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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023117165
(43)【公開日】2023-08-23
(54)【発明の名称】情報出力制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/34 20120101AFI20230816BHJP
【FI】
G06Q50/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022019730
(22)【出願日】2022-02-10
(71)【出願人】
【識別番号】522056183
【氏名又は名称】株式会社IPシャフト
(74)【代理人】
【識別番号】100105315
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 温
(72)【発明者】
【氏名】池亀 敏則
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC54
(57)【要約】
【課題】 宝くじの当否結果の出力に際し、宝くじの利用者の興趣を向上させることが可能なくじの情報出力制御方法を提供する。
【解決手段】 宝くじの照合結果に基づき宝くじ照合情報を出力する情報出力制御方法であって、宝くじ照合情報を出力する際には、照合結果を暗示する当せん予告演出を出力した後で、照合結果を明示する当せん発生演出を出力し、照合結果が第一の結果(例えば、ストレートの当せん)である場合と照合結果が第一の結果とは異なる第二の結果(例えば、ストレート以外の当せん)である場合とで、当せん予告演出として異なる演出を出力可能であるくじの情報出力制御方法が提供される。
【選択図】 図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
宝くじの照合結果に基づき宝くじ照合情報を出力する情報出力制御方法であって、
前記宝くじ照合情報を出力する際には、前記照合結果を暗示する第一の宝くじ照合情報を出力した後で、前記照合結果を明示する第二の宝くじ照合情報を出力し、
前記照合結果が第一の結果である場合と前記照合結果が前記第一の結果とは異なる第二の結果である場合とで、前記第一の宝くじ照合情報として異なる情報内容を出力可能である情報出力制御方法。
【請求項2】
前記異なる情報内容は、異なる広告情報を含む請求項1に記載の情報出力制御方法。
【請求項3】
宝くじの照合結果に基づき宝くじ照合情報を出力する情報出力制御方法であって、
前記照合結果が第一の結果である場合と前記照合結果が前記第一の結果とは異なる第二の結果である場合とで、前記宝くじ照合情報として異なる情報内容を出力可能であり、
前記異なる情報内容は、異なる広告情報を含む情報出力制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
宝くじの照合結果に基づき宝くじ照合情報を出力する情報出力制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
宝くじの回別情報及び当選番号情報を取得し、取得した回別情報及び当選番号情報を送信して、宝くじの当否結果を電子メール等で出力する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
また、宝くじの種類情報及び当選番号情報を用いて、宝くじの当否結果を利用者端末に出力する方法が知られている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2019-160308号公報
【特許文献2】特開2017-215636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなくじの情報出力制御方法は、宝くじの回別情報や宝くじの種類情報と宝くじの当選番号情報とに基づいて宝くじの当否結果を宝くじの利用者に対して通知するだけのものであり、宝くじの当否結果以外に何ら利用者に対して興趣を与えるものではなかった。
【0006】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、宝くじの当否結果の出力に際し、宝くじの利用者の興趣を向上させることが可能なくじの情報出力制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によるくじの情報出力制御方法の特徴は、
宝くじの照合結果に基づき宝くじ照合情報を出力する情報出力制御方法であって、
前記宝くじ照合情報を出力する際には、前記照合結果を暗示する第一の宝くじ照合情報を出力した後で、前記照合結果を明示する第二の宝くじ照合情報を出力し、
前記照合結果が第一の結果である場合と前記照合結果が前記第一の結果とは異なる第二の結果である場合とで、前記第一の宝くじ照合情報として異なる情報内容を出力可能である。
【発明の効果】
【0008】
宝くじの当否結果の出力に際し、宝くじの利用者の興趣を向上させることが可能なくじの情報出力制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】くじ照合システムの構成を示す概略図である。
図2】本実施の形態におけるくじ照合処理を示すフローチャートである。
図3】本実施の形態における宝くじ種類情報取得処理を示すフローチャートである。
図4】本実施の形態における当せん番号取得処理を示すフローチャートである。
図5】本実施の形態における宝くじ申込番号取得処理を示すフローチャートである。
図6】本実施の形態における当否照合処理を示すフローチャートである。
図7】本実施の形態における等級照合処理を示すフローチャートである。
図8】本実施の形態における特別演出実行処理を示すフローチャートである。
図9】本実施の形態における特別演出の概要を示す遷移図である。
図10】本実施の形態における当せん予告演出を示す遷移図である。
図11】本実施の形態における当せん発生演出を示す遷移図である。
図12】第2実施の形態における宝くじ種類情報取得処理を示すフローチャートである。
図13】第2実施の形態における当せん番号取得処理を示すフローチャートである。
図14】第2実施の形態における宝くじ申込番号取得処理を示すフローチャートである。
図15】第2実施の形態における等級照合処理を示すフローチャートである。
図16】第2実施の形態における特別演出実行処理を示すフローチャートである。
図17】第2実施の形態における特別演出の概要を示す遷移図である。
図18】本実施の形態及び第2実施の形態におけるくじ番号収集・集計処理を示すフローチャートである。
図19】本実施の形態及び第2実施の形態における宝くじ集計情報を表示した利用者側端末装置のディスプレイの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<<<<本実施の形態の概要>>>>
<<<第1の実施の態様>>>
<<第1-1の実施の態様>>
第1-1の実施の態様によれば、
宝くじの照合結果に基づき宝くじ照合情報を出力する情報出力制御方法であって、
前記宝くじ照合情報を出力する際には、前記照合結果を暗示する第一の宝くじ照合情報を出力した後で、前記照合結果を明示する第二の宝くじ照合情報を出力し、
前記照合結果が第一の結果である場合と前記照合結果が前記第一の結果とは異なる第二の結果である場合とで、前記第一の宝くじ照合情報として異なる情報内容を出力可能であるくじの情報出力制御方法が提供される。
【0011】
宝くじの照合結果は、くじ照合処理(図2参照)によって確認することができる。くじ照合処理は、宝くじ種類情報取得処理(図3参照)と、当せん番号取得処理(図4参照)と、宝くじ申込番号取得処理(図5参照)と、当否照合処理(図6参照)と、を実行する。
【0012】
宝くじ種類情報取得処理は、複数ある宝くじの種類から照合処理で照合する宝くじの種類を取得する処理である。当せん番号取得処理は、宝くじ管理者が開示する情報の中から宝くじの種類に対応した当せん番号の情報を取得する処理である。宝くじ申込番号取得処理は、利用者が購入した宝くじの申込番号を取得する宝くじ申込番号取得処理である。当否照合処理は、宝くじ種類情報取得処理で取得した宝くじの種類の情報と、当せん番号取得処理で取得した宝くじの当せん番号の情報と、宝くじ申込番号取得処理で取得した宝くじの申込番号の情報とに基づいて、宝くじの当否照合を実行する当否照合処理である。
【0013】
宝くじ照合情報は、照合結果を暗示する第一の宝くじ照合情報と、照合結果を明示する第二の宝くじ照合情報とを有している。第一の宝くじ照合情報を出力する例としては、特別演出実行処理におけるリーチ演出、当せん予告演出、広告演出等がある。第二の宝くじ照合情報を出力する例としては、特別演出実行処理における当せん発生演出等がある。
【0014】
照合結果が第一の結果である場合の例としては、ストレートの当せん、配当金が7桁以上の当せん、2等以上の当り(ロト系)等がある。照合結果が第一の結果とは異なる第二の結果である場合の例としては、ストレート以外の当せん、配当金が7桁未満の当せん、2等未満(ロト系)の当り、ハズレ(配当無し)等がある。即ち、照合結果が第一の結果である場合と第二の結果である場合とで、配当の度合い(配当無しを含む)が異なれば良い。また、照合結果が第一の結果である場合と第二の結果である場合とがともに配当無しの場合で、当せん番号と合致している度合い(合致している数字の個数)が異なるケースも含む。
【0015】
このように構成することにより、宝くじの当否結果の出力に際し、宝くじの利用者の興趣を向上させることができる。
【0016】
<<第1-2の実施の態様>>
第1-2の実施の態様は、第1-1の実施の態様において、
前記異なる情報内容は、異なる広告情報を含む。広告情報は、広告演出である。
【0017】
第一の宝くじ照合情報を出力する例として、広告演出が含まれる。また、広告演出は、照合結果が第一の結果である場合の第一の広告演出と、照合結果が第二の結果である場合の第二の広告演出と、を有している。
【0018】
このように広告情報を表示することで配当金の使い道を提案でき、且つその広告情報の表示が利用者の消費行動の一助となり得るようにすることができる。
【0019】
<<第1-3の実施の態様>>
第1-3の実施の態様によれば、
宝くじの照合結果に基づき宝くじ照合情報を出力する情報出力制御方法であって、
前記照合結果が第一の結果である場合と前記照合結果が前記第一の結果とは異なる第二の結果である場合とで、前記宝くじ照合情報として異なる情報内容を出力可能であり、
前記異なる情報内容は、異なる広告情報を含むくじの情報出力制御方法が提供される。
【0020】
このように構成することにより、広告情報を表示することで配当金の使い道を提案できる。また、広告情報の表示が利用者の消費行動の一助となり得るようにすることができる。さらに、宝くじの当否結果の出力に際し、宝くじの利用者の興趣を向上させることができる。
【0021】
<<<第2の実施の態様>>>
<<第2-1の実施の態様>>
第2-1の実施の態様によれば、
ある回号における数字選択式宝くじにおいて購入対象となった複数のくじパターンを入力可能とし、前記ある回号における数字選択式宝くじに係る抽せんが行われるよりも前の時期に、当該入力した各くじパターンの口数を集計した結果に基づき宝くじ集計情報を出力するくじの情報出力制御方法が提供される。
【0022】
ある回号における数字選択式宝くじにおいて購入対象となった複数のくじパターンを入力とする。くじパターンは、宝くじの申込番号である。宝くじ管理者側端末装置は、複数の利用者が購入した複数の宝くじの申込番号の口数を集計する。宝くじ管理者側端末装置は、利用者側端末装置に集計した結果である宝くじ集計情報を出力する。
【0023】
このように構成することにより、その抽せんの回号において、宝くじの購入が締め切られる前に、宝くじ集計情報を確認して購入数が多い宝くじの申込番号や少ない宝くじの申込番号を推測できれば、利用者が宝くじを購入する際に指定すべき数字の手がかりとなり得るようにすることができる。また、購入数が少ない宝くじの申込番号を利用者に通知することによって、価値ある情報(技術介入情報)とすることができる。
【0024】
<<第2-2の実施の態様>>
第2-2の実施の態様は、第2-1の実施の態様において、
前記ある回号における数字選択式宝くじに係る抽せんが行われるよりも前の時期での複数の更新タイミングで、各くじパターンの口数を再集計する。
【0025】
このように構成することにより、その抽せんの回号において、宝くじの購入が締め切られる前に、複数の更新タイミングで各くじパターンの口数を再集計して宝くじ集計情報を確認できることによって、より価値の高い情報とすることができる。
【0026】
<<<<本実施の形態の詳細>>>>
以下に、実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0027】
<<<<くじ照合システム>>>>
図1は、くじの情報出力制御方法を実現するためのくじ照合システムの構成を示す概略図である。くじ照合システム10は、宝くじ管理者側端末装置110と利用者側端末装置120とからなる宝くじチェッカーであって、ぱちんこ演出シミュレータを含むシステムである。くじ照合システム10で用いる宝くじの種類は、ナンバーズ4、ナンバーズ3である。宝くじの種類は、ロト7、ロト6、ミニロト、その他の宝くじであっても良い。
【0028】
<<<宝くじ管理者側端末装置110>>>
宝くじ管理者側端末装置110は、宝くじの種類情報、宝くじの回別情報、宝くじの当せん番号情報等を管理する装置である。宝くじ管理者側端末装置110は、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)等の記憶装置、I/F(通信インターフェース装置)、ディスプレイ、操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)などを備えたパーソナルコンピュータなどである。宝くじ管理者側端末装置110は、各種の演算処理及びデータ処理や、インターネットなどの通信ネットワーク100を介して利用者側端末装置120との通信が可能な装置である。宝くじ管理者側端末装置110は、本実施の形態のくじ照合システムを提供する管理者の端末装置である(宝くじの運営管理者となる銀行のウエブサイト等から前述した各種情報を複製可能である)が、宝くじの運営管理者である銀行の端末装置(前述した各種情報の原本が記憶されている装置)であっても良い。
【0029】
<<宝くじの種類情報、宝くじの回別情報、宝くじの当せん番号情報>>
宝くじの種類情報は、ナンバーズ4、ナンバーズ3の宝くじの種類の情報である。宝くじの回別情報は、宝くじの回別(宝くじの回数、宝くじの回号)を示す情報である。宝くじの当せん番号情報は、宝くじの当せん番号を示す情報である。なお、宝くじの種類情報は、ロト7、ロト6、ミニロト、その他の宝くじの種類の情報であっても良い。
【0030】
<<<利用者側端末装置120>>>
利用者側端末装置120は、宝くじの当せん又は否当せん(以下、当否という。)を利用者が確認可能な端末である。利用者は、宝くじを購入した者であるが、利用者側端末装置120を用いて宝くじの当否を確認する者であれば良い。利用者側端末装置120は、くじ照合処理S200を実行するアプリケーション(以下、照合アプリ)をインストールすることにより、宝くじの当否を確認することができる。利用者側端末装置120は、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)等の記憶装置、I/F(通信インターフェース装置)、ディスプレイ、操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)などを備えたパーソナルコンピュータ、タブレット側コンピュータ、携帯型端末装置などである。利用者側端末装置120のディスプレイは、各種情報を表示する。ディスプレイは、利用者側端末装置120と一体に備えられるものであっても、別体に備えられるものであっても良い。利用者側端末装置120は、各種の演算処理及びデータ処理や、インターネットなどの通信ネットワーク100を介して宝くじ管理者側端末装置110との通信が可能な装置である。利用者側端末装置120は、宝くじの当否を確認する者が操作することができる。
