(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023116872
(43)【公開日】2023-08-23
(54)【発明の名称】防振体
(51)【国際特許分類】
F16F 15/08 20060101AFI20230816BHJP
B62K 21/14 20060101ALI20230816BHJP
【FI】
F16F15/08 E
B62K21/14
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022019224
(22)【出願日】2022-02-10
(71)【出願人】
【識別番号】000222934
【氏名又は名称】東洋電装株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100124811
【弁理士】
【氏名又は名称】馬場 資博
(74)【代理人】
【識別番号】100187724
【弁理士】
【氏名又は名称】唐鎌 睦
(72)【発明者】
【氏名】岸 昇示
(72)【発明者】
【氏名】吉田 聖哉
(72)【発明者】
【氏名】大谷 貴之
【テーマコード(参考)】
3D013
3J048
【Fターム(参考)】
3D013CE00
3D013CF34
3J048AA01
3J048BA05
3J048DA06
3J048EA23
(57)【要約】
【課題】ハンドルバーの内部に挿入される防振体において、取り付けが困難であることと、性能が低下すること。
【解決手段】本発明の防振体1は、ハンドルバーの内部に収容される部品の少なくとも一部の周囲を囲って配置され、当該部品と共に前記ハンドルバーの内部に収容される環状の弾性部材からなる環状本体部10と、環状本体部10の外周面に、ハンドルバーの内面に当接するよう突出して形成された複数の凸部11と、環状本体部10の内周面に、外周面側に向かって凹んで形成された複数の凹部12と、を備える。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンドルバーの内部に収容される部品の少なくとも一部の周囲を囲って配置され、当該部品と共に前記ハンドルバーの内部に収容される環状の弾性部材からなる環状本体部と、
前記環状本体部の外周面に、前記ハンドルバーの内面に当接するよう突出して形成された複数の凸部と、
前記環状本体部の内周面に、前記外周面側に向かって凹んで形成された複数の凹部と、
を備えた防振体。
【請求項2】
請求項1に記載の防振体であって、
前記凹部は、それぞれ1つの前記凸部に対して当該凸部の形成箇所に対応して形成されている、
防振体。
【請求項3】
請求項2に記載の防振体であって、
前記凹部は、前記環状本体部の前記凸部が形成されている箇所の内周面側に形成されている、
防振体。
【請求項4】
請求項3に記載の防振体であって、
前記凹部と前記凸部とは、それぞれの外形が略同形状に形成されている、
防振体。
【請求項5】
請求項4に記載の防振体であって、
前記環状本体部の周方向における相互に対応する前記凸部及び前記凹部の両端付近の前記環状本体部自体の肉厚が、他の箇所よりも薄く形成されている、
防振体。
【請求項6】
請求項4に記載の防振体であって、
前記凸部と前記凹部とは、前記環状本体部の周方向に沿ってほぼ等間隔に配置されて形成されている、
防振体。
【請求項7】
請求項1に記載の防振体であって、
前記凸部は、前記ハンドルバーの軸方向に対応する前記環状本体部の幅方向における両端付近を除いて形成されている、
防振体。
【請求項8】
請求項7に記載の防振体であって、
前記ハンドルバーの軸方向に対応する前記環状本体部の幅方向における前記凸部の両端箇所は、それぞれ当該凸部自身の中央側に向かうにつれて徐々に隆起するよう形成されている、
防振体。
【請求項9】
請求項8に記載の防振体であって、
前記凹部は、前記ハンドルバーの軸方向に対応する前記環状本体部の幅方向に沿って一様に形成されている、
防振体。
【請求項10】
ハンドルバーと、当該ハンドルバーの内部に収容される収容部品と、当該収容部品の少なくとも一部の周囲を囲って配置され当該収容部品と共に前記ハンドルバーに収容される防振体と、を備え、
前記防振体は、
環状の弾性部材からなる環状本体部と、
前記環状本体部の外周面に、前記ハンドルバーの内面に当接するよう突出して形成された複数の凸部と、
前記環状本体部の内周面に、前記外周面側に向かって凹んで形成された複数の凹部と、
を備えた、
ハンドル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドルバーの内部に装備される防振体に関する。
【背景技術】
【0002】
