファー(10μl)の添加によって停止した。プレート
をCaliper EZリーダーII(Caliper Life Sciences)
で読み取った。
【0135】
リーダーは、ソフトウェアパッケージ(「Reviewer」)を提供しており、これ
は、生成物および基質ピークの両方を測定することによってピーク高を変換%に変換し、
また、それぞれ0%および100%阻害を表す対照ウェルの選択を可能にする。化合物の
阻害%を、選択された対照ウェルの平均値に対して計算する。IC50を、化合物を0.
25nM~100μMの濃度範囲で試験することによって決定する。次いで、各濃度での
阻害%を、4パラメーターロジスティックフィットにフィットさせる:
y=(a+((b-a)/(1+((c/x^d))))
[式中、a=asym min、b=asym max、c=IC50およびd=ヒル係
数]。
【0136】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、NMS-P715、S81694(NMS-P153)、AZ3146、BAY121
7389、BAY1161909、MPS1-IN-3、MPS1-IN-2、CFI-
402257、CCT289346、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物
および式IVの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群か
ら選択され;
式Iは、下式であり:
【化8】
[式中:
Wは、NまたはC-R
3であり;
Xは、CHまたはNであり;
Zは、NまたはC-Hであり;
R
1は、クロロ、(1~6C)アルキル、(1~8C)ヘテロアルキル、アリール、ア
リール(1~2C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(1~2C)アルキル、
ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(1~2C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、
(3~8C)シクロアルキル(1~2C)アルキル、NR
7R
8、OR
9、C(O)R
9
、C(O)OR
9、OC(O)R
9、N(R
10)OR
9、N(R
10)C(O)OR
9
、C(O)N(R
10)R
9、N(R
10)C(O)R
9、S(O)
pR
9(ここで、p
は、0、1または2である)、SO
2N(R
10)R
9、N(R
10)SO
2R
9、N(
R
10)SOR
9またはSON(R
10)R
9から選択され;
R
1は、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニ
トロ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、(1~4C)
アルキル、(1~4C)アルコキシ、S(O)
qCH
3(ここで、qは、0、1または2
である)、メチルアミノまたはジメチルアミノ、アリール、アリール(1~2C)アルキ
ル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(1~2C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシ
クリル(1~2C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、または(3~8C)シクロ
アルキル(1~2C)アルキルから選択される1個または複数の置換基によって任意選択
的に置換されていてもよく、
R
1上の置換基内に存在するいずれの(1~4C)アルキル、(1~4C)アルコキシ
、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、または(3~8C)シクロアルキル部分
も、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、
ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、(1~4C)アルキ
ル、NR
aR
b、OR
a、C(O)R
a、C(O)OR
a、OC(O)R
a、N(R
b)
OR
a、C(O)N(R
b)R
a、N(R
b)C(O)R
a、S(O)
pR
a(ここで、
pは、0、1または2である)、SO
2N(R
b)R
a、またはN(R
b)SO
2R
aに
よって任意選択的にさらに置換されていてもよく、R
aおよびR
bは、Hまたは(1~4
C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
R
3は、水素、(1~4C)アルキル、(3~6C)シクロアルキル、ハロ、CF
3、
CNおよび(1~4C)アルコキシであり;
R
4は、水素、(1~3C)アルキル、(1~3C)アルコキシ、フルオロ、クロロま
たはCF
3であり;
Arは、下式を有し:
【化9】
ここで、
(i)A
1、A
2およびA
3はすべて、CHであり;
(ii)A
1、A
2およびA
3のうちの1個はNであり、他は、CHであるか;または
(iii)A
1、A
2およびA
3のうちの2個は、Nであり、他は、CHであり;
R
5は、水素、シアノ、(1~3C)アルキル、(1~3C)フルオロアルキル、(1
~3C)アルコキシ、(1~3C)フルオロアルコキシ、ハロ、(1~3C)アルカノイ
ル、C(O)NR
15R
16またはS(O)
2NR
15R
16から選択され、R
15およ
びR
16は、Hまたは(1~3C)アルキルからそれぞれ独立に選択され、
R
5置換基内に存在するいずれのアルキルまたはアルコキシ部分も、ヒドロキシまたは
メトキシによって任意選択的にさらに置換されていてもよく;
R
6は、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、ヒドロ
キシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、ウレイド、(1~6C)ア
ルキル、(2~6C)アルケニル、(2~6C)アルキニルから選択されるか、または
R
6は、下式の基であり:
-L
1-L
2-R
17
ここで、
L
1は、存在しないか、または式-[CR
18R
19]
n-のリンカー基であり、nは
、1、2、3または4から選択される整数であり、R
18およびR
19は、水素または(
1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
2は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
20)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
20)、C(O)N(R
20)、N(R
20)C(O)
、N(R
20)C(O)N(R
21)、S(O)
2N(R
20)、もしくはN(R
21)
SO
2から選択され、R
20およびR
21は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
17は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3
~6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロ
アリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキルであり、
R
17は、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR
22R
23、(1~4C
)アルコキシ、(1~4C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シク
ロアルキル-(1~3C)アルキル、(1~5C)アルカノイル、(1~5C)アルキル
スルホニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(1~2C)アルキル、ヘテロアリール
、ヘテロアリール-(1~2C)アルキル、CONR
22R
23、およびSO
2NR
22
R
23から独立に選択される1個または複数の置換基によって任意選択的にさらに置換さ
れていてもよく;R
22およびR
23は、水素、(1~4C)アルキルまたは(3~6C
)シクロアルキルまたは(3~6C)シクロアルキル(1~2C)アルキルからそれぞれ
独立に選択され;
前記置換基がアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール部分を
含む場合、前記部分は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3、(
1~2C)アルキル、(1~2C)アルコキシ、SO
2(1~2C)アルキルまたはNR
eR
f(ここで、R
eおよびR
fは、水素、(1~3C)アルキル、(3~6C)シクロ
アルキル、または(3~6C)シクロアルキル(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に
選択される)によって任意選択的にさらに置換されていてもよいか;または
R
17は、下式を有する基であり:
-L
3-L
4-R
24
ここで、
L
3は、存在しないか、または式-[CR
25R
26]
n-のリンカー基であり、nは
、1、2、3または4から選択される整数であり、R
25およびR
26は、水素または(
1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
4は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
27)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
27)、C(O)N(R
27)、N(R
27)C(O)
、N(R
27)C(O)N(R
28)、S(O)
2N(R
27)、もしくはN(R
28)
SO
2から選択され、R
27およびR
28は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
24は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3
~6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロ
アリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキルであり;
R
8およびR
9は、水素、(1~6C)アルキル、(1~6C)アルコキシ、(3~9
C)シクロアルキル、(3~9C)シクロアルキル-(1~2C)アルキル、アリール、
アリール-(1~2C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(1~2C)アル
キル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択
され、R
8およびR
9は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3(
1~2C)アルキルまたは(1~2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換
基によって任意選択的にさらに置換されていてもよく;
R
7およびR
10は、水素、(1~6C)アルキル、(3~6C)シクロアルキル、(
3~6C)シクロアルキル-(1~2C)アルキルから独立に選択され、R
7およびR
1
0は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3、(1~2C)アルキ
ルまたは(1~2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって任意選
択的にさらに置換されていてもよく;
任意選択的に:
ZがNである場合に限って、Xは、Nであり;
XおよびZが両方ともNである場合に限って、Wは、Nであり;および
R
1がS(O)
2R
9であり、かつR
9がヘテロシクリルである場合、R
6は、メトキ
シではない
という条件に従う];
式IIは、下式であり:
【化10】
[式中、
R
1は、
(i)ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオ
ロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)アルキル、NR
aR
b、OR
a、C(O)R
a、C(O)OR
a、OC(O)R
a、N(R
b)OR
a、C(O)N(R
b)R
a、N
(R
b)C(O)R
a、S(O)
pR
a(ここで、pは、0、1または2である)、SO
2N(R
b)R
a、またはN(R
b)SO
2R
aから独立に選択される1個または複数の
置換基で任意選択的に置換されていてもよい5または6員ヘテロアリール
(ここで、
R
aおよびR
bは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択され、置換
基中に存在するいずれのアルキル部分も、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル
、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)アルキル
、4~7員ヘテロシクリル、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC
(O)R
c、N(R
d)OR
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S
(O)
qR
c(ここで、qは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、または
N(R
d)SO
2R
cから選択される1個または複数の置換基で任意選択的にさらに置換
されていてもよく、R
cおよびR
dは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立
に選択されるか;または
5または6員ヘテロアリールは、4、5、6または7員複素環式環に任意選択的に縮合
していてもよく、前記縮合環系は、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリ
フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)アルキル、NR
kR
l、OR
k、C(O)R
k、C(O)OR
k、OC(O)R
k、N(R
l)OR
k、
C(O)N(R
l)R
k、N(R
l)C(O)R
k、S(O)
pR
k(ここで、pは、0
、1または2である)、SO
2N(R
k)R
l、またはN(R
k)SO
2R
lから独立に
選択される1個または複数の置換基によって置換されていてもよく、R
kおよびR
lは、
Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択され、
置換基中に存在するいずれのアルキル部分も、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロ
メチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)ア
ルキル、4~7員のヘテロシクリル、NR
mR
n、OR
m、C(O)R
m、C(O)OR
m、OC(O)R
m、N(R
n)OR
m、C(O)N(R
n)R
m、N(R
n)C(O)
R
m、S(O)
qR
m(ここで、qは、0、1または2である)、SO
2N(R
n)R
m
、またはN(R
n)SO
2R
mから選択される1個または複数の置換基で任意選択的にさ
らに置換されていてもよく、R
mおよびR
nは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択される);または
(ii)基-C(O)N(R
f)R
e-もしくは-S(O)
2N(R
f)R
e-;
(ここで、
R
eおよびR
fは、Hまたはハロもしくは(1~2C)アルコキシによって任意選択的
に置換されていてもよい(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択されるか;または
R
eおよびR
fは、それらが結合している窒素原子と一緒に、4、5または6員複素環
式環を形成するように連結されており、前記環は、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオ
ロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1~4C)
アルキル、NR
gR
h、OR
g、C(O)R
g、C(O)OR
g、OC(O)R
g、N(
R
h)OR
g、C(O)N(R
h)R
g、N(R
h)C(O)R
g、S(O)
pR
h(こ
こで、pは、0、1または2である)、SO
2N(R
h)R
g、またはN(R
h)SO
2
R
gから独立に選択される1個または複数の置換基で任意選択的に置換されていてもよく
、R
gおよびR
hは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択される)
から選択され;
R
2は、水素、フルオロ、クロロ、(1~3C)アルコキシまたは(1~3C)フルオ
ロアルコキシから選択され;
(i)R
3は、水素または(1~3C)アルキルから選択され、R
4は、(1~6C)ア
ルキル、(3~9C)シクロアルキル、(3~9C)シクロアルキル-(1~4C)アル
キル、アリール、アリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキルから選
択され、R
4は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、CHF
2、OCF
3
、OCHF
2、(1~4C)アルキル、NR
oR
p、OR
o、C(O)R
o、C(O)O
R
p、OC(O)R
o、N(R
p)OR
o、C(O)N(R
p)R
o、N(R
p)C(O
)R
o、S(O)
pR
o(ここで、pは、0、1または2である)、SO
2N(R
p)R
o、またはN(R
p)SO
2R
oまたは(3~6C)シクロアルキル、(3~6C)シク
ロアルキル-(1~2C)アルキル、4、5または6員ヘテロシクリル、4、5または6
員ヘテロシクリル-(1~2C)アルキルから選択される1個または複数の置換基によっ
