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特開2023-118031雌雄共通コネクタを有する照明器具及びそのアセンブリ
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  • 特開-雌雄共通コネクタを有する照明器具及びそのアセンブリ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023118031
(43)【公開日】2023-08-24
(54)【発明の名称】雌雄共通コネクタを有する照明器具及びそのアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F21V 23/06 20060101AFI20230817BHJP
   H01R 13/28 20060101ALI20230817BHJP
【FI】
F21V23/06
H01R13/28
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022075626
(22)【出願日】2022-04-30
(31)【優先権主張番号】202210134560.0
(32)【優先日】2022-02-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】317016394
【氏名又は名称】厦門普為光電科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】盧福星
(72)【発明者】
【氏名】蘭小平
【テーマコード(参考)】
3K014
【Fターム(参考)】
3K014AA02
3K014HA01
3K014HA03
(57)【要約】
【課題】雌雄共通コネクタを有する照明器具及びそのアセンブリを提供する。
【解決手段】
本発明の一実施形態は、ランプ及び2つのランプソケットを含む雌雄共通コネクタを有する照明器具を提供する。ランプソケットは、ランプの両端にそれぞれ位置し、各ランプソケットは、端面、第1接続構造及び第1接続構造を含む。端面は、中心点を有する。第1接続構造は、端面に位置し、2つの第1接続構造は、中心点によって点対称の分布を形成する。2つの第2接続構造は、端面に位置し、2つの第1接続構造に対応し、中心点により点対称の分布を形成する。上記構造により、ランプのランプソケットが対称的な接続構造を有するため、ランプのいずれの端を用いるかに関わらず、別の1つのランプに直列接続することができ、使用操作上より簡便であり、製造コストを低減することもできる。本発明は、更に、同じ効果を有する、上述のランプを備えたアセンブリを提供する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランプと、
前記ランプの両端にそれぞれ位置する2つのランプソケットと、
を備え、
各前記ランプソケットは、
中心点を有する端面と、
前記端面に位置し、前記中心点により点対称の分布を形成する2つの第1接続構造と、
前記端面に位置し、前記2つの第1接続構造に対応し、前記中心点により点対称の分布を形成する2つの第2接続構造と、
を含むことを特徴とする雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項2】
前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項1に記載の雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項3】
ランプと、
前記ランプの両端にそれぞれ位置する2つのランプソケットと、
を備え、
水平線により上部領域及び下部領域を定義し、前記上部領域が第1中心点を有し、前記下部領域が第2中心点を有する端面と、
2つが前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つが前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する4つの第1接続構造と、
2つが前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つが前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する4つの第2接続構造と、
前記上部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造と、前記下部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造とは、前記水平線により鏡像対称であることを特徴とする雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項4】
前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項3に記載の雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項5】
雌雄共通コネクタを有する照明器具を少なくとも2つ含み、前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、互いに直列に接続され、各前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、
ランプと、
前記ランプの両端にそれぞれ位置する2つのランプソケットと、
を備え、
各前記ランプソケットは、
中心点を有する端面と、
