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  • 特開-高設栽培装置 図1
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  • 特開-高設栽培装置 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023128644
(43)【公開日】2023-09-14
(54)【発明の名称】高設栽培装置
(51)【国際特許分類】
   A01G 9/00 20180101AFI20230907BHJP
   A01G 9/02 20180101ALI20230907BHJP
   A01G 22/05 20180101ALI20230907BHJP
【FI】
A01G9/00 B
A01G9/02 D
A01G9/02 103Z
A01G22/05 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022033150
(22)【出願日】2022-03-04
(71)【出願人】
【識別番号】392018078
【氏名又は名称】日栄インテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100160314
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 公芳
(74)【代理人】
【識別番号】100087745
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 善廣
(74)【代理人】
【識別番号】100134038
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 薫央
(74)【代理人】
【識別番号】100150968
【弁理士】
【氏名又は名称】小松 悠有子
(72)【発明者】
【氏名】古田 徹也
(72)【発明者】
【氏名】大田 準
(72)【発明者】
【氏名】星野 和範
(72)【発明者】
【氏名】金子 敏也
(72)【発明者】
【氏名】井上 剛
(72)【発明者】
【氏名】手塚 俊行
【テーマコード(参考)】
2B022
2B327
【Fターム(参考)】
2B022AA03
2B022AA05
2B022AB15
2B022DA03
2B022DA17
2B327NA10
2B327NC02
2B327NC37
2B327NC39
2B327ND01
2B327NE01
2B327RA02
2B327RA14
2B327RA22
2B327RA28
2B327RC02
2B327RE16
2B327TA09
2B327TA10
2B327TA27
2B327UA04
2B327UA08
2B327UB03
(57)【要約】
【課題】 栽培培地の温度を効果的に下げることが可能な高設栽培装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る高設栽培装置100は、透水性を有する不織布40により形成され、栽培培地90を保持する栽培槽45と、栽培槽45の下方に位置し、水を貯留可能な凹部61が形成された受け皿60と、受け皿60の側部62から栽培槽45の側部46に向けて延在し、栽培槽45と受け皿60との間の培地下空間Bを区画する壁面部と、通気性を有する布により形成され、培地下空間Bに配置されて凹部61に貯留された水を吸水する布ダクト70と、布ダクト70の内部に送風する送風ファン200とを備える。
【選択図】 図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
透水性を有する透水シートにより形成され、栽培培地を保持する栽培槽と、
前記栽培槽の下方に位置し、水を貯留可能な凹部が形成された受け皿と、
前記受け皿の側部から前記栽培槽の側部に向けて延在し、前記栽培槽と前記受け皿との間の培地下空間を区画する壁面部と、
通気性を有する布により形成され、前記培地下空間に配置されて前記凹部に貯留された水を吸水する布ダクトと、
前記布ダクトの内部に送風する送風手段とを備えることを特徴とする高設栽培装置。
【請求項2】
前記栽培槽の側部と前記壁面部の上部との間に、前記培地下空間から空気が排出される隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の高設栽培装置。
【請求項3】
前記壁面部の内側に、保水性を有する保水シートが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高設栽培装置。
【請求項4】
前記保水シートの下端部は、前記凹部まで延伸されていることを特徴とする請求項3に記載の高設栽培装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、栽培槽が設けられた高設栽培装置に関する。
【背景技術】
【0002】
日本で生産されるイチゴは、冬春期に収穫・出荷が行われる「あまおう(登録商標)」のような一季成り性品種(一季成りイチゴ)が多い。ところが、イチゴは、生食用だけでなく製菓用等にも利用されるため、冬春期以外の時期にも多くの需要が存在する。このため、冬春期以外でも栽培が可能な四季成りイチゴを用いて、夏秋期にイチゴを収穫・出荷する夏秋栽培が行われたり、一季成りイチゴの栽培終了時期を、冬春期から夏まで延長させる方法が採用されたりしている。
