(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023122355
(43)【公開日】2023-09-01
(54)【発明の名称】遊技機予約管理システム
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20230825BHJP
【FI】
A63F7/02 328
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022026017
(22)【出願日】2022-02-22
(71)【出願人】
【識別番号】304020498
【氏名又は名称】サクサ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110319
【弁理士】
【氏名又は名称】根本 恵司
(72)【発明者】
【氏名】牧 悠平
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088CA11
2C088CA31
2C088CA35
(57)【要約】
【課題】一緒に遊技することを希望する複数の利用者が近隣の遊技機を予約する場合、各利用者による個別の遊技機の指定を不要にする。
【解決手段】一緒に遊技することを希望する複数の利用者(連携利用者)が管理装置3に登録されている。連携利用者の一人が遊技機1-1~1-nのどれかで遊技を開始すると、管理装置3は、連携利用者の一人が遊技を開始した遊技機に隣接する遊技機を他の連携利用者のために予約し、その連携利用者の携帯端末6に通知する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機の予約を管理する遊技機予約管理システムであって、
予約者の識別情報及び予約された遊技機の台番号を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、
一緒に遊技することを希望する複数の利用者の識別情報が登録された連携利用者情報登録手段と、
遊技機の稼働状態を管理する稼働状態管理手段と、
前記複数の利用者のうちの一人の予約情報が前記予約情報記憶手段に記憶されたこと又は前記一人が遊技機で遊技中であることに基づき、当該予約された遊技機又は遊技中である遊技機の近隣の少なくとも1つの遊技機を前記複数の利用者のうちの他の一人の予約として前記予約情報記憶手段に格納する予約管理手段と、
を有する遊技機予約管理システム。
【請求項2】
請求項1に記載された遊技機予約管理システムにおいて、
前記予約管理手段は、遊技機の空き台率が所定の閾値以上の場合に予約を行う、遊技機予約管理システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された遊技機予約管理システムにおいて、
前記予約管理手段における前記他の一人の予約情報を当該他の一人に通知する予約情報通知手段を有する遊技機予約管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載された遊技機予約管理システムにおいて、
前記通知に対する応答として、前記予約した遊技機の中から利用を希望する遊技機を表す情報を前記他の一人から取得する利用遊技機情報取得手段を有し、
前記予約管理手段は、前記他の一人が利用を希望する遊技機以外の遊技機の予約を取り消す、遊技機予約管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載された遊技機予約管理システムにおいて、
前記予約管理手段は、前記他の一人が予約された遊技機以外の遊技機で遊技中の場合、前記他の一人に予約した全ての遊技機の予約を取り消す、遊技機予約管理システム。
【請求項6】
請求項1に記載された遊技機予約管理システムにおいて、
前記予約管理手段は、前記他の一人が予約された遊技機で遊技を開始する前に前記一人が遊技を終了した場合、前記他の一人に予約した全ての遊技機の予約を取り消す、遊技機予約管理システム。
【請求項7】
請求項1に記載された遊技機予約管理システムにおいて、
前記予約管理手段は、前記他の一人が予約された遊技機で遊技を開始する前に前記一人が他の遊技機で遊技を開始した場合、当該他の遊技機の近隣の遊技機を前記他の一人の予約として前記予約情報記憶手段に格納する、遊技機予約管理システム。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載された遊技機予約管理システムにおいて、
