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  • 特開-手摺、及び昇降便座 図1
  • 特開-手摺、及び昇降便座 図2
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  • 特開-手摺、及び昇降便座 図5
  • 特開-手摺、及び昇降便座 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023127621
(43)【公開日】2023-09-14
(54)【発明の名称】手摺、及び昇降便座
(51)【国際特許分類】
   A47K 17/02 20060101AFI20230907BHJP
   A47K 13/10 20060101ALI20230907BHJP
【FI】
A47K17/02 A
A47K13/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022031414
(22)【出願日】2022-03-02
(71)【出願人】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】110000497
【氏名又は名称】弁理士法人グランダム特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小池 英也
【テーマコード(参考)】
2D037
【Fターム(参考)】
2D037AA02
2D037AC01
2D037BA16
(57)【要約】
【課題】使い勝手の良好な手摺、及び昇降便座を提供する。
【解決手段】手摺1は、便座本体111が取り付けられた大便器100に設けられる。手摺1は、便座本体111に対して上下方向に相対移動自在な手摺本体10を備えている。手摺本体10は、大便器100に設けられた状態の側面視において、手摺本体10の上面10Aが便座本体111の座面111Aよりも下方に位置する状態を含む範囲で、上下方向に移動自在である。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
便座本体が取り付けられた大便器に設けられる手摺であって、
前記便座本体に対して上下方向に相対移動自在な手摺本体を備えており、
前記手摺本体は、前記大便器に設けられた状態の側面視において、前記手摺本体の上面が前記便座本体の座面よりも下方に位置する状態を含む範囲で、上下方向に移動自在である、手摺。
【請求項2】
大便器に対して昇降自在に設けられた便座本体を有する便座装置と、
前記便座本体の昇降に伴って昇降する請求項1に記載の手摺と、
を備えている昇降便座。
【請求項3】
前記便座装置は、前記便座本体よりも左右外方向に突出して設けられた操作部を有しており、
前記手摺本体は、前記操作部に接触しないように設けられている請求項2に記載の昇降便座。
【請求項4】
前記手摺本体は、平面視において、前記操作部に重ならない形状であり、前記操作部よりも前方において、前記手摺本体の後方側よりも左右方向に延びて配置されている請求項2及び請求項3のいずれか一項に記載の昇降便座。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、手摺、及び昇降便座に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は従来の手摺を開示している。この手摺は、手すり部と、手すり部の後部に連続し、手すり部よりも高位の肘掛け部とを一体的に備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9-28623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、肘掛け部、及びこの肘掛け部よりも低位にある手すり部は、いずれも便座よりも上方に位置する。この場合、手すり部は、例えば車いすに乗った使用者が便座に移乗する際や便座から車いすに移乗する際等において、腰部が接触するなどして使用者の行動が阻害されてしまうことがあり、使い勝手がよいとは言えなかった。
【0005】
本開示は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、使い勝手の良好な手摺、及び昇降便座を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本開示の一実施形態に係る手摺は、便座本体が取り付けられた大便器に設けられる手摺であって、前記便座本体に対して上下方向に相対移動自在な手摺本体を備えており、前記手摺本体は、前記大便器に設けられた状態の側面視において、前記手摺本体の上面が前記便座本体の座面よりも下方に位置する状態を含む範囲で、上下方向に移動自在である。
【0007】
上記「前記手摺本体の上面が前記便座本体の座面よりも下方に位置する状態」とは、手摺本体の上面全体が位置している必要はない。「前記手摺本体の上面が前記便座本体の座面よりも下方に位置する状態」とは、便座本体への移乗等の使用者の行動を阻害しない範囲で、手摺本体の上面が部分的に便座本体の座面よりも高い位置にあってもよいことを意図している。