【0031】
<<<<くじ照合処理の概要>>>>
図2は、本実施の形態における照合アプリで実行するくじ照合処理S200を示すフローチャートである。くじ照合処理S200では、宝くじ種類情報取得処理(図3図12参照)と、当せん番号取得処理(図4図13参照)と、宝くじ申込番号取得処理(図5図14参照)と、当否照合処理(図6参照)と、を実行する。くじ照合処理S200は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。くじ照合処理S200は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理とし、その結果を利用者側端末装置120へ送信する態様としても良い(例えば、利用者側端末装置120側では、受信した当否照合結果に従い、後述する特別演出実行処理を行う態様が挙げられる)。
【0032】
<<<宝くじ種類情報取得処理>>>
次に、図3を用いて宝くじ種類情報取得処理S300を説明する。図3は、本実施の形態における照合アプリで実行する宝くじ種類情報取得処理S300を示すフローチャートである。宝くじ種類情報取得処理S300は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。宝くじ種類情報取得処理S300は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理としても良い。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、複数の宝くじの種類の情報の中から利用者が照合したい宝くじの種類を取得して、その取得した宝くじの種類の情報を記憶する。
【0033】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS311で、宝くじの購入者、宝くじの所持者等の利用者が照合したい宝くじの種類がナンバーズ4であるか否かを判断する。詳細には、利用者が利用者側端末装置120を操作してナンバーズ4、ナンバーズ3のいずれかを選択できるようになっており、利用者がナンバーズ4を選択したか否かを判断する。利用者がナンバーズ4を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS311で、宝くじの種類がナンバーズ4であると判断し(YES)、ステップS313に移行する。
【0034】
ステップS313において、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報をナンバーズ4の情報としてRAMに記憶し、本処理を終了する。
【0035】
一方、利用者がナンバーズ4以外を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS311で、宝くじの種類がナンバーズ4ではないと判断し(NO)、ステップS321に移行する。
【0036】
ステップS321において、利用者側端末装置120のCPUは、利用者が照合したい宝くじの種類がナンバーズ3であるか否かを判断する。詳細には、利用者が利用者側端末装置120を操作してナンバーズ3を選択したか否かを判断する。利用者がナンバーズ3を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS321で、宝くじの種類がナンバーズ3であると判断し(YES)、ステップS323に移行する。
【0037】
ステップS323において、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報をナンバーズ3の情報としてRAMに記憶し、本処理を終了する。
【0038】
一方、利用者がロト7、ロト6、ミニロト等のナンバーズ3以外を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS321で、宝くじの種類がナンバーズ3ではないと判断し(NO)、本処理を終了する。なお、利用者がロト7、ロト6、ミニロト等のナンバーズ3以外を選択した場合は、後述する第2実施の形態の宝くじ種類情報取得処理S1200に移行しても良い。
【0039】
<<<当せん番号取得処理>>>
次に、図4を用いて当せん番号取得処理S400を説明する。図4は、本実施の形態における照合アプリで実行する当せん番号取得処理S400を示すフローチャートである。当せん番号取得処理S400は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。当せん番号取得処理S400は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理としても良い。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、宝くじ管理者側端末装置110が開示する情報の中から宝くじの種類に対応した当せん番号(抽せん数字)の情報を自動的に取得する。
【0040】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS411で、宝くじ種類情報取得処理S300において記憶した宝くじの種類の情報に対応した当せん数字一覧表を参照する。記憶した宝くじの種類は、ステップS313、ステップS323のいずれかの処理で記憶したナンバーズ4、ナンバーズ3の情報である。例えば、ナンバーズ4の情報が記憶されている場合、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの運営管理者である銀行がインターネット上で開示する当せん数字一覧表から、ナンバーズ4当せん数字一覧表を参照する。ナンバーズ3の情報が記憶されている場合は、ナンバーズ3当せん数字一覧表を参照する。
【0041】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS413で、最新の回別番号を取得して、RAMに回別番号の値を記憶する。例えば、ナンバーズ4の最新の回別番号が第100回の場合、100を取得してRAMに記憶する。
【0042】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS415で、取得した回別番号に対応した当せん数字を取得して、その数字をRAMに記憶する。ナンバーズ4の場合、当せん数字として4桁の数字を取得する。例えば、ナンバーズ4の第100回の3582の4桁の数字を取得する。ナンバーズ3の場合、当せん数字として3桁の数字を取得する。例えば、ナンバーズ3の第100回の365の3桁の数字を取得する。
【0043】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS427で、宝くじの種類の情報と、その宝くじの種類の回別番号と、その回別番号の当せん数字と、を対応付けてRAMに記憶する。例えば、宝くじの種類の情報=ナンバーズ4、回別番号=100、当せん数字=3582の情報をRAMに記憶する。
【0044】
また、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS427で、回別番号の値を1減算して、減算した結果の回別番号の値をRAMに記憶する。例えば、RAMに記憶されているナンバーズ4の回別番号が第100回の場合、1減算した結果である99をRAMに記憶する。
【0045】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS429で、RAMに記憶している回別番号の値が0であるか否かを判断する。ステップS429で、回別番号の値が0であると判断した場合(YES)、本処理を終了する。一方、ステップS429で、回別番号の値が0ではないと判断した場合(NO)、ステップS415に処理を戻し、以前の回別(例えば、ナンバーズ4の第99回~第1回まで)の当せん数字を取得する。
【0046】
<<<宝くじ申込番号取得処理>>>
次に、図5を用いて宝くじ申込番号取得処理S500を説明する。図5は、本実施の形態における照合アプリで実行する宝くじ申込番号取得処理S500を示すフローチャートである。宝くじ申込番号取得処理S500は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。宝くじ申込番号取得処理S500は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理としても良い。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、利用者が購入した宝くじの申込番号を取得する。
【0047】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS511で、利用者が照合したい宝くじの種類の情報を取得する。例えば、ナンバーズ4を照合したい場合、利用者は利用者側端末装置120を操作してナンバーズ4の情報を入力する。利用者がナンバーズ4の情報を入力した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS511で、宝くじの種類の情報としてナンバーズ4の情報をRAMに記憶する。
【0048】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS513で、利用者が照合したい宝くじの回別番号の情報を取得する。例えば、第100回のナンバーズ4を照合したい場合、利用者は利用者側端末装置120を操作して第100回の情報を入力する。利用者が第100回の回別番号の情報を入力した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS513で、宝くじの回別番号の情報として第100回の情報をRAMに記憶する。
【0049】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS515で、利用者が照合したい宝くじの申込番号の情報を取得する。例えば、第100回のナンバーズ4を照合したい場合、利用者は利用者側端末装置120を操作して利用者が選んだ4桁の数字(宝くじの申込番号)の情報を入力し、第100回のナンバーズ3を照合したい場合、利用者は利用者側端末装置120を操作して利用者が選んだ3桁の数字(宝くじの申込番号)の情報を入力する。利用者が宝くじの種類の情報に対応した桁数の数字の情報を入力した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS515で、宝くじの申込番号の情報として宝くじの種類の情報に対応した桁数の数字の情報をRAMに記憶する。
【0050】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS517で、利用者が照合したい宝くじの申込みタイプの情報を取得する。例えば、ナンバーズ4の場合、利用者は利用者側端末装置120を操作してストレート、ボックス、セットの3種類のうちの何れかの申込みタイプの情報を入力し、ナンバーズ3の場合、利用者は利用者側端末装置120を操作してストレート、ボックス、セット、ミニの4種類のうちの何れかの申込みタイプの情報を入力する。利用者が宝くじの種類の情報に対応した申込みタイプの情報を入力した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS517で、宝くじの種類の情報に対応した申込みタイプの情報をRAMに記憶する。
【0051】
なお、ストレートとは当せん番号の数字と宝くじの申込番号の数字とが順番通りに全て同じ数字である場合に当せんとなる申込みタイプであり、ボックスとは当せん番号の数字と宝くじの申込番号の数字とが順番通りではないが全て同じ数字である場合に当せんとなる申込みタイプであり、セットとは当せん番号の数字と宝くじの申込番号の数字とが順番通りに全て同じ数字である場合又は当せん番号の数字と、宝くじの申込番号の数字とが順番通りではないが全て同じ数字である場合に当せんとなる申込みタイプであり、ミニとはナンバーズ3の当せん番号の下2桁の数字と宝くじの申込番号の下2桁の数字とが順番通りに同じ数字である場合に当せんとなる申込みタイプである。
【0052】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS519で、宝くじの種類の情報と、その宝くじの種類の回別番号と、利用者が購入した宝くじの申込番号と、その宝くじの種類の申込みタイプとを対応付けてRAMに記憶して、本処理を終了する。例えば、宝くじの種類の情報=ナンバーズ4、回別番号=100、申込番号=1234、申込みタイプ=ストレートの情報をRAMに記憶する。
【0053】
なお、利用者が宝くじを複数枚(複数口)所有している場合は、この宝くじの申込番号の情報を取得する処理を複数回行い、複数枚の宝くじの申込番号を取得してRAMに記憶する。例えば、ナンバーズ4を3枚保有している場合、2枚目の宝くじの情報として、宝くじの種類の情報=ナンバーズ4、回別番号=100、申込番号=3584、申込みタイプ=ストレートの情報を入力し、3枚目の宝くじの情報として、宝くじの種類の情報=ナンバーズ4、回別番号=100、申込番号=3582、申込みタイプ=ストレートの情報を入力することで、これらの情報が利用者側端末装置120のRAMに記憶される。宝くじ申込番号取得処理S500は、利用者が宝くじの種類、回別番号、申込番号、申込みタイプを各々入力する例を示したが、宝くじの購入控えを所持している場合には、利用者側端末装置120等のカメラで撮影した情報から利用者側端末装置120に一括入力するようにしても良い。宝くじ申込番号取得処理S500は、最終的に、宝くじの種類、回別番号、申込番号、申込みタイプの情報を対応付けてRAMに記憶できれば良い。
【0054】
<<<当否照合処理>>>
次に、図6を用いて当否照合処理S600を説明する。図6は、本実施の形態における当否照合処理S600を示すフローチャートである。当否照合処理S600は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。当否照合処理S600は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理としても良い。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、宝くじ種類情報取得処理S300で取得した宝くじの種類の情報と、当せん番号取得処理S400で取得した情報と、宝くじ申込番号取得処理S500で取得した情報とに基づいて、宝くじの当否照合を実行する。
【0055】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS611で、利用者側端末装置120のスタートボタン121が押下されたか否かを判断する。スタートボタン121は、図9に示すように、宝くじの当否の照合を開始するボタンであって、利用者側端末装置120に設けられるボタンである。ステップS611で、スタートボタン121が押下されたと判断した場合(YES)、ステップS613に移行する。一方、ステップS611で、スタートボタン121が押下されていないと判断した場合(NO)、スタートボタン121が押下されるまで本処理を繰り返し実行する。
【0056】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS613で、宝くじ申込番号取得処理S500で取得した情報の情報を参照する。詳細には、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS519で記憶した宝くじの種類の情報と、回別番号と、申込番号と、申込みタイプとを参照する。例えば、宝くじの種類の情報=ナンバーズ4、回別番号=100、申込番号=1234、申込みタイプ=ストレートの情報を参照する。