前記他の一人に対して予約された遊技機の予約取消待ちを利用者から受け付ける予約取消待ち受付手段と、当該遊技機の予約が取り消されたとき、予約取消待ちを行った利用者に対して、当該遊技機を当該利用者に予約したことを当該利用者に通知する取消待ち予約情報通知手段と、を有する遊技機予約管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機予約管理システムに関し、より詳しくは、一緒に遊技することを希望する複数の利用者が近隣の遊技機を容易に予約できるようにする遊技機予約管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年の遊技場の会員遊技者を対象として予約を行うシステムとしては、遊技場に設置された予約受付装置に対して、利用者が遊技機の機種や台番号を入力し、その遊技機が空台となった時にその旨の通知を受けるようにした遊技機予約システムがある(例えば特許文献1)。また、遊技場に出向くことなく、自宅や出先から、パソコンや携帯電話機を利用して遊技場に設置されている遊技機を予約可能な遊技機予約システムもある(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-247374号公報
【特許文献2】特開2001-340610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のシステムでは、一緒に遊技することを希望する複数の利用者が近隣の遊技機を予約する場合、各利用者が個別に遊技機を指定することが必要なため、手間がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一緒に遊技することを希望する複数の利用者が近隣の遊技機を予約する場合、各利用者による個別の遊技機の指定を不要にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、遊技機の予約を管理する遊技機予約管理システムであって、予約者の識別情報及び予約された遊技機の台番号を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、一緒に遊技することを希望する複数の利用者の識別情報が登録された連携利用者情報登録手段と、遊技機の稼働状態を管理する稼働状態管理手段と、前記複数の利用者のうちの一人の予約情報が前記予約情報記憶手段に記憶されたこと又は前記一人が遊技機で遊技中であることに基づき、当該予約された遊技機又は遊技中である遊技機の近隣の少なくとも1つの遊技機を前記複数の利用者のうちの他の一人の予約として前記予約情報記憶手段に格納する予約管理手段と、を有する遊技機予約管理システムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、一緒に遊技することを希望する複数の利用者が近隣の遊技機を予約する場合に、各利用者による個別の遊技機の指定が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の実施形態に係る遊技機予約管理システムの概略構成を示す図である。
【
図4】管理装置の内部構成を示すブロック図である。
【
図9】遊技機予約処理の第1の例を示すフローチャートである。
【
図10】遊技機予約処理の第2の例を示すフローチャートである。
【
図11】遊技機予約処理の第3の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
〈遊技機予約管理システムの概略構成〉
図1は本発明の実施形態に係る遊技機予約管理システムの概略構成を示す図である。
【0010】
この遊技機予約管理システムは、遊技店に設置されたn台(ここではnは3以上の整数)の遊技機1-1,1-2,・・・,1-n、n台の台間機2-1,2-2,・・・,2-n、管理装置3、LAN(Local Area Network)などの内部ネットワーク4により構成されており、WAN(Wide Area Network)などの外部ネットワーク5を介してスマートフォンなどの携帯端末6により利用可能である。遊技機予約管理システムを提供している遊技店は外部ネットワーク5上で携帯端末6から確認可能であり、携帯端末6を用いて予め遊技店の管理装置3に利用登録が可能である。
【0011】
遊技機1-1,1-2,・・・,1-nは例えばパチンコ台やスロットマシンである。台間機2-1,2-2,・・・,2-nは、それぞれ遊技機1-1,1-2,・・・,1-nに隣接して併設され、遊技者が遊技機1-1,1-2,・・・,1-nにおいて遊技をする際に遊技機1-1,1-2,・・・,1-nを監視する装置である。管理装置3は、遊技店の店内に配置された管理サーバである。以下、遊技機1-1,1-2,・・・,1-nを区別しない場合は遊技機1と言い、台間機2-1,2-2,・・・,2-nを区別しない場合は台間機2と言う。また、遊技機を遊技台や席と言うこともある。
【0012】
遊技機1と台間機2とは、互いの接続部を介して接続されており、それらの接続部を介してデータ通信可能である。また、台間機2と管理装置3とは内部ネットワーク4を介してデータ通信が可能である。
【0013】
遊技機1は、台間機2に対して、内部に記憶されている遊技機1の機種情報を送信する。また、遊技機1は、遊技者の遊技に伴い生成される遊技機1の動作を表す遊技情報、例えば、役物動作、回転数(入賞口に入った数)、当り(大当り/小当り/なし等)を表す情報を台間機2へ送信する。
