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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023012173
(43)【公開日】2023-01-25
(54)【発明の名称】情報処理プログラム及び情報処理装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/08 20120101AFI20230118BHJP
   G06Q 10/20 20230101ALI20230118BHJP
【FI】
G06Q50/08
G06Q10/00 300
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021115660
(22)【出願日】2021-07-13
(71)【出願人】
【識別番号】303062598
【氏名又は名称】株式会社三和住建
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】志水 哲也
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC07
5L049CC15
(57)【要約】
【課題】本発明は、建物をユーザに引き渡す引き渡し日を起算として、当該建物の引き渡し前後で異なる情報をユーザに閲覧させることを目的とする。
【解決手段】プロセッサに、建物の工事に関する契約を締結したユーザがインストール可能なアプリケーションのホーム画面に、前記建物を前記ユーザに引き渡す引き渡し日を起算とした情報を表示させる、処理を実行させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサに、
建物の工事に関する契約を締結したユーザがインストール可能なアプリケーションのホーム画面に、前記建物を前記ユーザに引き渡す引き渡し日を起算とした情報を表示させる、
処理を実行させるための情報処理プログラム。
【請求項2】
前記プロセッサに、
前記引き渡し日前は、前記情報として、前記引き渡し日までの残り期間を表示させ、
前記引き渡し日以後は、前記情報として、前記引き渡し日からの経過期間を表示させる、
処理を実行させるための請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記プロセッサに、
前記引き渡し日以後において、前記ホーム画面で予め定めた操作を受付けた場合に画面を切り替えて、前記建物のメンテナンス方法を示すメンテナンス画面を表示させ、
前記メンテナンス画面の初期画面に表示させるメンテナンス項目を、前記建物の仕様及び前記引き渡し日からの経過期間の少なくとも一方に応じて変化させる、
処理を実行させるための請求項1又は2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記プロセッサに、
前記引き渡し日前において、前記ホーム画面で予め定めた操作を受付けた場合に画面を切り替えて、前記建物の工事現場で撮像された工事画像を、工事の進行状況に応じた表示領域に表示させる、
処理を実行させるための請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理プログラムを記憶した記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記情報処理プログラムを実行可能なプロセッサと、
前記プロセッサによる前記情報処理プログラムの実行結果を表示する表示部と、
を備える情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム及び情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、家の建築依頼が初めての施主であっても利用し易く情報の確認が容易な物件情報管理システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-144486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術によれば、施主は施主端末を介して物件情報管理システム内を探すだけで物件に関する必要な情報として、例えば、物件基本情報を得ることができる。当該物件基本情報には、物件名、施主名、及び引渡年月日等が含まれるが、施主が閲覧を希望する情報は特許文献1の物件基本情報には限られず、施主に対して提供する情報には改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、建物をユーザに引き渡す引き渡し日を起算として、当該建物の引き渡し前後で異なる情報をユーザに閲覧させることができる情報処理プログラム及び情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の情報処理プログラムは、プロセッサに、建物の工事に関する契約を締結したユーザがインストール可能なアプリケーションのホーム画面に、前記建物を前記ユーザに引き渡す引き渡し日を起算とした情報を表示させる、処理を実行させる。
