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特開2023-12975化粧料組成物の浸透感向上方法及び化粧料組成物
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023012975
(43)【公開日】2023-01-26
(54)【発明の名称】化粧料組成物の浸透感向上方法及び化粧料組成物
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/37 20060101AFI20230119BHJP
   A61K 8/44 20060101ALI20230119BHJP
   A61Q 19/00 20060101ALI20230119BHJP
【FI】
A61K8/37
A61K8/44
A61Q19/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021116787
(22)【出願日】2021-07-15
(71)【出願人】
【識別番号】306018365
【氏名又は名称】クラシエホームプロダクツ株式会社
(72)【発明者】
【氏名】笠井 恵美
(72)【発明者】
【氏名】塚原 知也
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 優
(72)【発明者】
【氏名】中野 克哉
【テーマコード(参考)】
4C083
【Fターム(参考)】
4C083AC102
4C083AC111
4C083AC122
4C083AC172
4C083AC302
4C083AC371
4C083AC372
4C083AC432
4C083AC442
4C083AC482
4C083AC532
4C083AC711
4C083AC712
4C083AD112
4C083AD152
4C083AD202
4C083AD332
4C083AD492
4C083AD572
4C083AD662
4C083BB04
4C083CC03
4C083CC04
4C083EE06
4C083EE07
4C083EE12
(57)【要約】      (修正有)
【課題】肌なじみが良く浸透感があり、塗布後の肌感触はうるおい感、もっちり感があり、やわらかさを有する保湿成分の浸透感を実感できる化粧料組成物を提供する。
【解決手段】下記(A)及び(B)を配合比(=(A)/(B))0.03~30で含有させることを特徴とする化粧料組成物である。
(A)トリメチルグリシン
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記(A)及び(B)を配合比(=(A)/(B))0.03~30で含有させることを特徴とする化粧料組成物の浸透感向上方法。
(A)トリメチルグリシン
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
【請求項2】
下記(A)~(D)成分を含有する化粧料組成物。
(A)トリメチルグリシン
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
(C)多価アルコール
(D)非イオン性界面活性剤
【請求項3】
下記(A)~(D)成分を含有する化粧料組成物。
(A)トリメチルグリシン 全体質量中0.1~3.0質量%
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 全体質量中0.1~3.0質量%%
(C)多価アルコール 全体質量中5.0~20.0質量%
(D)非イオン性界面活性剤 全体質量中0.1~5.0質量%

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料に関し、更に詳しくは、肌なじみがよく、さらに保湿成分の浸透感を実感できる化粧料組成物の浸透感向上法及び化粧料組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、肌なじみや浸透感の良好な化粧料が報告されている(例えば特許文献1~3)。しかし、これらの化粧料は、塗布時の肌なじみは良好なものの、保湿成分の浸透感を実感できるものではなく、具体的には塗布後の使用感(うるおい感、もっちり感、やわらかさ)に改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004-35431
【特許文献2】特開2018-165258
【特許文献3】特開2018-39789
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明の目的は、塗布時の肌なじみが良好で、さらに塗布後においても肌感触にうるおい感、もっちり感、やわらかさを有する保湿成分の浸透感を実感できる化粧料組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、鋭意検討した結果、トリメチルグリシンとシクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールを組み合わせることで、化粧料組成物の肌なじみに加え、保湿成分の浸透感を飛躍的に実感できることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本願第一の発明は、下記(A)及び(B)を配合比(=(A)/(B))0.03~30で含有させることを特徴とする化粧料組成物の浸透感向上方法である。