自動二輪車などのハンドルバーを備える車両には、例えばハンドルバーの内部にスロットル装置を構成する内部部品が挿入されて装備されている。例えば、ハンドルバーの内部部品として、アクセルポジションセンサが装備されている。このような内部部品は防振が必要とされることから、内部部品の周囲を囲ってハンドルバーの内径に当接する環状の防振体が装備されることとなる。
【0003】
上述したようなハンドルバーの内部に装備される防振体として、特許文献1に記載のものがある。防振体は、円環状の弾性部材にて構成されており、その外周に複数の凸部が設けられて歯車状に形成されている。これにより、防振体は、凸部に対する圧縮方向に変形することができ、防振効果を発揮しうる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した防振体は、円環状である弾性部材の外周に凸部が歯車状に設けられているだけであるため、かかる凸部のばね定数が高く、ハンドルバーの内部への取り付けが困難である、という問題が生じる。また、取付時に凸部が倒れてしまい、かかる凸部による防振効果が発揮されず、性能が低下するという問題も生じる。
【0006】
このため、本発明の目的は、上述した課題である、ハンドルバーの内部に挿入される防振体において、取り付けが困難であることと、性能が低下すること、ということを解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態である防振体は、
ハンドルバーの内部に収容される部品の少なくとも一部の周囲を囲って配置され、当該部品と共に前記ハンドルバーの内部に収容される環状の弾性部材からなる環状本体部と、
前記環状本体部の外周面に、前記ハンドルバーの内面に当接するよう突出して形成された複数の凸部と、
前記環状本体部の内周面に、前記外周面側に向かって凹んで形成された複数の凹部と、
を備えた、
という構成をとる。
【0008】
また、本発明の一形態であるハンドルは、
ハンドルバーと、当該ハンドルバーの内部に収容される収容部品と、当該収容部品の少なくとも一部の周囲を囲って配置され当該収容部品と共に前記ハンドルバーに収容される防振体と、を備え、
前記防振体は、
環状の弾性部材からなる環状本体部と、
前記環状本体部の外周面に、前記ハンドルバーの内面に当接するよう突出して形成された複数の凸部と、
前記環状本体部の内周面に、前記外周面側に向かって凹んで形成された複数の凹部と、
を備えた、
という構成をとる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、以上のように構成されることにより、ハンドルバーの内部に挿入される防振体の取り付けが容易となり、安定した防振性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の第1の実施形態における防振体がハンドルバーに装着されるときの様子を示す図である。
【
図2】
図1に示すハンドルバーに装着される防振体を、ハンドルバーの軸方向から見た図である。
【
図5】
図1に開示した防振体の形状を説明するための図である。
【
図6】
図1に開示した防振体の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、
図1乃至
図6を参照して説明する。
図1乃至
図2は、防振体がハンドルバーに装着されるときの様子を示す図であり、
図3乃至
図6は、防振体の構成及び動作を説明するための図である。
【0012】
本発明における防振体は、自動二輪車などのハンドルバーに挿入される内部部品の周囲を囲って配置され、当該内部部品と共にハンドルバーの内部に挿入されるものである。本実施形態では、
図1に示すように、ハンドルバーに挿入される内部部品は、スロットル装置を構成するアクセルポジションセンサ20であることとし、かかるアクセルポジションセンサ20の周囲を囲う防振体1を一例に挙げて説明する。但し、防振体1は、アクセルポジションセンサに限らずハンドルバーの共振を抑制するインナーウエイトなどいかなる部品に装着されるものであってもよい。
【0013】
図1に示すように、防振体1が装着されるアクセルポジションセンサ20は、ハンドルバーの軸方向(一点鎖線)に沿って所定の長さを有する円筒形状に形成されている。そして、アクセルポジションセンサ20の長手方向における一部の外周面には、円周方向に沿って一様に凹状に形成された環状凹部(図示せず)が形成されており、かかる環状凹部に内周側が嵌め込まれるように防振体1が配置される。そして、防振体1が装着されたアクセルポジションセンサ20は、
図1では図示しないが、ハンドルバーの内部に挿入されることとなる。
【0014】
図2は、
図1に示す防振体1が装着されたのアクセルポジションセンサ20を、ハンドルバー30の軸方向から見た断面図(
図1のA-A線断面図)である。この図に示すように、防振体1は、その内周面の一部が、アクセルポジションセンサ20のケース21の外周に当接するよう装着される。そして、防振体1がハンドルバー30に挿入されることで、防振体1の外周面の一部が、ハンドルバー30の内周面に当接することとなる。なお、