【0007】
第2の態様の情報処理プログラムは、第1の態様の情報処理プログラムであって、前記プロセッサに、前記引き渡し日前は、前記情報として、前記引き渡し日までの残り期間を表示させ、前記引き渡し日以後は、前記情報として、前記引き渡し日からの経過期間を表示させる、処理を実行させる。
【0008】
第3の態様の情報処理プログラムは、第1又は第2の態様の情報処理プログラムであって、前記プロセッサに、前記引き渡し日以後において、前記ホーム画面で予め定めた操作を受付けた場合に画面を切り替えて、前記建物のメンテナンス方法を示すメンテナンス画面を表示させ、前記メンテナンス画面の初期画面に表示させるメンテナンス項目を、前記建物の仕様及び前記引き渡し日からの経過期間の少なくとも一方に応じて変化させる、処理を実行させる。
【0009】
第4の態様の情報処理プログラムは、第1から第3の何れかの態様の情報処理プログラムであって、前記プロセッサに、前記引き渡し日前において、前記ホーム画面で予め定めた操作を受付けた場合に画面を切り替えて、前記建物の工事現場で撮像された工事画像を、工事の進行状況に応じた表示領域に表示させる、処理を実行させる。
【0010】
第5の態様の情報処理装置は、第1から第4の何れかの態様の情報処理プログラムを記憶した記憶部と、前記記憶部に記憶された前記情報処理プログラムを実行可能なプロセッサと、前記プロセッサによる前記情報処理プログラムの実行結果を表示する表示部と、を備える。
【発明の効果】
【0011】
第1及び第5の態様によれば、建物をユーザに引き渡す引き渡し日を起算として、当該建物の引き渡し前後で異なる情報をユーザに閲覧させることができる。
【0012】
第2の態様によれば、建物の引き渡し日前は、引き渡し日の到来に関する期待感をユーザに与え、建物の引き渡し日以後は、引き渡し日からの経過期間に基づく当該建物の愛着感をユーザに与えることができる。
【0013】
第3の態様によれば、メンテナンス画面の初期画面に常に同じメンテナンス項目が表示される構成に比べて、ユーザが建物のメンテナンス方法を探す際の煩雑さを低減できる。
【0014】
第4の態様によれば、建物の工事の進行状況に応じた工事画像をユーザに閲覧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本実施の形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。
図2】本実施の形態に係る情報処理装置及びユーザ端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3】本実施の形態に係る管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図4】本実施の形態に係る情報処理装置の機能構成の例を示すブロック図である。
図5】本実施の形態に係る表示処理の流れを示すフローチャートである。
図6】本実施の形態に係る情報処理装置の表示部に表示される第1コンテンツ情報の第1の表示例である。
図7】本実施の形態に係る情報処理装置の表示部に表示される第1コンテンツ情報の第2の表示例である。
図8】本実施の形態に係る情報処理装置の表示部に表示される第2コンテンツ情報の第1の表示例である。
図9】本実施の形態に係る情報処理装置の表示部に表示される第2コンテンツ情報の第2の表示例である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本実施の形態に係る情報処理システム10について説明する。
図1は、情報処理システム10の概略構成を示す図である。情報処理システム10は、建物の工事に関する契約を締結したユーザに対して、当該建物に関する情報を提供するためのシステムである。
【0017】
図1に示すように、情報処理システム10は、情報処理装置20と、管理サーバ40と、ユーザ端末60とを含む。情報処理装置20、管理サーバ40及びユーザ端末60は、ネットワークNを介して接続され、互いに通信可能となっている。
【0018】
情報処理装置20は、建物の工事に関する契約、一例として、戸建住宅の建築工事請負契約を締結したユーザ(以下、「建築主」とする)が保有する携帯端末である。情報処理装置20には、一例として、携帯可能なパーソナルコンピュータ(ノートPC)、スマートフォン、又はタブレット端末等が適用される。本実施の形態では、一例として、情報処理装置20はスマートフォンとする。
【0019】
管理サーバ40は、所定の事業者が保有するサーバコンピュータである。
ユーザ端末60は、建築主と建築工事請負契約を締結した施工者、及び、施工者の下請け業者である専門業者の少なくとも一方が保有する携帯端末である。本実施の形態では、一例として、ユーザ端末60は、施工者及び専門業者の双方が保有する。ユーザ端末60には、一例として、携帯可能なパーソナルコンピュータ(ノートPC)、スマートフォン、又はタブレット端末等が適用される。本実施の形態では、一例として、ユーザ端末60はスマートフォンとする。
【0020】
なお、管理サーバ40を保有する所定の事業者は、施工者であってもよいし、施工者とは別のユーザであってもよい。