【0003】
一方で、冬春期以外の季節にイチゴの栽培を行うと、栽培培地の温度が冬春期よりも上昇してしまう。イチゴは一般的に涼しい環境での生産に適した果物であるため、栽培培地の温度が上昇すると、一季成りイチゴを栽培する場合であっても、四季成りイチゴを栽培する場合であっても、収穫量の低下、品質低下等を招くという問題があった。
【0004】
今日では、栽培培地の温度を下げるために、非特許文献1に記載の高設栽培装置が提案されている。この高設栽培装置は、暖房機の送風機能を利用して、等間隔で穴を空けたビニルダクトから空気を強制排出し、栽培槽を形成する不織布に風を当てる。不織布に風が当たると、不織布からしみ出た水が気化されるため、不織布の表面温度を下げることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】山崎敬亮,外2名,“促成イチゴの高設栽培における連続出蕾性に与える定植後の培地昇温抑制と施肥時期の効果”,近中四農研報,農研機構,2008年3月11日, 第7号,p.39-46
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、非特許文献1に記載の高設栽培装置において、強制排出された風で不織布からしみ出した水を気化させても、気化熱による冷却効果は、不織布の表面部分だけに留まってしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、栽培培地の温度を効果的に下げることが可能な高設栽培装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る高設栽培装置は、透水性を有する透水シートにより形成され、栽培培地を保持する栽培槽と、前記栽培槽の下方に位置し、水を貯留可能な凹部が形成された受け皿と、前記受け皿の側部から前記栽培槽の側部に向けて延在し、前記栽培槽と前記受け皿との間の培地下空間を区画する壁面部と、通気性を有する布により形成され、前記培地下空間に配置されて前記凹部に貯留された水を吸水する布ダクトと、前記布ダクトの内部に送風する送風手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
前記栽培槽の側部と前記壁面部の上部との間に、前記培地下空間から空気が排出される隙間が形成されていてもよい。
【0010】
また、前記壁面部の内側に、保水性を有する保水シートが設けられていてもよい。
【0011】
さらに、前記保水シートの下端部は、前記凹部まで延伸されていてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、高設栽培装置における栽培培地の温度を、効果的に低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】発明を実施するための形態に係る高設栽培装置を示す斜視図である。
図2図1の高設栽培装置のII-II断面を示す断面図である。
図3図2の高設栽培装置の排出空間を示す拡大図である。
図4】発明を実施するための形態に係る高設栽培装置の構成を簡略に示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明に係る高設栽培装置について、図面を用いて説明する。
【0015】
図1及び図2に示すように、高設栽培装置100は、高設ベンチ10と、散水(灌水)用の給水パイプ30と、透水性を有して栽培培地90を保持する不織布40と、不織布40を保持する培地保持金具50と、水(後述の余剰水等)を貯留可能な凹部61が形成された受け皿60と、受け皿60の凹部61に載置される筒状の布ダクト70と、高設ベンチ10の側部に設置される壁面部80と、布ダクト70の内部に送風する送風ファン200とを備えている。
【0016】
高設ベンチ10は、複数の棒状部材を組み合わせて構成されている。詳しくは、左右一対の脚部(支持柱)11(11a,11b,11c,…),12(12a,12b,12c,…)が、地面に対して等間隔で整列設置され、整列方向に対して水平に伸びる長尺の縦桟13(13a,13b),14(14a,14b)が、左右の脚部11,12の上部と下部とにそれぞれ固定されている。脚部11,12の上部に固定される縦桟を第一縦桟13a,13bと称し、脚部11,12の下部に固定される縦桟を第二縦桟14a,14bと称する。
【0017】
また、脚部11と脚部12との間隔を保つ短尺の横桟15(15a,15b,15c,…),16(16a,16b,16c, …)が、脚部11,12の上部と中部とにそれぞれ固定されている。脚部11,12の上部に固定される横桟を第一横桟15(15a,15b,15c, …)と称し、脚部11,12の中部に固定される横桟を第二横桟16(16a,16b,16c, …)と称する。左右の第一縦桟13a,13bの端部には、端部横桟17が取り付けられている。また、左右の第一縦桟13a,13bの上面側には、断面コ字状のLED支持部18(18a,18b,18c,18d, …)が複数設けられており、複数のLED支持部18に対して、LED電灯19が吊設されている。
