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特開2023-128727シャワーヘッドとシャワーホースの接続構造
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  • 特開-シャワーヘッドとシャワーホースの接続構造 図1
  • 特開-シャワーヘッドとシャワーホースの接続構造 図2
  • 特開-シャワーヘッドとシャワーホースの接続構造 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023128727
(43)【公開日】2023-09-14
(54)【発明の名称】シャワーヘッドとシャワーホースの接続構造
(51)【国際特許分類】
   A47K 3/28 20060101AFI20230907BHJP
【FI】
A47K3/28
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022033280
(22)【出願日】2022-03-04
(71)【出願人】
【識別番号】000144072
【氏名又は名称】SANEI株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000394
【氏名又は名称】弁理士法人岡田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】渡壁 隆聖
【テーマコード(参考)】
2D132
【Fターム(参考)】
2D132FA02
2D132FC04
2D132FE02
2D132FJ01
(57)【要約】
【課題】吐水時におけるシャワーヘッドの吐水方向変更の操作性を向上させたシャワーヘッドとシャワーホースの接続構造を提供する。
【解決手段】シャワーヘッド1とシャワーホース2が、ボールジョイントである接続部材3を介して水密状態を保って連結されている。シャワーヘッド1に接続部材3のボール部材31が配設されており、シャワーホース2にボール部材31を水密状態を保ってシャワーホース2の中心軸である軸CAを中心として360°回転可能かつ、軸CAに対し最大角θの範囲で傾動可能に支持する被覆部材32と、回動支持部材33と、第1パッキン34と、第2パッキン35と、継手部材36と、カバー部材37と、が配設されている。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャワーヘッドとシャワーホースの接続構造であって、
シャワーヘッドに可撓性のシャワーホースがボールジョイントを介して水密状態で連結されているシャワーヘッドとシャワーホースの接続構造。
【請求項2】
請求項1において、
前記シャワーヘッドと前記シャワーホースの、いずれか一方に前記ボールジョイントのボール部が配設されており、いずれか他方に前記ボール部を水密状態を保って前記シャワーホースの中心軸を中心として360°回転可能かつ前記シャワーホースの中心軸に対し所定の角度傾動可能に支持する前記ボールジョイントのボール被覆部が配設されており、
該ボール被覆部には、前記ボール部に摺動可能に当接する第1パッキンと、該第1パッキンより前記他方の側において前記シャワーヘッドからの吐水時に前記ボール被覆部から外部への水漏れを防止するための環状の第2パッキンと、が配設されているシャワーヘッドとシャワーホースの接続構造。
【請求項3】
請求項2において、
前記第2パッキンは、環状に延びる方向に対し垂直な面で切った断面が略U字状をしているシャワーヘッドとシャワーホースの接続構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャワーヘッドとシャワーホースの接続構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、シャワーヘッドとシャワーホースの接続部において、通水時に水漏れが発生しないように円環状のパッキンを介して、シャワーホースがシャワーヘッドに対して水流の軸を中心として回転が可能に接続されているものが知られている。特許文献1に開示されたシャワーヘッドとシャワーホースの接続構造においては、シャワーヘッドが取付けられる側のヘッド固定部と、シャワーホースが取付けられる側のホース固定部と、の間に断面形状がU字状のパッキンが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-198606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、シャワーヘッドからの吐水時に水圧によってパッキンの断面形がU字が開く方向に変形するのでシャワーヘッドとシャワーホースの接続部における水漏れの発生は抑制できる。