【0021】
図2は、情報処理装置20及びユーザ端末60のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、情報処理装置20及びユーザ端末60は、基本的には一般的なコンピュータ構成であるため、情報処理装置20を代表して説明する。
【0022】
図2に示すように、情報処理装置20は、CPU21(Central Processing Unit)、ROM22(Read Only Memory)、RAM23(Random Access Memory)、記憶部24、入力部25、表示部26、撮像部27及び通信部28を備えている。各構成は、バス29を介して相互に通信可能に接続されている。
【0023】
CPU21は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU21は、ROM22又は記憶部24からプログラムを読み出し、RAM23を作業領域としてプログラムを実行する。CPU21は、ROM22又は記憶部24に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。CPU21は「プロセッサ」の一例である。
【0024】
ROM22は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM23は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。
【0025】
記憶部24は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリ等の記憶装置により構成され、各種プログラム、及び各種データを格納する。本実施の形態では、記憶部24には、少なくとも後述する表示処理を実行するための情報処理プログラム24Aが記憶されている。記憶部24は「記憶部」の一例である。
【0026】
入力部25は、各種ボタン及びマイク等を含み、各種の入力を行うために使用される。
表示部26は、例えば、液晶ディスプレイであり、種々の情報を表示する。表示部26は、タッチパネル方式を採用しており、入力部25としても機能する。表示部26は「表示部」の一例である。
【0027】
撮像部27は、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを含んで構成されている。
【0028】
通信部28は、他の機器と通信するためのインターフェースである。当該通信には、たとえば、イーサネット(登録商標)若しくはFDDI等の有線通信の規格、又は、4G、5G、若しくはWi-Fi(登録商標)等の無線通信の規格が用いられる。
【0029】
上記の情報処理プログラム24Aを実行する際に、情報処理装置20は、上記のハードウェア資源を用いて、当該情報処理プログラム24Aに基づく処理を実行する。
【0030】
図3は、管理サーバ40のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、管理サーバ40は、CPU41、ROM42、RAM43、記憶部44、入力部45、表示部46、及び通信部47を備えている。各構成は、バス48を介して相互に通信可能に接続されている。
【0031】
CPU41は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU41は、ROM42又は記憶部44からプログラムを読み出し、RAM43を作業領域としてプログラムを実行する。CPU41は、ROM42又は記憶部44に記憶されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。
【0032】
ROM42は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM43は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。
【0033】
記憶部44は、HDD、SSD又はフラッシュメモリ等の記憶装置により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
【0034】
記憶部44には、少なくとも、建築主が建築を依頼した戸建住宅に関する住宅情報と、建築主がインストール可能なアプリケーション(以下、「家アプリ」とする)を実行した情報処理装置20の表示部26に表示させるコンテンツに関するコンテンツ情報と、が記憶されている。
【0035】
住宅情報には、一例として、建築主を一意に特定可能な識別情報を含む建築主情報、戸建住宅の工法、断熱材、外装材、内装材、窓、玄関ドア、床材、屋根材、及び給湯器等を含む仕様、戸建住宅の引き渡し日(引き渡し日前は「引き渡し予定日」)、並びに、戸建住宅の建築工事の進行状況を示す進行情報を含んで構成されている。
【0036】
コンテンツ情報には、一例として、建築主が家アプリを起動した後に最初に表示される画面であるホーム画面に表示させるコンテンツ、及び、ホーム画面から切り替わった画面に表示させるコンテンツ等を含んで構成されている。
【0037】
