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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023123386
(43)【公開日】2023-09-05
(54)【発明の名称】磁力発電システム
(51)【国際特許分類】
   H02K 53/00 20060101AFI20230829BHJP
【FI】
H02K53/00
【審査請求】有
【請求項の数】19
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023023191
(22)【出願日】2023-02-17
(31)【優先権主張番号】111106757
(32)【優先日】2022-02-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(31)【優先権主張番号】111150902
(32)【優先日】2022-12-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】518162913
【氏名又は名称】陳 豐田
(74)【代理人】
【識別番号】100082418
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 朔生
(74)【代理人】
【識別番号】100167601
【弁理士】
【氏名又は名称】大島 信之
(74)【代理人】
【識別番号】100201329
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 真二郎
(74)【代理人】
【識別番号】100220917
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 忠大
(72)【発明者】
【氏名】陳 豐田
(57)【要約】
【課題】磁力発電システムを提供する。
【解決手段】磁力発電システムはモーターユニットと制御ユニットを備える。モーターユニットは第一モーターを有する。第一モーターは第一運転モードおよび第二運転モードを有する。第一運転モードは第一モーターがモーター作動モードで稼働することである。第二運転モードは第一モーターがモーター作動モードおよび発電機作動モードを併用して稼働することである。制御ユニットはモーターユニットに電気的に接続されたうえで第一モーターを制御し、第一運転モードまたは第二運転モードで稼働させる。磁力発電システムはさらに第一フライホイールを備える。第一フライホイールは第一モーターに接続される。第一モーターは第一フライホイールの作動によって外部負荷に電力を供給する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モーターユニットと制御ユニットを備え、
前記モーターユニットは第一モーターを有し、前記第一モーターは第一運転モードおよび第二運転モードを有し、前記第一運転モードは前記第一モーターがモーター作動モードで稼働することであり、前記第二運転モードは前記第一モーターが前記モーター作動モードおよび発電機作動モードを併用して稼働することであり、
前記制御ユニットは前記第一モーターおよび外部電源に別々に接続されたうえで前記第一モーターを制御し、前記第一運転モードまたは前記第二運転モードで稼働させることを特徴とする磁力発電システム。
【請求項2】
前記第一モーターは固定子および回転子を有し、
前記固定子は固定子本体および三相固定子巻線を有し、前記各相固定子巻線は前記固定子本体に配置され、それぞれ第一コイルおよび第二コイルを有し、それぞれの前記第一コイルは第一磁極数および第一定格出力電力を表示し、それぞれの前記第二コイルは第二磁極数および第二定格出力電力を表示し、前記第一磁極数および前記第二磁極数は同じであり、前記第一定格出力電力は前記第二定格出力電力と同じであるか、それより大きく、
前記回転子は前記固定子内に格納され、回転子本体と、前記回転子本体の軸の中心に沿って伸びていく回転軸を有し、前記回転子本体は前記固定子本体内に回転可能に配置され、前記第一磁極数および前記第二磁極数と同じ第三磁極数を表示し、
前記第一コイルおよび前記第二コイルが前記外部電源に電気的に接続される際、前記第一モーターは前記第一運転モードで稼働し、
前記第二コイルだけが前記外部電源に電気的に接続される際、前記第一モーターは前記第二運転モードで稼働することを特徴とする請求項1に記載の磁力発電システム。
【請求項3】
前記固定子本体は外周面、貫通孔、内周面および複数の第一固定子溝を有し、前記内周面は前記貫通孔から定義され、複数の前記第一固定子溝は相互に間隔を保って前記内周面から前記外周面へ伸びて形成され、
前記第一コイルおよび前記第二コイルは前記第一固定子溝に別々に格納され、
前記回転子本体は前記貫通孔内に回転可能に格納されることを特徴とする請求項2に記載の磁力発電システム。
【請求項4】
複数の前記第一固定子溝はそれぞれ前記貫通孔に向かう開口端と、前記外周面に近い底部と、前記開口端に隣接する第一部位と、前記底部に隣接する第二部位とを有し、
前記第一コイルは前記第一部位に格納され、前記第二コイルは第二部位に格納されることを特徴とする請求項3に記載の磁力発電システム。
