(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023118079
(43)【公開日】2023-08-24
(54)【発明の名称】ソーシャルプラットフォームのフォローフィードに推薦モジュールを表示する方法、コンピュータ装置、およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/00 20120101AFI20230817BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023014573
(22)【出願日】2023-02-02
(31)【優先権主張番号】10-2022-0018663
(32)【優先日】2022-02-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】516014409
【氏名又は名称】ライン プラス コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】LINE Plus Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム ミ ナ
(72)【発明者】
【氏名】キム レイラ
(72)【発明者】
【氏名】ユン ミュン ハン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】ソーシャルプラットフォームのフォローフィードに推薦モジュールを表示する方法、コンピュータ装置、およびコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】ソーシャルプラットフォームでのフォローアカウントのポストで構成されたフォローフィードに、推薦アカウントで構成されたアカウント推薦モジュールと推薦ポストで構成されたポスト推薦モジュールのうちの少なくとも1つの推薦モジュールを表示するにあたり、未読ポスト(unseen post)に基づいて前記推薦モジュールの表示条件を調整する。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ装置によって実行される方法であって、
前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサが、ソーシャルプラットフォームでのフォローアカウントのポストで構成されたフォローフィードに、推薦アカウントで構成されたアカウント推薦モジュールと推薦ポストで構成されたポスト推薦モジュールのうちの少なくとも1つの推薦モジュールを表示する段階
を含み、
前記表示する段階は、
未読ポスト(unseen post)に基づいて前記推薦モジュールの表示条件を調整する段階
を含む、方法。
【請求項2】
前記調整する段階は、
前記未読ポストの件数によって、前記推薦モジュールの表示状態、表示位置、表示周期のうちの少なくとも1つの表示条件を調整する段階
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記調整する段階は、
前記推薦モジュールの管理者指定位置を基準に、前記未読ポストの件数によって前記推薦モジュールの表示位置を調整する段階
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記調整する段階は、
前記未読ポストの件数が前記推薦モジュールの管理者指定インデックスよりも大きい場合、前記管理者指定インデックスに該当する位置に前記推薦モジュールを配置する段階、および
前記未読ポストの件数が前記管理者指定インデックスよりも小さい場合、前記未読ポストよりも下方に前記推薦モジュールを配置する段階
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記調整する段階は、
前記未読ポストのうちの少なくとも1つの未読ポストよりも下方、かつ既読ポスト(seen post)よりも上方に前記推薦モジュールを配置する段階
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記調整する段階は、
前記フォローフィードに少なくとも1つの付加コンテンツが追加される場合、前記付加コンテンツと前記推薦モジュールの優先順位に基づいて前記推薦モジュールの表示位置を調整する段階
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記調整する段階は、
前記ソーシャルプラットフォームでのユーザ活動ログに基づいて前記推薦モジュールの表示条件を調整する段階
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記調整する段階は、
前記アカウント推薦モジュールの場合、前記ソーシャルプラットフォームでのフォロー活動に基づいて前記アカウント推薦モジュールの表示条件を調整する段階
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記調整する段階は、
前記ポスト推薦モジュールの場合、前記フォローフィードを通じるポスト消費量に基づいて前記ポスト推薦モジュールの表示条件を調整する段階
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記アカウント推薦モジュールを構成するための推薦アカウントは、前記ソーシャルプラットフォームでのフォロー関連度に基づいて選定されたフォローベース推薦アカウントと、前記ソーシャルプラットフォームでのフォロワー数に基づいて選定された人気ベース推薦アカウントを含み、
前記ポスト推薦モジュールを構成するための推薦ポストは、前記ソーシャルプラットフォームでのユーザ活動ログに基づいて個人化されたポストセットを含むこと
を特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
請求項1~10のうちのいずれか一項に記載の方法をコンピュータ装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項12】
コンピュータ装置であって、
メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