【0008】
上述した課題を解決するために、本開示の一実施形態に係る昇降便座は、大便器に対して昇降自在に設けられた便座本体を有する便座装置と、前記便座本体の昇降に伴って昇降する請求項1に記載の手摺と、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施形態1に係る昇降便座を大便器に設置した状態を示す斜視図である。
図2】実施形態1に係る昇降便座を大便器に設置した状態を示す側面図である。
図3】実施形態1に係る昇降便座を大便器に設置した状態を示す側面図であり、図2に示す状態よりも便座本体を上昇させた状態を示す。
図4】実施形態1に係る昇降便座を大便器に設置した状態を示す側面図であり、図2に示す状態よりも手摺を上方に移動させた状態を示す。
図5】実施形態1に係る昇降便座を大便器に設置した状態を示す平面図である。
図6】実施形態1に係る昇降便座を大便器に設置した状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態1>
図1から図5に示すように、実施形態1に係る手摺1及び昇降便座Eは、大便器100に設置されている。大便器100は、便器本体101とタンク102とを備えた一般的な洋式大便器であり、設置面となる床面Fに固定されている。昇降便座Eは、便座装置110と、昇降装置120とを備えている。昇降便座Eは、大便器100に対し、便座装置110を昇降装置120によって昇降させることができる。手摺1は、昇降便座Eに備えられた形態である。昇降便座Eは、大便器100とともに便器装置Tを構成する。
【0011】
図1から図4に示すように、便座装置110は、大便器100の上方に設置される。便座装置110は、便座本体111と、機能部112と、操作部113と、を有している。便座本体111は、使用者の着座面となる座面111Aを有している。便座本体111は、機能部112を介して、大便器100に対して回転自在に設けられる。機能部112は、大便器100の後部に配置される。機能部112は、局部洗浄、便座開閉等の機能を発揮するための図示しない機能部品を内部に収納している。
【0012】
以下の説明において、上下、左右、前後の各方向は、便座本体111の座面111Aに正規の姿勢で着座した状態で便器装置Tを使用する使用者から見た前後、左右、上下方向である。各図に示すX軸、Y軸、及びZ軸は、それぞれ前後方向、左右方向、及び上下方向を表す。X軸、Y軸、及びZ軸において、各軸の正方向をそれぞれ前方、左方、及び上方とする。
【0013】
操作部113は、便座装置110における局部洗浄、便座開閉等の機能を発揮させるための操作を受け付ける。図5に示すように、操作部113は、便座本体111よりも左右外方向に突出して設けられている。本実施形態の場合、操作部113は便座本体111の右側に配置されている。操作部113は、後端部において機能部112の右側部に連結され、前端部において便座本体111の右側方まで延びている。図6に示すように、操作部113における操作面である上面113Aは、便座本体111の座面111Aよりも下方に位置している。操作部113の上面113Aは、前方に向かって僅かに下方に傾斜する平坦状面である。
【0014】
昇降装置120は、昇降装置120の図示しない操作部の操作によって大便器100に対して便座装置110を相対移動させ、便座本体111における座面111Aの床面Fに対する高さを変更する。昇降装置120は、図2に示す下限位置と、図3に示す上限位置との間で、便座装置110を自在に昇降させることができる。これら下限位置及び上限位置は、設置状態にある昇降装置120における機械的上昇端及び下降端の位置である。下限位置は、使用者が用便する際の高さ位置である。本実施形態の場合、上限位置と下限位置の間の移動距離は124mmである。昇降装置120は、上限位置では、下限位置における姿勢から前方に約5°、便座装置110を傾ける。
【0015】
昇降装置120は、例えば電動シリンダ等のアクチュエータ、リンク機構等の図示しない昇降機構を有して構成される。図1から図4に示すように、昇降装置120は、これらの昇降機構を収納した収納部121を大便器100の左右それぞれの側方に配置している。収納部121は支柱支持部122を有している。支柱支持部122は、手摺1における後述する支柱20を上下方向に摺動自在に支持する。支柱支持部122には高さ調整用ノブ123が前方から挿入されている。高さ調整用ノブ123は、手摺1の高さを調整する際に用いられる。
【0016】
図1から図4に示すように、手摺1は、大便器100の左右外方向に配置されている。本実施形態の場合、手摺1は、大便器100の左右側方のそれぞれに一対設けられている。左右一対の手摺1は、便器装置Tの左右方向の中心に対して対称な配置及び形状で設けられている。
【0017】