【0018】
第一縦桟13a,13bには、W字状に屈曲形成された培地保持金具50が架設される。また、第一横桟15には、培地保持金具50の中央部を下側から支持する中央縦桟20が、基台部21を介して架設されている。栽培培地90を保持するための不織布40は、矩形の長尺シートであり、短尺部分を培地保持金具50の屈曲形状(W字形状)に沿うように撓ませて、培地保持金具50に載置される。なお、不織布40が培地保持金具50からずれたり外れたりしないように、不織布40を培地保持金具50に接着させてもよい。培地保持金具50及びこれに載置された不織布40によって、イチゴ栽培用の栽培槽45が形成される。
【0019】
不織布40は、通気性及び透水性を有している。給水パイプ30より散水された水が栽培培地90の下部まで到達した場合に、不織布40は、これらの水を余剰水として受け皿60へ漏水(透水)させる。また、不織布40は、防根性能を有し、イチゴの根が不織布40より下側に広がることを抑制する。
【0020】
給水パイプ30は、栽培槽45が保持する栽培培地90上に載置されている。給水パイプ30は、冷却水循環装置(チラー)等の給水部の役割を有し、図示を略すポンプによってくみ上げられた余剰水や井水等が、給水パイプ30の散水孔を介して栽培培地90に散水される。なお、給水パイプ30は、栽培培地90上に載置されずに栽培培地90の上方(例えば、LED支持部18)に設置され、栽培培地90の上方から灌水する構造であってもよい。
【0021】
受け皿60は、整列方向に延設される長尺の樋形状を呈している。受け皿60の整列方向端部は、短めの左右脚部11z,12zにより支持されており、本体部分は複数の第二横桟16(16a,16b,16c, …)に架け渡された状態で、高設ベンチ10に取り付けられている。受け皿60は、栽培槽45(不織布40及び培地保持金具50)の下方に位置し、その凹部61が不織布40の下面を臨むように設置され、不織布40より漏水(透水)した余剰水を受け止める役割を有している。
【0022】
布ダクト70は、整列方向に延伸する長尺の円筒状を呈し、受け皿60の凹部61に配置されている。受け皿60の整列方向端部には、送風ファン200が設置されており、布ダクト70の端部は、送風ファン200に連結されている。布ダクト70は、麻、綿、アクリル、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン等の十分な吸水性及び通気性を備えた布材で作製されている。
【0023】
布ダクト70は、受け皿60の凹部61に配置されているため、受け皿60で受け止められて貯留された水(余剰水)等を吸水することが可能であり、また、栽培槽40から漏水した余剰水を表面で直接受け止めて吸水することも可能である。さらに、布ダクト70は、高い通気性を有しているため、送風ファン200によって布ダクト70の内部に送り込まれた空気を、布ダクト70の布材を通して外部へ均一に排出することができる。
【0024】
壁面部80は、高設ベンチ10の側部に設置されている。壁面部80は、図1に示すように、脚部11,12の間隔に対応する幅Lと、脚部11,12における第二横桟16の固定位置(受け皿60の設置位置)から第一縦桟13a,13bの固定位置までの高さに対応する高さHとを有するパネルによって構成されている。第一縦桟13a,13bには、一定間隔を空けて複数のS字フック22が吊設されており、壁面部80の上部には、図3に示すように、S字フック22の先端を挿入させるための係止孔80aが設けられている。
【0025】
S字フック22の先端を係止孔80aに差し込むことにより、図1及び図2に示すように、壁面部80が高設ベンチ10の側部に吊り下げて設置される。壁面部80は、複数の左脚部11の間及び複数の右脚部12の間において、受け皿60の側部62から栽培槽45の側部46に向けて延在し、栽培槽45と受け皿60との間の培地下空間Bを区画する。壁面部80によって、送風ファン200の運転に伴い布ダクト70の内部から外部へと排出された空気は、その一部が壁面部80に当たり、壁面部80に沿って上昇し、栽培槽45の側に案内される。なお、図1のAで示す範囲には、説明の便宜上、壁面部80を図示していないが、実際には壁面部80が設置される。
【0026】
図2及び図3に示すように、壁面部80の上端部82は、係止孔80aが設けられた高さ位置を基準として左右脚部11,12の外側方向へ向かうように傾斜し、栽培槽45の側部46の近傍まで延設されている。これにより、栽培槽45の側部46と壁面部80の上端部82との間に、培地下空間Bから空気が排出される隙間が排出空間Sとして形成される。
【0027】
壁面部80は、ビニールやプラスチック、発泡スチロール等の防水性・非通気性を備えた素材により形成されている。壁面部80の設置により、高設栽培装置100の内部(培地下空間B)の湿度及び温度の状態は、外部の湿度及び温度の状態の影響を受けにくくなる。
【0028】
壁面部80の内面には、不織布やポリエステル等のように保水性の高い素材で作られた内壁用シート81が貼着されている。ただし、内壁用シート81の下端部は、壁面部80の内面に貼り付けられておらず、受け皿60の凹部61まで延伸されて、凹部61内部へ導かれている。このように内壁用シート81の下端部を受け皿60に導くことにより、受け皿60と壁面部80との隙間を内壁用シート81で塞ぐことが可能になる。
