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  • 特開-透かしレンガ積み壁材の構築方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023012022
(43)【公開日】2023-01-25
(54)【発明の名称】透かしレンガ積み壁材の構築方法
(51)【国際特許分類】
   E04F 13/14 20060101AFI20230118BHJP
   E04C 1/39 20060101ALI20230118BHJP
   E04B 2/02 20060101ALI20230118BHJP
【FI】
E04F13/14 103D
E04C1/39 105
E04B2/02 135
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021115413
(22)【出願日】2021-07-13
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-10-06
(71)【出願人】
【識別番号】500332984
【氏名又は名称】株式会社ヒロコーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110001922
【氏名又は名称】弁理士法人日峯国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】田島 洋
(72)【発明者】
【氏名】小貫 勝代
【テーマコード(参考)】
2E110
【Fターム(参考)】
2E110AA52
2E110AB04
2E110AB22
2E110BA12
2E110BD23
2E110DA03
2E110DA12
2E110DB14
2E110DC09
2E110DC37
2E110DD03
2E110GA34
2E110GB18
2E110GB22
2E110GB24Z
2E110GB55Z
(57)【要約】
【課題】積み上げられたレンガが部分的に破損した場合でも、全体的に組み直すことなく、破損したレンガだけを交換する。
【解決手段】第1段のレンガの左端側と第2段のレンガの右端側とが上下に重なり、各段において左右に隣接するレンガが間欠的に配置されるように、各段を互い違いに積み上げた透かしレンガ積み壁材の構築方法であって、上面の左端側および右端側に上ダボ穴を空け、下面の左端側および右端側に前記上ダボ穴より浅い下ダボ穴を空けたレンガと、レンガの上ダボ穴からその上側のレンガの下ダボ穴まで挿し込まれるダボピンと、ダボピンを貫通可能に水平方向へ突出させることでレンガを載置する支持金具とを有し、ダボピンは、軸体の下に下ダボ穴の長さ以上に収縮可能なバネ材が取り付けられ、レンガの上ダボ穴に押し込んだときに支持金具にその上側のレンガが載置されるまで支持金具で収縮を維持させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1段のレンガの左端側と第2段のレンガの右端側とが上下に重なり、各段において左右に隣接するレンガが間欠的に配置されるように、各段を互い違いに積み上げた透かしレンガ積み壁材の構築方法であって、
上面の左端側および右端側に上ダボ穴を空け、下面の左端側および右端側に前記上ダボ穴より浅い下ダボ穴を空けたレンガと、
前記レンガの上ダボ穴からその上側のレンガの下ダボ穴まで挿し込まれるダボピンと、
前記ダボピンを貫通可能に水平方向へ突出させることで前記レンガを載置する支持金具と、を有し、
前記ダボピンは、軸体の下に前記下ダボ穴の長さ以上に収縮可能なバネ材が取り付けられ、前記レンガの上ダボ穴に押し込んだときに前記支持金具にその上側のレンガが載置されるまで前記支持金具で収縮を維持させる、
ことを特徴とする透かしレンガ積み壁材の構築方法。
【請求項2】
前記支持金具は、下地材に当接させる背板から前記レンガを載置するための載板を切り出すことで前記レンガと前記下地材を接着するための空部を設け、さらに前記空部に前記下地材から浮くようにブリッジを形成することで接着剤を絡ませる、
ことを特徴とする請求項1に記載の透かしレンガ積み壁材の構築方法。
【請求項3】
前記バネ材は、前記ダボピンの軸体と同径のコイルバネである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の透かしレンガ積み壁材の構築方法。
【請求項4】
前記レンガとその上側のレンガとの間に前記ダボピンを囲むようにモルタル又はゴムの目地材が充填される、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の透かしレンガ積み壁材の構築方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンガを積み上げてデザイン性のある外壁を形成するための透かしレンガ積み壁材の構築方法に関する。
【背景技術】
【0002】