【0057】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS615で、当せん番号取得処理S400で取得した情報を参照する。詳細には、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS427で記憶した宝くじの種類の情報と、回別番号と、当せん数字を参照する。例えば、宝くじの種類の情報=ナンバーズ4、回別番号=100、当せん数字=3582の情報を参照する。
【0058】
<<等級照合処理>>
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS700で、等級照合処理S700を実行する。等級照合処理S700は、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態における照合アプリで実行する等級照合処理S700を示すフローチャートである。等級照合処理S700は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。等級照合処理S700は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理としても良い。この等級照合処理では、ステップS613で参照した宝くじの種類の情報(例えば、ナンバーズ4)、回別番号(例えば、100)、申込番号(例えば、1234)、申込みタイプ=ストレートが、ステップS615で参照した宝くじの種類の情報(例えば、ナンバーズ4)、回別番号(例えば、100)、当せん数字(例えば、3582)に、ストレートで合致しているか、ボックスで合致しているか、セット(ストレート)で合致しているか、セット(ボックス)で合致しているか、又はミニで合致しているかに応じて、当せん(当り)の等級又はハズレを判断する処理である。
【0059】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS711で、宝くじがストレートの条件に合致しているか否かを判断する。ナンバーズ4の場合のストレートの条件は、4桁の当せん番号の数字と4桁の宝くじの申込番号の数字とが順番通りに全て同じ数字である場合であって、申込みタイプがストレートの場合である。ナンバーズ3の場合のストレートの条件は、3桁の当せん番号の数字と3桁の宝くじの申込番号の数字とが順番通りに全て同じ数字である場合であって、申込みタイプがストレートの場合である。ステップS711で、宝くじがストレートの条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS713に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報とストレートに当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS711で、宝くじがストレートの条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS721に移行する。
【0060】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS721で、宝くじがボックスの条件に合致しているか否かを判断する。ナンバーズ4の場合のボックスの条件は、4桁の当せん番号の数字と4桁の宝くじの申込番号の数字とが順番通りではないが全て同じ数字である場合であって、申込みタイプがボックスの場合である。ナンバーズ3の場合のボックスの条件は、3桁の当せん番号の数字と3桁の宝くじの申込番号の数字とが順番通りではないが全て同じ数字である場合であって、申込みタイプがボックスの場合である。ステップS721で、宝くじがボックスの条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS723に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報とボックスに当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS721で、宝くじがボックスの条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS731に移行する。
【0061】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS731で、宝くじがセット(ストレート)の条件に合致しているか否かを判断する。ナンバーズ4の場合のセット(ストレート)の条件は、4桁の当せん番号の数字と4桁の宝くじの申込番号の数字とが順番通りに全て同じ数字である場合であって、申込みタイプがセットである場合である。ナンバーズ3の場合のセット(ストレート)の条件は、3桁の当せん番号の数字と3桁の宝くじの申込番号の数字とが順番通りに全て同じ数字である場合であって、申込みタイプがセットである場合である。ステップS731で、宝くじがセット(ストレート)の条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS733に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報とセット(ストレート)に当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS731で、宝くじがセット(ストレート)の条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS741に移行する。
【0062】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS741で、宝くじがセット(ボックス)の条件に合致しているか否かを判断する。ナンバーズ4の場合のセット(ボックス)の条件は、4桁の当せん番号の数字と4桁の宝くじの申込番号の数字とが順番通りではないが全て同じ数字である場合であって、申込みタイプがセットの場合である。ナンバーズ3の場合のセット(ボックス)の条件は、3桁の当せん番号の数字と3桁の宝くじの申込番号の数字とが順番通りではないが全て同じ数字である場合であって、申込みタイプがセットの場合である。ステップS741で、宝くじがセット(ボックス)の条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS743に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報とセット(ボックス)に当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS741で、宝くじがセット(ボックス)の条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS747に移行する。
【0063】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS747で、宝くじの種類がナンバーズ4であるか否かを判断する。ステップS747で、宝くじの種類がナンバーズ4であると判断した場合(YES)、ステップS771に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類がナンバーズ4であってハズレであることを示す情報をRAMに記憶して、本処理を終了する。一方、ステップS747で、ナンバーズ4でないと判断した場合(NO)、ナンバーズ3と認識して、ステップS751に移行する。
【0064】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS751で、宝くじがミニの条件に合致しているか否かを判断する。ミニの条件は、ナンバーズ3の3桁の当せん番号の下2桁の数字と、3桁の宝くじの申込番号の下2桁の数字とが順番通りに同じ数字である場合であって、申込みタイプがミニである場合である。ステップS751で、宝くじがミニの条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS753に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報とミニに当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS751で、宝くじがミニの条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS771に移行する。
【0065】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS771で、宝くじの種類がナンバーズ3であってハズレであることを示す情報をRAMに記憶して、本処理を終了する。
【0066】
<<特別演出実行処理>>
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS800で、ぱちんこ演出シミュレータとしての特別演出実行処理S800を実行する。特別演出実行処理S800は、図8の本実施の形態における特別演出実行処理S800を示すフローチャートを用いて説明する。特別演出は、ぱちんこ演出で用いられる演出となっており、ハズレ演出、ハズレ表示、リーチ演出、当せん予告演出、当り表示、当せん発生演出、等級表示等である。利用者側端末装置120のCPUは、当否照合処理S600(詳細には、等級照合処理S700)の当否結果及び等級の情報に基づいて、宝くじの当否結果及び等級を、特別演出を用いて利用者に報知するようになっている。
【0067】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS811で、今回の照合を行う宝くじが当せんしているか否かを判断する。宝くじに当せんしているか否かの判断は、等級照合処理S700で記憶された情報に基づき判断する。ステップS811で、宝くじに当せんしていると判断した場合(YES)、ステップS821に移行する。
【0068】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS821で、特別演出として、例えば、7の数字(番号)を用いた図9(e)に示すようなリーチ演出を利用者側端末装置120のディスプレイにて実行する。リーチ演出は、7の数字以外の数字を用いても良い。
【0069】
ここで、リーチ演出とは、複数の数字の並びが所定の組合せとなるか否かを利用者に報知するリーチ状態を伴う演出である。リーチ状態は、複数の数字が所定の組合せの一部を構成している状態であり、所定の組合せになる前段階の状態であって、残りの数字が未だ確定していない状態である。所定の組合せは、予め定めた同じ数字の組合せであって、例えば、777や222等の全ての数字が同じ組合せである。また、所定の組合せは、予め定めた異なる数字の組合せであって、例えば、135や246等の組合せであっても良い。所定の組合せは、宝くじが当せんであることを利用者に想起させる数字の組合せであれば良い。リーチ演出は、例えば、ぱちんこ遊技機で使用されているノーマルリーチ演出やスーパーリーチ演出、ビンゴゲームで用いられるリーチを表現する演出等である。ぱちんこ遊技機の場合、例えば、左位置、中位置、右位置の3つの数字(以下、左図柄、中図柄、右図柄と称す)のうち、左図柄と右図柄が同じ図柄で仮停止している状態で、残りの一つの図柄である中図柄を変動した状態で表示させて、中図柄が左図柄及び右図柄と同じ図柄で停止するか否かを利用者に報知する演出である。リーチ演出は、これに限定されず、一般的なぱちんこ遊技機で用いられるリーチ演出、ビンゴゲームのリーチを表現する演出であれば良い。
【0070】
なお、特別演出は、リーチ演出に限らない。バトルやレースに勝利する演出や宝探しの演出等でも良い。バトルの場合、例えば、味方キャラクタと敵キャラクタがバトルをして味方キャラクタが勝利することが当せんを意味する。レースの場合、例えば、味方キャラクタと敵キャラクタがレースをして味方キャラクタが勝利することが当せんを意味する。宝探しの場合、宝物を発見することが当せんを意味する。その他、目的を達成することが当せんを意味する演出であれば良い。また、ゲーム分野で採用されているガチャ演出を採用してもよく、この場合、高レアなアイテムやキャラが当せんしたことを予告する演出(特定のキャラクタが登場する、背景色が変化する等)を特別演出とすることができる。
【0071】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS831で、特別演出として、例えば、図9(f1)に示すような当せん予告演出f1を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。当せん予告演出f1については、後述する。
【0072】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS833で、宝くじの当せんの結果が第一の結果であるか否かを判断する。第一の結果は、例えば、ストレートの当せんや配当金が100万円以上の当せんである。ステップS833で、当せんの結果が第一の結果であると判断した場合(YES)、ステップS834に移行し、当せん予告演出f2を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。当せん予告演出f2については、後述する。
【0073】
一方、ステップS833で、当せんの結果が第一の結果ではないと判断した場合(NO)、ステップS835に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの当せんの結果が第二の結果であるか否かを判断する。第二の結果は、例えば、セット(ストレート)の当せんや配当金が100万円未満の当せんである。ステップS835で、当せんの結果が第二の結果であると判断した場合(YES)、ステップS836に移行し、当せん予告演出f3を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。当せん予告演出f3については、後述する。
【0074】
一方、ステップS835で、当せんの結果が第二の結果ではないと判断した場合(NO)、宝くじの当せんの結果が第三の結果であるとしてステップS837に移行し、当せん予告演出f4を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。当せん予告演出f4については、後述する。
【0075】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS841で、当り表示を実行する。当り表示は、リーチ演出の結果の表示である。利用者側端末装置120のCPUは、7の図柄127でリーチ演出を実行する場合、利用者側端末装置120のディスプレイに図9(g)に示すように777の図柄組合せを表示する。利用者側端末装置120のCPUは、7以外の図柄127でリーチ演出を実行する場合、利用者側端末装置120のディスプレイに、333等の7以外の図柄組合せを表示する。
【0076】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS851で、特別演出として、例えば、図9(h1)に示すような当せん発生演出h1を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。当せん発生演出h1については、後述する。
