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  • 特開-切削工具情報表示方法及びサーバ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023127918
(43)【公開日】2023-09-14
(54)【発明の名称】切削工具情報表示方法及びサーバ
(51)【国際特許分類】
   B23Q 17/00 20060101AFI20230907BHJP
   B23Q 13/00 20060101ALI20230907BHJP
【FI】
B23Q17/00 F
B23Q13/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022031902
(22)【出願日】2022-03-02
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (1)展示会での展示 展示会名、開催場所 INTERMOLD2021、東京ビックサイト(東京都江東区有明3-11-1) 展示日 令和3年4月14日 (2)日進工具株式会社ウェブサイト ウェブサイトのアドレス https://www.ns-tool.com/ja/topics/Product/ https://www.ns-tool.com/ja/topics/article/msbsh330-5x.html https://www.ns-tool.com/ja/products/product_information/5axis/ https://www.ns-tool.com/ja/download/pdf/MSBSH330-5X_2106.pdf ウェブサイトの掲載日 令和3年6月2日 (3)商品の出荷・販売 出荷した場所 日進工具株式会社 本社・東京営業所(東京都品川区大井1-28-1 住友不動産大井町駅前ビル6F) 販売月 令和3年6月
(71)【出願人】
【識別番号】000152527
【氏名又は名称】日進工具株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100165179
【弁理士】
【氏名又は名称】田▲崎▼ 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100161506
【弁理士】
【氏名又は名称】川渕 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100139686
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 史朗
(72)【発明者】
【氏名】藤井 一二
【テーマコード(参考)】
3C029
【Fターム(参考)】
3C029EE13
3C029EE15
3C029EE20
(57)【要約】
【課題】工具に関する工具使用情報を容易に入手することができる切削工具情報表示方法を提供する。
【解決手段】切削工具情報表示方法は、切削工具102を収容する収容物101に設けられる工具情報源に含まれ、切削工具102を表す識別情報を受信し、識別情報によって表される切削工具102に対応する工具使用情報を送信する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
切削工具を収容する収容物に設けられる工具情報源に含まれ、前記切削工具を表す識別情報を受信し、
前記識別情報によって表される前記切削工具に対応する工具使用情報を送信する、切削工具情報表示方法。
【請求項2】
前記工具使用情報は、前記切削工具の種類に関する情報である、請求項1に記載の切削工具情報表示方法。
【請求項3】
前記工具使用情報は、前記切削工具の個別の情報である、請求項1に記載の切削工具情報表示方法。
【請求項4】
切削工具を収容する収容物に設けられる工具情報源に含まれ、前記切削工具を表す識別情報を受信する受信部と、
前記切削工具に関する工具使用情報が記憶された記憶部と、
前記識別情報によって表される前記切削工具に対応する前記工具使用情報を送信する送信部と、
を備える、サーバ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、切削工具情報表示方法及びサーバに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に精密機械加工分野において、金型や部品等を切削加工するための切削工具が用いられている(例えば、特許文献1参照)。例えば、切削工具として、ボールエンドミルやラジアスエンドミル等が挙げられる。
切削工具を使用する際には、CAD/CAM(Computer-Aided Design/Computer-Aided Manufacturing)によって切削工具を移動させる軌跡を作成したり、マシニングセンタで軌跡に基づいて加工したりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000-117522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、回転数、送り速度、切込み量等の切削条件が分からないと、上手く加工できない。また、刃径等の工具精度が分からないと、高精度に加工することが難しい。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、切削工具に関する工具使用情報を容易に入手することができる切削工具情報表示方法及びサーバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
