(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023116968
(43)【公開日】2023-08-23
(54)【発明の名称】シーシャ照明制御装置、シーシャ
(51)【国際特許分類】
A24F 1/30 20060101AFI20230816BHJP
【FI】
A24F1/30
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022019396
(22)【出願日】2022-02-10
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-07-22
(71)【出願人】
【識別番号】522055728
【氏名又は名称】榊原 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100121706
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100128705
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 幸雄
(74)【代理人】
【識別番号】100147773
【弁理士】
【氏名又は名称】義村 宗洋
(72)【発明者】
【氏名】榊原 祐輔
(57)【要約】
【課題】従来とは異なる変化をする光をシーシャに照射するための技術を提供する。
【解決手段】この発明の一態様によるシーシャ照明制御装置は、ユーザによる煙の吸引を検知するセンサ1と、光透過性を有するボトルの内部の、煙が通る液体及び液体を通った煙にライト3が照射する光を制御する制御部2と、を含み、制御部2は、検知されたユーザによる煙の吸引に連動した変化を光に対して与える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザによる煙の吸引を検知するセンサと、
光透過性を有するボトルの内部の、前記煙が通る液体及び前記液体を通った煙にライトが照射する光を制御する制御部と、を含み、
前記制御部は、前記検知された前記ユーザによる煙の吸引に連動した変化を前記光に対して与える、
シーシャ照明制御装置。
【請求項2】
請求項1のシーシャ照明制御装置であって、
前記ライトは、5カンデラ以上の明るさの光を照射可能である、
シーシャ照明制御装置。
【請求項3】
請求項1又は2のシーシャ照明制御装置であって、
前記センサ、前記ライト及び前記制御部は、ステムボディに配置されている、
又は、
前記センサ、前記ライト及び前記制御部は、前記ボトルに配置されている、
シーシャ照明制御装置。
【請求項4】
請求項1又は2のシーシャ照明制御装置であって、
前記センサは、ボウル、マブサム、又は、シーシャを構成する部品を接続し空気の漏れを防ぐ部材に配置されている、
シーシャ照明制御装置。
【請求項5】
請求項1から3の何れかのシーシャ照明制御装置であって、
前記検知された前記ユーザによる煙の吸引に連動した変化は、ユーザによる煙の吸引時には所定の第一基準に従った変化であり、ユーザによる煙の非吸引時には所定の第二基準に従った変化であり、
前記第一基準及び前記第二基準は互いに異なる、
シーシャ照明制御装置。
【請求項6】
請求項1から5何れかのシーシャ照明制御装置を含むシーシャ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シーシャを照らす技術及び/又はシーシャに関する。
【背景技術】
【0002】
シーシャを照らす技術として、非特許文献1に記載されたLEDスタンドが知られている。
【0003】
非特許文献1に記載されたLEDスタンドは、シーシャを載せる台である。このLEDスタンにより、シーシャを下から照らすことができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】“SHISHABUCKS (シーシャバックス) LED STAND LED スタンド シーシャ 水タバコ”、[online]、[令和4年1月25日検索]、インターネット<URL:https://www.amazon.co.jp/SHISHABUCKS-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-LED-STAND-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%89/dp/B093DRRL6M>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、非特許文献1に記載されたLEDスタンドが照射する光の変化は、所定のパターンに従うのみであった。
【0006】