【0077】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS853で、宝くじの当せんの結果が第一の結果であるか否かを判断する。ステップS853で、当せんの結果が第一の結果であると判断した場合(YES)、ステップS854に移行し、当せん発生演出h2を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。当せん発生演出h2については、後述する。
【0078】
一方、ステップS853で、当せんの結果が第一の結果ではないと判断した場合(NO)、ステップS855に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの当せんの結果が第二の結果であるか否かを判断する。ステップS855で、当せんの結果が第二の結果であると判断した場合(YES)、ステップS856に移行し、当せん発生演出h3を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。当せん発生演出h3については、後述する。
【0079】
一方、ステップS855で、当せんの結果が第二の結果ではないと判断した場合(NO)、宝くじの当せんの結果が第三の結果であるとしてステップS857に移行し、当せん発生演出h4を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。当せん発生演出h4については、後述する。
【0080】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS861で、等級表示を実行し、その後、本処理及び当否照合処理S600を終了する。利用者側端末装置120のCPUは、等級照合処理S700で記憶された情報に基づき、利用者側端末装置120のディスプレイに図9(h1)に示すように等級(例えば、ストレートの等級)を表示する。また、等級の他、等級に基づく配当の金額を表示しても良い。
【0081】
一方、ステップS811で、宝くじが当せんではないと判断した場合(NO)、つまりハズレの場合、ステップS871に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、ハズレ演出とハズレ表示を実行し、その後、本処理及び当否照合処理S600を終了する。利用者側端末装置120のCPUは、ハズレ演出を実行する場合、利用者側端末装置120のディスプレイに、ハズレ演出として図9(b1)に示すようにリーチとならない演出を実行し、ハズレ表示として図9(c1)に示すように当せんとならない図柄組合せを表示する。
【0082】
なお、ハズレ演出として、図9(b3)に示すようにリーチ演出を実行しても良い。この場合、ハズレ表示として、例えば、図9(c2)に示すように737等のハズレの図柄組合せを表示する。ハズレの場合にリーチ演出になる条件は、ナンバーズ4の場合、当せん番号の数字と宝くじの申込番号の数字とが1つだけ違う場合(3つ同じ数字である場合)である。ナンバーズ3の場合も、当せん番号の数字と宝くじの申込番号の数字とが1つだけ違う場合(2つ同じ数字である場合)である。なお、ハズレの場合にリーチ演出になる条件として、リーチ演出を実行するか否かの抽せんを用いて決定しても良い。
【0083】
このように当せん番号の数字と宝くじの申込番号の数字とが1つだけ違う場合、つまり、当せんに近い申込番号の宝くじの当否を報知する場合にハズレのリーチ演出を実行することによって、ハズレの宝くじであっても当せんとなる可能性が高かったことを利用者に報知することができるので、利用者の興趣を向上させることができる。
【0084】
特別演出実行処理S800を当否照合処理S600内で実行するようにしたが、当否照合処理S600とは異なる処理において実行するようにしても良い。その場合、当否照合処理S600は、スタートボタン121の操作の有無に関わらず、等級照合処理S700を実行し、その後の特別演出実行処理S800において、スタートボタン121の操作に基づき、特別演出実行処理S800を実行するようにすることが好ましい。
【0085】
次に、図9を用いて、特別演出(ハズレ演出、ハズレ表示、リーチ演出、当せん予告演出、当り表示、当せん発生演出、等級表示)の遷移を説明する。図9は、本実施の形態における特別演出の概要を示す遷移図である。図9は、本実施の形態における照合アプリを利用者側端末装置120のディスプレイに表示したものを示す図である。
【0086】
図9(a)は、初期表示を示すものであり、図3の宝くじ種類情報取得処理S300の処理と、図4の当せん番号取得処理S400の処理と、図5の宝くじ申込番号取得処理S500の処理とが終了した後のタイミングの利用者側端末装置120のディスプレイを示すものである。このタイミングでは、3枚の宝くじの申込番号を示す表示(1枚目の宝くじが1234、2枚目の宝くじが3584、3枚目の宝くじが3582を示す)、スタートボタン121を示す表示が利用者側端末装置120のディスプレイに表示される。
【0087】
図9(b1)は、ハズレ演出を示すものであり、図6の当否照合処理S600のステップS611でスタートボタン121が押下された後であって、図8の特別演出実行処理S800のステップS871のハズレ表示が実行される前のタイミングの利用者側端末装置120のディスプレイを示すものである。図9(b1)は、図9(a)でスタートボタン121が押されたことに基づき、左図柄127、中図柄127、右図柄127が図柄変動を開始したことを示している。また、宝くじの情報を入力した3枚の宝くじの申込番号のうち、1番目の宝くじの申込番号である1234を表示し、この宝くじに対応するハズレ演出を行っていることを示している。なお、演出の実行中にストップボタン122を押すと、演出が一時停止するようになっている。演出が一時停止している状態ではスタートボタン121が表示され、再度スタートボタン121を押した場合は、演出が再開するようになっている。
【0088】
図9(c1)は、図8の特別演出実行処理S800のステップS871のハズレ表示を示すものである。スタートボタン121を押したことに基づき図柄変動が開始してから、所定時間(例えば、10秒)が経過すると当否照合処理S600の結果としてハズレを示す753の図柄組合せが表示(ハズレ表示)される。なお、図9(b1)において、ストップボタン122を長く押した場合や強制停止ボタン123を押した場合に、ハズレ演出を終了して当否照合処理S600の結果を表示しても良い。図9(c1)では、ハズレ表示として753の数字の組合せを表示しているが、ハズレ表示はこれに限定されない。また、図9(c1)では、1番目の宝くじの照合が終了し、3枚の宝くじのうち、2番目の宝くじの照合を開始することが可能なことを示すスタートボタン121が利用者側端末装置120のディスプレイに表示される。
【0089】
図9(d)は、2番目の宝くじの照合を開始可能な待機状態を示す待機表示を示すものである。図9(d)は、3枚の宝くじのうち、2番目の宝くじの照合を開始することが可能なことを示すスタートボタン121が利用者側端末装置120のディスプレイに表示されている。
【0090】
図9(b2)は、ハズレ演出を示すものであり、図6の当否照合処理S600のステップS611でスタートボタン121が押下された後であって、図8の特別演出実行処理S800のステップS871のタイミングの利用者側端末装置120のディスプレイを示すものである。図9(b2)は、図9(d)でスタートボタン121が押されたことに基づき、3つの図柄127が図柄変動を開始したことを示している。また、宝くじの情報を入力した3枚の宝くじの申込番号のうち、2番目の宝くじの申込番号である3584を表示し、この宝くじに対応するハズレ演出を行っていることを示している。
【0091】
図9(b3)は、2枚目の宝くじのハズレ演出を示すものである。図9(b3)は、図9(d)でスタートボタン121が押下された後に、図9(b2)のハズレ演出を経由してリーチ演出(図8の特別演出実行処理S800のステップS871のハズレ演出)を実行していることを示している。2枚目の宝くじは、申込番号=3584、当せん番号=3582であり4桁の数字のうち1つだけ違うので、リーチ演出を実行する条件を充足し、ハズレ演出としてリーチ演出が実行される。
【0092】
このようなリーチ演出を実行することにより、利用者に対し、今回の宝くじが当せんするかもしれないといった期待感を大きく持たせることできる。また、リーチ演出を実行することにより、宝くじの当否結果を表示するまでの過程を利用者に演出的に報知することが可能となるので、宝くじの当否結果の出力に際し、宝くじの利用者の興趣を向上させることができるようになっている。
【0093】
図9(c2)は、図8の特別演出実行処理S800のステップS871のハズレ表示を示すものである。スタートボタン121を押したことに基づく図柄変動が開始してから、所定時間(例えば、30秒)が経過すると当否照合処理S600の結果が表示される。図9(c2)では、737の数字を表示することで、ハズレ表示を行っている。また、図9(c2)は、2番目の宝くじの照合が終了し、3枚の宝くじのうち、3番目の宝くじの照合を開始することが可能なことを示すスタートボタン121が利用者側端末装置120のディスプレイに表示される。なお、図9(b3)のリーチ演出では後述する当せん予告演出f1~f4を行ってから、図9(c2)のハズレ表示を行っても良い。
【0094】
図9(e)は、3枚目の宝くじのリーチ演出を示すものである。図9(e)は、図9(c2)でスタートボタン121が押下された後に、図9(b2)のような変動演出を経由してリーチ演出(図8の特別演出実行処理S800のステップS821のリーチ演出)を実行していることを示している。
【0095】
図9(f1)は、3枚目の宝くじのリーチ演出且つ当せん予告演出を示すものである。図9(f1)のリーチ演出は、図9(e)の通常のリーチ演出とは異なり、リーチ演出に当せん予告演出f1を追加して実行するようになっている。当せん予告演出f1は、通常のリーチ演出よりも当せんの期待度が高いことを予告する演出であり、例えば、流れ星群がディスプレイ上に表示される演出である。
【0096】
なお、ここでは図示していないが、当せん予告演出f1を共通の当せん予告演出とし、その後に当せんの結果に基づいて当せん予告演出f2~f4の何れかを実行するようになっている。例えば、当せんの結果が第一の結果の場合は、当せん予告演出f1の実行後に当せん予告演出f2(例えば、ディスプレイの左上の白い土星が赤い土星に変化する)を実行する。当せんの結果が第一の結果と異なる第二の結果の場合は、当せん予告演出f1の実行後に当せん予告演出f3(例えば、ディスプレイの左上の白い土星が緑の土星に変化する)を実行する。当せんの結果が第一の結果及び第二の結果と異なる第三の結果の場合は、当せん予告演出f1の実行後に当せん予告演出f4(例えば、ディスプレイの左上の白い土星が青い土星に変化する)を実行する。第一の結果は、ストレートの当せん又は配当金が100万円以上の当せんであるが、これに限定されず、特定の金額以上の当せんや2等(ロト系の場合)以上の当せんを対象としても良い。第二の結果は、セット(ストレート)の当せん又は配当金が100万円未満の当せんであるが、これに限定されず、ストレート以外の当せんやある等級の当せんや所定の金額の範囲の当せんや2等(ロト系の場合)未満の当せんを対象としても良い。第三の結果は、第一の結果及び第二の結果と異なる結果であれば良い。なお、当せん予告演出f1~f4は各々異なる演出である。
【0097】
このような当せん予告演出を実行することにより、利用者に対し、今回の宝くじが当せんするかもしれないといった期待感をさらに大きく持たせることできる。
【0098】
図9(g)は、図8の特別演出実行処理S800のステップS841の当り表示を示すものである。図9(g)は、777の図柄組合せを表示して当りであることを表示するとともに、3枚の宝くじの申込番号のうち3番目の宝くじの申込番号に対応する結果が当せんであることを示している。
【0099】
図9(h1)は、図8の特別演出実行処理S800のステップS851~ステップS861の等級表示を示す当せん発生演出である。当せん発生演出は、照合した宝くじの当せんが発生したことを祝福する演出であり、本シミュレータのモチーフとしたアニメ・映画の代表的なシーンを抜き出したムービー等がディスプレイ上に表示される演出である。図9(h1)の当せん発生演出では、3枚の宝くじの申込番号のうち、3番目の宝くじの申込番号に対応する結果がストレートの当せんであることを祝福する演出となっている。なお、等級表示については、当せん発生演出とは別の演出として表示しても良い。
【0100】
なお、ここでは図示していないが、当せん発生演出h1を共通の当せん発生演出とし、その後に当せんの結果に基づいて当せん発生演出h2~h4の何れかを実行するようになっている。例えば、当せんの結果が第一の結果の場合は、当せん発生演出h1の実行後に当せん発生演出h2(例えば、ディスプレイの左のキャラクタの背景が白から金色に変化する)を実行する。当せんの結果が第一の結果と異なる第二の結果の場合は、当せん発生演出h1の実行後に当せん発生演出h3(例えば、ディスプレイの左のキャラクタの背景が白から銀色に変化する)を実行する。当せんの結果が第一の結果及び第二の結果と異なる第三の結果の場合は、当せん発生演出h1の実行後に当せん発生演出h4(例えば、ディスプレイの左のキャラクタの背景が白から銅色に変化する)を実行する。なお、当せん発生演出h1~h4は各々異なる演出である。
【0101】
<<特別演出実行処理の変更例>>
<当せん予告演出の変更例>
次に、図10を用いて特別演出実行処理S800における当せん予告演出の変更例を説明する。図10は、当せん予告演出の変更例を示す遷移図である。図9(f1)において、当せん予告演出が通常のリーチ演出よりも当せんの期待度が高いことを予告する演出である例を示したが、図10(f1)~(f4)に示すような当せん予告演出としても良い。
【0102】
図10(e)は、特別演出としてリーチ演出を示すものであり、図9(e)と同じリーチ演出を示す図である。
【0103】
図10(f1)は、図10(e)のリーチ演出中に実行される当せん予告演出f1であり、図10(f1)以降に表示される図10(f2)~(f4)に関わらず表示される前段演出の当せん予告演出であって共通演出である。図10(f1)は、「当せんしたら・・・」というコメントを表示する演出であるが、表示内容はこれに限定されない。
【0104】
図10(f2)は、図10(f1)の前段演出を表示した後に実行される後段演出の当せん予告演出f2である。図10(f2)は、「世界一周旅行?」「X旅行会社100万~」という広告情報を表示する広告演出であるが、広告情報はこれに限定されない。当せん予告演出f2は、第一の結果として、例えば、当せん且つ配当金が100万円以上である可能性を予告する演出となっており、ナンバーズ4でストレートが当せんした場合等に表示される演出である。なお、ナンバーズ4でストレートが当せんしない場合であっても、当該当せん予告演出f2を表示しても良い。
【0105】
図10(f3)は、図10(f1)の前段演出を表示した後に実行される後段演出の当せん予告演出f3である。当せん予告演出f3は、当せん予告演出f2とは異なり、「宝石指輪?」「Y宝石店10万~」という広告情報を表示する広告演出であるが、広告情報はこれに限定されない。当せん予告演出f3は、第二の結果として、例えば、当せん且つ配当金が10万円以上である可能性を予告する演出となっており、ナンバーズ4でストレート以外の当せんであるセット(ストレート)が当せんした場合に表示される演出である。なお、ナンバーズ4でセット(ストレート)が当せんしない場合やストレートが当せんした場合であっても、当該当せん予告演出f3を表示しても良い。
【0106】
図10(f4)は、図10(f1)の前段演出を表示した後に実行される後段演出の当せん予告演出f4である。当せん予告演出f4は、当せん予告演出f2や当せん予告演出f3とは異なり、「豪華グルメ?」「Z中華店1万~」という広告情報を表示する広告演出であるが、広告情報はこれに限定されない。当せん予告演出f4は、当せん且つ配当金が1万円以上である可能性を予告する演出となっており、例えば、ナンバーズ4又はナンバーズ3でストレートやセット(ストレート)以外の当せんの場合に表示される演出である。なお、ナンバーズ4又はナンバーズ3で当せんしない場合であっても、当該当せん予告演出f4を表示しても良い。