ここで、住宅情報及びコンテンツ情報は、戸建住宅の建築工事の進行状況に応じて更新される。一例として、住宅情報及びコンテンツ情報は、戸建住宅の仕様が変更になれば、管理サーバ40を保有する所定の事業者により入力済みの情報が修正されることで、変更後の仕様に更新される。また、ユーザ端末60の撮像部68により撮像された戸建住宅の建築工事現場の工事画像がユーザ端末60から送信された場合は、住宅情報の進行情報及びコンテンツ情報に、当該工事画像が追加される。
【0038】
入力部45は、一例として、マウス等のポインティングデバイス、各種ボタン、キーボード、マイク、及びカメラ等を含み、各種の入力を行うために使用される。
【0039】
表示部46は、一例として、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部46は、タッチパネル方式を採用して、入力部45として機能してもよい。
【0040】
通信部47は、他の機器と通信するためのインターフェースである。当該通信には、たとえば、イーサネット(登録商標)若しくはFDDI等の有線通信の規格、又は、4G、5G、若しくはWi-Fi(登録商標)等の無線通信の規格が用いられる。
【0041】
次に、情報処理装置20の機能構成について説明する。
図4は、本実施の形態に係る情報処理装置20の機能構成の例を示すブロック図である。
【0042】
図4に示すように、情報処理装置20のCPU21は、機能構成として、要求部21A、取得部21B、及び表示制御部21Cを有する。各機能構成は、CPU21が記憶部24に記憶された情報処理プログラム24Aを読み出し、実行することにより実現される。
【0043】
要求部21Aは、管理サーバ40に対して、情報処理装置20の表示部26に表示させる家アプリのコンテンツ情報を要求する。一例として、要求部21Aは、家アプリの起動後は、ホーム画面に表示させるコンテンツを示す第1コンテンツ情報を要求し、ホーム画面の表示後は、ホーム画面における建築主の操作に応じてホーム画面から切り替わった画面に表示させるコンテンツを示す第2コンテンツ情報を要求する。
【0044】
取得部21Bは、管理サーバ40からコンテンツ情報を取得する。一例として、取得部21Bは、コンテンツ情報として、上記の第1コンテンツ情報及び第2コンテンツ情報を取得する。
【0045】
表示制御部21Cは、取得部21Bが取得したコンテンツ情報を表示部26に表示させる制御を行う。
【0046】
図5は、情報処理装置20による表示部26にコンテンツ情報を表示させる表示処理の流れを示すフローチャートである。CPU21が記憶部24から情報処理プログラム24Aを読み出して、RAM23に展開して実行することにより、表示処理が行われる。なお、当該表示処理を行うに際し、家アプリが情報処理装置20にインストール済みであるものとする。
【0047】
図5に示すステップS10において、CPU21は、建築主による情報処理装置20に対する予め定めた操作を受付けた場合に、家アプリを起動させる。そして、ステップS11に進む。一例として、CPU21は、建築主により、表示部26に表示された家アプリを示すアイコンが選択された場合に家アプリを起動させる。
【0048】
ステップS11において、CPU21は、管理サーバ40に対して、家アプリの第1コンテンツ情報を要求する。そして、ステップS12に進む。
【0049】
ステップS12において、CPU21は、管理サーバ40から、ステップS11で要求した第1コンテンツ情報を取得する。そして、ステップS13に進む。
【0050】
ステップS13において、CPU21は、ステップS12で取得した第1コンテンツ情報を表示部26に表示させる。そして、ステップS14に進む。
【0051】
ここで、第1コンテンツ情報の表示例について説明する。
図6は、情報処理装置20の表示部26に表示される第1コンテンツ情報の第1の表示例である。一例として、図6に示す表示例は、戸建住宅の引き渡し日前における家アプリのホーム画面を示している。図6に示すホーム画面には、第1表示部30と、第2表示部31と、アイコン32と、アイコン33と、が表示されている。
【0052】
第1表示部30は、戸建住宅を建築主に引き渡す引き渡し日を起算とした情報として、引き渡し日を起算とした期間を示す期間情報を示す部分である。一例として、図6に示す第1表示部30には、引き渡し日前のため、期間情報として「引き渡し予定日まで あと75日」と、引き渡し日、具体的には、引き渡し予定日までの残り期間が表示されている。
【0053】
第2表示部31は、戸建住宅の建築工事の進行状況を示す進行情報を示す部分である。第2表示部31には、進行情報として、建築工事の各工程を示す工程表示31Aと、現在の工程を示す矢印31Bとが表示されている。一例として、工程表示31Aでは、「着工」、「上棟」、「仕上げ」、及び「完成」の4つの工程を表示している。そして、図6では、工程表示31Aの「上棟」の上部に矢印31Bが表示されており、現在の工程が「上棟」まで進んでいることを示している。
【0054】
アイコン32は、家アプリの各種機能を実行するためのアイコンであり、戸建住宅の引き渡し前後で表示されるアイコンの種類が変化する。図6では、アイコン32として、アイコン32A、アイコン32B、及びアイコン32Cが表示されている。