【0014】
台間機2は、内部に記憶されている台間機2の識別情報としての台番号、遊技機1から受信した機種情報、及び遊技者が所持する会員カード又は一般カードの挿入/排出情報、一般カード番号又は遊技者識別情報としての会員カード番号を内部ネットワーク4経由で管理装置3へ送信する。これらの情報が管理装置3へ送信されることで、遊技機1はログイン状態となり、遊技者は遊技機1を利用して遊技することが可能になる。
【0015】
また、台間機2は、遊技機1から受信した遊技情報を内部ネットワーク4経由で管理装置3へ送信する。
【0016】
管理装置3は、遊技者が遊技を開始すると、その遊技者と一緒に遊技することを希望する予め登録された利用者(以下、連携利用者)に対して、その遊技者が利用中の遊技機に隣接する遊技機を予約し、その遊技者及び連携利用者に通知する。ここの通知は、遊技者には台間機2に対して行い、連携利用者には外部ネットワーク5経由で連携利用者の携帯端末6に対して行う。また、管理装置3は、連携利用者に遊技機を予約した後、連携利用者が予約された遊技機で遊技を開始する前に遊技機の空き台率が低下した時などに、予約を取り消し、遊技者及び連携利用者に通知する。
【0017】
〈遊技機の構成〉
図2は遊技機の内部構成を示すブロック図である。
遊技機1は、制御部10と、それぞれ制御部10に接続された操作部11、玉/メダル処理部12、演出部13、記憶部14、スピーカ部15、セグメント表示部16、及び台間機接続部17を備えている。
【0018】
制御部10は、記憶部14に記憶されたプログラムを処理することにより、各部の動作を制御し、遊技機1を動作させるプロセッサ(CPU)である。操作部11は、ハンドル、ボタン、レバーなどによって構成されており、遊技者によって操作される。玉/メダル処理部12は遊技球/メダルの入出を処理する。演出部13は、遊技機1の遊技盤、台枠、液晶画面や操作部11に設けられており、音声、振動、役物の動作、液晶画面の表示などの演出を行う。
【0019】
記憶部14は、ROM、RAMなどからなり、演出プログラム、遊技機1の識別情報としての機種情報、制御部10による抽選結果の経過などが記憶される。スピーカ部15は、演出の一環として音声を発生する。セグメント表示部16は、LEDによって構成されており、制御部10によって行われる大当りなどの抽選結果を表示する。台間機接続部17は、台間機2との接続のためのインタフェースである。
【0020】
〈台間機の構成〉
図3は台間機の内部構成を示すブロック図である。
図示のように、台間機2は、制御部20、それぞれ制御部20に接続された記憶部21、通信部22、遊技機接続部23、操作部24、表示部25、及びカード挿入部26を有する。
【0021】
制御部20は、記憶部21に記憶されたプログラムを処理することにより、通信制御部201、遊技制御部202、操作制御部203、表示制御部204及びカード制御部205として機能する。これらの制御部の詳細については後述する。
【0022】
記憶部21は、ROM、RAMなどからなり、制御部20により処理される各種プログラムやデータが記憶される。通信部22は、管理装置3との間で情報を送受信するための通信インタフェースであり、例えばLANコントローラを含む。遊技機接続部23は、遊技機1と連動するためのインタフェースを含んでいる。
【0023】
操作部24は、遊技者が操作を行うためのデバイスとして、例えば操作ボタンを有する。操作部24は、表示部25に重ねて設けられたタッチパネルを有してもよい。表示部25は、例えば液晶ディスプレイであり、遊技者に通知する各種の情報を表示する。カード挿入部26は、挿入された遊技者の会員カードや一般カードを処理する。
【0024】
通信制御部201は、通信部22を介して管理装置3との間でデータ通信を行う。遊技制御部202は、遊技機接続部23を介して、遊技機1との間でデータ通信を行うことで遊技機1を監視する。
【0025】
操作制御部203は、操作部24において行われた操作内容を示す情報を操作部24から取得し、取得した情報に基づいて、操作内容に関連する制御部20の各部に操作内容を通知する。表示制御部204は、表示部25に各種の情報を表示させる。
【0026】
カード制御部205は、カード挿入部26に挿入された記憶媒体であるカードから情報を読み出したり、カードに情報を書き込んだりする。
【0027】
〈管理装置の構成〉
図4は管理装置の内部構成を示すブロック図である。
図示のように、管理装置3は、制御部30と、それぞれ制御部30に接続された記憶部31、操作部32、表示部33、及び通信部34を有する。
【0028】
制御部30は、例えばCPUであり、記憶部31に記憶されたプログラムを実行することにより、管理装置3全体を制御し、本発明に係る連携利用者情報登録手段、稼働状態管理手段、予約管理手段、予約情報通知手段、利用遊技機情報取得手段、予約取消待ち受付手段、取消待ち予約情報通知手段を実現する。
【0029】