前記端面に位置し、前記中心点により点対称の分布を形成する2つの第1接続構造と、
前記端面に位置し、前記2つの第1接続構造に対応し、前記中心点により点対称の分布を形成する2つの第2接続構造と、
を含む照明器具のアセンブリ。
【請求項6】
前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項5に記載の照明器具のアセンブリ。
【請求項7】
雌雄共通コネクタを有する照明器具を少なくとも2つ含み、前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、互いに直列に接続され、各前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、
ランプと、
前記ランプの両端にそれぞれ位置する2つのランプソケットと、
を備え、
水平線により上部領域及び下部領域を定義し、前記上部領域が第1中心点を有し、前記下部領域が第2中心点を有する端面と、
2つが前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つが前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する4つの第1接続構造と、
2つが前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つが前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する4つの第2接続構造と、
前記上部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造と、前記下部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造とは、前記水平線により鏡像対称であることを特徴とする雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項8】
前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項7に記載の照明器具のアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、直列に接続することができる照明器具、特に対称構造のコネクタを有する照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
照明器具は、一般的に使用される照明装置であり、通常、照明カバー、発光源、電源、反射板及び拡散板等の部材を含む。
【0003】
一部の分野では、照明器具の間に直列接続の要求があるため、照明器具の製造コスト及び直列接続する難易度の問題に直面し、これらの問題は、照明器具の応用の範囲及び販売の程度に影響を及ぼす。従って、上記問題を如何に解決するかは、関連業者が検討すべき問題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ランプのいずれの端を使用するかに関わらず、別の1つのランプに直列接続することができ、使用操作上より簡便である雌雄共通コネクタを有する照明器具及びそのアセンブリを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題に鑑み、本発明の一実施形態は、ランプ及び2つのランプソケットを含む、雌雄共通コネクタを有する照明器具を提供する。ランプソケットは、前記ランプの両端にそれぞれ位置し、各前記ランプソケットは、端面、第1接続構造及び第2接続構造を含む。
【0006】
端面に中心点を有する。2つの第1接続構造は、前記端面に位置し、前記2つの第1接続構造は、前記中心点により点対称の分布を形成する。2つの第2接続構造は、前記端面に位置し、前記2つの第1接続構造に対応し、前記2つの第2接続構造は、前記中心点により点対称の分布を形成する。
【0007】
本発明の一実施形態は、ランプと、2つのランプソケットを含む雌雄共通コネクタを有する照明器具を提供する。ランプソケットは、前記ランプの両端にそれぞれ位置し、各前記ランプソケットは、端面、4つの第1接続構造及び4つの第2接続構造を含む。
【0008】
前記端面は、水平線により上部領域及び下部領域を定義し、前記上部領域が第1中心点を有し、前記下部領域が第2中心点を有する。4つの前記第1接続構造のうちの2つの前記第1接続構造は、前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つの前記第1接続構造が前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する。4つの第2接続構造のうちの2つの前記第2接続構造が前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つの前記第2接続構造が前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する。ここで、前記上部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造と、前記下部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造とは、前記水平線により鏡像対称である。
【0009】
上記雌雄共通コネクタを有する照明器具の好適実施形態に基づき、前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置する。
【0010】