【請求項5】
前記固定子本体は外周面、貫通孔、内周面、複数の第一固定子溝および複数の第二固定子溝を有し、前記内周面は前記貫通孔から定義され、複数の前記第一固定子溝は間隔を置いて前記内周面から前記外周面へ伸びて形成され、複数の前記第二固定子溝はそれぞれ隣り合う前記第一固定子溝の間に形成され、深さが前記第一固定子の深さより小さく、
前記第一コイルは前記第一固定子溝内に格納され、前記第二コイルは前記第二固定子溝内に格納され、
前記回転子本体は前記貫通孔内に回転可能に格納されることを特徴とする請求項2に記載の磁力発電システム。
【請求項6】
前記制御ユニットは回路制御装置を有し、前記回路制御装置は前記第一モーターおよび前記外部電源に別々に接続されたうえで前記第一コイルおよび前記第二コイルを制御し、前記第一コイルおよび前記第二コイルを前記外部電源に電気的に接続するか、前記第二コイルだけを前記外部電源に電気的に接続することを特徴とする請求項2に記載の磁力発電システム。
【請求項7】
前記第一コイルは第一入力端および第一出力端を有し、前記第二コイルは第二入力端および第二出力端を有し、
前記制御ユニットは回路制御装置および三相第一スイッチを有し、前記各相第一スイッチはそれぞれ第一接点、第二接点および第三接点を有し、
前記各相固定子巻線はY字型に接続され、前記第一コイルは前記第一入力端が前記第一スイッチの前記第一接点に電気的に接続され、前記第二出力端が中立点に接続され、前記第二コイルは前記第二入力端が前記回路制御装置を介して前記外部電源に電気的に接続され、前記第二出力端が前記中立点に接続され、
前記第一スイッチは前記第二接点が前記回路制御装置を介して前記外部電源に接続され、前記第三接点が外部の設備に電気的に接続され、
前記回路制御装置が前記各相第一スイッチの前記第一接点および前記第二接点を相互に接続させる際、前記外部電源は同時に前記各相第一コイルおよび前記第二コイルに電力を供給することによって前記第一モーターを前記第一運転モードで稼働させ、
前記第一モーターが正常な運転を維持した後、前記回路制御装置が前記各相第一スイッチの前記第一接点と前記第二接点との接続を遮断し、前記各相第一コイルへの給電を中断する際、前記第一モーターは前記第二運転モードで稼働し、前記各相第一コイルの生じた電力を外部負荷に出力することを特徴とする請求項2に記載の磁力発電システム。
【請求項8】
前記第一コイルは第一入力端および第一出力端を有し、前記第二コイルは第二入力端および第二出力端を有し、
前記制御ユニットは回路制御装置および三相第一スイッチを有し、
前記各相固定子巻線は三角形に接続され、
前記各相第一スイッチはそれぞれ第一接点、第二接点および第三接点を有し、前記第一接点は前記各相第一コイルの前記第一入力端に電気的に接続され、前記第二接点は前記回路制御装置を介して前記外部電源に接続され、前記第三接点は外部負荷に接続され、
前記各相第二コイルは前記第二入力端が前記回路制御装置を介して前記外部電源に電気的に接続され、
前記回路制御装置が前記各相第一スイッチの前記第一接点および前記第二接点を相互に接続させる際、前記外部電源は同時に前記各相第一コイルおよび第二コイルに電力を供給することによって前記第一モーターを前記第一運転モードで稼働させ、
前記第一モーターが正常な運転を維持した後、前記回路制御装置が前記各相第一スイッチの前記第一接点と前記第二接点との接続を遮断し、前記各相第一コイルへの給電を中断する際、前記第一モーターは前記第二運転モードで稼働し、前記各相第一コイルの生じた電力を外部負荷に出力することを特徴とする請求項2に記載の磁力発電システム。
【請求項9】
前記第一モーターはさらに機械本体を有し、前記機械本体はハウジングおよびサイドキャップを有し、前記固定子および前記回転子は前記ハウジング内に格納され、前記サイドキャップは前記ハウジングの一端に装着され、中央穿孔を有し、前記回転子の前記回転軸は前記中央穿孔から外部に突出することを特徴とする請求項2に記載の磁力発電システム。
【請求項10】
前記制御ユニットはさらにセンサーを有し、前記センサーは前記回路制御装置に信号を出力し、前記第一コイルへの給電を中断させることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の磁力発電システム。
【請求項11】
前記制御ユニットはさらに冷却機構を有し、前記冷却機構は前記固定子本体の表面に配置されることを特徴とする請求項9に記載の磁力発電システム。
【請求項12】
前記第一コイルの巻き数は前記第二コイルの巻き数より多いことを特徴とする請求項2に記載の磁力発電システム。
【請求項13】
前記第一コイルの線径は前記第二コイルの線径より大きいことを特徴とする請求項2に記載の磁力発電システム。
【請求項14】
さらにフライホイールユニットを備え、
前記フライホイールユニットは第一フライホイールを有し、前記第一フライホイールは前記第一モーターに接続され、
前記第一モーターは前記第一運転モードで前記第一フライホイールを駆動し、前記第一フライホイールに所定の回転速度を維持させ、外部へ動力を出力させることができた後、前記第二運転モードに切り替えて前記第一フライホイールの回転を維持すると同時に外部負荷に電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の磁力発電システム。