本発明は、従来とは異なる変化をする光をシーシャに照射するシーシャ照明制御装置、及び、シーシャ照明制御装置を含むシーシャを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の一態様によるシーシャ照明制御装置は、ユーザによる煙の吸引を検知するセンサと、光透過性を有するボトルの内部の、煙が通る液体及び液体を通った煙にライトが照射する光を制御する制御部と、を含み、制御部は、検知されたユーザによる煙の吸引に連動した変化を光に対して与える。
【0008】
この発明の一態様によるシーシャは、シーシャ照明制御装置を含む。
【発明の効果】
【0009】
ユーザによる煙の吸引に連動した変化を照射する光に与えることで、従来とは異なる変化をする光をシーシャに照射することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、シーシャ照明制御装置の機能構成の例を示す図である。
【
図2】
図2は、シーシャ照明制御方法の処理手続きの例を示す図である。
【
図3】
図3(a)は、制御部の処理の例を説明するための図である。
図3(b)は、制御部の処理の例を説明するための図である。
【
図4】
図4(a)は、制御部の処理の例を説明するための図である。
図4(b)は、制御部の処理の例を説明するための図である。
【
図5】
図5は、制御部の処理の例を説明するための図である。
【
図7】
図7は、センサの取り付け位置の例を示す図である。
【
図8】
図8は、センサの取り付け位置の例を示す図である。
【
図9】
図9は、コンピュータの機能構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、図面中において同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
【0012】
[シーシャ照明制御装置及び方法]
シーシャ照明制御装置は、
図1に示すように、センサ1、制御部2を例えば備えている。シーシャ照明制御装置は、ライト3を更に備えていてもよい。
【0013】
センサ1、制御部2及びライト3は、有線又は無線で接続されており、情報又は信号の送受信が可能であるとする。
【0014】
シーシャ照明制御方法は、シーシャ照明制御装置の各構成部が、以下に説明し及び
図2に示すステップS1からステップS3の処理を行うことにより例えば実現される。
【0015】
以下の説明で登場する所定の閾値、所定の値、所定の関数等は、所望の結果が得られるように適宜定められる。
【0016】
<センサ1>
センサ1は、ユーザによる煙の吸引を検知する(ステップS1)。
【0017】
例えば、センサ1は、ユーザによる煙の吸引を検知するために、所定の物象の状態の量を測定する。
【0018】
所定の物象の状態の量とは、例えば気圧、音、温度又は電気抵抗である。すなわち、センサ1は、例えば気圧センサ、マイクロホン、温度センサ又は電気抵抗センサである。ユーザによる煙の吸引を検知することができれば、センサ1は、気圧センサ、マイクロホン、温度センサ又は電気抵抗センサ以外のセンサであってもよい。以下、説明の簡略化のために、センサ1が、気圧センサである場合を例に挙げて説明する。
【0019】
センサ1は、ユーザによる煙の吸引によって負圧となる場所に配置される。センサ1が配置される場所の詳細については、後述する。
【0020】
センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に関する情報は、制御部2に出力される。センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に関する情報の例は、センサ1で測定された所定の物象の状態の量である。
【0021】
センサ1により、各時間ステップにおけるユーザによる煙の吸引に関する情報が得られる。
【0022】
<制御部2>
制御部2には、センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に関する情報が入力される。
【0023】
制御部2は、光透過性を有するボトルの内部の、煙が通る液体及び液体を通った煙にライト3が照射する光を制御する(ステップS2)。
【0024】
具体的には、制御部2は、センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に連動した変化を、ライト3が照射する光に対して与える。
【0025】
制御部2は、光を変化させるための制御情報を決定して、決定された制御情報をライト3に出力する。
【0026】
以下、制御部2の処理の例について説明する。この例では、ステップS2は、ステップS21からステップS27により構成されている。
【0027】
まず、制御部2は、現在の時間ステップにおいてセンサ1で測定された所定の物象の状態の量を制御部2の記憶部21に記憶させる(ステップS21)。この処理により、各時間ステップにおけるセンサ1で測定された所定の物象の状態の量が記憶部21に記憶されることになる。
【0028】
なお、制御部2は、シーシャ照明制御装置の電源がオンになったときにセンサ1で測定された所定の物象の状態の量を記憶部21に記憶させてもよい。
【0029】
