IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ビョン,ヒョン ジョンの特許一覧

特開2023-121149背面肩運動器具(BENT OVER SUPPORT BENCH)
<>
  • 特開-背面肩運動器具(BENT  OVER  SUPPORT  BENCH) 図1
  • 特開-背面肩運動器具(BENT  OVER  SUPPORT  BENCH) 図2
  • 特開-背面肩運動器具(BENT  OVER  SUPPORT  BENCH) 図3
  • 特開-背面肩運動器具(BENT  OVER  SUPPORT  BENCH) 図4
  • 特開-背面肩運動器具(BENT  OVER  SUPPORT  BENCH) 図5
  • 特開-背面肩運動器具(BENT  OVER  SUPPORT  BENCH) 図6
  • 特開-背面肩運動器具(BENT  OVER  SUPPORT  BENCH) 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023121149
(43)【公開日】2023-08-30
(54)【発明の名称】背面肩運動器具(BENT OVER SUPPORT BENCH)
(51)【国際特許分類】
   A63B 23/00 20060101AFI20230823BHJP
   A63B 23/12 20060101ALI20230823BHJP
【FI】
A63B23/00 F
A63B23/12
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023022742
(22)【出願日】2023-02-16
(31)【優先権主張番号】10-2022-0021188
(32)【優先日】2022-02-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】523048859
【氏名又は名称】ビョン,ヒョン ジョン
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】ビョン,ヒョン ジョン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】様々な使用者の身体に適用できるように高さ及び角度調整が可能な背面肩運動器具を提供。
【解決手段】L字状に設けられるメインフレーム部110、メインフレーム部上面に安着して使用者の足が支持される足場部120、メインフレーム部上面に設けられ、ウェイト器具を保管する棚部130、使用者の身体の一部を支持する安着部140、メインフレーム部の一支点に固定され、安着部の高さを調整する高さ調整部150及び高さ調整部の一端に固定され、安着部の角度を調整する角度調整部160を含むことが出来る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
【請求項2】
【請求項3】
前記高さ調節部は、
前記第4フレーム一支点に垂直に設けられる水平フレーム;
前記水平フレームの一端に垂直に設けられ、前記第4フレームと平行に設けられ、中空を備えた第1高さフレーム;
前記第1高さフレーム側面に設けられる高さ固定孔;
前記第1高さフレームの内部に軸結合され、中空を備えた第2高さフレーム;
前記第2高さフレームの側面に設けられる複数の高さ調整孔;及び
前記高さ固定孔及び高さ調整孔に貫通して前記安着部の高さを固定する高さ固定ピン;
を含む請求項2に記載の背面肩運動器具。
【請求項4】
前記角度調節部は、
前記第2高さフレームの一端に固定され、中空を備えた円柱状の円筒フレーム;
前記安着部の裏面と結合し、前記円筒フレームにヒンジ結合される安着フレーム;
前記円筒形フレームが一端外面に結合される角度調整パネル;
前記角度調整パネルに設けられる複数の角度調整孔;及び
前記安着フレーム及び角度調整孔に貫通して角度を固定する角度固定ピン;
を含む請求項3に記載の背面肩運動器具。
【請求項5】
前記安着フレームは、
前記安着部の裏面に固定され、板状に設けられる安着板;及び
前記安着板に垂直に設けられ、2つが既設定された間隔で配置され、長方形の板状に設けられる第1垂直板及び第2垂直板;
を含み、
前記第1垂直板は、
中央に設けられる第1貫通穴;
前記角度固定ピンが貫通する第2貫通穴を備えた突出部;
を含み、
前記第2垂直板は、
一支点に設けられる第3貫通穴;
を含み、
前記第1垂直板は、第2垂直板より長い長さで設けられることを特徴とする請求項4に記載の背面肩運動器具。