【請求項15】
前記モーターユニットはさらに第二モーターを有し、前記第二モーターは前記第一運転モードおよび前記第二運転モードを有し、
前記第一フライホイールは同時に前記第一モーターおよび前記第二モーターに接続されることを特徴とする請求項14に記載の磁力発電システム。
【請求項16】
前記フライホイールユニットはさらに第二フライホイールを有し、
前記第一モーターは同時に前記第一フライホイールおよび前記第二フライホイールに接続されることを特徴とする請求項14に記載の磁力発電システム。
【請求項17】
さらにフライホイールユニットを備え、
前記フライホイールユニットは第一フライホイールを有し、前記第一フライホイールは前記回転子の前記回転軸に接続され、
前記第一モーターは前記第一運転モードで前記第一フライホイールを駆動し、前記第一フライホイールに所定の回転速度を維持させ、外部へ動力を出力させることができた後、前記第二運転モードに切り替えて前記第一フライホイールの回転を維持すると同時に外部負荷に電力を供給することを特徴とする請求項9に記載の磁力発電システム。
【請求項18】
前記第一フライホイールは側面に形成された凹状部位および第二軸孔を有し、
前記第一フライホイールが前記第一モーターに接続される際、前記機械本体の前記サイドキャップは前記凹状部位に格納され、前記回転子の前記回転軸は前記第二軸孔から外部に突出することを特徴とする請求項17に記載の磁力発電システム。
【請求項19】
請求項1または請求項14に記載の複数の磁力発電システムを備え、
複数の前記磁力発電システムは直列に接続され、後の前記磁力発電システムの入力端が一つ前の前記磁力発電システムの出力端に接続され、一番前の前記磁力発電システムの入力端が外部電源に接続され、一番後の前記磁力発電システムの出力端が外部負荷に接続されることで電力を倍増させ、出力することを特徴とする磁力発電システム結合体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は発電設備に関し、詳しくは磁力発電システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の技術において、モーターおよび発電機はどちらも単一運転モードで稼働する。つまり、モーターはエネルギーを生成する。発電機は電力を生成する。
【0003】
特許文献1により掲示された三相モーターの分割コイルを起動する仕組みは、モーターの各相コイル巻線を二つの部分に分け、モーターが起動するときに一つの部分の各相コイル巻線に電力を供給し、モーターが始動したときに二つの部分の各相コイル巻線に電力を同時に供給することであるため、モーターを始動させる際の始動電流を下げて熱負荷過剰を防止することができる。詳しく言えば、特許文献1において、モーターの二つの部分に分けられる各相コイル巻線はモーターモードで稼働する。
【0004】
特許文献2により掲示された低エネルギー消費発電装置は、操作モジュール、第一モーターおよび第二モーターを備える。低エネルギー消費発電装置が稼働する際、第一モーターに電流を短時間入力すれば、第一モーターは操作モジュールの伝動機構を回転させるとともに操作モジュールのフライホイールを連動させる。フライホイールは環状外周面にジェネレーターを有する。操作モジュールの本体は内周面にジェネレーターに対応する発電機固定子を有する。操作モジュールの伝動機構によって第二モーターが回転し、フライホイールに回転速度を一定に維持させた後、第二モーターに低電流を入力すれば、第二モーターを持続的に回転させ、フライホイールのジェネレーターに電力を生じさせる、即ち、低エネルギー消費発電効果を達成することができる。しかし、特許文献2により掲示された低エネルギー消費発電装置の欠点は下記のとおりである。欠点の一は二つのモーターを使用することが必要である。欠点の二は稼働するために一組の複雑な構造の伝動機構を使用することが必要である。欠点の三はフライホイールに配置されたジェネレーターが第二モーターの消費電力を増加させてしまうことである。欠点の四は発電機固定子またはジェネレーターに必要な永久磁石の磁力が時間に伴って弱くなることである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許公開4,417,192号公報
【特許文献2】米国特許公開10,122,240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明はモーター運転モードおよび発電機運転モードを兼ね備え、比較的大きいパワーが必要な時にモーター運転モードで稼働し、省エネルギーを維持したうえで外部負荷に電力を供給する時にモーター運転モードおよび発電機運転モードを併用して稼働する磁力発電システムを提供することを主な目的とする。
【0007】