【0055】
アイコン32Aは、建築主に対するお知らせを示すお知らせ画面を表示するためのアイコンである。アイコン32Bは、建築主と施工者又は専門業者との建築工事の打合せに関する打合せ情報を示す打合せ画面を表示するためのアイコンである。
【0056】
アイコン32Cは、工程表示31Aに表示された各工程の工事を行っていた際に、戸建住宅の建築工事現場で撮像された工事画像が、工事の進行状況に応じた表示領域に表示された工事画像画面を表示するためのアイコンである。工事画像画面の図示は省略するが、工事画像画面では、例えば、「着工」、「上棟」、「仕上げ」、及び「完成」の4つの工程に応じた工事画像の表示領域が設けられており、「上棟」の工事を行っていた際に撮像された工事画像が「上棟」の工程に応じて設けられた表示領域に表示されている。
【0057】
アイコン33は、家アプリの各種機能を実行するためのアイコンであり、戸建住宅の引き渡し前後で表示されるアイコンの種類が共通している。図6では、アイコン33として、アイコン33A、アイコン33B、アイコン33C及びアイコン33Dが表示されている。
【0058】
アイコン33Aは、家アプリの画面をホーム画面に遷移させるためのアイコンである。
アイコン33Bは、建築主に対するお知らせを示すお知らせ画面を表示するためのアイコンである。アイコン33Bが選択されることにより表示されるお知らせ画面(以下、「共通お知らせ画面」とする)では、上記のアイコン32Aが選択されることにより表示されるお知らせ画面(以下、「専用お知らせ画面」とする)とは異なる内容が表示される。一例として、共通お知らせ画面では、施工者又は専門業者から全ての建築主に向けたお知らせが表示され、専用お知らせ画面では、施工者又は専門業者から各建築主に向けたお知らせが表示される。
【0059】
アイコン33Cは、建築主に対する問い合わせ先を示す問い合わせ画面を表示するためのアイコンである。アイコン33Dは、家アプリに登録された建築主の識別情報(例:ユーザID)、家アプリの設定、及び家アプリの利用規約等を示すアカウント画面を表示するためのアイコンである。
【0060】
図7は、情報処理装置20の表示部26に表示される第1コンテンツ情報の第2の表示例である。一例として、図7に示す表示例は、戸建住宅の引き渡し日以後における家アプリのホーム画面を示している。図7に示すホーム画面には、第1表示部30と、アイコン32と、アイコン33と、第3表示部34と、が表示されている。
【0061】
一例として、図7に示す第1表示部30には、引き渡し日以後のため、期間情報として「引き渡し日から 1年11ヶ月」と、引き渡し日からの経過期間が表示されている。
【0062】
図7では、アイコン32として、アイコン32A、アイコン32D、アイコン32E、アイコン32F、アイコン32G、及びアイコン32Hが表示されている。
【0063】
アイコン32Aは、図6に示すホーム画面と同様に、専用お知らせ画面を表示するためのアイコンである。
【0064】
アイコン32Dは、戸建住宅のメンテナンス方法を示すメンテナンス画面を表示するためのアイコンである。なお、メンテナンス画面の表示例については後述する。
【0065】
アイコン32Eは、戸建住宅の不具合箇所を静止画又は動画で送信可能な送信画面を表示するためのアイコンである。アイコン32Fは、戸建住宅の定期点検に関する点検情報を示す点検画面を表示するためのアイコンである。
【0066】
アイコン32Gは、戸建住宅の備品を購入可能な備品購入画面を表示するためのアイコンである。当該備品は、建築時の戸建住宅が備える備品(例:窓、玄関ドア、床材)、及び、建築時の戸建住宅が備えない備品(例:家具、雑貨、家電)を含む。
【0067】
アイコン32Hは、不動産の資産運用に関する相談が可能な相談画面を表示するためのアイコンである。
【0068】
図7では、アイコン33として、図6と同様に、アイコン33A、アイコン33B、アイコン33C及びアイコン33Dが表示されている。
【0069】
第3表示部34は、建築主が所持するポイントを示す部分である。一例として、第3表示部34には、建築主が所持するポイントが「2500ポイント」であることが示されている。なお、上記のポイントは、一例として、戸建住宅の引き渡し時、予め定めた家アプリの機能の実行時、及び引き渡し日から予め定めた期間が経過する都度(例:1年毎、5年毎)等に加算され、所持するポイントは、備品購入画面での備品購入時の支払いに充当したり、リフォーム工事の代金の支払いに充当したりすることができる。
【0070】
ここで、管理サーバ40は、図5に示すステップS11で送信された情報処理装置20からの第1コンテンツ情報の要求を取得する都度、最新の第1コンテンツ情報を生成し、生成した第1コンテンツ情報を情報処理装置20に送信する。
【0071】
具体的には、管理サーバ40は、第1表示部30に期間情報として表示される期間(例:75日、1年11ヶ月)を、第1コンテンツ情報の要求を取得した日と記憶部44に記憶された戸建住宅の引き渡し日(引き渡し日前は「引き渡し予定日」)とに基づいて算出する。また、管理サーバ40は、記憶部44に記憶された住宅情報に含まれる進行情報に基づいて、図6に示す第2表示部31における矢印31Bの表示位置を決定する。さらに、管理サーバ40は、記憶部44に記憶された住宅情報に含まれる建築主情報に基づいて、図7に示す第3表示部34に表示するポイント数を決定する。