しかし、水圧によるパッキンの変形によって、ヘッド固定部とホース固定部との間の水流の軸を中心とする相対回転の摺動抵抗が増すので、シャワーヘッドを動かしたときにシャワーホースが一体となって動いてしまいシャワーホースが捻れて壁面等に当接しシャワーヘッドの動きを阻害するという問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、吐水時におけるシャワーヘッドの吐水方向変更の操作性を向上させたシャワーヘッドとシャワーホースの接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、シャワーヘッドとシャワーホースの接続構造であって、シャワーヘッドに可撓性のシャワーホースがボールジョイントを介して水密状態を保って連結されていることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、シャワーヘッドと可撓性のシャワーホースがボールジョイントを介して水密状態を保って連結されているので、シャワーヘッドからの吐水時に水漏れの発生を防止して吐水方向を操作性良く変更することができる。具体的には、シャワーホースの中心軸を中心としてシャワーヘッドの吐水方向を360度回転させたり、シャワーホースの中心軸の延びる方向に対してシャワーヘッドの吐水方向を所定の角度傾けたりすることができる。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記シャワーヘッドと前記シャワーホースの、いずれか一方に前記ボールジョイントのボール部が配設されており、いずれか他方に前記ボール部を水密状態を保って前記シャワーホースの中心軸を中心として360°回転可能かつ前記シャワーホースの中心軸に対し所定の角度傾動可能に支持する前記ボールジョイントのボール被覆部が配設されており、該ボール被覆部には、前記ボール部に摺動可能に当接する第1パッキンと、該第1パッキンより前記他方の側において前記シャワーヘッドからの吐水時に前記ボール被覆部から外部への水漏れを防止するための環状の第2パッキンと、が配設されていることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、シャワーヘッドからの吐水時に万が一ボールジョイントの第1パッキンからボール被覆部の内部に水が漏れだしても、ボール被覆部におけるボール部より他方の側には環状の第2パッキンが配設されているのでボール被覆部から外部への水漏れが抑制できる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記第2パッキンは、環状に延びる方向に対し垂直な面で切った断面が略U字状をしていることを特徴とする。
【0011】
第3発明によれば、断面が略U字状で環状に延びる第2パッキンは水圧がかかるとU字が開く方向に変形するのでより効果的に水漏れが抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態である接続部材で連結された状態のシャワーヘッドとシャワーホースを外側から見た斜視図である。
図2】上記実施形態におけるシャワーヘッドとシャワーホースの接続部材の分解斜視図である。
図3図1のIII-III矢視線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の一実施形態に係るシャワーヘッド1とシャワーホース2の接続構造について、図1図3を用いて説明する。シャワーヘッド1とシャワーホース2は、接続部材3を介して連結されている。シャワーヘッド1は、浴室において使用者が手で持って使用したり、壁面等に固定された係止具に係止した状態で使用したりするものである。シャワーホース2は、可撓性のあるゴム製の管状部材である。接続部材3は、シャワーヘッド1をシャワーホース2に対し、水密状態を保ってシャワーホース2の中心軸である軸CAを中心として360°回転可能、かつ軸CAに対し所定の角度傾動可能に支持する部材である。ここで、接続部材3と軸CAが、それぞれ特許請求の範囲の「ボールジョイント」と「中心軸」に相当する。
【0014】
図1図3に示すように、シャワーヘッド1は、樹脂製の本体部11と、本体部11に取付けられた散水板12と、を有する。本体部11は、矢印で示すOUT方向に開口するカップ状のカップ部13と、カップ部13の内部に対して水を供給するパイプ状のグリップ部14と、を有する。散水板12は、カップ部13の開口を塞ぐ形で配設された円板状の部材で複数の散水口15が設けられている。グリップ部14からカップ部13の内部に供給された水は、カップ部13の内部に充満したのち、複数の散水口15のそれぞれからOUT方向に向かって吐出される。グリップ部14のカップ部13近傍に配設されているボタン部16は、グリップ部14からカップ部13への水の供給を開閉する機能を有する部材である。グリップ部14におけるカップ部13と反対側の端部には、円筒状のコネクト部17が設けられている。コネクト部17の外径面には、雄ねじ17aが形成されている。
【0015】
図1図3に示すように、シャワーホース2は、可撓性のあるゴム製の管状部材で、一端部側が、図示しない水栓に水密状態を保って連結されており、他端部側に接続部材3が水密状態を保って連結されている。これによって、シャワーホース2は、水栓から供給された湯水を接続部材3に導く働きをする。
【0016】