(A)トリメチルグリシン
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
【0007】
本願第二の発明は、下記(A)~(D)成分を含有する化粧料組成物である。
(A)トリメチルグリシン
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
(C)多価アルコール
(D)非イオン性界面活性剤
【0008】
好ましくは、(A)成分が全体質量中0.1~3.0質量%、(B)成分が全体質量中0.1~3.0質量%%、(C)成分が全体質量中5.0~20.0質量%、(D)成分が全体質量中0.1~5.0質量%である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の化粧料組成物は、塗布時の肌なじみが良好で、さらに塗布後においても肌感触にうるおい感、もっちり感、やわらかさを有する保湿成分の浸透感を実感できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の化粧料組成物について詳細に説明する。
【0011】
本明細書において、「肌なじみが良好」とは化粧料組成物を塗布したときの経皮吸収性が良好で適度なしっとり感を有しべたつきを感じないことを意味する。塗布後の「うるおい感」とは肌に水分が保持されしっとりしていることを意味し、「もっちり感」とは肌に弾力があることを意味し、「やわらかさ」とは肌がなめらかでふっくらしていることを意味する。そして、「浸透感」とは、上記で述べた、肌なじみが良好であり、塗布後の肌感触がうるおい感、もっちり感、やわらかさを有していることを意味する。
【0012】
本願発明の化粧料組成物の浸透感向上方法は、下記(A)及び(B)を配合比(=(A)/(B))0.03~30で含有する。
(A)トリメチルグリシン
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
【0013】
また、本発明の化粧料組成物は、下記の成分を含有する。
(A)トリメチルグリシン
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
(C)多価アルコール
(D)非イオン性界面活性剤
【0014】
<(A) トリメチルグリシン>
本発明で用いる(A)成分はトリメチルグリシンである。(A)成分はベタイン、グリシンベタインとも呼ばれる。pH領域では分子内にアンモニウムカチオンとカルボキシラートアニオンを有する。アミノ酸様の構造を有しており、水溶性及び吸湿性が高い白色の粉末として知られている。
【0015】
(A)は天然に多く存在し、例えば甜菜の糖蜜から製造することができる。これらの成分は市販されている化粧品原料として入手可能であり、例えばアミノコート(旭化成ファインケム株式会社製)やGENENCARE OSMS-BA(Finnfeeds Finland oy製)などが知られている。
【0016】
本発明では、(A)成分を使用することにより、肌なじみが良好で、天然保湿因子と同様の作用から肌にうるおいを与えることができる。角質細胞内部での保湿効果と、それに伴うケラチンの膨潤による角層柔軟効果、肌の弾力向上効果を発揮するため、肌のもちもちとしっとりとした使用時の実感に寄与していると考えられる。
【0017】
本発明の化粧料組成物に用いる(A)成分の含有量は本発明の効果を発揮する限りにおいて特に限定されるものではないが、化粧料組成物全体に対して0.1~3.0質量%(以後、特別な記載のない限り質量%を表す)であり、好ましくは0.5~2.0%である。0.1%以上では、肌なじみが良好で、十分なうるおい効果、肌の弾力向上効果が得られ、3.0%以下では、塗布中に(A)成分由来のヨレを生じず、また使用時のべたつきやきしみを生じない。
【0018】
<(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール>
本発明で用いる(B)成分は、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールである。(B)成分は、両親媒性のエステルで、ジカルボン酸とポリオキシエチレンモノアルキルエーテルとのジエステル体であり、本発明においては、ジカルボン酸が1,4-シクロヘキサンジカルボン酸であり、ポリオキシエチレンモノアルキルエーテルがジエチレングリコールモノエチルエーテルのものである。市販されている原料としては、例えばNeosolue-Aqulio(日本精化株式会社製)などが挙げられる。
【0019】
