特開2023-124271IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

クロック周波数が異なる装置との間で情報通信を行う情報転送装置、および、当該情報転送装置による情報転送方法に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】情報の欠落を抑制する情報転送装置および情報転送方法を提供する。
【解決手段】情報転送装置は、通信部とバッファ部と監視部と読み出し部とギャップ制御部とを備える。通信部はフレームを受信する。バッファ部は通信部が受信したフレームを保存する。監視部は、バッファ部の空き容量を監視し、空き容量の大きさに基づいて、バッファ部にフレームが蓄積されているかを判定する。読み出し部は、バッファ部に保存された複数のフレームの間にインターフレームギャップを挿入して読み出す。ギャップ制御部は、バッファ部にフレームが蓄積されている場合には、読み出し部が複数のフレームの間に挿入するインターフレームギャップの長さを、読み出し部がフレームを読み出した回数に基づいて調節するよう読み出し部を制御する。
【選択図】図6

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

近年では、情報転送装置が、省電力機能として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3azのEEE(Energy Efficient Ethernet)などの機能を有する場合がある。このような情報転送装置は、情報を受信するまではスリープ状態を維持し、情報を受信した際に動作を開始または再開するが、情報の転送処理を開始するまでの間に当該情報に欠落が生じないよう、FIFOバッファに当該情報を蓄積させる必要がある。すると、情報転送装置は、FIFOバッファに情報が蓄積されている状態において情報の読み出しを開始することになる。情報転送装置は、FIFOバッファから情報を読み出す際のクロック周波数より、当該情報を当該FIFOバッファへ書き込む際のクロック周波数が高い場合などには、当該FIFOバッファの空き容量が無くなることを防止するため、当該FIFOバッファから読み出す複数のフレームの間隔を連続して狭める。すなわち、情報転送装置は、当該FIFOバッファから読み出す複数のフレームの間に挿入するIFGを短縮し続ける。これにより、IFGの平均長は、推奨される12バイトより短くなり得る。結果として、情報の送信先には、互いの間隔が狭められた複数のフレームが連続的に送信され続けることになり、情報の送信先のFIFOバッファの空き容量が無くなり、情報の欠落が発生する虞がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示に係る情報転送装置は、フレームを受信する通信部と、前記通信部が受信した前記フレームを保存するバッファ部と、前記バッファ部の空き容量を監視し、前記空き容量の大きさに基づいて、前記バッファ部に前記フレームが蓄積されているかを判定する監視部と、前記バッファ部に保存された複数の前記フレームの間にインターフレームギャップを挿入して読み出す読み出し部と、前記バッファ部に前記フレームが蓄積されている・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示に係る情報転送装置および情報転送方法によれば、情報転送装置は、フレームを読み出した回数に基づいてインターフレームギャップの長さを調節する。これにより、バッファ部にフレームが蓄積されている状態における連続したインターフレームギャップの短縮が抑制される。従って、情報転送装置は情報の欠落の発生を抑制することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施の形態1に係る情報転送装置を含む情報転送システムの構成例を示す図である。
【図2】 実施の形態1に係る情報転送装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1に係る情報転送装置によるIFGの短縮処理について説明するための図である。
【図4】 実施の形態1におけるIFGの長さの変化例を示す図である。
【図5】 実施の形態1に係る情報転送装置のハードウェア構成を例示する図である。
【図6】 実施の形態1に係る情報転送装置による情報転送処理を例示するフローチャートである。
【図7】 実施の形態2に係る情報転送装置1の構成例を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態2に係る情報転送装置によるIFGの短縮処理について説明するための図である。
【図9】 実施の形態2に係る情報転送装置のハードウェア構成を例示する図である。
【図10】 実施の形態3に係る情報転送装置によるIFGの短縮例を示す図である。

選択図 図6出願人が指定した本件の代表的な図

1 情報転送装置、3 端末装置、3A 第1端末装置、3B 第2端末装置、10 通信部、10A 第1通信部、10B 第2通信部、11 受信側バッファ部、11A 第1受信側バッファ部、11B 第2受信側バッファ部、12 送信側バッファ部、12A 第1送信側バッファ部、12B 第2送信側バッファ部、13 受信側書き込み部、13A 第1受信側書き込み部、13B 第2受信側書き込み部、14 受信側読み出し部、14A 第1受信側読み出し部、14B 第2受信側読み出し部、15 処理部、16 送信側書き込み部、16A 第1送信側書き込み部、16B 第2送信側書き込み部、17 送信側読み出し部、17A 第1送信側読み出し部、17B 第2送信側読み出し部、18 クロック生成部、19 監視部、20 ギャップ制御部、40 第1バス、41 受信側通信インターフェース回路、42 受信側プロセッサ、43 受信側メモリ、44 第2バス、45 送信側通信インターフェース回路、46 送信側プロセッサ、47 送信側メモリ、48 制御用プロセッサ、49 カウンタ、50 処理用プロセッサ、51 クロックジェネレータ、100 情報転送システム。

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