また、本発明の切削工具情報表示方法は、切削工具を収容する収容物に設けられる工具情報源に含まれ、前記切削工具を表す識別情報を受信し、前記識別情報によって表される前記切削工具に対応する工具使用情報を送信することを特徴としている。
この発明では、例えば、使用者が携帯端末により、収容物に設けられた工具情報源を読取る。そして、読取った工具情報源に含まれる識別情報を送信する。識別情報を受信すると、識別情報によって表される切削工具に対応する工具使用情報が送信される。例えば、使用者は、携帯端末で工具使用情報を受信するとともに、工具使用情報を携帯端末上に表示させる。使用者は、携帯端末上に表示された工具使用情報を視認することにより、切削工具に関する工具使用情報を容易に入手することができる。
【0007】
また、本発明のサーバは、切削工具を収容する収容物に設けられる工具情報源に含まれ、前記切削工具を表す識別情報を受信する受信部と、前記切削工具に関する工具使用情報が記憶された記憶部と、前記識別情報によって表される前記切削工具に対応する前記工具使用情報を送信する送信部と、を備えることを特徴としている。
この発明では、例えば、使用者が携帯端末により、収容物に設けられた工具情報源を読取る。そして、読取った工具情報源に含まれる識別情報を、サーバの受信部に送信する。受信部が識別情報を受信すると、サーバの送信部は、識別情報によって表される切削工具に対応する工具使用情報を記憶部から読み出し、サーバの外部に送信する。例えば、使用者は、携帯端末で工具使用情報を受信するとともに、工具使用情報を携帯端末上に表示させる。使用者は、携帯端末上に表示された工具使用情報を視認することにより、切削工具に関する工具使用情報を容易に入手することができる。
【0008】
また、前記切削工具情報表示方法において、前記工具使用情報は、前記切削工具の種類に関する情報であってもよい。
この発明では、切削工具の種類ごとの工具使用情報を容易に入手することができる。
【0009】
また、前記切削工具情報表示方法において、前記工具使用情報は、前記切削工具の個別の情報であってもよい。
この発明では、例えば、個別に測定した切削工具の寸法等の、切削工具の個別の情報を容易に入手することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の切削工具情報表示方法及びサーバでは、工具に関する工具使用情報を容易に入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の一実施形態のサーバが用いられる工具情報表示システムの構成例を概念的に示す図である。
図2】同サーバのCPUを機能的に示すブロック図である。
図3】同工具情報表示システムで用いられるウェブサイトのトップページの一例を示す図である。
図4】同トップページで切削条件を選んだ場合に表示されるウェブサイトの一例を示す図である。
図5】同トップページで工具のCADデータを選んだ場合に表示されるウェブサイトの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明に係る切削工具情報表示方法及びサーバの一実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
以下では、まず、切削工具情報表示方法(サーバ)によって情報が処理されるQRコード(工具情報源。登録商標)を有する工具入りケースについて説明する。
図1に示すように、工具入りケース100は、ケース(収容物)101と、切削工具102と、QRコード103と、を有する。
【0013】
例えば、ケース101は、ケース本体101aと、キャップ101bと、を有する。ケース本体101aは、一端部に開口が形成された箱状である。ケース本体101a内には、切削工具102の先端部が収容可能な空間が形成されている。例えば、切削工具102は、ボールエンドミルである。
キャップ101bは、一端部に開口が形成された箱状である。キャップ101b内には、切削工具102の基端部が収容可能な空間が形成されている。キャップ101bは、キャップ101bの開口及びケース本体101aの開口が互いに対向するように、ケース本体101aに着脱可能である。
以上のように、切削工具102は、ケース101内に収容される。
なお、収容物の構成はこれに限定されず、収容物は袋状等でもよい。
【0014】
例えば、QRコード103には、切削工具102を表す識別情報が含まれる。識別情報は、切削工具102を表す。例えば、切削工具102の種類(型番)等である。QRコード103は、ケース本体101aもしくはキャップ101bの外面に、印刷や、貼付け等により設けられている。
【0015】
次に、本実施形態のサーバ10が用いられる工具情報表示システム1について説明する。
図1に示すように、工具情報表示システム1は、サーバ10と、携帯端末15と、軌跡作成装置25と、切削装置35と、を備える。