本発明はフライホイールから出力された動力によって外部負荷に電力を供給する磁力発電システムを提供することをもう一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するため、磁力発電システムはモーターユニットと制御ユニットを備える。モーターユニットは一つ以上の第一モーターを有する。第一モーターは第一運転モードおよび第二運転モードを有する。第一運転モードは第一モーターがモーター作動モードで稼働することである。第二運転モードは第一モーターがモーター作動モードおよび発電機作動モードを併用して稼働することである。制御ユニットはモーターユニットおよび外部電源に別々に電気的に接続されたうえで磁力発電システムを制御し、第一運転モードまたは第二運転モードで稼働させる。制御ユニットは多種の技術またはサーバードライバー、分配器などの設備から構築されるが、これに限定されない。
【0009】
磁力発電システムにおいて、第一モーターは固定子および回転子を有する。固定子は固定子本体および三相固定子巻線を有する。三相固定子巻線は固定子本体に配置され、それぞれ第一コイルおよび第二コイルを有する。第一コイルは第一磁極数および第一定格出力電力を表示する。第二コイルは第二磁極数および第二定格出力電力を表示する。第一磁極数および第二磁極数は同じである。第一定格出力電力は第二定格出力電力と同じであるか、それより大きい。回転子は固定子内に格納され、回転子本体と、回転子本体の軸の中心に沿って伸びていく回転軸とを有する。回転子本体は固定子本体内に回転可能に配置され、第一磁極数および第二磁極数と同じ第三磁極数を有する。第一コイルおよび第二コイルが外部電源に電気的に接続される際、第一モーターは第一運転モードで稼働する。第二コイルだけが外部電源に電気的に接続される際、第一モーターは第二運転モードで稼働する。
【0010】
磁力発電システムにおいて、固定子本体は外周面、貫通孔、内周面および複数の第一固定子溝を有する。内周面は貫通孔から定義される。複数の第一固定子溝は相互に間隔を保って内周面から外周面へ伸びて形成される。第一コイルおよび第二コイルは第一固定子溝に別々に格納される。回転子本体は貫通孔内に回転可能に格納される。
【0011】
磁力発電システムにおいて、固定子本体は外周面、貫通孔、内周面、複数の第一固定子溝および複数の第二固定子溝を有する。内周面は貫通孔から定義される。複数の第一固定子溝は間隔を置いて内周面から外周面へ伸びて形成され、第一深さを有する。複数の第二固定子溝はそれぞれ隣り合う第一固定子溝の間に形成され、第一深さより小さい第二深さを有する。第一コイルは第一固定子溝内に格納される。第二コイルは第二固定子溝内に格納される。回転子本体は貫通孔内に回転可能に格納される。
【0012】
磁力発電システムはさらにフライホイールユニットを備える。フライホイールユニットは一つ以上の第一フライホイールを有する。第一フライホイールは第一モーターに接続される。第一モーターは第一運転モードで第一フライホイールを駆動し、第一フライホイールに所定の回転速度を維持させ、外部へ出力できる動力を生じさせた後、第二運転モードに切り替えて第一フライホイールの回転を維持すると同時に外部負荷に電力を供給する。
【0013】
磁力発電システムにおいて、モーターユニットはさらに第二モーターを有する。第二モーターは第一運転モードおよび第二運転モードを有する。第一フライホイールは第一モーターおよび第二モーターに接続される。
【0014】
磁力発電システムにおいて、フライホイールユニットはさらに第二フライホイールを有する。第一モーターは第一フライホイールおよび第二フライホイールに接続される。
【0015】
本発明はさらに複数の前記磁力発電システムから構成される磁力発電システム結合体を提供する。複数の前記磁力発電システムは直列に接続され、後の前記磁力発電システムの入力端が一つ前の前記磁力発電システムの出力端に接続され、一番前の前記磁力発電システムの入力端が外部電源に接続され、一番後の前記磁力発電システムの出力端が外部負荷に接続される。上述した構造特徴により、磁力発電システム結合体から出力された電力を倍増させることができる。
【0016】
上述した技術特徴により、本発明は複数組の磁力発電システムを直列に連結し、前の一組の磁力発電システムの出力電源を後の一組の磁力発電システムの入力電源に充てて使用し、発電効果を倍増させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の第1実施形態による磁力発電システムの第一モーターを示す分解斜視図である。
図2図1中の2―2線に沿った断面図である。
図3】本発明の第1実施形態による磁力発電システムの配線を示す模式図である。
図4】本発明の第1実施形態による磁力発電システムにおいて第一モーターの固定子巻線を示す模式図である。
図5】第一モーターの固定子巻線の各相巻線および制御ユニットをY字型に電気的に接続する模式図である。
図6】第一モーターの固定子巻線の各相巻線および制御ユニットを三角形に電気的に接続する模式図である。
図7】本発明の第3実施形態による磁力発電システムを示す横断面図である。
図8】本発明の第4実施形態による磁力発電システムを示す斜視図である。
図9】本発明の第4実施形態による磁力発電システムを示す分解斜視図である。
図10図8中の10-10線に沿った断面図である。
図11】本発明の第5実施形態による磁力発電システムを示す斜視図である。
図12】本発明の第6実施形態による磁力発電システムを示す斜視図である。