【0107】
このように当せん予告演出の一環・代替として広告情報を表示すれば、当せん金の使い道として夢のある使い道を提案できる。また、宝くじの当せん時に表示されることから、普段ではあり得ないような夢のある広告情報を、利用者に受け入れられ易いものとすることができる。
【0108】
<当せん発生演出の変更例>
次に、図11を用いて特別演出実行処理S800における当せん発生演出の変更例を説明する。図11は、当せん発生演出の変更例を示す遷移図である。図9(h1)において、当せん発生演出は、照合した宝くじの当せんが発生したことを祝福する演出であり、本シミュレータのモチーフとしたアニメ・映画の代表的なシーンを抜き出したムービー等がディスプレイ上に表示される演出である例を示したが、図11(h1)~(h4)に示すような当せん発生演出としても良い。
【0109】
図11(g)は、特別演出として当り表示を示すものであり、図9(g)と同じ当り表示を示す図である。
【0110】
図11(h1)は、図11(g)の当り表示の後に実行される当せん発生演出h1であり、図11(h1)以降に表示される図11(h2)~(h4)に関わらず表示される前段演出の当せん発生演出であって共通演出である。図11(h1)は、「当せん!配当A万円」という当せん且つ配当金を表示する等級表示の演出であるが、表示内容はこれに限定されない。なお、等級表示は当せん発生演出の後に表示されるが、当せん発生演出と同時に表示されるようにしても良い。
【0111】
図11(h2)は、図11(h1)の前段演出を表示した後に実行される後段演出の当せん発生演出h2である。当せん発生演出h2は、「世界一周旅行」「X旅行会社100万~」という広告情報を表示する広告演出であるが、広告情報はこれに限定されない。当せん発生演出h2は、当せん且つ配当金を示すA万円が100万円以上である場合に表示される演出となっており、例えば、ナンバーズ4でストレートが当せんした場合等に表示される演出である。
【0112】
図11(h3)は、図11(h1)の前段演出を表示した後に実行される後段演出の当せん発生演出h3である。当せん発生演出h3は、「宝石指輪」「Y宝石店10万~」という広告情報を表示する広告演出であるが、広告情報はこれに限定されない。当せん発生演出h3は、当せん且つ配当金を示すA万円が10万円以上である場合に表示される演出となっており、例えば、ナンバーズ4でセット(ストレート)が当せんした場合に表示される演出である。
【0113】
図11(h4)は、図11(h1)の前段演出を表示した後に実行される後段演出の当せん発生演出h4である。当せん発生演出h4は、「豪華グルメ」「Z中華店1万~」という広告情報を表示する広告演出であるが、広告情報はこれに限定されない。当せん発生演出h4は、当せん且つ配当金を示すA万円が1万円以上である場合に表示される演出となっており、例えば、ナンバーズ4でボックスやセット(ボックス)等で当せんした場合に表示される演出である。
【0114】
このように当せん発生演出の一環・代替として広告情報を表示すれば、当せん金の使い道として夢のある使い道を提案できる。また、普段ではあり得ないような夢のある消費の提案を宝くじの当せん時に表示することで、消費行動の一助となり得る広告情報とすることができる。
【0115】
<<並べ替え処理>>
利用者が宝くじを複数枚所有している場合、宝くじの申込番号を記憶した順番で特別演出実行処理S800を実行するよう構成されているが、特別演出実行処理S800での宝くじの照合順番を変更する並べ替え処理を設けても良い。この並べ替え処理は、宝くじ申込番号取得処理S500の実行後に実行することが好ましい。その場合、等級照合処理S700は、宝くじ申込番号取得処理S500の実行後であって、当否照合処理S600の実行前に実行され、記憶されている全ての宝くじの申込番号に対する等級照合処理S700を実行することが好ましい。
【0116】
並べ替え処理では、先ず、複数枚の宝くじの等級照合処理S700の結果の全てを参照する。等級照合処理S700の結果を参照した後、複数枚の宝くじがハズレ、ミニ、セット(ボックス)、ボックス、セット(ストレート)、ストレートの順番になるように並べ替える。ハズレが複数枚ある場合は、全ての申込番号の数字のうち何個の申込番号の数字が当せん番号の数字に合致したかを示す合致数が少ない宝くじが先頭となるように並べ替える。このような並べ替え処理を実行してから特別演出実行処理S800を行って合致数の表示(第2の実施形態を参照)を行うことにより、複数枚の宝くじの照合を行う場合は、利用者に、徐々に当せんに近づいていくように演出を見せることが可能となるため、利用者に対する宝くじの当否以外に関する興趣をより一層向上させることができる。
【0117】
特に、並べ替え処理を行ってから当せんに近い申込番号の合致数の場合にリーチ演出を実行する場合、リーチ演出が実行された以降は、当せんが近づいていることを利用者に対して予告することができる。また、合致数を表示していくことで、利用者は当せんが分かり易くなるので、複数枚の宝くじの後半の宝くじに対する演出を楽しくすることができる。
【0118】
また、ストレート又はセット(ストレート)が最後の順番になり、ボックス、セット(ボックス)、ミニ、ハズレがランダムな順番になるような並べ替え処理としても良い。この場合、途中で当りとなるような演出を見せつつも、最後の宝くじまで高額の当せんとなるストレート、セット(ストレート)の当せん可能性があることを利用者に持たせることが可能となるため、宝くじの当否及び当否以外に関する興趣を向上させることができる。なお、並べ替え処理は、当否照合処理S600で実行しても良い。また、並べ替え処理を実行した後であって、全ての宝くじに対する照合結果を表示した後に、並べ替えた宝くじの順番を入力した状態に戻すように処理しても良い。
【0119】
本実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記載及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきでない。本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことはもちろんである。
【0120】
例えば、ある一の申込番号に基づく特別演出実行処理S800が完了した場合、当該ある一の申込番号の照合結果を表示してもよい。特に、ハズレの場合において、当せん番号との合致数を表示することが挙げられる。例えば、申し込みタイプがストレートの場合で、当せん番号が1234、申込番号が1256であったとすると、ヒット数(数字も位置も合致)=2を表示する。例えば、申し込みタイプがストレートの場合で、当せん番号が1234、申込番号が1253であったとすると、ヒット数(数字も位置も合致)=2とブロー数(数字は合致するが位置が異なる)=1とを表示する。このように構成することで、表示された情報に基づき、残りの申込番号の当否を事前に推測でき興趣性が向上し得る。尚、申込タイプがボックスやセットの場合でも同様であるが、その場合には、ヒット数(数字が合致)のみの表示が好適となる。
【0121】
また、複数枚の宝くじの何れの申込番号に対して特別演出実行処理S800を実行するかを利用者が指定できるよう構成してもよい。特に、当せん番号との合致数を表示するよう構成した場合、残りの申込番号の当否を事前に推測できる結果、当せん期待度が高いと推測される申込番号に対して特別演出実行処理S800を優先的に実行したい、あるいは逆に、当せん期待度が低いと推測される申込番号に対して特別演出実行処理S800を優先的に実行したい、といった要求に応えることができる。尚、当せん番号との合致数を表示する構成や当該指定できる構成は、前述した並べ替え処理と組合せることができる。
【0122】
<<<<第2実施の形態の詳細>>>>
次に、本明細書におけるくじ照合システムに適用可能な第2実施の形態について説明する。第2実施の形態については、前述した本実施の形態において一部説明したものもあるが、この実施形態にさらに適用可能な構成の一例を以下に詳述する。なお、第2実施の形態は、本実施の形態においても適宜組み合わせることが可能である。
【0123】
<<<<くじ照合システム>>>>
第2実施の形態のくじ照合システム10で用いる宝くじの種類は、ロト7、ロト6、ミニロトである。
【0124】
<<<宝くじ管理者側端末装置110>>>
第2実施の形態における宝くじ管理者側端末装置110は、本実施の形態と同様である。
【0125】
<<宝くじの種類情報、宝くじの回別情報、宝くじの当せん番号情報>>
宝くじの種類情報は、ロト7、ロト6、ミニロトの宝くじの種類の情報である。宝くじの回別情報は、宝くじの回別(宝くじの回数、宝くじの回号)を示す情報である。宝くじの当せん番号情報は、宝くじの当せん番号を示す情報である。
【0126】
<<<利用者側端末装置120>>>
第2実施の形態における利用者側端末装置120は、本実施の形態と同様である。
【0127】
<<<<くじ照合処理の概要>>>>
第2実施の形態における照合アプリで実行するくじ照合処理(図2)は、本実施の形態と同様であるが、宝くじ種類情報取得処理S300を、第2実施の形態における宝くじ種類情報取得処理S1200で実行する点、当せん番号取得処理S400を、第2実施の形態における当せん番号取得処理S1300で実行する点、宝くじ申込番号取得処理S500を、第2実施の形態における宝くじ申込番号取得処理S1400で実行する点、で異なるため、詳細を後述する。
【0128】
<<<宝くじ種類情報取得処理>>>
次に、図12を用いて宝くじ種類情報取得処理S1200を説明する。図12は、第2実施の形態における照合アプリで実行する宝くじ種類情報取得処理S1200を示すフローチャートである。宝くじ種類情報取得処理S1200は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。宝くじ種類情報取得処理S1200は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理としても良い。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、複数の宝くじの種類の情報の中から利用者が照合したい宝くじの種類を取得して、その取得した宝くじの種類の情報を記憶する。
【0129】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1211で、宝くじの購入者、宝くじの所持者等の利用者が照合したい宝くじの種類がロト7であるか否かを判断する。詳細には、利用者が利用者側端末装置120を操作してロト7、ロト6、ミニロトのいずれかを選択できるようになっており、利用者がロト7を選択したか否かを判断する。利用者がロト7を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1211で、宝くじの種類がロト7であると判断し(YES)、ステップS1213に移行する。
【0130】
ステップS1213において、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報をロト7の情報としてRAMに記憶し、本処理を終了する。
【0131】
一方、利用者がロト7以外を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1211で、宝くじの種類がロト7ではないと判断し(NO)、ステップS1221に移行する。
【0132】
ステップS1221において、利用者側端末装置120のCPUは、利用者が照合したい宝くじの種類がロト6であるか否かを判断する。詳細には、利用者が利用者側端末装置120を操作してロト6を選択したか否かを判断する。利用者がロト6を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1221で、宝くじの種類がロト6であると判断し(YES)、ステップS1223に移行する。
【0133】
ステップS1223において、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報をロト6の情報としてRAMに記憶し、本処理を終了する。
【0134】
一方、利用者がロト6以外を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1221で、宝くじの種類がロト6ではないと判断し(NO)、ステップS1231に移行する。
【0135】
ステップS1231において、利用者側端末装置120のCPUは、利用者が照合したい宝くじの種類がミニロトであるか否かを判断する。詳細には、利用者が利用者側端末装置120を操作してミニロトを選択したか否かを判断する。利用者がミニロトを選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1231で、宝くじの種類がミニロトであると判断し(YES)、ステップS1233に移行する。
【0136】
ステップS1233において、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報をミニロトの情報としてRAMに記憶し、本処理を終了する。
【0137】
一方、利用者がナンバーズ4やナンバーズ3等のミニロト以外を選択した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1231で、宝くじの種類がミニロトではないと判断し(NO)、本処理を終了する。なお、利用者がナンバーズ4、ナンバーズ3等のミニロト以外を選択した場合は、本実施の形態の宝くじ種類情報取得処理S300に移行しても良い。
【0138】
<<<当せん番号取得処理>>>
次に、図13を用いて当せん番号取得処理S1300を説明する。図13は、第2実施の形態における照合アプリで実行する当せん番号取得処理S1300を示すフローチャートである。当せん番号取得処理S1300は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。当せん番号取得処理S1300は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理としても良い。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、宝くじ管理者側端末装置110が開示する情報の中から宝くじの種類に対応した当せん番号(本数字とボーナス数字)の情報を取得する。
【0139】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1311で、宝くじ種類情報取得処理S1200において記憶した宝くじの種類の情報に対応した当せん数字一覧表を参照する。記憶した宝くじの種類は、ステップS1213、ステップS1223、ステップS1233のうちいずれかの処理で記憶したロト7、ロト6、ミニロトの情報である。例えば、ロト7の情報が記憶されている場合、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの運営管理者である銀行がインターネット上で開示する当せん数字一覧表から、ロト7当せん数字一覧表を参照する。ロト6の情報が記憶されている場合は、ロト6当せん数字一覧表を参照する。ミニロトの情報が記憶されている場合は、ミニロト当せん数字一覧表を参照する。
【0140】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1313で、最新の回別番号を取得して、RAMに回別番号の値を記憶する。例えば、ロト7の最新の回別番号が第100回の場合、100を取得してRAMに記憶する。