建物の外壁の仕上方法として、下地材にモルタルで壁材を貼着する湿式工法や、下地材に固定した支持金具に壁材を係止して接着剤で貼着する乾式工法などがある。壁材としては、タイルや石材のほかにレンガなども用いられる。レンガの左端側に別のレンガの右端側を重ねることを交互に繰り返して隙間のある状態で積み上げた透かしレンガ積みという積み方もある。
【0003】
透かしレンガ積みでは、レンガが重なる部分に鉄筋を通した上で下から上に順次積み上げていく。特許文献1に記載されているように、ガラスレンガの上下面に係留溝が形成され、係留溝に係合片を嵌入させて支持する発明も開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007-154648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、物が当たってレンガが割れたり、経年劣化によりレンガが脆くなったり、部分的に破損する場合がある。鉄筋を通している場合も、係留溝に係合片を嵌入させている場合も、中間部に配置されているレンガのみを交換することはできない。一度積み上げたレンガは、上から順に破損したレンガまで解体する必要がある。
【0006】
そこで、本発明は、積み上げられたレンガが部分的に破損した場合でも、全体的に組み直すことなく、破損したレンガだけを交換可能な透かしレンガ積み壁材の構築方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明は、第1段のレンガの左端側と第2段のレンガの右端側とが上下に重なり、各段において左右に隣接するレンガが間欠的に配置されるように、各段を互い違いに積み上げた透かしレンガ積み壁材の構築方法であって、上面の左端側および右端側に上ダボ穴を空け、下面の左端側および右端側に前記上ダボ穴より浅い下ダボ穴を空けたレンガと、前記レンガの上ダボ穴からその上側のレンガの下ダボ穴まで挿し込まれるダボピンと、前記ダボピンを貫通可能に水平方向へ突出させることで前記レンガを載置する支持金具と、を有し、前記ダボピンは、軸体の下に前記下ダボ穴の長さ以上に収縮可能なバネ材が取り付けられ、前記レンガの上ダボ穴に押し込んだときに前記支持金具にその上側のレンガが載置されるまで前記支持金具で収縮を維持させる、ことを特徴とする。
【0008】
前記透かしレンガ積み壁材の構築方法において、前記支持金具は、下地材に当接させる背板から前記レンガを載置するための載板を切り出すことで前記レンガと前記下地材を接着するための空部を設け、さらに前記空部に前記下地材から浮くようにブリッジを形成することで接着剤を絡ませる、ことを特徴とする。
【0009】
前記透かしレンガ積み壁材の構築方法において、前記バネ材は、前記ダボピンの軸体と同径のコイルバネである、ことを特徴とする。
【0010】
前記透かしレンガ積み壁材の構築方法において、前記レンガとその上側のレンガとの間に前記ダボピンを囲むようにモルタル又はゴムの目地材が充填される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、積み上げられたレンガが部分的に破損した場合でも、全体的に組み直すことなく、破損したレンガだけを交換することができる。交換対象のレンガのみを破壊する等して取り除き、新たなレンガを上下から支持した状態で嵌め込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法によって構築された外壁の正面図である。
図2】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法によって構築された外壁の横断面図である。
図3】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法によって湿式で構築された外壁の縦断面図である。
図4】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法によって乾式で構築された外壁の縦断面図である。
図5】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用する支持金具を示す斜視図である。
図6】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用するダボ用金具を示す三面図である。
図7】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用する補助プレートを示す三面図である。
図8】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用するダボピンの斜視図である。
図9】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用するダボピンの正面図である。