【0029】
図4は、栽培培地90にイチゴが植えられた高設栽培装置100の作用を示す。高設栽培装置100では、給水パイプ30によってイチゴに散水(給水、灌水)が行われており、散水された水は栽培培地90全体に広がっていく。栽培槽45の下部へ到達した余剰水は、不織布40を透水して布ダクト70及び受け皿60へと滴り落ちる。布ダクト70に直接落下した余剰水は、布ダクト70によって吸水され、受け皿60に貯留された余剰水も、布ダクト70によって吸水される。
【0030】
余剰水の吸水が行われた布ダクト70に対して、送風ファン200により送風が行われると、布ダクト70の布材を通して、空気が内部から外部へ排出される。この場合、布ダクト70の布材に水分が多く吸水されているため、布ダクト70に含まれる水が周囲の熱を奪って気化されて、布ダクト70の外部に排出される。したがって、温度の下がった冷たい(涼しい)空気が、布ダクト70から高設栽培装置100の内部に排出され、高設栽培装置100の内部温度を低下させることができるため、栽培槽45の温度を下げることが可能になる。
【0031】
また、布ダクト70から排出された空気が、受け皿60に貯まった余剰水に直接当たる場合には、余剰水を気化させて高設栽培装置100の内部温度を低下させることができるため、栽培槽45の温度を下げることが可能になる。
【0032】
さらに、壁面部80の内側に、保水性を有する内壁用シート81が設けられているから、布ダクト70から排出される空気によって、受け皿60に貯められた水が水しぶきとして舞い上げられて、内壁用シート81に付着する場合がある。内壁用シート81に付着した水分は、布ダクト70から排出された空気によって熱が奪われ気化されるため、高設栽培装置100の内部温度を低下させることができ、栽培槽45の温度を下げることが可能になる。
【0033】
特に、内壁用シート81の下端部は、受け皿60の凹部61まで延伸されているため、受け皿60に貯まった余剰水を内壁用シート81で吸い上げることが可能である。このため、布ダクト70から排出された空気により、内壁用シート81の表面の熱がより一層奪われて気化されやすくなり、高設栽培装置100の内部温度を低下させて、栽培槽45の温度を下げることが可能になる。
【0034】
また、布ダクト70から排出された空気が、栽培槽45(栽培槽40)の表面(下面)に直接当たることにより、栽培培地90の熱が奪われるため、栽培槽45の温度を下げることが可能になる。
【0035】
さらに、栽培槽45の側部46と壁面部80の上部との間に、培地下空間Bから空気が排出される排出空間Sが形成されているため、高設栽培装置100の内部(培地下空間B)の冷たい空気を、排出空間Sを通して栽培槽45の上面側へと排出・案内することができる。特に、イチゴが生長した場合には、図2及び図3に示すように、排出空間Sの出口付近まで、果実や葉が伸びる傾向がある。このため、排出空間Sを通って排出・案内された冷たい空気が、果実や葉に当たりやすくなり、果実等の温度を効果的に下げることが可能になる。
【0036】
以上、本発明の実施の形態について例示したが、本発明の実施形態は上述したものに限られず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更等してもよい。
【0037】
上述した実施の形態では、W字状の培地保持金具50を用いて、栽培槽40をW字状に撓ませる構成としたが、培地保持金具50の形状はW字以外の形状であってもよい。例えば、U字状の培地保持金具を用いることにより、栽培槽40をU字状に撓ませて、栽培槽45の底面形状を逆アーチ状にしてもよい。また、W字形状よりも山谷の数が多くなるように栽培槽40を撓ませて、栽培槽45の底面を構成してもよい。このように栽培槽45の底面を構成することにより、栽培槽40の表面積をより広くすることができ、効果的に栽培槽45の温度を下げることが可能になる。
【0038】
また、上述した実施の形態では、給水パイプ30によって散水(灌水)された水の余剰水が、受け皿60に貯まる場合について説明した。しかしながら、余剰水が出ないように散水量(灌水量)を管理する場合には、布ダクト70及び受け皿60に対して水を供給するための給水手段を、給水パイプ30と別に設置してもよい。
【符号の説明】
【0039】
10 高設ベンチ
11,11a,11b,11c,11z,12,12a,12b,12c,12z 脚部
13,13a,13b 第一縦桟
14,14a,14b 第二縦桟
15,15a,15b,15c 第一横縦桟
16,16a,16b,16c 第二横縦桟
17 端部横桟
18,18a,18b,18c,18d LED支持部
19 LED電灯
20 中央横桟
21 基台部
22 S字フック
30 給水パイプ
40 不織布(透水シート)
45 栽培槽
46 (栽培槽の)側部
50 培地保持金具
60 受け皿
61 (受け皿の)凹部
62 (受け皿の)側部
70 布ダクト
80 壁面部
80a (壁面部の)係止孔
81 内壁用シート(保水シート)
90 栽培培地
100 高設栽培装置
200 送風ファン(送風手段)
B 培地下空間
S 排出空間(隙間)
図1
図2
図3
図4