【0141】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1315で、取得した回別番号に対応した本数字を取得して、その数字をRAMに記憶する。ロト7の場合、当せん数字としての7個の本数字を取得する。例えば、ロト7の第100回の02、08、12、19、24、36、37の本数字を取得する。ロト6の場合、当せん数字としての6個の本数字を取得する。ミニロトの場合、当せん数字としての5個の本数字を取得する。
【0142】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1317で、宝くじの種類に対応した本数字の数を取得したか否かを判断する。詳細には、ロト7の場合、7個の本数字を取得したか否かを判断する。ロト6の場合、6個の本数字を取得したか否かを判断する。ミニロトの場合、5個の本数字を取得したか否かを判断する。ステップS1317で、宝くじの種類に対応した本数字の数を取得したと判断した場合(YES)、ステップS1319に移行する。一方、ステップS1317で、宝くじの種類に対応した本数字の数を取得していないと判断した場合(NO)、本処理を終了する。
【0143】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1319で、取得した全ての本数字が異なる数字であるか否かと、取得した全ての本数字が所定の範囲の値の数字であるか否かを判断する。詳細には、ロト7の場合、取得した7個の本数字が各々異なる数字であるか否かの判断と、取得した7個の本数字が01~37の値の数字であるか否かの判断とを実行する。ロト6の場合、取得した6個の本数字が各々異なる数字であるか否かの判断と、取得した6個の本数字が01~43の値の数字であるか否かの判断とを実行する。ミニロトの場合、取得した5個の本数字が各々異なる数字であるか否かの判断と、取得した5個の本数字が01~31の値の数字であるか否かの判断とを実行する。ステップS1319で、取得した全ての本数字が異なる数字であり、取得した全ての本数字が所定の範囲の値の数字であると判断した場合(YES)、ステップS1321に移行する。一方、ステップS1319で、取得した本数字の中に同じ数字の本数字がある場合や取得した本数字が所定の範囲の値の数字でない場合(NO)は、本処理を終了する。
【0144】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1321で、取得した宝くじの種類及び取得した回別番号に対応したボーナス数字を取得して、その数字をRAMに記憶する。ロト7の場合、ボーナス数字としての2個のボーナス数字を取得する。例えば、ロト7の第100回の17、27のボーナス数字を取得する。ロト6の場合、ボーナス数字としての1個のボーナス数字を取得する。ミニロトの場合、ボーナス数字としての1個のボーナス数字を取得する。
【0145】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1323で、取得したボーナス数字が本数字(ステップS1315で取得した本数字)と異なる値であるか否かを判断する。詳細には、ロト7の場合、取得した7個の本数字と、取得した2個のボーナス数字とを比較して、全ての数字の値が異なるか否かを判断する。なお、ロト7の場合は、取得した2個のボーナス数字同士が異なるか否かも判断する。ロト6の場合、取得した6個の本数字と、取得した1個のボーナス数字とを比較して、全ての数字の値が異なるか否かを判断する。ミニロトの場合、取得した5個の本数字と、取得した1個のボーナス数字とを比較して、全ての数字の値が異なるか否かを判断する。ステップS1323で、ボーナス数字が本数字と異なると判断した場合(YES)、ステップS1325に移行する。一方、ステップS1323で、ボーナス数字の中に本数字と同じ値があると判断した場合(NO)、本処理を終了する。
【0146】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1325で、取得した全てのボーナス数字が所定の範囲の値の数字であるか否かを判断する。詳細には、ロト7の場合、取得した2個のボーナス数字が01~37の値の数字であるか否かの判断を実行する。ロト6の場合、取得したボーナス数字が01~43の値の数字であるか否かの判断を実行する。ミニロトの場合、取得したボーナス数字が01~31の値の数字であるか否かの判断を実行する。ステップS1325で、取得した全てのボーナス数字が所定の範囲の値の数字であると判断した場合(YES)、ステップS1327に移行する。一方、ステップS1325で、取得したボーナス数字が所定の範囲の値の数字でない場合(NO)は、本処理を終了する。
【0147】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1327で、宝くじの種類の情報と、その宝くじの種類の回別番号と、その回別番号の本数字とボーナス数字とを対応付けてRAMに記憶する。例えば、宝くじの種類の情報=ロト7、回別番号=100、本数字=02、08、12、19、24、36、37、ボーナス数字=17、27の情報をRAMに記憶する。
【0148】
また、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1327で、回別番号の値を1減算して、RAMに減算した結果の回別番号の値を記憶する。例えば、RAMに記憶されているロト7の回別番号が第100回の場合、1減算した結果である99をRAMに記憶する。
【0149】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1329で、RAMに記憶している回別番号の値が0であるか否かを判断する。ステップS1329で、回別番号の値が0であると判断した場合(YES)、本処理を終了する。一方、ステップS1329で、回別番号の値が0ではないと判断した場合(NO)、ステップS1315に処理を戻し、以前の回別(例えば、ロト7の第99回~第1回まで)の本数字、ボーナス数字を取得する。
【0150】
<<<宝くじ申込番号取得処理>>>
次に、図14を用いて宝くじ申込番号取得処理S1400を説明する。図14は、第2実施の形態における照合アプリで実行する宝くじ申込番号取得処理S1400を示すフローチャートである。宝くじ申込番号取得処理S1400は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。宝くじ申込番号取得処理S1400は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理としても良い。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、利用者が購入した宝くじの申込番号を取得する。
【0151】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1411で、利用者が照合したい宝くじの種類の情報を取得する。例えば、ロト7を照合したい場合、利用者は利用者側端末装置120を操作してロト7の情報を入力する。利用者がロト7の情報を入力した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1411で、宝くじの種類の情報としてロト7の情報をRAMに記憶する。
【0152】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1413で、利用者が照合したい宝くじの回別番号の情報を取得する。例えば、第100回のロト7を照合したい場合、利用者は利用者側端末装置120を操作して第100回の情報を入力する。利用者が第100回の回別番号の情報を入力した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1413で、宝くじの回別番号の情報として第100回の情報をRAMに記憶する。
【0153】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1415で、利用者が照合したい宝くじの申込番号の情報を取得する。例えば、第100回のロト7を照合したい場合、利用者は利用者側端末装置120を操作して本数字とボーナス数字の情報を入力する。利用者が宝くじの種類の情報に対応した本数字とボーナス数字の情報を入力した場合、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1415で、宝くじの申込番号の情報として本数字とボーナス数字の情報をRAMに記憶する。
【0154】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1417で、宝くじの種類に対応した数の申込番号が入力されているか否かを判断する。宝くじの種類がロト7の場合、申込番号が7個入力されているか否かを判断する。宝くじの種類がロト6の場合、申込番号が6個入力されているか否かを判断する。宝くじの種類がミニロトの場合、申込番号が5個入力されているか否かを判断する。ステップS1417で、宝くじの種類に対応した数の申込番号が入力されていると判断した場合(YES)、ステップS1419に移行する。一方、ステップS1417で、宝くじの種類に対応した数の申込番号が入力されていないと判断した場合(NO)、ステップS1415に処理を戻す。
【0155】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1419で、宝くじの種類の情報と、その宝くじの種類の回別番号と、その回別番号の数字であって利用者が購入した宝くじの申込番号とを対応付けてRAMに記憶して、本処理を終了する。例えば、宝くじの種類の情報=ロト7、回別番号=100、申込番号=02、03、04、05、06、07の情報をRAMに記憶する。
【0156】
なお、利用者が宝くじを複数枚所有している場合は、この宝くじ申込番号取得処理S1400を複数回行い、複数枚の宝くじの申込番号を取得してRAMに記憶する。例えば、ロト7を3枚保有している場合、1枚目の宝くじの情報として、宝くじの種類の情報=ロト7、回別番号=100、申込番号=02、03、04、05、06、07の情報を入力し、2枚目の宝くじの情報として、宝くじの種類の情報=ロト7、回別番号=100、申込番号=02、08、12、19、24、36、37の情報を入力し、3枚目の宝くじの情報として、宝くじの種類の情報=ロト7、回別番号=100、申込番号=03、04、05、06、07、08、09の情報を入力することで、これらの情報が利用者側端末装置120のRAMに記憶される。宝くじ申込番号取得処理S1400は、利用者が宝くじの種類、回別番号、申込番号を各々入力する例を示したが、利用者側端末装置120等のカメラで撮影した情報から利用者側端末装置120に一括入力するようにしても良い。宝くじ申込番号取得処理S1400は、最終的に、宝くじの種類、回別番号、申込番号の情報を対応付けてRAMに記憶できれば良い。
【0157】
<<<当否照合処理>>>
次に、図6を用いて第2実施の形態における当否照合処理S600を説明する。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、宝くじ種類情報取得処理S1200で取得した宝くじの種類の情報と、当せん番号取得処理S1300で取得した宝くじの当せん番号の情報と、宝くじ申込番号取得処理S1400で取得した宝くじの申込番号の情報とに基づいて、宝くじの当否照合を実行する。
【0158】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS611で、利用者側端末装置120のスタートボタン121が押下されたか否かを判断する。ステップS611で、スタートボタン121が押下されたと判断した場合(YES)、ステップS613に移行する。一方、ステップS611で、スタートボタン121が押下されていないと判断した場合(NO)、スタートボタン121が押下されるまで本処理を繰り返し実行する。
【0159】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS613で、宝くじ申込番号取得処理S1400で取得した情報の情報を参照する。詳細には、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1419で記憶した宝くじの種類の情報と、回別番号と、申込番号とを参照する。例えば、宝くじの種類の情報=ロト7、回別番号=100、申込番号=02、03、04、05、06、07の情報を参照する。
【0160】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS615で、当せん番号取得処理S1300で取得した情報を参照する。詳細には、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1327で記憶した宝くじの種類の情報と、回別番号と、本数字とボーナス数字を参照する。例えば、宝くじの種類の情報=ロト7、回別番号=100、本数字=02、08、12、19、24、36、37、ボーナス数字=17、27の情報を参照する。
【0161】
<<等級照合処理>>
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1500で、等級照合処理S1500を実行する。等級照合処理S1500は、図15を用いて説明する。図15は、第2実施の形態における照合アプリで実行する等級照合処理S1500を示すフローチャートである。この等級照合処理S1500では、ステップS613で参照した宝くじの種類の情報(例えば、ロト7)、回別番号(例えば、100)、申込番号(例えば、02、03、04、05、06、07)が、ステップS615で参照した宝くじの種類の情報(例えば、ロト7)、回別番号(例えば、100)、本数字(例えば、02、08、12、19、24、36、37)、ボーナス数字(例えば、17、27)の当せん番号(本数字とボーナス数字)に、何個合致しているかに応じて、当りの場合の等級又はハズレを判断する処理である。
【0162】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1511で、宝くじが1等の条件に合致しているか否かを判断する。ロト7の場合の1等の条件は、7個全ての申込番号と7個全ての当せん番号の本数字が合致していることである。ロト6の場合の1等の条件は、6個全ての申込番号と6個全ての当せん番号の本数字が合致していることである。ミニロトの場合の1等の条件は、5個全ての申込番号と5個全ての当せん番号の本数字が合致していることである。ステップS1511で、宝くじが1等の条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS1513に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報と1等に当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS1511で、宝くじが1等の条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS1521に移行する。
【0163】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1521で、宝くじが2等の条件に合致しているか否かを判断する。ロト7の場合の2等の条件は、6個の申込番号が当せん番号の本数字と合致しており、残り1個の申込番号が当せん番号のボーナス数字と合致していることである。ロト6の場合の2等の条件は、5個の申込番号が当せん番号の本数字と合致しており、残り1個の申込番号が当せん番号のボーナス数字と合致していることである。ミニロトの場合の2等の条件は、4個の申込番号が当せん番号の本数字と合致しており、残り1個の申込番号が当せん番号のボーナス数字と合致していることである。ステップS1521で、宝くじが2等の条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS1523に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報と2等に当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS1521で、宝くじが2等の条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS1531に移行する。