て任意選択的にさらに置換されていてもよく、R
oおよびR
pは、Hまたは(1~4C)
アルキル、(3~6C)シクロアルキルもしくは(3~6C)シクロアルキル-(1~4
C)アルキルからそれぞれ独立に選択されるか;または
(ii)R
3およびR
4は、それらが結合している窒素原子と一緒に、窒素連結4、5、
6または7員複素環式環を形成するように連結されているかのいずれかであり、
前記環は、さらなる3、4、5もしくは6員環炭素環式もしくは複素環式環、5もしく
は6員ヘテロアリール環またはフェニル環に任意選択的に縮合して、二環式複素環式系を
形成していてもよいか、または
スピロ炭素原子を介して、さらなる4、5または6員環炭素環式または複素環式環に連
結されて、スピロ二環式環系を形成していてもよく;
前記複素環式環、二環式環系またはスピロ二環式環系は、ハロ、トリフルオロメチル、
ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、(1
~4C)アルキル、NR
iR
j、OR
i、C(O)R
i、C(O)OR
i、OC(O)R
i、N(R
j)OR
i、C(O)N(R
j)R
i、N(R
j)C(O)R
i、S(O)
q
R
i(ここで、qは、0、1または2である)、SO
2N(R
j)R
i、またはN(R
j
)SO
2R
iから独立に選択される1個または複数の置換基によって任意選択的に置換さ
れていてもよく、R
iおよびR
jは、Hまたは(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に
選択され;
ただし、任意選択的に、前記化合物は、次の一つ:
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-(2-メトキシエチル)-2-メチル-1H-イミダ
ゾール-5-イル)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)フェニ
ル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(6-オキサ-2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)フェニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(4-(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)
-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1-メ
チル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノール
ではないことを条件とする]、
式IIIは、下式であり
【化11】
[式中、
Xは、CHまたはNであり;
Yは、NまたはC-Hであり;
R
2は、(1~6C)アルキル、(1-8C)ヘテロアルキル、アリール、アリール(
1~2C)アルキル、5または6員ヘテロアリール、5または6員ヘテロアリール(1~
2C)アルキル、3~6員ヘテロシクリル、3~6員ヘテロシクリル(1~2C)アルキ
ル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シクロアルキル(1~2C)アルキル、
NR
11R
12、OR
13、C(O)R
13、C(O)OR
13、OC(O)R
13、N
(R
14)OR
13、N(R
14)C(O)OR
13、C(O)N(R
14)R
13、N
(R
14)C(O)R
13、S(O)
xR
13(ここで、xは、0、1または2である)
、SO
2N(R
14)R
13、またはN(R
14)SO
2R
13から選択され;
R
2は、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニ
トロ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、(1~4C)
アルキル、(1~4C)アルコキシ、S(O)
xCH
3(ここで、xは、0、1または2
である)、メチルアミノまたはジメチルアミノ、アリール、アリール(1~2C)アルキ
ル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(1~2C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシ
クリル(1~2C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、または(3~8C)シクロ
アルキル(1~2C)アルキルから選択される1個または複数の置換基によって任意選択
的に置換されていてもよく、
R
2上の置換基内に存在するいずれの(1~4C)アルキル、(1~4C)アルコキシ
、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、または(3~8C)シクロアルキル部分
も、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、
ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、(1~4C)アルキ
ル、NR
cR
d、OR
c、C(O)R
c、C(O)OR
c、OC(O)R
c、N(R
d)
OR
c、C(O)N(R
d)R
c、N(R
d)C(O)R
c、S(O)
yR
c(ここで、
yは、0、1または2である)、SO
2N(R
d)R
c、またはN(R
d)SO
2R
cに
よって任意選択的にさらに置換されていてもよく、R
cおよびR
dは、Hまたは(1~4
C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
R
3は、水素、(1~4C)アルキル、(3~6C)シクロアルキル、ハロ、CF
3、
CNおよび(1~4C)アルコキシであり;
R
4は、水素、(1~3C)アルキル、フルオロ、クロロまたはCF
3であり;
Arは、下式を有し:
【化12】
ここで、
(i)A
1、A
2およびA
3はすべて、CHであるか;または
(ii)A
3は、CHであり、かつA
1またはA
2は、NまたはCHから選択され;
R
5は、水素、シアノ、(1~3C)アルキル、(1~3C)フルオロアルキル、(1
~3C)アルコキシ、(1~3C)フルオロアルコキシ、ハロ、(1~3C)アルカノイ
ル、C(O)NR
15R
16またはS(O)
2NR
15R
16であり、R
15およびR
1
6は、Hまたは(1~3C)アルキルからそれぞれ独立に選択され、R
5置換基内に存在
するいずれのアルキルまたはアルコキシ部分も、ヒドロキシまたはメトキシによって任意
選択的にさらに置換されていてもよく;
R
6は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、ヒ
ドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、ウレイド、(1~6C
)アルキル、(2~6C)アルケニル、(2~6C)アルキニルであるか、または
R
6は、下式の基であり:
-L
1-L
2-R
17
ここで、
L
1は、存在しないか、または式-[CR
18R
19]
n-のリンカー基であり、nは
、1、2、3または4から選択される整数であり、R
18およびR
19は、水素または(
1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
2は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
20)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
20)、C(O)N(R
20)、N(R
20)C(O)
、N(R
20)C(O)N(R
21)、S(O)
2N(R
20)、もしくはN(R
21)
SO
2から選択され、R
20およびR
21は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
17は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3
~6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロ
アリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキルであり、
R
17は、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR
22R
23、(1~4C
)アルコキシ、(1~4C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シク
ロアルキル-(1~3C)アルキル、(1~5C)アルカノイル、(1~5C)アルキル
スルホニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(1~2C)アルキル、ヘテロアリール
、ヘテロアリール-(1~2C)アルキル、CONR
22R
23、およびSO
2NR
22
R
23から独立に選択される1個または複数の置換基によって任意選択的にさらに置換さ
れていてもよく;R
22およびR
23は、水素、(1~4C)アルキルまたは(3~6C
)シクロアルキルまたは(3~6C)シクロアルキル(1~2C)アルキルからそれぞれ
独立に選択されるか;またはR
22およびR
23は、それらが結合している窒素原子と一
緒に、4~6員複素環式環を形成するように連結されていてよく;
前記置換基がアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリール部分を
含む場合、前記部分は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3、(
1~2C)アルキル、(1~2C)アルコキシ、SO
2(1~2C)アルキルまたはNR
eR
f(ここで、R
eおよびR
fは、水素、(1~3C)アルキル、(3~6C)シクロ
アルキル、または(3~6C)シクロアルキル(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に
選択される)によって任意選択的にさらに置換されていてもよいか;または
R
17は、下式を有する基であり:
-L
3-L
4-R
24
ここで、
L
3は、存在しないか、または式-[CR
25R
26]
n-のリンカー基であり、nは
、1、2、3または4から選択される整数であり、R
25およびR
26は、水素または(
1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
4は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
27)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
27)、C(O)N(R
27)、N(R
27)C(O)
、N(R
27)C(O)N(R
28)、S(O)
2N(R
27)、もしくはN(R
28)
SO
2から選択され、R
27およびR
28は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
24は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3
~6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロ
アリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-
(1~4C)アルキルであり;
R
12は、水素、(1~6C)アルキル、(1~6C)アルコキシ、(3~6C)シク
ロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~2C)アルキル、アリール、アリール
-(1~2C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(1~2C)アルキル、ヘ
テロアリール、ヘテロアリール-(1~2C)アルキルから選択され、R
12は、ヒドロ
キシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3(1~2C)アルキルまたは(1~
2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって任意選択的にさらに置
換されていてもよく;
R
13は、水素、(1~6C)アルキル、(1~6C)アルコキシ、(3~6C)シク
ロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~2C)アルキル、アリール、アリール
-(1~2C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~2C)アルキルから
選択され、R
13は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3(1~
2C)アルキルまたは(1~2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換基に
よって任意選択的にさらに置換されていてもよく;
R
11およびR
14は、水素、(1~6C)アルキル、(3~6C)シクロアルキル、
(3~6C)シクロアルキル-(1~2C)アルキルから独立に選択され、R
11および
R
14は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、シアノ、CF
3、OCF
3、(1~2C)ア
ルキルまたは(1~2C)アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって任
意選択的にさらに置換されていてもよく;
ただし、任意選択的に:
YがNである場合に限って、Xは、Nであり得る;および
XおよびYが両方ともNである場合、R
3は、Hまたはフルオロから選択され、R
2は
、NR
11R
12基ではない
という条件に従う];
式IVは、下式である:
【化13】
[式中、
R
1は、水素、(1~5C)アルキル、(1~5C)フルオロアルキル、(3~8C)
シクロアルキル、(3~8C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、アリール、アリ
ール-(1~4C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル
、-S(O)
2-R
a、-C(O)-R
a、または-C(O)-O-R
aであり、R
aは
、(1~5C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シクロアルキル-
(1~4C)アルキル、アリール、アリール-(1~4C)アルキル、ヘテロアリールま
たはヘテロアリール-(1~4C)アルキルであり、R
1置換基中に存在するいずれの(
1~5C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8C)シクロアルキル-(1
~4C)アルキル、アリール、アリール-(1~4C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテ
ロアリール-(1~4C)アルキル基も、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、トリ
フルオロメトキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキ
シ、カルバモイル、またはスルファモイルによって任意選択的に置換されていてもよく;
R
2は、アリール、アリール(1~2C)アルキル、5もしくは6員ヘテロアリールま
たは5もしくは6員ヘテロアリール(1~2C)アルキルであり、
R
2は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、ヒ
ドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、
または下式の基から選択される1個または複数の置換基によって任意選択的に置換されて
いてもよく:
L-L
0-R
b
ここで、
Lは、存在しないか、または式-[CR
gR
h]
n-のリンカー基であり、nは、1、
2、3または4から選択される整数であり、R
gおよびR
hは、水素または(1~2C)
アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
0は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
c)、C(O)、C(O
)O、OC(O)、CH(OR
c)、C(O)N(R
c)、N(R
c)C(O)、N(R
c)C(O)N(R
d)、SO
2N(R
c)、もしくはN(R
c)SO
2から選択され、
R
cおよびR
dは、水素または(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
R
bは、(1~4C)アルキル、アリール、アリール-(1~4C)アルキル、(3~
6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキル、ヘテロア
リール、ヘテロアリール-(1~4C)アルキル、ヘテロシクリル、またはヘテロシクリ
ル-(1~4C)アルキルであり;
R
bは、オキソ、ハロゲノ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR
eR
f、(1~5C)
アルキル、(1~5C)アルコキシ、(1~5C)アルカノイル、(1~5C)スルホニ
ルまたはアリールから独立に選択される1個または複数の置換基によって任意選択的にさ
らに置換されていてもよく;R
eおよびR
fは、水素または(1~4C)アルキルまたは
(3~6C)シクロアルキル-(1~4C)アルキルからそれぞれ独立に選択されるか;
またはR
eおよびR
fは、それらが結合している窒素原子と一緒に、4~7員複素環式、
ヘテロアリールまたは炭素環式環を形成するように連結されていてよく;
R
3は、H、(1~3C)アルキル、ハロゲノまたはCF
3であり;
R
4は、シアノ、(1~3C)アルキル、(1~3C)フルオロアルキル、(1~3C
)アルコキシ、(1~3C)ペルフルオロアルコキシ、ハロ、(1~3C)アルカノイル
、C(O)NR
iR
j、またはS(O)
2NR
iR
jであり;R
iおよびR
jは、Hまた