本発明の一実施形態は、雌雄共通コネクタを有する照明器具を少なくとも2つ含み、前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、互いに直列に接続され、各雌雄共通コネクタを有する照明器具は、ランプと、2つのランプソケットと、を備える照明器具のアセンブリを提供する。2つのランプソケットは、前記ランプの両端にそれぞれ位置し、各前記ランプソケットは、端面、4つの第1接続構造及び4つの第2接続構造を含む。
【0011】
前記端面は、水平線により上部領域及び下部領域を定義し、前記上部領域が第1中心点を有し、前記下部領域が第2中心点を有する。4つの前記第1接続構造のうちの2つの前記第1接続構造は、前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つの前記第1接続構造が前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する。4つの第2接続構造のうちの2つの前記第2接続構造が前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つの前記第2接続構造が前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する。ここで、前記上部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造と、前記下部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造とは、前記水平線により鏡像対称である。
【0012】
上記照明器具のアセンブリの好適実施形態に基づき、前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置する。
【発明の効果】
【0013】
まとめると、本発明の一実施形態の雌雄共通コネクタを有する照明器具によれば、ランプのランプソケットは、対称性のある接続構造を有するため、ランプのいずれの端を使用するかに関わらず、別の1つのランプに直列接続することができ、使用操作上より簡便である。本発明の一実施形態の雌雄共通コネクタを有する照明器具によれば、ランプのランプソケットが対称性のある接続構造を有し、製造コストの点で、他のランプと比較して製造コストを低減することができ、販売に有利である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の雌雄共通コネクタを有する照明器具の一実施例の部分分解図である。
図2図1に示す実施形態の正面図である。
図3図1に示す実施形態の照明器具の両端をそれぞれ示す部分外観説明図である。
図4】本発明の照明器具のアセンブリの一説明図の使用説明図である。
図5】本発明の雌雄共通コネクタを有する照明器具の一実施形態の部分分解図である。
図6図5に示す実施形態の正面図である。
図7図5に示す実施形態の照明器具の両端をそれぞれ示す部分外観説明図である。
図8】本発明の照明器具のアセンブリの一実施形態の使用説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下の実施形態では、本発明の詳細な特徴及び利点を説明し、その内容は、当業者に本発明の技術内容を理解し、それに応じて実施可能にさせるのに十分であり、且つ本明細書の開示内容、特許請求の範囲及び図面により、当業者が本発明に関する目的及び利点を容易に理解できるようにする。
【0016】
技術案の技術内容、構造特徴、実現する目的及び効果を詳細に説明するため、以下では、具体的実施形態を挙げ、図面を合わせて説明する。
【0017】
図1図3を参照し、図1は、本発明の雌雄共通コネクタを有する照明器具100の一実施形態の局部分解図である。図2は、図1に示す実施形態の正面図である。図3は、図1に示す実施形態の照明器具100の両端をそれぞれ示す部分外観説明図である。
【0018】
雌雄共通コネクタを有する照明器具100は、ランプ1及び2つのランプソケット2を含む。ランプソケット2は、前記ランプ1の端部にそれぞれ位置し、各前記ランプソケット2は、端面21、第1接続構造22及び第2接続構造23を含む。
【0019】
端面21は、中心点Cを有する。第1接続構造22は、前記端面21に位置し、前記2つの第1接続構造22は、前記中心点Cにより点対称の分布を形成する。前記の点対称、即ち、第1接続構造22は、前記中心点Cにより回転し、時計回り又は反時計回りの方向に180度回転する時にある位置は、別の1つの第1接続構造22の位置に重ね合わされる。2つの第2接続構造23は、前記端面21に位置し、前記2つの第1接続構造22に対応し、前記2つの第2接続構造23は、前記中心点Cにより点対称の分布を形成する。
【0020】
図1図3に示すように、前記第1接続構造22は、上面221、接続溝222及び導電柱223を含み、前記接続溝222は、前記上面221上に開設され、前記導電柱223は、前記スロット222内に位置する。前記第2接続構造23は、溝部231及び導電管部材232を含み、前記溝部231は、前記端面21に開設され、前記導電管部材232は、溝部231内に位置する。本実施形態では、導電管部材232は、導電管2321及び導電スリーブ2322を含み、導電スリーブ2322は、導電管2321内に位置する。幾つかの実施形態によれば、導電柱223は銅柱である。幾つかの実施形態によれば、導電管2321及びランプソケット2の本体の材質は、同じであり、導電スリーブ2322は、銅スリーブである。
【0021】