【0164】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1531で、宝くじが3等の条件に合致しているか否かを判断する。ロト7の場合の3等の条件は、6個の申込番号が当せん番号の本数字と合致していることである。ロト6の場合の3等の条件は、5個の申込番号が当せん番号の本数字と合致していることである。ミニロトの場合の3等の条件は、4個の申込番号が当せん番号の本数字と合致していることである。ステップS1531で、宝くじが3等の条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS1533に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報と3等に当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS1531で、宝くじが3等の条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS1541に移行する。
【0165】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1541で、宝くじが4等の条件に合致しているか否かを判断する。ロト7の場合の4等の条件は、5個の申込番号が当せん番号の本数字と合致していることである。ロト6の場合の4等の条件は、4個の申込番号が当せん番号の本数字と合致していることである。ミニロトの場合の4等の条件は、3個の申込番号が当せん番号の本数字と合致していることである。ステップS1541で、宝くじが4等の条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS1543に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報と4等に当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS1541で、宝くじが4等の条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS1547に移行する。
【0166】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1547で、宝くじの種類がミニロトであるか否かを判断する。ステップS1547で、宝くじの種類がミニロトであると判断した場合(YES)、ステップS1571に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類がミニロトであってハズレであることを示す情報をRAMに記憶して、本処理を終了する。一方、ステップS1547で、ミニロトでないと判断した場合(NO)、ステップS1551に移行する。
【0167】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1551で、宝くじが5等の条件に合致しているか否かを判断する。ロト7の場合の5等の条件は、4個の申込番号が当せん番号の本数字と合致していることである。ロト6の場合の5等の条件は、3個の申込番号が当せん番号の本数字と合致していることである。ステップS1551で、宝くじが5等の条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS1553に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類の情報と5等に当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS1551で、宝くじが5等の条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS1557に移行する。
【0168】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1557で、宝くじの種類がロト6であるか否かを判断する。ステップS1557で、宝くじの種類がロト6であると判断した場合(YES)、ステップS1571に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類がロト6であってハズレであることを示す情報をRAMに記憶して、本処理を終了する。一方、ステップS1557で、ロト6でないと判断した場合(NO)、ステップS1561に移行する。
【0169】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1561で、宝くじが6等の条件に合致しているか否かを判断する。ロト7の場合の6等の条件は、3個の申込番号が当せん番号の本数字と合致しており、1又は2個の申込番号が当せん番号のボーナス数字と合致していることである。ステップS1561で、宝くじが6等の条件に合致していると判断した場合(YES)、ステップS1563に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、宝くじの種類がロト7であって6等に当せんしたことを示す情報をRAMに記憶する。一方、ステップS1561で、宝くじが6等の条件に合致していないと判断した場合(NO)、ステップS1571に移行する。
【0170】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1571で、宝くじの種類がロト7であってハズレであることを示す情報をRAMに記憶して、本処理を終了する。
【0171】
<<特別演出実行処理>>
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1600で、特別演出実行処理S1600を実行する。特別演出実行処理S1600は、図16を用いて説明する。図16は、第2実施の形態における特別演出実行処理S1600を示すフローチャートである。特別演出実行処理S1600は、利用者側端末装置120のCPUの処理である。第2実施の形態の特別演出は、ハズレ演出、ハズレ表示、リーチ演出、当り表示、等級表示等である。この処理における利用者側端末装置120のCPUは、当否照合処理S600(詳細には、等級照合処理S1500)の当否結果及び等級の情報に基づいて、宝くじの当否結果及び等級を、特別演出を用いて利用者に報知するようになっている。
【0172】
先ず、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1611で、今回の照合を行う宝くじが当りであるか否かを判断する。当りであるか否かの判断は、等級照合処理S1500で記憶された情報に基づき判断する。ステップS1611で、宝くじが当りであると判断した場合(YES)、ステップS1613に移行する。
【0173】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1613で、当りの宝くじの等級が2等以上の当りであるか否かを判断する。詳細には、等級照合処理S1500で記憶された情報に基づき、1等の当りか2等の当りかを判断する。ステップS1613で、宝くじが1等又は2等の当りであると判断した場合(YES)、ステップS1615に移行する。
【0174】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1615で、特別演出として図17(e)に示すような7の番号を用いたリーチ演出を利用者側端末装置120のディスプレイにて実行する。なお、特別演出で用いる7の番号は、宝くじの申込番号の07とは異なる番号である。
【0175】
特別演出で用いられる図柄127の個数は、宝くじの申込番号の個数より少ない3個((左図柄、中図柄、右図柄))の例を示したが、宝くじの申込番号と同じ個数の図柄であっても良いし、宝くじの申込番号の個数よりも多い個数の図柄であっても良い。
【0176】
一方、ステップS1613で、2等以上の当りではないと判断した場合(NO)、つまり3等以下の当りである場合、ステップS1617に移行する。利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1617で、特別演出として7以外の図柄127を用いたリーチ演出を利用者側端末装置120のディスプレイにて実行する。特別演出で用いる7以外の図柄127は、1、2、3、4、5、6、8、9の図柄であり、宝くじの申込番号の01、02、03、04、05、06、08、09とは異なる。
【0177】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1619で、当り表示を実行する。利用者側端末装置120のCPUは、7の図柄127でリーチ演出を実行する場合、図17(f)に示すように利用者側端末装置120のディスプレイに777の図柄組合せを表示する。利用者側端末装置120のCPUは、7以外の図柄127でリーチ演出を実行する場合、利用者側端末装置120のディスプレイに、333等の7以外の図柄組合せを表示する。なお、7の図柄127でリーチ演出が実行される場合は、必ず2等以上の当り確定となるが、単に当り確定としても良い。また、当り表示の際に、7個の申込番号のうち何個の申込番号が当せん番号に合致したかを示す個数表示を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。
【0178】
次に、利用者側端末装置120のCPUは、ステップS1621で、等級表示を実行し、その後、本処理及び当否照合処理S600を終了する。利用者側端末装置120のCPUは、等級照合処理S1500で記憶された情報に基づき、図17(g)に示すように利用者側端末装置120のディスプレイに等級である「1等」を表示する。また、等級の他、等級に基づく配当の金額である「1億」を表示するが、これらは表示しなくても良い。
【0179】
一方、ステップS1611で、宝くじが当りではないと判断した場合(NO)、つまりハズレの場合、ステップS1631に移行し、利用者側端末装置120のCPUは、ハズレ演出とハズレ表示を実行し、その後、本処理及び当否照合処理S600を終了する。利用者側端末装置120のCPUは、ハズレ演出を実行する場合、利用者側端末装置120のディスプレイに、ハズレ演出として図17(b)に示すようなリーチとならない演出を実行し、ハズレ表示として図17(c)に示すような当りとならない図柄組合せを表示する。また、ハズレ表示の際に、7個の申込番号のうち何個の申込番号が当せん番号に合致したかを示す個数表示を利用者側端末装置120のディスプレイに表示する。
【0180】
なお、ハズレ演出では、ハズレのリーチ演出を実行しても良く、この場合、ハズレ表示として、例えば、323等のハズレの図柄組合せを表示する。ハズレのリーチ演出を実行する条件は、最低の当りに近い申込番号の場合である。
【0181】
ロト7の最低の当りに近い申込番号の場合は、6等が最低の当りであり、申込番号の3個が本数字と同じであり、且つ、申込番号の1個もしくは2個がボーナス数字と同じである場合にロト7の6等の当りとなる。つまり、申込番号の3個が本数字と同じであり、且つ、その他の申込番号がボーナス数字ではないことが、最低の当りに近い申込番号であり、これを条件として、ハズレのリーチ演出を実行するようになっている。また、申込番号の2個が本数字と同じであり、且つ、申込番号の1個もしくは2個がボーナス数字と同じであることが、最低の当りに近い申込番号であり、これを条件、つまり申込番号の2個が本数字と同じであることを条件として、ハズレのリーチ演出を実行するようになっている。
【0182】
ロト6の最低の当りに近い申込番号の場合は、5等が最低の当りであり、申込番号の3個が本数字と同じである場合にロト6の5等の当りとなる。つまり、申込番号の2個が本数字と同じであることが、最低の当りに近い申込番号であり、これを条件として、ハズレのリーチ演出を実行するようになっている。
【0183】
ミニロトの最低の当りに近い申込番号の場合は、4等が最低の当りであり、申込番号の3個が本数字と同じである場合にミニロトの4等の当りとなる。つまり、申込番号の2個が本数字と同じであることが、最低の当りに近い申込番号であり、これを条件として、ハズレのリーチ演出を実行するようになっている。
【0184】
このように当りに近い申込番号の宝くじの当否を報知する場合にハズレのリーチ演出を実行することによって、ハズレの宝くじであっても当りとなる可能性が高かったことを利用者に報知することができるので、本アプリの興趣を向上させることができる。
【0185】
なお、特別演出実行処理S1600を当否照合処理S600内で実行するようにしたが、当否照合処理S600外において実行するようにしても良い。その場合、当否照合処理S600の等級照合処理S1500までは、スタートボタン121の操作の有無に関わらず実行し、別処理とする特別演出実行処理S1600をスタートボタン121の操作によって実行する処理とすることが好ましい。
【0186】
次に、図17を用いて、特別演出(ハズレ演出、ハズレ表示、リーチ演出、当り表示、等級表示)の遷移を説明する。図17は、第2実施の形態における特別演出の概要を示す遷移図である。図17は、第2実施の形態における照合アプリを利用者側端末装置120のディスプレイに表示したものを示す図である。
【0187】
図17(a)は、図12の宝くじ種類情報取得処理S1200の処理と、図13の当せん番号取得処理S1300の処理と、図14の宝くじ申込番号取得処理S1400の処理とが終了した後のタイミングの利用者側端末装置120のディスプレイを示すものである。このタイミングでは、3個の図柄127(図のXXXは初期表示であることを示している)、宝くじの種類がロト7であることを示す表示、回別番号が第100回であることを示す表示、3枚の宝くじの申込番号を示す表示、スタートボタン121を示す表示が利用者側端末装置120のディスプレイに表示されている。
【0188】
図17(b)は、図6の当否照合処理S600のステップS611でスタートボタン121が押下された後であって、図16の特別演出実行処理S1600のステップS1615やステップS1617やステップS1631が実行される前のタイミングの利用者側端末装置120のディスプレイを示すものである。図17(b)は、図17(a)のスタートボタン121を押したことに基づき、3個の図柄127が図柄変動を開始したことを示している。また、3枚の宝くじの申込番号のうち、1番目の宝くじの申込番号に対応する演出を行っていることを示している。なお、演出の実行中にストップボタン122を押すと、演出が一時停止するようになっている。演出が一時停止している状態ではスタートボタン121が表示され、再度スタートボタン121を押した場合は、演出が再開するようになっている。
【0189】
図17(c)は、図16の特別演出実行処理S1600のステップS1631のハズレ表示を示すものである。3枚の宝くじの申込番号のうち、1番目の宝くじの申込番号に対応する結果がハズレであることを示している。また、「ハズレ2個合致」の表示は、7個の申込番号のうち2個の申込番号が当せん番号に合致したことを示している。このように全ての申込番号のうち何個の申込番号が当せん番号に合致したかを示す合致数の表示を実行することにより、複数枚の宝くじの照合を行う場合は、当せん番号の絞り込みが利用者によって可能となり、当せん番号を予想することに対して興趣を向上させることができる。なお、合致数として2/7等と表示しても良い。より詳細な表示として、「本数字2個、ボーナス数字0個」等を表示しても良い。この表示は、7個の申込番号のうち2個の申込番号が本数字に合致し、且つ、ボーナス数字に1個も合致していないことを示す。このような表示によっても、複数枚の宝くじの照合を行う場合は、当せん番号の絞り込みが利用者によって可能となり、当せん番号を予想することに対して興趣を向上させることができるという効果を奏する。なお、図17(b)において、ストップボタン122を長く押した場合や強制停止ボタン123を押した場合に、演出を終了して当否照合処理S600の結果を表示しても良い。