図1から図4に示すように、手摺1は、側面視T字状をなしている。具体的には、手摺1は、前後方向に延びる手摺本体10と、上下方向に延びる支柱20とを有して側面視T字状をなす形態である。手摺本体10は、便器装置Tの使用者が手を置いたり手で掴んだりする部分である。手摺本体10の上面10Aは平坦面状に形成されている。これによって、手摺本体10は、高さ位置によっては、肘掛けのように使用することもできる。支柱20は手摺本体10を支持する部分である。支柱20は、手摺1が便座装置110に対して上下に相対移動した際の高さ位置を所望の位置に固定するための固定機構の一部を構成する。
【0018】
手摺1は、便座装置110に対し、図2に示す下限位置と、図4に示す上限位置との間で、上下方向に移動自在である。手摺1は、手摺本体10の上面10Aが便座本体111の座面111Aよりも下方に位置する状態を含む範囲で、上下方向に移動自在である。手摺1は、少なくとも下限位置にある状態において、手摺本体10の上面10Aを便座本体111の座面111Aよりも下方に位置させることができる。本実施形態の場合、手摺1は、昇降装置120による便座装置110の昇降に伴って昇降する。この場合、手摺1は、便座装置110に対しては相対移動せず、大便器100に対してのみ相対移動する。
【0019】
図5に示すように、手摺本体10は、便座装置110の左右外側において前後方向に延びて配置される。平面視における手摺本体10の外形形状は、前後方向を長手方向とする長方形状である。手摺本体10は凹み部11を形成している。凹み部11は、手摺本体10の後部側面を前部側面よりも凹ませた形態である。このため、手摺り本体10は、後部側よりも前部側のほうが左右方向に幅広である。凹み部11は、手摺本体10の左右両側面に形成されている。左右両側面の凹み部11は、左右対称な平面形状をなしている。手摺本体10は、全体としても左右対称な平面形状である。
【0020】
手摺本体10は、操作部113に接触しないように設けられている。図5に示すように、便座装置110の右側に配置される手摺本体10は、凹み部11を操作部113の側面に沿わせて配置されている。手摺本体10は、平面視において操作部113に重なることがない。手摺本体10は、凹み部11を操作部113の側面に沿わせたことによって、凹み部を有さない場合と比較して、便座装置110に近接させることができる。このような配置によって、手摺本体10の前部は、操作部113の前方に張り出した形態となり、手摺本体10の後部よりも便座装置110に近接している。
【0021】
図1から図4に示すように、支柱20は、上下方向に延びる円筒状をなしている。支柱20は、上端において手摺本体10の下部に連結されている。支柱20は、下端側において、収納部121に設けられた支柱支持部122に挿入されている。支柱20は、支柱支持部122に対して軸方向に相対移動自在である。支柱20は、支柱支持部122に対し軸方向の所望の位置で固定可能である。
【0022】
本実施形態の場合、支柱20は、高さ調整用ノブ123によって、支柱支持部122に固定される。具体的には、支柱20は、軸方向に対して直交する方向に貫通する図示しない貫通孔を有している。貫通孔は、支柱20の軸方向に並んで複数設けられている。支柱20は、複数の貫通孔のいずれかを選択して高さ調整用ノブ123を挿入することで固定される。これによって、手摺1は、手摺本体10を使用者の所望の高さで固定することができる。
【0023】
本実施形態の場合、支柱20は、手摺本体10を前後方向に相対移動自在に支持する。すなわち、手摺本体10は、支柱20が固定的に配置される便座装置110に対して前後方向に相対移動自在である。手摺本体10は、図5の実線で示す最も後方に位置する後端位置と、図5の二点鎖線で示す最も前方に位置する前端位置との間の範囲で前後方向に移動可能である。手摺本体10は、後端位置にある状態においても、便座装置110の操作部113と接触しないように配置されている。
【0024】
本実施形態の場合、手摺1は、図6に示すように、下限位置にある状態において、手摺本体10と操作部113とが側面視において左右方向で重なるように設けられている。この状態において、手摺本体10の上面10Aは、少なくとも前部側において、操作部113の上面113Aよりも上方に位置する。すなわち、手摺1は、手摺本体10の上面10Aを、便座本体111の座面111Aよりも下方であり且つ操作部113の上面113Aよりも上方に位置させることができる。
【0025】
上記構成の手摺1、及び昇降便座Eの作用について、便器装置Tの使用方法と併せて説明する。便器装置Tの使用者は、手摺1を上下に移動させ、予め手摺1を所望の高さ位置に合わせておく。特に、車いすから便座装置110に移乗する使用者は、左右の手摺1の少なくとも一方を下限位置に移動させておくとよい。手摺1は、手摺本体10の上面10Aの高さ位置を便座本体111の座面111Aよりも下方に位置させることができる。これによって使用者は、便座本体111への移乗の際の行動を手摺1によって阻害されないようにできる。手摺1の場合、位置調整は、上下方向のみならず、前後方向においても可能である。このため、使用者は、便器装置Tの使用にあたっての手摺1の位置を詳細に設定可能である。