は(1~3C)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
Xは、CHまたはCR
5であり;
W、YおよびZは、N、CH、またはCR
5からそれぞれ独立に選択され;
R
5は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、ヒ
ドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、ウレイド
、(1~6C)アルキル、(2~6C)アルケニル、(2~6C)アルキニルであるか、
または
R
5は、下式の基であり:
-L
1-L
2-R
7
ここで、
L
1は、存在しないか、または式-[CR
8R
9]
n-のリンカー基であり、nは、1
、2、3または4から選択される整数であり、R
8およびR
9は、水素または(1~2C
)アルキルからそれぞれ独立に選択され;
L
2は、存在しないか、またはO、S、SO、SO
2、N(R
10)、C(O)、C(
O)O、OC(O)、CH(OR
10)、C(O)N(R
10)、N(R
10)C(O)
、N(R
10)C(O)N(R
11)、S(O)
2N(R
10)、もしくはN(R
13)
SO
2から選択され、R
10およびR
11は、水素または(1~2C)アルキルからそれ
ぞれ独立に選択され;
R
7は、(1~6C)アルキル、アリール、アリール-(1~6C)アルキル、(3~
6C)シクロアルキル、(3~6C)シクロアルキル-(1~6C)アルキル、ヘテロア
リール、ヘテロアリール-(1~6C)アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル-(
1~6C)アルキルであり、
R
7は、水素、オキソ、ハロゲノ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR
12R
13、(
1~4C)アルコキシ、(1~5C)アルキル、(3~8C)シクロアルキル、(3~8
C)シクロアルキル-(1~5C)アルキル、アリール、アリール-(1~5C)アルキ
ル、(1~5C)アルカノイル、(1~5C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル、ヘ
テロシクリル-(1~5C)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(1~5C)
アルキル、CONR
12R
13およびSO
2NR
12R
13から独立に選択される1個ま
たは複数の置換基によって任意選択的にさらに置換されていてもよく;
R
12およびR
13は、水素または(1~2C)アルキルからそれぞれ独立に選択され
るか;またはR
12およびR
13は、それらが結合している窒素原子と一緒に、4~7員
複素環式またはヘテロアリール環を形成するように連結されていてよいか;または
WおよびZ、WおよびYまたはZおよびXのいずれかが両方ともCR
5であり、隣接炭
素原子上のR
5基が、それらが結合している炭素原子と一緒に、縮合4~7員複素環式、
ヘテロアリールまたは炭素環式環を形成しているように連結されている]。
【0137】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、NMS-P715、S81694(NMS-P153)、AZ3146、BAY121
7389、BAY1161909、MPS1-IN-3、MPS1-IN-2およびCF
I-402257からなる群から選択される。
【0138】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、NMS-P715、BAY1217389およびBAY1161909からなる群から
選択される。
【0139】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、NMS-P715、S81694(NMS-P153)、AZ3146、BAY121
7389、BAY1161909、CFI-402257、CCT289346、式Iの
化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式IVの化合物、またはその薬学的に
許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。
【0140】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、NMS-P715、AZ3146、BAY1217389、BAY1161909、C
FI-402257、CCT289346、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの
化合物および式IVの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からな
る群から選択される。
【0141】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、NMS-P715、BAY1217389、BAY1161909、CCT28934
6、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式IVの化合物、またはそ
の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。
【0142】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式IVの化合物、またはその
薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択されない。
【0143】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、式Iの化合物、式IIの化合物、式IIIの化合物および式IVの化合物、またはその
薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。
【0144】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、NMS-P715、BAY1217389、BAY1161909およびCCT289
346からなる群から選択される。
【0145】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、式Iの化合物または式IIの化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和
物からなる群から選択される。
【0146】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、式Vの化合物から選択される:
【化14】
[式中、
R
aは、水素であり;
R
bは、ハロゲンで任意選択的に置換されていてもよいC
1~6アルキルであるか;ま
たは
R
aおよびR
bは、それらが結合している窒素と一緒に、水素、C
1~6アルキル、O
-C
1~6アルキル、CN、C
1~6ハロアルキルおよびO-C
1~6ハロアルキルから
選択される1個または複数の基によって任意選択的に置換されていてもよい4~10員複
素環式環を形成しており;
R
cは、C
1~3アルキルであり;
Ar
1は、C
1~6アルキル、O-C
1~6アルキル、CN、C
1~6ハロアルキルお
よびO-C
1~6ハロアルキルから独立に選択される1個または複数の置換基で任意選択
的に置換されていてもよい5または6員ヘテロアリール環である]。
【0147】
式Vの一実施形態では、Rbは、C1~6アルキル、適切にはC5およびC6アルキル
である。
【0148】
式Vの別の実施形態では、RaおよびRbは、それらが結合している窒素と一緒に、C
1~6アルキル、O-C1~6アルキル、CN、C1~6ハロアルキルおよびO-C1~
6ハロアルキルから選択される1個または複数の基で任意選択的に置換されていてもよい
か、またはスピロ炭素原子を介して、さらなる4、5または6員炭素環式または複素環式
環に連結されて、水素、C1~6アルキル、O-C1~6アルキル、CN、C1~6ハロ
アルキルおよびO-C1~6ハロアルキルから選択される1個または複数の基で任意選択
的に置換されていてもよいスピロ二環式環系を形成していてもよいアゼチジニル基を形成
している。
【0149】
式Vの一実施形態では、Rcは、メチルおよびエチル、適切には、エチルから選択され
る。
【0150】
式Vの一実施形態では、Ar1は、C1~6アルキル、O-C1~6アルキル、CN、
C1~6ハロアルキルおよびO-C1~6ハロアルキルから独立に選択される1個または
複数の置換基で任意選択的に置換されていてもよい5員のヘテロアリール基、適切には、
1,2,4-トリアゾールである。
【0151】
式Vの一実施形態では、Ar1は、1個または複数のC1~3アルキル置換基、適切に
は、メチルで置換されている1,2,4-トリアゾールである。
【0152】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、NMS-P715、BAY1217389、BAY1161909および式Vの化合物
、またはその薬学的に許容されるから選択される。
【0153】
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、MPS1阻害剤は
、
NMS-P715、BAY1217389、BAY1161909および
5-(フラン-2-イル)-N-(4-メトキシフェニル)イソキノリン-3-アミン;
N-(4-メトキシフェニル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソ
キノリン-3-アミン;
N-(2-メトキシ-4-((1-メチルピペリジン-4-イル)オキシ)フェニル)-
5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
N-(2,4-ジメトキシフェニル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)イソキノリン-3-アミン;
3-クロロ-N,N-ジメチル-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イ
ル)イソキノリン-3-イル)アミノ)ベンズアミド;
3-メトキシ-N,N-ジメチル-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-
イル)イソキノリン-3-イル)アミノ)ベンズアミド;
(3-メトキシ-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリ
ン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(2-クロロ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-5-
(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
(3-クロロ-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン
-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
(3-メトキシ-4-((5-(ピリジン-3-イル)イソキノリン-3-イル)アミノ
)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(4-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)
-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
(3-メトキシ-4-((8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-
イル)メタノン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
N-(2-クロロ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8-
(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-ア
ミン;
N-(2-クロロ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-5
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-5
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
(3-メトキシ-4-((5-(ピリミジン-5-イル)イソキノリン-3-イル)アミ
ノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-
5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
(4-((5-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-
イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノ
ン;
(3-メトキシ-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)イソキノリ
ン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(2-クロロ-4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル
)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-フェニルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-シクロプロピル-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-
イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-5-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フ
ェニル)-8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2-アミン;
(3-メトキシ-4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)イソキノリ
ン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
(4-((5-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-
イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノ
ン;
(4-((5-(1-イソプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-
イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノ
ン;
4-((5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イソキノリン-3-イル)ア
ミノ)-N-(1-メチルピペリジン-4-イル)-3-(トリフルオロメトキシ)ベン
ズアミド;
(4-((5-(3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)イソキノリン-3-イ
ル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン
;
(3-メトキシ-4-((5-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)イソキノ
リン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(ピロリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
tert-ブチル4-(4-(3-((2-メトキシ-4-(3-メトキシアゼチジン-
1-カルボニル)フェニル)アミノ)イソキノリン-5-イル)-1H-ピラゾール-1
-イル)ピペリジン-1-カルボキシレート;
(3-メトキシ-4-((5-(1-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4
-イル)イソキノリン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-
イル)メタノン;
(3-メトキシ-4-((5-(1-(1-メチルピペリジン-4-イル)-1H-ピラ
ゾール-4-イル)イソキノリン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチ
ジン-1-イル)メタノン;
(3-メトキシ-4-((5-(1-(2-メトキシエチル)-1H-ピラゾール-4-
イル)イソキノリン-3-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イ
ル)メタノン;
N8,N8-ジエチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-シクロペンチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(4-((5-(1-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル
)イソキノリン-3-イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)(3-メトキシアゼチジ
ン-1-イル)メタノン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-5
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2,6-ナフチリジン-3-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-シクロヘキシル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(3-メチルピロリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3,3-ジフルオロピロリジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メ