【0190】
図17(d)は、3枚の宝くじのうち、1番目の宝くじの照合が終了した後であって、2番目の宝くじの照合を開始する前のタイミングの利用者側端末装置120のディスプレイを示すものである。なお、1番目の宝くじの申込番号の表示を消去するか、文字の色を2番目や3番目の宝くじの申込番号よりも確認し難い表示にして、既に照合済みであることが分かるようにすることが好ましい。
【0191】
図17(e)は、図17(d)でスタートボタン121が押下された後であって、図16の特別演出実行処理S1600のステップS1615の7の図柄127でリーチ演出を実行していることを示すものである。また、3枚の宝くじの申込番号のうち、2番目の宝くじの申込番号に対応する演出を行っていることを示している。
【0192】
図17(f)は、図16の特別演出実行処理S1600のステップS1619の当り表示を示すものである。3枚の宝くじの申込番号のうち、2番目の宝くじの申込番号に対応する結果が当りであることを示している。また、「当り7個合致」の表示は、7個の申込番号のうち7個の申込番号が当せん番号に合致したことを示している。このように等級の表示を行う前に合致数の表示を実行することにより、当りの場合の等級を利用者に推測させることが可能となり、利用者の興趣を向上させることができる。
【0193】
図17(g)は、図16の特別演出実行処理S1600のステップS1621の等級表示を示すものである。3枚の宝くじの申込番号のうち、2番目の宝くじの申込番号に対応する結果が1等の当りであることを示している。また、1等の配当が1億円であることを示している。等級表示では、当りの図柄組合せである「777」の表示領域を(f)で示す当り表示の表示領域よりも小さくし、等級と配当の領域を図柄組合せの領域よりも大きくして、当りになったことと配当を利用者に強調して報知できるようになっている。
【0194】
このように宝くじの申込番号とは異なる番号を用いて当りであることを表示するリーチ演出を実行することにより、宝くじの当否結果を表示するまでの過程を利用者に演出的に報知することが可能となるので、宝くじの当否結果の出力に際し、宝くじの利用者の興趣を向上させることができる。
【0195】
また、宝くじが1等、2等の場合は、7の図柄127のリーチ演出を実行し、宝くじが1等、2等以外の場合は、7の図柄以外の図柄127のリーチ演出を実行することにより、宝くじの当否結果及び宝くじの等級を表示するまでの過程を利用者に演出的に報知することが可能となるので、宝くじの当否結果の出力に際し、宝くじの利用者の興趣を向上させることができる。
【0196】
<<並べ替え処理>>
利用者が宝くじを複数枚所有している場合、宝くじの申込番号を記憶した順番で特別演出実行処理S1600を実行するよう構成されているが、特別演出実行処理S1600での宝くじの照合順番を変更する並べ替え処理を設けても良い。この並べ替え処理は、宝くじ申込番号取得処理S1400の実行後に実行することが好ましい。その場合、等級照合処理S1500は、宝くじ申込番号取得処理S1400の実行後であって、当否照合処理S600の実行前に実行され、記憶されている全ての宝くじの申込番号に対する等級照合処理S1500を実行することが好ましい。
【0197】
並べ替え処理では、先ず、複数枚の宝くじの等級照合処理S1500の結果の全てを参照する。等級照合処理S1500の結果を参照した後、複数枚の宝くじがハズレ、6等、5等、4等、3等、2等、1等の順番になるように並べ替える。ハズレが複数枚ある場合は、合致数が少ない宝くじが先頭となるように並べ替える。このような並べ替え処理を実行してから特別演出実行処理S1600を行って合致数の表示を行うことにより、複数枚の宝くじの照合を行う場合は、徐々に当りに近づいていくように演出を見せることが可能となるため、利用者に対する宝くじの当否以外に関する興趣をより一層向上させることができる。
【0198】
特に、並べ替え処理を行ってから最低の当りに近い申込番号の場合にハズレのリーチ演出を実行する場合、ハズレのリーチ演出が実行された以降は、リーチ演出以上が確定となり、当りが近づいていることを利用者に対して予告することができる。また、合致数を表示していくことで、本数字やボーナス数字の絞り込みが容易になり、利用者は当りが分かり易くなるので、複数枚の宝くじの後半の宝くじに対する演出を楽しくすることができる。
【0199】
また、本数字=0、ボーナス数字=0を表示する合致数の宝くじが複数枚存在している場合は、並べ替え処理において、申込番号を入力した順番となるように並べ替えることが好ましい。
【0200】
また、1等又は2等が最後の順番になり、3等、4等、5等、6等、ハズレがランダムな順番になるような並べ替え処理としても良い。この場合、途中で当りとなるような演出を見せつつも、最後の宝くじまで1等、2等の当せん可能性があることを利用者に持たせることが可能となるため、宝くじの当否及び当否以外に関する興趣を向上させることができる。なお、並べ替え処理は、当否照合処理S600で実行しても良い。また、並べ替え処理を実行した後であって、全ての宝くじに対する照合結果を表示した後に、並べ替えた宝くじの順番を入力した状態に戻すように処理しても良い。
【0201】
第2実施の形態における特別演出実行処理として、特別演出実行処理S1600を例示したが、本実施の形態で示した特別演出実行処理S800を用いて特別演出を実行しても良い。
【0202】
これまで説明した第2実施の形態の構成に基づき、以下のような概念を抽出することができる。但し、以下に記載する概念はあくまで一例であり、これらの概念の結合や分離(上位概念化)は勿論のこと、本実施及び第2実施の形態において示した更なる構成に基づく概念を、これら概念に付加してもよい。
【0203】
(手段1)宝くじの当せん番号を取得するステップと、宝くじの申込番号を取得するステップと、宝くじの当せん番号の情報と、宝くじの申込番号の情報とに基づいて、宝くじの当否を照合するステップと、当せん番号を表示しない状況下において宝くじの当否を報知する特別演出を実行するステップと、を実行するくじ照合方法。
【0204】
(手段2)特別演出を実行するステップは、所定個数の宝くじの申込番号の情報が宝くじの当せん番号の情報と合致しており、あと一つの宝くじの申込番号の情報が宝くじの当せん番号の情報と合致する場合に当りとなるハズレの宝くじに対する特別演出を実行する手段1に記載のくじ照合方法。
【0205】
(手段3)特別演出を実行するステップは、所定個数の宝くじの申込番号の情報が宝くじの当せん番号の情報と合致しており、あと一つの宝くじの申込番号の情報が宝くじの当せん番号の情報と合致する場合に当りとなるハズレの宝くじと、当りの宝くじの特別演出を実行する場合、当りの宝くじの前にハズレの宝くじに対する特別演出を実行する手段1に記載のくじ照合方法。
【0206】
(手段4)特別演出を実行するステップは、特別演出としてリーチ演出を実行する手段1に記載のくじ照合方法。
【0207】
(手段5)特別演出を実行するステップは、宝くじの当りの等級に基づき異なるリーチ演出を実行する手段4に記載のくじ照合方法。
【0208】
第2実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記載及び図面は第2実施の形態で示す発明を限定するものであると理解すべきでない。第2実施の形態で示す発明は、本実施の形態の当せん予告演出や当せん予告演出の変更例、当せん発生演出や当せん発生演出の変更例等の様々な実施の形態等を含むことはもちろんである。
【0209】
<<くじ番号収集・集計処理>>
次に、図18を用いてくじ番号収集・集計処理S1800を説明する。図18は、本実施の形態及び第2実施の形態におけるくじ番号収集・集計処理S1800を示すフローチャートである。くじ番号収集・集計処理S1800は、宝くじ管理者側端末装置110のCPUの処理である。この処理における宝くじ管理者側端末装置110のCPUは、宝くじ管理者側端末装置110から入力された最新の回別における宝くじの申込番号(くじパターン)の口数を集計し、この最新の回別の宝くじに係る抽せんが行われるよりも前の時期に、集計結果に基づく宝くじ集計情報を出力する。
【0210】
先ず、宝くじ管理者側端末装置110のCPUは、ステップS1811で、利用者側端末装置120を用いて利用者が入力した回別番号の情報を取得する。例えば、利用者が回別番号=100と入力した場合、100を取得する。また、回別番号以外に利用者が入力した情報がある場合は、それらの情報を取得する。例えば、宝くじ申込番号取得処理S500や宝くじ申込番号取得処理S1400において利用者側端末装置120が記憶した情報を取得する。宝くじ申込番号取得処理S500(ナンバーズ4及びナンバーズ3の場合)の場合は、宝くじの種類の情報と、回別番号と、利用者が購入した宝くじの申込番号と、宝くじの種類の申込みタイプとを取得する。宝くじ申込番号取得処理S1400の場合(ロト7、ロト6、ミニロトの場合)は、宝くじの種類の情報と、回別番号と、利用者が購入した宝くじの申込番号とを取得する。
【0211】
次に、宝くじ管理者側端末装置110のCPUは、ステップS1821で、取得した回別番号の宝くじの抽せんが実行済みであるか否かを判断する。換言すると、ステップS1811で取得した回別番号における宝くじに係る抽せんが行われるよりも前の時期であるか否かを判断する。ステップS1821で、取得した回別番号の宝くじの抽せんが実行済みであると判断した場合(YES)、最新の回別番号ではないとして、本処理を終了する。なお、取得した回別番号の宝くじの抽せんが実行済みであると判断した場合、宝くじ管理者側端末装置110のCPUは、抽せんが実行済みである情報を、利用者側端末装置120に出力(送信)し、利用者側端末装置120のCPUは、この情報を受信して、ディスプレイに宝くじの抽せんが既に実行された旨を表示するようにしても良い。
【0212】
一方、ステップS1821で、取得した回別番号の抽せんが実行されていないと判断した場合(NO)、ステップS1831に移行する。宝くじ管理者側端末装置110のCPUは、ステップS1831で、各くじパターンの口数を集計し、集計結果をRAMに記憶する。詳細には、ステップS1811で取得した宝くじの申込番号も含め、複数の利用者が入力した複数の宝くじの申込番号の口数を集計する。なお、ナンバーズ4やナンバーズ3の場合は、申込みタイプを宝くじの申込番号に対応させて口数を集計する。
【0213】
次に、宝くじ管理者側端末装置110のCPUは、ステップS1841で、集計結果を宝くじ集計情報として、利用者側端末装置120に出力(送信)して、本処理を終了する。
【0214】
なお、宝くじ管理者側端末装置110のCPUは、ある回別における宝くじに係る抽せんが行われるよりも前の時期での複数の更新タイミングで、各宝くじの申込番号の口数を再集計するようになっている。複数の更新タイミングは、新たな情報(回別番号や宝くじの申込番号等)を取得したタイミングや所定間隔毎(例えば、5分毎)のタイミングである。
【0215】
利用者側端末装置120のCPUは、宝くじ管理者側端末装置110からの宝くじ集計情報を受信し、図19に示すようにディスプレイに出力(表示)する。
【0216】
図19は、ナンバーズ4の宝くじ集計情報を表示した利用者側端末装置120のディスプレイのイメージ図である。ディスプレイの最上段には、回別番号を表示している。その下には、集計結果を表示する宝くじの種類を表示する。宝くじの種類の下には、申込みタイプを表示している。なお、ナンバーズ4及びナンバーズ3の場合は、この欄に申込みタイプを表示するが、ロト7、ロト6、ミニロトでは、この欄に「-」を表示する。
【0217】
申込みタイプの下には、申込番号とその口数のトップ10の順位を表示している。なお、トップ10に限定されず、11位以降の順位も画面をスクロールすることによって表示可能にしている。
【0218】
トップ10の順位の下には、申込みタイプの選択ボタンと、宝くじの種類の選択ボタンと、並べ替えの選択ボタンを表示している。
【0219】
申込みタイプの選択ボタンは、ナンバーズ4及びナンバーズ3の宝くじの集計結果を表示したい場合に選択するボタンである。現在選択されているのは「ストレート(図ではボタンを太文字及びアンダーラインで強調して表示)」であるが、ストレート以外の申込みタイプの集計結果を確認したい場合は、画面左下の「セット(ストレート)」、「ボックス」、「セット(ボックス)」、「ミニ」のボタンの何れかを選択することで、表示が変更されるようになっている。なお、ナンバーズ4の宝くじの集計結果が表示されている場合は、「ミニ」を選択できないようになっている。
【0220】
宝くじの種類の選択ボタンは、ナンバーズ4、ナンバーズ3、ロト7、ロト6、ミニロトの宝くじの中から一の種類の宝くじの集計結果を表示したい場合に選択するボタンである。現在選択されているのは「ナンバーズ4(図ではボタンを太文字及びアンダーラインで強調して表示)」であるが、ナンバーズ4以外の宝くじの集計結果を確認したい場合は、画面下の「ナンバーズ3」、「ロト7」、「ロト6」、「ミニロト」のボタンの何れかを選択することで、表示が変更されるようになっている。
【0221】
並べ替えの選択ボタンは、順位表示を変更したい場合に選択するボタンである。図のトップ10の表示は、「順位(少→多)」を選択して申込番号の口数が少ないものを先頭にして表示しているが、申込番号の口数が多いものを先頭にして表示しても良く、このように表示したい場合は、右下に表示されている「順位(多→少)」のボタンを選択することで、表示が変更されるようになっている。
【0222】
ナンバーズ4又はナンバーズ3の配当は、当せんくじの口数が少ないほど配当額が高くなる傾向がある宝くじであるため、高額な配当を目指す利用者にとっては、購入数が少ないくじ番号(宝くじの申込番号)を推測できれば、宝くじを購入する際の指定すべき数字の手掛かりとなり得る。そこで、最新の回別におけるナンバーズ4又はナンバーズ3に係る抽せんが行われるよりも前の時期に、宝くじの申込番号の口数を集計し、この集計した結果に基づき宝くじ集計情報を出力することで、利用者が宝くじを購入する際に指定すべき数字の手掛かりとすることができる。
【0223】
また、申込タイプ別に集計するのではなく、複数の申し込みタイプに跨って集計してもよい。例えばナンバーズ4において、ストレートでもボックスでもセットでも購入数が少ない申込数字は、それが当せんした場合の配当額が極めて高くなる傾向があるため、高額な配当を目指す利用者にとってより有益な情報となり得る。
【0224】
更に、申込番号の一覧を表示する場合、その表示上限となる個数(図19では10個)を変更できるよう構成してもよい。表示上限が増えれば、高額な配当を目指す利用者にとって、購入数が少ないくじ番号(宝くじの申込番号)を推測できる幅が広がる。
【0225】
くじ番号収集・集計処理は、本実施の形態や第2実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記載及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきでない。くじ番号収集・集計処理は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことはもちろんである。
【符号の説明】
【0226】
10 くじ照合システム
110 宝くじ管理者側端末装置
120 利用者側端末装置
図1
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