記憶部31は、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶媒体である。そして、ROMには管理装置3を動作させるために必要な制御プログラムや固定データなどが記憶されている。また、RAMには制御部30が実行中のプログラムや、それらの実行に必要なデータなどが記憶される。また、ハードディスクには大容量の情報が記憶される。ここでは、予約管理プログラム310、会員情報311、遊技機状態情報312、空き台情報313、及び遊技機配置図情報314を図示した。これらの情報の内容については後述する。
【0030】
操作部32は、例えばキーボード及びマウスのように、ユーザ(遊技店の店員等)の操作を受け付けるデバイスである。表示部33は、操作部32から入力された情報や台間機2から取得した情報等を表示するディスプレイである。
【0031】
通信部34は、内部ネットワーク4を介して台間機2との間でデータ通信するための通信インタフェース、及び外部ネットワーク5を介して携帯端末6とデータ通信するための通信インタフェースである。
【0032】
〈管理装置に記憶されている情報〉
次に、管理装置3に記憶される情報について説明する。
図5は会員情報311を示す図である。
会員情報311は、会員の氏名、カード番号、友人カード番号、及び連絡先を含む。ここで、友人とは連携利用者であり、友人カード番号とは連携利用者のカード番号である。図では、氏名ADの会員と、氏名BFの会員とが連携利用者になっている。これらの情報は、予め台間機2や携帯端末6から入力され、登録されている。なお、
図5に示されている情報は会員情報の一部であり、会員情報311は会員の遊技に伴って生成される遊技履歴情報(当日分、過去分)なども含む。
【0033】
図6は遊技機状態情報312を示す図である。遊技機状態情報312は、台間機2から管理装置3へ送信される情報に基づき、管理装置3の制御部30により作成されるものであり、台番号、機種、及び遊技機状態の各情報を含む。なお、機種情報については、予め管理装置3の操作部32から入力してもよい。
【0034】
台番号は遊技機に併設されている台間機の識別情報である、ここには、25台の台間機の台番号が図示されている。機種は遊技機の機種を表す。ここでは、台番号1から10の台間機に併設されている遊技機の機種が機種Aであり、台番号25の台間機に併設されている遊技機の機種が機種Cである。遊技機状態は、各遊技機の空き又は予約又は遊技中の状態を表す。ここでは、台番号7の台間機に併設されている遊技機でカード番号1001の会員が遊技中であり、台番号6,8の台間機に併設されている2台の遊技機がカード番号1001の会員の友人(連携利用者)である会員カード番号1002の会員に予約されており、その他の遊技機が空きになっている。なお、以下の説明において、台番号k(kは1以上の整数)の台間機に併設されている遊技機を台番号kの遊技機(又は遊技台)と言う。
【0035】
図7は空き台情報313を示す図である。
空き台情報313は、機種毎の設置台数、稼働台数、予約台数、及び空き台率を含む。機種毎の設置台数は設置時に管理装置3の操作部32から入力される。稼働台数、予約台数、及び空き台率は、遊技機状態情報312と同様に、台間機2から管理装置3へ送信される情報に基づき、管理装置3の制御部30により作成される。図示されている機種毎の設置台数、稼働台数、予約台数、空き台率は、図示されている遊技機状態情報312に対応するものである。
【0036】
図8は遊技機配置図情報314を示す図である。
遊技機配置図情報314は、遊技店のフロアの入口と遊技機の設置位置を示す情報である。
【0037】
ここでは、5台×2列の2つの遊技島と、5台×1列の1つの遊技島が設置されている。より詳しくは、台番号1から5の5台1列の機種Aの遊技機と、台番号6から10の5台1列の機種Aの遊技機とが1つの遊技島を構成し、台番号11から15の5台1列の機種Bの遊技機と、台番号16から20の5台1列の機種Bの遊技機とが1つの遊技島を構成し、台番号21から25の5台1列の機種Cの遊技機が1つの遊技島を構成している。
【0038】
〈遊技機予約処理〉
次に、管理装置3が実行する遊技機予約処理について、第1の例、第2の例、第3の例の順に説明する。この各例のフローは、管理装置3の制御部30が記憶部31に記憶されている予約管理プログラム310を処理することにより実行される。
【0039】
《第1の例》
図9は遊技機予約処理の第1の例を示すフローチャートである。この処理のフローは、遊技者が遊技を始めたことにより開始し、遊技者が遊技を終了する前に連携利用者が遊技を始めたことにより終了する。
【0040】
まず、制御部30は、遊技者情報を確認する(ステップS1)。次に、制御部30は、会員情報311を参照し、確認した遊技者情報により表される遊技者の連携利用者を確認する(ステップS2)。ここでは遊技者が
図5に示されている会員番号1001の会員ADであり、連携利用者として会員番号1002の会員BFが登録されているものとする。
【0041】
