(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023011779
(43)【公開日】2023-01-24
(54)【発明の名称】尿飛散防止・踏み台付き洋式便器
(51)【国際特許分類】
E03D 11/02 20060101AFI20230117BHJP
A47K 17/02 20060101ALI20230117BHJP
【FI】
E03D11/02 Z
A47K17/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2022173797
(22)【出願日】2022-10-12
(71)【出願人】
【識別番号】505030395
【氏名又は名称】浮田 隆郎
(72)【発明者】
【氏名】浮田 隆郎
【テーマコード(参考)】
2D037
2D039
【Fターム(参考)】
2D037AA02
2D037BA21
2D037BA23
2D039AA02
2D039AA05
2D039AE00
2D039DB05
(57)【要約】
【課題】 洋式便器で男性が立小用する際、尿やその飛沫の飛散を便器でもれなく受け止める。
【解決手段】 便器の高さを、落下しながら広がる尿やその飛沫を、大きく広がる前に便器でもれなく受け止められる高さとする。
高くした便器の便座を使って用便する際のため、便器前面の中間の高さに跳ね上げ収納式踏み台を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
洋式便器の高さを、男性が立小用の際、落下しながら広がる尿やその飛沫を、大きく広がる前に便器でもれなく受け止められる高さに設定した便器。
【請求項2】
洋式便器の前面の中間の高さに、跳ね上げ収納式踏み台を設けた便器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、洋式便器の高さを既存のものより高くして、男性の立小用中、落下しながら広がる尿やその飛沫を、大きく広がる前に便器でもれなく受け止めることを、目的としたものである。
それにより、高くした便器の便座を使って用便する際のために、便器に踏み台を設けたものである。
【背景技術】
【0002】
洋式便器で男性が立小用する際、尿やその飛沫の飛散による汚染を有効に防止する技術が、これまでにはなかった。
【先行技術】
【0003】
従来、男性の立小用中の尿やその飛沫の飛散による汚染を防止するには、立小用専用の便器が使用されてきた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
洋式便器で男性が立小用する際、尿やその飛沫の飛散を便器でもれなく受け止めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の洋式便器は、次のような形状とする。
・ 便器の高さ・・・男性の立小用の際、落下しながら広がる尿やその飛沫を、大きく 広がる前に便器でもれなく受け止められる高さとする。
・ 踏み台・・・・・高くした便器の便座を使って用便する際のため、便器前面の中間 の高さに、跳ね上げ収納式踏み台を設ける。
【発明の効果】
【0006】
本便器で男性が立小用した際、高さを高くした便器で、落下しながら広がる尿やその飛沫を大きく広がる前に便器でもれなく受け止め、便器や床の汚染を防止できる。
本便器の便座で用便する際は、踏み台を使用して高い便座に座ることができる。
背丈の低い男児が立小用する際、踏み台を使用する。
本便器で男性が立小用の際は、踏み台を跳ね上げ収納することで、踏み台が立小用の妨げにならない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本便器の踏み台を出した状態の側面図である。
【
図2】本便器の踏み台を、跳ね上げ収納した状態の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
男性の立小用の際は、踏み台を跳ね上げ収納した形態で本便器を使用する。
便座を使った用便の際は、踏み台を出した形態で本便器を使用する。
【符号の説明】
【0009】
1 高さを高くした便器本体。
2 便座。
3 便器のフタ。
4 跳ね上げ収納式踏み台。