制御部2は、一時間ステップ前にセンサ1で測定された所定の物象の状態の量からの、現在の時間ステップにおいてセンサ1で測定された所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が所定の閾値以下であるかを判断する(ステップS22)。
【0030】
先に述べたように、一時間ステップ前の時間ステップを含む各時間ステップにおけるセンサ1で測定された所定の物象の状態の量は、制御部2の記憶部21に記憶されている。このため、上記の判断のために、制御部2は、一時間ステップ前にセンサ1で測定された所定の物象の状態の量を記憶部21から読み込む。
【0031】
なお、制御部2は、第1回目の上記の判断処理においては、一時間ステップ前にセンサ1で測定された所定の物象の状態の量として、シーシャ照明制御装置の電源がオンになったときにセンサ1で測定された所定の物象の状態の量を用いてもよい。
【0032】
変化量の絶対値が所定の閾値以下であると判断された場合には、ステップS1の処理に戻る。
【0033】
変化量の絶対値が所定の閾値以下でないと判断された場合には、制御部2は、現在の時間ステップにおいてセンサ1で測定された所定の物象の状態の量の変化量に基づいて、煙の吸引時であるか判断する(ステップS23)。
【0034】
所定の物象の状態の量が気圧である場合には、制御部2は、現在の時間ステップにおいてセンサ1で測定された所定の物象の状態の量の変化量が0未満であるかを判断する。所定の物象の状態の量の変化量が0未満である場合には煙の吸引時であると判断することができ、そうでない場合には煙の吸引時ではないと判断することができる。
【0035】
煙の吸引時であると判断された場合には、制御部2は、所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きな値を遷移変化量として決定する(ステップS24)。
【0036】
例えば、制御部2は、所定の非減少関数f1に所定の物象の状態の量の変化量の絶対値を入力した場合の出力値を計算して、その出力値を遷移変化量として決定する。
【0037】
なお、ステップS24の処理において、制御部2は、所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きな値であるが、所定の値以下の値を遷移変化量として決定してもよい。そのために、例えば、所定の非減少関数f1を、所定の値以下の値を出力する関数としてもよい。これにより、一時間ステップにおける光の状態の変化量を所定の値以下とすることができ、光の状態が所定の状態に達してしまいこれ以上変化しなくなってしまう現象を防ぐことができる。言い換えれば、ユーザの煙の吸引が終わるまで光を変化させ続けることができる。
【0038】
制御部2は、遷移変化量に基づいて、光の状態を決定する(ステップS25)。決定された光の状態についての情報は、光を変化させるための制御情報として、ライト3に出力される。
【0039】
その際、制御部2は、煙の吸引時における光の全体の変化が平坦にならないようにしてもよい。
【0040】
例えば、制御部2は、まず、一時間ステップ前の遷移量に遷移変化量を加えた値を計算して、現在の時間ステップにおける遷移量とする。一時間ステップ前の遷移量は、煙の吸引時であると最初に判断された時間ステップから、一時間ステップ前の時間ステップまでの各時間ステップにおける遷移変化量の和である。
【0041】
そして、制御部2は、現在の遷移量を、所定の非減少関数f2に入力した場合の出力値を計算して、その出力値に基づいて光の状態を決定してもよい。例えば、非減少関数f2の値域が0以上1以下の範囲であり、非減少関数f2の出力値が光の強さを表し、ライトの光の強さを255段階で変化させることができるとする。この場合、制御部2は、ライトが照射する光に強さを、(現在の遷移量を非減少関数f2に入力した場合の出力値)/255としてもよい。このライトが照射する光の強さが、ライト3に出力される制御情報の一例である。
【0042】
非減少関数f2のグラフの例を、
図3(a)及び
図3(b)に示す。
図3(a)及び
図3(b)に示すグラフの横軸は遷移量であり、縦軸は光の強さである。
図3(a)及び
図3(b)の例では、光の強さは1に緩やかに収束している。この例のように、非減少関数f2は、所定の値に緩やかに収束する関数であってもよい。言い換えれば、制御部2は、光の状態が所定の状態に緩やかに収束するように制御をしてもよい。更に言い換えれば、制御部2は、光の状態が所定の状態に近づくほど光の状態の単位時間当たりの変化が小さくなるように制御をしてもよい。
【0043】
ステップS23において、煙の吸引時でないと判断された場合には、制御部2は、所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きな値を遷移変化量として決定する(ステップS26)。
【0044】
例えば、制御部2は、所定の非減少関数f3に所定の物象の状態の量の変化量の絶対値を入力した場合の出力値を計算することで、遷移変化量を決定する。