ソーシャルプラットフォームでのフォローアカウントのポストで構成されたフォローフィードに、推薦アカウントで構成されたアカウント推薦モジュールと推薦ポストで構成されたポスト推薦モジュールのうちの少なくとも1つの推薦モジュールを表示するものであり、
未読ポストに基づいて前記推薦モジュールの表示条件を調整すること
を特徴とする、コンピュータ装置。
【請求項13】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記未読ポストの件数によって、前記推薦モジュールの表示状態、表示位置、表示周期のうちの少なくとも1つの表示条件を調整すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記推薦モジュールの管理者指定位置を基準に、前記未読ポストの件数によって前記推薦モジュールの表示位置を調整すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項15】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記未読ポストの件数が前記推薦モジュールの管理者指定インデックスよりも大きい場合、前記管理者指定インデックスに該当する位置に前記推薦モジュールを配置し、
前記未読ポストの件数が前記管理者指定インデックスよりも小さい場合、前記未読ポストよりも下方に前記推薦モジュールを配置すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項16】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記未読ポストのうちの少なくとも1つの未読ポストよりも下方、かつ既読ポストよりも上方に前記推薦モジュールを配置すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項17】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フォローフィードに少なくとも1つの付加コンテンツが追加される場合、前記付加コンテンツと前記推薦モジュールの優先順位に基づいて前記推薦モジュールの表示位置を調整すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項18】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ソーシャルプラットフォームでのユーザ活動ログに基づいて前記推薦モジュールの表示条件を調整すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項19】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記アカウント推薦モジュールの場合、前記ソーシャルプラットフォームでのフォロー活動に基づいて前記アカウント推薦モジュールの表示条件を調整すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項20】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ポスト推薦モジュールの場合、前記フォローフィードを通じるポスト消費量に基づいて前記ポスト推薦モジュールの表示条件を調整すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、ソーシャルプラットフォームのフォローフィードに多様なコンテンツを表示する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
ソーシャルネットワークサービス(SNS)やメッセンジャーのようなソーシャルプラットフォームは、ユーザ間に関係を形成し、投稿物を利用したインタラクションを支援している。
【0003】
ソーシャルプラットフォームは、互いに異なるコンテキストでユーザに情報を提供する。例えば、ソーシャルプラットフォームは、ユーザの登録関係に関するアップデート情報、投稿のアップデート情報、コンテンツの推薦、その他の多様な情報アイテムを提供する。
【0004】
例えば、特許文献1(登録日2017年6月29日)には、SNSを利用して投稿文を管理する技術が開示されている。
【0005】
ソーシャルプラットフォームの一部は、投稿を閲覧するためのビュー(view)形態をタイムライン(timeline)タイプで提供している。タイムラインタイプの投稿表示方法は、コンテンツのアップデートと消費の変動が激しい私的なコミュニケーションで主に使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1754373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、ソーシャルプラットフォームのフォローフィードに推薦モジュールを表示する方法、コンピュータ装置、およびコンピュータプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
コンピュータ装置によって実行される方法であって、前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記方法は、前記少なくとも1つのプロセッサが、ソーシャルプラットフォームでのフォローアカウントのポストで構成されたフォローフィードに、推薦アカウントで構成されたアカウント推薦モジュールと推薦ポストで構成されたポスト推薦モジュールのうちの少なくとも1つの推薦モジュールを表示する段階を含み、前記表示する段階は、未読ポスト(unseen post)に基づいて前記推薦モジュールの表示条件を調整する段階を含む方法を提供する。
【0009】
一側面によると、前記調整する段階は、前記未読ポストの件数によって、前記推薦モジュールの表示状態、表示位置、表示周期のうちの少なくとも1つの表示条件を調整する段階を含んでよい。
【0010】
他の側面によると、前記調整する段階は、前記推薦モジュールの管理者指定位置を基準とし、前記未読ポストの件数によって前記推薦モジュールの表示位置を調整する段階を含んでよい。
【0011】
また他の側面によると、前記調整する段階は、前記未読ポストの件数が前記推薦モジュールの管理者指定インデックスよりも大きい場合、前記管理者指定インデックスに該当する位置に前記推薦モジュールを配置する段階、および前記未読ポストの件数が前記管理者指定インデックスよりも小さい場合、前記未読ポストよりも下方に前記推薦モジュールを配置する段階を含んでよい。
