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▶ 玉置 幸治の特許一覧

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  • 特開-刃物研ぎ道具 図1
  • 特開-刃物研ぎ道具 図2
  • 特開-刃物研ぎ道具 図3
  • 特開-刃物研ぎ道具 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023124745
(43)【公開日】2023-09-06
(54)【発明の名称】刃物研ぎ道具
(51)【国際特許分類】
   B24B 3/54 20060101AFI20230830BHJP
   B24B 3/36 20060101ALI20230830BHJP
【FI】
B24B3/54
B24B3/36 A
B24B3/36 M
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022040766
(22)【出願日】2022-02-25
(71)【出願人】
【識別番号】502403534
【氏名又は名称】玉置 幸治
(72)【発明者】
【氏名】玉置 幸治
【テーマコード(参考)】
3C158
【Fターム(参考)】
3C158AA04
3C158AA14
3C158AA19
3C158CA01
3C158CB03
3C158CB04
3C158CB05
3C158DB01
3C158DB08
(57)【要約】      (修正有)
【課題】誰にでも簡単に早く安定して刃物を研ぐ事の出来る道具を提供する。
【解決手段】棒状のものの先に、刃先の角度の溝をつけ、そこに包丁などの刃物を保持し、角度を安定させるため滑らせることのできる支持具を付け、テーブルなど平らな台の上を滑らせながら刃物を砥石で研ぐ。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
刃物を角度つけ保持したものに、高さ調節のできる支持具を付け、支持具を平らな台で滑らせることにより、常に安定して任意の角度で刃物を砥石で研ぐ事ができる道具。
【請求項2】
棒状の物に刃の厚さや角度に合わせた溝をつけ、それに刃物を保持し、刃物を砥石で研ぐための道具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】

本発明は、包丁などの刃物を砥石で研ぐ時に、刃物を保持して使う道具です。
【背景技術】
【0002】
従来包丁をよく切れるように砥石で研ぐためには、技術と時間と労力がかかりました。それを改善するために発明しました。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の道具には、角度を安定させるため、包丁の背につけて砥石に滑らせ研ぐものもありますが、包丁によって角度も変わり、また道具が砥石からはみ出さないようにするため砥石の全体が使えませんでした。
【0004】
複雑な構造の物ではコストもかかり収納場所にも困ります。
【0005】
角度を常に安定して研ぐ事は技術と時間が必要でした。
【0006】
砥石が部分的にしか使えず、砥石表面を常に平らにするための修正が必要でした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
棒状の物の先に任意の角度の溝をつけ、そこで刃物を保持し、高さ調整のついた支持具を使い角度を保ち、支持具の下をテーブルなど平らな台の上で滑らせることによって、常に安定した角度で刃物を研ぐことができる。
【0008】
4か所溝を付けることができるので、各種の刃物に対応できる。
【発明の効果】
【0009】
シンプルな構造で場所も取らず、制作費用も比較的安い。
【0010】
一般的な砥石が使用でき、本格的に研ぐ事ができる。
【0011】
刃物を研ぐ時間の節約になる
【0012】
技術がなくても簡単に刃物がよく切れるように研げる。
【0013】
砥石の全体を使うことができるので、砥石を効率よく使用でき、砥石の節約になります
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本体の平面図と正面図
図2】包丁砥ぎ方 横から見た使用例
図3】包丁砥ぎ方、使用例1中央部
図4】包丁砥ぎ方、使用例2先端部
【発明を実施するための形態】
【0015】
棒状の物に任意の角度のついた溝があり、そこで刃物を保持する。その角度を保つため高さ調節が出来る支持具がある。研いでいるときにも安定した角度を得るため支持具の下に滑る部材がついている。
【実施例0016】
図3図4のように、砥石に刃先を当て、支持具をテーブルなど平らな台で滑らせて動かす。
【産業上の利用可能性】
【0017】
刃物を継ぐ時間の節約になるので、その時間で他の作業ができる。
【0018】
誰にでも簡単に刃物を研げるようになり、それにより刃物や砥石に興味を持つ人も増え、関連の業界の需要が増す。
【符号の説明】
【0019】
1 出刃包丁などの厚めの片刃用30度の刃物保持溝
2 刺身包丁などの片刃用30度の刃物保持溝
3 洋包丁などの両刃用15度の刃物保持溝
4 ナイフなど厚めの両刃用15度の刃物保持溝
5 角度を固定するための支持棒
6 平面を滑らせるためのフェルトなどの部材
7 高さを調節するための留め具
図1
図2
図3
図4