チル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-5-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2,6-ナフチリジン-3-
アミン;
N8-(シクロプロピルメチル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(2-メチル-4-(1-メチ
ル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-ア
ミン;
N8-シクロペンチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)-N8-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミ
ン;
N-(2-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
N-(2-イソプロポキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル
)-8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(2-(2-メトキシエトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)フェニル)-8-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
N8-イソペンチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4
-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-モルホリノピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メ
チル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-メチルピロリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-イソブチル-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-
イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(シクロヘキシルチオ)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾー
ル-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2-アミン;
N8-シクロヘキシル-N2-(2-メトキシ-4-(1-(2-(4-メチルピペラジ
ン-1-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d
]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メ
チル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-
アミン;
8-(1-イソプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(3-メトキシアゼチジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン
;
N1-(シクロプロピルメチル)-N7-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)フェニル)-2,6-ナフチリジン-1,7-ジアミン;
N1-シクロヘキシル-N7-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)-2,6-ナフチリジン-1,7-ジアミン;
N8-シクロヘキシル-N2-(4-(1-(2-(ジメチルアミノ)エチル)-1H-
ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2
,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2
,8-ジアミン;
N8-(シクロプロピルメチル)-N2-(2-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラ
ゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-シクロヘキシル-N2-(2-メチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4
-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(シクロプロピルメチル)-N2-(2-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(シクロヘキシルメチル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピ
ラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
2-(4-(4-((8-(シクロヘキシルアミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2-イル)アミノ)-3-メトキシフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル)エタノー
ル;
8-(シクロプロピルメトキシ)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラ
ゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)-2-メチルプロ
パン-2-オール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(オキセタン-3-イルメチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8
-ジアミン;
3-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)-2,2-ジメチ
ルプロパン-1-オール;
N2-(2-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2
,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-6-モルホリノピリジン-3-イル)-N8-ネオペンチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-6-(メチルスルホニル)ピリジン-3-イル)-N8-ネオペ
ンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)
-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(1-シクロプロピルエチル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H
-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミ
ン;
2-(4-(3-メトキシ-4-((8-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)
アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1H-ピラ
ゾール-1-イル)エタノール;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(R)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(テトラヒドロフラン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2,8-ジアミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピロリジン-3-オール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(tert-ブチル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾ
ール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(1-メチルシクロヘキシル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミ
ン;
8-(1-(2,2-ジフルオロエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)-N-(2-
メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-モルホリノフェニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(2,2-ジフルオロプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1
H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N8-(3-メトキシ-2,2-ジメチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1
-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2,8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8
-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-
ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
1-(((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フ
ェニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)メチル)シクロ
ブタノール;
8-クロロ-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フ
ェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-エチル-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-N
8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミ
ン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8,N8-ジメチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-2-メチルプロパン-2-
スルフィンアミド;
N2-(2-メトキシ-4-(4-モルホリノピペリジン-1-イル)フェニル)-N8
-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(ピペリジン-1-イル)フェニル)-N8-ネオペンチル
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-2-メチルプロパン-2-
スルホンアミド;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(オキセタン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(1-(3-メトキシ-4-((8-(ネオペンチルアミノ)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2-イル)アミノ)フェニル)ピペリジン-4-イル)(モルホリノ)メタノン
;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル)-N8-ネ
オペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
1-(((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フ
ェニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)メチル)シクロ
プロパノール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-
ジアミン;
2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)-2-メチルプロ
パン-1-オール;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(オキセタン-2-イルメチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N2-(2-クロロ-4-モルホリノフェニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン
;
N2-(2-メトキシ-4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)フェニ
ル)-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル
)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)エタノール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(2-メトキシエチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
1-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)プロパン-2-オ
ール;
2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)プロパン-1-オ
ール;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
4-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)チオモルホリン1,1-ジオ
キシド;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
5-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(6-オキサ-2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アゼチジン-3-カルボニト
リル;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.5]ノナン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N8-((3-フルオロオキセタン-3-イル)メチル)-N2-(2-メトキシ-4-
(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2,8-ジアミン;
N-(4-クロロ-2-メトキシフェニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.
4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2,4-ジクロロフェニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オク
タン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
4-((8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)-3-メトキシベンゾニトリル;
N-(2-クロロ-4-(メチルスルホニル)フェニル)-8-(2-オキサ-6-アザ
スピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-クロロ-4-(ピリミジン-5-イル)フェニル)-8-(2-オキサ-6-
アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミ
ン;
N-(2-クロロ-4-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)フェ
ニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
6-シクロプロピル-N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-
イル)フェニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)プロパン-1,3
-ジオール;
3-メトキシ-2-((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-
4-イル)フェニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)プ
ロパン-1-オール;
(3-(((2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)
フェニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)アミノ)メチル)オキ
セタン-3-イル)メタノール;
(S)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(R)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.