【0045】
なお、ステップS26の処理において、制御部2は、所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きな値であり、所定の値以上の値を遷移変化量として決定してもよい。そのために、例えば、所定の非減少関数f3を、所定の値以上の値を出力する関数としてもよい。これにより、一時間ステップにおける光の状態の変化量を所定の値以上とすることができる。
【0046】
一般に、煙の非吸引時においてセンサ1で測定される気圧の変化量は、煙の吸引時においてセンサ1で測定される気圧の変化量よりも小さい。このため、制御部2が、煙の吸引時と同様に遷移変化量を決定すると、光が十分に変化しない可能性がある。制御部2が、所定の値以上の値を遷移変化量として決定することで、煙の非吸引時においても光を十分に変化させることができる。
【0047】
制御部2は、遷移変化量に基づいて、光の状態を決定する(ステップS27)。決定された光の状態についての情報は、光を変化させるための制御情報として、ライト3に出力される。
【0048】
その際、制御部2は、煙の吸引時における光の全体の変化が平坦にならないようにしてもよい。
【0049】
例えば、制御部2は、まず、一時間ステップ前の遷移量に遷移変化量を加えた値を計算して、現在の時間ステップにおける遷移量とする。一時間ステップ前の遷移量は、煙の非吸引時であると最初に判断された時間ステップから、一時間ステップ前の時間ステップまでの各時間ステップにおける遷移変化量の和である。
【0050】
そして、制御部2は、現在の遷移量を、所定の非増加関数f4に入力した場合の出力値を計算して、その出力値に基づいて光の状態を決定してもよい。例えば、非増加関数f4の値域が0以上1以下の範囲であり、非増加関数f4の出力値が光の強さを表し、ライトの光の強さを255段階で変化させることができるとする。この場合、制御部2は、ライトが照射する光に強さを、┌(現在の遷移量を非増加関数f4に入力した場合の出力値)/255┐としてもよい。xを所定の実数として、┌x┐はx以上の最小の整数である。このライトが照射する光の強さが、ライト3に出力される制御情報の一例である。
【0051】
非増加関数f4のグラフの例を、
図4(a)及び
図4(b)に示す。
図4(a)及び
図4(b)に示すグラフの横軸は遷移量であり、縦軸は光の強さである。
図4(a)及び
図4(b)の例では、光の強さは所定の値V1に緩やかに収束している。この例のように、非増加関数f4は、所定の値に緩やかに収束する関数であってもよい。言い換えれば、制御部2は、光の状態が所定の状態に緩やかに収束するように制御をしてもよい。更に言い換えれば、制御部2は、光の状態が所定の状態に近づくほど光の状態の単位時間当たりの変化が小さくなるように制御をしてもよい。
【0052】
ステップS23において煙の吸引時であると判断された場合には、ステップS24及びステップS25によって変化後の光の状態が決定され、後述するステップS3において決定された光の状態に基づく光が照射される。一方、ステップS23において煙の非吸引時であると判断された場合には、ステップS26及びステップS27によって変化後の光の状態が決定され、後述するステップS3において決定された光の状態に基づく光が照射される。
【0053】
ステップS24及びステップS25によって決定される変化を、第一基準に従った変化とする。また、ステップS26及びステップS27によって決定される変化を、第二基準に従った変化とする。そうすると、センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に連動した変化は、ユーザによる煙の吸引時には所定の第一基準に従った変化であり、ユーザによる煙の非吸引時には所定の第二基準に従った変化であると言える。
【0054】
ステップS24及びステップS25の処理とステップS26及びステップS27の処理とは異なるため、第一基準及び第二基準は互いに異なると言える。
【0055】
先に述べたように、ステップS24の処理において、制御部2は、所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きな値であるが、所定の値以下の値を遷移変化量として決定してもよい。この場合、一時間ステップにおける光の状態の変化量を所定の値以下とすることができる。このため、第一基準に従った変化における単位時間当たりの変化は、センサ1で測定された所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きい変化であり、所定の第一変化量よりも小さい変化であってもよいと言える。これにより、ユーザの気分又は恍惚感を高めることができる。
【0056】
