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特開2023-130871間接費用管理装置、間接費用管理方法、および間接費用管理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023130871
(43)【公開日】2023-09-21
(54)【発明の名称】間接費用管理装置、間接費用管理方法、および間接費用管理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/06 20230101AFI20230913BHJP
   G06Q 40/12 20230101ALI20230913BHJP
【FI】
G06Q10/06
G06Q40/00 400
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022035428
(22)【出願日】2022-03-08
(71)【出願人】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】古川 晶浩
(72)【発明者】
【氏名】上野 剛光
【テーマコード(参考)】
5L049
5L055
【Fターム(参考)】
5L049AA09
5L055BB63
(57)【要約】
【課題】販管・支援部門業務者の作業内容を直接プロジェクト作業と間接プロジェクト作業とに分類し、間接プロジェクト従事に要した間接費用を、間接費配賦の配賦基準を参照して配賦することが可能な間接費用管理装置、間接費用管理方法、および間接費用管理プログラムを提供する。
【解決手段】本実施形態の間接費用管理装置は、制御部を備える間接費用管理装置であって、プロジェクトテーブルと、配賦基準マスタと、日報テーブルと、仕入テーブルと、にアクセス可能であって、前記プロジェクトテーブル、前記日報テーブルおよび前記配賦基準マスタを参照して、販管・支援部門従事者が従事した直接プロジェクトと間接プロジェクトへの従事時間を算出し、前記販管・支援業務費用を従事時間比に応じて直接費用と間接費用とに仕分けする仕分け手段と、前記配賦基準マスタを参照して、間接費用を前記直接プロジェクトに配賦する配賦手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御部を備える間接費用管理装置であって、
間接費用の配賦基準を格納する配賦基準マスタと、
製造部門従事者および販管・支援部門従事者が従事した作業内容を格納する日報テーブルと、
前記販管・支援部門従事者の業務により生じた販管・支援業務費用を格納する仕入テーブルと、
前記間接費用の配賦先のプロジェクトを設定する配賦設定テーブルと、
前記製造部門従事者のプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間を集計したPJ別集計テーブルと、
にアクセス可能であって、
前記配賦基準マスタ、前記日報テーブルおよび前記仕入テーブルを参照して、前記販管・支援部門従事者が従事した直接プロジェクトと間接プロジェクトへの従事時間を算出し、販管・支援業務費用を従事時間比に応じて直接費用と間接費用とに仕分けする仕分け手段と、
前記PJ別集計テーブルおよび前記配賦設定テーブルを参照して、前記仕分け手段により仕分けされた間接費用を、前記配賦先のプロジェクトに配賦する配賦手段と、
を備えることを特徴とする間接費用管理装置。
【請求項2】
前記製造部門従事者および前記販管・支援部門従事者が従事する作業工程を格納する作業内容マスタ、
にアクセス可能であって、
前記仕分け手段は、前記作業内容マスタ、前記配賦基準マスタ、前記日報テーブルおよび仕入テーブルを参照して、前記販管・支援部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎に従事時間を算出し、前記販管・支援業務費用を算出した従事時間比に応じてプロジェクトおよび作業工程毎に仕分けし、
前記配賦手段は、前記PJ別集計テーブルおよび前記配賦設定テーブルを参照して、前記間接プロジェクトの各作業工程に要した間接費用を、前記製造部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間比に基づき、前記プロジェクトに配賦することを特徴とする請求項1に記載の間接費用管理装置。
【請求項3】
前記製造部門従事者および前記販管・支援部門従事者が従事する作業予定を格納する作業予定テーブル、
にアクセス可能であって、
前記日報テーブルは、前記製造部門従事者および前記販管・支援部門従事者が前記作業予定テーブルを修正することにより作成されることを特徴とする請求項1または2に記載の間接費用管理装置。
【請求項4】
制御部を備える間接費用管理装置で実行される間接費用管理方法であって、
間接費用の配賦基準を格納する配賦基準マスタと、
製造部門従事者および販管・支援部門従事者が従事した作業内容を格納する日報テーブルと、
前記販管・支援部門従事者の業務により生じた販管・支援業務費用を格納する仕入テーブルと、
前記間接費用の配賦先のプロジェクトを設定する配賦設定テーブルと、