図4は、本発明の照明器具のアセンブリ200の一実施形態の使用説明図である。照明器具のアセンブリ200は、図3に示されるような雌雄共通コネクタを有する照明器具100を少なくとも2つ含み、前記雌雄共通コネクタを有する照明器具100は、互いに直列接続される。この構造により、使用者は、照明器具100を簡易に交換することができ、即ち、照明器具100(ランプ1及びランプソケット2を含む)の両端の任意の一端が、任意の別の1つの照明器具100と接続することができ、組み立ての時間を節約することができる。プロセスにおいて、生産者が製造コストを低減することもできる。
【0022】
図5図7を参照し、図5は、本発明の雌雄共通コネクタを有する照明器具100の一実施形態の局部分解図である。図6は、図5に示す実施形態の正面図である。図7は、図5に示す実施形態の照明器具の両端をそれぞれ示す部分外観説明図である。
【0023】
図5図7に示すように、雌雄共通コネクタを有する照明器具100は、ランプ1及び2つのランプソケット2を含む。ランプソケット2は、ランプ1の両端にそれぞれ位置し、各前記ランプソケット2は、端面21、4つの第1接続構造22及び4つの第2接続構造23を含む。前記端面21は、水平線Lによって上部領域211及び下部領域212を定義し、前記上部領域211は、第1中心点C1を有し、前記下部領域212は、第2中心点C2を有する。4つの第1接続構造22のうちの2つの前記第1接続構造22は、前記上部領域211に位置し、前記第1中心点C1により点対称の分布を形成する。別の2つの前記第1接続構造22は、前記下部領域212に位置し、前記第2中心点C2により点対称の分布を形成する。4つの第2接続構造23のうちの2つの前記第2接続構造23は、前記上部領域211に位置し、前記第1中心点C1により点対称の分布を形成する。別の2つの前記第2接続構造23は、前記下部領域212に位置し、前記第2中心点C2により点対称の分布を形成する。前記上部領域211の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造と、前記下部領域212の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造とは、水平線Lによって鏡像対称である。上記の鏡像対称は、上部領域211が水平線Lによって下部領域212に向かって「折り畳まれ」、上部領域211内の第1接続構造22及び下部領域212内の第1接続構造22の位置が互いに重なり合うことを意味する。上部領域211内の第2接続構造23及び下部領域212内の第2接続構造23は、位置が重なり合う。
【0024】
第1接続構造22及び第2接続構造23について、上述の説明を参照するものとし、ここでは繰り返し説明しない。
【0025】
図8を参照し、本発明の照明器具のアセンブリ200の一実施形態の使用説明図である。照明器具のアセンブリ200は、図7に示すような雌雄共通コネクタを有する照明器具100を少なくとも2つ含み、前記雌雄共通コネクタを有する照明器具100は、互いに直列接続される。この構造により、使用者は、照明器具100を簡易に交換することができ、即ち、照明器具100(ランプ1及びランプソケット2を含む)の両端の任意の一端が、任意の別の1つの照明器具100と接続することができ、組み立ての時間を節約することができる。プロセスにおいて、生産者が製造コストを低減することもできる。
【0026】
まとめると、本発明の一実施形態の雌雄共通コネクタを有する照明器具によれば、ランプのランプソケットは、対称性のある接続構造を有するため、ランプのいずれの端を使用するかに関わらず、別の1つのランプに直列接続することができ、使用操作上より簡便である。本発明の一実施形態の雌雄共通コネクタを有する照明器具によれば、ランプのランプソケットが対称性のある接続構造を有し、製造コストの点で、他のランプと比較して製造コストを低減することができ、販売に有利である。本発明の一実施形態の照明器具のアセンブリによれば、同じ効果を有することができる。
【0027】
本明細書では上記各実施形態につき説明を行っているが、本発明の特許請求の範囲を制限するものではないことに留意すべきである。従って、本発明の革新的理念に基づく、本明細書に記載の実施形態への変更及び修正、又は本発明の明細書及び図面の内容を用いて行われる均等の構造又は均等のプロセスの置換、直接的又は間接的に上記技術案をその他の関連する技術分野に適用することは、何れも本発明の特許請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0028】
100 雌雄共通コネクタを有する照明器具
200 照明器具のアセンブリ
1 照明器具
2 ランプソケット
21 端面
211 上部領域
212 下部領域
22 第1接続構造
221 上面
222 接続溝
223 導電柱
23 第2接続構造
231 溝部
232 導電管部材
2321 導電管
2322 導電スリーブ
C 中心点
C1 第1中心点
C2 第2中心点
L 水平線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2023-08-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランプと、
前記ランプの両端にそれぞれ位置する2つのランプソケットと、
を備え、
各前記ランプソケットは、
中心点を有する端面と、
前記端面に位置し、前記中心点により点対称の分布を形成する2つの第1接続構造と、
前記端面に位置し、前記2つの第1接続構造に対応し、前記中心点により点対称の分布を形成する2つの第2接続構造と、
を含み、
前記2つの第1接続構造は、前記点対称に同一の構造であり、前記2つの第2接続構造は、前記点対称に同一の構造であり、該第1接続構造と該第2接続構造は、前記中心点を中心に交互に配置され、