【請求項6】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、背面肩運動器具に関するものであり、詳細には、様々な使用者の身体に適用可能なように高さ及び角度調整が可能な背面肩運動器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ダンベル ベントオーバーレイズ(Lateral Raise - Dumbbell、Bent Over)は、三角筋の鮮明度を高めることができる単関節運動のうち、背面三角筋を発達させるための運動である。プレス動作とは異なり、刺激する筋肉の範囲を制限することができ、目標部位の収縮に集中できるという長所があり、低い抵抗に反応する筋繊維を刺激するために低重量、高反復で運動する。肩甲骨(翼骨)が動かないように固定した状態で動作が行われることによってはじめて背面三角筋を最大に刺激することができる。運動の順序は肩の幅に足を広げて膝を軽く曲げた後、腰を90度程度下げ、手のひらが向かい合ってダンベルをつかんで腕を軽く曲げて固定した後、向う脛前に位置させる。そして、前腕が肩と平行になるまでダンベルを両側に持ち上げた後、ゆっくり抵抗を感じながらダンベルを向う脛前方に下げる。
【0003】
このとき、角度ベンチなどの健康器具を使用して胸、頭又は腕を支えて運動動作を実施すれば反動を最小限に抑え、背面肩に最大限集中でき、腰にくる負担を減らすことができる。
【0004】
従来は、専用器具ではなく適度な高さと角度を有する他の健康器具に身体を支えて運動し、各使用者の身体に合った最適な姿勢をガイドすることができないという問題点が発生した。
【0005】
したがって、様々な使用者の身体に適用できるように高さ及び角度調整が可能な背面肩運動器具に関する研究が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1943260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、様々な使用者の身体に適用できるように高さ及び角度調整が可能な背面肩運動器具を提供することである。
【0008】
また、本発明の他の目的は、運動器具と棚が一体型で設けられ、重り器具を収納できる背面肩運動器具を提供することである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、使用者が背面肩運動姿勢をとるとき、2段に設けられた棚が手の近くに位置することにより、容易にウェイト器具を使用することができ、使用者がウェイト器具を移動させながら発生する事故を防止することができる背面肩運動器具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
【0011】
【0012】
また、本発明の一実施例による高さ調節部は、第4フレームの一支点に垂直に設けられる水平フレーム、水平フレームの一端に垂直に設けられ、第4フレームと平行に設けられ、中空(内部空洞。以下「中空」という)を備えた第1高さフレーム、第1高さフレーム側面に設けられる高さ固定孔、第1高さフレーム内部に軸結合され、中空を備えた第2高さフレーム、第2高さフレーム側面に設けられる複数の高さ調節孔及び高さ固定孔及び、高さ調節孔に貫通して安着部の高さを固定する高さ固定ピンを含むことができる。
【0013】
また、本発明の一実施例による角度調節部は、第2高さフレームの一端に固定され、中空を備えた円柱状の円筒フレーム、安着部の裏面と結合され、円筒フレームにヒンジ結合される安着フレーム、円筒フレーム一端の外面に結合される角度調節パネル、角度調節パネルに設けられる複数の角度調節孔及び安着フレーム及び角度調節孔に貫通して角度を固定する角度固定ピンを含むことができる。
【0014】
また、本発明の一実施例による安着フレームは、安着部裏面に固定され、板状に設けられる安着板及び安着板に垂直に設けられ、2つが既設定された間隔で配置され、長方形の板状に設けられる第1垂直板及び第2垂直板とを含み、第1垂直板は、中央に設けられる第1貫通穴、角度固定ピンが貫通する第2貫通穴を備えた突出部を含み、第2垂直板は、一支点に設けられる第3貫通穴を含み、第1垂直板は第2垂直板より長い長さに設けることができる。
【0015】
【発明の効果】
【0016】
本発明の一実施例による背面肩運動器具は、様々な使用者の身体に適用できるように高さ及び角度調整が可能な効果を有する。
【0017】
また、本発明の一実施例による背面肩運動器具は、運動器具と棚が一体型で設けられ、ウェイト器具を保管できる効果を有する。
【0018】
また、本発明の一実施例による背面肩運動器具は、使用者が背面肩運動姿勢をとるとき、2段に設けられた棚が手の近くに位置することにより、容易にウェイト器具を使用することができ、使用者がウェイト器具を移動させながら発生する事故を防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は、本発明の一実施例による背面肩運動器具を示す図である。
図2図2は、本発明の一実施例によるメインフレーム部を示す図である。
図3図3は、本発明の一実施例による棚部を示す斜視図及び分解斜視図である。
図4図4は、本発明の一実施例による第1棚フレーム及び第2棚フレームを示す図である。
図5図5は、本発明の一実施例による高さ調整部を示す図である。
図6図6は、本発明の一実施例による角度調整部を示す図である。