4]オクタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
4-((8-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)-3-クロロベンゾニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-(2-メトキシエチル)-2-メチル-1H-イミダ
ゾール-5-イル)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)フェニ
ル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジア
ミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(ピリジン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-5-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-5-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(2-メチルモルホリノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
(4-(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1-メチル-1H-
ピラゾール-5-イル)メタノール;
(4-(3-メトキシ-4-((8-(((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)
メチル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1
-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノール;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-(2
-メトキシエチル)-2-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-(2-メトキシエチル)-2-メチル-1H-イミダ
ゾール-5-イル)フェニル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)
メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,6-ジヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-
メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2
-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-6-(1-メチ
ル-1H-テトラゾール-5-イル)ピリジン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2,8-ジアミン;
N2-(6-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシピリ
ジン-3-イル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(ピリミジン-5-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-
N8-(1-(テトラヒドロフラン-3-イル)エチル)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-
2,8-ジアミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン
;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニ
ル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピペリジン-4-カルボニト
リル;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-8
-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N2-(4-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(6-オキサ-2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(6-(1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシピリジ
ン-3-イル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N2-(6-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシピリジ
ン-3-イル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-6-(1-メチ
ル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)ピリジン-3-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-6-(2-メチ
ル-2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)ピリジン-3-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-
1-イル)メタノン;
3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)-N,N-ジメチルベンズアミド;
(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)(4-メチルピペラジン-1
-イル)メタノン;
(1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピロリジン-3-イル)メ
タノール;
(1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピペリジン-3-イル)メ
タノール;
(4-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)フェ
ニル)アミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)モルホリン-2-イル)メ
タノール;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)フェニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-フルオロフェニル)-N8-(2-メトキシ
-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-(1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8
-ジアミン;
(3-メトキシ-4-((8-(ネオペンチルアミノ)ピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-イル)アミノ)フェニル)(3-メトキシアゼチジン-1-イル)メタノン;
N2-(2-メトキシ-4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)フェニル)-N
8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2,8-ジアミン;
N2-(4-クロロ-2-(ジフルオロメトキシ)フェニル)-N8-(2-メトキシ-
2-メチルプロピル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-5-メチル-N8-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-5-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-5-メチル-8-(6-オキサ-2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-N2-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル
)フェニル)-N8-(2-メトキシ-2-メチルプロピル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(4-(3-メトキシ-4-((8-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)
-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-イル)アミノ)フェニル)-1-メ
チル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノール;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
1-(((2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール
-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イ
ル)アミノ)メチル)シクロブタノール;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
ピペリジン-4-カルボニトリル;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-オール;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(((2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール
-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イ
ル)アミノ)メチル)シクロプロパノール;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)ピペリ
ジン-4-カルボニトリル;
1-(2-((4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-
メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)フェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メ
チル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-メチルモルホリノ)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-イル)-N-(2-エトキシ-4
-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチル
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-(ジメチルアミノ)アゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4
-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
ピペリジン-4-オール;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルピロリジン-3-オール;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
ピロリジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン
;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)フェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(オキサゾール-2-イル)フェニル)-6-メチル-N8
-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシピロリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルピロリジン-3-カルボニトリル;
8-(2,2-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(3-(トリフルオロメチル)アゼチジン-1-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
(R)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-N8-((1-メトキシシクロブチル)メチル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-メチルアゼチジン-3-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(オキセタン-3-イルメチル)ピリド[3,4-d
]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(ピロリジン-1-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-エチルアゼチジン-3-オール;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4
-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル
)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イ
ル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-エチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(2-(3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)
エチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エ
チル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(ペンタン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロフラン-3-イル)ピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3-エトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-エチル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エトキシ-3-エチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-イソプロピル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エトキシ-3-イソプロピルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-
4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-エチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-イソプロピルアゼチジン-3-カルボニトリル;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-2,2,3-トリメチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-2,2-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-2,2,3-トリメチルアゼチジン-1-イル)-6
-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-2,2-ジメチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-メチルピペリジン-4-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(4
-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル
)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イ
ル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
4-エチル-1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリ
アゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-8-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(2-(3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)
エチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エ
チル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(ペンタン-3-イル)ピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2,8-ジアミン;
N2-(2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロフラン-3-イル)ピリド[3,4-
d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3-エトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エチル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エトキシ-3-エチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-イソプロピル-3-メトキシアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-
4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-エトキシ-3-イソプロピルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-
4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
3-エチル-1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリ
アゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-8-イル)アゼチジン-3-カルボニトリル;
3-イソプロピル-1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4
-トリアゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-8-イル)アゼチジン-3-カルボニトリル;
1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-2,2,3-トリメチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
8-(3-メトキシ-2,2-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-
4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3-メトキシ-2,2,3-トリメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メト
キシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6
-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-2,2-ジメチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェ
ニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチル
ピペリジン-4-カルボニトリル;
8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェ
ニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチル
アゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン
;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-ト
リアゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-8-イル)-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-
6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-
6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]
ヘプタン-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-ト
リアゾール-3-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-8-イル)-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾ
ール-3-イル)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-
3-イル)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]
ノナン-7-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾ
ール-3-イル)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾー
ル-3-イル)フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]
ノナン-2-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-(ジフルオロメトキシ)-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾ
ール-3-イル)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(4-エチル-4H-1,
2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキ
シフェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキ
シフェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ
フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキ
シフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-エチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-エトキシ-4-(4-エチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
-2-メトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-
イル)-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン
-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
-2-メトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-
イル)-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル
)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-
7-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-
2-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
メトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
-2-エトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-
イル)-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチ
ルピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン
-6-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
-2-エトキシフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-
イル)-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル
)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-
7-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-エ
トキシフェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-
2-イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-4-メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-
イル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-5-イル)
フェニル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イ
ル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-
メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-
メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,2-ジメチル-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-
メチルピペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2-アミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)
ピリド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキ
シフェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-
メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4
-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェニ
ル)-6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピ
リド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(1,5-ジメチル-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メトキシフェ
ニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(1-メチ
ル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリ
ミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェ
ニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチル
ピペリジン-4-カルボニトリル;
8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-メトキシ-4-(
1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
8-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジ
ン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
8-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-
d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド
[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェ
ニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチル
アゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)
-6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]
ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(2-メトキシ-4-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)フェニル)-
6-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(2,4-ジメチルオキサ
ゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチルピ
ペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチルア
ゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(2,4-ジメチルオキサ
ゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチルピ
ペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチルア
ゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,4-ジメチルオキサゾール-5-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(2,5-ジメチルオキサ
ゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチルピ
ペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-8
-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチルア
ゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-6
-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-メトキシフェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(4-(2,5-ジメチルオキサ
ゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミ
ジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-4-メチルピ
ペリジン-4-カルボニトリル;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(4-メトキシピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-8
-(4-メトキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-6-メチルピリド[3,4-d
]ピリミジン-2-アミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(1-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)ピリド[
3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニ
ル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)-3-メチルア
ゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-((3-メチルテトラヒドロフラン-3-イル)メチル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(2-オキサ-7-アザスピロ[4.4]ノナン-7-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピリド[3,4-d]ピ
リミジン-2,8-ジアミン;
N-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-6
-メチル-8-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)ピリド[3
,4-d]ピリミジン-2-アミン;
N2-(4-(2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)-2-エトキシフェニル)-
6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩から選択される。
【0154】
本明細書における各態様および実施形態の一実施形態では、MPS1阻害剤は、NMS
-P715および
N-シクロプロピル-4-(6-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)-8
-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)イミダゾ[1,2-b]ピリダジン
-3-イル)-2-メチルベンズアミド;
(R)-2-(4-フルオロフェニル)-N-(4-(2-((2-メトキシ-4-(メ
チルスルホニル)フェニル)アミノ)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジ
ン-6-イル)フェニル)プロパンアミド;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。
【0155】
本明細書における各態様および実施形態の一実施形態では、MPS1阻害剤は、NMS
-P715、BAY1217389、BAY1161909およびN2-(2-エトキシ
-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メ
チル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン、または
その薬学的に許容される塩からなる群から選択される。
【0156】
本明細書における各態様および実施形態の一実施形態では、MPS1阻害剤は、
N-シクロプロピル-4-(6-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)-8
-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)イミダゾ[1,2-b]ピリダジン
-3-イル)-2-メチルベンズアミド;
(R)-2-(4-フルオロフェニル)-N-(4-(2-((2-メトキシ-4-(メ
チルスルホニル)フェニル)アミノ)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジ
ン-6-イル)フェニル)プロパンアミド;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。
【0157】
本明細書における各態様および実施形態の一実施形態では、MPS1阻害剤は、
N-シクロプロピル-4-(6-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)-8
-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)イミダゾ[1,2-b]ピリダジン
-3-イル)-2-メチルベンズアミド;および
(R)-2-(4-フルオロフェニル)-N-(4-(2-((2-メトキシ-4-(メ
チルスルホニル)フェニル)アミノ)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジ
ン-6-イル)フェニル)プロパンアミド
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群から選択される。
【0158】
本明細書における各態様および実施形態の一実施形態では、MPS1阻害剤は、
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩からなる群から選択される。
【0159】
本明細書における各態様および実施形態の一実施形態では、MPS1阻害剤は、N2-
(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェ
ニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジ
アミン、またはその薬学的に許容される塩である。
【0160】
CDK4/6阻害剤
本明細書における態様または実施形態のそれぞれの一実施形態では、CDK4/6阻害
剤は、パルボシクリブ、アベマシクリブおよびリボシクリブ、またはその薬学的に許容さ
れる塩もしくは溶媒和物の1種または複数から選択される。
【0161】
適切には、CDK4/6阻害剤は、パルボシクリブおよびリボシクリブ、またはその薬
学的に許容される塩もしくは溶媒和物の1種または複数から選択される。
【0162】
適切には、CDK4/6阻害剤は、パルボシクリブおよびアベマシクリブ、またはその
薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物の1種または複数から選択される。
【0163】
適切には、CDK4/6阻害剤は、リボシクリブおよびアベマシクリブ、またはその薬
学的に許容される塩もしくは溶媒和物の1種または複数から選択される。
【0164】
適切には、CDK4/6阻害剤は、パルボシクリブ、またはその薬学的に許容される塩
もしくは溶媒和物である。
【0165】
組合せ
一態様では、本発明は、MPS1阻害剤および内分泌作用物質を含む組合せに関する。
【0166】
一態様では、本発明は、MPS1阻害剤および内分泌作用物質を含む医薬製品に関する
。
【0167】
一態様では、本発明は、それを必要とする対象においてエストロゲン受容体陽性乳癌を
処置するための方法であって、前記対象に、治療有効量のMPS1阻害剤および治療有効
量の内分泌作用物質を個別に、逐次的に、または組み合わせて投与することを含む方法に
関する。
【0168】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するための、
MPS1阻害剤および内分泌作用物質を含む医薬製品であって、MPS1阻害剤および内
分泌作用物質が個別に、逐次的に、または組み合わせて投与するためのものである医薬製
品に関する。