【0012】
また他の側面によると、前記調整する段階は、前記未読ポストのうちの少なくとも1つの未読ポストよりも下方、かつ既読ポスト(seen post)よりも上方に前記推薦モジュールを配置する段階を含んでよい。
【0013】
また他の側面によると、前記調整する段階は、前記フォローフィードに少なくとも1つの付加コンテンツが追加される場合、前記付加コンテンツと前記推薦モジュールの優先順位に基づいて前記推薦モジュールの表示位置を調整する段階を含んでよい。
【0014】
また他の側面によると、前記調整する段階は、前記ソーシャルプラットフォームでのユーザ活動ログに基づいて前記推薦モジュールの表示条件を調整する段階を含んでよい。
【0015】
また他の側面によると、前記調整する段階は、前記アカウント推薦モジュールの場合、前記ソーシャルプラットフォームでのフォロー活動に基づいて前記アカウント推薦モジュールの表示条件を調整する段階を含んでよい。
【0016】
また他の側面によると、前記調整する段階は、前記ポスト推薦モジュールの場合、前記フォローフィードにおけるポスト消費量に基づいて前記ポスト推薦モジュールの表示条件を調整する段階を含んでよい。
【0017】
さらに他の側面によると、前記アカウント推薦モジュールを構成するための推薦アカウントは、前記ソーシャルプラットフォームでのフォロー関連度に基づいて選定されたフォローベース推薦アカウントと、前記ソーシャルプラットフォームでのフォロワー数に基づいて選定された人気ベース推薦アカウントを含み、前記ポスト推薦モジュールを構成するための推薦ポストは、前記ソーシャルプラットフォームでのユーザ活動ログに基づいて個人化されたポストセットを含んでよい。
【0018】
前記方法をコンピュータ装置に実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される、コンピュータプログラムを提供する。
【0019】
コンピュータ装置であって、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、ソーシャルプラットフォームでのフォローアカウントのポストで構成されたフォローフィードに、推薦アカウントで構成されたアカウント推薦モジュールと推薦ポストで構成されたポスト推薦モジュールのうちの少なくとも1つの推薦モジュールを表示するものであって、未読ポストに基づいて前記推薦モジュールの表示条件を調整することを特徴とする、コンピュータ装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
【
図2】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。
【
図3】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができる方法の一例を示したフローチャートである。
【
図4】発明の一実施形態における、タイムラインサービス画面の一例を示した図である。
【
図5】本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示位置を説明するための例示図である。
【
図6】本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示位置を説明するための例示図である。
【
図7】本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示位置を説明するための例示図である。
【
図8】本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示位置を説明するための例示図である。
【
図9】本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示位置を説明するための例示図である。
【
図10】本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示条件を説明するための例示図である。
【
図11】本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示条件を説明するための例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0022】
本発明の実施形態は、ソーシャルプラットフォームのフォローフィードに多様なコンテンツを表示する技術に関する。
【0023】
本明細書で具体的に開示される事項を含む実施形態は、フォローベースの登録関係によるフォローフィードに、流動的な条件で多様な推薦コンテンツを表示することができる。
【0024】
本発明の実施形態に係る推薦モジュール表示システムは少なくとも1つのコンピュータ装置によって実現されてよく、本発明の実施形態に係る推薦モジュール表示方法は、推薦モジュール表示システムに含まれる少なくとも1つのコンピュータ装置によって実行されてよい。このとき、コンピュータ装置においては、本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムがインストールされて実行されてよく、コンピュータ装置は、実行されたコンピュータプログラムの制御にしたがって本発明の実施形態に係る推薦モジュール表示方法を実行してよい。上述したコンピュータプログラムは、コンピュータ装置と結合して推薦モジュール表示方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0025】
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような
図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数やサーバの数が
図1のように限定されることはない。また、
図1のネットワーク環境は、本実施形態に適用可能な環境のうちの一例を説明したものに過ぎず、本実施形態に適用可能な環境が
図1のネットワーク環境に限定されることはない。
【0026】
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータ装置によって実現される固定端末や移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーションシステム、PC(personal computer)、ノート型PC、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットなどがある。一例として、