図7図7は、本発明の一実施例による安着フレームを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下では、図を参考にして本発明の具体的な実施例を詳細に説明する。ただし、本発明の思想は提示される実施例に限定されず、本発明の思想を理解する当業者は、同一思想の範囲内で他の構成要素を追加、変更、削除等を通じて、退歩的な他の発明や本発明思想の範囲内に含まれる他の実施例を容易に提案することができるが、これもまた本願発明思想の範囲内に含まれるということができる。
【0021】
以下、本発明である背面肩運動器具は、添付された図1乃至図7を参考にして詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施例による背面方運動器具(100)を示す図である。
【0023】
図1を参考にすれば、本発明の一実施例による背面肩運動器具(100)は、メインフレーム部(110)、足場部(120)、棚部(130)、安着部(140)、高さ調節部(150)及び角度調整部(160)を含むことができる。
【0024】
【0025】
図2は、本発明の一実施例によるメインフレーム部(110)を示す図である。
【0026】
図2を参考にすれば、本発明の一実施例によるメインフレーム部(110)は、第1フレーム(111)、第2フレーム(112)、第3フレーム(113)、第4フレーム(114)及び床支持片(115)を含むことができる。
【0027】
【0028】
第2のフレーム(112)は、離隔配置された2つの前記水平部(111-1)を連結することができ、複数で設けることができる。
【0029】
第3のフレーム(113)は、離隔配置された2つの前記垂直部(111-2)を連結することができ、2つで設けることができる。
【0030】
第4フレーム(114)は、前記2つの第3フレーム(113)の中央を垂直に連結することができる。
【0031】
前記メインフレーム部(110)は、中空の楕円の断面積を有する円筒状に形成することができる。また、前記メインフレーム部(110)の開口された各端にはゴム製のカバーを備えることができる。
【0032】
床支持片(115)は、前記水平部(111-1)の底面に複数設けられることができる。前記複数の床支持片(115)は、平らな円筒状で形成されたまま、前記水平部(111-1)に認可された荷重を床面に伝達することができる。
【0033】
再び図1を参考にすれば、足場部(120)は、前記メインフレーム部(110)上面に安着し、使用者の足を支持することができる。前記足場部(120)上面には、使用者の足が滑らないように複数のスリットを設けることができる。
【0034】
棚部(130)は、前記メインフレーム部(110)上面に設けられ、重り器具を保管することができる。前記棚部(130)は、図3を参考にして、より詳細に検討する。
【0035】
図3は、本発明の一実施例による棚部(130)を示す斜視図及び分解斜視図である。
【0036】
図3を参考にすれば、本発明の一実施例による棚部(130)は、第1棚フレーム(131)、第2棚フレーム(132)、第1棚(133)、第2棚(134)、及び摩擦部(135)を含むことができる。
【0037】
【0038】
【0039】
前記第1棚フレーム(131)及び第2棚フレーム(132)は、図4を参考にして、より詳細に検討する。
【0040】
図4は、本発明の一実施例による第1棚フレーム(131)及び第2棚フレーム(132)を示す図である。
【0041】
図4を参考にすれば、第1棚フレーム(131)は、第1補助フレーム(1311)、第2補助フレーム(1312)、及び第1突起(1313)を含むことができる。
【0042】
第1補助フレーム(1311)は、前記水平部(111-1)に垂直に起立され、複数設けられることができる。
【0043】
第2補助フレーム(1312)は、前記複数の第1補助フレーム(1311)の一端を垂直に連結し、前記水平部(111-1)に平行に設けることができる。
【0044】
第1突起(1313)は、前記第2補助フレーム(1312)の一支点に突出して設けられることができる。
【0045】
また、第2棚フレーム(132)は、第3補助フレーム(1321)、第4補助フレーム(1322)、第5補助フレーム(1323)、及び第2突起(1324)を含むことができる。
【0046】
第3補助フレーム(1321)は、前記第2補助フレーム(1312)の一端で垂直に起立されることができる。
【0047】
第4補助フレーム(1322)は、前記第3補助フレーム(1321)の一端で前記垂直部(111-2)の一支点を垂直に連結し、前記第2補助フレーム(1312)に平行に設けることができる。
【0048】
第5補助フレーム(1323)は、前記第3補助フレーム(1321)の側面一支点で前記第4補助フレーム(1322)下面の一支点を連結することができる。前記第5補助フレーム(1322)を設けることにより、前記第2棚フレーム(132)の剛性が増大されることができる。