一般的に(B)成分は有効成分の浸透促進効果の目的で使用されるが、本発明では(A)成分と組み合わせることで、浸透促進効果に加え、肌なじみが良好で、塗布後の肌感触がうるおい、もっちり、やわらかさを感じる効果を得られることを見出している。この効果のメカニズムは不明であるが、A成分とB成分の相乗効果により保湿成分の浸透感を得られているものと思われる。
【0020】
本発明の化粧料組成物に用いる(B)成分の配合量は、本発明の効果を発揮する限りにおいて特に限定されるものではないが、化粧料組成物全体に対して0.1~3.0%であり、好ましくは0.5~2.0%である。0.1%以上では、肌に対するうるおい感と浸透感に寄与する持続性、やわらかさに優れ、3.0%以下であるとべたつき感を生じない。
【0021】
本発明の化粧料組成物の浸透感向上法では、(A)成分と(B)成分の配合比率(=(A)/(B)を0.03~30とすることが必要である。0.03以上であれば塗布時の肌なじみが良好で、さらに塗布後においても肌感触にうるおい感、もっちり感、やわらかさを有する保湿成分の浸透感を実感でき、30以下であれば使用時のべたつきやきしみを生じない。
【0022】
<(C)多価アルコール>
本発明で用いる(C)成分は、多価アルコールであり、グリセリン、ジグリセリン、ソルビトール、マルチトール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,3-プロパンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、イソプレングリコールから選ばれる1種または2種以上である。
【0023】
本発明では、(C)成分を使用することにより、持続性のあるうるおい感を得ることができる。
【0024】
本発明の化粧料組成物で使用する(C)成分の含有量は、化粧料組成物全体に対して3.0~25.0%であり、好ましくは5.0~20.0%である。3%以上では、十分な保湿効果うるおい感が得られ、25.0%以下であると、べたつき感を生じない。
【0025】
<(D)非イオン性界面活性剤>
本発明で用いる(D)成分は、非イオン性界面活性剤であり、脂肪酸モノグリセリル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型ノニオン界面活性剤、脂肪酸ポリエチレングリコール型ノニオン界面活性剤から選ばれる1種又は2種である。
【0026】
本発明では、(D)成分を使用することで、肌なじみを向上させることができる。
【0027】
本発明の化粧料組成物で使用する(D)成分の配合量は、化粧料組成物全体に対して、0.1~5%質量%であることが好ましい。0.1質量%以上であれば塗布時は使用時の肌なじみ(浸透感)が良好で、5質量%以下であると肌なじみ(べたつき感)が良好となる。
【0028】
<その他成分>
本発明の化粧料組成物は、上述した成分を必須の構成成分とするが、当該組成物には本発明の目的を損なわない範囲で、他の成分、例えば、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、油剤、高分子化合物、増粘剤、粉体(色素、樹脂、顔料)、防腐剤、香料、保湿剤、生理活性成分、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、パール化剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
【0029】
また、本発明の化粧料組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、生理活性成分を適宜配合することができる。生理活性物質とは、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質であり、例えば、老化防止剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。
【0030】
また、本発明の化粧料組成物に配合することのできる生理活性成分は、特にその種類を制限されないが、植物の根・茎・葉・花・果実・種子由来の抽出物を用いることが好ましい。植物の根・茎・葉・花・果実・種子由来の抽出物の例として、例えばアシタバエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、イタドリエキス、ウイキョウ(フェンネル)エキス、エイジツエキス、オオムギエキス、オトギリソウエキス、カキエキス、カッコンエキス、カモミラエキス、カロットエキス、カンゾウエキス、キイチゴエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、キョウニンエキス、クインスシードエキス、黒糖エキス、コメヌカエキス、コメヌカ発酵エキス、サトウカエデエキス、サトウキビエキス、シソエキス、シャクヤクエキス、スイカズラエキス、セイヨウオトギリソウエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セージエキス、ダイズエキス、タイムエキス、チャエキス、ツバキエキス、ツボクサエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、ノバラエキス、ハマメリス水、バラエキス、パリエタリアエキス、ビワエキス、ブドウエキス、ヘチマエキス、ボタンエキス、ホップエキス、ムクロジエキス、モモ葉エキス、ヤグルマギクエキス、ヨクイニンエキス、レモンエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス等が挙げられる。