図1では、電子機器110の例としてスマートフォンを示しているが、本発明の実施形態において、電子機器110は、実質的に無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信することのできる多様な物理的なコンピュータ装置のうちの1つを意味してよい。
【0027】
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を利用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(personal area network)、LAN(local area network)、CAN(campus area network)、MAN(metropolitan area network)、WAN(wide area network)、BBN(broadband network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター-バスネットワーク、ツリーまたは階層的ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されることはない。
【0028】
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。例えば、サーバ150は、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140にサービス(一例として、タイムラインサービスなど)を提供するシステムであってよい。
【0029】
図2は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。上述した複数の電子機器110、120、130、140それぞれやサーバ150、160それぞれは、
図2に示したコンピュータ装置200によって実現されてよい。
【0030】
このようなコンピュータ装置200は、
図2に示すように、メモリ210、プロセッサ220、通信インタフェース230、および入力/出力インタフェース240を含んでよい。メモリ210は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ210とは区分される別の永続的記録装置としてコンピュータ装置200に含まれてもよい。また、メモリ210には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコードが記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ210とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメモリ210にロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信インタフェース230を通じてメモリ210にロードされてもよい。例えば、ソフトウェア構成要素は、ネットワーク170を介して受信されるファイルによってインストールされるコンピュータプログラムに基づいてコンピュータ装置200のメモリ210にロードされてよい。
【0031】
プロセッサ220は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ210または通信インタフェース230によって、プロセッサ220に提供されてよい。例えば、プロセッサ220は、メモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0032】
通信インタフェース230は、ネットワーク170を介してコンピュータ装置200が他の装置(一例として、上述した記録装置)と互いに通信するための機能を提供してよい。一例として、コンピュータ装置200のプロセッサ220がメモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求や命令、データ、ファイルなどが、通信インタフェース230の制御にしたがってネットワーク170を介して他の装置に伝達されてよい。これとは逆に、他の装置からの信号や命令、データ、ファイルなどが、ネットワーク170を経てコンピュータ装置200の通信インタフェース230を通じてコンピュータ装置200に受信されてよい。通信インタフェース230を通じて受信された信号や命令、データなどは、プロセッサ220やメモリ210に伝達されてよく、ファイルなどは、コンピュータ装置200がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
【0033】
入力/出力インタフェース240は、入力/出力装置250とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、マイク、キーボード、またはマウスなどの装置を、出力装置は、ディスプレイ、スピーカのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース240は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置250は、コンピュータ装置200と1つの装置で構成されてもよい。
【0034】
また、他の実施形態において、コンピュータ装置200は、
図2の構成要素よりも少ないか多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術による構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、コンピュータ装置200は、上述した入力/出力装置250のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、送受信機、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0035】
以下では、ソーシャルプラットフォームのフォローフィードに推薦モジュールを表示する方法および装置の具体的な実施形態について説明する。
【0036】