先に述べたように、ステップS26の処理において、制御部2は、所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きな値であり、所定の値以上の値を遷移変化量として決定してもよい。この場合、一時間ステップにおける光の状態の変化量を所定の値以上とすることができる。また、ステップS27の処理において、制御部2は、光の状態が所定の状態に緩やかに収束するように制御をしてもよい。このため、第二基準に従った変化における単位時間当たりの変化は、光の状態が所定の状態に至るまでは所定の第二変化量よりも大きい変化であってもよいと言える。これにより、ユーザの気分又は恍惚感を高めることができる。
【0057】
制御部2による光の制御により、時間の経過に伴う、気圧、吸入量、光の強さは、例えば
図5のようになる。
図5において、BASEは、基準となる気圧であり、吸入開始直前の時間ステップにおいてセンサ1で測定された気圧である。吸入停止時刻は、ユーザが吸入を停止する時刻である。言い換えれば、吸入停止時刻は、気圧が最も低くなる時刻、ユーザの吸入量が最大となる時刻である。
【0058】
<ライト3>
ライト3には、制御部2で決定された制御情報が入力される。
【0059】
ライト3は、制御情報に従って、光を照射する(ステップS3)。ステップS3の後は、ステップS1に戻り、次の時間ステップの処理が行われる。
【0060】
例えば制御情報が光の強さである場合には、ライト3は制御情報である光の強さの光を照射する。
【0061】
ライト3は、例えばLEDである。ライト3は、白熱電球、蛍光灯、HIDランプ等の照明装置であってもよい。
【0062】
ユーザの気分又は恍惚感を高めるためには、ユーザが吸引した煙が通る液体及び液体を通った煙に、十分な光度の光が照射されることが好ましい。このために、ライト3は、5カンデラ以上の明るさの光を照射可能であってもよい。
【0063】
また、ライト3は、10カンデラ以上の明るさの光を照射可能であってもよい。これにより、シーシャが配置される環境が比較的明るい場合においても、ユーザが吸引した煙が通る液体及び液体を通った煙に比較的十分な光度の光を照射することができる。
【0064】
ライト3は、光透過性を有するボトルの内部の、ユーザが吸引した煙が通る液体及び液体を通った煙に光を照射することができる位置に配置される。
【0065】
ライト3から照射される光が、光透過性を有するボトルの内部の、ユーザが吸引した煙が通る液体及び液体を通った煙を通った後に、シーシャの周辺及び/又はユーザを照らすことができるように、ライト3が配置されていてもよい。そのために、ライト3は、例えばシーシャの下部であって、上方向に光を照射することができるように配置されていてもよい。
【0066】
ライト3が配置される場所の詳細については、後述する。
【0067】
このように、ユーザによる煙の吸引に連動した変化を照射する光に与えることで、従来とは異なる変化をする光をシーシャに照射することができる。これにより、例えば、ユーザの気分又は恍惚感を高めることができる。
【0068】
[シーシャ]
以下、シーシャ照明制御装置によって制御されるシーシャの一例について説明する。
【0069】
図5に例示するように、シーシャの下部には、透過性を有するボトル4が配置されている。ユーザによる煙の吸引前には、ボトル4に液体が入れられる。
【0070】
ボトル4の上部の開口部には、ステムボディ5がはめ込まれている。ボトル4とステムボディ5との間の空気の漏れを防ぐために、ステムボディ5の、ボトル4の上部の開口部と接触する部分は、ゴム等の弾性体により形成されていてもよい。
【0071】
ステムボディ5の下部には、パイプ53が設けられている。ボトル4に入れられる液体の液面の位置が、ボトル4とステムボディ5が取り付けられた状態でパイプ53の先端の位置よりも上になるように、ボトル4に液体は入れられる。
【0072】
ステムボディ5には、ボトル4に溜まった煙を排出するための空気弁52が設けられている。ステムボディ5には、ホース7が取り付けられている。
【0073】
ステムボディ5の上部には、炭受け皿51が設けられている。炭受け皿51の中央部には、穴の開いた突起511が設けられている。
【0074】
突起511は、ボウル6の下部の穴にはめ込まれている。これにより、ボウル6は、ステムボディ5に取り付けられている。ステムボディ5とボウル6との間の空気の漏れを防ぐために、ボウル6は、例えばゴム等の弾性体により構成されるグロメット9を介して、突起511に取り付けられていてもよい。
【0075】
ステムボディ5には空洞54が、ボウル6には空洞61が設けられている。ボウル6がステムボディ5に取り付けられた状態で、ステムボディ5の空洞54とボウル6の空洞61とはつながっている。
【0076】
図示されてはいないが、ボウル6の上部にフレーバーが置かれた後に、ボウル6の上部は穴の開いたアルミホイルで覆われる。アルミホイルの上には、着火した炭が置かれる。この炭は、フレーバーを燃焼させる。
【0077】
ステムボディ5に取り付けられたホース7の先端には、吸い口であるマブサム8が取り付けられている。
【0078】