前記2つの第1接続構造と前記2つの第2接続構造は互いに接続できることを特徴とする雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項2】
前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項1に記載の雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項3】
ランプと、
前記ランプの両端にそれぞれ位置する2つのランプソケットと、
を備え、
水平線により上部領域及び下部領域を定義し、前記上部領域が第1中心点を有し、前記下部領域が第2中心点を有する端面と、
2つが前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つが前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する4つの第1接続構造と、
2つが前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つが前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する4つの第2接続構造と、
前記上部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造と、前記下部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造とは、前記水平線により鏡像対称であり、かつ鏡像対称に同一の構造であり、
前記上部領域における前記第1接続構造と前記第2接続構造は、前記第1中心点を中心に交互に配置され、
前記下部領域における前記第1接続構造と前記第2接続構造は、前記第2中心点を中心に交互に配置され、
前記4つの第1接続構造と前記4つの第2接続構造は互いに接続できることを特徴とする雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項4】
前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項3に記載の雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項5】
雌雄共通コネクタを有する照明器具を少なくとも2つ含み、前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、互いに直列に接続され、各前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、
ランプと、
前記ランプの両端にそれぞれ位置する2つのランプソケットと、
を備え、
各前記ランプソケットは、
中心点を有する端面と、
前記端面に位置し、前記中心点により点対称の分布を形成する2つの第1接続構造と、
前記端面に位置し、前記2つの第1接続構造に対応し、前記中心点により点対称の分布を形成する2つの第2接続構造と、
を含み、
前記2つの第1接続構造は、前記点対称に同一の構造であり、前記2つの第2接続構造は、前記点対称に同一の構造であり、該第1接続構造と該第2接続構造は、前記中心点を中心に交互に配置され、
前記2つの第1接続構造と前記2つの第2接続構造は互いに接続できる照明器具のアセンブリ。
【請求項6】
前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項5に記載の照明器具のアセンブリ。
【請求項7】
雌雄共通コネクタを有する照明器具を少なくとも2つ含み、前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、互いに直列に接続され、各前記雌雄共通コネクタを有する照明器具は、
ランプと、
前記ランプの両端にそれぞれ位置する2つのランプソケットと、
を備え、
水平線により上部領域及び下部領域を定義し、前記上部領域が第1中心点を有し、前記下部領域が第2中心点を有する端面と、
2つが前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つが前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する4つの第1接続構造と、
2つが前記上部領域に位置し、且つ前記第1中心点により点対称の分布を形成し、他の2つが前記下部領域に位置し、且つ前記第2中心点により点対称の分布を形成する4つの第2接続構造と、
前記上部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造と、前記下部領域内の前記2つの第1接続構造及び前記2つの第2接続構造とは、前記水平線により鏡像対称であり、かつ鏡像対称に同一の構造であり、
前記上部領域における前記第1接続構造と前記第2接続構造は、前記第1中心点を中心に交互に配置され、
前記下部領域における前記第1接続構造と前記第2接続構造は、前記第2中心点を中心に交互に配置され、
前記4つの第1接続構造と前記4つの第2接続構造は互いに接続できることを特徴とする雌雄共通コネクタを有する照明器具。
【請求項8】
前記第1接続構造は、上面、接続溝及び導電柱を含み、前記接続溝は、前記上面に開設され、前記導電柱は、前記接続溝内に位置し、前記第2接続構造は、溝部と導電管部材を含み、前記溝部は、前記端面に開設され、前記導電管部材は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項7に記載の照明器具のアセンブリ。