製造部門従事者のプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間を集計したPJ別集計テーブルと、
にアクセス可能であって、
前記配賦基準マスタ、前記日報テーブルおよび前記仕入テーブルを参照して、前記非正規従事者が従事した直接プロジェクトと間接プロジェクトへの従事時間を算出し、販管・支援業務費用を従事時間比に応じて直接費用と間接費用とに仕分けする仕分けステップと、
前記PJ別集計テーブルおよび前記配賦設定テーブルを参照して、前記仕分けステップで仕分けされた間接費用を、前記配賦先のプロジェクトに配賦する配賦ステップと、
を含むこと、
を特徴とする間接費用管理方法。
【請求項5】
制御部を備える間接費用管理装置で実行される間接費用管理プログラムであって、
間接費用の配賦基準を格納する配賦基準マスタと、
製造部門従事者および販管・支援部門従事者が従事した作業内容を格納する日報テーブルと、
前記販管・支援部門従事者の業務により生じた販管・支援業務費用を格納する仕入テーブルと、
前記間接費用の配賦先のプロジェクトを設定する配賦設定テーブルと、
製造部門従事者のプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間を集計したPJ別集計テーブルと、
にアクセス可能であって、
前記配賦基準マスタ、前記日報テーブルおよび前記仕入テーブルを参照して、前記販管・支援部門従事者が従事した直接プロジェクトと間接プロジェクトへの従事時間を算出し、販管・支援業務費用を従事時間比に応じて直接費用と間接費用とに仕分けする仕分けステップと、
前記PJ別集計テーブルおよび前記配賦設定テーブルを参照して、前記仕分けステップで仕分けされた間接費用を、前記配賦先のプロジェクトに配賦する配賦ステップと、
をコンピュータで実行することを特徴とする間接費用管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、間接費用管理装置、間接費用管理方法、および間接費用管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
コンサルティング業界やIT業界などの人手不足の業界では、社員等の業務活動をサポートするために、派遣社員やアルバイト等を使用している。派遣社員やアルバイト等の業務は、ドキュメント作成といった売上活動にかかわる業務(直接業務)から、社内的な事務作業(間接業務)まで多岐にわたる。派遣社員やアルバイト等の雇用が広がる一方、派遣社員やアルバイト等を含む販管・支援部門従事者の人件費を実際の営業活動と結び付けて可視化するのは難しく、手間もかかるので、派遣社員やアルバイト等の担当業務の妥当性の検討や、継続使用の判断はし難いものとなっている。派遣社員やアルバイト等の業務に関して運用管理を行う場合、事務的な効率性が問題となっていた。
【0003】
特許文献1では、活動基準原価計算法(ABC原価計算法)に基づいて、業務を細かい活動単位に分割し、各活動単位に要した作業時間や人員数などを基に、業務における人件費を活動単位ごとに配分し、間接費の配賦と製造原価の計算を行う間接費配賦計算システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010-282524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のシステムでは、活動単位に分割しにくい運転監視業務について、監視画面にて運転監視した時間と実際の担当工程設備の稼働時間とを採取することで間接費の配分を行っているが、派遣社員やアルバイト等を含む販管・支援部門従事者の業務にかかわる費用のうちの事務作業等の間接費用の配分については何ら考慮されていない。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、派遣社員やアルバイト等を含む販管・支援部門従事者の作業内容を直接プロジェクト作業と間接プロジェクト作業とに分類した日報情報として管理し、集計した間接プロジェクト従事に要した間接費用を、間接費配賦の配賦基準を参照して配賦することが可能な間接費用管理装置、間接費用管理方法、および間接費用管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る間接費用管理装置は、御部を備える間接費用管理装置であって、間接費用の配賦基準を格納する配賦基準マスタと、製造部門従事者および販管・支援部門従事者が従事した作業内容を格納する日報テーブルと、前記販管・支援部門従事者の業務により生じた販管・支援業務費用を格納する仕入テーブルと、前記間接費用の配賦先のプロジェクトを設定する配賦設定テーブルと、製造部門従事者のプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間を集計したPJ別集計テーブルと、にアクセス可能であって、前記配賦基準マスタ、前記日報テーブルおよび仕入テーブルを参照して、前記販管・支援部門従事者が従事した直接プロジェクトと間接プロジェクトへの従事時間を算出し、前記販管・支援業務費用を従事時間比に応じて直接費用と間接費用とに仕分けする仕分け手段と、前記PJ別集計テーブルおよび前記配賦設定テーブルを参照して、前記仕分け手段により仕分けされた間接費用を、前記配賦先のプロジェクトに配賦する配賦手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る間接費用管理装置は、前記製造部門従事者および前記販管・支援部門従事者が従事する作業工程を格納する作業内容マスタ、にアクセス可能であって、前記仕分け手段は、前記作業内容マスタ、前記配賦基準マスタ、前記日報テーブルおよび仕入テーブルを参照して、前記販管・支援部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎に従事時間を算出し、前記販管・支援業務費用を算出した従事時間比に応じてプロジェクトおよび作業工程毎に仕分けし、前記配賦手段は、前記PJ別集計テーブルおよび前記配賦設定テーブルを参照して、前記間接プロジェクトの各作業工程に要した間接費用を、前記製造部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間比に基づき、前記プロジェクトに配賦することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る間接費用管理装置は、前記製造部門従事者および前記販管・支援部門従事者が従事する作業予定を格納する作業予定テーブル、にアクセス可能であって、前記日報テーブルは、前記製造部門従事者および前記販管・支援部門従事者が前記作業予定テーブルを修正することにより作成されることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る間接費用管理方法は、制御部を備える間接費用管理装置で実行される間接費用管理方法であって、間接費用の配賦基準を格納する配賦基準マスタと、製造部門従事者および販管・支援部門従事者が従事した作業内容を格納する日報テーブルと、前記販管・支援部門従事者の業務により生じた販管・支援業務費用を格納する仕入テーブルと、前記間接費用の配賦先のプロジェクトを設定する配賦設定テーブルと、製造部門従事者のプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間を集計したPJ別集計テーブルと、にアクセス可能であって、前記配賦基準マスタ、前記日報テーブルおよび仕入テーブルを参照して、前記販管・支援部門従事者が従事した直接プロジェクトと間接プロジェクトへの従事時間を算出し、販管・支援業務費用を従事時間比に応じて直接費用と間接費用とに仕分けする仕分けステップと、前記PJ別集計テーブルおよび前記配賦設定テーブルを参照して、前記仕分けステップで仕分けされた間接費用を、前記配賦先のプロジェクトに配賦する配賦ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【0011】
本発明に係る間接費用管理プログラムは、制御部を備える間接費用管理装置で実行される間接費用管理プログラムであって、間接費用の配賦基準を格納する配賦基準マスタと、製造部門従事者および販管・支援部門従事者が従事した作業内容を格納する日報テーブルと、前記販管・支援部門従事者の業務により生じた販管・支援業務費用を格納する仕入テーブルと、前記間接費用の配賦先のプロジェクトを設定する配賦設定テーブルと、製造部門従事者のプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間を集計したPJ別集計テーブルと、にアクセス可能であって、前記配賦基準マスタ、前記日報テーブルおよび仕入テーブルを参照して、前記販管・支援部門従事者が従事した直接プロジェクトと間接プロジェクトへの従事時間を算出し、販管・支援業務費用を従事時間比に応じて直接費用と間接費用とに仕分けする仕分けステップと、前記PJ別集計テーブルおよび前記配賦設定テーブルを参照して、前記仕分けステップで仕分けされた間接費用を、前記配賦先のプロジェクトに配賦する配賦ステップと、をコンピュータで実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、販管・支援部門業務者の作業内容を直接プロジェクト作業と間接プロジェクト作業とに分類した日報情報として管理し、集計した間接プロジェクト従事に要した間接費用を、間接費配賦の配賦基準を参照して配賦することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本実施の形態に係る間接費用管理装置100の構成の一例を示す図である。
図2図2は、本実施の形態で説明する間接費用配賦のモデルケースを示す図である。
図3図3は、原価要素マスタ106aの一例を示す図である。
図4図4は、作業内容マスタ106bの一例を示す図である。
図5図5は、部署マスタ106cの一例を示す図である。
図6図6は、社員マスタ106dの一例を示す図である。
図7図7は、配賦基準マスタ106eの一例を示す図である。
図8図8は、プロジェクトテーブル106fの一例を示す図である。
図9図9は、作業予定テーブル106gの一例を示す図である。
図10図10は、日報テーブル106hの一例を示す図である。