サーバ10は、公知の構成のコンピュータである。図示はしないが、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)14(図2参照)と、記憶装置と、入出力インタフェース(IO・I/F)と、有線通信部と、を備える。CPU14、記憶装置、入出力インタフェースは、バスにより互いに接続される。
記憶装置は、CPU14のワークエリア等になるRAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ装置等である。記憶装置には、CPU14を動作させるための制御プログラム等が記憶されている。
【0016】
図2に示すように、CPU14(サーバ10)は、機能的に、受信部14aと、記憶部14bと、送信部14cと、を有する。
受信部14aは、識別情報を、無線通信や有線通信により受信する。記憶部14bには、切削工具102に関する工具使用情報が記憶されている。送信部14cは、識別情報によって表される切削工具102に対応する工具使用情報を送信する。
図3に示すように、例えば、工具使用情報は、工具精度、工具情報、切削条件、加工動画、工具のCADデータ等である。
【0017】
例えば、工具精度は、切削工具102の呼び径ではなく、実際に測定した切削工具102の外径(刃径)等である。工具精度、切削工具102の個別の情報である。
工具情報は、例えば、切削工具102を何の切削に使うとメリットがあるか等の、切削工具102ごとの特徴である。工具情報は、切削工具102の種類に関する情報である。工具情報には、切削工具102の種類に関する技術情報が含まれる。例えば、技術情報は、切削工具102をより良く使うための方法等である。具体的には、技術情報は、切削工具102を用いて加工精度を向上させるための情報、切削工具102が折れたり欠けたりしないための情報等である。
【0018】
切削条件は、図4に示すように、所定の種類の切削工具102に対して、切削工具102によって切削される被削材に応じて示される。切削条件は、切削工具102のRサイズ(後述するボール半径)に応じて、切削工具102による切込み量(mm)、切削工具102の送り速度(mm/min)、切削工具102の回転数(min-1)等が示される。
【0019】
加工動画は、切削工具102を使用している状況を説明する動画である。
例えば、工具のCADデータは、図5に示すように、切削工具102のボール半径、刃長、外径、全長等である。
記憶装置には、切削工具102に限らず、様々な種類の工具に関する工具使用情報が記憶される。
【0020】
入出力インタフェースは、図1に示すキーボードやマウス等の入力装置11、及び、液晶ディスプレイ等の表示装置12に接続される。
有線通信部は、ケーブル13を介してWAN(Wide Area Network)N1に接続される。なお、サーバ10とWANN1との接続方法は無線通信でもよい。
サーバ10は、事業者の事務所等の事業領域R1内にある。
【0021】
例えば、携帯端末15は、スマートフォンである。図示はしないが、携帯端末15は、入力表示部と、読取り部と、端末記憶部と、無線通信部と、制御部と、を有する。
入力表示部は、入力部と、表示部と、を有する。入力部は、例えば透明なタッチパネル等である。使用者は、入力部を操作して入力を行う。表示部は、例えば液晶パネル等であり、表示を行う。入力部及び表示部は、互いに重なるように配置されて、入力表示部を構成する。
【0022】
例えば、読取り部は、カメラである。読取り部は、ケース101に設けられたQRコード103を読取る。
端末記憶部は、RAM等である。
無線通信部は、WANN1を介して、サーバ10等と無線通信を行う。
制御部は、入力表示、読取り部、端末記憶部、及び無線通信部に接続され、入力表示部、読取り部、端末記憶部、及び無線通信部を制御する。
【0023】
軌跡作成装置25には、公知の構成のコンピュータが用いられる。軌跡作成装置25は、サーバ10と同様に構成される。軌跡作成装置25の記憶装置には、CAD/CAM用のプログラム等が記憶されている。このプログラムを読込んだCPUは、切削条件、切削工具102の刃径等に基づいて、切削工具102を移動させる軌跡を作成する。
図1に示すように、軌跡作成装置25にも、入力装置11、表示装置12と同様の入力装置26、表示装置27が接続される。軌跡作成装置25の有線通信部は、ケーブル28を介してWANN1に接続される。
軌跡作成装置25には、読取り部29が接続されることが好ましい。読取り部29は、携帯端末15の読取り部と同様に、ケース101に設けられたQRコード103を読取る。
【0024】
この例では、切削装置35は、マシニングセンタである。切削装置35は、切削工具102等を用いて、切削加工等を行う。切削装置35の有線通信部は、ケーブル36及びLAN(Local Area Network)N2を介して軌跡作成装置25に接続される。
サーバ10、携帯端末15、軌跡作成装置25、及び切削装置35には、IPアドレスがそれぞれ割り振られている。
携帯端末15、軌跡作成装置25、及び切削装置35は、使用者に関する工場等の事業領域R2内にある。
【0025】
次に、本実施形態の切削工具情報表示方法について説明する。