【0049】
第2突起(1324)は、前記第4補助フレーム(1322)の一支点に突出して設けられることができる。
【0050】
再び図3を参考にすれば、第1棚(133)は前記第1棚フレーム(131)の上部に安着し、両端が曲げられ傾斜して設けられることができる。
【0051】
第2棚(134)は、前記第2棚フレーム(132)の上部に安着し、両端が曲げられ傾斜して設けられることができる。前記第2棚(134)には、前記高さ調整部(150)と干渉しないように側面一支点が陥没して設けられることができる。
【0052】
摩擦部(135)は、前記第1棚(133)及び第2棚(134)の上面に複数設けられることができる。前記摩擦部(135)は、上面に複数の溝が形成されたゴム材質で設けることができる。図には、前記摩擦部(135)が前記第1棚(133)の上面にのみ設けられているが、前記第2棚(134)の上面にも様々な形態で設けることができる。前記摩擦部(135)が設けられ、前記第1棚(133)及び第2棚(134)の両端が折り曲げられて傾斜して設けられることにより、ダンベル等のウェイト器具が滑らず、安定的に支持されることができる。
【0053】
前記第1棚(133)及び第2棚(134)には複数の固定溝が設けられ、前記第1突起(1313)及び第2突起(1324)が挿入されることができる。前記突起(1313)、(1324)を固定溝に挿入固定することにより、前記棚(133)、(134)をより安定して固定することができる。
【0054】
また、前記棚部(130)は、使用者が背面肩運動姿勢をとるときに、使用者の手の近くに位置することにより、使用者が重り器具を移動させながら発生する事故を防止することができる。
【0055】
再び図1を参考にすれば、安着部(140)は使用者の身体の一部を支持することができる。使用者は、使用者の両足を足場部(120)に置き、腰を曲げて使用者の頭頂部、額、腕などを前記安着部(140)に支持して背面肩運動を行うことができる。前記安着部(140)はクッション形態で設けることができる。
【0056】
高さ調整部(150)は、前記メインフレーム部(110)の一支点に固定され、前記安着部(140)の高さを調整することができる。前記高さ調整部(150)は、図5を参考にしてより詳細に検討する。
【0057】
図5は、本発明の一実施例による高さ調整部(150)を示す図である。
【0058】
図5を参考にすれば、本発明の一実施例による高さ調節部(150)は、水平フレーム(151)、第1高さフレーム(152)、高さ固定孔(153)、第2高さフレーム(154)、高さ調整孔(155)及び高さ固定ピン(156)を含むことができる。
【0059】
水平フレーム(151)は、前記第4フレーム(114)の一支点に垂直に設けられることができる。
【0060】
第1高さフレーム(152)は、前記水平フレーム(151)の一端に垂直に設けられ、前記第4フレーム(114)と平行に設けられ、中空を備えることができる。また、図5には図示されていないが、前記第4フレーム(114)、水平フレーム(151)及び第1高さフレーム(152)で囲まれた間の空間には補強材(図示なし)を備えられることができる。
【0061】
高さ固定孔(153)は、前記第1高さフレーム(152)の側面に設けられることができる。
【0062】
第2高さフレーム(154)は、前記第1高さフレーム(152)の内部に軸結合され、中空を備えることができる。
【0063】
高さ調整孔(155)は、前記第2高さフレーム(154)の側面に複数設けられることができる。また、前記複数の高さ調整孔(155)と対応される高さの前記第2高さフレーム(154)の一面には数字が陰刻で刻まれ、前記第1高さフレーム(152)の一面には円孔が設けられ、使用者が自身の身体に合った高さを憶えやすくする効果がある。
【0064】
高さ固定ピン(156)は、前記高さ固定孔(153)及び高さ調整孔(155)に貫通して前記安着部(140)の高さを固定することができる。
【0065】
再び図1を参考にすれば、角度調整部(160)は、高さ調整部(150)の一端に固定され、前記安着部(140)の角度を調整することができる。前記角度調整部(160)は、図6を参考にして、より詳細に検討する。
【0066】
図6は、本発明の一実施例による角度調整部(160)を示す図である。
【0067】
図6を参考にすれば、角度調整部(160)は、円筒フレーム(161)、安着フレーム(162)、角度調整パネル(163)、角度調整孔(164)、及び角度固定ピン(165)を含むことができる。
【0068】
円筒フレーム(161)は、前記第2高さフレーム(154)の一端に固定され、中空を備えており、円柱状に設けられることができる。
【0069】
安着フレーム(162)は、前記安着部(140)の裏面に結合され、前記円筒フレーム(161)にヒンジ結合されることができる。前記安着フレーム(162)は、図7を参考にして、より詳細に検討する。
【0070】