図11図11は、仕入テーブル106iの一例を示す図である。
図12図12は、配賦設定テーブル106jの一例を示す図である。
図13図13は、作業内容集計テーブル106kデータの一例を示す図である。
図14図14は、PJ別集計テーブル106lの一例を示す図である。
図15図15は、配賦結果テーブル106mの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明に係る間接費用管理装置、間接費用管理方法、および間接費用管理プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0015】
[1.構成]
本実施形態に係る間接費用管理装置の構成の一例について、図1等を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る間接費用管理装置100の構成の一例を示す図である。
【0016】
間接費用管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータを基に構築したものである。なお、間接費用管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置を基に構築したものに限らず、市販のノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォンまたはタブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置を基に構築したものであってもよい。
【0017】
間接費用管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。間接費用管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0018】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、間接費用管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、間接費用管理装置100とサーバ装置200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、記憶部106に格納されるデータは、例えばサーバ装置200に格納されてもよい。
【0019】
入出力インターフェース部108には、入力装置400および出力装置500が接続されている。出力装置500には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置400には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置500をモニタ500とし、入力装置400をキーボード400またはマウス400として記載する場合がある。
【0020】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
【0021】
記憶部106は、例えば、原価要素マスタ106aと、作業内容マスタ106bと、部署マスタ106cと、社員マスタ106dと、配賦基準マスタ106eと、プロジェクトテーブル106fと、作業予定テーブル106gと、日報テーブル106hと、仕入テーブル106iと、配賦元テーブル106jと、作業内容集計テーブル106kと、PJ別集計テーブル106lと、配賦結果テーブル106m等が格納されている。
【0022】
原価要素マスタ106aには、図3に一例を示すように、原価要素コード、原価要素名、要素区分が格納されている。
【0023】
作業内容マスタ106bは、製造部門従事者および販管・支援部門従事者を含む業務従事者の作業内容の区分に関するマスタであり、図4に一例を示すように、作業内容コード、作業内容名、原価要素コードが格納されている。図4に示す、作業内容コードYT01の引合工程、YT02の設計工程、YT03の開発工程は、図3の原価要素マスタ106aにおいて原価要素コードG01の直接費に該当し、図4に示す作業内容コードYT90の事務作業は、図3の原価要素マスタ106aにおいて原価要素コードG90の販管費に該当する。
【0024】
部署マスタ106cには、図5に一例を示すように、部署名に対応する部署コードが格納されている。
【0025】
社員マスタ106dには、図6に一例を示すように、社員、すなわち、製造部門従事者および販管・支援部門従事者の社員コード、社員名、部署コード、社員属性が格納されている。
【0026】
配賦基準マスタ106eは、間接費用、すなわち事務作業に要した費用の配賦基準に関するマスタであり、図7に一例を示すように、配賦基準コードと配賦基準名が格納されている。
【0027】
プロジェクトテーブル106fは、図8に一例を示すように、現在進行しているプロジェクトに関するテーブルであり、プロジェクトNO、部署コード、部署、期間、直接・間接区分が格納されている。図8では、P001~P003が直接プロジェクトであり、KP001が間接プロジェクトである。KP001に分類される間接費用が、直接プロジェクトP001~P003に配賦される。
【0028】