次に、制御部30は、遊技機状態情報等を確認する(ステップS3)。ここでは、遊技機状態情報312、空き台情報313、及び遊技機配置図情報314を参照する。そして、隣席の予約が可能か否か、すなわち、会員ADが遊技中の遊技機に隣接する遊技機の予約が可能か否かを判定する(ステップS4)。
【0042】
ここでは、予約可能か否かは、会員ADが遊技中の遊技機に隣接する遊技機が空いているか否か、及び遊技島の空き台率が例えば60%以上であるか否かに基づき判定する。ただし、これは一例であって、機種が新機種か人気機種か、機種の平均稼働率、混雑状況(ピークが来るのか)、遊技者や連携利用者が会員か否か、等の情報に基づき空き台率の閾値を変化させることができる。ここでは、会員ADが遊技中の遊技島の遊技機状態は下記の表1に示されている状態になっているものとする。
【0043】
【0044】
つまり、会員ADは遊技機aで遊技中であり、その両隣の遊技機a-1,a+1は空きである。また、空き台率は90%である。よって、制御部30は隣席(ここでは遊技機a-1,a+1)の予約が可能と判定する(ステップS4:YES)。ステップS4で予約不可能と判定した場合は、ステップS3へ移行する。
【0045】
制御部30は、ステップS4で予約可能と判定した場合、隣席(ここでは遊技機a-1,a+1)を予約する(ステップS5)。この予約の結果、会員ADが遊技中の遊技島の遊技機状態は下記の表2に示されている状態となる。
【0046】
【0047】
次いで、制御部30は、通信部34を介して遊技者(ここでは会員AD)及び連携利用者(ここでは会員BF)に通知する(ステップS6)。より詳しくは、遊技者に対する通知は台間機2に対して行い、連携利用者に対する通知は、会員BFが所持する携帯端末6に対して行う。連携利用者(会員BF)に対する通知の内容は、例えば「現在ADさんが遊技中であり、その両隣で遊技が可能です。ご来店をお待ちしております。」とのメッセージとする。
【0048】
次に、制御部30は、遊技機状態情報等の確認を行い(ステップS7)、連携利用者が遊技中か否かを判定する(ステップS8)。遊技中でないと判定した場合は(ステップS8:NO)、ステップS7へ移行し、遊技中と判定した場合は(ステップS8:YES)、ステップS9へ移行してどの遊技機で遊技中なのかを判定する。
【0049】
そして、予約した遊技機の一方(ここでは遊技機a-1)で遊技中と判定した場合(ステップS9:a-1)、予約した遊技機のうちの遊技中でない遊技機(ここでは遊技機a+1)の予約を取り消す(ステップS10)。
【0050】
また、予約した遊技機の他方(ここでは遊技機a+1)で遊技中と判定した場合(ステップS9:a+1)、予約した遊技機のうちの遊技中でない遊技機(ここでは遊技機a-1)の予約を取り消す(ステップS11)。下記の表3はこの場合の遊技機状態を表している。
【0051】
【0052】
また、予約した2台の遊技機(ここではa-1,a+1)以外の遊技機で遊技中と判定した場合は(ステップS9:a-1,a+1以外)、予約した2台の遊技機(ここでは遊技機a-1及びa+1)の予約を取り消す(ステップS12)。下記の表4はこの場合の遊技機状態を表している。
【0053】
【0054】
ステップS10、S11、S12のいずれかを実行した後、この図に示されているフローを終了させる。
【0055】
以上説明した第1の例の概要を下記(i)~(iv)のとおりである。
(i)遊技機予約管理システムを提供している遊技店は外部ネットワーク5上で確認可能であり、予め遊技店の管理装置3に登録可能である。そして、会員ADと会員BFは連携利用者として登録済みである。
(ii)会員ADが遊技機aで遊技状態になると、隣席(遊技機a-1,a+1)が会員BFの予約席となり、会員BFに通知される。
(iii)会員BFが遊技機a-1(又はa+1)で遊技状態になると、遊技機a+1(又はa-1)の予約が取り消される。
(iv)会員BFが遊技機a-1,a+1以外で遊技状態になると、遊技機a+1及びa-1の予約が取り消される。
【0056】
《第2の例》
図10は遊技機予約処理の第2の例を示すフローチャートである。この処理のフローも第1の例と同様に遊技者が遊技を始めたことにより開始する。ただし、その後、連携利用者が遊技を開始する前に空き台率の低下に伴い予約を取り消す処理等を含む。
【0057】
図10において、ステップS101からS103は
図9(第1の例)におけるステップS1からS3と同じである。次のステップS104では、予約可能数と予約維持数の和が0であるか1以上であるか否かを判定する。ここで「1以上」とは「1又は予め設定された最大予約数以下」を意味する(以後の説明では最大予約数を2とするが最大予約数は1以上の任意の数でよい。)。また、この判定における空席率の基準は
図9のステップS4と同じ60%である。
【0058】
ステップS104で0と判定した場合はステップS103へ移行し、1以上と判定した場合はステップS105へ移行して隣席を予約する。この予約の際、ステップS104における判定数が1の場合は1席予約し、判定数が2の場合は2席(両隣)を予約する。