【0026】
便座装置110に着座するにあたり、便器装置Tの使用者は、昇降便座Eにおける便座装置110を所望の高さ位置まで上昇させる。昇降便座Eにおいて、手摺1は、昇降装置120によって便座装置110とともに上昇する。使用者は、便座装置110とともに上昇した手摺1に手を置きつつ座面111Aに着座できる。このため、昇降便座Eは、使い勝手が良好である。昇降便座Eにおいて、手摺1は、下限位置にある状態においても、手摺本体10の上面10Aが便座装置110における操作部113の上面113Aよりも上方に位置する。これによって、昇降便座Eは、使用者が手摺本体10の上面10Aに手を置く際に操作部113に誤って触れてしまうことの抑制を図っている。
【0027】
便座装置110に着座したら、使用者は、便座装置110を用便の際の高さ位置である下限位置まで下降させる。この時、手摺1は、上昇時と同様に、便座装置110の下降に伴って下降する。昇降便座Eは、便座装置110の昇降の際、便座装置110と手摺1の相対位置を変化させることがない。このため、使用者は、手摺1に手を置いたまま、便座装置110とともに安定的に昇降することができる。
【0028】
以上のように、実施形態1に係る手摺1は、便座本体111を備える便座装置110が取り付けられた大便器100に設けられる。手摺1は手摺本体10を備えている。手摺本体10は、便座装置110に対して上下方向に相対移動自在である。手摺本体10は、上面10Aが便座装置110における座面111Aよりも下方に位置する状態を含む範囲で、上下方向に移動自在である。このため、手摺1は、例えば車いすに乗った使用者が便座に移乗する際や便座から車いすに移乗する際等において、手摺1によって使用者の行動を阻害してしまうことを抑制することができる。したがって、手摺1は、使い勝手が良好である。
【0029】
実施形態1に係る昇降便座Eは、上記手摺1を備えている。このため、昇降便座Eは、手摺1の効果を享受できる。
【0030】
昇降便座Eは、便座装置110と、手摺1とを備えている。便座装置110は、大便器100に対して昇降自在に設けられた便座本体111を有する。手摺1は、便座本体111の昇降に伴って昇降する。このように、昇降便座Eは、便座本体111の昇降に伴って手摺1も昇降するため、着座状態で便座本体111を昇降させた際、使用者に対する手摺1の相対位置が変化せず、使い勝手が良好である。
【0031】
昇降便座Eにおいて、便座装置110は操作部113を有している。操作部113は、便座本体111よりも左右外方向に突出して設けられている。手摺本体10は、操作部113に接触しないように設けられている。このため、昇降便座Eは、手摺1によって操作部113の操作が阻害されることを回避でき、使い勝手が良好である。
【0032】
昇降便座Eにおいて、手摺本体10は、平面視において操作部113に重ならない形状であり、操作部113よりも前方において、手摺本体10の後方側よりも左右方向に延びて配置されている。すなわち、手摺本体10は、凹み部11が形成された後部側よりも前部側のほうが幅広であり、この前部側が操作部113の前方に張り出した形態である。このため、昇降便座Eは、手摺本体10を操作部113よりも下方に良好に位置させることができるとともに、手摺本体10は前部側において後部側よりも便座装置110に近接させて配置でき、使い勝手が良好である。
【0033】
本開示は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本開示の技術的範囲に含まれる。
【0034】
本開示に係る便座本体は、機能部等を有する便座装置に備えられていなくてもよい。便座本体は、例えば、単体で設けられていてもよい。便座本体は、例えば、局部洗浄機能、便座開閉機能等を有さない便座装置に備えられていてもよい。
【0035】
便座装置が操作部を有することは必須ではない。便座装置は、例えば、リモコン式の操作部を有していてもよいし、操作部を有していなくてもよい。
【0036】
本開示に係る手摺は、便座本体が昇降不能に取り付けられた大便器に設けられていてもよい。
【0037】
手摺が左右一対設けられることは必須ではない。手摺は、大便器の左右側方のいずれか一方にのみ設けられていてもよい。
【0038】
本開示に係る手摺本体の形状、大きさ等は特に限定されない。手摺本体が便座本体に対して上下方向に移動するための構成は、上記実施形態のように手動で上下方向に移動する構成に限定されず、例えば、電動アクチュエータ等によって上下方向に移動するものであってもよい。
【0039】
便座本体が大便器に対して昇降するための構成等は、上記実施形態に限定されない。
【0040】
本実施形態に係る使用者とは、実際に便座本体に着座する着座者のみならず、この着座者を介助する介助者も含むことを意図している。
【符号の説明】
【0041】
1…手摺、10…手摺本体、10A…手摺本体の上面、100…大便器、110…便座装置、111…便座本体、111A…座面、113…操作部、113A…操作部の上面、E…昇降便座
図1
図2
図3
図4
図5
図6