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▶ 宮地 良信の特許一覧

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  • 特開-タンデムダンパ 図1
  • 特開-タンデムダンパ 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023125208
(43)【公開日】2023-09-07
(54)【発明の名称】タンデムダンパ
(51)【国際特許分類】
   F16K 1/22 20060101AFI20230831BHJP
【FI】
F16K1/22 Q
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022029186
(22)【出願日】2022-02-28
(71)【出願人】
【識別番号】709000387
【氏名又は名称】宮地 良信
(72)【発明者】
【氏名】宮地 良信
【テーマコード(参考)】
3H052
【Fターム(参考)】
3H052AA02
3H052BA24
3H052CA11
3H052CD02
(57)【要約】
【課題】タンデムダンパの弁体として熱影響の少ない構造とする。
【解決手段】上流側弁体5,下流側弁体6と連結板3をボルト接続とし、連結板3と回転軸1に固定されたアーム2をピン4により接続することで、上流側弁体5と下流側弁体6の受ける温度の違いにより発生する熱応力をさけることが可能な構造とする。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸(1)に固定された複数個のアーム(2)にピン(4)により結合された連結板(3)を備え、連結板(3)の両端に上流側弁体(5)及び下流側弁体(6)をボルト締めすることで弁体と成すことを特徴とするタンデムダンパ。
【発明の詳細な説明】
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0001】
【非特許文献1】非特許文献n
【技術分野】
【0002】
本発明は、ダクト内の流量制御,開閉を目的としたダンパで、フランジ面間が狭く、且つシートシール性を要する場合に用いられるタンデムダンパに関するものである。
【背景技術】
【0003】
従来、タンデムダンパでは上流側弁体5と下流側弁体6の間にシールエアを入れる特性上、全閉時に上流側弁体と下流側弁体及び回転軸の温度差による熱伸びの違いが生じ、弁体が変形するような不都合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、熱変形による熱応力をさけることが出来るタンデムダンパを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、上流側弁体5,下流側弁体6と連結板3をボルト接続とし、連結板3と回転軸1に固定されたアーム2をピン4により接続することで、熱変形による熱応力をさける構造とすることを特徴としたタンデムダンパである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のタンデムダンパであれば、熱変形による熱応力をさけることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】従来のタンデムダンパの図である。
図2】本発明のタンデムダンパの図である。
【0008】
1 回転軸
2 アーム
3 連結板
4 ピン
5 上流側弁体
6 下流側弁体
図1
図2