図2では、防振体1の外周がハンドルバー30の内周面と重なって表示されているが、後述するように、その構造により防振体1が変形することで、防振体1とハンドルバー30とが密着することとなる。
【0015】
図3は、防振体1の斜視図であり、
図4は、防振体1をハンドルバーの軸方向から見た断面図である。
図3及び
図4に示すように、防振体1は、環状の弾性部材からなる環状本体部10にて構成されている。特に、環状本体部10は、外力により変形し、外力が除かれると元の形状に戻る性質を有するゴム、シリコン、エラストマーなどの弾性部材にて形成されている。
【0016】
また、防振体1は、環状本体部10の外周面に、さらに外側に向かって突出する複数の凸部11を備えている。凸部11は、環状本体部10の周方向に沿ってほぼ等間隔に配置され形成されている。例えば、本実施形態では、
図4に示すように、8個の凸部11が45度間隔で配置されている。但し、凸部11の数と間隔は
図4の例に限定されず、また、必ずしも等間隔に配置されていなくてもよい。
【0017】
また、
図3に示すように、凸部11は、ハンドルバー30の軸方向に対応する環状本体部10の幅方向において、その両端付近を除いて形成されている。つまり、環状本体部10の外表面は、幅方向における両端付近は凹凸のない平坦な円周面を形成しているが、幅方向の両端から所定の距離だけ内部側に凸部11が形成されている。また、凸部11は、環状本体部10の幅方向における当該凸部11の両端箇所が、それぞれ凸部11自身の中央側に向かうにつれて徐々に隆起するよう形成されている。つまり、凸部11は、環状本体部10を幅方向から見た場合に、中央付近が平坦な山型に形成されている。
【0018】
さらに、凸部11は、
図4に示すように、環状本体部10の幅方向の中央付近の断面における外形が、略台形に形成されている。つまり、環状本体部10の幅方向に沿って延びる凸部11の側面は、傾斜して形成されており、凸部11の突出端面に向かうにつれて周方向に位置する凸部11の幅が徐々に狭くなるよう形成されている。なお、凸部11の突出端面は、ほぼ平坦に形成されている。
【0019】
また、防振体1は、
図3及び
図4に示すように、環状本体部10の内周面に、外周面側に向かって凹んで形成された複数の凹部12を備えている。凹部12は、環状本体部10の周方向に沿ってほぼ等間隔に配置され形成されている。特に、本実施形態では、各凹部12が、上述したそれぞれ1つの凸部11に対して当該凸部11の形成箇所に対応して形成されており、環状本体部10の各凸部11が形成されている箇所の内周面側つまり裏面側に形成されている。例えば、本実施形態では、
図4に示すように、8個の凹部12が45度間隔で配置されている。但し、凹部12の数と間隔は
図4の例に限定されず、また、必ずしも等間隔に配置されていなくてもよい。また、凹部12は、必ずしも凸部11の裏面側に形成されていることに限定されず、凸部11に対応して形成されていなくてもよく、凸部11と異なる数が形成されていてもよい。
【0020】
また、
図3に示すように、凹部12は、環状本体部10の幅方向に沿って一様に形成されている。つまり、凹部12は、環状本体部10の内周面に、直線状の溝状に形成されている。なお、凹部12は、上述した凸部11とは異なり、環状本体部10の幅方向の端部付近にも形成されており、幅方向に沿って一定の深さを有する凹み形状で形成されている。
【0021】
さらに、凹部12は、
図4に示すように、環状本体部10の幅方向の中央付近の断面における外形が、略台形に形成されている。つまり、環状本体部10の幅方向に沿って延びる凹部12の内側面は、傾斜して形成されており、凹部12の内底面に向かうにつれて周方向に位置する凹部12の幅が徐々に狭くなるよう形成されている。なお、凹部12の内底面は、ほぼ平坦に形成されている。このため、
図5に示すように、凹部12の外形A2と、凸部11の外形A1とは、略同形状の台形に形成されている。これにより、防振体1全体をほぼ均一な肉厚に形成することができ、意図しない変形、破損を抑制することができる。また、
図5の符号B1,B2に示す環状本体部10の周方向における相互に対応する凸部11及び凹部12の両端付近の環状本体部10自体の肉厚は、他の箇所よりも薄く形成されている。つまり、相互に対応する凸部11及び凹部12の傾斜部分間の肉厚は、当該凸部11のほぼ平坦に形成された突出端面と凹部12のほぼ平面に形成された内底面との間の肉厚、及び、各凸部11間の肉厚よりも、薄く形成されている。これにより、後述するように、かかる部位のせん断変形に必要な力が低減される。
【0022】
次に、上述した構成の防振体1が装着されたアクセルポジションセンサ20を、ハンドルバー30の内部に挿入するときの様子を、