図13】本発明が複数の磁力発電システムを電気的に接続して磁力発電システム結合体を構成する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
(第1実施形態)
図1から図5に示すように、本発明の第1実施形態による磁力発電システム10は第一モーター20と制御ユニット40を備える。制御ユニット40は第一モーター20および外部電源12に電気的に接続される。
【0019】
図1に示すように、第一モーター20は機械本体22、固定子24、回転子26および冷却機構30を有する。機械本体22はハウジング220およびサイドキャップ222を有する。ハウジング220は中心穿孔2220を有する。サイドキャップ222はハウジング220の一端に装着され、側面に凸状辺縁部2224を有する。固定子24はハウジング220内に格納される。回転子26は固定子24内に回転可能に装着される。
【0020】
[数1]
d1+d2=d0
【0021】
図2に示すように、固定子24は固定子本体240および固定子巻線242を有する。固定子巻線242は固定子本体240内に配置される。固定子本体240は複数の重なるリング状ケイ素鋼から構成され、外周面2400、貫通孔2402、内周面2404および複数の第一固定子溝2406を有する。内周面2402は穿孔2402から定義される。複数の第一固定子溝2406は相互に間隔を保って内周面2404から外周面2400へ伸びて形成され、それぞれ貫通孔2402に向かう開口端2408と、外周面2400に近い底部2410と、開口端2408から底部2410までの距離、即ち深さd0とを有する。それぞれの第一固定子溝2406はさらに開口端2408に隣り合う第一部位2412と、底部2410に隣り合う2414と第二部位2414とを有する。第一部位2412の深さは符号d1で標記される。第二部位2414の深さは符号d2で標記される。第一部位2412の深さd1、第二部位2414の深さd2および第一固定子溝2406の深さd0の関係は式1によって表示される。
【0022】
図2および図5に示すように、固定子巻線242、即ち三相巻線はR相巻線244、S相巻線246およびT相巻線248から構成される。各相巻線はY字型に接続される。R相巻線244はR相第一コイル2440およびR相第二コイル2442を有する。S相巻線246はS相第一コイル2460およびS相第二コイル2462を有する。T相巻線248はT相第一コイル2480およびT相第二コイル2482を有する。本実施形態において、R相第一コイル2440、S相第一コイル2460およびT相第一コイル2480は第一線径が1.0mm、第一巻き数が48、第一磁極数が4、第一定格出力電力が75HPである。R相第二コイル2442、S相第二コイル2462およびT相第二コイル2482は第二線径が0.8mm、第二巻き数が28、第二磁極数が4、第二定格出力電力が25HPである。R相第一コイル2440、S相第一コイル2460およびT相第一コイル2480は第一固定子溝2406の第一部位2412内に配置される。R相第二コイル2442、S相第二コイル2462およびT相第二コイル2482は第一固定子溝2406の第二部位2414内に配置される。上述した構造特徴により、R相第一コイル2440、S相第一コイル2460およびT相第一コイル2480の磁気回路における磁気抵抗を効果的に低減することができる。
【0023】
図3から図5に示すように、制御ユニット40は回路制御装置42、三相第一スイッチ44、三相第二スイッチ46およびセンサー48を有する。本実施形態において、制御ユニット40は別の技術手段例えばサーバードライバー、分配器などの設備から構築されるが、これに限定されない。三相第一スイッチ44はR相第一スイッチ440、S相第一スイッチ442およびT相第一スイッチ444から構成される。R相第一スイッチ440はR相第一接点4400、R相第二接点4402およびR相第三接点4404を有する。S相第一スイッチ442はS相第一接点4420、S相第二接点4422およびS相第三接点4424を有する。T相第一スイッチ444はT相第一接点4440、T相第二接点4442およびT相第三接点4444を有する。
【0024】
電気的接続を行う際、R相第一コイル2440の第一入力端2443はR相第一スイッチ440のR相第一接点4400に接続される。S相第一コイル2460の第一入力端2463はS相第一スイッチ442のS相第一接点4420に接続される。T相第一コイル2480の第一入力端2483はT相第一スイッチ444のT相第一接点4440に接続される。R相第一スイッチ440のR相第二接点4402は回路Aによって回路制御装置42に接続される。S相第一スイッチ442のS相第二接点4422は回路Bによって回路制御装置42に接続される。T相第一スイッチ444のT相第二接点4442は回路Cによって回路制御装置42に接続される。R相第一コイル2440の第一出力端2444、S相第一コイル2460の第一出力端2464およびT相第一コイル2480の第一出力端2484は中立点(アース)に別々に接続される。R相第二コイル2442の第二入力端2445は回路Dによって回路制御装置42に接続される。S相第二コイル2462の第二入力端2465は回路Eによって回路制御装置42に接続される。T相第二コイル2482の第二入力端2485は回路Fによって回路制御装置42に接続される。R相第二コイル2442の第二出力端2446、S相第二コイル2462の第二出力端2466およびT相第二コイル2482の第二出力端2486は別の中立点(アース)に別々に接続される。回路制御装置42は外部電源12のR相出力端、S相出力端およびT相出力端に電気的に接続される。本実施形態において、図3に示すように、三相第二スイッチ46はR相第二スイッチ460、S相第二スイッチ462およびT相第二スイッチ464から構成される。R相第二スイッチ460はR相第四接点4600、R相第五接点4602およびR相第六接点4604を有する。S相第二スイッチ462はS相第四接点4620、S相第五接点4622およびS相第六接点4624を有する。T相第二スイッチ464はT相第四接点4640、T相第五接点4642およびT相第六接点4644を有する。R相第二スイッチ460のR相第四接点4600はR相第一スイッチ440のR相第三接点4404に接続される。S相第二スイッチ462のS相第四接点4620はS相第一スイッチ442のS相第三接点4424に接続される。T相第二スイッチ464のT相第四接点4640はT相第一スイッチ444のT相第三接点4444に接続される。R相第二スイッチ460のR相第五接点4602、S相第二スイッチ462のS相第五接点4622およびT相第二スイッチ464のT相第五接点4642はそれぞれ外部モーター70に接続される。R相第二スイッチ460のR相第六接点4604、S相第二スイッチ462のS相第六接点4624およびT相第二スイッチ464のT相第六接点4644はそれぞれ外部エネルギー貯蔵ユニット80に接続される。
【0025】
図1に示すように、回転子26は回転子本体260、軸孔262および回転軸264を有する。回転軸264は軸孔262内に格納される。回転子本体260は固定子本体240の貫通孔2402に格納されたうえで固定子24に向かって回転軸264とともに回転する。回転子本体260の磁極数は第一磁極数および第二磁極数と同じである。回転軸264はサイドキャップ222の中心穿孔2220から外部へ伸びていく。
【0026】
図1に示すように、冷却機構30はハウジング220と固定子本体240との間に配置されたうえで第一モーター20の稼働温度を定格温度に維持する。本実施形態において、冷却機構30は円筒体300、複数の流路302および二つのゴムリング304、306を有する。複数の流路302は円筒体300の表面に配置される。冷却液は複数の流路302を流れるオイル、水または別の冷却効果のある液体である。二つのゴムリング304、306は円筒体300の両端に配置されて冷却液の滲出を防止する。
【0027】
[数2]
V1=N1dΦm/d
[数3]
V2=N2dΦm/dt
[数4]
V1/N2=V1/V2
【0028】
磁力発電システム10が始動する際、回路制御装置42がR、S、T相第一スイッチ440、442、444のR、S、T相第一接点4400、4420、4440とR、S、T相第二接点4402、4422、4442とを接続すれば、外部電源12は同時にR、S、T相第一コイル2440、2460、2480およびR、S、T相第二コイル2442、2462、2482に電力を供給する。このとき第一モーター20は第一運転モードで稼働し、出力電力が第一定格出力電力75HPと第二定格出力電力25HPの合計である。第一モーター20が正常な運転を維持した後、センサー48は回路制御装置42に信号を出力する。回路制御装置42がR、S、T相第一スイッチ440、442、444のR、S、T相第一接点4400、4420、4440とR、S、T相第二接点4402、4422、4442との接続を遮断し、R、S、T相第一コイル2440、2460、2480への給電を中断すれば、第一モーター20は第二運転モードで稼働する。回路制御装置42がR、S、T相第一スイッチ440、442、444のR、S、T相第一接点4400、4420、4440とR、S、T相第三接点4404、4424、4444を相互に接続させれば、第一モーター20はモーター作動モードおよび発電機作動モードを併用して稼働し、三相第二スイッチ46を介して外部モーター70または外部エネルギー貯蔵ユニット80に電力を供給する。本実施形態において、R、S、T相第一コイル2440、2460、2480およびR、S、T相第二コイル2442、2462、2482は磁極数が同じであるため、固定子本体240における相互磁束(mutual flux)Φmが同じである。外部電源12の入力電圧は符号V1で標記され、式2によって算出される。R、S、T相第一コイル2440、2460、2480の出力電圧は符号V2で標記され、式3によって算出される。外部電源12の入力電圧V1とR、S、T相第一コイル2440、2460、2480の出力電圧V2との関係は式4によって表示される。詳しく言えば、外部電源の入力電圧V1が220ボルト、第一巻き数N1が48、第二巻き数N2が28である場合、R、S、T相第一コイル2440、2460、2480の出力電圧V2は約377ボルト(即ち220×48/28)である。
【0029】