図7は、本発明の一実施例による安着フレーム(162)を示す図である。
【0071】
図7を参考にすれば、本発明の一実施例による安着フレーム(162)は、安着板(1621)、第1垂直板(1622)、及び第2垂直板(1623)を含むことができる。
【0072】
安着板(1621)は、前記安着部(140)の裏面に固定されて板状に設けられることができる。ここで、前記安着部(140)の裏面は、使用者の身体が接触する正面の背面を指す。
【0073】
第1垂直板(1622)及び第2垂直板(1623)は、前記安着板(1621)に垂直に設けられ、2つが既設定された間隔で配置され、長方形の板状に設けられることができる。
【0074】
第1垂直板(1622)は、第1貫通穴(16221)、第2貫通穴(16222)、及び突出部(16223)を含むことができる。
【0075】
第1貫通穴(16221)は、前記第1垂直板(1622)の中央に設けられることができる。
【0076】
第2貫通穴(16222)には角度固定ピン(165)が貫通することができる。
【0077】
突出部(16223)は、前記第1垂直板(1622)の一端に設けられ、前記第2貫通穴(16222)を備えることができる。
【0078】
第2垂直板(1623)は、第3貫通穴(16231)を含むことができる。
【0079】
第3貫通穴(16231)は、前記第2垂直板(1623)の一支点に設けられることができる。
【0080】
再び図6を参考にすれば、角度調整パネル(163)は、前記円筒フレーム(161)の一端外面に結合することができる。
【0081】
角度調整孔(164)は、前記角度調整パネル(163)に複数設けられることができる。また、前記角度調整孔(164)の一側には数字が陰刻で刻まれており、使用者がより直感的に使用することができる。
【0082】
角度固定ピン(165)は、前記安着フレーム(162)及び角度調整孔(164)に貫通して角度を固定することができる。
【0083】
再び図1を参考にすれば、本発明の一実施例による背面肩運動器具(100)は、取っ手部(170)及び車輪部(180)をさらに含むことができる。
【0084】
【0085】
車輪部(180)は、前記足場部(120)の底面に連結され、前記底面に接触したまま認可された外力によって地面に沿って転がり接触することができる。前記車輪部(180)は、使用者が前記取っ手部(170)を把持して前記メインフレーム(110)が傾くと、前記底部支持片(115)が底面から離隔している間に底面に安着し、前記背面肩運動器具(100)の位置を容易に移動させることができる。
【0086】
前記において詳しくみてきたとおり、本発明の一実施例によれば、様々な使用者の身体に適用できるように高さ及び角度調節が可能であり、運動器具と棚が一体型で設けられ、ウェイト器具を保管できる効果を有する。
【0087】
また、本発明の一実施例による背面肩運動器具は、使用者が背面肩運動姿勢をとるとき、2段に設けられた棚が手の近くに位置することにより、容易にウェイト器具を使用することができ、使用者がウェイト器具を移しながら発生する事故を防止できる効果を有する。
【0088】
以上のとおり、本発明の一実施例は、限定された実施例と図面によって説明されたが、本発明の一実施例は前記説明された実施例に限定されるわけではなく、これは本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、これらの基材から様々な修正及び変形が可能である。したがって、本発明の一実施例は、以下に記載された特許請求の範囲によってのみ把握されなければならず、その均等又は等価的な変形双方が本発明の思想の範囲に属するといわなければならない。
【符号の説明】
【0089】
100: 背面肩運動器具
110:メインフレーム部
111:第1フレーム
111-1: 水平部
111-2: 垂直部
112:第2フレーム
113:第3フレーム
114:第4フレーム
115:床支持片
120: 足場部
130: 棚部
131:第1棚フレーム
1311:第1補助フレーム
1312:第2補助フレーム
1313: 第一突起
132:第2棚フレーム
1321:第3補助フレーム
1322:第4補助フレーム
1323:第5補助フレーム
1324: 第2突起
133: 第1棚
134: 第2棚
135: 摩擦部
140: 安着部
150:高さ調節部
151: 水平フレーム
152:第1高さフレーム
153:高さ固定孔
154:第2高さフレーム
155:高さ調節孔
156: 高さ固定ピン
160: 角度調節部
161: 円筒フレーム
162: 安着フレーム
1621: 安着板
1622:第1垂直板
16221:第1貫通穴
16222:第2貫通穴
16223:突出部
1623:第2垂直板
16231:第3貫通穴
163: 角度調節パネル
164: 角度調整孔
165: 角度固定ピン
170: 取っ手部
180: 車輪部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【外国語明細書】