図6を参照して説明する。防振体1の凸部11の外径は、ハンドルバー30の内径よりもやや大きく形成されているため、ハンドルバー30の内部に挿入された際に、防振体1の凸部11は、矢印Y1に示すように半径方向に圧縮されて変形することとなる。このとき、凸部11の内面側に凹部12が形成されているため、凸部11の周囲が矢印Y2に示すようにせん断方向に変形しやすくなっている。このため、防振体1の取り付けが容易となる。このようにして、防振体1は、凸部11にてハンドルバー30の内面に密着されることとなる。
【0023】
そして、ハンドルバー30が振動した際には、防振体1の凸部11は矢印Y1方向に圧縮されたり、復元することにより往復変形する。このとき、特に、凸部11の内面側に凹部12が形成されているため、凸部11の周囲が矢印Y2に示すようにせん断方向に変形しやすくなる。これにより、本発明の防振体1を用いることで、より高い防振効果が発揮され、性能の向上を図ることができる。特に、上述したように、凸部11に対応する位置に凹部12を形成したり、凸部11と凹部12の外形を同一としたり、凸部11と凹部12の傾斜部分間を薄肉とすることで、凸部11の圧縮方向への変形やその周囲のせん断方向への変形が容易となることから、より高い防振効果を発揮させることができ、さらなる性能の向上を図ることができる。そして、上述した形状とすることで、防振体1の防振性能の向上を図ることができることから、防振体1全体の薄肉化つまり小型化も図ることができる。
【0024】
なお、上述したように、ハンドルバー30の内部に、防振体1を装着したアクセルポジションセンサ20といった収容部品を収容することで、自動二輪車などの車両のハンドルを製造することができる。但し、上述した防振体1が装着される部品は、アクセルポジションセンサ20に限定されず、いかなる部品であってもよい。
【0025】
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における防振体及びハンドルの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
ハンドルバーの内部に収容される部品の少なくとも一部の周囲を囲って配置され、当該部品と共に前記ハンドルバーの内部に収容される環状の弾性部材からなる環状本体部と、
前記環状本体部の外周面に、前記ハンドルバーの内面に当接するよう突出して形成された複数の凸部と、
前記環状本体部の内周面に、前記外周面側に向かって凹んで形成された複数の凹部と、
を備えた防振体。
(付記2)
付記1に記載の防振体であって、
前記凹部は、それぞれ1つの前記凸部に対して当該凸部の形成箇所に対応して形成されている、
防振体。
(付記3)
付記2に記載の防振体であって、
前記凹部は、前記環状本体部の前記凸部が形成されている箇所の内周面側に形成されている、
防振体。
(付記4)
付記3に記載の防振体であって、
前記凹部と前記凸部とは、それぞれの外形が略同形状に形成されている、
防振体。
(付記5)
付記4に記載の防振体であって、
前記環状本体部の周方向における相互に対応する前記凸部及び前記凹部の両端付近の前記環状本体部自体の肉厚が、他の箇所よりも薄く形成されている、
防振体。
(付記6)
付記4又は5に記載の防振体であって、
前記凸部と前記凹部とは、前記環状本体部の周方向に沿ってほぼ等間隔に配置されて形成されている、
防振体。
(付記7)
付記1乃至6のいずれかに記載の防振体であって、
前記凸部は、前記ハンドルバーの軸方向に対応する前記環状本体部の幅方向における両端付近を除いて形成されている、
防振体。
(付記8)
付記7に記載の防振体であって、
前記ハンドルバーの軸方向に対応する前記環状本体部の幅方向における前記凸部の両端箇所は、それぞれ当該凸部自身の中央側に向かうにつれて徐々に隆起するよう形成されている、
防振体。
(付記9)
付記1乃至8のいずれかに記載の防振体であって、
前記凹部は、前記ハンドルバーの軸方向に対応する前記環状本体部の幅方向に沿って一様に形成されている、
防振体。
(付記10)
ハンドルバーと、当該ハンドルバーの内部に収容される収容部品と、当該収容部品の少なくとも一部の周囲を囲って配置され当該収容部品と共に前記ハンドルバーに収容される防振体と、を備え、
前記防振体は、
環状の弾性部材からなる環状本体部と、
前記環状本体部の外周面に、前記ハンドルバーの内面に当接するよう突出して形成された複数の凸部と、
前記環状本体部の内周面に、前記外周面側に向かって凹んで形成された複数の凹部と、
を備えた、
ハンドル。
【0026】
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
【符号の説明】
【0027】
1 防振体
10 環状本体部
11 凸部
12 凹部
20 アクセルポジションセンサ
21 ケース
30 ハンドルバー