本実施形態は、ユーザがフォローしているお知らせをポスト単位で消費することができるフィードビューを提供してよく、このようなフォローフィードの品質を改善するために、フォローアカウントのポストとともに、付加コンテンツの一種として、推薦情報を含む推薦モジュールをフォローフィードに追加して表示してよい。
【0037】
本明細書に記載するタイムラインサービスとは、メッセンジャーのように関係をベースとするインターネット上のコミュニティ空間の一種であって、ポストに対するビュー形態をタイムラインタイプで提供するソーシャルプラットフォームを意味する。
【0038】
タイムラインサービスに限定されてはならず、多様なコミュニケーション機能によって通信が可能なコミュニティ空間であれば、いくらでも拡大適用が可能である。
【0039】
本実施形態に係るコンピュータ装置200は、クライアントを対象に、クライアント上にインストールされた専用アプリケーションやコンピュータ装置200と関連するウェブ/モバイルサイトへの接続によってタイムラインサービスを提供してよい。コンピュータ装置200には、コンピュータで実現された推薦モジュール表示システムが構成されてよい。一例として、推薦モジュール表示システムは、独立に動作するプログラム形態で実現されてもよいし、特定のアプリケーションのイン-アプリ(in-app)形態で構成されて前記特定のアプリケーション上で動作が可能なように実現されてもよい。
【0040】
コンピュータ装置200のプロセッサ220は、以下の推薦モジュール表示方法を実行するための構成要素によって実現されてよい。実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、選択的にプロセッサ220に含まれても除外されてもよい。また、実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、プロセッサ220の機能の表現のために分離されても併合されてもよい。
【0041】
このようなプロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、以下の推薦モジュール表示方法に含まれる段階を実行するようにコンピュータ装置200を制御してよい。例えば、プロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、メモリ210が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる命令(instruction)を実行するように実現されてよい。
【0042】
ここで、プロセッサ220の構成要素は、コンピュータ装置200に記録されたプログラムコードが提供する命令にしたがってプロセッサ220によって実行される、互いに異なる機能(different functions)の表現であってよい。
【0043】
プロセッサ220は、コンピュータ装置200の制御と関連する命令がロードされたメモリ210から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取られた命令は、プロセッサ220が以下で説明する段階を実行するように制御するための命令を含んでよい。
【0044】
以下で説明する推薦モジュール表示方法に含まれる段階は、図に示したものとは異なる順序で実行されてもよいし、段階のうちの一部が省略されたり追加の過程がさらに含まれたりしてもよい。
【0045】
推薦モジュール表示方法に含まれる段階は、例えば、メッセンジャーがインストールされたクライアント(client)で実行されてよく、実施形態によってはサーバ150で実行されることも可能である。
【0046】
図3は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができる方法の一例を示したフローチャートである。
【0047】
図3を参照すると、段階310で、プロセッサ220は、ユーザとフォローベースの登録関係が設定されたアカウント、すなわち、フォローアカウントのポストで構成されたフォローフィードに追加しようとする推薦モジュールの表示条件を決定してよい。本実施形態において、推薦モジュールは、推薦コンテンツの一種であって、推薦アカウントで構成されたアカウント推薦モジュールと推薦ポストで構成されたポスト推薦モジュールを含んでよい。
【0048】
アカウント推薦モジュールを構成するための推薦アカウントは、フォローベース推薦アカウントと人気ベース推薦アカウントを含んでよい。このとき、フォローベース推薦アカウントは、タイムラインサービス内で登録関係を示すフォロー関連度に基づいて選定されてよく、一例として、プロセッサ220は、ユーザがフォローしているアカウントのフォローをフォローベース推薦アカウントとして選定してよい。例えば、ユーザAがユーザBとユーザCをフォローしており、ユーザBがユーザDとユーザEをフォローしており、ユーザCがユーザFをフォローしているとき、ユーザAにユーザD、ユーザE、ユーザFを推薦してよい。他の例として、プロセッサ220は、ユーザがフォローしているアカウントと類似のアカウントをフォローベース推薦アカウントとして選定してよい。例えば、ユーザAがユーザBとユーザCをフォローしており、ユーザBはユーザDと共通するフォロー(co-follow)が多く、ユーザCはユーザEと共通するフォローが多いとき、ユーザAにユーザD、ユーザEを推薦してよい。また他の例として、プロセッサ220は、ユーザをフォローしているアカウントのうちでユーザがフォローしていないアカウント、すなわち、相互フォロー関係でないアカウントをフォローベース推薦アカウントとして選定してよい。例えば、ユーザAをフォローしているユーザDをユーザAがフォローしていないとき、ユーザAにユーザDを推薦してよい。一方、人気ベース推薦アカウントは、タイムラインサービス内でのフォロワー数に基づいて選定されてよく、タイムラインサービス内でフォロワーが多い一般アカウントや公式アカウント、またはプロモーションアカウントの一種であるインフルエンサーアカウントを人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。一例として、プロセッサ220は、フォロワー数が多い上位順に一定数のアカウントを選別した後、選別されたアカウントのうちから順位に加重値を付けずにランダムに人気ベース推薦アカウントを選定してよい。他の例として、プロセッサ220は、フォロワー数が多い上位順に一定数のアカウントを選別した後、選別されたアカウントのうちからここ最近の一定期間(例えば、3日)以内にポストの作成履歴があるアカウントを人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。また他の例として、プロセッサ220は、ここ最近の一定期間以内にポストの作成履歴があるアカウントを選別した後、選別されたアカウントのうちでフォロワー数が事前に定められた値以上のアカウントを人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。