作業予定テーブル106gは、業務従事者が従事する作業予定に関するテーブルであり、図9に一例を示すように、社員コード、社員名、社員属性、期間、プロジェクトNO、作業内容コード、作業工程、日時、プロジェクトおよび作業工程ごとに従事した合計(時間)が格納されている。
【0029】
日報テーブル106hは、業務従事者が従事した作業内容に関するテーブルであり、図10に一例を示すように、社員コード、社員名、社員属性、期間、プロジェクトNO、作業内容コード、作業工程、日時、合計(時間)が格納されている。日報テーブル106hは、業務従事者自身が作業予定テーブル106gを修正することにより作成される。例えば、図9の作業予定テーブル106g-1では、社員コード「SH01」、社員「田中」の4/1のプロジェクトNO「P001」の引合工程に従事する時間は「1時間」が予定されているが、従事した時間と異なる場合、図10に示すように、業務従事者自身が、実際従事した時間「0時間」に修正し、日報テーブル106h-1が格納される。
【0030】
仕入テーブル106iは、販管・支援部門従事者の業務により生じた販管・支援部門業務費用に関するテーブルであり、図11に一例を示すように、計上日、プロジェクトNO、直接・間接区分、部署コード、部署、社員コード、社員名、費目、金額が格納されている。
【0031】
配賦設定テーブル106jは、間接費用の配賦先プロジェクトに関するマスタであり、図12に一例を示すように、配賦元プロジェクトNO、配賦元部署、配賦基準コード、配賦基準名、配賦先プロジェクトNO、配賦元部署が格納されている。配賦設定テーブル106jは、配賦基準マスタ106eおよびプロジェクトテーブル106fに基づき作成される。図12の配賦設定テーブル106jでは、間接プロジェクトKP001で発生した間接費用は、配賦基準HO3「工程別作業時間比」により、システム1部の3つのプロジェクトP001~P003に配賦されるように設定されている。
【0032】
作業内容集計テーブル106kは、販管・支援部門従事者の作業工程毎の直接費用、間接費用を集計したテーブルであり、図13に一例を示すように、部署コード、部署、期間、費目、金額、作業内容コード、作業工程、基準時間、工程別対象額、直接(業務)時間、直接(業務)費用、間接(業務)時間、間接(業務)時間が格納されている。図13では、販管・支援部門従事者の雇用により発生した外注費180万が、引合工程、設計工程、開発工程、事務作業に分類され、さらに、各作業工程に分類した従事時間が直接プロジェクトに従事した時間と間接プロジェクトに従事した時間との時間比で、直接割合額と間接割合額とに分類される。引合工程、設計工程、開発工程の直接割合額は、従事した直接プロジェクトに加算され、引合工程、設計工程、開発工程、事務作業の間接割合額の合計124万が配賦基準に基づき各プロジェクトに配賦される。
【0033】
PJ別集計テーブル106lは、製造部門従事者のプロジェクト、工程別の従事時間を集計したテーブルであり、図14に一例を示すように、プロジェクトNO、各工程、すなわち引合工程、設計工程、開発工程ごとの合計の業務時間、各プロジェクトに費やした業務時間の合計時間が格納されている。
【0034】
配賦結果テーブル106mは、間接費用の各プロジェクトへの最終配賦受額に関するテーブルであり、図15に一例を示すように、部署コード、部署、期間、費目、プロジェクトNO、最終配賦受額が格納されている。
【0035】
制御部102は、間接費用管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
【0036】
制御部102は、機能概念的に、仕分け部102a、配賦部102bなどを備える。
【0037】
仕分け部102aは、販管・支援部門従事者の従事時間を直接費用と間接費用に仕分けする。配賦基準コードがHO3「工程別作業時間比」である場合、仕分け部102aは、作業内容マスタ106b、配賦基準マスタ106e、日報テーブル106h-1および仕入テーブル106iを参照して、販管・支援部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎に従事時間を算出し、販管・支援業務費用を算出した従事時間比に応じてプロジェクトおよび作業工程毎に仕分けする。仕分け部102aにより販管・支援部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間、費用の集計結果が作業内容集計テーブル106kとして格納される。
【0038】
配賦部102bは、仕分け部102aにより仕分けられた間接費用を各プロジェクトに配賦する。配賦基準コードがHO3「工程別作業時間比」である場合、PJ別集計テーブル106lを参照して、間接プロジェクトの各作業工程に要した間接費用を、製造部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間比に基づき、各プロジェクトに配賦する。間接費用を製造部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間比に基づき、各プロジェクトに精度高く配賦することで、直接業務と間接業務の的確な妥当性の判断や計画が可能となる。