【0059】
ステップS105で隣席を予約した場合、次のステップS106では
図9のステップS6と同様に遊技者及び連携利用者に通知し、その次のステップS107では
図9のステップS7と同様に遊技機状態情報等を確認する。
【0060】
次のステップS108では連携利用者(会員BF)が遊技中か否かを判定し、遊技中であると判定した場合は(ステップS108:YES)、
図9のステップS9からS12と同様の処理を実行し、遊技中でないと判定した場合は(ステップS108:NO)、ステップS109へ移行する。
【0061】
ステップS109では予約の維持が可能か否か判定する。このときの判定の基準として空き台率の閾値が設定されており、例えば空き台率が40%以上であれば予約の維持が可能と判定して(ステップS109:YES)、ステップS103へ移行し、40%未満であれば不可能と判定して(ステップS109:NO)、ステップS110へ移行する。例えば判定時点における遊技機状態が下記の表5に示されているものの場合、空き台率が60%であることから、予約維持が可能と判定する。
【0062】
【0063】
ステップS110では、制御部30は、遊技者が遊技継続中か否か、継続中の場合、継続する意思があるか否かを判定する。より詳しくは、継続中か否かはステップS107で確認した情報に基づき判定し、継続する意思があるか否かは、遊技者(会員AD)が遊技中の遊技機1に併設されている台間機2の表示部に、遊技を継続するか否かを尋ねるメッセージを表示させ、その回答に基づき判定する。
【0064】
制御部30は、肯定判定であった(ステップS110:YES)、猶予時間n分を付与して遊技者及び連携利用者に通知する(ステップS111)。なお、猶予時間n分は、機種の平均稼働率、同機種稼働数、会員AD、会員BFの遊技履歴等に応じて変化させることができる。
【0065】
次いで猶予時間n分の経過を待ち(ステップS112:NO→ステップS112)、経過したら(ステップS112:YES)、遊技機状態情報等を確認し(ステップS113)、予約の維持が可能か否かを判定する(ステップS114)。このときの判定の基準として空き台率の閾値が設定されており、例えば空き台率が60%以上であれば予約の維持が可能と判定する。
【0066】
そして、予約の維持が可能と判定した場合は(ステップS114:YES)、予約を維持していることを遊技者及び連携利用者に通知し(ステップS115)、ステップS103へ移行する。一方、予約の維持が不可能と判定した場合は(ステップS114:NO)、予約を取り消したことを遊技者及び連携利用者に通知し(ステップS116)、ステップS117へ移行する。
【0067】
ステップS117では、残りの予約維持数が0であるか1以上(ここでは1又は2)であるかを判定し、0と判定した場合はステップS103へ移行し、1以上と判定した場合はステップS113へ移行する。
【0068】
ここまでの処理を整理すると以下のa~dのようになる。
a:予約可能数+予約維持数が0の場合はステップS103-S104でループ。
b:予約可能数+予約維持数が1の場合はステップS103-S109でループ。
c:予約可能数+予約維持数が2の場合はステップS103-S109でループ。
d:ステップS109で空席率が閾値(40%)未満になった場合はステップS110へ移行。
e:ステップS114で空席率が閾値(60%)以上になるまで予約取消を繰り返す。
f:ステップS114で空席率が閾値(60%)以上になった場合、最大予約数(ここでは2)まで追加予約が可能。
【0069】
ステップS110で否定判定の場合は(ステップS110:NO)、遊技者(会員AD)が移動先を指定しているか否かを確認する(ステップS118)。ここで、移動先の指定は移動先の予約を伴うものとする。つまり、移動先の指定と同時に移動先が予約される(予約可能な遊技機のみ移動先に指定できる)ものとする。
【0070】
そして、移動先を指定していない場合は(ステップS118:NO)、現在の席の隣席の予約を取り消し(ステップS119)、この図に示されているフローを終了させる。ここで、現在の席とは遊技者(会員AD)が遊技中の席(以下、表5における遊技機aとする)であり、その隣席(表5における遊技機a-1,a+1)は連携利用者(会員BF)に予約した席である。
【0071】
また、移動先を指定している場合は(ステップS118:YES)、現在の席の隣席の予約を取り消し(ステップS120)、移動先の席の隣席の予約が可能か否か判定する(ステップS121)。この判定は会員ADの移動先の遊技機(ここでは表5における遊技機b+1とする)に隣接する遊技機(ここでは表5における遊技機b,b+2)が空いているか否か、及び遊技島の空き台率が例えば60%以上であるか否かに基づき判定する。
【0072】
制御部30は、予約が可能と判定した場合(ステップS121:YES)、移動先の席の隣席(ここでは遊技機b,b+2)を予約し(ステップS122)、その旨を遊技者及び連携利用者に通知する(ステップS123)。また、予約が不可能と判定した場合も(ステップS121:NO)、その旨を遊技者及び連携利用者に通知する(ステップS123)。