まず、使用者は、事業者等から工具入りケース100を購入する。使用者は、携帯端末15の読取り部により、ケース101に設けられたQRコード103を読取る。例えば、切削工具102の種類が、「ABC-D」であるとする。
携帯端末15の制御部20は、無線通信部により、QRコード103に含まれる切削工具102を表す識別情報を、WANN1を介してサーバ10に送る。
サーバ10の受信部14aは、識別情報を受信する。送信部14cは、識別情報によって表される切削工具102に対応する工具使用情報を送信する。具体的には、送信部14cは、識別情報によって表される切削工具102に対応するウェブサイトのトップページの情報を、WANN1を介して携帯端末15に送る。図3に示すように、携帯端末15の表示部には、種類が「ABC-D」である切削工具102に対応するウェブサイトのトップページが表示される。
【0026】
例えば、使用者は、携帯端末15の入力部を操作して、工具使用情報の中から工具のCADデータを選択する。携帯端末15の制御部は、無線通信部により、使用者が工具のCADデータを選択したという情報を、WANN1を介してサーバ10に送る。サーバ10のCPUは、切削工具102の工具のCADデータをWANN1を介して携帯端末15に送る。
図5に示すように、携帯端末15の表示部には、切削工具102の工具のCADデータを表示するウェブサイトが表示される。この場合、携帯端末15の表示部に表示される工具使用情報は、切削工具102の種類に関する情報である。表示部に表示される工具使用情報は、識別情報によって表される切削工具102に基づいて、サーバ10から送られる情報である。
【0027】
使用者は、携帯端末15の入力部を操作して、WANN1を介して切削工具102の工具のCADデータ等を軌跡作成装置25に送る。
なお、使用者は、軌跡作成装置25の読取り部29でQRコード103を読取ることにより、切削工具102の工具のCADデータ等に軌跡作成装置25に取り込んでもよい。軌跡作成装置25の入力部から、工具のCADデータ等を入力してもよい。
使用者は、軌跡作成装置25のCAD/CAM用のプログラムを用いて、切削工具102を移動させる軌跡を作成する。軌跡作成装置25のCPUは、LANN2を介して作成した軌跡を切削装置35に送る。
なお、使用者は、作成した軌跡を、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体を用いて切削装置35に送ってもよい。この場合、軌跡作成装置25と切削装置35とは、LANN2を介して接続されなくてもよい。
【0028】
切削装置35は、前記軌跡に基づいて切削工具102を移動させ、被削材Wを切削する。
なお、使用者が工具精度を選択した場合には、携帯端末15の表示部に表示される工具使用情報は、切削工具102の個別の情報である。
【0029】
以上説明したように、本実施形態の切削工具情報表示方法では、使用者が携帯端末15により、ケース101に設けられたQRコード103を読取る。そして、読取ったQRコード103に含まれる識別情報を送信する。識別情報を受信すると、識別情報によって表される切削工具102に対応する工具使用情報が送信される。例えば、使用者は、携帯端末15で工具使用情報を受信するとともに、工具使用情報を携帯端末15上に表示させる。使用者は、携帯端末15上に表示された工具使用情報を視認することにより、切削工具102に関する工具使用情報を容易に入手することができる。
【0030】
工具のCADデータは、切削工具102の種類に関する情報である。この場合には、切削工具102の種類ごとの工具使用情報を容易に入手することができる。
また、工具精度は、切削工具102の個別の情報である。このため、例えば、個別に測定した切削工具102の寸法等の、切削工具102の個別の情報を容易に入手することができる。
【0031】
また、本実施形態のサーバ10では、使用者が携帯端末15により、ケース101に設けられたQRコード103を読取る。そして、読取ったQRコード103に含まれる識別情報を、サーバ10の受信部14aに送信する。受信部14aが識別情報を受信すると、サーバ10の送信部14cは、識別情報によって表される切削工具102に対応する工具使用情報を記憶部14bから読み出し、サーバ10の外部に送信する。例えば、使用者は、携帯端末15で工具使用情報を受信するとともに、工具使用情報を携帯端末15上に表示させる。使用者は、携帯端末15上に表示された工具使用情報を視認することにより、切削工具102に関する工具使用情報を容易に入手することができる。
【0032】
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、工具情報源はQRコード103であるとしたが、工具情報源はバーコード、RFID(Radio Frequency IDentifier)タグ等でもよい。工具情報源がRFIDタグである場合には、RFIDタグはケース101に埋め込まれてもよい。
工具情報源は、切削工具102に直接設けられてもよい。
【符号の説明】
【0033】
10 サーバ
14a 受信部
14b 記憶部
14c 送信部
101 ケース(収容物)
102 切削工具
103 QRコード(工具情報源)
図1
図2
図3
図4
図5