【0049】
ポスト推薦モジュールを構成するための推薦ポストは、個人化ベース推薦ポストであって、タイムラインサービスでのユーザヒストリーに基づいて各ユーザに特化された個人化プールで構成されてよい。一例として、プロセッサ220は、ポストに対するユーザログに基づいて、ユーザがクリックしたポスト、ユーザがコメントや「いいね」などのリアクションを入力したポスト、ユーザが共有したポストなどをシードポストとして選定した後、シードポストとの類似度を基準に、当該シードポストと類似のポストセットを当該ユーザの個人化プールとして構成してよい。個人化プールには人気ベース推薦プールが含まれてよく、このとき、ここ最近の一定期間(例えば、一週間や一ヶ月など)内の人気度点数が一定レベル以上となるポストを選定して人気ベース推薦プールを構成してよい。例えば、ポストに対する人気度指標として「いいね」累積回数(like count)またはクリック累積回数(view count)などが活用されてよく、このような指標を利用して人気度が高いポストで人気ベース推薦プールを構成してよい。
【0050】
プロセッサ220は、推薦アカウントで構成されたアカウント推薦モジュールと推薦ポストで構成されたポスト推薦モジュールをフォローフィードに表示するための条件を決定してよい。フォローフィードに追加される推薦モジュールの表示条件は、表示状態、表示位置、表示周期(間隔)などを含んでよい。一例として、推薦モジュールの基本表示位置は、優先的に管理者(admin)によって指定されてよく、プロセッサ220は、管理者によって指定された基本表示位置と未読ポストの件数によって推薦モジュールの最終表示位置を調整してよい。プロセッサ220は、推薦モジュールの表示位置を、管理者によって指定された表示位置を基準にしつつ、未読ポストの件数に基づいて流動的に調整してよい。他の例として、プロセッサ220は、フォローフィードを構成する各コンテンツの優先順位を考慮して推薦モジュールの表示位置を調整してよい。フォローフィードに追加されるコンテンツのうちで推薦モジュールと同じ位置を占有する他のコンテンツが存在する場合、優先順位によって推薦モジュールの最終表示位置が決められてよい。また他の例として、プロセッサ220は、推薦モジュールのうちのアカウント推薦モジュールの場合、ユーザのフォロー活動に基づいて、アカウント推薦モジュールの表示状態、表示位置、および表示周期のうちの少なくとも1つの表示条件を調整してよい。例えば、一定の期間内のユーザのフォロー活動が閾値未満の場合、アカウント推薦モジュールをフォローフィードで隠れ処理したり、アカウント推薦モジュールの位置を下向き調整したり、アカウント推薦モジュールの表示周期を長く調整したりしてよい。また他の例として、プロセッサ220は、推薦モジュールのうちのポスト推薦モジュールの場合、ユーザのポスト消費量に基づいて、ポスト推薦モジュールの表示状態、表示位置、および表示周期のうちの少なくとも1つの表示条件を調整してよい。例えば、ユーザがフォローフィード訪問時に消費するポストビューカウント(post view count)が閾値未満の場合、ポスト推薦モジュールをフォローフィードにおいて常時表示状態で維持したり、ポスト推薦モジュールの位置を上向き調整したり、ポスト推薦モジュールの表示周期を短く調整したりしてよい。
【0051】
段階320で、プロセッサ220は、ユーザを対象に、当該ユーザがフォローしているアカウントのポスト、すなわち、登録ポストで構成されたフォローフィードを提供するにあたり、フォローフィードに、登録ポストとともに推薦モジュールを表示してよい。特に、プロセッサ220は、段階310で決められた表示状態、表示位置、および表示周期のうちの少なくとも1つの表示条件にしたがって推薦モジュールを整列してフォローフィードに表示してよい。
【0052】
図4は、本発明の一実施形態における、タイムラインサービス画面の一例を示した図である。
【0053】
図4を参照すると、タイムラインサービス画面400は、関係ベース登録ポスト411、すなわち、ユーザがフォローしているアカウントのポストを提供するためのフォローフィードタブ410を含んでよい。
【0054】
プロセッサ220は、ユーザのタイムラインへの移動要請時点を基準にフォローフィードにアップデートされた未読ポストが存在する場合、タイムラインサービス画面400に移動するときにランディングページとしてフォローフィードタブ410をアクティブ化し、フォローフィードタブ410を通じて登録ポスト411を表示してよい。
【0055】
フォローフィードタブ410には、登録ポスト411として、ユーザがまだ読んでいない新規ポストである未読ポストと、ユーザが既に消費したポストである既読ポストが含まれてよい。
【0056】
プロセッサ220は、ユーザのフォローアカウントを対象に、ここ最近の一定の時間(例えば、48時間)以内に作成されたポストでありながらユーザがまだ消費していないポストを、当該ユーザの未読ポストとして処理してよい。ポスト作成時間とユーザ消費履歴に対する条件を満たしていないポストは、ユーザが既に消費したポスト、すなわち、既読ポスト(seen post)として処理されてよい。
【0057】
プロセッサ220は、フォローフィードタブ410を通じて未読ポストと既読ポストを表示してよく、特に、未読ポストを既読ポストよりも上位に整列してよい。
【0058】
言い換えれば、プロセッサ220は、タイムラインサービス画面400への移動時点にフォローフィードに新たな文書があれば、新たな文書に容易にアクセスできるようにフォローフィードタブ410をすぐにランディングして、新たな文書を優先的に表示することができる。
【0059】
特に、本実施形態は、フォローフィードタブ410を通じて、登録ポスト411とともに、付加コンテンツの一例として、アカウント推薦モジュールおよびポスト推薦モジュールのうちの少なくとも1つの推薦モジュールを表示してよい。