ユーザがマブサム8から吸引を行うと、ボウル6の上部において燃焼したフレーバーにより生じた煙は、ボウル6の空洞61、ステムボディ5の空洞54、ステムボディ5のパイプ53、ボトル4の内部の液体、ホース7及びマブサム8を通って、ユーザの口に入る。
【0079】
先に述べたように、センサ1が気圧センサである場合には、センサ1はユーザによる煙の吸引によって負圧となる場所に配置される。言い換えれば、センサ1は、煙が通る場所に配置される。例えば、センサ1は、ステムボディ5の下部であって、ステムボディ5とボトル4とが組み合わされた状態でボトル4の内部の空間と接する位置55、ボウル6の空洞61、ステムボディ5の空洞54、ステムボディ5のパイプ53、ボトル4の内部、ホース7、又は、マブサム8に配置される。
【0080】
センサ1がマイクロホンである場合には、センサ1は、ユーザによる煙の吸引時に発生する音が発生する場所に配置される。センサ1がマイクロホンである場合のセンサ1が配置される場所の例は、センサ1が気圧センサである場合にセンサ1が配置される場所の例と同じである。
【0081】
センサ1が温度センサ又は電気抵抗センサである場合には、センサ1は、例えば、ボウル6の上部であって、フレーバーが置かれる位置に配置される。
【0082】
制御部2は、どの位置に配置されてもよい。例えば、制御部2は、センサ1と同じ場所に配置される。
【0083】
先に述べたように、ライト3は、光透過性を有するボトルの内部の、ユーザが吸引した煙が通る液体及び液体を通った煙に光を照射することができる位置に配置される。例えば、ライト3は、ステムボディ5の下部であってステムボディ5とボトル4とが組み合わされた状態でボトル4の内部の空間と接する位置55、炭受け皿51の背面512、ボトル4の内部に配置される。
【0084】
図5に例示するように、シーシャが台11の上に置かれている場合には、ライト3は台11に配置されてもよい。例えば、ライト3は、台11の中央部111に配置される。
【0085】
センサ1、制御部2及びライト3は、同じパーツに配置されていてもよい。例えば、センサ1、制御部2及びライト3は、ステムボディ5に配置されていてもよい。また、センサ1、制御部2及びライト3は、ボトル4に配置されていてもよい。センサ1、制御部2及びライト3を同じパーツに配置することで、センサ1、制御部2及びライト3を一体物とすることができ、部品数を減らすことができる。これにより、製造コストを減らすことができ、ユーザの利便性を高めることができる。
【0086】
また、ライト3をステムボディ5又はボトル4に配置することで、ボトル4の内部の液体及び煙に効果的に光を照射することができる。
【0087】
なお、センサ1は、ボウル6、マブサム8、又は、シーシャを構成する部品を接続し、空気の漏れを防ぐ部材に配置されていてもよい。ボウル6、マブサム8、及び、シーシャを構成する部品を接続し、空気の漏れを防ぐ部材は、交換可能な可能性が高く、既存のシーシャに取り付けることができる可能性が高い。したがって、センサ1を、ボウル6、マブサム8、又は、シーシャを構成する部品を接続し、空気の漏れを防ぐ部材に配置することで、シーシャ照明制御装置を既存のシーシャで用いることができる可能性を高めることができる。
【0088】
シーシャを構成する部品を接続し、空気の漏れを防ぐ部材の例は、
図6に例示するグロメット9、
図7に例示するホースアダプター10である。
【0089】
図6に例示するグロメット9は、空洞91を有する円柱形状であり、上部に突起92が設けられている。ステムボディ5の突起511は、グロメット9の下から空洞91にはめ込まれる。グロメット9の突起92は、ボウル6の下からボウル6の空洞61にはめ込まれる。センサ1は、例えばグロメット9の空洞91に設けられる。
図6の四角の点線は、センサ1が設けられる位置の一例である。
【0090】
図7に例示するホースアダプター10は、空洞101を有する円柱形状であり、両端に突起102が設けられている。一方の突起102は、ステムボディ5に取り付けられたホース7にはめ込まれる。他方の突起102は、マブサム8に取り付けられたホース7にはめ込まれる。このようにして、ホースアダプター10は、ホース7の途中に設けられる。センサ1は、例えばホースアダプター10の空洞101に設けられる。
図7の四角の点線は、センサ1が設けられる位置の一例である。
【0091】
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、これらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計の変更等があっても、本発明に含まれることはいうまでもない。
【0092】
実施の形態において説明した各種の処理は、記載の順に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。
【0093】
例えば、シーシャ照明制御装置の構成部間のデータのやり取りは直接行われてもよいし、図示していない記憶部を介して行われてもよい。
【0094】