【0072】
そして、管理サーバ40は、第1コンテンツ情報の要求を取得した日が戸建住宅の引き渡し日前である場合は、第1表示部30に表示される期間情報、第2表示部31に表示される工程表示31A及び矢印31B、アイコン32(アイコン32A、アイコン32B、及びアイコン32C)、並びに、アイコン33のコンテンツを含んだ第1コンテンツ情報を生成し、情報処理装置20に送信する。また、管理サーバ40は、第1コンテンツ情報の要求を取得した日が戸建住宅の引き渡し日以後である場合は、第1表示部30に表示される期間情報、第3表示部34に表示されるポイント数、アイコン32(アイコン32A、アイコン32D、アイコン32E、アイコン32F、アイコン32G、及びアイコン32H)、並びに、アイコン33のコンテンツを含んだ第1コンテンツ情報を生成し、情報処理装置20に送信する。
【0073】
図5に戻って、ステップS14において、CPU21は、ホーム画面で予め定めた操作を受付けたか否かを判定し、予め定めた操作を受付けたと判定した場合(ステップS14:YES)はステップS15に進む。一方、CPU21により予め定めた操作を受付けたと判定されない場合(ステップS14:NO)は、予め定めた操作を受付けるまで待機する。一例として、CPU21は、ホーム画面で、何れかのアイコン32、又は、アイコン33B、アイコン33C及びアイコン33Dの何れかが選択された場合に、予め定めた操作を受付けたと判定する。
【0074】
ステップS15において、CPU21は、管理サーバ40に対して、家アプリの第2コンテンツ情報を要求する。そして、ステップS16に進む。
【0075】
ステップS16において、CPU21は、管理サーバ40から、ステップS15で要求した第2コンテンツ情報を取得する。そして、ステップS17に進む。
【0076】
ステップS17において、CPU21は、ステップS16で取得した第2コンテンツ情報を表示部26に表示させる。そして、当該処理を終了する。
【0077】
ここで、第2コンテンツ情報の表示例について説明する。
図8は、情報処理装置20の表示部26に表示される第2コンテンツ情報の第1の表示例である。一例として、図8に示す表示例は、戸建住宅の引き渡し日以後において、ホーム画面でアイコン32Dが選択された場合のメンテナンス画面の初期画面(以下、「メンテナンス初期画面」とする)を示している。メンテナンス初期画面とは、メンテナンス画面として最初に表示される画面である。図8に示すメンテナンス初期画面には、第1選択部50と、第2選択部51と、第3選択部52と、第4選択部53と、アイコン33と、が表示されている。
【0078】
第1選択部50は、建築主に提供する戸建住宅のメンテナンス方法のうち、メンテナンスに関する基礎知識を示す基礎知識画面を表示させるための部分である。基礎知識画面の図示は省略するが、第1選択部50が選択されると、基礎知識画面として、例えば、メンテナンスに関する各基礎知識が、文章とともに静止画又は動画で表示される。
【0079】
第2選択部51は、建築主に提供する戸建住宅のメンテナンス方法のうち、メンテナンス初期画面に表示された1つ目のメンテナンス項目に対応するメンテナンス動画を表示させるための部分である。
【0080】
第3選択部52は、建築主に提供する戸建住宅のメンテナンス方法のうち、メンテナンス初期画面に表示された2つ目のメンテナンス項目に対応するメンテナンス動画を表示させるための部分である。
【0081】
第4選択部53は、建築主に提供する戸建住宅のメンテナンス方法のうち、メンテナンス初期画面に表示された3つ目のメンテナンス項目に対応するメンテナンス動画を表示させるための部分である。
【0082】
図示は省略するが、第2選択部51、第3選択部52、又は第4選択部53の何れかが選択されると、選択された選択部に表示されたメンテナンス項目に対応するメンテナンス動画を再生可能な動画再生画面が表示される。そして、当該動画再生画面でメンテナンス動画を再生することにより、建築主は、戸建住宅の所望の部分のメンテナンス方法を確認することができる。
【0083】
図8では、アイコン33として、図6及び図7と同様に、アイコン33A、アイコン33B、アイコン33C及びアイコン33Dが表示されている。
【0084】
ここで、情報処理システム10では、メンテナンス初期画面の第2選択部51、第3選択部52、及び第4選択部53に表示されるメンテナンス項目が、戸建住宅の仕様及び戸建住宅の引き渡し日からの経過期間に応じて変化する。一例として、本実施の形態では、第2選択部51、第3選択部52、及び第4選択部53に表示可能なメンテナンス項目が20種類設けられており、当該20種類の中から戸建住宅の仕様及び戸建住宅の引き渡し日からの経過期間に応じて決定された3種類のメンテナンス項目がメンテナンス初期画面に表示される。なお、残りの17種類は、メンテナンス初期画面において予め定めた操作(例:フリック操作、スワイプ操作)が行われることにより画面が切り替わって表示される。