【0073】
次に制御部30は、猶予時間n分を付与して、移動先の席(ここでは遊技機b+1)への移動を促すメッセージを遊技者(会員AD)に通知する(ステップS124)。その後、猶予時間n分の経過を待ち(ステップS125:NO→ステップS125)、経過したら(ステップS125:YES)、遊技者(会員AD)の遊技機が大当り中等か否かを判定する(ステップS126)。
)。
【0074】
そして、大当り中等(大当り中、抽選中、離席中等)と判定した場合は(ステップS126:YES)、さらに+N分の経過を待ち(ステップS127:NO→ステップS127)、経過したら(ステップS127:YES)、遊技機状態情報等を確認し(ステップS128)、移動完了か否かを判定する(ステップS129)。
【0075】
判定の結果、移動完了であれば(ステップS129:YES)、ステップS103へ移行し、移動完了でなければ(ステップS129:NO)、予約の取消及びその通知を行い(ステップS130)、ステップS103へ移行する。ここで取り消される予約は、移動先の隣席が予約できた場合は移送先の遊技機及びその隣席の遊技機であり、予約できなかった場合は移動先の遊技機である。
【0076】
以上説明した第2の例の概要は、第1の例の概要の(i)~(iv)に下記の(v)~(vi)を加えたものである。
(v)会員ADの隣席を会員BFに予約した後、遊技機状態情報に応じて、会員AD及びBFに予約取消が事前に通知される。
(vi)会員BFが予約された遊技機で遊技状態となる前に会員ADが遊技機aで遊技を終了、又は終了意思を示す、又は継続意思を示さない場合、遊技機aの隣席の予約が取り消される。その場合に会員ADが移動先の遊技機を指定していると、遊技機状態情報に応じて、移動先の遊技機の隣席が予約される。会員ADが猶予時間内に移動しなかった場合、移動先の遊技機(及びその隣席)の予約が取り消される。
【0077】
《第3の例》
図11は遊技機予約処理の第3の例の一部を示すフローチャートである。このフローは、会員ADが連携利用者BFに隣席を予約した後、遊技者でも連携利用者でもない第三者(ここでは会員CJ)から予約取消待ち要求を受けた場合の処理である。なお、この予約取消待ち要求は、会員CJが自身の携帯端末6を用いて、管理装置3が提供する予約サイトにアクセスし、送信することもできるし、他の遊技機で遊技している時に遊技機に併設された台間機から入力することもできる。
【0078】
このフローにおいて、予約取消待ち要求を送信した時点で遊技機状態情報は下記の表6に示されているものとする。
【0079】
【0080】
まず管理装置3は会員CJに予約取消待ち要求を受領したことを通知する(ステップS201)。その後、会員ADが遊技機aで遊技を継続しているか又は継続する意思があるか否かを判定する(ステップS202)。この時点で会員BFは遊技を開始していない、すなわち、遊技機状態は上記表6に示されているものとする。
【0081】
ステップS202で肯定判定の場合(ステップS202:YES)、その後、会員BFが遊技中となると(ステップS203)、どの遊技機で遊技中なのかを判定する(ステップS204)。
【0082】
そして、予約した遊技機の一方(ここでは遊技機a+1)で遊技中と判定した場合(ステップS204:a+1)、予約した遊技機のうちの他方の遊技機(ここでは遊技機a-1)の予約を取り消し(ステップS205)、会員CJの予約席とする(ステップS206)。
【0083】
また、予約した遊技機の他方(ここでは遊技機a-1)で遊技中と判定した場合(ステップS204:a-1)、予約した遊技機のうちの一方の遊技機(ここでは遊技機a+1)の予約を取り消し(ステップS207)、会員CJの予約席とする(ステップS208)。
【0084】
また、予約した2台の遊技機(ここではa-1,a+1)以外の遊技機で遊技中と判定した場合は(ステップS204:a-1,a+1以外)、予約した2台の遊技機(ここでは遊技機a-1及びa+1)の予約を取り消し(ステップS209)、その内の1台の遊技機a-1(又はa+1)を会員CJの予約席とする(ステップS210)。
【0085】
ステップS202で否定判定の場合(ステップS202:NO)、前述したステップS209へ移行する。
【0086】
ステップS206又はS208又はS210を実行した後、会員CJに予約席を通知する(ステップS211)。その後、会員CJが予約席以外の遊技機cで遊技中になると(ステップS212)、会員CJが遊技機cで遊技を継続しているか又は継続する意思があるか否かを判定する(ステップS213)。
【0087】
ステップS213で肯定判定の場合(ステップS213:YES)、会員CJの予約席である遊技機a-1(又はa+1)を会員ADの予約席又は空席とし(ステップS214)、会員AD及び会員CJに通知し(ステップS215)、この図に示されているフローを終了させる。
【0088】