制御部2は、センサ1で検知された気圧が小さいほど、光の強さが弱くなるように光の変化を制御してもよい。そのために、例えば、所定の非減少関数f2の代わりに所定の非増加関数f5が用いられてもよく、また、所定の非増加関数f4の代わりに所定の非減少関数f6が用いられてもよい。
【0095】
制御部2は、センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に連動して光の色を変化させることができてもよい。制御部2は、センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に連動して光の点滅速度を変化させることができてもよい。
【0096】
また、制御部2は、センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に連動して音を変化させることができてもよい。例えば、センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に連動して音の音量、及び/又は、音の再生スピードを変化させることができてもよい。この場合、制御部2によって決定された音の制御情報が、
図1に破線で示すスピーカ12に出力される。スピーカ12は入力された音の制御情報に基づく音を発する。
【0097】
センサ1で検知されたユーザによる煙の吸引に関する情報、制御部2が決定した制御情報等の情報は、外部サーバー、PC、タブレット端末、スマートフォン等の情報端末に送信されてもよい。これにより、シーシャによる喫煙サービスを提供するシーシャ店の店員、ユーザ等がこれらの情報を確認することができる。また、これらの情報に基づくサービスを提供することが可能となる。例えば、これらの情報に基づいて、吸入回数を把握することができ、これに基づいてフレーバーを変える時刻を推定することができる。また、例えば、これらの情報に基づいて、ユーザの利用回数を把握することができ、ユーザの利用状況を知ることができる。
【0098】
ユーザが保持するスマートフォン、タブレット端末、PC等の端末装置を用いて、制御部2によるユーザによる煙の吸引に連動した光の変化のパターンを選択可能であってもよい。例えば、ユーザは、所定の関数f1,f2,f3,f4の形状を選択可能であってもよい。
【0099】
ライト3は、例えば部屋の照明、ディスプレイであってもよい。
【0100】
[プログラム、記録媒体]
シーシャ照明制御装置の各部の処理をコンピュータにより実現してもよく、この場合はシーシャ照明制御装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムを
図9に示すコンピュータ1000の記憶部1020に読み込ませ、演算処理部1010、入力部1030、出力部1040、表示部1060などに動作させることにより、シーシャ照明制御装置における各種の処理機能がコンピュータ上で実現される。
【0101】
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、例えば、非一時的な記録媒体であり、具体的には、磁気記録装置、光ディスク、等である。
【0102】
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD-ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
【0103】
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の非一時的な記憶装置である補助記録部1050に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の非一時的な記憶装置である補助記録部1050に格納されたプログラムを記憶部1020に読み込み、読み込んだプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを記憶部1020に読み込み、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
【0104】
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、本装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。例えば、制御部2は、処理回路により構成されてもよい。
【0105】
その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0106】
1 センサ
2 制御部
3 ライト
4 ボトル
5 ステムボディ
6 ボウル
【手続補正書】
【提出日】2022-06-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