【0085】
本実施の形態では、管理サーバ40が、図5に示すステップS15で送信された情報処理装置20からのメンテナンス画面に対応する第2コンテンツ情報の要求を取得する都度、最新の第2コンテンツ情報を生成し、生成した第2コンテンツ情報を情報処理装置20に送信する。
【0086】
具体的には、管理サーバ40は、メンテナンス初期画面に表示されるメンテナンス項目を、第2コンテンツ情報の要求を取得した日と記憶部44に記憶された戸建住宅の引き渡し日及び仕様とに基づいて決定する。これにより、情報処理システム10では、戸建住宅の仕様に含まれない部分のメンテナンス項目、及び、引き渡し日からの経過期間に基づいてメンテナンス済みであると想定される部分のメンテナンス項目等がメンテナンス初期画面に表示されることをなくすことができる。
【0087】
そして、管理サーバ40は、一例として、図8に示すメンテナンス初期画面の第2選択部51、第3選択部52、及び第4選択部53に表示されるメンテナンス項目として、「メンテナンス項目 その1」、「メンテナンス項目 その2」、及び「メンテナンス項目 その3」のコンテンツを含んだ第2コンテンツ情報を生成し、情報処理装置20に送信する。そのため、図8に示すメンテナンス初期画面では、第2選択部51に「メンテナンス項目 その1」、第3選択部52に「メンテナンス項目 その2」、第4選択部53に「メンテナンス項目 その3」と表示されている。
【0088】
図9は、情報処理装置20の表示部26に表示される第2コンテンツ情報の第2の表示例である。一例として、図9に示す表示例は、戸建住宅の引き渡し日以後において、ホーム画面でアイコン32Dが選択された場合のメンテナンス初期画面を示している。なお、図9に示すメンテナンス初期画面は、一例として、図8に示すメンテナンス初期画面が表示された日から所定期間経過後に表示されたものとする。
【0089】
図9に示すメンテナンス初期画面には、図8と同様に、第1選択部50と、第2選択部51と、第3選択部52と、第4選択部53と、アイコン33と、が表示されている。
【0090】
このとき、管理サーバ40は、第2コンテンツ情報の要求を取得した日と記憶部44に記憶された戸建住宅の引き渡し日及び仕様とに基づいて、図9に示すメンテナンス初期画面に表示されるメンテナンス項目を決定する。そして、管理サーバ40は、一例として、図9に示すメンテナンス初期画面の第2選択部51、第3選択部52、及び第4選択部53に表示されるメンテナンス項目として、「メンテナンス項目 その5」、「メンテナンス項目 その7」、及び「メンテナンス項目 その9」のコンテンツを含んだ第2コンテンツ情報を生成し、情報処理装置20に送信する。そのため、図9に示すメンテナンス初期画面では、第2選択部51に「メンテナンス項目 その5」、第3選択部52に「メンテナンス項目 その7」、第4選択部53に「メンテナンス項目 その9」と、図8に示すメンテナンス初期画面とは異なるメンテナンス項目が表示されている。
【0091】
上記のように、情報処理システム10では、建築主がインストール可能な家アプリのホーム画面に引き渡し日を起算とした情報、具体的には、期間情報を表示させる処理(図5に示す表示処理)を情報処理装置20のCPU21に実行させるための情報処理プログラム24Aが、情報処理装置20の記憶部24に記憶されている。これにより、本実施の形態では、戸建住宅を建築主に引き渡す引き渡し日を起算として、当該戸建住宅の引き渡し前後で異なる情報を建築主に閲覧させることができる。
【0092】
また、上記の情報処理プログラム24Aは、情報処理装置20のCPU21に、戸建住宅の引き渡し日前は、期間情報として、引き渡し日までの残り期間を表示させ(図6参照)、戸建住宅の引き渡し日以後は、期間情報として、引き渡し日からの経過期間を表示させる(図7参照)、処理を実行させる。これにより、本実施の形態では、戸建住宅の引き渡し日前は、引き渡し日の到来に関する期待感を建築主に与え、戸建住宅の引き渡し日以後は、引き渡し日からの経過期間に基づく当該戸建住宅の愛着感を建築主に与えることができる。
【0093】
また、上記の情報処理プログラム24Aは、情報処理装置20のCPU21に、戸建住宅の引き渡し日以後において、家アプリのホーム画面で予め定めた操作を受付けた場合に画面を切り替えてメンテナンス初期画面を表示させ、当該メンテナンス初期画面に表示させるメンテナンス項目を、戸建住宅の仕様及び引き渡し日からの経過期間に応じて変化させる(図8及び図9参照)、処理を実行させる。これにより、本実施の形態では、メンテナンス初期画面に常に同じメンテナンス項目が表示される構成に比べて、建築主が戸建住宅のメンテナンス方法を探す際の煩雑さを低減できる。
【0094】
また、上記の情報処理プログラム24Aは、情報処理装置20のCPU21に、戸建住宅の引き渡し日前において、家アプリのホーム画面で予め定めた操作を受付けた場合に画面を切り替えて、戸建住宅の建築工事現場で撮像された工事画像が、工事の進行状況に応じた表示領域に表示された工事画像画面を表示させる、処理を実行させる。これにより、本実施の形態では、戸建住宅の工事の進行状況に応じた工事画像を建築主に閲覧させることができる。