図10】本発明である透かしレンガ積み壁材の構築方法によって構築された外壁においてレンガを交換する状況を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【実施例0014】
まず、本発明である透かしレンガ積み壁材の構造について説明する。なお、レンガのある側を前側または表側とし、下地材のある側を後側または裏側とする。
【0015】
図1は、透かしレンガ積み壁材の構築方法によって構築された外壁の正面図である。図2(a)は、外壁をA-Aで切断した第1段の横断面図であり、図2(b)は、外壁をB-Bで切断した第2段の横断面図である。図3は、外壁をC-Cで切断した縦断面図であり、湿式工法で構築した例である。図4は、外壁をC-Cで切断した縦断面図であり、乾式工法で構築した例である。
【0016】
図1に示すように、外壁100を複数のレンガ200(200a、200b)を使用した透かしレンガ積み壁材で構築する場合、第1段のレンガ200aの左端側と第2段のレンガ200bの右端側とが上下に重なり、各段において左右に隣接するレンガ200が間欠的に配置されるように、各段を互い違いに積み上げられる。
【0017】
レンガ200は、粘土などを型に入れ、窯で焼き固めた建築材料であり、主に直方体状のものを積み上げて外壁を形成するのに用いられていた。現在では、木造や鉄筋コンクリート造の外壁の表面に、タイルのように仕上材として貼り付ける場合もある。また、古い建物を解体したときに得られたアンティークレンガを板状に切断加工したスライスレンガとして再利用することもある。
【0018】
レンガ200は、横長の直方体状であり、外壁100の下地材110に固定された支持金具に載置される。支持金具は、縦長のダボ用金具400と補助プレート500のセットであり、複数本が横方向に所定の間隔を置いて配置され、縦に複数のレンガ200を載置可能である。
【0019】
レンガ200のうち、第1段のレンガ200aは、1つ目の左端側を第1の支持金具に、右端側を第2の支持金具に載せ、2つ目の左端側を第3の支持金具に、右端側を第4の支持金具に載せ、1つ目と2つ目の間が空けられる。第2段のレンガ200bは、1つ目の左端側を第2の支持金具に、右端側を第3の支持金具に載せ、第1段のレンガ200aとは横に半分ずらす。第3段は、第1段と同様にすると、各段が互い違いになる。
【0020】
第2の支持金具に、第1段のレンガ200aの右端側と、第2段のレンガ200bの左端側が載り、レンガ200aとレンガ200bに上下に重なった部分が生じるので、そこをダボピン600で上下に連結する。
【0021】
図2、3に示すように、レンガ200の上面には、左端側に上ダボ穴210a、右端側に上ダボ穴210bが空けられ、下面には、左端側に下ダボ穴220a、右端側に下ダボ穴220bが空けられる。第1段のレンガ200aの右端側のダボ穴210b、220bと、第2段のレンガ200bの左端側のダボ穴210a、220aとは、一直線上に空くことになる。
【0022】
上ダボ穴210はレンガ200の中央付近まで深く空けられ、下ダボ穴220は上ダボ穴210より浅く空けられる。レンガ200bの上ダボ穴210からその上側のレンガ200aの下ダボ穴220までダボピン600が挿し込まれる。なお、ダボピン600が抜け落ちないように、上ダボ穴210は下ダボ穴220に貫通させない。
【0023】
支持金具は、留具120で下地材110に固定される。留具120は、下地材110にプラグを埋め込み、ビス等をプラグに螺合させる等すれば良い。さらに、支持金具に載置されたレンガ200は、弾性系などの接着剤130で下地材110に貼着される。
【0024】
第2段のレンガ200bと、その上側にある第1段のレンガ200aとの間には、ダボピン600を囲むように目地材300が充填される。図3に示すように、モルタル等を使用して湿式で施工しても良いし、図4に示すように、クロロプレンゴム等を使用して乾式で施工しても良い。
【0025】
図5は、透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用する支持金具(ダボ用金具および補助プレート)を示す斜視図である。図6は、透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用するダボ用金具を示す(a)平面図(b)正面図(c)右側面図である。図7は、透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用する補助プレートを示す(a)平面図(b)正面図(c)右側面図である。
【0026】
図5に示すように、支持金具は、ダボ用金具400の後側に補助プレート500を配置して前後に重ねたものである。なお、ダボ用金具400の前側に補助プレート500を重ねるように成形しても良いし、ダボ用金具400と補助プレート500を一体成形した支持金具でも良い。
【0027】