【0039】
なお、配賦基準コードをHO1「直接作業時間比」とし、仕分け部102aが、配賦基準マスタ106e、日報テーブル106h-1および仕入テーブル106iを参照して、販管・支援部門従事者の従事時間を直接費用と間接費用に仕分け、PJ別集計テーブル106lおよび配賦設定テーブル106jを参照して、仕分け部102aにより仕分けられた間接費用を、製造部門従事者が従事した直接プロジェクトの従事時間比に基づき、各プロジェクトに配賦する配賦することもできる。
【0040】
[2.処理]
ここでは、間接費用管理装置100で実行される処理の具体例について、図2~15を参照して説明する。
【0041】
以下、図2に示すモデルケースにおける間接費用の配賦について説明する。
【0042】
従来、販管・支援部門従事者の業務内容の把握が難しいことにより、日報情報は管理されておらず、販管・支援部門従事者の業務従事により発生した費用(外注費)は、販管・支援部門従事者の業務内容にかかわらず、製造部門従事者の従事時間(直接作業時間比)により配賦されていた。例えば、製造部門従事者のプロジェクト毎の従事時間、図2の例では、直接PJ(1)が60時間、直接PJ(2)が30時間、直接PJ(3)が10時間であるため、60:30:10の比で外注費は各プロジェクトに配賦されていた。従来の配賦では、販管・支援部門従事者が直接PJの直接作業工程に従事した場合でも、製造部門従事者の作業時間比で配賦されるため、販管・支援部門従事者を使用しないで業務を行うプロジェクトに多く外注費が配賦され、不公平感を伴うものであった。
【0043】
本実施の形態では、作業予定テーブル106gと日報テーブル106hとを使用することにより、製造部門従事者のみならず、販管・支援部門従事者の作業内容の把握を容易とする。作業予定テーブル106gは、業務従事者の作業を管理する立場のものに作成され、作業を行った業務従事者が作業予定テーブル106gを初期表示させて、日報テーブル106hを作成する。作業予定テーブル106g通りの作業を行った場合、作業予定テーブル106gの内容がそのまま日報テーブル106hとして格納される。作業予定テーブル106gと異なる作業を行った場合、作業時間当を変更した日報テーブル106hが格納される。作業予定テーブル106gを用いて日報テーブル106hを作成するため、正確な日報情報の登録のサポートが可能となり、効率的に日報データを作成することができる。また、作業予定テーブル106gに基づき日報テーブル106hを作成するため、作業習熟が低い販管・支援部門従事者にも日報テーブル106hの作成を容易に行い得るという効果を有する。
【0044】
本実施の形態の間接費用管理装置100では、月末日等の計上日に、販管・支援部門業務者の日報テーブル106hに基づき、外注費の合計が集計されて仕入テーブル106iが作成される。
【0045】
仕入テーブル106iが作成された後、仕分け部102aは、作業内容マスタ106b、配賦基準マスタ106e、日報テーブル106h-1および仕入テーブル106iを参照して、販管・支援部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎に従事時間を算出し、販管・支援業務費用を算出した従事時間比に応じてプロジェクトおよび作業工程毎に仕分けする。図13の作業内容集計テーブル106kは、配賦基準コードHO3「工程別作業時間比」により、販管・支援部門従事者の販管・支援業務費用(外注費)をプロジェクトおよび作業工程毎に仕分けしたものである。引合工程に40時間(40万)、設計工程に40時間(40万)、開発工程に40時間(40万)、事務作業に60時間(60万)従事し、引合工程、設計工程及び開発工程ではさらに従事時間を、直接プロジェクトに従事した直接時間と、間接プロジェクトに従事した従事時間に仕分けをしている。
【0046】
配賦部102bは、販管・支援部門従事者の間接業務に従事した時間(費用)を各直接プロジェクトに配賦する。販管・支援部門従事者の間接業務に従事した時間(費用)は、引合工程の間接時間の20時間(20万)、設計工程の間接時間の20時間(20万)、開発工程の間接時間の24時間(24万)、事務作業の60時間(60万)である。引合工程、設計工程、開発工程の各直接時間は、従事した各直接プロジェクトに配賦される。図2に示すように、引合工程の直接時間20時間(20万)は直接プロジェクト(1)に、設計工程の直接時間20時間(20万)は直接プロジェクト(2)に、開発工程の直接時間16時間(16万)は直接プロジェクト(3)に配賦される。
【0047】