また、ステップS213で否定判定の場合(ステップS213:NO)、会員CJが予約席である遊技機a-1(又はa+1)で遊技する意思があるか否かを判定する(ステップS216)。ステップS216で肯定判定の場合(ステップS216:YES)、会員CJの予約席である遊技機a-1(又はa+1)の予約を維持し(ステップS217)、この図に示されているフローを終了させる。一方、ステップS216で否定判定の場合(ステップS216:NO)、前述したステップS214へ移行する。
【0089】
以上説明した第3の例の概要を整理すると、下記(vii)~(x)となる。
(vii)遊技者である会員AD、連携利用者である会員BF以外の第三者(ここでは会員CJ)は、会員BFの予約席の予約取消待ちを要求することができる。
(viii)遊技機状態情報に応じて、会員AD及びBFに予約取消が事前に通知される。すなわち、例えば会員ADが遊技機aで継続しているか又は遊技を継続する意思を示した場合、会員BFが遊技機a-1(又はa+1)で遊技状態になると、遊技機a+1(又はa-1)の予約が取り消され、遊技状態になっていない遊技機a-1(又はa+1)が会員CJの予約席となり、会員CJに通知される。また、会員BFが遊技機a-1,a+1以外で遊技状態になると、遊技機a-1,a+1の予約が取り消され、遊技機a-1又はa+1が会員CJの予約席となり、会員CJに通知される。
(ix)会員ADが遊技機aで遊技を終了、又は終了意思を示す、又は継続意思を示さない場合、遊技機a-1又はa+1が会員CJの予約席となり、会員CJに通知される。
(x)会員CJが予約取消待ち中の遊技機a-1又はa+1の予約ができたことが会員CJに通知されたとき、会員CJがa-1又はa+1以外の遊技機cで遊技状態となり、会員CJが遊技機cで遊技を継続する意思を示した場合、遊技機a-1又はa+1が会員ADの予約席又は空席となり、会員CJが遊技機cで遊技を継続する意思を示さなかった場合、遊技機a-1又はa+1が会員CJの予約席となる。
【0090】
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る遊技機予約管理システムによれば、下記(1)~(5)の効果が得られる。
(1)一緒に遊技することを希望する複数の利用者が隣接する遊技機を予約する場合に、各利用者による個別の遊技機の指定が不要になる。
(2)遊技状態情報を基に効果的な予約取消が可能なため、予約席が空席になることによる稼働率の低下を防止することができる。
(3)遊技者が遊技している遊技店、遊技機を連携利用者に通知することにより、連携利用者の合流が容易になる。
(4)連携利用者に関する情報(遊技履歴等)を遊技店のウェブサイト等に公開することにより、連携利用者への仲間入りを促進することが期待できる。
(5)遊技店同士で月の売上、平均稼働率、混雑状況、遊技機予約管理システムの利用率等の情報を事前に連絡し合うことで、遊技店毎の稼働率を平均化させ、混雑の緩和、機会損失の低減が図れる。
【0091】
なお、本発明には下記(1)~(7)の変形例がある。
(1)会員ADが自身の携帯端末6から管理装置3が提供する予約サイトにアクセスして予約したときに、管理装置3が予約席の隣席を会員BFのために予約する。
(2)
図9のステップS9、
図10のステップS105及びS122などにおいて、隣席のうちの1つを予約する。
(3)隣席だけでなく、向かい側の席(例えば表1における遊技機aに対する遊技機b)の予約を可能とする。
(4)三人以上の場合、全員が横並びもしくは二人以上のグループとなるようにする。
(5)遊技者が遊技中の遊技機の両隣の遊技機が予約されたことを通知された連携利用者が、予約された遊技機から遊技することを希望する遊技機を選択する返事を送信し、管理装置3が、遊技者が選択しなかった遊技機の予約を取り消す。
(6)
図9(第1の例)のステップS2とS3の間に「遊技者が連携利用者に通知する意思があるか否かを確認し、その意思がない場合は(「今日は一人で遊技したい」、「遊技したい遊技機を待っているだけ」など)、連携利用者のための予約及び予約通知をオフにするステップ」を追加する。
(7)第1の例は、遊技者が遊技を始めたことにより開始し、遊技者が遊技を終了する前に連携利用者が遊技を始めたことにより終了する処理であるが、連携利用者が来ずに遊技者が遊技を終了した場合、予約を自動的に取り消すように構成することもできる。すなわち、例えば、
図9のステップS7とS8との間に、遊技者が遊技を終了したか否かを判定するステップを挿入し、否定判定の場合は、ステップS8へ移行し、肯定判定の場合は、予約を取り消し、そのことを連携利用者に通知した後、処理を終了するように構成する。
【符号の説明】
【0092】
1,1-1,1-2,・・・,1-n…遊技機、2,2-1,2-2,・・・,2-n…台間機、3…管理装置、6…携帯端末、30…制御部、31…記憶部、32…操作部、33…表示部、34…通信部、310…予約管理プログラム、311…会員情報、312…遊技機状態情報、313…空き台情報、314…遊技機配置図情報。