図1図3に示すように、接続部材3は、ボール部材31と、被覆部材32と、回動支持部材33と、第1パッキン34と、第2パッキン35と、継手部材36と、カバー部材37と、を有している。ここで、ボール部材31が、特許請求の範囲の「ボール部」に相当する。また、被覆部材32と、回動支持部材33と、第1パッキン34と、第2パッキン35と、継手部材36と、カバー部材37と、が、特許請求の範囲の「ボール被覆部」に相当する。
【0017】
ボール部材31は、樹脂製の部材で、円筒状の円筒部31aと、球状の球体部31bと、円筒部31aの一端部側開口を塞ぐとともに球体部31bと連結する連結部31cと、を有する。円筒部31aと球体部31bと連結部31cは、軸CAを共通の中心軸として形成されている。円筒部31aの内部の円柱状の内筒部31a1と、球体部31bと連結部31cの内部の円柱状の内径部31b1とは、軸CAを共通の中心軸として形成され連通している。内筒部31a1の内径は、球体部31bの外径より若干小さく設定され、内径部31b1の内径は、球体部31bの外径の1/3程度に設定されている。内筒部31a1には、コネクト部17の雄ねじ17aと螺合可能な雌ねじ31a2が形成されており、シャワーヘッド1のコネクト部17に対して螺合により取付けられている。
【0018】
図2及び図3に示すように、被覆部材32は、樹脂製の部材で、軸CAを中心軸とする円筒状の側壁部32aと、側壁部32aの一端部側を塞ぐ円板状の底壁部32bと、を有する。側壁部32aの内径は、球体部31bの外径の4/3程度に設定されており、底壁部32bと反対側の開口端部側に雌ねじ32a1が形成されている。底壁部32bには、軸CAを中心軸とする円柱状の貫通孔32b1が形成されている。貫通孔32b1の内径は、球体部31bの外径より若干大きく設定されている。
【0019】
回動支持部材33は、硬質ゴム製の部材で、軸CAを中心軸とする円柱状の部材の中央部に球体部31bと略同一の球面状の内周面を有する支持孔33aが形成されている。詳しくは、支持孔33aは、軸CA上における回動支持部材33の肉厚方向の中央点Cを中心として半径が球体部31bの半径よりわずかに大きい球面の一部を内周面としている。回動支持部材33の厚みは、球体部31bの外径の1/3程度に設定されている。球体部31bは、回動支持部材33の支持孔33aに嵌め込まれると、回動支持部材33に対して軸CAを中心とする周方向及び軸CAに対し傾動する方向に摺動可能に支持される。
【0020】
第1パッキン34は、硬質ゴム製の部材で、軸CAを中心軸とする円柱状の部材の中央部に受孔34cが形成されている。受孔34cは、軸CAを中心軸とする円柱の側面部の一部である第1内周面部34aと、第1内周面部34aにつながって球体部31bと略同一の球面状の第2内周面部34bと、を有する。第1内周面部34aの内径は、球体部31bの外径の3/4程度に設定されている。
【0021】
第2パッキン35は、ゴム製の部材で、軸CAを中心軸とする円環状をしており、軸CAを含む面で切った断面が略U字状をしている。
【0022】
継手部材36は、樹脂製の部材で、シャワーホース2の他端部側に差し込んで接続するいわゆるタケノコ継手である。継手部材36は、シャワーホース2の内径部分に差し込まれる軸CAを中心軸とする略円筒状の差込部36aと、差込部36aと中心軸を共通とする略円筒状のパッキン保持部36bと、を有している。差込部36aとパッキン保持部36bには、内径部分に軸CAを中心軸とする円柱状の通水孔36cが形成されている。通水孔36cの内径は、シャワーホース2の内径より差込部36aの径方向の板厚分だけ小さく設定されている。差込部36aの外径部分にはシャワーホース2の内径部分に挿し込まれたときに、抜けにくくするための凸部36a1が周方向に延びて複数設けられている。パッキン保持部36bは、外径部分において、軸CAの延びる方向の中央部分に第2パッキン35を挿入して保持する円環状のパッキン溝36b1が形成されている。第2パッキン35は、パッキン溝36b1の中に略U字状の断面の開口側を差込部36aと反対側方向に向けて配置される。第2パッキン35は、パッキン溝36b1の中に配置されたとき、略U字状の断面の開口側の一端部がパッキン保持部36bの外径面より径方向に若干突出している。
【0023】
カバー部材37は、樹脂製の部材で、略円筒状をしておりシャワーホース2の他端部側の外径部分に嵌め込まれて接続される。カバー部材37は、シャワーホース2の外径部分に嵌め込まれる嵌込部37aは、内径がシャワーホース2の外径より若干大きく、外径がシャワーホース2に嵌め込む方向に向かうにつれて徐々に小さくなるように形成されている。嵌込部37aの外径が大きい側には、円筒状の外径部分に雄ねじが形成された螺合部37bが、シャワーホース2に嵌め込む方向と反対方向に延びて配設されている。螺合部37bの雄ねじは、被覆部材32の雌ねじ32a1と螺合可能とされている。螺合部37bの内径は、継手部材36のパッキン保持部36bの外径よりわずかに大きく設定されている。嵌込部37aの螺合部37b側端部には、軸CA方向に向かって延びる薄肉孔の開いた円板状の挟持部37cが形成されている。挟持部37cがシャワーホース2の端部と、継手部材36におけるパッキン保持部36bの差込部36a側の面に挟まれた状態で、継手部材36がシャワーホース2の他端部側に差し込まれて接続されることにより、カバー部材37はシャワーホース2に対して取付けられる。そしてこの状態で、第2パッキン35における略U字状の断面の開口側の一端部が螺合部37bの内径部分に当接して押圧され略U字状の断面の開口が狭まるように変形する。これによって、継手部材36とカバー部材37との間の水密性が保たれるようになる。