【0169】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の製造に
おける、MPS1阻害剤および内分泌作用物質を含む医薬製品の使用であって、MPS1
阻害剤および内分泌作用物質が個別に、逐次的に、または組み合わせて投与するためのも
のである使用に関する。
【0170】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するためのM
PS1阻害剤および内分泌作用物質に関する。
【0171】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するためのM
PS1阻害剤であって、内分泌作用物質と個別に、逐次的に、または組み合わせて投与す
るためのものであるMPS1阻害剤に関する。
【0172】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌の処置において使用するための内
分泌作用物質であって、MPS1阻害剤と個別に、逐次的に、または組み合わせて投与す
るためのものである内分泌作用物質に関する。
【0173】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の製造に
おけるMPS1阻害剤および内分泌作用物質の使用に関する。
【0174】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の製造に
おけるMPS1阻害剤の使用であって、MPS1阻害剤が内分泌作用物質と個別に、逐次
的に、または組み合わせて投与するためのものである使用に関する。
【0175】
一態様では、本発明は、エストロゲン受容体陽性乳癌を処置するための医薬品の製造に
おける内分泌作用物質の使用であって、内分泌作用物質がMPS1阻害剤と個別に、逐次
的に、または組み合わせて投与するためのものである使用に関する。
【0176】
適切には、MPS1阻害剤は、上記実施形態のいずれかで定義されたとおりである。適
切には、内分泌作用物質は、上記実施形態のいずれかで定義されたとおりである。
【0177】
一実施形態では、MPS1阻害剤は、
N-シクロプロピル-4-(6-(2,3-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)-8
-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)イミダゾ[1,2-b]ピリダジン
-3-イル)-2-メチルベンズアミド;
(R)-2-(4-フルオロフェニル)-N-(4-(2-((2-メトキシ-4-(メ
チルスルホニル)フェニル)アミノ)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジ
ン-6-イル)フェニル)プロパンアミド;
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物から選択され、内分泌作用物質は、ア
ナストロゾール、レトロゾール(letraozole)、エキセメスタン、タモキシフ
ェンおよびフルベストラントまたはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物から選択
される。
【0178】
一実施形態では、MPS1阻害剤は、
N2-(4-(4,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-
エトキシフェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン
-2,8-ジアミン;
(S)-N8-(3,3-ジメチルブタン-2-イル)-N2-(2-エトキシ-4-(
4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2,8-ジアミン;
8-(3,3-ジメチルアゼチジン-1-イル)-N-(2-エトキシ-4-(4-メチ
ル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)フェニル)-6-メチルピリド[3,
4-d]ピリミジン-2-アミン;
N-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)
フェニル)-8-(3-メトキシ-3-メチルアゼチジン-1-イル)-6-メチルピリ
ド[3,4-d]ピリミジン-2-アミン;
1-(2-((2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3
-イル)フェニル)アミノ)-6-メチルピリド[3,4-d]ピリミジン-8-イル)
-3-メチルアゼチジン-3-カルボニトリル;
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物から選択され、内分泌作用物質は、ア
ナストロゾール、レトロゾール、エキセメスタン、タモキシフェンおよびフルベストラン
ト、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物から選択される。
【0179】
一実施形態では、MPS1阻害剤は、
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物から選択され、内分泌作用物質は、ア
ナストロゾール、レトロゾール、エキセメスタン、タモキシフェンおよびフルベストラン
ト、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物から選択される。
【0180】
一実施形態では、MPS1阻害剤は、
N2-(2-エトキシ-4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル
)フェニル)-6-メチル-N8-ネオペンチルピリド[3,4-d]ピリミジン-2,
8-ジアミン
またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物から選択され、内分泌作用物質は、タ
モキシフェンおよびフルベストラント、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和
物から選択される。
【実施例0181】
物質および方法
17-β-エストラジオール(E2)および4-ヒドロキシタモキシフェン(4-OH
T)は、Sigma-Aldrich(Dorset、UK)から;フルベストラント(
ICI182780)はTocris Bioscience(Bristol、UK)
から;パクリタキソールはSelleckchem(Suffolk、UK)から購入し
;パルボシクリブ(PD-0332991)はPfizer(Tadwoarh、UK)
によって合成および供給された。MPS1阻害剤:CCT289346、BAY1161
909およびBAY1217389は、ICR Cancer Therapeutic
s(Sutton、UK)によって合成および供給され;MPS1阻害剤NMS-P71
5は、Calbiochem(Hertfordshire、UK)から購入した。
【0182】
組織培養
ER+BC株、野生型(wt)MCF7、wt-HCC1428、wt-SUM44、
wt-T47Dおよびwt-ZR75.1細胞をATCCから入手し、10%ウシ胎児血
清(Gibco、Thermo Fisher Scientific)および1nM
E2を補充されたフェノールレッド不含RPMI1640培地(Gibco、Therm
o Fisher Scientific、Loughborough、UK)中で、3
7℃で、5%CO2中で培養した。細胞株のアイデンティティを短反復配列プロファイリ
ング(Promega、Madison、WI、USA)によって確認した。内分泌療法
に対する抵抗性をモデリングする長期エストロゲン枯渇細胞(MCF7-LTEDwtE
SR1およびMCF7-LTEDY537C変異体、HCC1428-LTED、SUM
44-LTEDおよびZR75.1-LTED)を、10%デキストランチャコールスト
リッピング済みの(charcoal-stripped)ウシ胎児血清(DCC-FB
S)を補充されたフェノールレッド不含RPMI1640中で培養した。
【0183】
細胞生存アッセイ(2Dおよび3D)
2Dで成長させたBC細胞に対するMPS1阻害の効果を評価するために、細胞を白色
96ウェルプレート(Greiner Bio-One、Gloucestershir
e、UK)に、10%DCC-FBSを補充されているRPMI1640中で播種した。
wt細胞を実験前に72時間、E2からストリッピングした。24時間後に、細胞を、E
2の存在または非存在下で、漸増用量のMPS1阻害剤±4-OHTまたはフルベストラ
ントで処理した。培地を3日後に交換し、細胞生存率を6日後に、CellTitre-
Glo(登録商標)Luminescent Cell Viability Assa
y(Promega)を製造者指示に従って使用して評価した。
【0184】
3Dスフェロイド培養におけるER+BCの生存についてMPS1阻害剤を評価するた
めに、wt-MCF7およびMCF7-LTEDwtESR1およびMCF7-LTED
Y537C細胞を基本培地中で、超低付着性96ウェルプレート(Corning)に、
2500細胞/ウェルの密度で播種し、10分間にわたって900rpmで遠心した。3
日間のインキュベーションの後に、新たに形成したスフェアを漸増用量のCCT2893
46またはBAY1217389で処理し、3~4日ごとに再処理した。10日後に、細
胞生存に対する処理の効果を評価した。スフェアの画像を、CeligoS(Nexce
lome Bioscience、Lawrence、MA、US)を使用して撮影し、
定量的読み出しとして、CellTitre-Glo(登録商標)Luminescen
t 3D Cell Viability Assay(Promega)を製造者プロ
トコルに従って行った。各実験を、1回の処理あたり8つの技術的反復で、少なくとも2
回行った。発光シグナルをVictor分光光度計(Perkin Elmer、Wok
ingham、UK)で読み取り、値を、ビヒクル処理対照に対する倍数変化として表し
た。
【0185】
siRNAキノームライブラリ
MCF7-LTED、SUM44-LTED、HCC1428-LTED、ZR75-
LTEDおよびT47D-LTED、さらにMCF7-991R、MCF7-LTED9
91R、T47D-991R、T47D-LTED991RおよびMCF7-LTED
ICIR991Rを含むLTED細胞株のパネルを、ON-TARGET plus s
iRNA Library-Human Protein Kinase(G-1035
05、GE Dharmacon、Buckinghamshire、UK)でトランス
フェクションした。Hamilton Microlab Star液体ハンドリングロ
ボット(Hamilton、Bonaduz、Switzerland)を使用して、7
09のプロテインキナーゼ標的とするSMARTプールsiRNAを含有する9つの96
ウェルプレートからなるsiRNAライブラリを、3つの透明底で白色壁面の384ウェ
ルプレート(Greiner Bio-One)に移動させた。ライブラリに、それぞれ
陽性および陰性対照としての非ターゲティングsiRNAおよびPLK1 siRNA(
両方とも、GE DharmaconからのSMARTプール)を追加し、プレートを凍
らせた。
【0186】
逆トランスフェクションのために、200nMのsiRNAを含有するプレートを解凍
し、1ウェルあたり10ulのRNAiMax(Invitrogen、Paisley
、UK)を、Multidrop Combi(Thermo Fisher Scie
ntific)を使用して添加し、30分間にわたって室温でインキュベートした。次に
、細胞を、Multidrop Combiを使用して1ウェルあたり35μlの基本成
長培地に播種した。6日後に、細胞生存率を、CellTitre-Glo(登録商標)
Luminescent Cell Viability Assay(Promega
)を製造者プロトコルに従って使用して評価し、ルミネセンスをVictor分光光度計
(Perkin Elmer、Wokingam. UK)を使用して測定した。プレー
トの各ウェルでのルミネセンス示度を対数変換し、プレート中央値に集め、次いで、反復
試験の中央値を計算した。これを最終的に、細胞株での中央絶対偏差を使用してZスコア
を計算するために使用した。各ライブラリスクリーニングの動態を、Zプライム値を計算
することによって評価した。許容の閾値をZ’>0.3と設定した(Broughら、2
011)。各スクリーニングは、技術的反復試験ライブラリを含む少なくとも2つの生物
学的実験からなった。次いで、種々のBCモデルからの標的を組み合わせているベン図を
、Venny 2.1.0(Computational Genomics、CNB-
CSIC、Spain)を使用して作成した。
【0187】
免疫ブロット法
本発明者らのBC株全体にわたってMPS1の発現レベルを比較するために、細胞抽出
物を、基本培地中で、集密度70%で成長させたwt-MCF7、wt-HCC1428
、wt-SUM44、wt-T47D、wt-ZR75.1、MCF7-LTEDwtE
SR1およびMCF7-LTEDY537C、HCC1428-LTED、SUM44-
LTEDおよびZR75.1-LTEDおよびSKBR3から調製した。
【0188】
タンパク質抽出物を、以前に記載されたとおりに生成した(Martinら、2003
)。等量のタンパク質(25μg)をSDS-PAGEによって分析し、イムノブロット
分析を実施した。タンパク質を、MPS1に対する抗体(NTクローン3-472-1
IgG1、05-682、1:1000、Millipore、Walford、UK)
、およびα-チューブリン(T9026、マウスIgG1、1:4000、Sigma-
Aldrich)を使用して検出した。二次抗体(Dako/Agilent、Sant
a Clara、CA、UK)を1:2000希釈で使用し、抗原-抗体相互作用をEC
L試薬(Amersham)で検出した。
【0189】
PARP切断を検出するために、細胞を10cm皿に播種し、終夜順応させ、その後、
CCT289346またはビヒクル対照で72時間処理した。タンパク質をSDS-PA
GEによって分析し、イムノブロットを行い、膜を、切断されたポリADP-リボースポ
リメラーゼ(PARP)に対する抗体(Santa Cruz Biotechnolo
gy、Santa Cruz、CA、UK)およびα-チューブリン(T9026、マウ
スIgG1、1:4000、Sigma-Aldrich)と共にインキュベートした。
【0190】
709のキナーゼのノックダウンによって、MPS1が、E欠乏に対する抵抗性の共通決
定子として同定された
エストロゲン欠乏(LTED)細胞においてホルモン非依存性増殖を駆動する標的を同
定するために、709のキナーゼを標的とするsiRNAプールを含むライブラリを使用
して、スクリーニングを行った(
図1A)。titerGloを使用して、細胞生存率を
測定した。このスクリーニングにおいて、本発明者らは、MPS1/TTKを、ER発現
状況に関わりなく、LTED細胞株の本発明者らのパネルにおける最も共通するヒットと
して同定および確認した(
図1B)。MCF7対MCF7-LTED細胞のジメチル標識
を使用する大域遺伝子発現データおよびタンパク質量の評価は、mRNAおよびタンパク
質レベル(
図1C)の両方でMPS1の増加を示し、これは、イムノブロット分析(
図1
D)によって確認された。特記すべきことに、SUM44-LTEDが、親対照と比較し
て、MPS1量の同様の増加を示した一方で、T47DおよびT47D-LTEDは、同
様と考えられ、HCC1428-LTEDは、それらの親細胞株と比較して、低いレベル
のMPS1を有すると考えられる。
【0191】
MPS1の発現は、内分泌療法に対する不十分な応答と関連する
MPS1の臨床的関連を評価するために、ネオアジュバントのアナストロゾールまたは
レトロゾールで処置されたER+BC患者での大域遺伝子発現データセットを評価した。
臨床応答データが、アナストロゾールで処置された72人の患者について入手可能であり
、そのうち、55人を、2週間の残存Ki67スコア<10%に基づきレスポンダーとし
て分類し、17人を非レスポンダーと分類した。
【0192】
この環境で、MPS1のオントリートメント遺伝子発現(p<0.0001)は、アナ
ストロゾールに対する不十分な応答と優位に関連した(
図2A)。MPS1のオントリー
トメント遺伝子発現の増加(p<0.0001)は、連続型変数として表した場合、治療
から2週間後のより高いKi67発現と相関することも見出された(
図2B)。
【0193】
第2のコホートでは、データが、52の腫瘍について入手可能であり、そのうち、37
は、≧50%の腫瘍縮小に基づき、レスポンダーと分類された。基線MPS1発現は、不
十分な応答の傾向を示し(p=0.13)(
図3C)、オントリートメント発現MPS1
の増加(p=0.018)は、レトロゾールに対する不十分な応答と有意に相関した(図
3D)。
【0194】
次に、MPS1の発現が、補助剤タモキシフェンでの長期結果とも関連するかどうかを
評価した。タモキシフェンで処置された747人のER+患者を10年間追跡した後に、
MPS1(p=3.14e-02)は、不十分な無再発生存期間(RFS)と強く関連す
ることが示された(
図4)。
【0195】
MPS1阻害は、内分泌抵抗性細胞株の増殖を2Dおよびスフェロイド培養において抑制
する
エストラジオール(E2)の存在または非存在下での、漸増濃度のMPS1阻害剤CC
T289346に対するwt-MCF7およびMCF7-LTED細胞の感受性。E2の
存在下で、CCT289346は、wt-MCF7細胞の増殖の濃度依存的減少をもたら
した(IC
50 100nM)(
図5)。さらに、CCT289346は、2つのMCF
7-LTEDモデル(一方はwt-ESR1を含み、他方は、ホットスポット変異(Y5
37C)を含む(それぞれ60nMおよび40nMのIC
50値))の増殖において顕著
な減少をもたらした。
【0196】
次に、スフェロイド培養におけるCCT289346の有効性(
図6)を評価した。以
前の観察と合致して、CCT289346は、スフェアのサイズを減少させ、このことは
、生存率を評価するためのTiterGloを使用して確認された。
【0197】
続いて、wt-MCF7およびMCF7-LTEDモデルを、3つの代替のMPS1阻
害剤:NMS-P715、BAY1161909およびBAY1217389で処理した
。3種の作用物質はすべて、E2の存在下でのwt-MCF7細胞、ならびにE2の存在
および非存在下でのMCF7-LTEDモデルの両方の増殖において、同様の濃度依存的
減少をもたらした(
図7~
図9)。
【0198】
特記すべきことに、BAY1217389に応じたIC
50値は、20倍濃度で試験さ
れた他の作用物質よりもはるかに低かった。さらに、BAY1217389は、スフェロ
イド培養において特に効力があった(
図9)。これらの観察が細胞株特異性である可能性
に対処するために、本発明者らが、2つのさらなるLTEDモデル、SUM44 LTE
DおよびHCC1428 LTEDを処理したところ、これらは、同様の感受性パターン
を示した(
図10)。E2の存在下で、wt-SUM44およびwt-HCC1428は
両方とも、増殖の濃度依存的減少を示した。250nMの過剰な濃度は、フィードバック
ループを誘導し、増殖の増加と関連していると考えられた。E2の非存在下では(内分泌
療法の追加をモデリング;データはビヒクルに対して正規化され、したがって、100%
として表されることに注意されたい)、CCT289346は、増殖の30%低下をもた
らし、再び、デノボ抵抗性を標的とするCCT289346の可能性を裏付けた。HCC
1428LTEDおよびSUM44LTEDは両方とも、E2の非存在または存在下で、
増殖の濃度依存的減少を示した。
【0199】
総合すると、これらのデータは、MPS1阻害のクラス特異的効果を示しており、これ
を、内分泌療法抵抗性乳癌における臨床的関連標的と立証するものである。
【0200】
本発明者らは次に、デノボ抵抗性における標的としてのMPS1の潜在的な役割を調査
した。以前に、本発明者らは、アナストロゾールで処置された患者におけるE2F「オン
トリートメント」シグネチャースコア(signature score)を使用して、
本発明者らが、その乳癌がリガンド非依存性ER活性を有する患者を同定し得たことを示
した(Millerら、2011)。これに対処するために、本発明者らは、E2の存在
または非存在下でwt-MCF7細胞を培養して、内分泌療法の追加をモデリングした。
E2の存在下でのCCT289346は、増殖の濃度依存的減少をもたらした。DCCへ
のCCT289346の添加(内分泌療法との組合せをモデリング)は、増殖のさらに2
0%の減少を示し、これは、MPS1阻害がデノボ抵抗性を標的としたことを示唆した(
図11).