配賦部102bは、配賦基準コードがHO3「工程別作業時間比」である場合、PJ別集計テーブル106lを参照して、間接プロジェクトの各作業工程に要した間接費用を、製造部門従事者が従事したプロジェクトおよび作業工程毎の従事時間比に基づき、各プロジェクトに配賦する。例えば、引合工程の間接時間20万は、PJ別集計テーブル106lの引合工程で製造部門従事者が従事した時間比、図14ではプロジェクトP001のみに従事するため、直接プロジェクト(1)(P001)に100%配賦される。また、設計工程の間接時間20万は、PJ別集計テーブル106lの設計工程で製造部門従事者が従事した時間比、図14では直接プロジェクト(1)(P001)に10時間、直接プロジェクト(2)(P002)に10時間従事するため、直接プロジェクト(1)と直接プロジェクト(2)で10:10の割合で配賦される。開発工程の間接時間24万は、PJ別集計テーブル106lの開発工程で製造部門従事者が従事した時間比、図14では直接プロジェクト(1)(P001)に30時間、直接プロジェクト(2)(P002)に20時間、直接プロジェクト(3)(P003)に10時間従事するため、直接プロジェクト(1)、直接プロジェクト(2)、直接プロジェクト(3)に30:20:10の比で配賦される。また、事務作業の間接時間60万は、PJ別集計テーブル106lの製造部門従事者が各プロジェクトに従事した合計時間比、図14では直接プロジェクト(1)(P001)に60時間、直接プロジェクト(2)(P002)に30時間、直接プロジェクト(3)(P003)に10時間従事するため、直接プロジェクト(1)、直接プロジェクト(2)、直接プロジェクト(3)に60:30:10の比で配賦される。
【0048】
なお、配賦基準コードをHO1「直接作業時間比」とする場合、図2に示す販管・支援部門従事者の間接時間124時間を、製造部門従事者が従事した時間比、直接プロジェクト(1)(P001)に60時間、直接プロジェクト(2)(P002)に30時間、直接プロジェクト(3)(P003)に10時間従事するため、直接プロジェクト(1)、直接プロジェクト(2)、直接プロジェクト(3)に60:30:10の比で配賦される。
【0049】
以上、本実施の形態によれば、販管・支援部門従事者の従事時間を作業予定テーブルおよび日報テーブルにより、簡易に把握でき、集計した間接プロジェクトに従事した間接費用を、間接費配賦の配賦基準コードを適宜選択して精度高く各プロジェクトに配賦することができ、各プロジェクトの利益率等の把握が容易となる。
【0050】
[3.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
【0051】
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
【0052】
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
【0053】
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0054】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0055】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0056】
また、間接費用管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0057】
例えば、間接費用管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて間接費用管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0058】
また、このコンピュータプログラムは、間接費用管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0059】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0060】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0061】
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0062】
また、間接費用管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、間接費用管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0063】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0064】
本発明は、特に、コンサルティング業界やIT業界など派遣社員やアルバイト等を多く雇用する企業において有用である。
【符号の説明】
【0065】
100 間接費用管理装置
102 制御部
102a 仕分け部
102b 配賦部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 原価要素マスタ
106b 作業内容マスタ
106c 部署マスタ
106d 社員マスタ
106e 配賦基準マスタ
106f プロジェクトテーブル
106g 作業予定テーブル
106h 日報テーブル
106i 仕入テーブル
106j 配賦元テーブル
106k 作業内容集計テ^ブル
106l PJ別集計テーブル
106m 配賦結果テーブル
108 入出力インターフェース部
200 サーバ
300 ネットワーク
400 入力装置
500 出力装置
図1
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