【0095】
(その他)
上記の実施形態では、建物の一例を「戸建住宅」としたが、これに限らず、建物を「集合住宅」又は「店舗」等としてもよい。
【0096】
上記の実施形態では、建物の工事に関する契約の一例を「建築工事請負契約」としたが、これに限らず、建物の工事に関する契約を「リフォーム工事請負契約」としてもよい。
【0097】
上記の実施形態では、情報処理装置20を建築主が保有する携帯端末としたが、これに限らず、情報処理装置20は、サーバコンピュータ、又はPC等の汎用的なコンピュータ装置であってもよい。
【0098】
上記の実施形態では、図7に示す第3表示部34に、建築主が所持するポイントを表示していたが、これに加えて、建築主のステータス(例:○○ランク、××ランク)を表示してもよい。
【0099】
上記の実施形態では、同じ建築主が別日に家アプリのメンテナンス初期画面を表示した場合に、異なるメンテナンス項目が表示される例について説明した(図8及び図9参照)。しかし、これに限らず、情報処理システム10では、戸建住宅の仕様が異なる複数の建築主が家アプリのメンテナンス初期画面を表示した場合には、引き渡し日からの経過期間が同じであっても、建築主毎に異なるメンテナンス項目がメンテナンス初期画面に表示される。
【0100】
上記の実施形態において、図6又は図7に示す第1表示部30に表示される期間情報の表示態様はあくまで一例であり、これとは異なる表示態様で、引き渡し日までの残り期間及び引き渡し日からの経過期間を表示してもよい。一例として、当該残り期間を日数で表示することに限らず、「3ヶ月と10日」等のように月日で表示してもよいし、残り期間として「○○分○○秒」と分秒まで表示してもよい。また、当該経過期間を年月で表示することに限らず、月日又は日数で表示してもよいし、経過期間として「○○分○○秒」と分秒まで表示してもよい。
【0101】
なお、上記の実施形態でCPU21がソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した表示処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、表示処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
【0102】
また、上記の実施形態では、情報処理プログラム24Aが記憶部24に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。情報処理プログラム24Aは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、情報処理プログラム24Aは、ネットワークNを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
【符号の説明】
【0103】
20 情報処理装置
21 CPU(プロセッサの一例)
24 記憶部
24A 情報処理プログラム
26 表示部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2022-11-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサに、
建物の工事に関する契約を締結したユーザがインストール可能なアプリケーションのホーム画面に、前記建物を前記ユーザに引き渡す引き渡し日を起算とした情報を表示させ
前記引き渡し日前は、前記情報として、前記引き渡し日までの残り期間を表示させ、
前記引き渡し日以後は、前記情報として、前記引き渡し日からの経過期間を表示させる、
処理を実行させるための情報処理プログラム。
【請求項2】
プロセッサに、
建物の工事に関する契約を締結したユーザがインストール可能なアプリケーションのホーム画面に、前記建物を前記ユーザに引き渡す引き渡し日を起算とした情報を表示させ、
前記引き渡し日以後において、前記ホーム画面で予め定めた操作を受付けた場合に画面を切り替えて、前記建物のメンテナンス方法を示すメンテナンス画面を表示させ、
前記メンテナンス画面の初期画面に表示させるメンテナンス項目を、前記建物の仕様及び前記引き渡し日からの経過期間の少なくとも一方に応じて変化させる、
処理を実行させるための情報処理プログラム。
【請求項3】
プロセッサに、
建物の工事に関する契約を締結したユーザがインストール可能なアプリケーションのホーム画面に、前記建物を前記ユーザに引き渡す引き渡し日を起算とした情報を表示させ、 前記引き渡し日前において、前記ホーム画面で予め定めた操作を受付けた場合に画面を切り替えて、前記建物の工事現場で撮像された工事画像を、工事の進行状況に応じた表示領域に表示させる、
処理を実行させるための情報処理プログラム。
【請求項4】
請求項1からの何れか1項に記載の情報処理プログラムを記憶した記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記情報処理プログラムを実行可能なプロセッサと、
前記プロセッサによる前記情報処理プログラムの実行結果を表示する表示部と、
を備える情報処理装置。