この発明の一態様によるシーシャ照明制御装置は、ユーザによる煙の吸引を検知するセンサと、光透過性を有するボトルの内部の、煙が通る液体及び液体を通った煙にライトが照射する光を制御する制御部と、を含み、制御部は、検知されたユーザによる煙の吸引に連動した変化を光に対して与え、検知されたユーザによる煙の吸引に連動した変化は、ユーザによる煙の吸引時には所定の第一基準に従った変化であり、ユーザによる煙の非吸引時には所定の第二基準に従った変化であり、第一基準及び第二基準は互いに異なり、センサは、ユーザによる煙の吸引を検知するために、所定の物象の状態の量を測定し、第一基準に従った変化における単位時間当たりの変化は、センサで測定された所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きい変化であり、所定の第一変化量よりも小さい変化であり、第二基準に従った変化における単位時間当たりの変化は、光の状態が所定の状態に至るまでは所定の第二変化量よりも大きい変化である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0069】
図6に例示するように、シーシャの下部には、透過性を有するボトル4が配置されている。ユーザによる煙の吸引前には、ボトル4に液体が入れられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0084】
図6に例示するように、シーシャが台11の上に置かれている場合には、ライト3は台11に配置されてもよい。例えば、ライト3は、台11の中央部111に配置される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0088】
シーシャを構成する部品を接続し、空気の漏れを防ぐ部材の例は、図7に例示するグロメット9、図8に例示するホースアダプター10である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0089】
図7に例示するグロメット9は、空洞91を有する円柱形状であり、上部に突起92が設けられている。ステムボディ5の突起511は、グロメット9の下から空洞91にはめ込まれる。グロメット9の突起92は、ボウル6の下からボウル6の空洞61にはめ込まれる。センサ1は、例えばグロメット9の空洞91に設けられる。図7の四角の点線は、センサ1が設けられる位置の一例である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0090】
図8に例示するホースアダプター10は、空洞101を有する円柱形状であり、両端に突起102が設けられている。一方の突起102は、ステムボディ5に取り付けられたホース7にはめ込まれる。他方の突起102は、マブサム8に取り付けられたホース7にはめ込まれる。このようにして、ホースアダプター10は、ホース7の途中に設けられる。センサ1は、例えばホースアダプター10の空洞101に設けられる。図8の四角の点線は、センサ1が設けられる位置の一例である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザによる煙の吸引を検知するセンサと、
光透過性を有するボトルの内部の、前記煙が通る液体及び前記液体を通った煙にライトが照射する光を制御する制御部と、を含み、
前記制御部は、前記検知された前記ユーザによる煙の吸引に連動した変化を前記光に対して与える、
シーシャ照明制御装置であって、
前記検知された前記ユーザによる煙の吸引に連動した変化は、ユーザによる煙の吸引時には所定の第一基準に従った変化であり、ユーザによる煙の非吸引時には所定の第二基準に従った変化であり、
前記第一基準及び前記第二基準は互いに異なり、
前記センサは、ユーザによる煙の吸引を検知するために、所定の物象の状態の量を測定し、
前記第一基準に従った変化における単位時間当たりの変化は、前記センサで測定された所定の物象の状態の量の変化量の絶対値が大きいほど大きい変化であり、所定の第一変化量よりも小さい変化であり、
前記第二基準に従った変化における単位時間当たりの変化は、前記光の状態が所定の状態に至るまでは所定の第二変化量よりも大きい変化である、
シーシャ照明制御装置。
【請求項2】
請求項1のシーシャ照明制御装置であって、
前記制御部は、光の状態が所定の状態に近づくほど光の状態の単位時間当たりの変化が小さくなるように制御をする、
シーシャ照明制御装置。
【請求項3】
請求項1又は2のシーシャ照明制御装置であって、
前記ライトは、5カンデラ以上の明るさの光を照射可能である、
シーシャ照明制御装置。
【請求項4】
請求項1から3の何れかのシーシャ照明制御装置であって、
前記センサ、前記ライト及び前記制御部は、ステムボディに配置されている、
又は、
前記センサ、前記ライト及び前記制御部は、前記ボトルに配置されている、
シーシャ照明制御装置。
【請求項5】
請求項1から3の何れかのシーシャ照明制御装置であって、
前記センサは、ボウル、マブサム、又は、シーシャを構成する部品を接続し空気の漏れを防ぐ部材に配置されている、
シーシャ照明制御装置。
【請求項6】
請求項1から5何れかのシーシャ照明制御装置を含むシーシャ。