【実施例0031】
以下、本発明を実施例及び比較例を例示することにより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によりなんら限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
【0032】
<肌なじみの評価試験>
(評価方法)
専門パネル5名について、本発明の化粧料組成物を前腕内側部に塗布し、指で軽く10秒間なじませたときに「経皮吸収性が感じられ適度なしっとり感を感じられるか」を評価した。試験結果は、「肌なじみがよい」と回答した人数を用いて、下記評価基準により判断した。
<評価基準>
◎:肌なじみがよいと認めたパネラーが4名あるいは5名
○:肌なじみがよいと認めたパネラーが2名あるいは3名
△:肌なじみがよいと認めたパネラーが1名
×:肌なじみがよいと認めたパネラーが0名
【0033】
<塗布後のうるおい感評価試験>
(評価方法)
専門パネル5名について、本発明の化粧料組成物を前腕内側部に塗布し、指で軽くなじませた後の「うるおい感」を評価した。試験結果は、「うるおい感がある」と回答した人数を用いて、下記評価基準により判断した。
<評価基準>
◎:うるおい感があると認めたパネラーが4名あるいは5名
○:うるおい感があると認めたパネラーが2名あるいは3名
△:うるおい感があると認めたパネラーが1名
×:うるおい感があると認めたパネラーが0名
【0034】
<塗布後のもっちり感評価試験>
(評価方法)
専門パネル5名について、本発明の化粧料組成物を前腕内側部に塗布し、指で軽くなじませた後の「もっちり感」を評価した。試験結果は、「もっちり感がある」と回答した人数を用いて、下記評価基準により判断した。
<評価基準>
◎:もっちり感があると認めたパネラーが4名あるいは5名
○:もっちり感があると認めたパネラーが2名あるいは3名
△:もっちり感があると認めたパネラーが1名
×:もっちり感があると認めたパネラーが0名
【0035】
<塗布後のやわらかさ評価試験>
(評価方法)
専門パネル5名について、本発明の化粧料組成物を前腕内側部に塗布し、指で軽くなじませた後の「やわらかさ」を評価した。試験結果は、「やわらかさがある」と回答した人数を用いて、下記評価基準により判断した。
<評価基準>
◎:やわらかさがあると認めたパネラーが4名あるいは5名
○:やわらかさがあると認めたパネラーが2名あるいは3名
△:やわらかさがあると認めたパネラーが1名
×:やわらかさがあると認めたパネラーが0名
【0036】
<実施例1~10及び比較例1~4>
表1に示す実施例1~10および比較例1~4の各処方における化粧料組成物を常法により調製し、各試験法により評価した。その結果を表1に併せて示す。
【0037】
【表1】
【0038】
表1から明らかなように、本発明の成分を用いた実施例の化粧料組成物はいずれも優れた性能を有していた。一方、必須成分のいずれかを欠いた比較例では、肌なじみの良さ、浸透感、塗布後の肌のうるおい感、もっちり感、やわらかさのいずれかの面で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
【0039】
以下、本発明の皮膚化粧料組成物のその他の処方例を挙げる。なお、下記の処方例の化粧料組成物についても、上記の肌なじみの良さ、浸透感、塗布後の肌のうるおい感、もっちり感、やわらかさについて各項目を検討したところ、いずれにおいても実施例と同様に優れた特性を有しており、良好であった。
【0040】
処方例1 化粧料
(1)グリセリン 5.0%
(2)ジプロピレングリコール 5.0%
(3)1,3-ブチレングリコール 5.0%
(4)1,3-プロパンジオール 12.0%
(5)トリメチルグリシン 0.5%
(6)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール0.5%
(7)PEG-60水添ヒマシ油 0.7%
(8)ポリソルベート20 0.3%
(9)メチルグルセス-20 0.5%
(10)クエン酸 適量
(11)クエン酸ナトリウム 適量
(12)メチルパラベン 0.5%
(13)フェノキシエタノール 0.5%
(13)ジメチルポリシロキサン 1.0%
(14)水添レシチン 0.8%
(15)フィトステロール 0.08%
(16)トコフェロール 0.1%
(17)エタノール 8.0%
(18)ヒアルロン酸ナトリウム 0.5%
(19)エデト酸二ナトリウム 0.01%
(20)精製水 残余
【0041】
(製法)(1)~(20)を常温にて均一溶解させローションを調製した。