【0060】
図5~9は、本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示位置を説明するための例示図である。
【0061】
プロセッサ220は、フォローフィードに含まれた未読ポストに基づいて推薦モジュールの表示位置を調整してよい。
【0062】
図5および
図6は、登録ポストとアカウント推薦モジュールで構成されたフォローフィードの整列を示した例示図である。
【0063】
管理者によって、アカウント推薦モジュールの基本表示位置がスロットインデックス0番に指定されたものと仮定する。
【0064】
図5を参照すると、プロセッサ220は、ユーザのフォローフィードに未読ポストがない場合、アカウント推薦モジュールを、管理者指定位置(基本表示位置)をそのまま利用してフォローフィードタブ410上のインデックス0番の位置に表示してよい。この反面、プロセッサ220は、ユーザのフォローフィードに未読ポストが存在する場合、アカウント推薦モジュールの位置を、管理者指定位置を基準にしながら未読ポストの件数によって調整してよい。一例として、プロセッサ220は、指定されたスロットインデックスと未読ポスト件数のうちのより低い値を基準にしてアカウント推薦モジュールの表示位置を調整してよい。スロットインデックスよりも未読ポストが多い場合、指定されたスロット位置にアカウント推薦モジュールを整列してよく、スロットインデックスよりも未読ポストが少ない場合、未読ポストのすぐ次の位置にアカウント推薦モジュールを整列してよい。例えば、
図5に示すように、未読ポストが0件である場合、フォローフィードタブ410上のインデックス0番の位置にアカウント推薦モジュールを表示し、未読ポストが1件以上のときには、位置調整によってフォローフィードタブ410上のインデックス1番の位置にアカウント推薦モジュールを表示してよい。
【0065】
アカウント推薦モジュールの表示位置が一定のインデックス以下に下がらないように、未読ポストが一定の件数以上の場合、一部ポストだけをアカウント推薦モジュールよりも上位に表示し、残りのポストはアカウント推薦モジュールの次に表示してよい。例えば、未読ポストが3件以上の場合、フォローフィードタブ410上のインデックス0番の位置には1順位の未読ポストを、インデックス1番の位置にはアカウント推薦モジュールを、インデックス2番と3番の位置には2順位と3順位の未読ポストを表示してよい。
【0066】
上述したようなロジックにより、
図6の左図に示すように、フォローフィードに含まれたすべてのポストがユーザの既読ポスト611に該当する場合、管理者指定位置によって、先ずはフォローフィードタブ410の最上端にアカウント推薦モジュール613を整列し、アカウント推薦モジュール613の次に既読ポスト611を整列してよい。
【0067】
図6の右図を参照すると、フォローフィードに含まれたポストにユーザの未読ポスト612が存在する場合、フォローフィードタブ410の最上端に未読ポスト612を優先的に整列してよい。このとき、プロセッサ220は、アカウント推薦モジュール613の管理者指定位置を未読ポスト612によって調整し、フォローフィードタブ410上において、アカウント推薦モジュール613を未読ポスト612よりも下方に、かつ既読ポスト611よりも上方に配置してよい。
【0068】
したがって、プロセッサ220は、アカウント推薦モジュール613の管理者指定位置を未読ポスト612によって流動的に調整してフォローフィードタブ410上に表示することができる。
【0069】
プロセッサ220は、推薦モジュールを含んだ多様なコンテンツがフォローフィードに追加される場合、各コンテンツの優先順位によってコンテンツの表示位置を流動的に調整することができる。
【0070】
図7は、登録ポスト、アカウント推薦モジュール、および広告コンテンツ(AD)で構成されたフォローフィードの整列を示した例示図である。
【0071】
例えば、広告コンテンツの優先順位がアカウント推薦モジュールよりも高いと仮定する。
【0072】
図7を参照すると、プロセッサ220は、アカウント推薦モジュールと広告コンテンツが同じ位置を占有する場合、優先順位を考慮して、フォローフィードタブ410の最上位に広告コンテンツを配置し、広告コンテンツの次にアカウント推薦モジュールを配置してよい。このとき、プロセッサ220は、ユーザのフォローフィードに未読ポストが存在する場合、フォローフィードタブ410を、未読ポスト、広告コンテンツ、アカウント推薦モジュールの順に整列してよい。
【0073】
図8は、登録ポスト、アカウント推薦モジュール、および広告コンテンツ(AD)、告知バナー(banner)で構成されたフォローフィードの整列を示した例示図である。
【0074】
例えば、告知バナー、広告コンテンツ、アカウント推薦モジュールの順で優先順位が高いと仮定する。
【0075】
図8を参照すると、プロセッサ220は、アカウント推薦モジュール、広告コンテンツ、および告知バナーが同じ位置を占有する場合、優先順位を考慮して、フォローフィードタブ410の最上端に告知バナーを、告知バナーの次に広告コンテンツとアカウント推薦モジュールを配置してよい。このとき、プロセッサ220は、ユーザのフォローフィードに未読ポストが存在する場合、フォローフィードタブ410を、告知バナー、広告コンテンツ、未読ポスト、アカウント推薦モジュールの順に、または告知バナー、未読ポスト、広告コンテンツ、アカウント推薦モジュールの順に整列してよい。
【0076】
図9は、登録ポスト、アカウント推薦モジュール、広告コンテンツ(AD)、告知バナー(banner)、ポスト推薦モジュールで構成されたフォローフィードの整列を示した例示図である。
【0077】
例えば、告知バナー、広告コンテンツ、ポスト推薦モジュール、アカウント推薦モジュールの順に優先順位が高いと仮定する。
【0078】
図9を参照すると、プロセッサ220は、アカウント推薦モジュール、広告コンテンツ、告知バナー、ポスト推薦モジュールが同じ位置を占有する場合、優先順位を考慮して、フォローフィードタブ410の最上端に告知バナーを、告知バナーの次に広告コンテンツ、ポスト推薦モジュール、およびアカウント推薦モジュールを配置してよい。このとき、プロセッサ220は、ユーザのフォローフィードに未読ポストが存在する場合、フォローフィードタブ410を、告知バナー、広告コンテンツ、未読ポスト、ポスト推薦モジュール、アカウント推薦モジュールの順に、または告知バナー、未読ポスト、広告コンテンツ、ポスト推薦モジュール、アカウント推薦モジュールの順に整列してよい。