【0201】
内分泌療法と組み合わせたCCT289346の効果
CCT289346をフルベストラントまたは4-ヒドロキシタモキシフェン(4-O
HT)と組み合わせて有効性を改善する可能性を調査した。MCF7-LTED細胞を、
単独か、またはCCT289346(確立されたIC
50濃度)と組み合わせた漸増濃度
の内分泌作用物質で処理した。予測されたとおり、CCT289346と組み合わせた内
分泌作用物質は両方とも、細胞増殖の濃度依存的減少をもたらし、増殖についてERに対
する依存性が確認された(
図12)。総合すると、このデータは、いずれかの内分泌作用
物質と組み合わせたCCT289346が、内分泌療法抵抗性乳癌患者において臨床的有
用性をもたらし得ることを示唆している。
【0202】
ゲノムプロファイリングによって、RBの喪失がCDK4/6阻害に対する不可逆的抵
抗性と関連していることが明らかにされる
様々な表現型背景を有する乳癌細胞株(wt-MCF7、MCF7LTED、wt-T
47DおよびT47D LTED)のパネルを、CDK4/6阻害剤(パルボシクリブ、
1μM)の存在下で長期処理した。抵抗性細胞株を、漸増濃度のパルボシクリブと共に培
養することによって、抵抗性を、それらの野生型先祖と比較して証明した(
図13)。
【0203】
続いて、パルボシクリブ抵抗性細胞株を短期間および長期間、薬物の非存在下で培養し
て、抵抗性表現型の安定性を評価した。特記すべきことに、wt-MCF7
991Rおよ
びMCF7 LTED
991R誘導体の「ウォッシュアウト」は、パルボシクリブの抗増
殖性効果に対してそれらを再感作させ、その表現型が可塑的であることを示唆した。対照
的に、wt-T47D
991RおよびT47D LTED
991R細胞株は、抵抗性なま
まであった(
図13)。
【0204】
パルボシクリブに対する抵抗性の標的化
どのキナーゼが共通してCDK4/6抵抗性表現型と関連しているかを調査するために
、パルボシクリブ抵抗性細胞株において709のキナーゼを標的とするキノームノックダ
ウンスクリーン(siRNA)(
図14)を使用した。すべての細胞株が、G2/Mチェ
ックポイント調節剤に対する依存性を様々な程度で示したが、しかしながら、RBまたは
ESR1状態にかかわらず、MPS1が、すべての細胞株モデルにおいて共通する決定子
であった。次に、この観察を、細胞株において、MPS1対PLKを標的とするsiRN
Aの効果を比較することによって確認した。阻害は、細胞株間で変動し、増殖の減少は2
0~40%の範囲であった。
【0205】
パルボシクリブ抵抗性細胞株は、CCT289346の抗増殖効果に対して感受性がある
CDK4/6阻害に共通の抵抗性決定子としてのMPS1の確実性に取り組むために、
増殖アッセイを、野生型(
図15)およびLTED細胞株(
図16)を含む様々な乳癌細
胞株において、パルボシクリブの存在または非存在下で、MPS1阻害剤CCT2893
46およびNMS-P715を使用して行った。
【0206】
すべての細胞株が、両方のMPS1阻害剤(
図15および
図16)に応じて、様々な程
度で増殖の濃度依存的減少を示した。パルボシクリブへのCCT289346の追加は、
効果の増強を示し、より低いIC
50値に反映した(wt-MCF7
991R、MCF7
LTED
991Rおよびwt-T47D
991Rでは濃度50nM)。T47D-LTE
D
991Rは、25nMのIC
50値で、MPS1阻害に対して最も感受性があると考え
られた。
【0207】
今まで、MPS1阻害剤は、三重陰性乳癌モデルにおいて、化学療法との組合せで研究
されてきたにすぎない。本明細書において実証されたとおり、MPS1はまた、内分泌療
法および/またはパルボシクリブに対して抵抗性のER+乳癌モデルにおいても適切な標
的である。本明細書のデータは、MPS1阻害剤が、特に、内分泌抵抗性がんモデルおよ
びパルボシクリブ抵抗性疾患の内分泌抵抗性モデルにおいて、腫瘍細胞増殖を減少させる
ことを示している。少なくとも一部では、CDK4/6阻害剤で再発する患者のための適
切な治療が現在ほとんど知られていないので、これらの所見は、有意に臨床的に重要であ
る。
【0208】
インビボ研究
方法
インビボ有効性研究 - MCF7-LTED
内務省ガイドラインに従って、かつInstitute of Cancer Res
earch Ethics Committeeによって承認されたとおり、インビボ研
究を、卵巣切除された雌の8~12週齢NCr異系交配ヌードマウスにおいて実施した。
アロマターゼ処置に対して抵抗性がある患者をモデリングする異種移植片を、基底膜マト
リックス(1:1マトリゲル;BD Biosciences)中のMCF7-LTED
(5×106)細胞を各動物の右側腹部に接種することによって開始した。腫瘍が7mm
のサイズに達したら、マウスを無作為化し、週1回皮下注射される200mg/kgのフ
ルベストラント(ラッカセイ油中で製剤化)(5日目)、強制経口投与によって週2回投
与される50mg/kgのCCT289346(1日目および4日目)またはそれら2種
の作用物質の組合せのいずれかで40日間処置した。対照アームを両方のビヒクルで処置
した。腫瘍を週2回40日間測定した。
【0209】
腫瘍増殖を、週2回、すべてのアームにおいて、2つの最大直径をキャリパー測定する
ことによって推定した。次いで、体積を式:a×b2×π/6[式中、aおよびbは、直
交腫瘍直径である]に従って計算した。各腫瘍で、体積を、当初体積に対する相対腫瘍体
積(RTV)として報告した。同じ処置群でのRTVの平均値(およびSE)を計算し、
増殖曲線を時間の関数として確立した。
【0210】
PDXの樹立
雌のSwissヌードマウスをCharles River(Les Arbresl
es、France)から購入し、特殊な病原体非含有条件下で飼育した。それらのケア
および住居は、施設内ガイドラインおよびFrench Ethics Committ
eeの規則(プロジェクト認可番号02163.02)に従っていた。PDXを一次外科
標本から、患者のインフォームド・コンセントのもとに、他の場所で記載(Marang
oniら、2007)されたとおりに樹立した。HBCx-34 OvaR PDXは、
エストロゲン欠乏に対して獲得抵抗性があるER+乳癌異種移植片(卵巣除去に関連する
エストロゲン補充は無し)から、以前に公開(Cottuら、2014)されたとおりに
樹立した。HBCx-86 PDXは、初期段階のER+PI3KCA変異乳癌から、H
atemら(Hatemら、2016)に記載のとおりに樹立し、これを、エストロゲン
補充を伴わない継続的な腫瘍継代によってエストロゲン非依存性にした。
【0211】
PDXにおけるインビボ有効性研究
フルベストラント(Faslodex、AstraZeneca、Macclesfi
eld、UK)を273/4ゲージ針での筋肉内注射によって、50mg/kgの用量で
週1回(5日目)投与した。CCT289346を強制経口投与によって、25mg/k
gで週2回(1および4日目)投与した。腫瘍が60~200mm3の体積に達したとき
に、マウスを個体識別し、対照または処置群(1群あたりマウス10匹)に無作為に割り
付け、処置を開始した。処置を5~6週間投与した。腫瘍成長を、腫瘍の2つの直角直径
をキャリパーで週2回測定することによって評価した。個々の腫瘍体積をV=a b2/
2[式中、aは、最大直径であり、bは最小直径である]として計算した。各腫瘍で、V
を当初体積に対して相対腫瘍体積(RTV)として報告した。同じ処置群におけるRTV
の平均値(およびSE)を計算し、増殖曲線を時間の関数として確立した。
【0212】
結果
MCF7-LTEDモデルの分析は、フルベストラントおよびCCT289346の両
方が単独治療として、対照と比較すると有意に腫瘍を減少させたが、薬物間では、統計的
相違はなかったことを示した。組合せは、単独のフルベストラントと比較して、統計的有
意性の傾向を示した(p=0.066)(
図17)。
【0213】
PDXモデルHBCx-34の評価は、フルベストラントおよびCCT289346の
両方に応じた腫瘍体積の有意な減少を示した。際立つことに、最適以下の濃度のCCT2
89346(25mg/kg)が単独治療として、腫瘍体積を、フルベストラントと同様
の程度まで減少させた。CCT289346およびフルベストラントの組合せは、フルベ
ストラント単独と比較して、有意な減少(p=0.024)を示した(
図18)。
【0214】
PDXモデルHBCx-86の評価は、CCT289346およびフルベストラントの
両方で腫瘍体積の有意な減少を示したが、単独治療としてはフルベストラントがより優れ
ていると考えられた。際立つことに、フルベストラントおよびCCT289346の組合
せが、フルベストラント単独と比較して、腫瘍体積の有意な減少(p<0.0001)を
示した(
図19)。
【0215】
まとめると、上記は、MPS1阻害剤がエストロゲン欠乏に対する抵抗性のモデルにお
いて、インビボで有効であることを示している。
【0216】
本明細書で引用される刊行物、特許出願、および特許を含むすべての参考文献は、各参
考文献が個別に、かつ具体的に参照によって援用されると示されていて、その全体が本明
細書に記載されている場合と同じ程度に、それらの全体が参照によって本明細書に援用さ
れる(法律によって許される最大の限度で)。
【0217】
すべての項目および副項目は、本明細書では便宜的に用いられているにすぎず、本発明
を多少なりとも制限するものと解釈されるべきではない。
【0218】
本明細書で示されるあらゆるすべての例、または例示の言葉(例えば、「など」)の使
用は、本発明をより良好に解明することを単に意図したものであって、別段に記載されて
いない限り、本発明の範囲の限定を示したものではない。本明細書のいずれの言葉も、何
らかの記載されていない要素を本発明の実行に必須なものとして示すと解釈されるべきで
はない。
【0219】
本明細書における特許文献の引用および援用は、単なる便宜のために行われており、そ
のような特許文献の正当性、特許性、および/または実施性の何らかの見解を反映するも
のではない。
【0220】
本発明は、適用可能な法律によって許されるとおり、本明細書に添付のパラグラフに列
挙されている発明の主題のすべての変更形態および均等物を含む。
【0221】