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態による磁力発電システムの配線を示す模式図である。第1実施形態との違いは固定子巻線を三角形に電気的に接続することである。第2実施形態において、R、S、T相第一コイル2440、2460、2480のR、S、T相第一入力端2443、2463、2483はそれぞれR、S、T相第一スイッチ440、442、444のR、S、T相第一接点4400、4420、4440に接続される。R相第一スイッチ440のR相第二接点4402は回路Aによって回路制御装置42に接続される。S相第一スイッチ442のS相第二接点4422は回路Bによって回路制御装置42に接続される。T相第一スイッチ444のT相第二接点4442は回路Cによって回路制御装置42に接続される。
【0030】
R相第一コイル2440の第一出力端2444はS相第一コイル2460の第一入力端2463に接続される。S相第一コイル2460の第一出力端2464はT相第一コイル2480の第一入力端2483に接続される。T相第一コイル2480の第一出力端2484はR相第一コイル2440の第一入力端2443に接続される。R相第二コイル2442の第二入力端2445は回路Dによって回路制御装置42に接続される。S相第二コイル2462の第二入力端2465は回路Eによって回路制御装置42に接続される。T相第二コイル2482の第二入力端2485は回路Fによって回路制御装置42に接続される。R相第二コイル2442の第二出力端2446はS相第二コイル2462の第二出力端2466に接続される。S相第二コイル2462の第二出力端2466はT相第二コイル2482の第二入力端2485に接続される。T相第二コイル2482の第二出力端2486はR相第二コイル2442の第二入力端2445に接続される。
【0031】
(第3実施形態)
図7は本発明の第3実施形態による磁力発電システム100を示す横断面図である。磁力発電システム10との違いは固定子本体102にある。磁力発電システム100において、固定子本体102は複数の第一固定子溝104および複数の第二固定子溝106を有する。複数の第二固定子溝106はそれぞれ二つの隣り合う第一固定子溝104の間に配置される。第一固定子溝104の深さd2は第二固定子溝106の深さd3より大きい。各相固定子巻線の第一コイル108はそれぞれ第一固定子溝104内に格納される。各相固定子巻線の第二コイル110はそれぞれ第二固定子溝106内に格納される。第一固定子溝104および第二固定子溝106の配置位置および深さは本実施形態に限定されず、実際の状況に応じて変わってもよい。
【0032】
(第4実施形態)
図8から図10に示すように、第4実施形態による磁力発電システム200と磁力発電システム10との違いは次のとおりである。磁力発電システム200はさらに第一フライホイール202を備える。第一フライホイール202は第一モーターに接続され、側面に形成された凹状部位204および第二軸孔206を有する。第一フライホイール202が第一モーター20に接続される際、機械本体22のサイドキャップ222は凹状部位204に格納される。回転子26の回転軸264は第二軸孔206から外部に突出する。本実施形態はサイドキャップ222の凸状辺縁部2224と回転軸264との間に一対のベアリング207、208、押さえ板209および止め輪210を配置し、続いてサイドキャップ222および回転軸264をナット212で固定する。上述した構造特徴により、第一フライホイール202は回転軸264とともに回転することができる。第一モーター20が第一運転モードで稼働する際、第一フライホイール202は第一モーター20の駆動力によって回転する。第一フライホイール202が動力を出力できる所定の回転速度に達する際、センサー48は回路制御装置42に信号を出力する。回路制御装置42は第一モーター20を第二運転モードで稼働させる。このときR、S、T相第一コイル2440、2460、2480は第一フライホイール202が所定の回転速度を維持したうえで出力した動力によって発電機の役割を果たし、外部負荷に電力を供給する。第一モーター20の磁極数が4、各相第一コイルの巻き数が48、1極あたりの磁束が0.025ウェーバー(Weber)、第一フライホイール202の回転速度が1800rmpである場合、各相誘導起電力の周波数fは60Hz(即ち4×1800/120)である。各相誘導起電力の大きさEは320ボトル(即ち4.44×48×60×0.025)である。
【0033】
(第5実施形態)
図11に示すように、第5実施形態による磁力発電システム500と磁力発電システム200との違いは次のとおりである。磁力発電システム500は第二モーター502、第二フライホイール502および第三フライホイール506を備える。第二モーター502は構造が第一モーター20と同じである。第二フライホイール502は第二モーター502の一端に接続される。第三フライホイール506は第二モーター502の別の一端に接続される。
【0034】
(第6実施形態)
図12に示すように、第6実施形態による磁力発電システム600と磁力発電システム200との違いは次のとおりである。磁力発電システム600は第三モーター602、第四モーター604および第四フライホイール606を備える。第三モーター602および第四モーター604は構造が第一モーター20と同じである。第四フライホイール606は第三モーター602および第四モーター604に別々に接続される。