【0079】
したがって、プロセッサ220は、推薦モジュールをはじめとする多様なコンテンツが同じ位置を占有する場合、コンテンツの優先順位よって表示位置を流動的に移動するロジックを適用することができる。
【0080】
さらに、プロセッサ220は、ユーザのフォロー活動またはポスト消費量によって推薦モジュールの表示条件を調整してよい。
【0081】
図10および
図11は、本発明の一実施形態における、推薦モジュール表示条件を説明するための例示図である。
【0082】
一例として、プロセッサ220は、推薦モジュールのうちのアカウント推薦モジュールの場合、アカウント推薦という特徴にしたがい、ユーザのフォロー活動に基づいて、アカウント推薦モジュールの表示状態、表示位置、および表示周期のうちの少なくとも1つの表示条件を個人化してよい。
【0083】
例えば、
図10を参照すると、プロセッサ220は、一定の期間(N日)内にユーザのフォロー活動が少なくとも1回以上発生した場合、当該ユーザのフォローフィードにアカウント推薦モジュールを表示する反面、ユーザのフォロー活動が一定の期間内にまったくない場合、アカウント推薦モジュールを非表示状態に切り替えてよい。N日間にフォロー活動が一度もないユーザを対象に、アカウント推薦モジュールを隠れ処理してよい。アカウント推薦モジュールが非表示状態に切り替わったユーザの場合、一定の時間(例えば、3日)が経過した後にアカウント推薦モジュールを再表示してよい。
【0084】
他の例として、プロセッサ220は、推薦モジュールのうちのポスト推薦モジュールの場合、ポスト推薦という特徴にしたがい、ユーザのポスト消費量に基づいて、ポスト推薦モジュールの表示状態、表示位置、および表示周期のうちの少なくとも1つの表示条件を個人化してよい。
【0085】
プロセッサ220は、ポスト消費量に基づいて、ユーザの活動性段階(tier)を付与してよい。プロセッサ220は、ユーザがフォローフィード訪問時に消費するポストビューカウントをチェックしてよく、このとき、1秒以上の表示状態が維持されるポストを対象にポストビューカウントを発生させてよい。ユーザがフィード上端で10件のポストを素早くスクロールした後に11番目のポストで1秒以上留まった場合、1回のビューカウントが発生するようにしてよい。
【0086】
例えば、
図11を参照すると、プロセッサ220は、平均0件のポストを消費するユーザを1段階に、平均1件のポストを消費するユーザを2段階に、平均2~4件のポストを消費するユーザを3段階に、平均5件以上のポストを消費するユーザを4段階に分類してよい。プロセッサ220は、ユーザのポスト消費量による活動性が1~3段階に該当する場合、当該ユーザのフォローフィードにポスト推薦モジュールを表示する反面、4段階に該当する場合にはポスト推薦モジュールを非表示状態に切り替えてよい。フォローフィードでの活動性が低いユーザを対象にポスト推薦モジュールを積極的に表示して、ポスト消費を誘導するのである。この反面、フォローフィード訪問時のユーザのポスト消費パターンが平均的に5件以上である場合、ポスト推薦モジュールを隠れ処理してよい。ポスト推薦モジュールが非表示状態に切り替わったユーザの場合、一定の時間(例えば、3日)が経過した後にポスト推薦モジュールを再表示してよい。
【0087】
したがって、プロセッサ220は、ユーザのログに基づいて、フォロー活動またはポスト消費量によって推薦モジュール(アカウント推薦モジュールまたはポスト推薦モジュール)の表示状態を個人化することができる。
【0088】
上述では推薦モジュールの表示状態を調整するものと説明しているが、ここに限定されてはならず、ユーザのフォロー活動またはポスト消費量に基づいて、フォローフィードタブ上に推薦モジュールが表示される位置や周期を流動的に調整することも可能である。
【0089】
このように、本発明の実施形態によると、フォローフィードに含まれた推薦モジュールを未読ポストによって流動的な条件で表示することができ、推薦モジュールをはじめとする多様なコンテンツが同じ位置を占有する場合、コンテンツの優先順位によって表示位置を調整することができる。また、本発明の実施形態によると、ユーザのログに基づいたフォロー活動またはポスト消費量によって、フォローフィードに含まれた推薦モジュールの表示条件を個人化することができる。
【0090】
このように、フォロー(follow)ベースの登録関係によるフォローフィード(following feed)に含まれた推薦モジュールを流動的な条件で表示することができる。
【0091】
また、フォローフィードに含まれた未読ポスト(unseen post)を基準にして推薦モジュールの表示位置を調整することができる。
【0092】
また、フォローフィードを構成する各コンテンツの優先順位によって推薦モジュールの表示位置を調整することができる。
【0093】
また、ユーザのフォロー活動またはポスト消費量によって推薦モジュールの表示状態を調整することができる。
【0094】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者であれば、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0095】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0096】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータ実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアやその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
【0097】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0098】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付の特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0099】
110、120、130、140:電子機器
150、160:サーバ
170:ネットワーク