【0024】
図2及び図3を用いて、接続部材3の組み付け手順について説明する。ボール部材31の球体部31bを被覆部材32の貫通孔32b1に側壁部32aと反対の側から通した状態で、球体部31bに回動支持部材33を取付ける。次に、シャワーホース2の他端部側の外径部分にカバー部材37を嵌め込んだ状態で、予め第2パッキン35を取付けた継手部材36をシャワーホース2の他端部側に差し込んで挟持部37cをシャワーホース2の端部との間で挟んで固定する。最後に、継手部材36のパッキン保持部36bにおける差込部36aと反対の面上に第1パッキン34を第1内周面部34aの側がパッキン保持部36bに当接する向きで載置し、第2内周面部34bにボール部材31の球体部31bを当接させた状態で、被覆部材32をカバー部材37に対して螺合により固定する。これによって、ボール部材31の球体部31bは、回動支持部材33を介して第1パッキン34の第2内周面部34bに対して押圧された状態となり、ボール部材31は継手部材36に対して水密状態を保って軸CAの周りに360°回転可能かつ中央点Cを中心として軸CAに対して30°の最大角θの範囲で傾動可能となる。なお、最大角θはカバー部材37の貫通孔32b1の周縁部とボール部材31の連結部31cとの当接によって規制される角度である。ボール部材31は、シャワーヘッド1のコネクト部17に対して螺合により取付けられる。
【0025】
以上のように構成される本実施形態は、以下のような作用効果を奏する。シャワーヘッド1とシャワーホース2は、接続部材3を介して水密状態を保って連結されている。これによって、シャワーヘッド1からの吐水時に水漏れの発生を防止して吐水方向を操作性良く変更することができる。具体的には、シャワーホース2の軸CAを中心としてシャワーヘッド1の吐水方向を360度回転させたり、軸CAの延びる方向に対してシャワーヘッド1の吐水方向を30°の最大角θの範囲で傾けたりできる。
【0026】
また、シャワーヘッド1にボール部材31の球体部31bが配設されており、シャワーホース2に球体部31bを水密状態を保って、軸CAを中心としてシャワーヘッド1の吐水方向を360度回転かつ軸CAに対して30°の最大角θの範囲で傾動可能に支持する被覆部材32と、回動支持部材33と、第1パッキン34と、継手部材36と、カバー部材37と、が配設されている。そして、継手部材36とカバー部材37との間には、環状の第2パッキン35が配設されている。これによって、シャワーヘッド1からの吐水時に万が一接続部材3の第1パッキン34から継手部材36とカバー部材37との間に水が漏れ出しても、継手部材36とカバー部材37との間には、第2パッキン35が配設されているので、接続部材3から外部への水漏れが抑制できる。
【0027】
さらに、第2パッキン35は、軸CAを含む面で切った断面が略U字状をしているので、水圧がかかったときに、U字が開く方向に変形するのでより効果的に水漏れが抑制できる。なお、第2パッキン35がU字が開く方向に変形したとき、継手部材36とカバー部材37との間の相対回転がしにくくなるが、本実施形態においては継手部材36とカバー部材37との間の相対回転は必要とされないので問題は発生しない。
【0028】
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
【0029】
1.上記実施形態においては、シャワーヘッド1にボール部材31を取付け、シャワーホース2に被覆部材32と回動支持部材33と第1パッキン34とを取付けるように構成した。しかし、これに限らず、シャワーヘッド1に被覆部材32と回動支持部材33と第1パッキン34とを取付け、シャワーホース2にボール部材31を取付けるように構成してもよい。
【0030】
2.上記実施形態においては、第2パッキン35として、軸CAを含む面で切った断面が略U字状をしたものを採用したが、これに限らず、軸CAを含む面で切った断面が円形や多角形をしたものを使用することもできる。
【0031】
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0032】
1 シャワーヘッド、2 シャワーホース、3 接続部材(ボールジョイント)、31 ボール部材(ボール部)、32 被覆部材(ボール被覆部)、33 回動支持部材(ボール被覆部)、34 第1パッキン(ボール被覆部)、35 第2パッキン(ボール被覆部)、36 継手部材(ボール被覆部)、37 カバー部材(ボール被覆部)、C 中央点、CA 軸、θ 最大角
図1
図2
図3