【0035】
図13に示すように、本発明による磁力発電システム結合体700は第一磁力発電システム701、第二磁力発電システム702、第三磁力発電システム703、第四磁力発電システム704および第五磁力発電システム705から構成される。第一磁力発電システムグ701、第二磁力発電システム702、第三磁力発電システム703、第四磁力発電システム704および第五磁力発電システム705は構造が磁力発電システム10と同じである。第一磁力発電システムグ701は外部電源に繋がる三相入力端7011と、三相出力端7012とを有する。第二磁力発電システム702は第一磁力発電システム701の三相出力端7012に繋がる三相入力端7021と、三相出力端7022とを有する。第三磁力発電システム703は第二磁力発電システム702の三相出力端7022に繋がる三相入力端7031と、三相出力端7032とを有する。第四磁力発電システム704は第三磁力発電システム703の三相出力端7032に繋がる三相入力端7041と、三相出力端7042とを有する。第五磁力発電システム705は第四磁力発電システム704の三相出力端7042に繋がる三相入力端7051と、三相出力端7052とを有する。詳しく言えば、上述した構造特徴により、第二運転モードで稼働する第一磁力発電システム701の消費電力がXであれば、第一磁力発電システム701から出力される電力は1.2Xである。第二運転モードで稼働する第二磁力発電システム702の消費電力が1.2Xであれば、第二磁力発電システム702から出力される電力は1.44Xである。第二運転モードで稼働する第三磁力発電システム703の消費電力が1.44Xであれば、第三磁力発電システム703から出力される電力は1.73Xである。第二運転モードで稼働する第四磁力発電システム704の消費電力が1.73Xであれば、第四磁力発電システム704から出力される電力は2.08Xである。第二運転モードで稼働する第五磁力発電システム705の消費電力が2.08Xであれば、第五磁力発電システム705から出力される電力は2.50Xである。つまり、磁力発電システム結合体700から出力される電力は初期消費電力の2.5倍に達する。
【0036】
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
【符号の説明】
【0037】
10、100、200、500、600:磁力発電システム
102:固定子本体
104:第一固定子溝
106:第二固定子溝
108:第一コイル
110:第二コイル
12:外部電源
20:第一モーター
202:第一フライホイール
204:凹状部
206第二軸孔
207ベアリング
209:押さえ板
210:止め輪
212:ナット
22:機械本体
220:ハウジング
222:サイドキャップ
2220:中心穿孔
2224:凸状辺縁部
24:固定子
240:固定子本体
2400:外周面
2402:貫通孔
2404:内周面
2406:第一固定子溝
2408:開口端
2410:底部
2412:第一部位
2414:第二部位
242:固定子巻線
244:R相巻線
2440:R相第一コイル
2442:R相第二コイル
2443、2463、2483:第一入力端
2444、2464、2484:第一出力端
2445、2465、2485:第二入力端
2446、2466、2486:第二出力端
246:S相巻線
2460:S相第一コイル
2462:S相第二コイル
248:T相巻線
2480:T相第一コイル
2482:T相第二コイル
26:回転子
260:回転子本体
262:軸孔
264:回転軸
30:冷却機構
300:円筒体
302:流路
304、306:ゴムリング
40:制御ユニット
42:回路制御装置
44:三相第一スイッチ
440:R相第一スイッチ
4400:R相第一接点
4402:R相第二接点
4404:R相第三接点
442:S相第一スイッチ
4420:S相第一接点
4422:S相第二接点
4424:S相第三接点
444:T相第一スイッチ
4440:T相第一接点
4442:T相第二接点
4444:T相第三接点
46:三相第二スイッチ
460:R相第二スイッチ
4600:R相第四接点
4602:R相第五接点
4604:R相第六接点
462:S相第二スイッチ
4620:S相第四接点
4622:S相第五接点
4624:S相第六接点
464:T相第二スイッチ
4640:T相第四接点
4642:T相第五接点
4644:T相第六接点
48:センサー
502:第二モーター
504:第二フライホイール
506:第三フライホイール
602:第三モーター
604:第四モーター
606:第四フライホイール
70:外部モーター
700:磁力発電システム結合体
701、702、703、704、705:磁力発電システム
7011、7021、7031、7041、7051:三相入力端
7012、7022、7032、7042、7052:三相出力端
80:外部エネルギー貯蔵ユニット
d0、d1、d2、d3:深さ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13