支持金具は、下地材110に当接させるダボ用金具400の背板410からレンガ200を載置するための載板430を切り出すことでレンガ200と下地材110を接着するための空部440を設け、さらに空部440に下地材110から浮くように補助プレート500でブリッジ530を形成することで接着剤130を絡ませる。
【0028】
ダボ用金具400と補助プレート500を重ねたとき、補助プレート500のブリッジ530を、ダボ用金具400の空部440に通し、ダボ用金具400の表側に突出させる。レンガ200と下地材110の間の接着剤130の中にブリッジ530が通ることで、接着剤130の剥離が抑制される。
【0029】
また、ダボ用金具400の留孔460と、補助プレート500の通孔540は、支持金具を下地材110に固定するための留具120を通すための孔であり、下地材110まで抜けるように位置を合わせれば良い。
【0030】
図6に示すように、ダボ用金具400は、縦長の背板410の左右両端を前側に折り曲げて垂立させた側板420を設けることで、レンガ200と下地材110の間に空間を確保するとともに、支持金具を下地材110に固定するための留具120の頭部を収容するための空間が確保される。
【0031】
ダボ用金具400の背板410に逆U字状に切り出して、前側へ水平方向に突出させた載板430にピン孔450を空けることで、載板430にレンガ200aを載せたときに、下側のレンガ200bから上方に突出するダボピン600を貫通させ、レンガ200同士を上下に連結可能となる。
【0032】
載板430を切り出すことで形成された空部440は、支持金具が配置された場所において、下地材110からレンガ200まで接着剤130を通すための隙間となる。また、補助プレート500のブリッジ530を通すための隙間にもなる。
【0033】
図7に示すように、補助プレート500は、縦長の後板510に対して、ダボ用金具400の空部440と重なる位置において、ブリッジ530と間隙520が設けられる。間隙520を空ける際に、間欠的に複数(例えば2本)の縦線状の部分を残し、前側に押し上げるようにプレス加工することでブリッジ530を形成すれば良い。
【0034】
図8は、透かしレンガ積み壁材の構築方法で使用するダボピンの斜視図である。図9は、ダボピンの正面図である。図10は、透かしレンガ積み壁材の構築方法によって構築された外壁においてレンガを交換する状況を説明する図である。
【0035】
図8、9に示すように、ダボピン600は、軸体610の下に下ダボ穴220の長さ以上に収縮可能なバネ材620が取り付けられる。バネ材620は、ダボピン600の軸体610と同径のコイルバネ等が用いられる。
【0036】
外壁100を新設する場合は、下から順にレンガ200を積み上げていけば良い。ダボ用金具400の載板430にレンガ200を載せ、上側に載せるレンガ200の下ダボ穴220に挿せるように、ピン孔450及び上ダボ穴210にダボピン600を通しておけば良い。
【0037】
図10に示すように、既設の外壁100において途中のレンガ200aを交換する場合は、既に載置されている下側のレンガ200bの上ダボ穴210にダボピン600bを押し込んで、ダボ用金具400の載板430を利用して、ダボピン600bのバネ材620の収縮を維持させる。なお、載板430のピン孔450を開閉式にしても良いし、ピン孔450を塞ぐために板材などのシャッターを介在させても良い。
【0038】
交換対象のレンガ200aの上ダボ穴210にダボピン600aを挿し、既に載置されている上側のレンガ200cを利用して、ダボピン600aのバネ材620の収縮を維持させつつ、レンガ200aを嵌め込む。
【0039】
レンガ200aが嵌め込まれると、ダボピン600aはバネ材620の収縮が解除されて上側のレンガ200cの下ダボ穴220に入り込む。また、レンガ200aが載置された載板430のピン孔450を開放することで、ダボピン600bのバネ材620の収縮が解除され、レンガ200aの下ダボ穴220に入り込む。
【0040】
本発明によれば、積み上げられたレンガが部分的に破損した場合でも、全体的に組み直すことなく、破損したレンガだけを交換することができる。交換対象のレンガのみを破壊する等して取り除き、新たなレンガを上下から支持した状態で嵌め込むことができる。
【0041】
以上、本発明の実施例を述べたが、これらに限定されるものではない。例えば、透かしレンガ積みだけでなく、他のレンガ積みにも適用することができる。また、レンガだけでなく、タイル、樹脂、木材、石材などの壁材にも適用することができる。
【符号の説明】
【0042】
100:外壁
110:下地材
120:留具
130:接着剤
200:レンガ
210:上ダボ穴
220:下ダボ穴
300:目地材
400:ダボ用金具
410:背板
420:側板
430:載板
440:空部
450:ピン孔
460:留孔
500:補助プレート
510:後板
520:間隙
530:ブリッジ
540:通孔
600:ダボピン
610:軸体
620:バネ材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10